シン・シティ
| シン・シティ | |
|---|---|
| Sin City | |
| 監督 | ロバート・ロドリゲス フランク・ミラー クエンティン・タランティーノ(スペシャルゲスト監督) |
| 脚本 | ロバート・ロドリゲス フランク・ミラー |
| 原作 | フランク・ミラー |
| 製作 | エリザベス・アヴェラン ロバート・ロドリゲス フランク・ミラー |
| 製作総指揮 | ボブ・ワインスタイン ハーヴェイ・ワインスタイン |
| 出演者 | ミッキー・ローク ブルース・ウィリス ジェシカ・アルバ |
| 音楽 | ジョン・デブニー グレーム・レヴェル ロバート・ロドリゲス |
| 撮影 | ロバート・ロドリゲス |
| 編集 | ロバート・ロドリゲス |
| 製作会社 | トラブルメイカー・スタジオズ |
| 配給 | ミラマックス ギャガ |
| 公開 | |
| 上映時間 | 124分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $40,000,000[1] |
| 興行収入 | $74,103,820[1] $158,753,820[1] |
| 次作 | シン・シティ2 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
| AllRovi | |
| IMDb | |
『シン・シティ』(Sin City)は、2005年公開のアメリカ映画。R-15指定。
目次 |
[編集] 概要
フランク・ミラーによるコミック『シン・シティ』を映画化したもので、原作での4つのエピソードを再構成し、相互に関連した3つのエピソードとしてまとめられている。なお、これら3つのエピソードは時系列が入れ替えられている(時系列順では、オープニング→EP.3→EP.1→EP.2→エンディングとなる)。
原作のもつ雰囲気を再現するため、極度に明暗を強調したモノクロ映像に一部カラーが挿入される演出となっている。そのため、撮影は全編がグリーンスクリーンを利用して行われ、背景などはCGが合成されたものである。
監督は、ミラーとロバート・ロドリゲスの共同監督としてクレジットされているほか、特別ゲスト監督としてクエンティン・タランティーノが一部のシーン[2]を担当している。なお、共同監督のクレジットについては、全米監督協会(DGA)が「1作品に『監督』としてクレジットされる者は1人に限る」とのルールを理由に許可しなかったため、ロドリゲスが一時的にDGAを脱退したという経緯がある。
続編の製作が決定しているとされ、ミラーも全3作と発言しているが、未公開である。なお、続編にはアントニオ・バンデラスやジョニー・デップの出演が噂されている。
全米週末興行収入成績初登場第1位(2005年4月1日-3日付)。
[編集] ストーリー
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
[編集] EP1「ハード グッバイ」
強面な大男であるマーヴは酒場でゴールディという美女と出会い、ホテルにて一夜を共にする。しかし彼が目を覚ますとゴールディは死んでおり、直後に警官隊が駆けつけてくる。
辛くもホテルから脱出したマーヴは自分を嵌め、ゴールディを殺した犯人に復讐すべく、保護観察官ルシールの助けを借りつつ犯人探しを始める。そして殺人鬼であるケビンとの戦い、ゴールディの姉であるウェンディと出会ううちに彼は犯行を企てたのが国を裏から牛耳る有力者、ロアーク卿であることを突き止める。
[編集] EP2「ビッグ ファット キル」
恋人であるシェリーに手下と共にしつこく付きまとう男、ジャッキーボーイに対し、ドワイトはきつい制裁を加えて追い返すことに成功する。しかし、妙な胸騒ぎを覚えたドワイトは彼らの車を追いかける。
ジャッキーボーイはドワイトの元恋人であるゲイルが仕切る娼婦街へ赴く。彼はそこで見つけた娼婦ベッキーを無理やり連れて行こうとして拳銃を取り出すが、それは娼婦街のルールを破る行為であった。ルールを破った彼は娼婦街を警備する殺人兵器ミホによって手下もろとも殺害されてしまう。ところがそこでジャッキーボーイの正体は刑事であることが分かり、ゲイル達はお互い干渉せずという警察とのルールを破ってしまう。
ドワイトは娼婦街を救うため、証拠の隠滅を図るが娼婦街を手に入れようとするマヌート一味が彼を狙う。
[編集] EP3「イエロー バスタード」
心臓に持病を持つ刑事ハーティガンは連続幼女殺人犯であるロアーク・ジュニアを追い詰めて重傷を負わせ、少女ナンシーを助けることに成功する。ところが相棒であるボブに裏切られ、撃たれて重傷を負ってしまう。そのうえ、ロアーク・ジュニアの父親であるロアーク議員によって連続幼女殺人の犯人にされ、刑務所に入れられてしまう。
それから8年後、刑務所から出たハーティガンはナンシーが再び狙われていることを知り、大人となった彼女に会いに行く。
再会を喜ぶ二人だがその近くには治療の副作用で醜く変貌したロアーク・ジュニア(イエローバスタード)が彼らを狙っていた。
[編集] キャスト
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
[編集] EP1「ハード グッバイ」のメイン登場人物
- まるで超人ハルクのような風貌を持つ残忍な怪力男。殺し屋殺しを稼業としている。ゴールディの殺害者に対し復讐の念に燃える。
- ゴールディ:ジェイミー・キング
- マーヴと一夜を共にした美しい娼婦。その翌日、何者かに殺害された。
- ウェンディ:ジェイミー・キング
- ゴールディの双子の姉妹。ゴールディの殺害者に対し深い憎悪を持つ。
- マーヴの保護観察官。マーヴの身体を安定する薬を持つ。レズビアン。
- ケビン:イライジャ・ウッド(セリフなし)
- 農場に住む殺人鬼。食人趣味を持つ。見た目は大人しそうな青年だが、マーヴを簡単に倒すほどの力を持つ。
- アメリカを裏から牛耳っている聖職者。ケビンを寵愛しており、彼の非道な行為にも目をつぶっていた。
[編集] EP2「ビッグ ファット キル」のメイン登場人物
- ドワイト:クライヴ・オーウェン(吹替:堀内賢雄)
- 娼婦街に顔が利くガンマン。過去に犯した罪から逃れるために、顔を整形し身を潜めていた。元恋人ゲイルと娼婦街のために戦う。
- 娼婦街の女王。娼婦を自立し武装させ、娼婦街のルールを作る。その為、娼婦街はマフィア・警察も介入出来なくなっている。
- シェリー:ブリタニー・マーフィ(吹替:魏涼子)
- ジャッキー・ボーイの元彼女。暴力を振るうジャッキー・ボーイに嫌気がさし、今はドワイトと交際している。
- ミホ:デヴォン青木(セリフなし)
- 娼婦街の女用心棒。二刀流と手裏剣と弓矢の使い手。
- ベッキー:アレクシス・ブレデル
- 娼婦街で娼婦として働く少女。腹黒い性格で、自分のためなら平気で他人を裏切る。母親には絶対に仕事を知られたくないと思っている。
- ジャッキー・ボーイ:ベニチオ・デル・トロ(吹替:山路和弘)
- 仲間4人を引き連れ悪事を行う悪徳警官。
- マヌート:マイケル・クラーク・ダンカン(吹替:銀河万丈)
- 娼婦街の女たちを抹殺するために陰謀を図るマフィアの用心棒。右目が金色の義眼の大男。
[編集] EP3「イエロー バスタード」のメイン登場人物
- 額に「X」の傷跡を持つ老刑事。幼女連続殺人魔からナンシーを救おうと奮闘する。心臓病を患っている。
- 幼女連続殺人魔に命を狙われた少女。現在は魅力的に成長し、バーのダンサーをしている。
- ハーティガンの相棒。
- 幼女連続殺人魔でシン・シティの有力議員の息子。過去の治療の副作用で全身が不気味な黄色に変色し、身体からは悪臭を臭わせている。
- 枢機卿の弟で街の有力議員。息子のジュニアを酷い目にあわせたハーティガンを憎み、彼に息子の罪を全て着せる。
[編集] その他
- ザ・マン:ジョシュ・ハートネット(吹替:森川智之)
- 紳士に見せかけ女性をその気にさせてから殺す暗殺者。
- 神父:フランク・ミラー
- マーヴに尋問されたが、彼を怒らせたために殺害される。カメオ出演。
役名:配役(DVD版吹き替え)
[編集] スタッフ
- 監督:フランク・ミラー、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノ(特別ゲスト監督)
- 原作:フランク・ミラー 『Sin City』
- 脚本:ロバート・ロドリゲス、フランク・ミラー
- 製作:エリザベス・アヴェラン
- 製作総指揮:ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン
- 撮影・編集・音響:ロバート・ロドリゲス
- 音楽:ジョン・デブニー、グレーム・レヴェル、ロバート・ロドリゲス
- 日本版イメージソング:『Violet Sauce』安室奈美恵(エイベックス)
- 美術:ジャネット・スコット
- セット:デヴィッド・ハック、ジャネット・スコット
- 衣装:ニナ・プロクター
- 特殊メイク-デザイン・制作:KNB EFX
- 特殊メイク:ジェイク・ガーバー、シャノン・シェア、ガレット・インメル、クリストファー・アレン・ネルソン、他
- 特技監督・デジタルアーティスト:ジャスティン・メタム(ジ・オルファネイジ)
- 特殊効果コーディネーター:ジョン・マクロード
- 特殊効果:ジェフリー・ノット、ブライアン・モンゴメリー、フランク・W・タランティーノ、他
- 視覚効果-監修:ロバート・ロドリゲス、リチャード・マーティン、ダニエル・ルデュク、ティエリー・ドゥラットル
- 視覚効果-製作:ダニエル・ルデュク
- 視覚効果-製作総指揮:ジェフ・バーンズ(カフェFX)
- 視覚効果-制作:ジ・オルファネイジ、カフェFX、ハイブライド・テクノロジーズ
- スタント指導:ジェフリー・J・ダッシュナウ
- カメラ操作:ロバート・ロドリゲス
- キャスティング:ベス・セプコ、メアリー・ヴァーニュー
[編集] 作品データ
- 原題:Sin City/ Frank Miller's Sin City
- 製作年度:2005年
- 製作国:アメリカ
- 制作:トラブルメイカー・スタジオ
- 全米配給:ミラマックス、ディメンション・フィルムズ
- 日本配給:ギャガ
- MPAA:Rated R for sustained strong stylized violence. nudity and sexual content including dialogue.
- 映倫:R15+指定
- 日本語字幕:林完治
[編集] 日本版
[編集] キャッチコピー
- この街では、愛さえも闘い
- すべてのエンタテイメントを過去に追いやる新時代アクション超大作!
[編集] イメージソング
[編集] 小ネタ
- CMに使われたギターが印象的な曲は、The Servantというバンドの『Cells』という曲だが、実際にCMに使われている曲はこの曲のインストゥルメンタルで、独版のシングルCD「Cells」に収録されている。本人達が言うには「このインストゥルメンタルはこの映画(『シン・シティ』)の為に作った物だ」と公式に発表しているが、サウンドトラックには収録されず、前記の唯一収録されたシングルCDは現在では廃盤になっており、入手が非常に困難である。しかし映画公開当時からFANの希望が多く、The Servantの旧公式ホームページで一時期会員向けにMP3ファイルを無料公開していた。ちなみにこの曲は『トランスポーター2』のワンシーンでも使われている。しかしトランスポーターのサウンドトラックにも未収録。
[編集] ソフト化
- スタンダード・エディション・・・本編と約30分の特典映像によるDVD1枚
- プレミアム・エディション・・・本編ディスクと特典ディスクによるDVD2枚組
- コンプリートBOX・・・本編ディスク、特典ディスク、各エピソードをまとめたリカット・ストーリーズを含む特典ディスクによるDVD3枚と、オリジナル・サウンドトラック、スクリーンセーバーや壁紙集のディスクによるCD2枚、「THAT YELLOW BASTARD」の翻訳版原作コミック、解説書、トレーディングカード
- ブルーレイ
[編集] 脚注
- ^ a b c “Sin City (2005)”. Box Office Mojo. 2009年11月30日閲覧。
- ^ 「ビッグ ファット キル」において、ドワイトが運転する車の中で、助手席に座らせたジャッキーボーイの死体が喋りかけてくるという、幻覚を見るシーン。
[編集] 外部リンク
- 公式ウェブサイト(英語)
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