久古健太郎

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久古 健太郎
東京ヤクルトスワローズ #26
Kyuuko kentarou.jpg
2013年8月11日、秋田県立野球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 東京都豊島区
生年月日 1986年5月16日(28歳)
身長
体重
181 cm
82 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2010年 ドラフト5位
初出場 2011年4月24日
年俸 2,200万円(2014年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

久古 健太郎(きゅうこ けんたろう、1986年5月16日 - )は、東京ヤクルトスワローズに所属するプロ野球選手投手)。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

東京都豊島区巣鴨出身で、両親は北海道上川郡新得町出身[1]。小学1年から野球を始め、中学時代は豊島シニアに所属。国士舘高時代は、1年秋から新垣勇人に続く2番手の先発投手となり、明治神宮野球大会では会1回戦の対延岡学園戦で先発している[2]。2年春には2003年のセンバツに出場し、堂上剛裕を擁する愛工大名電高との初戦で7回を2安打1失点と好投するも、0対1で敗退。エースとして迎えた3年夏は東東京大会の準々決勝で正則学園に敗れた[3]

高校卒業後は青山学院大学に進学し、野球部の同期には井上雄介がいた。1年春から高市俊の控えとして公式戦に出場し[4]、4年秋にはエースとして13試合に登板して2勝を挙げるなど大学通算3勝を記録した。大学卒業後は日産自動車に進むも入社直前に休部が発表された[5]。休部にともない翌2010年日本製紙石巻に移籍するとチームのエースとなり、東北2次予選で13回1/3を投げて防御率1.35の好投でチーム史上初となる第81回都市対抗出場に貢献した[6]。本大会ではヤマハとの初戦で先発して敗れはしたものの内容をスカウトから高く評価され[7]、同年10月28日にドラフト会議にて東京ヤクルトスワローズから5位指名を受けた。担当スカウトは八重樫幸雄で、契約金4000万円、年俸1000万円(いずれも推定)で契約している[8]。同年に大学時代の1年上の元マネジャーと結婚。

プロ入り後[編集]

2011年10月15日、横浜スタジアムにて

2011年、左の中継ぎが不足しているというチーム事情もあり開幕を一軍でスタートした。4月24日の対広島東洋カープ戦で、2番手としてプロ入り初登板。1回1/3を投げ1安打無失点に抑え、プロ入り初勝利を挙げた[9][10]。開幕からしばらくは左のワンポイントでの登板がほとんどであったが、5月半ばからは1イニングを任される機会が増えた。7月10日の対阪神タイガース戦より9月9日まで21試合連続無失点を続けた[11]。これは1999年岩瀬仁紀に並ぶセ・リーグ新人投手最高記録であった[11]。11月には左手血行障害の手術を行ったが、オフに1,300万円増の年俸2,300万円(推定)で契約を更改している[12]

2014年5月3日の対阪神戦(明治神宮野球場)で同点で迎えた8回表2死一塁の場面で3番手で登板し、2ストライク2ボールから一塁へ牽制球を投げた際、一塁走者の大和が飛び出し、盗塁刺でイニング終了、その裏味方が逆転し、久古の9回の登板がなかった為、NPB史上2人目、セ・リーグでは初の対戦打者0人で勝利投手となった[13]

プレースタイル・人物[編集]

球の出所が見難い左のサイドハンドから投げ込まれる独特の球筋が最大の特徴。

平均球速138km/h[14]、最速145Km/hのストレートスライダーカットボール[15]シュートカーブ、に加えてチェンジアップ[6]を投げる。

テンポ良く低め、コーナーに投げ込み打たせて取る投球が持ち味。左打者の内角を攻める度胸にも定評がある[8]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2011 ヤクルト 52 0 0 0 0 5 2 1 20 .714 161 37.0 37 1 13 1 4 31 0 1 16 15 3.65 1.35
2012 9 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 37 8.0 9 2 3 0 0 6 0 0 7 5 5.63 1.50
2013 38 0 0 0 0 2 1 0 9 .667 120 29.1 28 6 3 0 2 33 0 0 10 9 2.76 1.06
2014 46 0 0 0 0 1 3 0 7 .250 156 33.2 39 4 13 0 4 22 2 0 21 21 5.61 1.54
通算:4年 145 0 0 0 0 8 6 1 37 .571 474 108.0 113 13 32 1 10 92 2 1 54 50 4.17 1.33
  • 2014年度シーズン終了時

記録[編集]

その他の記録
  • 打者0人で勝利投手:2014年5月3日、対阪神タイガース7回戦(明治神宮野球場)、8回表に一塁走者大和が盗塁死 ※セ・リーグ初 ※史上2人目

背番号[編集]

  • 26 (2011年 - )

脚注[編集]

  1. ^ 新たな“持ってる男”早くも5勝、ヤクルト久古健太郎 ZAKZAK、2011年7月15日
  2. ^ 毎日新聞、2003年2月21日付朝刊、東京地方面
  3. ^ 読売新聞、2004年7月26日付朝刊、東京地方面
  4. ^ 読売新聞、2005年6月6日付朝刊、P.14
  5. ^ 読売新聞、2009年2月10日付朝刊、P.25
  6. ^ a b 毎日新聞、2010年8月27日付夕刊、P.9
  7. ^ 毎日新聞、2010年11月6日付朝刊、宮城地方面
  8. ^ a b 毎日新聞、2010年11月26日付朝刊、宮城地方面
  9. ^ 久古 プロ初登板勝利の記念球は「石巻へ」スポーツニッポン 2011年4月24日
  10. ^ 燕・久古、記念のボール「石巻に送りたい」 サンケイスポーツ、2011年4月24日
  11. ^ a b ヤクルト・久古 セ新人連続試合無失点タイ記録”. 産経新聞 (2011年9月10日). 2011年9月10日閲覧。
  12. ^ スポニチ 2011年12月12日 52試合に登板のルーキー久古は2,300万円でサイン
  13. ^ 久古 史上2人目打者0人で勝利投手に!「そっとしておいて」スポーツニッポン2014年5月4日配信
  14. ^ 『2012プロ野球オール写真選手名鑑』 日本スポーツ企画出版社、2012年、97頁。ISBN 978-4-905411-04-8
  15. ^ 読売新聞、2010年10月29日付朝刊、宮城地方面

関連項目[編集]

外部リンク[編集]