イケメン

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イケメンは、日本語美男子を指す俗語である。広辞苑第6版では「いけ面」という表記もある。一般的には二枚目のこと。「イケてる」+「」または英語「men」の意味。

由来[編集]

TBS系列で2008年3月21日に放送された『アッと驚くあの起源!! 万物ルーツ大調査バラエティ ご起源さん』では、雑誌「egg」1999年1月号で編集者の矢野智子が「イケてるメンズ」の略として使用したのが最初であると紹介している。取材スタッフの「イケメンという言葉を使いはじめたのは矢野さんなんですか?」との問いに対し矢野が「はい。私です」と答えている。

2000年前後に入り若者言葉として普及した。通常、流行語は時代と共に廃れていくものであるが、多用され続けた結果、定着したという珍しい例。

定義[編集]

現在一般的に語られる「イケメン」とは、女子高生などが主に使用しているギャル語の系譜を受け継ぐ。ただしその言語の性格上、単語の意味がめまぐるしく変化するため、狭義の「イケメン」と広義の「イケメン」が存在する。

広義のイケメン[編集]

広義のイケメンとは、世間一般に広く認知されたイケメンを指す。由来がギャル語であることは同じであるが、前述通り、多用された結果、ニュースやメディアなどにも定着し、広辞苑に収録されるほどとなった。ギャル語が流行語の一種であり、またスラングや暗号などの性格を持つため、このような現象は非常に珍しいことである。

由来からもわかるとおり、単純に美形であるか、もしくは様々な要素によって「カッコイイ」と認定された男性に対して使用される。ただし、マスコミなどのメディアによる乱用によって、その定義は非常に曖昧になっている。

狭義のイケメン[編集]

本来の用法としては、現役女子高生などギャル語に精通する者に問い合わせるのがもっとも無難である。2000年頃には現在一般に浸透しているような用法であったことが確認されていたが、2004年頃には、NEWS23において、渋谷界隈のギャルにイケメンの意味を聞いたところ、この時点ではすでに「逝け面」のような意味であるとされていた。番組内では、50代のベテラン記者が、自分がイケメンかどうかを渋谷のギャルに聞いたところ、「ヤバいくらいイケメン」と言われ当初はニヤけていたが、現在使用されている意味を聞いて呆然としていた(つまり、意味がつぎつぎに変動する)。

ただし、前述したようにスラング暗号的性格を持つ流行語を母体とするギャル語由来であるため、現在でも同様の意味で使用されているとは考えにくい。

逆に、マスコミなどの影響によってイケメンという言葉を使用しているギャルも当然おり、さらにに地域や世代によっても意味が違う可能性が非常に高いため、現在の正統なイケメンの系譜を継ぐ言葉の意味の調査は既に不可能であると考えられる。

新定義のイケメン[編集]

イケメンは、本来容姿のみを対象とする表現であるが、倫理道徳の視点から、内面を重視する新たな定義づけも行われている。 例えば、華井ゆめの(2010)は、「良識と慈しみの心そして内面の強さとを兼ね備え、心のおもむくままに行動しても、道徳心に従った行いができる」男性をイケメンと定義づけ、さらに、内面重視のイケメンを増やす方策として、(良妻賢母検定と併せて)「イケメン検定」の実施を決定している。

現状[編集]

この言葉はもとは特別に容姿の良い男性に対して使われる、特殊かつ新鮮な表現であったが、最近では広く定着し、どこでもこの言葉を耳にするようになった。このため、容姿が平均以上で、現代風であれば、安易に「イケメン○○」と表現されるケースがマスメディアなどで多くみられる。実際、「イケメン政治家」「イケメン弁護士」などと用いられている。

参考文献[編集]

関連項目[編集]

  • ゲイ用語 - イケメンという言葉は元々男性同性愛者の間で使われてきた隠語であるという説がある。
  • ネット流行語大賞 - 2009年の大賞に「※ただしイケメンに限る」が授賞。