フクロウ

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?フクロウ

フクロウ Strix uralensis
保全状態評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
ファイル:Status iucn3.1 LC.svgワシントン条約附属書II類
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: フクロウ目 Strigiformes
: フクロウ科 Strigidae
: フクロウ属 Strix
: フクロウ S. uralensis
学名
Strix uralensis Pallas, 1771
和名
フクロウ
英名
Ural owl

フクロウ(梟、Strix uralensis)は、動物界脊索動物門フクロウ目フクロウ科フクロウ属に分類されるフクロウ。

目次

[編集] 分布

ユーラシア大陸北部

  • S. u. fuscescens キュウシュウフクロウ

日本(本州南部、四国九州

  • S. u. hondoensis フクロウ

日本(本州北部)

  • S. u. momiyamae モミヤマフクロウ

日本(本州中部)

[編集] 形態

全長48-52cm、翼開長94-110cm。尾羽はやや長い。上面は褐色の羽毛で覆われ、濃褐色や灰色、白い斑紋が入る。下面は白い羽毛で覆われ、褐色の縦縞が入る。顔は灰褐色の羽毛で覆われ、顔を縁取る羽毛(顔盤)はハート型。翼は短く、幅広い。翼の下面は淡褐色の羽毛で覆われ、黒い横縞が入る。

眼はやや小型で、虹彩は黒や暗褐色。嘴の色彩は緑がかった黄褐色。趾は羽毛で覆われる。

幼鳥は全身が白い羽毛で覆われる。

[編集] 分類

  • Strix uralensis uralensis Pallas, 1771
  • Strix uralensis fuscescens Temminck & Schlegel, 1850 キュウシュウフクロウ
  • Strix uralensis hondoensis (A. H. Clark, 1907) フクロウ
  • Strix uralensis japonica (A. H. Clark, 1907) エゾフクロウ
  • Strix uralensis momiyamae Taka-Tsukasa, 1931 モミヤマフクロウ - など

[編集] 生態

平地から山地にかけての森林に生息し、周辺の開けた草地や農耕地、人家の近辺、ゴルフ場などを狩り場とする。夜行性で、昼間は日光があまり届かないような木の茂みで休息する。

食性は動物食で、主に小型哺乳類を食べるが、小型の鳥類、昆虫なども食べる。よく見渡せる高木などにとまって待ち伏せし、獲物を見つけると翼を細かくはばたかせながら飛びかかる。 強風や雨天が続いた場合は昼間でも狩りを行ったり、保存した獲物を食べる。

繁殖形態は卵生。主に大木の樹洞に巣を作るが、神社の軒下や巣箱、他の鳥類の古巣などを利用することもある。3-4月に1回に3-4個の卵を産む。メスのみが抱卵し、オスはメスに獲物を運ぶ。雛が孵化して2週間ほどすると、メスも餌運びに参加する。雛は孵化後1か月で巣立ちを終え、枝上で親鳥から餌をもらうようになる。幼鳥はまだうまく飛べないため地面に落ちることがあり、その際は羽ばたきながら爪を使って木の幹を登っていく。しかしその時、キツネやワシタカ類などに捕食されたり、カラスに見つかってモビングを受けることがある。巣立ち後、3か月ほどすると親鳥から離れ独り立ちをする。

[編集] 人間との関係

鳴き声を日本語に置き換えた表現(聞きなし)としては「五郎助奉公」や「ボロ着て奉公」、「糊付け干せ」などがある。

本種は巣を大木に作るため、地域によっては開発等により大木のある原生林が減少することに伴い生息数が減少している。その反面、周囲に林等が残されていることが多い神社や寺等では比較的見かけられることもある。

前述通り幼鳥はうまく飛べないため、地面に落ちたところを人間に巣から落ちたと間違われ、誤認保護されることもある。

特徴的な鳴き声が印象的な為か、日本の民話にもしばしば登場する。

近年、アジアなどで食用として密輸され、摘発されるケースがある。

[編集] 地方公共団体の鳥

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

[編集] 参考文献

  • 安部直哉 『山渓名前図鑑 野鳥の名前』、山と渓谷社2008年、282頁
  • 五百沢日丸 『日本の鳥550 山野の鳥 増補改訂版』、文一総合出版2004年、96-97頁。
  • 高野伸二編 『山渓カラー名鑑 日本の野鳥 特装版』、山と渓谷社、1985年、346-347頁。
  • 高野伸二 『フィールドガイド 日本の野鳥 増補改訂版』、日本野鳥の会2007年、188-189頁。
  • 真木広造、大西敏一 『日本の野鳥590』、平凡社2000年、373頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 鳥』、小学館2002年、74頁。
  • 国松俊英、関口ジュン 『フクロウの大研究』 PHP研究所、2006年、28~32頁。

[編集] 外部リンク

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