忠臣蔵外伝 四谷怪談

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
忠臣蔵外伝 四谷怪談
監督 深作欣二
脚本 古田求・深作欣二
製作 櫻井洋三
出演者 佐藤浩市
高岡早紀
荻野目慶子
渡辺えり子
津川雅彦
音楽 和田薫
撮影 石原興
製作会社 松竹
配給 松竹
公開 日本の旗 1994年10月22日
上映時間 106分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

忠臣蔵外伝 四谷怪談』(ちゅうしんぐらがいでん よつやかいだん)は、1994年日本映画松竹誕生100周年記念作品で、複数の映画賞#受賞した。監督深作欣二

解説[編集]

深作は1978年に忠臣蔵を題材にした映画『赤穂城断絶』を製作していたが、歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』が昼の部、『東海道四谷怪談』が夜の部で伊右衛門が赤穂浪士であるという繋がりのある設定を活かして映画化した。冒頭に松の廊下の刃傷シーン、終盤に赤穂浪士の吉良邸討ち入りが描かれ、そこに亡霊となったお岩が浪士の助太刀をするなど(自分を殺害した吉良の侍に復讐)、四谷怪談元禄赤穂事件を取り入れたホラー映画となっている。

他の映像化作品では武家の子女として描かれているお岩が娼婦として登場すること、悪役の顔に白粉が施されていること、亡霊のお岩が超能力のような力で浪士を手助けをするといった特殊効果の演出が施されている。伊右衛門が赤穂浪士であるのに対して相手のお梅・伊藤喜兵衛・お槇が吉良一門と繋がりがある設定となっている。

忠臣蔵・四十七人の刺客』が同じ年に上映されており、東宝松竹の「忠臣蔵」競作も話題になった。

宣伝においては、当時スキャンダルで名を馳せていた羽賀研二が起用され、「誠意大将軍」として四十七士の扮装で刀を振り回すというTVCMが放映された。

あらすじ[編集]

元禄14年、江戸城松の廊下で吉良上野介に刃傷を起こした赤穂藩藩主・浅野内匠頭は切腹、赤穂藩は取り潰しとなった。2カ月前に召し抱えられたばかりの民谷伊右衛門はこれがきっかけで再び浪人の身となった。ある日、伊右衛門はひょんな事から湯女宿の湯女であるお岩と知り合い、同居生活を始めることになった。最初は仲睦まじく暮らしていた2人だったが、伊右衛門は吉良家家臣・伊藤喜兵衛の孫娘・お梅に気に入られ、婿入り話がその父親から持ちかけられると、身重のお岩の存在を次第に疎ましく思うようになる。また、主君の仇討ちに一番乗り気だった同僚の高田郡兵衛が脱盟したため、伊右衛門自身の忠誠心も薄れていき、遂に伊右衛門は仇討ちをやめて婿入りし、お岩を手に亡き者にしようと企てる。しかし、その結末に待っていたものとは…。

出演者[編集]

スタッフ [編集]

受賞[編集]

第18回日本アカデミー賞
第40回キネマ旬報賞
  • 主演女優賞 - 高岡早紀
第19回報知映画賞
  • 主演女優賞 - 高岡早紀
第7回日刊スポーツ映画大賞
  • 主演女優賞 - 高岡早紀
第37回ブルーリボン賞
  • 主演女優賞 - 高岡早紀
第16回ヨコハマ映画祭
  • 主演女優賞 - 高岡早紀

外部リンク[編集]