トヨタ・アルファード

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アルファードALPHARD )は、トヨタ自動車が販売する大型(LLクラス)ミニバン。製造はトヨタ車体が担当。

歴史[編集]

初代(2002年-2008年)[編集]

トヨタ・アルファードG
トヨタ・アルファードV
ANH1#W/MNH1#W/ATH10W型
アルファードG・V前期型
Toyota Alphard (first generation) (front, white), Serdang.jpg
アルファードG後期型
2005 Toyota Alphard 01.jpg
アルファードハイブリッド前期型
2003-2005 Toyota Alphard Hybrid.jpg
製造国 日本の旗 日本
販売期間 2002年2008年
乗車定員 7-8人
ボディタイプ 5ドア ミニバン
エンジン 標準
1MZ-FE型 3.0L V6 220ps
2AZ-FE型 2.4L 直4 159ps
ハイブリッド
2AZ-FXE型 2.4L 直4 131ps
モーター 前:1EM型 13kW/11.2kgm
後:1FM型 18kW/11.0kgm
変速機 標準:5速AT、4速AT (Super ECT)
ハイブリッド:CVT (Super CVT)
駆動方式 FF/4WD
サスペンション 前:ストラット
後:トーションビーム
全長 4840mm
全幅 1805mm
全高 1935mm
ホイールベース 2900mm
車両重量 1780-2050kg
最小回転半径 5.6-5.8m
先代 グランビア
レジアス
グランドハイエース
ツーリングハイエース
ハイエースワゴン(7,8人乗りグレード)
後継 2代目アルファード(アルファードG)
トヨタ・ヴェルファイア(アルファードV)
プラットフォーム トヨタ・Kプラットフォーム
-自動車のスペック表-
2002年5月22日
キャブオーバー型ハイエース(H100系)の派生車種である、「グランビア」(1995年登場)/「レジアス」(1997年登場)/「ツーリングハイエース」/「グランドハイエース」(共に1999年登場)(以下、まとめて「ハイエース系連合軍」)の統合後継モデルとして登場・発売された。月間目標販売台数は4000台、トヨタ車体いなべ工場での生産と発表された。
それまでトヨタはハイエース系連合軍で、日産自動車キャラバンホーミー(E24型)の派生車種である、エルグランド(E50型)に立ち向かっていたが、当時月販1万6,000台を超えるエルグランドとは対照的に4兄弟の連合軍を合計したとしても販売面で苦戦を強いられていた。そこで真っ向から勝負できるモデルを出すべくそれらを統合し、ネーミングも新たに「アルファード」として登場した。発表日を2代目エルグランド(E51型)の翌日とするなど、話題作りも販売戦略のひとつとして採りいれられた。
エルグランドはモダンでクリーンなインテリアだったのに対し、こちらは面積の広いウッドパネルをあしらうなど、あくまでも日本人好みの豪華さを目指した。全車にパワーウインドウ付き両側スライドドア、イージークローザーシステム、リモコン開閉が可能なパワーウインドウを装備。リモコンパワースライドドアや日本車初のパワーバックドアが設定された。
欧州商用車としても販売していたグランビア/グランドハイエースと完全に袂を分かち、日本国内専用かつ乗用車専用としたことで基本構成が大きく変わった。プラットフォームは2代目エスティマのものを流用、さらにアイポイントを上げ、車体剛性も高めている。FRであったグランビア(グランドハイエース)/レジアス(ツーリングハイエース)とは異なり、横置きエンジンによるFFが基本となる。また、この車体寸法と車両総重量ながら、4WDを含む全グレードのサスペンションに、FFコンパクトカーなどで一般的な、フロントマクファーソンストラット、リアトーションビームを採用している点も他社製上級ミニバンに見られない特徴である(トヨタのミニバンも以前は上級グレードのみ4輪独立懸架となっていた)。乗車定員は2列目の仕様の違いにより7名あるいは8名で、全てのグレードで4WDモデルを選ぶことが可能である。
開発当初、縦置きエンジンを踏襲し、旧グランビア系姉妹車ユーザーの受け皿となるディーゼルエンジンを設定する案もあった。しかし縮小傾向にあった日本のディーゼル車市場の動向から方針転換を図り、エスティマのコンポーネンツを最大限活用することと、廉価な4気筒車をも用意することで販売価格帯の下限を広げて拡販を狙い、ディーゼルユーザーは省燃費ハイブリッド車と、次期型ハイエース(H200系)のディーゼルなどで吸収する方針とした。
2003年4月
外板色のグレーマイカメタリック(1E8)を廃止。
2003年7月
ハイブリッド車を追加。
それと同時にMX Jエディションが廃止、デュアルパワースライドドア採用、全車にETCユニットがオプション設定、後席テレビが9インチ化される。またMS/ASにシアターサウンドシステムがオプション設定され、特別仕様車としてMS/AS Limitedを追加。
2004年4月
ビスタ店の統合によりアルファードVの扱い店がネッツ店になる。同店の上級ミニバンの扱いはグランビア以来2年ぶりとなる。
2004年8月
ハイエースワゴンのスーパーカスタム系統が統合される。
この時、特別仕様車としてMS/AS Limitedに装備を追加したMS/AS Limitedアルカンターラバージョン、MX/AX トレゾアアルカンターラバージョンが設定される。
2005年4月
マイナーチェンジにより、内外装の変更されてG-BOOK ALPHAなどを対応した。また、法規制により、サイドアンダーミラーが装着された。メーカーオプションのナビはサウンドライブラリ内蔵のHDDタイプとなる。このとき、MZ・MZ Gエディションに設定されていた外板色のグレイスフルパールトーニング(2JD)が廃止される。
2005年8月
レクサスブランドの日本国内での開業に伴い、それまでネッツ店の最上級車種であったアリストレクサス・GSとしてレクサス店に移行したため、アルファードVが同店の最上級車種となる。
同時にデュアルパワースライドドア、バックドアイージークローザー、アルカンターラシートを特別装備したMS/AS Limited、世界初DUAL AVNを搭載したナビが標準装備のMS/AS Limted DUAL AVNを設定する。
2006年
MZと同等の内装や装備を採用した特別仕様車としてトヨペット店向けにはMS/AS Prime Selection、ネッツ店向けとしてMS/AS PLATINUMセレクションが発売。
2007年6月
一部改良で外板色 ホワイトパールマイカ(042)を廃止、ホワイトパールクリスタルシャイン(070)を追加。
また、特別仕様車のMS/AS Prime Selection・PLATINUMセレクションにオプションだったパワーバックドアが特別装備されたMS/AS Prime SelectionII・PLATINUMセレクションIIとなる。
2008年3月
アルファードハイブリッド生産終了。このため、トヨタのミニバンにおけるハイブリッドは、エスティマハイブリッドに引き継がれた。また、アルファードVも生産終了。このため、アルファードシリーズはGのみとなった。

販売[編集]

ハイエース系連合軍の時代にはエルグランドに大差をつけられていたが、アルファードでは車両価格、燃費、税制面で有利な4気筒・2.4Lエンジンの設定(これはエルグランドが後に2.5Lエンジンを追加設定するきっかけとなった)が功を奏し、ハイエース系連合軍時代の屈辱を晴らすかのような驚異的なセールスで、日本のLクラスミニバン市場において一躍トップに躍り出た。同クラスではエルグランドと人気を二分しているが、エルグランドが現在の日産車に共通する「モダンリビング」のインテリアや初代から受け継がれたインパクトのある洗練されたエクステリアを持つのに対し、アルファードは木目と革がふんだんに使われた豪華なインテリアと、わかりやすいまでの押し出しの強いエクステリアを持つ。なお、香港マカオシンガポールマレーシアタイなどの日本近隣の左側通行の国には正規輸入されているほか、日本からの並行輸入も目立つ。とくに香港・タイではかなりの台数が走っているほか、香港・マカオの国境からほど近い中国広東省広州珠海深圳などでも香港・マカオから乗り入れてくるアルファードが少数見受けられる。

エンジン・駆動系[編集]

エンジンは2代目エスティマと同様、2AZ-FE型直列4気筒2400cc (159ps) と1MZ-FE型V型6気筒3000cc (220ps) とハイブリッド用の2AZ-FXE型直列4気筒2400cc (131ps) がある。

トランスミッションに関しては、2400ccの2AZ-FEにスーパーインテリジェントオートマチックの4速仕様が設定されている。3000ccの1MZ-FEには、当初、スーパーインテリジェントオートマチックの4速仕様を組み合わせていたが、マイナーチェンジで5速仕様に変更されている。ハイブリッドではTHS-Cと呼ばれるベルト式CVTを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載されている。

エスティマのプラットフォームをベースとしているため横置きエンジン前輪駆動(FF)であるが、全車に4WDが設定される。エスティマよりもリアの重量が重くなったため、実用上の問題は最小限である。4WD車は、エスティマに採用されたアクティブトルクコントロール4WDとは異なり、ビスカスカップリング付きセンターデフを用いたフルタイム4WDとなっている。また、ハイブリッドでは補助的にリアモーターが駆動するタイプの電気式4WDシステムとなっている。

取り扱いディーラー[編集]

取り扱いはGがトヨペット店、Vがネッツ店(2004年4月まではトヨタビスタ店)。ハイブリッドは両店で取り扱われていた。なお、GとVの違いはフロントグリルとリヤエンブレム、およびグレードによって異なる内装のみである。また、前モデルのグランビアグランドハイエースもフロントグリルとテールランプが異なる。

ロイヤルラウンジ[編集]

アルファードから3列目シートを撤去し、2列目シートをキャプテンシートにした仕様。後席には専用のシートが装備されパワーシート、集中スイッチ(窓、カーテンなど)、オットマン、読書灯などを備える。足元の広さは高級セダンをはるかにしのぐ。G・Vとハイブリッド全車に設定があるが、ハイブリッドは価格上昇を抑えるために装備の質が落とされている(シート生地がG・Vは本革であるのに対し、ハイブリッドはモケットであるなど)。架装はトヨタモデリスタインターナショナルが行う。

グレード マイナーチェンジ前[編集]

MZ Gエディション
ツインムーンルーフ、パワーバックドア、トップシェード・IRカット付ウインドシールドグリーンガラス、IRカット機能付き合わせフロントサイドドアガラス(撥水機能付)、本革シート、合皮ドアトリムが主なMZからの追加装備である最上級グレード。その他は下のMZに準ずる。

オーディオはインダッシュCDチェンジャー(6連奏)+MD一体AM/FMマルチ電子チューナー付き+ラジオ+6スピーカー。スライドドアは助手席側電動となる。乗車定員は7人乗りのみの設定。内装色はアイボリーの本革。

MZ
トップシェード付ウインドシールドグリーンガラス、リニアモーター式電動カーテン、運転席パワーシート、オプティトロンメーター、本革巻+木目調ステアリングホイールなどを装備する上級グレード。

オーディオはインダッシュCDチェンジャー(6連奏)+MD一体AM/FMマルチ電子チューナー付き+ラジオ+6スピーカー。スライドドアは助手席側電動となる。乗車定員は7・8人乗りの設定。内装色はアイボリーのジャガードモケット。

MS/AS
エアロバンパー+サイドマッドガード、大径テールパイプをはじめウインドシールドグリーンガラス、運転席マニュアルシート、スポーツタイプメーター、本革巻+木目調ステアリングホイールなどを装備するスポーツタイプグレード。

オーディオはMD/CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ+6スピーカー。スライドドアはオプションでパワースライドドアを用意。乗車定員は7・8人乗りの設定。内装色はストーンのスウェード調ニット。

MX Lエディション/AX Lエディション

AX/MXをベースに片側パワースライドドアやディスチャージヘッドランプを装備したXの中でお得なグレード。 オーディオはMD/CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ+6スピーカー。乗車定員は8人乗りのみの設定。内装色はアイボリーのプリントニット。

MX/AX

ハロゲンヘッドライトや両側マニュアルスライドドアを装備したベーシックグレード。 オーディオはMD/CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ+6スピーカー。乗車定員は8人乗りのみの設定。内装色はアイボリーのプリントニット。

MX J エディション
MXからプライバシーガラス、カラードドアミラー、エンジンイモビライザー、フロント木目調ドアトリム等の装備を抜いた廉価グレード。

オーディオは6スピーカー装備のオーディオレス。乗車定員は8人乗りのみの設定。内装色はアイボリーのプリントニット。

MX J エディション以外のグレード
メーカーオプションで、ツインムーンルーフ装着可能。

グレード マイナーチェンジ後[編集]

MZ Gエディション

ツインムーンルーフ、パワーバックドア、トップシェード・IRカット付ウインドシールドグリーンガラス、IRカット機能付き合わせフロントサイドドアガラス(撥水機能付)、本革シート、合皮ドアトリムが主なMZからの追加装備である最上級グレード。その他は下のMZに準ずる。

オーディオはMD/CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ+6スピーカー。スライドドアは両側電動となる。乗車定員は7人乗りのみの設定。内装色はアイボリーの本革。

MZ
トップシェード付ウインドシールドグリーンガラス、リニアモーター式電動カーテン、運転席パワーシート、オプティトロンメーター、本革巻+木目調ステアリングホイールなどを装備する上級グレード。

オーディオはMD/CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ+6スピーカー。スライドドアは両側電動となる。乗車定員は7・8人乗りの設定。内装色はアイボリーのジャガードモケット。

MS/AS
エアロバンパー+サイドマッドガード、大径テールパイプをはじめウインドシールドグリーンガラス、運転席マニュアルシート、スポーツタイプメーター、本革巻+木目調ステアリングホイールなどを装備するスポーツタイプグレード。

オーディオはMD/CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ+6スピーカー。スライドドアはオプションでパワースライドドアを用意。乗車定員は7・8人乗りの設定。内装色はストーンのスウェード調ニット。

MX Lエディション/AX Lエディション

AX/MXをベースに片側パワースライドドアや16インチアルミホイールなど装備したXの中でお得なグレード。 オーディオはMD/CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ+6スピーカー。乗車定員は8人乗りのみの設定。内装色はアイボリーのプリントニット。

MX/AX

ハロゲンヘッドライトや両側マニュアルスライドドアを装備したベーシックグレード。 オーディオはMD/CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付ラジオ+6スピーカー。乗車定員は8人乗りのみの設定。内装色はアイボリーのプリントニット。 このグレードのみスチールホイール+フルホイールキャップやアナログメーターを装備する。

メーカーオプションナビ マイナーチェンジ前[編集]

シアターサウンドシステム
DVDボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーション(6.5型液晶ワイドマルチディスプレイ+MD/CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付き+ラジオ+10スピーカー)

+DVDプレーヤー+5.1chデジタルアンプ

リヤシートエンターテイメントシステム
リモコン付後席7型液晶ワイドマルチディスプレイ+ヘッドホンジャック+プッシュ式ボリュームスイッチ
アルファード・ライブサウンドシステム
DVDボイスナビゲーション付ワイドマルチAVステーション(6.5型液晶ワイドマルチディスプレイ+MD/CD一体AM/FMマルチ電子チューナー付き+ラジオ+6スピーカー)
グレード限定装着詳細
MZ 限定 インダッシュCDチェンジャー(6連奏)+MD一体AM/FMマルチ電子チューナー付き+ラジオ+6スピーカー)付
MZ Gエディション/MZ 限定(シアターサウンドシステム)装着可能

全グレード(アルファードG・ライブサウンドシステム)装着可能

2代目(2008年-)[編集]

トヨタ・アルファード(2代目)
ANH2#W/GGH2#W/ATH20W型
フロント(前期型)
2008 Toyota H20 Alphard 01.JPG
リア(前期型)
2008 Toyota H20 Alphard 02.JPG
販売期間 2008年
乗車定員 7/8人
ボディタイプ 5ドア ミニバン
エンジン 2GR-FE 3.5L V6 DOHC
2AZ-FE 2.4L 直4
2AZ-FXE 2.4L 直4 DOHC(ハイブリッドモデル専用)
モーター 前:2JM型
後:2FM型
交流同期電動機
変速機 6速AT (6 Super ECT)
CVT (Super CVT-i)
駆動方式 FF/4WD
サスペンション 前:マクファーソン・ストラット式コイルスプリング
後:トーションビーム式コイルスプリング
全長 4850-4885mm
全幅 1830/1840mm
全高 1850-1915mm
ホイールベース 2950mm
車両重量 1940-2190kg
-自動車のスペック表-
2008年5月12日
約6年ぶりにフルモデルチェンジされた。シャシは同社3代目エスティマと共通となった。直4・2.4Lの2AZ-FEは継続されたが、V6はエスティマと同じ3.5Lの「2GR-FE」に改められた(前者はCVT、後者は6速ATを新たに採用)。エスティマの上級車種というポジショニングを明確にするためかグレード構成はどちらかというと3.5Lのほうに重きを置かれている。月間目標販売台数は3000台と発表されている。
なお、このモデルより「アルファード」はネーミングから「G」がとれトヨペット店専売となり、ネッツ店向けには新たにヴェルファイアの名称が与えられた。両車の違いはノア/ヴォクシーのようにフロントマスクがそれぞれ専用のものが用意されるなどより明確なものとなった。また、グレード呼称は同じトヨペット店扱いのマークXマークXジオ同様、排気量にアルファベットの組み合わせとなっている(例:350S)。先代にあったハイブリッドモデルはフルモデルチェンジ時点では設定されていなかった。
乗車定員は先代に引き続き7人乗りと8人乗りが用意されるが、前者はキャプテンシートとなる。さらに「350G Lパッケージ」と「350S Cパッケージ」にはエグゼクティブパワーシートと呼ばれる上級仕様のキャプテンシートが備わる。
インテリジェントパーキングアシスト(駐車空間検出機能付)+ワイドビューフロント&サイドモニターが、HDDナビゲーションシステム&トヨタプレミアムサウンドシステム/HDDナビゲーションシステム&パノラマミックスーパーライブサウンドシステム装着でメーカーオプション。
2009年6月2日
「240S」をベースに、デュアルパワースライドドアと特別内装色シェルなどを採用しながら、装備内容を一部見直し、求めやすい価格に設定した特別仕様車「240S Limited」と「350S」をベースに、アルカンターラの専用シート表皮やデュアルパワースライドドア・パワーバックドアなどを装備し高級感を演出した特別仕様車「350S Prime Selection」を発売。
2010年4月1日
特別仕様車「Prime Selection II」を発売。2009年6月に発売された「Prime Selection」のバージョンアップ仕様で、前回の装備に加え、回転式センターフロアコンソールボックス天板部にも専用ツヤあり茶木目調加飾を施し、スーパークロムメッキ塗装のアルミホイールを追加装備した。また、従来の「350S」に加え、「240S」にも設定される(「240S Prime Selection II」ではフロントドアトリムへの専用ツヤあり茶木目調加飾、オート格納&リバース連動機能・サイドターンランプ付電動格納式リモートカラードドアミラー、雨滴感知式ウォッシャー連動時間調整式間欠フロントワイパー、排気ガス検知式内外気自動切替システムは装備されない)。
2010年4月23日
北京モーターショーに出展。同時に日本から輸入するかたちで中国市場に投入されることが発表された。またアルファード史上初の左ハンドル車でもある[1]。その後、中国に続いて台湾にも投入された。
2010年9月30日
特別仕様車「Prime Selection II -type GOLD-」を発売。本仕様は同年4月に発売された「Prime Selection II」と同等の装備内容に加え、インパネとセンタークラスターに専用ツヤあり黒木目調+シャンパンゴールド加飾を施し、専用アルカンターラシートもゴールドパーフォレーション[2]とするなど、ブラックとゴールドのコントラストを際立たせた室内空間が特徴である。今回も「240S」と「350S」の2タイプを用意するが、「240S」は「Prime Selection II」では非装備だったオート格納&リバース連動機能・サイドターンランプ付電動格納式リモートカラードドアミラーや雨滴感知式ウォッシャー連動時間調整式間欠フロントワイパーなどを追加装備している。2011年3月までの期間限定生産である。
2011年5月20日
特別仕様車「Prime Selection II -type GOLD II-」を発表(同年6月22日より販売開始)。2010年9月に期間限定で販売された「Prime Selection II -type GOLD-」のバージョンアップ仕様で、前回同様に「240S」と「350S」の2グレードが設定される。本仕様では「-type GOLD-」では装備されていたメッキドアミラーカバーを省く代わりに、運転席8ウェイパワーシート(前後スライド+リクライニング+シート上下+チルトアジャスター)とマイコンプリセットドライビングポジションシステム(ドアミラー+運転席ポジション)を追加装備した。
2011年9月27日
マイナーチェンジを発表(11月1日販売開始)。フロント周り、リアガーニッシュ、バックランプのデザインを変更し、より力強い外観とするとともに、内装ではスピードメーターのデザインやシート表皮、木目調色を変更したことで高級感も演出した。また、車両周辺を真上からみたような広範囲の映像を表示し、安全運転をサポートするトヨタ初のパノラミックビューモニターをオプション設定するとともに、グレードにより、オートマチックハイビーム、運転席オートスライドアウェイ、ナノイー、スーパーUVカットガラス(フロントドア)などの先進装備も採用した。ボディカラーには新たにライトブルーメタリック、ダークバイオレットマイカメタリック、ダークブルーマイカの3色を追加した。また、グレード構成も若干変更され、Xグレードは3.5リッターモデル(350X)が廃止されて2.4リッターの240Xのみとなった他、新たに240Sにも2列目のエグゼクティブパワーシート等を搭載したCパッケージが設定された。
そして今回のマイナーチェンジの最大の目玉として、ユーザーから強い要望のあったハイブリッドモデルの復活があげられる。(11月21日販売開始)。2代目のハイブリッドモデルではハイブリッドシステムにリダクション機構付THS-IIを採用し、エンジン音や振動を徹底的に抑制したことで優れた静粛性を実現するとともに、2AZ-FXE型エンジンと「E-Four(電気式4輪駆動)」の組み合わせにより、パワフルな加速性能と高度な操舵安定性を実現。また、シートとフロントフロアカーペットの一部のファブリック表皮に、一般的なバイオプラスチックに比べて耐熱性、耐衝撃性などを向上させた植物由来成分を含むプラスチック「エコプラスチック」を採用した。また、グレード体系は「ハイブリッドX」・「ハイブリッドG」・「ハイブリッドSR」の3グレードを設定(「ハイブリッドG」にはLパッケージ、「ハイブリッドSR」にはCパッケージも設定)し、バリエーションを充実させた。
インテリジェントパーキングアシスト(駐車空間検出機能付)は後期モデルから廃止。
2012年9月18日
「240S」・「350S」をベースに、スモークメッキのフロントグリルやバックドアガーニッシュ、メイン材にアルカンターラ(ゴールドパーフォレーション)、サイド材にドレープ調本革&ブラック人工皮革(ライトブラウンステッチ)を採用した専用シート、デュアルパワースライドドア(イージークローザー、挟み込み防止機構付)、パワーバックドア(挟み込み防止機能付)&バックドアイージークローザー等を装備した特別仕様車「240S"type GOLD"」・「350S"type GOLD"」を発売。併せて、カタロググレードの「350G」・「ハイブリッドG」・「ハイブリッドSR」にはプレミアム本革シート、ラグジュアリーセカンドシートアームレスト&シートコントロールスイッチ、シートポジションメモリー・リターン機能、セカンドシートベンチレーション&快適温熱シート、読書灯、専用ブラック加飾スマートキーを追加装備した"Premium Seat Package"を新設し、ハイブリッド車には発電機を非常用電源として使用できるアクセサリーコンセント(AC100V-1500W)をオプション設定に追加。さらに、「240S」・「350S」をベースに、全高を約30mmダウンさせた専用チューニング・サスペンションの採用、ボディ剛性の向上を行うとともに、専用前後バンパー、全席アルカンターラ採用の専用シートなどを装備したスポーツコンバージョン車「G's」を発表した(「G's」は11月12日販売開始)。
2013年10月31日
特別仕様車「240S"type GOLD II"」・「350S"type GOLD II"」を発売。2012年9月に発売された特別仕様車「type GOLD」のバージョンアップ仕様で、今回はインストルメントパネルの黒木目にゴールドの模様をあしらい、フロントグリルはスモークメッキ+カラード仕様に変更。新たに、ゴールドメーターリング、専用ゴールドエンブレム(フロント)、アクセサリーコンセント(100V/100W)、スモークメッキのミッドグリル、メッキインサイドドアハンドル(フロント・リア)を追加装備した。

メーカーオプションナビ マイナーチェンジ後[編集]

HDDナビゲーションシステム&トヨタプレミアムサウンドシステム(音声ガイダンス機能付カラーバッグガイドモニター)+ETCユニット(ナビ連動、ボイス、ビルトインタイプ)
【ナビ】高精細8型ワイドVGAディスプレイ Bluetooth®対応ハンズフリー機能、FM多重VICS、G-BOOK mX/G-BOOK mX Pro対応
【オーディオ】DVD,CD,AM/FM,地上デジタルTVチューナー,ビデオ端子,サウンドライブラリー,18スピーカー
【リアシートエンターテイメントシステム】高精細9型ワイドVGAディスプレイ(ワイヤレスリモコン付)
HDDナビゲーションシステム&パノラマミックスーパーライブサウンドシステム(音声ガイダンス機能付カラーバッグガイドモニター)+ETCユニット(ナビ連動、ボイス、ビルトインタイプ)
【ナビ】高精細8型ワイドVGAディスプレイ Bluetooth®対応ハンズフリー機能、FM多重VICS、G-BOOK mX/G-BOOK mX Pro対応
【オーディオ】DVD,CD,AM/FM,地上デジタルTVチューナー,ビデオ端子,サウンドライブラリー,11スピーカー

コンセプトカー[編集]

第40回東京モーターショー2007年)にて「新世代の高級ミニバン」を表した[3]コンセプトカー「FT-MV」が展示され、2代目アルファードを示唆した。

車名の由来[編集]

  • 星座の中で最も明るい星を意味するギリシャ語のα(alpha)に由来する造語。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ トヨタ、北京モーターショーにアルファードなどを出展”. carview (2010年4月23日). 2011年1月11日閲覧。
  2. ^ パーフォレーションとはシート表皮に設けられた小さな穴のこと
  3. ^ 第40回東京モーターショー出展車両レポート - トヨタ自動車による公式サイト

外部リンク[編集]