マッドマックス2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
マッドマックス2
Mad Max2: The Road Warrior
監督 ジョージ・ミラー
脚本 テリー・ヘイズ
ジョージ・ミラー
ブライアン・ハナント
製作 バイロン・ケネディ
出演者 メル・ギブソン
音楽 ブライアン・メイ
撮影 ディーン・セムラー
編集 マイケル・マルソン
デイヴィッド・スティーヴン
ティム・ウェルバーン
配給 ワーナー・ブラザーズ
公開 1981年12月24日 オーストラリアの旗
1981年12月26日 日本の旗
上映時間 91分
製作国 オーストラリアの旗 オーストラリア
言語 英語
製作費 AUD 4,000,000
興行収入 $23,667,907[1]
前作 マッドマックス
次作 マッドマックス/サンダードーム
allcinema
キネマ旬報
AllRovi
IMDb
テンプレートを表示

マッドマックス2』(Mad Max2:The Road Warrior)は、1981年公開のオーストラリアの映画作品

マッドマックス』の続編。前作のヒットを受け、約10倍の費用をかけて製作されたバイオレンス・アクション映画。

核戦争後の荒廃した世界や、モヒカンヘアーで暴れまわる暴走族などを描いた世界観は、1980年代全般のSF映画をはじめ、漫画『北斗の拳』など以降の多くの作品に影響を与えた。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


目次

[編集] あらすじ

「パニックの時代… 破れた夢… 荒野… だが、特に忘れられないのは― マックスという強い男だ」というモノローグから物語は始まる。

前作の直後に世界大戦が勃発し、文明は崩壊した。戦争に伴う中東地域の油田破壊によって枯渇した石油を巡り、凶悪な暴走族が日夜争奪戦を繰り広げている。主人公マックスは、改造を施した愛車V8ブラック・インターセプターに乗り、相棒である犬と共に、暴走族を倒しては石油を奪い、荒野をあてもなく旅していた。放浪の中で出会ったジャイロ・キャプテンと名乗る男を連れたマックスは、付近を縄張りとする暴走族にたびたび襲撃されている石油精製所を発見する。精製所のリーダーであるパッパガーロは、ガソリンと引き換えに、石油を運び出すためのトレーラー探しをマックスに依頼。首尾良くこれに成功し製油所を後にするマックスだが、途中で暴走族に襲われ、重傷を負った上にインターセプターと犬を失う。駆けつけたジャイロ・キャプテンに救出され精製所で手当てを受けたマックスは、彼らが目指す「太陽の楽園」への脱出行の手助けを決意。暴走族との激しいチェイスが始まった。

[編集] 登場人物・キャスト

マックス(メル・ギブソン
前作から引き続く主人公。妻子を失い心を閉ざしている。水平二連のソードオフ・ショットガンを愛用。
ジャイロ・キャプテン(ブルース・スペンス
小型のオートジャイロに乗り砂漠をさすらう陽気な男。マックスに石油精製所の場所を教え、自身も暴走族との戦いに参加することとなる。
フェラル・キッド(エミル・ミンティ)
ブーメランを自在に操る野生児。親は分からず、言葉も話せないが、マックスに憧れを抱いている。
ヒューマンガス(ケル・ニルソン)
精製所の石油をつけ狙う暴走族の首領。半裸で筋骨隆々、顔の全面を覆うフェイスガードを常に装着している。手下曰く「ロックンローラーのアヤトラ」。スコープ付きマグナムと実弾5発を所持。
ウェズ・ジョーンズ(ヴァーノン・ウェルズ)
暴走族のナンバー2的存在の男。ヒューマンガスですら手を焼くほど凶暴な性格。初対面からマックスを異様に敵視している。

[編集] エピソード

  • 本作の大ヒットは、上記『北斗の拳』以外にも多方面に影響を与えた。例えば、アメリカプロレスタッグチームロード・ウォリアーズ」は、本作の副題と世界観を踏襲して作られたユニットで、アメリカのみならず世界中で大人気となった。
  • アメリカ公開時のタイトルは、『Mad Max2』ではなく副題の『The Road Warrior』だった。当時のアメリカでは前作の知名度が低く、『マッドマックス』の続編という認識が成り立ちにくかったためである(オーストラリアでは初公開時から『Mad Max2』)。LD・DVD版は、ジャケットでは「MAD MAX 2」、本編フィルムでは「The Road Warrior」と表記されている。ブルーレイ版はこの逆である。
  • ブルーレイ版では、ウェズが腕に刺さった矢を引き抜くシーンが復活している。
  • 舞台は前作のオーストラリアの片田舎から荒野に変わり、マックス以外の登場人物も全て一新。愛車のインターセプターを除くと、前作との関連性は皆無に近い。また、前作では当時のオーストラリアで社会問題となっていた暴走族の根絶というテーマを含有していたが、本作はより激しいカーチェイスを前面に押し出したアクション映画としての側面が強い。
  • 本作はメル・ギブソンをスターに押し上げた作品だが、彼のセリフは劇中を通して17回しかない。
  • 製作費は前作の約10倍だが、その大部分はマシーンの改造費に当てられていた。

[編集] 日本語吹替

役名 フジテレビ
1984年10月13日
ゴールデン洋画劇場
TBS
1991年11月27日
水曜ロードショー
テレビ朝日
1997年8月17日
日曜洋画劇場
マックス 柴田恭兵 鈴置洋孝 山寺宏一
ジャイロ・キャプテン ジョニー大倉 青野武 牛山茂
パッパガーロ 小林清志 若本規夫 堀勝之祐
ヒューマンガス 柴田秀勝 島香裕 麦人
ウェズ・ジョーンズ 渡部猛 大友龍三郎 若本規夫

※テレビ朝日『日曜洋画劇場』版はBlu-rayに収録。

[編集] 脚注

  1. ^ The Road Warrior (1982)” (英語). Box Office Mojo. 2010年1月31日閲覧。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語