ワシミミズク

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ワシミミズク
Uhu-muc.jpg
ワシミミズク
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: フクロウ目 Strigiformes
: フクロウ科 Strigidae
: ワシミミズク属 Bubo
: ワシミミズク B. bubo
学名
Bubo bubo
Linnaeus, 1758
和名
ワシミミズク
英名
Eurasian Eagle Owl

ワシミミズク鷲木菟、学名:Bubo bubo)は、フクロウ目フクロウ科に分類される鳥類の一種。


形態[編集]

体長約72cm。特に雌は大きく、翼の開張180cm、体重4kgに達するものがある。羽色は赤みのある黄褐色かクリーム色で、全体に不規則な縞や斑がある。体色は褐色。目の虹彩は橙色で、くちばしは黒い。足指まで羽毛がある。

分布[編集]

分布図

ワシミミズクの分布は、極地圏と熱帯を除くユーラシア大陸の大部分である。

日本では迷鳥として北海道伊豆諸島奄美大島で数回の記録があるだけとされていたが、その後の調査で北海道北部で数つがいが繁殖しているのが確認された。北方領土国後島択捉島でも少数が留鳥として生息する。

生態[編集]

人里離れた大森林、岩場、荒れ地に留鳥として住み、1年中テリトリーをもっている。 体が大きく力が強いので、もっとも強力な「夜の猛禽」と呼ばれる。

捕食[編集]

捕食のために飛翔するワシミミズク

日中は樹木の枝や岸壁にとまって休んでいるが、一般に夜になると猛禽類の本領を発揮する。その形態は、獲物が通るのをじっと待ち、見つけるやいなや、音も立てずに幅の広い翼をゆっくりと羽ばたいて、襲いかかる。

食形態[編集]

ノウサギネズミなどの中・小型の哺乳類を食物とするが、鳥類も良く捕らえる。中には体重13kgのシカを倒した記録があり、キツネテンイタチなどの肉食獣、ガンなどの大型の鳥類、ハヤブサノスリ、他のフクロウなどの猛禽類さえ捕食することがある。

繁殖[編集]

巣はテリトリーの中の岩棚、大木のうろ、カラスの古巣などから条件の良い1ヵ所を選び、巣材はほとんど使わない。

3~5月ころに1腹につき2~3個の卵を産む。

Sibley分類体系上の位置[編集]

Eagle Owl IMG 9203.JPG
シブリー・アールキスト鳥類分類
鳥類 Aves

Status[編集]


関連項目[編集]