恒川光太郎
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恒川 光太郎(つねかわ こうたろう、1973年 - )は、日本の小説家・ホラー小説作家である。
第12回(2005年)日本ホラー小説大賞を受賞した「夜市」と書き下ろしの「風の古道」を併録した『夜市』でデビュー。同書は第134回直木賞候補にもなった。
「風の古道」はネモト摂(木根ヲサムの別名義)により漫画化され、2006年週刊ヤングサンデーに全五話で短期連載された。その後2007年より同誌にて再び木根ヲサムの手によって連載漫画化、世界観や一部の登場人物を引き継いだ作品として「まつろはぬもの~鬼の渡る古道~」と改題し、単行本全6巻が刊行された。(漫画版「風の古道」は「まつろはぬもの」単行本第5巻に収録)[1]
幻想的で精妙な作風を得意としている。 現在、沖縄県に在住して執筆活動を続けている。
『雷の季節の終わりに』は、第20回山本周五郎賞候補作に、『秋の牢獄』は第29回吉川英治文学新人賞候補作になる。『草祭』で第22回山本周五郎賞候補。
目次 |
[編集] 評価
第12回日本ホラー小説大賞の選評で高橋克彦に「発想の転換」の才能を持つ人物だと評されている[2]。
[編集] 著作
[編集] 小説
- 夜市(2005年10月 角川書店 / 2008年5月 角川ホラー文庫)
- 収録作品:夜市 / 風の古道
- 雷の季節の終わりに(2006年10月 角川書店 / 2009年8月 角川ホラー文庫)
- 秋の牢獄(2007年10月 角川書店 / 2008年1月 大活字文庫【上・下】 / 2010年9月 角川ホラー文庫)
- 収録作品:秋の牢獄 / 神家没落 / 幻は夜に成長する
- 草祭(2008年11月 新潮社 / 2011年5月 新潮文庫)
- 収録作品:けものはら / 屋根猩猩 / くさのゆめがたり / 天化の宿 / 朝の霞町
- 南の子供が夜いくところ(2010年2月 角川書店)
- 収録作品:南の子供が夜いくところ / 紫焔樹の島 / 十字路のピンクの廟 / 雲の眠る海 / 蛸漁師 / まどろみのティユルさん / 夜の果樹園
- 竜が最後に帰る場所(2010年9月 講談社)
- 収録作品:風を放つ / 迷走のオルネラ / 夜行の冬 / 鸚鵡幻想曲 / ゴロンド
- 金色の獣、彼方に向かう(2011年11月 双葉社)
- 収録作品:異神千夜 / 風天孔参り / 森の神、夢に還る / 金色の獣、彼方に向かう
[編集] アンソロジー
「」内が恒川光太郎の作品
- きみが見つける物語 休日編(2008年7月 角川文庫)「秋の牢獄」
- 七つの死者の囁き(2008年11月 新潮文庫)「夕闇地蔵」
- 怪談実話系7―書き下ろし怪談文芸競作集(2012年2月 MF文庫ダ・ヴィンチ)「布団窟」
[編集] その他
[編集] 脚注
- ^ 『風の古道』単行本収録にあたって(木根ヲサム公式サイト内)
- ^ 角川書店 (2005年). “第12回日本ホラー小説大賞/選考結果発表”. 2008年6月11日閲覧。
