NTT西日本硬式野球部

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NTT西日本硬式野球部
チーム名(通称) NTT西日本、N西
加盟団体 日本野球連盟
加盟区分 企業チーム
創部 1952年
チーム名の遍歴

  • 電電近畿 (1952 - 1984)
  • NTT関西 (1985 - 1998)
  • NTT西日本 (1999 - )
本拠地自治体

練習グラウンド NTT西日本淀グラウンド(京都府久世郡久御山町
チームカラー 青色(紺色)
監督 河本泰浩
都市対抗野球大会
出場回数 34回
最近の出場 2023年
最高成績 優勝(1回)
社会人野球日本選手権大会
出場回数 23回
最近の出場 2022年
最高成績 準優勝
全日本クラブ野球選手権大会
出場回数 ※出場資格なし

NTT西日本硬式野球部(エヌティーティーにしにほんこうしきやきゅうぶ)は、大阪府大阪市に本拠地を置き、日本野球連盟に加盟する社会人野球の企業チームである。合宿所・練習グラウンドは、京都府久世郡久御山町に所在する。

運営母体は、NTTグループ。伝統的に強力な投手陣を武器とするチームである。

歴史[編集]

日本電信電話公社が設立した1952年に、大阪府大阪市を本拠地とし『電電近畿硬式野球部』として創部した。

1959年都市対抗野球に初出場し3位となり、1965年都市対抗野球では初優勝を果たした。

1985年、日本電信電話の民営化に伴いチーム名を『NTT関西硬式野球部』に改称した。

1990年日本選手権に初出場する(初戦敗退)。

1999年NTTグループの再編に伴い同年1月にNTT東京硬式野球部を『NTT東日本硬式野球部』に、NTT関西硬式野球部を『NTT西日本硬式野球部』にそれぞれ改称し、社内の各野球部はそのどちらかに統合されることが決まった。これを受け当チームは、NTT西日本のエリアにあるチーム(NTT東海NTT北陸NTT中国NTT四国NTT九州)を統合した。この中にはクラブチーム化して存続するチームもあったが、2003年までにすべて廃部となっている。

2005年ドラフト会議では、当チームから大量5選手(岸田護投手山崎隆広外野手藤井淳志・外野手、齊藤信介・投手、脇谷亮太内野手)が指名を受けた。その影響から2006年シーズンでは公式戦で企業チーム相手に2勝しかできず、同年の都市対抗野球では本戦出場を逃し、日本選手権では近畿最後の枠に滑り込んだものの、2回戦敗退と不完全燃焼のシーズンに終わった。しかし、翌2007年に監督に就任した橋本哲也が短期間でチームを立て直し、同年から2013年まで7年連続で都市対抗野球本戦に出場している。

2011年3月11日に行なわれたJABA東京スポニチ大会決勝の対JX-ENEOS戦において1回途中に東北地方太平洋沖地震が発生した。このため同試合はノーゲームとなり、3月18日に改めて再試合を行なう予定であったが、地震に伴う東日本大震災を考慮し中止となり両チームが優勝となった。

設立・沿革[編集]

主要大会の出場歴・最高成績[編集]

「電電近畿」「NTT関西」時代を含む

主な出身プロ野球選手[編集]

「電電近畿」「NTT関西」時代を含む

元プロ野球選手の競技者登録[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]