ステップ (小説)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ステップ
著者 重松清
発行日 2009年3月
発行元 中央公論新社
ジャンル 連作短編集
家庭小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 四六判
ページ数 338
公式サイト www.chuko.co.jp
コード ISBN 978-4-12-004017-7
ISBN 978-4-12-205614-5文庫判
ウィキポータル 文学
[ ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

ステップ』は、重松清による日本の小説。「恋まで、あと三歩。」(こいまで あとさんぽ)と題し『中央公論2007年1月号から2009年2月号に連載[1]、『ステップ』と改題し2009年3月中央公論新社から刊行された[2]。30歳で愛妻を亡くしシングルファーザーとなった男性が幼い娘とともに2人を取り巻く人々との交流の中で成長していく段階を連作短編形式で描く[3]

後に2012年3月25日中公文庫から文庫化された[4]

山田孝之主演で映画化され[3]2020年7月17日に公開された[5]

収録作品[編集]

  1. ケロ先生(初出:『中央公論』2007年1月号)
  2. ライカでハロー・グッドバイ(初出:『中央公論』2007年4月号)
  3. あじさい(初出:『中央公論』2007年7月号)
  4. キュウリの馬に乗って(初出:『中央公論』2007年10月号)
  5. サンタ・グランパ(初出:『中央公論』2008年1月号)
  6. 彼岸過迄(初出:『中央公論』2008年4月号)
  7. バトン(初出:『中央公論』2008年7月号)
  8. ホップ、ステップ(初出:『中央公論』2008年10月号)
  9. ジャンプ(初出:『中央公論』2009年2月号)

あらすじ[編集]

登場人物[編集]

武田健一
シングルファーザー。美紀が1歳半の時に妻・朋子を髄膜炎で亡くした後、1人で娘の美紀を育てている。
武田美紀
健一の娘。

書誌情報[編集]

単行本
文庫本

映画[編集]

ステップ
監督 飯塚健
脚本 飯塚健
原作 重松清
製作 高尾沙織
柴原祐一
製作総指揮 寺島ヨシキ
西山剛史
宇田川寧
出演者 山田孝之
田中里念
白鳥玉季
中野翠咲
伊藤沙莉
川栄李奈
岩松了
日高七海
角田晃広
片岡礼子
広末涼子
余貴美子
國村隼
音楽 海田庄吾
主題歌 秦基博「在る」
撮影 川島周
編集 飯塚健
木村悦子
制作会社 ダブ
製作会社 映画『ステップ』製作委員会
配給 日本の旗 エイベックス・ピクチャーズ
公開 日本の旗 2020年7月17日
上映時間 118分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

監督は飯塚健、主演は山田孝之[6]で映画化され、2020年7月17日に公開された。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

封切り[編集]

当初は2020年4月3日に公開予定だったが[6]新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴い、同年7月17日に延期された[3][8][5]

なお、同年7月17日に公開されることが、7月2日に発表された[5]

脚注[編集]

外部リンク[編集]