小笠原村

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おがさわらむら
小笠原村
Flag of Ogasawara, Tokyo.svg
小笠原村旗
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 東京都 小笠原支庁
なし
団体コード 13421-0
面積 104.41 km²
総人口 2,837
推計人口、2014年11月1日)
人口密度 27.2人/km²
村の木 タコノキ
村の花 ムニンヒメツバキ
村の鳥 メグロ
小笠原村役場
村長 森下一男
所在地 100-2101
東京都小笠原村父島字西町
北緯27度5分39.1秒東経142度11分30.9秒
GazouBoshu.png
外部リンク 小笠原村

小笠原村位置図

― 区 / ― 市 / ― 町・村

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小笠原村(おがさわらむら)は、小笠原諸島にある東京都の村である。日本の最東端(南鳥島)と最南端(沖ノ鳥島)を含む。 小笠原諸島の30余りの島々を村域とするが、一般住民が居住しているのは父島母島のみである。エコツーリズムで知られている。

概要[編集]

気候は聟島列島父島列島母島列島西之島では亜熱帯火山列島・南鳥島・沖ノ鳥島では熱帯海洋性気候である。父島の年平均気温は23.0 、年間降水量は1,280 mm[1]

長らく日本国内で唯一、津波以外の気象警報注意報が発表されない地域であったが、2008年(平成20年)3月26日9時から予報が開始された[2]

伊豆諸島の町村と同様に所属するが存在しない。従って「東京都小笠原村」が正式な表記である。

村の主な機能は父島に集中しており、人口が最も多い。また、父島や母島は第二次世界大戦中要塞化(父島要塞)されたが、空襲以外の攻撃が少なかった為、多くの戦争遺跡が残っている。

同村と同じ苗字という縁から、プロ野球選手日本ハムファイターズ所属の小笠原道大1999年(平成11年)から観光親善大使を務め、読売ジャイアンツへの移籍後も継続している。2008年(平成20年)には小笠原諸島返還40周年大使に辰巳琢郎が任命された。

2010年(平成22年)現在の老齢人口割合は9.2%で、全国の市町村の中で最も老齢人口割合が低い。逆に、生産年齢人口割合は75.7%で、全国の市町村の中で最も高い。

平成22年度国民健康保険、1人当たりの医療費は全国の市町村の中で最も低い(157,649円)。人口の年齢構成を補正した1人当たりの医療費の指数でも、全国で2位の低さである(0.71)。

村内各地区の風景[編集]

地理[編集]

  • 東京都本庁から小笠原村本庁である父島までは、約1,000 km離れている。
  • 山: 父島の最高峰は名前の無い山(326m・中央山ではない)、母島の最高峰は乳房山(463 m)
河川

歴史[編集]

行政区域変遷[編集]

  • 変遷の年表
  • 変遷表

人口[編集]

Demography13421.svg
小笠原村と全国の年齢別人口分布(2005年) 小笠原村の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 小笠原村
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
小笠原村(に相当する地域)の人口の推移
1970年 782人
1975年 1,507人
1980年 1,879人
1985年 2,303人
1990年 2,361人
1995年 2,809人
2000年 2,824人
2005年 2,723人
2010年 2,783人
総務省統計局 国勢調査より

行政[編集]

  • 村長:森下一男2003年7月27日から・任期満了は平成27年7月26日)
  • 副村長:石田和彦
  • 教育委員長:佐藤洋美(任期満了は平成26年4月27日)
  • 教育長:伊藤直樹(任期満了は平成27年9月25日)
  • 選挙管理委員長:小笠原美惠子

議会[編集]

  • 議長:佐々木幸美
  • 副議長:鯰江 満
  • 議員:稲垣 勇
  • 議員:池田 望
  • 議員:杉田一男
  • 議員:一木重夫
  • 議員:片股敬昌
  • 議員:高橋研史

任期満了は平成27年4月26日

国の機関[編集]

警察[編集]

経済[編集]

産業[編集]

  • 主な産業
    • 本土と異なる独自の生態系を持つ小笠原の自然に着目した観光が主産業である。
    • 村おこしとして、村や農業協同組合などが出資した小笠原ラム・リキュール(株)がラム酒を生産している(小笠原では明治期よりラム酒を飲む習慣がある)。
    • コーヒーノキの商業栽培が行なわれている。(日本では小笠原と沖縄のみ)

漁業[編集]

  • 二見漁港
  • 母島漁港

日本郵政グループ[編集]

(※2013年10月現在)

郵便番号は父島が「100-2101」、母島が「100-2211」となっている。

地域[編集]

教育[編集]

小学校[編集]

中学校[編集]

高等学校[編集]

交通[編集]

おがさわら丸(父島二見港)
ははじま丸(母島沖港)
共勝丸(東京港月島ふ頭)

道路[編集]

一般国道

都道

路線バス[編集]

小笠原村営バス

  • 扇浦線(村役場〜小港海岸)
  • 大村〜奥村循環線

タクシー[編集]

  • 父島タクシー(父島)

※母島はタクシーは無いが、有償運送がある(母島観光協会または宿泊先で問い合わせること)。

港湾[編集]

  • 父島二見港
  • 母島沖港

航路[編集]

小笠原海運おがさわら丸」(通称:おが丸)
東京港竹芝桟橋-父島二見港を結ぶ貨客船。(所要時間: 25時間30分、おおむね6日に1便、ピークシーズンのみ3日に1便就航)
※東京-父島間に高速旅客船テクノスーパーライナー(予定所要時間: 約16時間)の就航が決定し船舶が竣工したが、原油価格高騰等の影響もあり見送られた。
伊豆諸島開発ははじま丸
父島二見港と母島沖港を結ぶ貨客船。1日0.5〜1往復就航(所要時間: 2時間、休航日あり)。おがさわら丸入出港日は接続するダイヤを組む。
共勝丸「第二十八共勝丸」
東京港月島ふ頭-父島二見港-母島沖港を結ぶ貨物船だが最大9人の旅客営業も行っている。おおむね月3回の就航(所要時間: 約46時間だが不定)。但し、あくまでも貨物主体の運行のため、場合によっては客扱を断るときもある。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

南島

名所[編集]

観光スポット[編集]

出身有名人[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 国土交通省気象庁父島気象観測所
  2. ^ 小笠原諸島に対する予報警報業務の拡充について - 国土交通省気象庁
  3. ^ 小笠原村沿革 - 小笠原村公式サイト
  4. ^ 東京都職制沿革
  5. ^ a b 同年6月1日法律第83号「小笠原諸島の復帰に伴う法令の適用の暫定措置等に関する法律」
  6. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 13 東京都』、角川書店、1978年、ISBN 4040011309より
  7. ^ 日本加除出版株式会社編集部『全国市町村名変遷総覧』、日本加除出版、2006年、ISBN 4817813180より

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

行政
観光