湾岸ミッドナイト
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| 湾岸ミッドナイト | |
|---|---|
| ジャンル | カーバトル |
| 漫画: 湾岸ミッドナイト | |
| 作者 | 楠みちはる |
| 出版社 | 小学館⇒講談社 |
| 掲載誌 | ビッグコミックスピリッツ⇒週刊ヤングマガジン |
| 発表期間 | 1992年※連載途中で出版社変更 - 2008年 |
| 巻数 | 42巻 |
| 漫画: 湾岸ミッドナイト C1ランナー | |
| 作者 | 楠みちはる |
| 出版社 | 講談社 |
| 掲載誌 | 週刊ヤングマガジン |
| 発表期間 | 2008年 - 連載中 |
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湾岸ミッドナイト(わんがんミッドナイト)は、楠みちはる作の漫画。講談社『週刊ヤングマガジン』誌上で連載中。最初期の連載数回は、ビッグコミックスピリッツ(小学館)で掲載されていたが、大人の事情により、ヤングマガジンに転載された。当時、作者が同誌に連載していた「シャコタン☆ブギ」と交互連載と言う独自の連載を行っていた。話数の単位は「SERIES-」(シリーズ)。
目次 |
[編集] 概要
主人公・朝倉アキオが運転する「悪魔のZ」こと初代フェアレディZと、それを取り巻く人間模様、そして主に首都高において公道バトルを繰り返す自分たちが狂っていると自覚しながらも「悪魔のZ」に挑戦し消えていく数多くの挑戦者達の様子を描いている。 なお、時代背景はリアルタイムと同様に十数年に渡っているが、主要登場人物の年齢・加齢は殆どそれと無関係なままである。
2008年9月頃にいったん連載を終了し、10月から「湾岸ミッドナイト C1ランナー」(わんがんミッドナイト シーワンランナー)として新シリーズの連載を開始した。
[編集] 登場人物
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 乗り手
- 朝倉 アキオ(あさくら あきお)
- 声:小栗旬
- 搭乗車種:フェアレディZ S30Z
- ナンバー:横浜33 て 53-681(原作版では 横浜33 て 53-68)
- 本編の主人公。原作初期は赤いZ31型フェアレディZに乗っていたが、解体所で眠る「悪魔のZ」に偶然遭遇してからはその虜となり、生活のすべてを悪魔のZに注ぎ込むようになる。それ故、高校3年時に留年している(成績自体は悪くないが、アルバイトで出席日数が不足したため)。いわゆるイケメンで非常にモテるが、本人は自覚せず全く意に介していない。アキオにとって大事なのは「悪魔のZ」とそれに関わる人たちだけである。作り手である北見や高木達の夢と情熱の代行人。元々はごく普通の家庭の一人息子で、家でジョンという犬を飼っていた。後に両親は離婚。父親の再婚を機に中学3年の頃からずっと一人暮らしをしており、普段は深夜までディスコのウェイターのアルバイトをしている。
- 島 達也 (しま たつや)
- 声:三木眞一郎
- 搭乗車種:ポルシェ911ターボ 964
- ナンバー:品川33 う 22-039(初期PV映像では「品川34 ほ 22-469」)
- 悪魔のZの前オーナー、朝倉晶夫(後述)の友人であり、走り屋仲間であった。漆黒のポルシェ911ターボ(930→後に964)を駆り「湾岸の黒い怪鳥・ブラックバード」と呼ばれる。当初は前オーナーとの因縁から悪魔のZに関わっていたが、そのうちにアキオ本人と悪魔のZそのものに惹かれるようになる。腕の立つ外科医として病院内での評価も高いようだ。免許を取ってからずっとポルシェ911に乗り続けている、生粋のポルシェ911オーナーである。ある日、ふとしたことから事故を起こし、それをきっかけにポルシェのボディを切り刻みパイプフレーム+カーボン外装の超軽量化仕様に改造。残り1年でナンバーを切る(廃車)覚悟と引き換えに、他を圧倒する恐るべき速さを手に入れた。
- 秋川 零奈 (あきかわ れいな)
- 声:すほうれいこ
- 搭乗車種:スカイラインGT-R BNR32
- ナンバー:品川34 よ 71-023
- 売れっ子モデル。通称「レイナ」。モデルとしてトントン拍子に有名になってしまったが、自分との意識とのずれに対する不満を走りにぶつけているときに悪魔のZに出会い、アキオを追いかけていくことになる。愛車はスカイラインGT-R(BNR32)。女性ながら、GT-Rの運転に関して誰より優れた才能を有する「本物のR乗り」。アキオにも同じ領域の人間として認められており、「お前には自分とZの走りを最後まで見ていて欲しい」とまで言われている。無駄な力を入れない、車の動きに任せた柔らかな操縦を得意とする。そのため北見から「アキオがいなければZの乗り手に一番ふさわしいのはレイナ」とまで言われるようになる。アキオに好意を寄せているが、言い出せずにいる。有名人でありながら素の顔で行動することが多いが、本人曰く地味なため、似ているとは言われてもモデルのレイナ本人であると気づかれることは少ない。現在は海外でモデル活動中。
(以下は作品での登場順)
- イシダ ヨシアキ
- 声:諏訪部順一
- 搭乗車種:フェラーリ・テスタロッサ
- ナンバー:品川33 た 41-215
- 有名カメラマン。愛車はケーニッヒのマフラーを装着し、サイドフィンを取り外しリアウイングを装着したフェラーリ・テスタロッサ(通称テスタ)。のちにエアロミラー、リアウイングレス仕様となる。悪魔のZに魅せられて、癌に侵されたその身を推してまでもバトルを望んだ。癌を克服し仕事に復帰、病後の身体は首都高の走りに耐えられぬものであると診断(アニメ版では、初期のガンと診断されている)され、走りの世界からは遠ざかったもののその後も北見の手によりワイドトルクバンド仕様となったテスタロッサを愛車とし、前以上に女たらしといわれている。得意技は六本木通りの二重駐車。
- 搭乗車種が車種なだけにゲームでは別の車に乗ったり、登場していなかったりしている。
- 平本 洸一(ひらもと こういち)
- 声:浪川大輔
- 搭乗車種:スカイラインGT-R BNR32
- 輸入車ディーラー「グリーンオート」メカニック。一時はスピードの世界から遠ざかったが、悪魔のZに出会い、そのくすぶっていたスピードに対する想いが再燃する。妊娠中の妻、恵が居ることで抑えていたが、北見に心の中を見透かされ、恵を宮崎においてスカイラインGT-R(BNR32)に乗って悪魔のZを追うが、恵とまだ見ぬ子供を想いアクセルを踏み切れず、この世界から降りる決断をする。結果的に悪魔のZを越えることはできなかったがその想いは完全燃焼したその後、妻の恵と子供に再会するため宮崎へ旅立つ。
- マサキ
- 声:川島得愛(ゲーム)
- 搭乗車種:RX-7 FD3S
- 外車のブローカー。35歳。フルネームでの本名は不明。20代の頃はジゴロな生活を送りつつ、「スピードファクトリー RGO」に所属しFC3S(マツダ・サバンナRX-7)で谷田部最高速を競っていた。谷田部で事故を起こして以来スピードの世界からは遠ざかっていたが、湾岸線で悪魔のZに遭遇。「本物のチューンド」を求めてカムバック。RGO 大田の組んだFD3S(マツダ・アンフィニRX-7)でZとブラックバードとの三つ巴のC1内回りバトルに挑む。アニメ未登場。
- 相沢 圭一郎(あいざわ けいいちろう)
- 声:鈴村健一 幼少時は佐々木日菜子
- 搭乗車種:スープラRZ JZA80
- 大学生。愛称はケイ。「幻の最高速ランナー」相沢洸一の息子。最高速に生き、そして死んでいった父の後姿を追い、自らも首都高を走り始める。愛車は自らの手でT78タービンを装備し、スクランブルブーストで最大700馬力を発揮するスープラRZ(JZA80)。後に父の遺志を継ぎ集まったかつての仲間である山本、大田、高木、富永らの「本物の」チューニングによって戦闘力を上げてゆく。チューニング費用は父親と同じく、ホストで稼いでいる。山本と大田がエンジンをチューンした最大800馬力を発揮するモンスタースープラを駆り、Zとブラックバードに挑む。
- 黒木 隆之 (くろき たかゆき)
- 声:高瀬右光
- 搭乗車種:スカイラインGT-R BCNR33
- スカイラインGT-Rにこだわる「スピードファクトリーFLATレーシング」の代表。効率ばかりを優先した仕事に嫌気がさし、現在は一人で得意客だけを見ている。彼もまたZの魔力に惹かれ、10年のノウハウをすべてつぎ込んだBCNR33型GT-Rで挑む。その戦闘力はブラックバードをも凌駕するほど。気鋭のチューナー集団「R200CLUB」に所属していたが、仲間の安彦の夜逃げをきっかけとしてリーダー・元木と決別、脱退した。
- 神谷 英次(かみや えいじ)
- 声:宮本充
- 搭乗車種:ランサーエボリューションV CP9A
- 出て行った父親の後を継ぎ、継母とその連れ子のマキの面倒を見ながら借金だらけの青果店を立て直した。愛車は自身でチューニングしたランサーエボリューションV(CP9A)。大阪の環状エリアを制していたが、遠征してきたブラックバードを見て、抑えていた東京への想いを募らせる。その後、シゲと父親の後押しで気持ちにけじめをつけるため3か月限定で東京へ。そこでRGOに出入りするようになり、リカコと共にランエボをチューニング。450馬力でも300km/hを出せるマシンへと仕上げ、Zとブラックバードに挑んだ。
- 城島 洸一 (きじま こういち)
- 声:堀川仁
- 搭乗車種:RX-7 FC3S
- 自動車評論家。かつてはチューニングショップ「ゼロ」に所属していた。「ビッグマウスの一発屋」と呼ばれた過去を否定するような態度を取っていたが、仕事で知り合ったレイナからアキオとZを紹介され、走りへの想いが蘇る。ロータリーより速いエンジンが他にもあることを認めつつも自分にとって特別な存在であるFC3S(サバンナRX-7)にこだわり、かつて「ゼロ」で仕上げたその個体を捜し求め、ついには所有していた「伝説のプライベーター」林から譲り受ける。また一時的とはいえ、FCの名義を変更してアキオに所有させ、あらゆる知識を与えた。限られた期間で林と富永の手により最高の状態に仕上がったFCでZとブラックバードを狙う。
- 友也(ともや)
- 搭乗車種:インテグラタイプR DC2
- 専門学校生。DC2型インテグラタイプRを駆り、C1外回りでGT-Rを追い掛け回す「GT‐R殺しのインテR」と呼ばれていたが、ACE 後藤が駆るBNR34型GT-Rに敗れる。後藤にセンスを見込まれACE入りし、後藤が作り上げた「走る宝石」ことデモカーのGT-Rを駆るようになるが、ブラックバードとのバトルの際、そのGT-Rをクラッシュさせてしまう。その後、後藤やアキオの協力を得てBNR32型GT-Rの新たなデモカーを製作する。柔軟で素直な性格。走りの際、自分やその周囲を鳥瞰(俯瞰よりもさらに高い、文字通り鳥の視点)で見る感覚で動くことのできる稀有な才能を持つ。
- 森下 マコト(もりした まこと)
- 搭乗車種:フェアレディZ Z32
- 彼氏の機嫌をとるために、「カネ掛けまくりの走り屋仕様」のGC8型インプレッサに乗っていたが、レイナや悪魔のZとの出会いをきっかけに彼氏と決別、インプレッサも売却する。その後、「山下ファクトリー」の山下とともに、Z32型フェアレディZを作り上げ、悪魔のZに挑戦する。 アキオをして、的確なトラクションの与え方は「本物」と言わしめた。
- 岸田 ユウジ(きしだ ゆうじ)
- 搭乗車種:S2000 AP2 (ゲーム版「MAXI 3 DX)では、ロードスター (3代目))
- アシスタントカメラマン。年歳は離れているが「YM SPEED」山本の異母兄弟である。戦闘機マニアで特に第二次世界大戦時の戦闘機を好む。特別車に興味はなかったが、父親の訃報で訪ねた際、山本に誘われ「地上のメッサーシュミット」ことブラックバードのポルシェ911ターボを追いかけるため、「地上のゼロ」を共に作るべくS2000(AP2)で走り始める。
- 荻島 信二 (おぎしま しんじ)
- 搭乗車種:RX-7 FD3S
- かつて「FDマスター」と呼ばれ、自動車雑誌「GTカーズ」の編集者兼ライターを務めていたが、同誌の廃刊に伴い営業マンに転職していた。その後営業を辞めRGO入りし、400馬力仕様のRX-7 FD3SでZとブラックバードを追う。「GTカーズ」復活に伴い編集長に就任する予定。現在連載中の『湾岸ミッドナイト C1ランナー』ではレギュラーキャラに昇格。
[編集] チューナー
- 北見 淳(きたみ じゅん)
- 声:三宅健太
- 悪魔のZを作り上げたチューナー。かつては一線で活躍していたが、彼の造る車が速過ぎるため、誰も乗りこなせず、乗った人間が次々と事故死したことから「地獄のチューナー」の異名が付いた。そのためチューナーとしての商売は成り立たず、工場も潰し家族も逃げてしまった。現在は自称“自転車操業の自転車屋、キタミサイクル”を営業している。自分が認めた人間(アキオ・ブラックバードなど)にだけチューニングを施している。現在は「もうL型は一切(チューニングを)しない」と明言しZのチューンについては他人に任せ、ブラックバードのポルシェ専属のチューナーとなっている(だが時折は、Zや他の車に少しばかり手を入れることもある)。しかしそれは決してZを見放したわけではなくむしろ逆で、「より強い者と戦うことにより生きてくる」というZを終わらせないためである。
- 高木 優一(たかぎ ゆういち)
- 声:石原凡(ゲーム)/立木文彦(アニメ)
- 板金修理工場「ボディショップSUNDAY」社長。のちに「タカギボディワークス」に名称変更。また、相沢洸一のセリカXXのボディーワークをしたときの工場の名前は「タカギ板金」だった。中学卒業後にすぐ板金業界に入り、不器用で要領の悪い仕事振りから「グズいち」とあだ名をつけられていたが、北見にボディー製作を依頼されたことで才能が開花し数々のレーシングボディーを製作。そして悪魔のZのボディーを作り上げた。天才的なボディーワークの技術を持っており、彼が手を入れたボディーは他とは全く違った仕上がりを見せる。ガッちゃん曰く、どんなバカやニブいヤツでもわかるらしい。車が好きで好きでたまらない性格をしており、精魂込めて直した車を粗末に扱うオーナーに絶望し、一時は自分では車を扱わないようにしていた。どんなに丁寧に車を走らせても、走らせることによって確実に車にダメージを与えてしまうことに対する感傷的な感情からか、運転免許を一度も取得していない。しかしアキオの情熱に負け、イシダとのバトルで燃えてしまった悪魔のZを蘇らせた。その後はブラックバードなどにも力を貸している。好きな飲み物はウーロン茶。モデルは実在の外車整備会社「クライスジーク(旧マルカツ)」の井上勝己。
- 山本 和彦(やまもと かずひこ)
- 声:志村知幸
- 「YM(ヤマモト)SPEED」代表。当初は「山本自動車」として登場しチューニングカーに対し否定的な考えを持ち、レイナのGT-R以外チューンを受け付けていなかったが、ケイのスープラを仕上げたのち本格的にチューニングを再開し、昔の「YM(ヤマモト)SPEED」に看板を戻す(ただし以前同様に整備関係も受け持っている)。温厚そうな外見から「地獄のチューナー」と呼ばれる北見に対し一見水と油のように思われがちであるが、機械をトコトン追い込んでゆく妥協が無い姿勢は共通しており、大田曰く「ちょっとやばい」チューナー。一般道でも容赦無くアクセルを踏み込むことからもその片鱗を窺い知ることができる。実在のチューナー「RSヤマモト」の山本豊史がモデルとなったとされている。チューナーになる以前は某メーカーにて開発をしていたらしい。
- 大田 和夫(おおた かずお)
- 声:勝沼紀義
- チューニング業界の2大ビッグの一角「スピードファクトリー RGO」の代表。元・暴走族でマサキとは古くからの知り合い(マサキが中学生の頃に暴走族チーム「スペクター」で出会った、とのこと。当時はカリカリにチューンされた真っ赤なRX-3に乗っていた)。ショップの規模は大きくなったものの、「何も判っていない客」や「ダサい客」を相手にするうちに車への情熱が失われてしまい、現場は山中にまかせきりにするようになっていたが、マサキに依頼され久しぶりに組んだFD3Sのエンジンチューンでは若いメカニックを唸らせた。ちなみに、「RGO」とは「Racing Gang Ota」の略称である。ケイのスープラを仕上げた以降、「昔のように」チューニングを行うようになり、若手チューナーに危機感を覚えさせたりもした。通称「太田マジック」という、エンジンが終わりかけになればなるほどパワーを出すようになるチューニング(無論意図的ではない)を行う。
- 山中(やまなか)
- 声:三戸耕三
- 「スピードファクトリー RGO」のチーフメカニック兼現場責任者で通称ヤマ。理論派で大田曰く、サーキットの走行会ではラインをきっちりなぞって速い。マサキ編で大田がチューンしたFD3Sに同乗し、刺激を受ける。自ら打倒ZのためGT-R BCNR33を800馬力にまでチューニングするが、ブラックバードとのバトルに挑み、大破させてしまう。普段はクールで気の強い面ばかり見せているが、事故後様子を見に来たブラックバードの前では虚勢を張るも、入れ替わり車を引き取りにきた大田に対し、失ってしまった車への思いから思わず涙を見せた。また、敗れたときにブラックバードに対して「車が負けたんじゃない。乗り手の自分が未熟だっただけだ」と言い放つあたり、自尊心よりも誇りを重んずるタイプと思われる。マサキがまだRGOにいた頃に「この店で働きたい」と半ば押しかけで働き始めているのでRGO内では一番の古株と思われる。
- 富永 公 (とみなが あきら)
- 声:千葉進歩
- 「トミナガスピード」代表。ECUセッティングのスペシャリスト。エンジンを組ませても一流だが、「超一流ではない上に凝り性」なのでエンジンチューニングから手を引いた。通称「ジェッティングの富永」。まだ燃料コントロールがコンピュータ制御ではなくキャブレターだったころからその世界では有名な人物で、悪魔のZやブラックバードだけでなく、ほかの多くの車両のセッティングも手がけている。かつては城嶋の所属していたショップ「ゼロ」や、山下のZ32のECUも手がけていたようだ。またそういったデジタルな面だけではなく、哲学者然とした人間的な部分も多く見受けることができる。車のパワーよりもそれを操縦する人間の容量(キャパシティ)次第で速さが決まる走り屋の世界では、いなくてはならない重要人物のひとりである。初登場はモンスターマシーン(ケイ)編であり、その時に登場した相沢洸一の昔の仲間の中で山本・太田・ガッちゃん以外でその後唯一レギュラーメンバーに昇格。
- 佐々木 元 (ささき げん)
- 声:高橋研二
- 「SS(スピードショップ)マッハ」のオーナー。「ガッちゃん」の愛称で親しまれている。お調子者で涙もろい。妻と子供二人(どちらも女の子)がいる。中学の卒業式さえこないでくれといわれたワルガキで、運転技術(過去に軽く10台は全損させている)やエンジンのチューニングセンスこそなかったが、独学で勉強したエアロパーツのデザインは、今では大手エアロメーカーにも模倣されるほど認められるまでになった。愛車はパープル(PS2、PS3版ではブルー)に全塗装されたセルシオ UCF10(かなり大きな修復歴アリと高木に見かれる)。
- 稲田 (いなだ)
- 声:西前忠久
- マフラー作りの名人。愛称は「シゲさん」。大阪で「稲田製作所」を営んでいる(最近は専ら「近所の単車コゾー」の直管マフラーを作っている)。20年前の青山ゼロヨン全盛期に上京し、性能はそれほどでもないがハイトーンのエキゾーストで乗り手に高揚感を与えるマフラーをつくることで有名になる。そのまま東京に住み着くが、地上げにあい、自堕落な生活を送った結果「あの音」を作り出すことができなくなってしまった。失意のうち大阪へ戻った後、10年の歳月を経て再び「あの音」を取り戻す。エイジのランエボや、ブラックバードの911ターボのマフラーを製作する。
- 大田 リカコ(おおた りかこ)
- 声:田中理恵
- 「スピードファクトリー RGO」代表 大田和夫の娘。大学生。バイト先のファミレスで偶然大阪より上京したエイジと知り合う。子供のころから機械いじりが大好きで、中学生のころガレージにあるエンジンをばらしては大田に怒られていたらしい。エイジのランエボのエンジンを組み直し、ナビシートに乗り込み悪魔のZに挑んだ。その後、ZのL28改ツインターボのオーバーホールを行った。アキオ、北見以外で唯一Zの心臓部に手を入れた人物。Zのメンテナンスをする場合は「リカコスピードファクトリー」を自称している。チューニングのセンスは父譲りで山中にも「自分も何基も組み上げたが、自分ではどう頑張っても手に入れられないセンスを持っている」と太鼓判を押されている。また同じく山中に次期RGO代表にふさわしいと言われているが断っている。
- 林(はやし)
- 声:石井康嗣
- 御殿場でガソリンスタンドを営む傍ら、プライベートでチューニングを行う、人呼んで「伝説のプライベーター」。特にロータリーエンジン車を得意としており、自嘲しながらも思い入れは深いものがある。仕上げた車はプライベートながらかなりのレベルであり、さまざまなステージで北見チューンのL型エンジン車と競い合っていた。城島の情熱に打たれ、悪魔のZ用に対抗するためFC3S(サバンナRX-7)を製作する。
- 後藤 元(ごとう げん)
- 「ガレージACE」代表。GT-Rに心酔しており、C1外回りで「GT-R殺し」と呼ばれていた友也のインテグラタイプRを自らデモカーのBNR34型GT-Rで撃墜する。その後転がり込んできた友也の走りの資質に興味を持ち、それ以降弟のようにかわいがる。友也が全損させてしまったGT-Rの保険金を破綻気味だったショップ再建の資金としたため、新たなデモカー作りをアキオと友也に託した。「金属加工なら何でもできる」ほど手先が器用。城島編にも端役で登場している。
- 山下(やました)
- マコトのZ32型フェアレディZを組み上げた「山下ファクトリー」代表。人情に厚い性格で、インプレッサの売却に悩んでいたマコトを見かねて声を掛ける。若い頃からZ32チューンで名前を売っていたが、その苦労して作り上げたVG型エンジンを「幻のF1タービン」を組み挑んだ谷田部の最高速トライアルにてブローさせてしまった苦い経験を持つ。周りがZ32から離れる中、それ以降も頑くななこだわりを持ち続けており、チューニング(というよりZ32)に対して独自のポリシーがある。自称(そして富永曰く)、「Z32だけしか速くできなかったオトコ」。チューニングからの引退を決意し、自分のノウハウをすべてつぎ込んだZ32をマコトに託した。
[編集] その他
- 朝倉 えりこ (あさくら えりこ)
- 声:能登麻美子
- 悪魔のZの前オーナーの妹。再び走り出したZとアキオを見て、亡き兄の姿を重ねてしまう。島と一緒のところをよく目撃されるが、恋仲であったかは不明。兄の不幸を断ち切るため、Zを海に沈めようとするが島に阻まれる。Z炎上の後、すべてを忘れるため海外(アニメ版ではイギリス)へ留学する。
- 朝倉 晶夫 (あさくら あきお)
- 声:関智一
- 故人。悪魔のZの前オーナーで、如何なる偶然かアキオと同姓同名。エリコとは兄妹だったが、血の繋がりはなかったらしい。島とは友人同士であり、走り屋仲間でもあった。悪魔のZを手に入れてからはその魅力に取り付かれ、周囲を引き込むような過激な走りをするようになって首都高速湾岸線で事故を起こし、19歳の若さでこの世を去ってしまった。
- 高橋 功太(たかはし こうた・通称コウちゃん)
- 声:勝杏里
- 搭乗車種:FC3S・RX-7
- 自動車整備工場「高橋自動車」のオーナー。アキオから見れば、面倒見のいい兄貴分である。2巻以降からはゲーム版を除き一度も登場しない。愛車はサバンナRX-7(FC3S前期型)。
- マー
- 声:古島清孝
- 功太の弟でアキオの友人。高校を卒業後は出番無し。
- 嶋田 るみ(しまだ るみ)
- 声:小林沙苗
- アキオの高校の担任教師。悪魔のZに入れ込むアキオを優しく見守る。京都生まれで、興奮すると思わず京都弁が出てしまう。アキオ曰く美人。しかし彼氏はいない。アキオが学校に通っている描写があった序盤以降、登場しない。
- 原田(はらだ)
- 声:代永翼
- 搭乗車種:Z31型フェアレディZ
- 平本の職場の同僚メカニック。愛車は銀色のZ31型フェアレディZ(VG30DET)。愛車にすべてをつぎ込むため、給料の良い運送屋へ転職。その後、湾岸では名前の知れた存在となるが、「とびっきりの速さ」を求め、バランスを考えないチューニングのため、ブラックバードとの湾岸最高速バトルの際ブローさせてしまう。所属するチーム「EXCITING」のリーダーの金儲け主義への反発、平本のチューンの方向性、そして父親の言葉に「チューニングとは何か?」を悟っていく。平本の退職後、間を埋め「グリーンオート」に再就職した。
- 平本恵(ひらもとめぐみ)
- 声:川上とも子
- 平本の妻。平本とともに車を持たない生活をして、400万円以上の金を貯めた。しかし平本は悪魔のZを追うためにその貯金を切り崩してGT-Rを強引に購入してしまう。それに耐えられなかった恵は「私は弱虫だからこれ以上ついていけない」と平本に涙ながらに言い残して故郷の宮崎に帰省し、第一子となる3250gの男の子を出産する。なお、一度流産しており、これが平本が一度車から足を洗うきっかけにもなった。
- その後悪魔のZとのバトルを終えて完全燃焼した平本と再会を果たす。
- グリーンオート社長(本名は不明だが、平本編においては重要人物)
- 声:古澤徹
- 「グリーンオート」二代目社長。最初の車はサバンナロータリー(ウェーバーダウンドラ+直管)2T-Gメカチューンのセリカ(話の流れから北見チューンと思われる)にいきなり追い抜かれ、敗北を喫して以来北見の得意客となった。北見チューンのポルシェターボで3か月意識不明になる程の大事故を起こし(このポルシェターボは高木の手により修復される)車を運転しなくなる。平本が「グリーンオート」をやめる際に、宮崎で整備工場を立ち上げる平本のためにBNR32型GT-Rを500万で買い取る。
- 沢松(さわまつ・通称マツ)
- 声:岸祐二
- 平本の以前の走り屋仲間。母と共に鉄工所を営んでいる。平本が一度湾岸から去って同じく一線を引いたと思われるが、再び現れた平本と共にGT-Rを作り上げる。エキゾースト関係を担当。
- マーミ
- 声:木川絵理子(ゲーム)
- マサキのパートナー。少々きつ目だが容姿端麗のコンパニオンモデル。売れっ子モデルであるレイナとは仕事上の接点はないが、プライベートでは高校の2個上にあたる先輩。実家もレイナの実家の近所。(小さい頃のアキオとご近所と思われる)。エピローグでマサキにFD3Sを買い与え、仕事も辞め、マサキの妻として共に生きてゆく決意をする。
- 相沢 洸一(あいざわ こういち)
- 搭乗車種:セリカXX 2800GT
- 声:川島得愛
- 故人。ケイの父親で、かつて「幻の最高速ランナー」と呼ばれた走り屋。北見他チューナー達にとって思い入れの深い人物。当時ノウハウも何もなかった「公道300km/h」を本気で手にしようとしていた。愛車は特徴的な銀色のセリカXXスープラ。15年前のある日、北見と別れた直後、一般道で飛び出してきた酔っ払いを避けて事故を起こし、急逝した。彼の死がケイを走りに駆り立てた一因となった。なお、彼の妻(ケイの母親)は「いつか彼が消える(死ぬ)」というのを何となく予想していた。
- 竜也(たつや)
- 声:小野大輔(ゲーム)
- ケイが勤めていたホストクラブのNo.1で同僚。同時に、ケイにとっては父親・相沢洸一の面影の重なる人生の先輩でもある。走りの世界の人間ではないものの、隣に座ってケイに大事なことをいくつも気づかせた重要人物。妻子持ちだが、仕事の関係上職場では内緒にしている。
- 村上 ミカ(むらかみ みか)
- 声:東山麻美
- フリーライター。チューニング雑誌のプロダクションで編集をしていた時に知り合った黒木とかつて恋仲であったことがある。その後破局し、車の世界とも距離を置いていたが、本当の自分の気持ちを確かめるために再び黒木に接近する。
- 元木 康郎(もとき やすろう)
- 声:四宮豪
- 「SPEED TRIAL R200CLUB」のリーダー。経営するチューニングショップ「CCR」のフルチューンである赤い(PS3版ではガンメタ)BCNR33型GT-Rを駆る。元々は谷田部最高速で名をはせたチューナーの集団であったが、自分達のショップの名を売るべく、首都高の「ハンパな伝説」を潰してゆく。はじめはレイナのGT-Rを「狩り」のターゲットにしていたが、途中ブラックバードと遭遇し、ターゲットを変更、帝塚と挟み込む作戦に出たがベイブリッジ上でクラッシュ(アニメ版では、悪魔のZも標的にしていて、Z、R32、およびブラックバードが3台そろった状態からレースをはじめている)。その後借金をしてBNR34型GT-Rを購入する。夜逃げした安彦のショップに債権者が押しかける前に、めぼしい物を持ち出そうとした事が黒木と袂を分かつ原因になった。
- 帝塚 良一(てづか りょういち)
- 声:勝沼紀義(ゲーム)/松尾大亮(アニメ)
- R200CLUBのメンバー。経営するチューニングショップ「JAPAN」のフルチューンである藍色のBCNR33型GT-Rを駆る。元木と共にブラックバードをクラッシュに追いこもうとしたが、ブラックバードのあまりのスピードに恐れをなしてしまい自分がクラッシュしてしまう。作中では情けないイメージで終わったがPS2版では黒木を除いたR200メンバーの中では一番速いマシンになっている。
- 園田 順(そのだ じゅん)
- 声:志村知幸(ゲーム)/ふくまつ進紗(アニメ)
- R200CLUBのメンバー。経営するチューニングショップ「JPP」のフルチューンである白いBCNR33型GT-Rを駆る。ブラックバードを追い込もうとしたが失敗に終わった元木より指令を受け、自滅覚悟のかぶせを行ったが、ブラックバードの華麗なかわしでクラッシュこそ無かったが、R200CLUBの「狩り」は完全失敗に終わった。また、ターゲットではないただ単にナマイキであったからと関係の無いFD3Sをクラッシュさせたり、チーム作戦外行動を起こしてしまうこともしばしば。ゲームでも彼の後ろを走っているとかぶせてくる(自分の前を走って前に出させないようにする)。
- 三木 安彦(みき やすひこ)
- 声:風間勇刀
- R200CLUBのメンバー。チューニングショップ「Night On Racing」のオーナー。免停中で走りからは遠ざかっており、所有のGT-Rはローターが真っ赤に錆びていた。黒木には免許が戻ったら走り出すなどと嘯いていたものの、実際は経営破綻状態だったらしく、ある日突然夜逃げした。それでも黒木にとっては尊敬できる先輩に変わりはなく、しばしば彼の声を頭の中に響かせていた。
- 神谷 マキ(かみや まき)
- 声:鈴木達央
- 搭乗車種:ランサーエボリューションVI CP9A
- エイジの異母の弟。エイジを実の兄のように慕っている。S14型シルビアからランエボVI(CP9A) に乗り換え環状エリアで名が知れるほどになったが、エイジから見れば未熟。「どんな時でもクルマのサイズを頭に入れて走らせろ」というエイジの言葉を、最初は疎ましく思っていたが、走り込むうちにその意味を理解しはじめる。また、東京からやってきた島の走りを見て、方法こそ違うが最終的に指し示すものはエイジと同じであることを感じ取る。
- 町田(まちだ)
- 声:藤原啓治
- ブーストアップ専門のチューニングショップ「ゼロ」の元チューナー。城嶋には「どうってコトないブーストアップでもアイツが仕上げるとえらくイイ」「アイツならこのZ(悪魔のZ)以上のモノを作り上げるかもしれない」と絶賛されており、さらにはロータリー嫌いの富永をも虜にしたことから、天才的なセンスを持っていたことが伺える。城嶋は彼にFCをもう一度走らせようと協力を仰ぐが、「ゼロ」が解散して5年、妻子を持ち車とは無関係の仕事に就き、ひとつの家庭を築き上げていた彼は城嶋の誘いを拒否。FCの行方だけを城島に教えた。
- オキ
- 御殿場周辺をテリトリーとする箱根最速の走り屋。林が手がけたライトチューンのFD3Sは箱根に雑誌取材でやって来るプロをカモる程の速さであったが、アキオとZに完敗。「本物の走り」を知るためにアキオの駆るZEROのFC3Sと首都高で決着をつけるべくさらなるチューニングを施し挑む。しかし、「本物の走り」を間近で見たことで自分の走りのセンスのなさに気付く。
- 北原 今日子(きたはら きょうこ)
- 元外資系銀行融資課のエリートで後藤のACEを担当。友也とは同棲していた。キャリア指向であったが、後藤との出会いで「知ったコトにより見える世界」を知り、そして見えたことによって価値観がかわり、ACEへの転職を決意。銀行の融資引き上げを引き延ばし、さらに企画屋の品川を唸らせるほどの手腕を発揮する。後藤がパイプから削りだしたステンレス製のリングを薬指にはめたことから、後藤との婚約を決意したと思われる。
- 木村のとっつぁん(きむらの-)
- タービン専門のオーバーホール職人。「幻のF1タービン」とよばれるいわく付きのRHC6RACINGタービンを隠し持ち、悪魔のZにセットすることを心待ちにしていた。職人気質で、口は悪いが技術力は本物。昔は船舶関係の過給機を扱っていた。
[編集] 悪魔のZ
悪魔のZとは、主人公朝倉アキオの乗るS30型フェアレディZのこと。ミッドナイトブルーで塗装されたその車は、まるで意思を持つかのように、またくるおしく身をよじるように走り、主人公の手に渡るまでに何度もクラッシュを繰り返し、数々の死亡者や負傷者を出したことから「悪魔のZ」として伝説化した。
しかし、登場人物の中には「悪魔とは天界から追放された天使で、反逆者。チューニングという反逆的な行為を現して、或いは当時誰も成し得なかったその圧倒的なパワーを差して、『悪魔』と呼ばれたのではないか」と、独特の解釈をする者もいた。
当初は選ばれた人しか乗れず、それ以外の人が乗ると事故に遭うという呪われた車と言われていたが(事実アキオをはじめ初期の頃は相当数の事故を起こしている)、最近では様々な人物が乗っている。
悪魔のZをチューニングしたのは、かつて「地獄のチューナー」として、日本のチューニング界に名を轟かせた北見淳。悪魔のZは、北見の手によってL28型エンジンの排気量を3.1リッターにアップされ、ポルシェ・911ターボが世界最速であった頃に、さらにツインターボを装着して対抗しようとした結果、後々の悪魔のZの原型が出来上がった。この当時から、出力600馬力、トルク80kg/mを叩き出す常識外れのモンスターであった。しかし、特別なパーツ(この場合、専用にハンドメイドされたワンオフパーツ)はクランクシャフトを除き一切使用されておらず、どれもこれも平凡な改造パーツを組み込んでいる。また、当初は悪魔のZは北見しか触れられない(非常に高い技術でチューニングされているため)とのことだったが、現在は大田の娘であるリカコが主に手を入れている。
悪魔のZが最も変貌を遂げているのは、主人公であるアキオの手に渡ってからである。物語序盤にトラックと絡む大事故を起こし、そのまま廃車になるところを、アキオと高木が修理したのを始めとして、様々な改造を施される。最新型スポーツカーや、クロームモリブデン製の鋼管パイプフレームにカーボンボディパネルを架装した島達也のポルシェ・911ターボに対抗するため、オイルの潤滑方式をドライサンプに変更してエンジンの搭載位置を下げたり、ルーフを切ってカーボン製ルーフを装着したり、アンダーパネルを装着することで、旧車のネックとなるコーナリング性能を上げる血の滲むような改造が施されている。また、北見がパワーを重視しあえて切り捨てていた低速域の調整をリカコが行った事により、全速度域でのエンジンの「つながり」が発揮されるようになった。
ちなみにナンバープレートは、横浜33 て 53-68(アニメでは53-681)と3ナンバーである。つまり、公認取得済みである。[1]
アキオが手に入れた当初までは、サイドミラーがフェンダーミラーだったのだが、途中からドアミラーに変更している。 また一度だけフロントバンパーを240ZGの物に変えたことがある(直線でのスピードの伸びは良かったが、熱が逃げないことから元の形に戻している)。
[編集] これまでに登場した車
ここでは作品中に登場した主役的車種と搭乗キャラクター名を記す。
- 日産フェアレディZ
- 日産スカイラインGT-R
- ポルシェ911(930ターボ・964ターボ3.6)(マキシシリーズではゲンバラ・3.8rsとして登場)
- 島達也(ブラックバード)
- フェラーリテスタロッサ
- イシダヨシアキ(マキシ3DXでは白いゲンバラ・アバランシェ[997]に搭乗)
- マツダRX-7
- トヨタスープラ
- JZA80
- 相沢圭一郎(ケイ)
- JZA80
- トヨタセルシオ
- 佐々木元(ガッちゃん) (スピードショップマッハのデモカーとして使用)
- 三菱ランサーエボリューション
- CP9A(V GSR)
- 神谷エイジ
- CP9A(VI RS)
- 神谷マキ
- CP9A(V GSR)
- スバルインプレッサ
- GC8
- 森下マコト
- GC8
- ホンダインテグラタイプR
- DC2
- 友也
- DC2
- ホンダS2000
- AP2
- 岸田ユウジ(マキシ3DXではマツダロードスター(NCEC)に搭乗)
- AP2
[編集] 備考
- 「~なのヨ」「~ですから(笑)」など独特のセリフが特徴。
- 作中には名前が「洸一」の登場人物が、3人存在している。
[編集] ゲーム
これまでに何度かレースゲーム化されている。
- 湾岸ミッドナイト(2001年、アーケード、ナムコ)
- 湾岸ミッドナイトR(2002年、アーケード、ナムコ)
- 湾岸ミッドナイト(2002年、プレイステーション2、元気)
- 湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE(2004年7月、アーケード、バンダイナムコゲームス)
- 湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE2(2005年4月、アーケード、バンダイナムコゲームス)
- 湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE3(2007年7月、アーケード、バンダイナムコゲームス)
- 湾岸ミッドナイト MAXIMUM TUNE3 DX(2008年12月、アーケード、バンダイナムコゲームス)
- 湾岸ミッドナイト (PS3)(2007年7月26日発売。プレイステーション3・元気 7,329円)
- PLAYSTATION3用ゲーム「湾岸ミッドナイト」公式サイト
- 2007年6月22日、フルハイビジョン(1080p)画質のプロモーションビデオが「PLAYSTATION Store」にて配信された。
- 2007年7月26日〜2007年7月29日、推定販売数17,995本(エンターブレイン調べ)
- 湾岸ミッドナイト ポータブル(2007年9月27日発売。プレイステーションポータブル・元気 5,040円)
[編集] 概要
- 初期の3作品は、同じ首都高速道路を舞台とする「首都高バトル」シリーズ同様、壁や他車に接触したりライバルカーに一定距離以上離されると、画面上部に表示された「SPゲージ」が消費され、どちらかのSPが無くなった瞬間に決着がつくというルールが採用されている。そのため明確なゴールは設定されていない。ただし、ライバルカーとの接触でSPが0になることはない(ライバルのSPをわずかでも減らし、残りのSPすべてを自分の車とライバルカーとの接触で減らせば相手のSPが先に0になるため、安易に勝つことが可能となってしまうため)。また、制限時間も設定されていて、時間が無くなった場合はその瞬間に前に居た方が勝者になる(SPは無視される)。「MAXIMUM TUNE」シリーズの概要については同作品の項目を参照。
- 上記のすべてのゲームでは、プレイ中に対戦しているキャラクターの表情と、原作から選択されたそのキャラクターの台詞がカットインされる。設定は原作と異なり、首都遷都によって必要価値が無くなった首都高速道路がレースサーキット場として扱われるというシチュエーションになっている。なお、MAXIMUM TUNEに入ってからもその設定は秘密裏に受け継がれている。その説明テロップは起動時のChihiroのロゴマークの後にのみ出てくるため、プレーヤーはあまり目にすることはない。
- アーケードの「湾岸ミッドナイト」では、デモ画面で特定の時間に特定のコースを選択すると時刻表示が赤色になる。この状態でゲームを開始すると悪魔のZをプレーヤーカーとして選択できるようになる。最高速、加速力、コーナリング性能すべてに優れるが、一定時間が経過するとステアリングが勝手に左右に振られ始めるという特性をもつ。これは原作初期の「突如として制御不能に陥ることがある」という場面を再現したものと思われる。なお、ストーリーモードをクリアするとどのコースで何時に使用可能なのかがエンディングで表示される。これは筐体毎に異なる。
- アーケードの「湾岸ミッドナイトR」では、デモ画面でステアリングを一定角度以上切ると、時刻表示が赤色になる。この状態でプレイを開始すると悪魔のZを含む各ライバルの車をプレイヤーカーとして選択することができる。なお、この状態ではライバルの車でない通常の車は選択できない。
- プレイステーション3用「湾岸ミッドナイト」は、「PLAYSTATION Network」に対応しており、全国のプレイヤーと対戦することが可能。
[編集] 備考
- アーケード版の初期2作とPS2版は、元気が自社のレースゲーム「首都高バトル0」をベースに開発し「MAXIMUM~」シリーズはナムコとポリゴンマジックが開発している。
- アーケード版の初期2作は「リッジレーサーV アーケードバトル」の2シート筐体が流用されたが、「MAXIMUM~」シリーズでは新しく1シートの筐体が製作された。この1シート筐体は近年のアーケード用レースゲームでは珍しく、6速のH型シフトレバーが使用されている。その他に、最大4台までの通信対戦機能や、シート位置の調整機能が備わった。
- ポルシェ・911はエレクトロニック・アーツがライセンスを所有している等の関係で収録できないため(現在は、Forza Motorsport 2でもポルシェ車が収録されている)、代わりに同車をベースにしたRUF社のスポーツカー(RUF 964RGT)がプレイステーション2版に、ゲンバラ社のスポーツカー(ゲンバラ 3.8RS)がMAXIMUM TUNEシリーズにそれぞれ登場している。また、ライセンスの関係やメーカーの方針により、フェラーリテスタロッサやホンダインテグラタイプR、S2000も登場していない。
- フェラーリが登場しないのは、日本でのライセンスをセガが所有しているほか、フェラーリ車のワンメイクしか認めないという理由だったが、マイクロソフトのForza Motorsportやソニー・コンピュータエンタテインメントのグランツーリスモHDコンセプトでフェラーリ車が登場するようになった。
- ホンダはアザーカーが出ているゲームには許可を出さないためである。その理由は、過去にシビックの関西地方での高速道路での暴走行為が問題となり(ヤングマガジンにて連載中のナニワトモアレで詳細が描かれている)、関連会社である無限が警察により捜索を受けたためである。それを思わせるようなアザーカーの登場する、現実の高速道路を模したステージが出てくるゲームに自社製品を登場させることによるこれ以上のイメージの低下を防ぐための拒否と言われているが、若干その拒否自体が批判になることもある(アザーカーの出てこないゲーム(頭文字D ARCADE STAGEシリーズ、バトルギアシリーズなど)には出てくる)。余談だが、近年では日産もニード・フォー・スピードシリーズの最新作にライセンスを出しておらず、今後ホンダのようにライセンスを出さなくなるということが考えられており、懸念材料とされている。
- これら諸般の事情によって、フェラーリ・テスタロッサに搭乗するイシダヨシアキは、マキシ3で秋川レイナのR32GT-Rに同乗するという形でのみ登場(これ以降出て来ない)、マキシ3DXではゲンバラ・アバランシェに、インテグラタイプRに搭乗する友也はマキシ3では日産・180SXに、S2000に乗る岸田ユウジはマキシ3ではR33GT-Rに、マキシ3DXではマツダ・ロードスターにそれぞれ搭乗している。
- なお、海外版MAXIMUM TUNEでは、ゲンバラからもライセンスが出なかったため、島達也は日産・フェアレディZ Version-S(Z33)に搭乗し、マキシ2のストーリーモードの34話や71話、マキシ3の51話で城島洸一が搭乗するのはマツダ・RX-8 Type-S(SE3P)に、マキシ3のストーリーモード16話でマサキが搭乗しているのはマツダ・ユーノスコスモ TYPE-Sとなっている。
- Rockstar Gamesの湾岸 Midnight Clubとは関係ない。
[編集] ビデオシネマ
- 湾岸ミッドナイト(1991年)
- 湾岸ミッドナイト II(1993年)
- 湾岸ミッドナイト III(1993年)
- 湾岸ミッドナイト IV(1993年)
- 湾岸ミッドナイト FINAL I(1994年)
- 湾岸ミッドナイト FINAL II(1994年)
- 湾岸ミッドナイト スペシャル・ディレクターズカット完全版(1994年)
- 新湾岸ミッドナイト S30vsゴールドGT-R PartI(1998年)
- 新湾岸ミッドナイト S30vsゴールドGT-R PartII(1998年)
- 湾岸ミッドナイト リターン(2001年)
[編集] アニメ
- パーフェクト・チョイスにて、2007年6月15日から2話毎のペイ・パー・ビュー放送がされている。またアニマックスにおいても2007年6月9日、6月10日に先行放送として1話のみが放送された。主要スタッフは頭文字D Fourth Stageと同じスタッフが起用される。このため、車体のCG表現[2](Zやポルシェ911ターボの新規モデリングはもちろん、R32GT-Rもモデリングし直されている)、5桁のナンバープレート、実車からのエンジン音・スキール音の収録及びチューニングメーカーの協力など、頭文字Dで使われた表現方法が引き継がれている。
- また、頭文字Dでキャラクターを演じた声優を湾岸ミッドナイトでも演じたり(頭文字Dの主人公藤原 拓海を演じた三木眞一郎が湾岸ミッドナイトではもう一人の主人公と言える島 達也を演じていた)と、全体的に頭文字Dをイメージしているところが多い。
- 湾岸ミッドナイトでも注意テロップがあるが、頭文字Dとは若干テロップが異なっている。
- ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFTのDVDでアニメ化についての告知がなされていた。
- 原作よりも、ストーリーが簡略化されている(例として、マサキが登場しない、山中と島、アキオとオキのバトルが行われていない、ケイ編での重要人部の竜也が登場しない、など)。
[編集] スタッフ
- 監督:冨永恒雄
- シリーズ構成、脚本:岸間信明
- キャラクターデザイン:香川久
- メカデザイン:横井秀章
- 美術設定:桑原悟
- 美術監督:諸熊倫子
- 色彩設定:西表美智代
- 撮影監督:中村昌樹
- 編集:小深田真次
- 音響監督:三間雅文
- 音響制作:テクノサウンド
- 音楽:梅堀淳
- 監修:土屋圭市、ホットバージョン編集部
- 3DCG:パステル
- アニメーション制作:A・C・G・T
- 製作:オービー企画
[編集] 放映リスト
| 話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1話 | 悪魔のZ | 岸間信明 | 工藤進 | 久原謙一 | 福世孝明 |
| 第2話 | ブラックバード | 久原謙一 | 徳本善信 | 北崎正浩 | |
| 第3話 | GT-Rの少女 | 冨永恒雄 | 布施康之 | Kim Eun Su | |
| 第4話 | 第3の男 | 久原謙一 | 福世孝明 | ||
| 第5話 | 地獄のチューナー | 工藤進 | 徳本善信 | 北崎正浩 | |
| 第6話 | ニューマシン | 木村寛 | 松本文男 | ||
| 第7話 | 魅せられた者たち | 冨永恒雄 | 布施康之 | Kim Eun Su | |
| 第8話 | 湾岸のゴースト | 久原謙一 | 福世孝明 | ||
| 第9話 | 甦る悪魔 | 木村寛 | 徳本善信 | 北崎正浩 | |
| 第10話 | ドッグ・ファイト | 冨永恒雄 | 久原謙一 | 松本文男 | |
| 第11話 | 幻の最高速ランナー | 工藤進 | 馬引圭 | 亀井大祐 | |
| 第12話 | プロフェッショナル | 木村寛 | 久原謙一 | 安藤正浩 | |
| 第13話 | モンスターマシン | 大野和寿 | 福世孝明 | ||
| 第14話 | 失速 | 冨永恒雄 | 徳本善信 | 北崎正浩 | |
| 第15話 | R-200CLUB | 馬引圭 | 亀井大祐 | ||
| 第16話 | 撃墜 | 大野和寿 | 福世孝明 | ||
| 第17話 | 再会 | 馬引圭 | 亀井大祐 | ||
| 第18話 | 今、この場所に… | 木村寛 | 徳本善信 | 北崎正浩 | |
| 第19話 | スタンド・バイ・ミー | 大野和寿 | 福世孝明 | ||
| 第20話 | 大阪ミッドナイト | 冨永恒雄 | 馬引圭 | 亀井大祐 福世孝明 |
|
| 第21話 | 夜の熱気の中で | 大野和寿 木村寛 |
大野和寿 | ||
| 第22話 | 首都高速午前零時 | 鈴木利正 | 徳本善信 | 北崎正浩 | |
| 第23話 | デッド・エンド | 木村寛 | 馬引圭 | 亀井大祐 福世孝明 |
|
| 第24話 | 遠い日のパッション | 鈴木利正 | 大野和寿 | Lee Jea Han | |
| 第25話 | とめられない思い | 大野和寿 | 徳本善信 | 北崎正浩 | |
| 最終話 | 選ばれし者 | 大野和寿 | 福世孝明 亀井大祐 |
||
[編集] 主題歌
- オープニングテーマ
- 「lights and any more」(歌:TRF)
- エンディングテーマ
- 「Talkin' bout good days」(歌:Mother Ninja)
[編集] 劇場公開映画
2009年9月、全国ロードショーが行なわれる事が決定した。
[編集] キャスト
[編集] 脚注
- ^ ただし、この「公認取得済み」が明言されたのは最初期の状態時であり、路上復帰以降行われた構造・記載変更を要する違法改造については含まれていない。
- ^ ただし、事故でクルマが壊れたシーンや駐車場に停車しているシーン、及び一般車などの一部は、2Dで描かれている。また、さらに細かくいうと頭文字Dより演出がリアルではない(クルマがブレーキをかけた際にノーズダイブしていない、クルマのドアを閉めるシーンでクルマがゆれていない、など)。
[編集] 外部リンク
- PLAYSTATION3用ゲーム「湾岸ミッドナイト」公式サイト
- PSP用ゲーム「湾岸ミッドナイト ポータブル」公式サイト
- アニメ放送「湾岸ミッドナイト」パーフェクト チョイスHP [リンク切れ]
- avex映像インフォメーション ビデオシネマ「湾岸ミッドナイト9101」
- avex映像インフォメーション アニメ「湾岸MIDNIGHT」
- 湾岸MIDNIGHT avex movie
- 湾岸ミッドナイト THE MOVIE
| 講談社漫画賞一般部門 |
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