ドクタークイン 大西部の女医物語

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ドクタークイン 大西部の女医物語』(ドクタークイン だいせいぶのじょいものがたり)は、アメリカで1993年から1998年まで放映されたテレビドラマ。原題『Dr. Quinn, Medicine Woman』。日本ではNHKで放映された。ドクタークインを演じるジェーン・シーモアは英国出身。1973年007 死ぬのは奴らだ」でヒロインを務めた元ボンドガールでもある。

日本ではNHK1993年2000年まで途中中断や再放送を挟みながら放送。2008年4月からはチャンネル銀河でシーズン1が放送される。日本では映像ソフト化されていなかったが、2009年4月にNHK放送時の吹替えを収録したシーズン1DVD-BOXの発売が予定されている。

目次

[編集] あらすじ

時代は19世紀後半、主人公はアメリカのコロラド州の町、コロラド・スプリングスで開業医をする女性。医師公募に応じて大都会のボストンから田舎町に移住する。到着早々ある事件がきっかけで亡くなった友人の3人の子供を引き取ることになる。当時では珍しい女医ということで好奇と偏見の目にさらされるが、持ち前の行動力と意志の強さではねのけ、子供達とともに力強く生きていく。

シリーズを通して、ミケーラとサリーの恋愛関係の進展と子供たちの成長を扱った。個々のストーリーでは、西部の田舎町の庶民の暮らし、女医への偏見、黒人差別、アメリカ原住民(インディアン)の迫害、女性の自立、自然破壊等に触れた話題を扱った。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] 登場人物

[編集] ミケーラの家族

ミケーラ(マイク)・クインジェーン・シーモア 声:范文雀
主人公の女医。1833年2月15日、ジョセフとエリザベスの夫婦の五女としてボストンで生まれた。医師の資格をとった後、コロラド・スプリングスへ単身移住、開業する。町民はマイクという名前から男の医者を期待していたが、女医の来訪に驚いた。彼らからは「マイク先生(ドクターマイク)」と呼ばれることが多く、ミケーラという女性らしい名前で呼ばれることは少ない。意思が強く、曲がったことは大嫌い。そのため保守的な町の人々とたびたび衝突を起こすが、人々も次第にミケーラの存在を認めるようになる。後にサリーと結婚し、娘のケイティを出産する。
ジョセフ・クインジョン・クラーク
ミケーラの父。娘が四人生まれた後、五人目こそ絶対に男子が生まれると信じ、マイケルという名を考える。しかし、生まれた子は女子であったためミケーラと名付けた。
エリザベス・クイン (第1シーズンのみジェーン・ワイマン 声:中西妙子

第2シーズンよりジョーガン・ジョンソン

ミケーラの母。西部の田舎町で働くミケーラを心配し、何度かボストンから訪れる。診療所開設のための資金をミケーラに与えた。
マジョリー・クインアーレイ・ミルズ 声:吉田理保子 123話のみ横尾まり
ミケーラの姉。ミケーラ訪問の際、ジェークに思いを寄せられる。
レベッカ・クインエリノア・ドナヒュー 声:矢野陽子
ミケーラの姉。
セオドア・クインデービッド・オグデン・スティアズ
ミケーラの叔父。ミケーラの名付け親。有名な音楽家。死んだ息子に似たブライアンにボストンでのピアノレッスンをもちかける。

[編集] サリーの家族

バイロン・サリージョー・ランドー 声:谷口節
ミケーラの一番の理解者。やや無愛想だが情に厚い。アメリカへ渡る移民船で生まれ、十歳の時に両親を相次いで失う。町の周辺で暮らすシャイアン族との親交から、狩猟、投げ斧、乗馬、大工など数多くの技能や知識に長けており、ミケーラもしばしば彼らの先祖伝来の知恵の恩恵にあずかっている。
アビゲイル・サリー
故人。サリーの妻。ローレンの娘。1年前、出産の際に子供と共に死去。

[編集] クーパー家

マシュー・クーパーチャド・アレン 声:真殿光昭
ミケーラに引き取られた三人の子のうちの長男。正義感が強く真面目な性格で、後に保安官になり男として成長する。
コリーン・クーパーエリカ・フローレンス[~第3シリーズ]/ジェシカ・ボウマン[第3シリーズ~] 声:折笠愛
マシューの妹・ブライアンの姉。ミケーラの姿を見て女医を志し、診療所では助手を務め、第5シリーズからは医学を学ぶためデンバーへ。最終回アンドルーと結婚する。
ブライアン・クーパーショーン・トゥーベイ 声:小桜エツ子
一家の末っ子。好奇心旺盛で純真な少年。よろず屋のローレンとは親友。
シャーロット・クーパーダイアン・ラッド 声:沢田敏子
三人の子供の母。町で宿屋を営んでいた。ミケーラに深い理解を示すが、突然の事故によって死亡。三人の子供をミケーラに託す。
イーサン・クーパーベン・マーフィー 声:小林修
三人の子供の父。家族を捨てて放浪中。しばしば町に現れて三人の子供の親権をミケーラと争う。

[編集] ローレンの家族

ローレン・ブレイオーソン・ビーン 声:阪脩
よろず屋の店主。ジェーク、ハンクらとよくつるんでいる。ハーモニカが得意。
モード・ブレイバーナ・ブルーム 声:竹口安芸子
第1シリーズ(パイロット版)に登場。ローレンの妻。心臓発作の持病がある。ローレンが女医を受け入れないため治療ができず、心臓発作で死亡。
オリーブ・デービスゲイル・ストリクランド 声:麻生美代子
第1シリーズ(第3回から)に登場。ローレンの妹。シャーロットの親友。牛飼いの仕事をしている。グレースを料理人として雇っていた。飼っていた牛を遺産としてマシューに残した。
ドロシー・ジェニングスバーバラ・バブコック 声:谷育子
第2シリーズより登場。ローレンの義妹。夫の虐待から逃げコロラド・スプリングスへ訪れる。夫殺しを疑われるが無罪を証明され、以後町の住人となる。ミケーラとは親友同士に。ローレンの店を手伝うが。後に小さな新聞社を設立する。ジェークに思いを寄せられるが、最後はクラウド・ダンシングを愛するようになる。


[編集] コロラド・スプリングスの住人

ジェーク・スリッカージム・ノベロッチ 声:若本規夫
床屋の店主。ミケーラが来るまで町の医師代わりでもあった。幼少の頃に両親が失踪、その孤独からか屈折した性格を持つ。読み書きがあまりできないことにコンプレックスがあり、アルコール依存症であったがミケーラや町の人々の協力で徐々に克服し、後に選挙で町長になる。ドロシーに思いを寄せた事もあったが、第6シリーズでモラレスと結婚。
ハンク・ローソンウィリアム・ショックリー 声:立木文彦
酒場の店主。乱暴で野蛮な性格でミケーラと対立する事も多い。他界した最愛の女性との間に生まれた一人息子が居る。
ホレス・ビングフランク・コリソン 声:幹本雄之
郵便局の電報係。気は弱いが優しい男。酒場の娼婦マイラと結ばれるが、結婚生活がうまくいかず別居してしまう。鉄道開通後は駅長を兼任する。
マイラヘレネ・ウディ 声:さとうあい
ハンクの酒場で働く娼婦。店を辞めホレスと結婚、娘のサマンサをもうけるが、別居のちに離婚。
ロバート・Eヘンリー・G・サンダース 声:麦人
鍛冶職人の黒人。奴隷制は廃止されたが、逃亡奴隷の過去がある。逆境に負けない忍耐力を持つ。
グレースジョネル・アレン 声:弥永和子
料理の上手な黒人女性。町に定住後、広場を利用してレストランを開く。第2シリーズでロバート・Eと結婚する。
ティモシー・ジョンソン牧師ジェフリー・ロウアー 声:大塚芳忠
教会の牧師。元ギャンブラーという過去を持つ。第5シリーズで目の病気にかかり失明する。
プレストン・A・ロッジ三世ジェーソン・リーランド・アダムス 声:堀之紀
第4シリーズより登場。ミケーラと同じボストン出身の銀行家で策略家。町に銀行を設立する。その後、ホテルを建設を行いアンドルーを専属医に雇う。ボクシングが得意。最終回で銀行の経営に失敗し町を去る。
アンドルー・クックブランドン・ダグラス 声:柴本浩行
第4シリーズより登場。ミケーラの出産に立ち会うためボストンからやって来た若手医師。産休中のミケーラの代理を務め、後にプレストンのホテルの専属医になる。最終回、恋仲となったコリーンと結婚する。
イングリッドジェニファー・ヤング 声:亀井芳子
マシューの恋人。スウェーデンからの移民で兄弟が居る。第4シリーズ開始間もなく、ブライアンの飼い犬パップに噛まれマシューとの結婚を目前に狂犬病で命を落とす。
アンソニーブレンデン・ジェファーソン声:坂本千夏
第4シリーズより登場。不治の病を患う孤児の黒人少年。ロバート・グレース夫妻の養子になるが、第6シリーズで他界。

[編集] その他の人々

クラウド・ダンシングラリー・セラーズ 声:中田和宏
白人に友好的なシャイアン族。ミケーラ達の強い味方であり度々窮地を救われる。サリーとは兄弟のように強い友情で結ばれている。
スノーバードタントゥー・カーディナル 声:竹口安芸子
クラウド・ダンシングの妻 。後にシャイアン族虐殺事件により死亡。
ダニエル・サイモンジョン・シュナイダー 声:野島昭生
第5シリーズで登場、第6シリーズより町の住人に。サリーの友人。
キッド・コールジョニー・キャッシュ 声:小林清志
コロラド・スプリングスを訪れたガンマン。町の保安官を務めた事がある。シスター・ルースと結婚。
カスター将軍テーラー・ニコルズ[パイロット版]/ ダレン・ダルトン[第1シリーズ]/ ジェーソン・リーランド・アダムス [第2シリーズ〜]/声:堀之紀
歴史上に実在する人物(ジョージ・アームストロング・カスター)。史実と同様インディアン虐殺を行う。第1シリーズより登場し長らくインディアンやミケーラ達を苦しめ、第3シリーズで出番を終える。

[編集] 関連商品

  • 書籍
    • NHKテレビ版 ドクター・クイン大西部の女医物語 ISBN 476309825X
  • DVD(海外版)
    • Dr Quinn Medicine Woman: Complete First Season
    • Dr Quinn Medicine Woman: Complete Second Season
    • Dr Quinn Medicine Woman: Complete Third Season
    • Dr Quinn Medicine Woman: Complete Fourth Season
    • Dr Quinn Medicine Woman: Complete Fifth Season
    • Dr Quinn Medicine Woman: Complete Sixth Season

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク