ウェス・アンダーソン

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ウェス・アンダーソン
Wes Anderson
Wes Anderson
本名 Wesley Mortimer Wales Anderson
生年月日 1969年5月1日(44歳)
出生地 テキサス州ヒューストン
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
主な作品
天才マックスの世界
ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
ダージリン急行
ムーンライズ・キングダム
グランド・ブダペスト・ホテル

ウェス・アンダーソンWesley Anderson, 1969年5月1日 - )は、アメリカ合衆国映画監督脚本家テキサス州ヒューストン出身。

プロフィール[編集]

若手監督として脚光を浴びるアンダーソンは、1969年テキサス州ヒューストンに生まれる。父親は広告業界で働いており、母親は元考古学者不動産ブローカーだった。母親のテキサス・アンは、自身が2001年に製作した『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』に登場するアンジェリカ・ヒューストン演じるエセル・テネンバウムのモデルにもなっている。ヒューストンにある共学の私立高校へ進学。『天才マックスの世界』の舞台にもなった場所で、アンダーソン自身もジェイソン・シュワルツマン演じる主人公のように演劇部の脚本と演出を手掛けた。

高校を卒業するとテキサス大学哲学を学び、この大学で俳優のオーウェン・ウィルソンと出会い、映画の共同制作を始める。短編映画『Bottle Rocket』がジェームズ・L・ブルックス監督の目にとまり、劇場用にリメイクした『アンソニーのハッピー・モーテル』で長編映画の監督デビューを果たす。その後もハリウッドのメジャー映画の監督とは一線をおいて、独自の視点から人間に焦点を当てた個性的でオフビートな作品を世に送り出している。また独自のビジョンを表現するために、脚本と監督はもとより劇中音楽の選曲からカメラワーク、プロダクション・デザインや衣装に至るまで熟慮するらしい。

1998年の『天才マックスの世界』では、インディペンデント・スピリット賞監督賞を受賞、2001年の『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』では、オーウェン・ウィルソンと共にアカデミー脚本賞にノミネートされ、現在ハリウッド注目の若手監督として脚光を浴びている。

特徴[編集]

アンダーソン作品にはたびたび出演する常連俳優がおり、盟友のオーウェン・ウィルソンをはじめ、ビル・マーレイアンジェリカ・ヒューストンシーモア・カッセルルーク・ウィルソン、そしてインド系俳優のクマール・パラーナらがいる。なお、弟のエリック・チェイス・アンダーソンは作家として活動しており、兄の作品にもこれまで4作品の出演を果たした。さらには劇中音楽としてよくロックや初期のフォークミュージックにブリティッシュ・ロックなどが使われ、カメラワークもスローモーションで登場人物たちが歩く描写が一つのトレードマークにもなっている。

テレビCM[編集]

2009年に日本で放映されたソフトバンクのコマーシャルの監督を担当した。黄色の帽子・シャツ・ズボンを身につけたブラッド・ピットが、リゾート・シーズンの田舎町を舞台に、サイクリングの集団とすれ違ったりトップレスの女性の写真を撮ったりといったドタバタ劇を繰り広げるというもので、1953年に製作されたジャック・タチ監督による『ぼくの伯父さんの休暇』のパロディである。なお、翌年放送されたブラッド・ピットと武蔵丸が出演する同社のテレビCMは、スパイク・ジョーンズが担当した。

来日[編集]

2004年に公開された『ライフ・アクアティック』のプロモーションで来日を果たす。本人曰く、大の飛行機嫌いらしくそれが初来日となった。それ以前にフランスを訪れていて、初めての日本の印象については「全く人に気を使わないフランス人とは対照的で、人にとても気を使う国民」と独自の分析を語った[1]

フィルモグラフィ[編集]

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]