三鷹駅

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三鷹駅
北口駅舎(2008年8月2日)
北口駅舎(2008年8月2日)
みたか - Mitaka
吉祥寺 (1.6km)
(1.6km) 武蔵境
所在地 東京都三鷹市下連雀三丁目46-1*
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 中央線(快速)
中央・総武線(各駅停車)**
(いずれも正式には中央本線
キロ程 24.1km(東京起点)
千葉から60.2km
電報略号 ミツ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 3面6線
乗車人員
-統計年度-
90,253人/日(降車客含まず)
-2012年-
開業年月日 1930年昭和5年)6月25日
備考 みどりの窓口
* 正式な所在地。東側は武蔵野市中町一丁目にまたがる。
** 中央本線の複々線区間は当駅まで。武蔵境方は複線。

三鷹駅(みたかえき)は、東京都三鷹市下連雀三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)中央本線である。

乗り入れ路線[編集]

当駅に乗り入れている路線は中央本線のみであるが、一般列車の運転系統としては、当駅以東(新宿駅方面)で急行線を走る特急列車と中央線快速電車、および緩行線を走る中央・総武線各駅停車地下鉄東西線直通列車を含む)が停車する。また、成田空港駅方面へ直通する特急「成田エクスプレス」や、一部ではあるが中央本線甲府駅方面へ乗り入れる特急列車も停車する。なお早朝・深夜帯を除き、中央・総武線各駅停車は当駅を運転系統の起点および終点としており、御茶ノ水駅からの中央本線の複々線区間は当駅までとなっている。当駅以西(立川駅方面)の複線区間には特急列車および中央線快速電車のみが乗り入れる。

大月・甲府方面まで運転される普通列車中距離電車)は1993年11月30日までは新宿駅・当駅・立川駅に停車していたが、同年12月1日のダイヤ改正以降、定期列車として当駅に停車し新宿駅まで運転するものはなく、中距離電車は立川駅・八王子駅高尾駅発着となった。ただし、ホリデー快速など臨時快速列車については現在も運行されている。

歴史[編集]

三鷹事件の現場を三鷹駅ホームから見る人々(1949年7月)
  • 1929年昭和4年)9月1日 - 国有鉄道三鷹信号場として開設。
    • 6月に、現在の三鷹電車区の前身となる「中野電車庫三鷹派出所」が開設され、9月には「三鷹電車庫」として独立した。
  • 1930年(昭和5年)6月25日 - 駅に昇格し、三鷹駅となる。
  • 1949年(昭和24年)7月15日 - 三鷹事件が発生。無人列車が暴走し、死者6人を出した。
  • 1951年(昭和26年)4月14日 - 当駅 - 武蔵野競技場前駅間が開通[1]
  • 1959年(昭和34年)11月1日 - 当駅 - 武蔵野競技場前駅間が廃止[2]
  • 武蔵野競技場線(中央本線支線)は、実質的には開業から1年しか運用されておらず、長らく休止状態にあった。廃止後は跡地の一部が遊歩道に利用されている。三鷹駅近くの玉川上水には橋脚に使われたコンクリ-トの土台のみが現在も残されている。
  • 1969年(昭和44年)4月6日 - 橋上駅舎化。
  • 1969年(昭和44年)4月 - 朝の通勤ラッシュ解消のための複々線化高架橋工事により中央・総武線(各駅停車)および営団地下鉄東西線直通電車が荻窪から三鷹まで延長。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
  • 1993年平成5年) - 三鷹駅南口広場第1期工事(前年着工)および三鷹駅南口駅前再開発地区第六ブロック協同ビル(ネオシティ三鷹・1991年着工)竣工。
  • 1999年(平成11年) - 三鷹駅南口駅前再開発地区第七ブロック協同ビル(クレッセント三鷹・1997年着工)および三鷹ロンロン(前年着工、現・アトレヴィ三鷹)竣工。
  • 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
  • 2006年(平成18年) - 三鷹駅南口広場第2期工事竣工。
  • 2007年(平成19年)12月16日 - 『ディラ三鷹』第一期オープン[3]
  • 2010年(平成22年)6月26日 - 三鷹駅開業80周年に合わせ、発車メロディが「めだかの学校」へ変更[4]

駅構造[編集]

島式ホーム3面6線を有する地上駅であり、橋上駅舎を有している。

ホーム中央または東京寄りに、すべての改札につながる階段、エスカレーター、エレベーターがある。

ホームは1・2番線が緩行線、3・4・5・6番線が急行線に使用されている。急行線ホームでは、中央特快・青梅特快・通勤快速と快速との緩急接続、特急・急行および通勤特快通過時の快速の待避が行われる。

2010年6月26日より開業80周年を記念し、発車メロディーに「めだかの学校」が採用されている[4]

西側に三鷹車両センターが併設されている。

のりば[編集]

南側から1番線、2番線…の順に番号が与えられている。

番線 路線 行先 備考
1・2 中央・総武線(各駅停車) 中野新宿西船橋千葉方面
地下鉄東西線方面
高尾方面からの直通は2番線
3・4 中央線(快速) 立川八王子高尾方面 一部の各駅停車は1番線
5・6 中央線(快速) 中野・新宿・東京方面  
  • 日中の各駅停車は当駅で中野・新宿方面へ折り返し、当駅より立川方面は快速が各駅に停車する。
  • 特急列車は、下り朝1本の「あずさ7号」、上り夜1本の「あずさ34号」と、一部を除く「かいじ」が停車する。
  • 早朝・深夜に当駅を跨いで運転する各駅停車(緩行線経由)は、高尾方面は1番線、新宿方面は2番線から発車する。
Dila三鷹(駅南口より撮影)

駅構内設備[編集]

出入口からコンコースまでエスカレーターエレベーターが通じている。南口のエスカレーターとエレベーターはアトレヴィ三鷹およびペデストリアンデッキにある。駅の下に玉川上水が流れる。

改札
改札は全部で2ヶ所あり、共にホーム中央から登った橋上にある。正面に北口・南口につながるコンコースへ通じる大きな改札が、また1・2番線ホームへ続く階段の脇にアトレヴィ三鷹駅ビル部分に入る小さな改札がある。後者は駅ビル営業日の10:00~22:30のみ利用可能。
出札
コンコース(南北自由通路)の改札口向かい側に自動券売機みどりの窓口がある。また、アトレヴィ側改札口脇に自動券売機がある。
トイレ
トイレは改札内コンコースの3階北側と4階南側に1ヶ所ずつあり、多機能トイレも設置されている。また、北口・南口共にロータリーに面して地元自治体が設置した公衆トイレがある。
飲食店
  • ハニーズバー(ジュース販売店、3・4番線、5・6番線ホーム上)
駅ナカ
駅ナカ商業施設として、『アトレヴィ三鷹』がある。歴史的には、1999年に『三鷹ロンロン』として開業した駅ビル部分と、2007年に『Dila三鷹』として開業したコンコースを中心とした部分とに別れる。
旧『三鷹ロンロン』は1999年10月29日に株式会社吉祥寺ロンロン直営の支店として開業。運営会社が株式会社アトレになった事に伴い、2010年4月1日に『アトレヴィ三鷹』に名称を変更した。
旧『Dila三鷹』は、株式会社アトレが2007年12月16日にオープンした。既存の3階コンコース部分を拡張した他、4階を新造した。総面積は1360平方メートル。店舗は第一期に15店舗、2008年3月に4店舗がオープンした。2009年6月25日に全25店舗が揃い、グランドオープンした。店内にはクイーンズ伊勢丹KIOSKが出店している他、アンテナショップワゴンセールコーナーを設けている。
2014年10月10日、『Dila三鷹』だった部分も『アトレヴィ三鷹』に名称を変更し、両者は一体の施設という事になった。

利用状況[編集]

2012年度の1日平均乗車人員は90,253人である。JR東日本の駅の中では第45位。他の路線との接続がないJR東日本の駅としては、大森駅に次ぐ利用者数となっている。近年の推移は下記の通り。

年度 JR東日本 出典
1992年 83,145 [5]
1993年 82,825 [6]
1994年 83,485 [7]
1995年 83,314 [8]
1996年 84,003 [9]
1997年 82,928 [10]
1998年 82,663 [11]
1999年 82,023 [1]
2000年 82,335 [2]
2001年 82,856 [3]
2002年 83,955 [4]
2003年 83,410 [5]
2004年 84,838 [6]
2005年 85,602 [7]
2006年 87,037 [8]
2007年 89,545 [9]
2008年 90,335 [10]
2009年 89,671 [11]
2010年 90,214 [12]
2011年 89,295 [13]
2012年 90,253 [14]

駅周辺[編集]

駅の真下には玉川上水が流れており、ほぼこれに沿って三鷹市と武蔵野市の市境が走っている。北側は武蔵野市中町一丁目および三鷹市上連雀一丁目、南側は三鷹市下連雀三丁目・上連雀二丁目および武蔵野市御殿山二丁目となる。

北側[編集]

駅前にロータリーがあり、北方面に伸びる中央大通りに並木が続く。この通りは三鷹通りと合流し、沿道には武蔵野警察署や武蔵野郵便局など官公庁関係の施設が多い。また、駅前ロータリーには彫刻家・北村西望の作による『武蔵野市世界連邦平和像』が1969年に建立され、設置されている。

など


南側[編集]

ペデストリアンデッキに面した南口とアトレヴィ三鷹
ネオシティ三鷹(CORAL)

駅前にはロータリーの2階部分に駅南口から続くペデストリアンデッキが広がり、駅正面には再開発ビル「ネオシティ三鷹(三鷹コラル)」がある。ロータリーに面した位置は銀行3行とパチンコ店2軒が占めている。ロータリーの南側に向かって三鷹中央通りが伸び、この通りを挟んで比較的小規模な商店が広がり、駅前商店街を形成している。なお、2006年3月に三鷹駅南口駅前広場第2期整備事業が完了した。

また、毎年8月には恒例の「三鷹阿波踊り」が行われる。

バス路線[編集]

ムーバス(三鷹・吉祥寺循環)

北口[編集]

関東バス(特記なき全路線)・西武バス小田急バス(ムーバス境・三鷹循環のみ)が発着する。2011年4月より駅前の改良により乗場(番号・位置)の変更が行われた。

南口[編集]

小田急バス(特記なき全路線)と京王バス東が発着する。

隣の駅[編集]

※特急「あずさ」「かいじ」「成田エクスプレス」(「あずさ」は一往復、「かいじ」は朝の上り、夜の下りと臨時を除き停車)の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。

東日本旅客鉄道
中央線(快速)
通勤特快
通過
中央特快(新宿駅始発)
新宿駅三鷹駅国分寺駅
中央特快・青梅特快
中野駅 - 三鷹駅 - 国分寺駅
通勤快速(下りのみ)
吉祥寺駅三鷹駅 → 国分寺駅
快速(下り高尾方面は「各駅停車」扱い)・各駅停車(早朝・夜間のみ)
吉祥寺駅 - 三鷹駅 - 武蔵境駅
中央・総武線(各駅停車)・T 東西線直通
吉祥寺駅 - 三鷹駅 - 武蔵境駅(早朝・夜間のみ、東西線直通列車はこの先に入らない)

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 1951年(昭和26年)4月14日日本国有鉄道公示第104号「中央本線三鷹停車場から武蔵野競技場前停車場に至る鉄道において運輸営業開始」
  2. ^ 1959年(昭和34年)10月26日日本国有鉄道公示第386号「中央本線三鷹・武蔵野競技場前間の運輸営業は廃止する件」
  3. ^ 2007年12月16日(日)、JR三鷹駅にエキナカ商業空間「Dila(ディラ)三鷹」(Ⅰ期)が開業します。 、2007年10月25日発表、東日本旅客鉄道株式会社八王子支社、2012年2月20日閲覧
  4. ^ a b 「三鷹駅開業80周年記念イベント」の開催について、2010年5月26日発表、東日本旅客鉄道株式会社八王子支社、2012年2月20日閲覧
  5. ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
  6. ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
  7. ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
  8. ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
  9. ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
  10. ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
  11. ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
  12. ^ 国木田独歩の碑|みたかナビ

外部リンク[編集]