愛人

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愛人(あいじん)とは、

  • (現代日本語)主に異性間において、深い性愛関係にある相手を指す。
  • (古来の日本語)恋人。あるいは人を愛すること。

目次

[編集] 概説・用例

西郷隆盛の座右の銘「敬天愛人」の「愛人」は、恋愛とは関係なく人間愛といったような意味である。 現代日本語では、「愛人」という表現は、単に「愛する相手」であるばかりでなく、ある種の暗示を含んでおり、不倫相手やを指す。日本でも戦前までは不倫相手という意味は無く、恋人という意味で使われていた。「愛人」に不倫相手という意味ができたのは戦後である。

韓国語では「愛人」(애인)は「恋人」の意である。中国語でも「愛人」はそのまま「愛する人」の意、恋人という意味でしかなく、現代日本語で言うところの「愛人」は「情人」と言う。

[編集] 現代日本語の「愛人」

  • 正式な婚姻関係がない(側室は除く)。
  • 関係の深さ(肉体関係が暗示される)。
  • 場合によっては、相手に何らかの支配を及ぼしていることや金銭などを渡していることといった、関係の非対称性が暗示される。
  • ある程度の年齢の男女に、もしくは年上の男性から見た年下の女性に対し、用いることが多い。
  • 第三者から見て、侮蔑的な意味合いが込められる場合がある。

例えば、男子高校生が交際している女性を親に紹介する際に「恋人である」とは言っても、「愛人である」とは言わない。

男女の関係が、恋人セックスフレンドか、それとも愛人か内縁かは明確にわかるとは限らないが、妻のある男性の愛人は、以前(特に1960年代まで)は「二号(二号夫人)[1]」「」「囲いもの」などと呼ばれた人々と重なる。

マルサ用語では「愛人」と呼ぶのを避け、「特殊関係人」と呼ばれる。こうした言い換えは1987年の映画『マルサの女』で知れ渡るようになった。

2005年には、川崎市内の小学校の漢字書き取りテストで「夫の愛人」という問題が出され、小学生に教える言葉としてふさわしくないのではないかと騒動になった。

[編集] 愛人と芸術

文芸作品には、愛人及び愛人関係を扱ったものが多く見られる。演歌で「待つ女」として定型化して描かれるのも、多くはこの種の関係である。

[編集] 脚注

  1. ^ 阿川弘之『犬と麻ちゃん』にこの表現が出て来る。舞台はちょうど1968年

[編集] 関連項目

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