フェラーリ・テスタロッサ

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フェラーリ・テスタロッサ
SC06 1991 Ferrari Testarossa.jpg
Ferrari-TESTAROSSA-02.jpg
Ferrari Testarossa 005.jpg
販売期間 1984年1991年
乗車定員 2人
ボディタイプ 2ドア クーペ
エンジン TipoF113A型 4,942cc
180° V12 DOHC
最高出力 380PS/5,750rpm
最大トルク 48.0kgf·m/4,500rpm
変速機 5速MT
駆動方式 MR
全長 4,510mm
全幅 1,970mm
全高 1,160mm
ホイールベース 2,550mm
車両重量 1,660kg
先代 512BBi
後継 512TR
-自動車のスペック表-

フェラーリ・テスタロッサFerrari Testarossa )は、フェラーリが製造していたスポーツカーである。テスタロッサはイタリア語で「赤い頭」を意味する。これはエンジンのカムカバーが赤く塗られているところから名付けられた。

概要[編集]

水平対向(180°V型)12気筒エンジン

1984年10月のパリ・サロンで発表され、それまでのフェラーリ・512BBiからフラッグ・シップの座を引き継いだ。250TR500 TRと区別するため新テスタロッサとも呼ばれる。

フェラーリは車名にそれまでの数字とアルファベットの組み合わせではなく、往年の名レーシングカーの車名をリバイバルさせるようになり、テスタロッサという車名も1960年代の250テスタロッサ、または500テスタロッサに由来をもち、これら同様にカムカバーは赤く塗られている。

エンジンはバンク角180°のV型12気筒。排気量は4,942ccと512BBi同様であるが、4バルブ化され吸気効率の向上を狙っている。公称出力は欧州仕様で390PS/6300rpm、最高速度290km/h(『80年代輸入車のすべて』三栄書房、78頁参照)。

欧州モデルの出力390PSに対し、日本国内・米国・カナダ向けモデルは排気ガス対策によって380PSとなり、また1速および2速のギヤ比が低いなど、輸出先の国情や法規にあわせていくつかの仕様が存在する。

キャビン居住性にも配慮した結果、エンジン搭載位置は後ろ側へ追いやられてリアアクスルの周辺に位置するギアボックスの上方にレイアウトされるためRR車に近い重量配分となり、必然的に重心は高くなってしまっている。加えて厳しくなりつつある各国の安全基準への対応による重量増加も加わり、一般的に考えられるミッドシップ・スポーツカーの性格というよりGTカー的なハンドリングキャラクターを持つ。

外観上では、最初期の1984年-1985年型はイタリア法規に従い運転席側ミラーのみをAピラーの中ほどの高さに配置するが、中期型(1986年-1988年)では海外諸国の法規も考慮され、一般的なAピラー根本にミラー位置を変更した。

後期型(1989年-1991年)ではホイールの固定方式をセンターロックから一般的ナット固定に変更、アライメントも変更されている。

後継車種は512TR

関連項目[編集]

フェラーリ ロードカータイムライン 1970年代-<- Previous  
タイプ 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
FR V12 365GTB/4 550マラネロ 575Mマラネロ 599GTBフィオラノ F12ベルリネッタ
2+2 365GTC/4 365GT/4・2+2 400 400i 412 456 GT 456M GT 612スカリエッティ
V8 カリフォルニア
MR V6/V8 ディーノ246 308 308QV 328 348 348G 360モデナ F430 458イタリア
208 F355
2+2 ディーノGT4 モンディアル
V12 365GT4BB 512BB 512BBi テスタロッサ 512TR F512M
4WD/4シーター FF
スペシャル 288GTO F40 F50 エンツォフェラーリ ラ・フェラーリ
XXプログラム FXX 599XX