メル・ギブソン

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メル・ギブソン
Mel Gibson
Mel Gibson
本名 Mel Colm-Cille Gerard Gibson
生年月日 1956年1月3日(58歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク州
ジャンル 俳優映画監督
プロデューサー
活動期間 1977年 - 
活動内容 1978年:映画初出演
著名な家族 ドナル・ギブソン(弟)
主な作品
マッドマックス』シリーズ
リーサル・ウェポン』シリーズ
ブレイブハート

メル・ギブソンMel Gibson, 本名:Mel Colm-Cille Gerard Gibson, 1956年1月3日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ピークスキル生まれの映画俳優映画監督脚本家映画プロデューサー。身長177cm。左利き。

経歴[編集]

アメリカ生まれだが、父親の事業の失敗で1968年に家族でオーストラリアに移住した。11人兄弟で育つ。ジェフリー・ラッシュとは大学時代のルームメイトだという。ジュディ・デイヴィスらと共にオーストラリア国立演劇学院で学び、1979年にアクション映画『マッドマックス』の主役でスターの座をつかんだ。オーストラリア映画で活躍した後、1982年にアメリカ映画初出演。『リーサル・ウェポン』シリーズなどで人気を確たるものにした。監督業にも乗り出しており、1995年の『ブレイブハート』でアカデミー監督賞を受賞している。2004年には、私財30億円を投じてイエス・キリストの最期を描いた『パッション』を製作。作品への評価は賛否が分かれたが、興行的には空前の大ヒットとなった。

しかし、2010年7月、下記の恋人に対するDV騒動によりハリウッド大手の「ウィリアム・モリス・エンデヴァー・エンターテイメント(WME)」はメルの代理人業を辞めることを発表。また、この影響で予定されていた『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』への出演が中止になった[1]

歴史スペクタクルを監督する際は、あまり知られていない役者を起用し、当時使われていた言語や衣装、時代考察に徹底的にこだわって制作をすることで知られるが、そのこだわりは歴史的リアリティよりも彼の個人的なイデオロギーを表現することに注がれる。そのため、『アポカリプト』を製作した際は、マヤ文明の研究家や関係者から激しい非難を受けた。

私生活[編集]

熱心なカトリック教徒であり純潔運動家としても知られており、避妊妊娠中絶への反対をメディアに公言している。

1979年に看護師のロビン・ムーアと結婚し、男の子6人、女の子1人の計7人の子供がいる。2006年から別居し、2011年12月離婚[2]。その間、2009年5月、ロシア人の歌手オクサナ・グリゴリエヴァロシア語版との間に子供ができたことが発表された。2010年7月、オクサナへの暴言・暴行を行ったとされるテープが流出し[3]、警察がドメスティック・バイオレンス(DV)として捜査を始めた。RaderOnline.comによると、オクサナの弁護士は元妻ロビンが「メルは絶対、暴力なんて振るっていないわ。結婚の最中も別れた後もね」と7月に証言したことに対して、法廷への出廷を求めているという。また、TMZ.comによると、ロサンゼルス地方検事は、メルのドメスティックバイオレンス疑惑とグリゴリエヴァのメルへの恐喝罪をセットで調査を行なう予定[4]

また、2006年7月28日には、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊にあるマリブの幹線道路でレクサスLS430を運転中に飲酒運転および67km/h以上の速度超過などの疑いで逮捕されている。この際に警官に対し「糞ユダヤ人ども…世界の戦争は全部ユダヤ人どものせいだ」("Fucking Jews...Jews are responsible for all the wars in the world")などと反ユダヤ的な差別発言をしたとされる(Mel Gibson DUI incidentを参照)[5]。逮捕後、ABCのTV番組に出演し「とても恥ずかしく思う。酒が入ると、物を見るときのバランスが悪くなって、間違いを犯してしまう。もう誰かを失望させるようなことはしたくない」と公式に謝罪した。なお、ギブソンは『パッション』製作時にユダヤ団体から強烈な抗議を受けていた。

双極性障害に罹っている。[6]

資産・金銭[編集]

2010年12月、BANG Media Internationalによると、プライバシーが足りないとの理由からコスタリカに所有している豪邸を3,500万ドル(日本円で約28億7,000万円)で売りに出した。メルが所有している500エーカー(約61万2,000坪)の土地にはスタッフが常駐しており、ベッドルームが7部屋ある母屋のほか、2ベッドルームの家が2軒ある。それぞれの建物にはプライベート・プールが完備されており、ジャングルに囲まれた土地は一部ビーチにも面しているためバケーションには最適だったが、最近はパパラッチがコスタリカまでついてくるようになったという。この土地は2007年に2,580万ドル(約21億1,560万円)で購入した土地で不動産エージェントは「当初は保養地として購入したのですが、最近ではパパラッチが追ってくるようになってしまったんです」とコメントしている。メルはこの家以外にもマリブの邸宅を1,450万ドル(約11億8,900万円)で6月に売りに出している[7]

『パッション』に関する論議[編集]

教皇空位論ラテン語版を信奉する、超伝統主義カトリック教徒としても知られ、その信仰の篤さは自宅近くの丘にチャペルを建設してしまったほどである。2004年2月公開の『パッション』(日本公開は2004年5月)では、イエス・キリストの処刑までの12時間をリアルに描いて物議を醸した。

主な作品[編集]

公開年 邦題
原題
役名 備考
1977 青春グラフィティ
Summer City
スカロップ 日本未公開
1979 ティム
Tim
ティム 日本未公開
マッドマックス
Mad Max
マックス
1981 誓い
Gallipoli
フランク
マッドマックス2
Mad Max 2: The Road Warrior
マックス
1982 危険な年英語版
The Year of Living Dangerously
ガイ・ハミルトン
特別奇襲戦隊・Z
Attack Force Z
ポール 日本未公開
1984 ザ・リバー
The River
トム・ガーベイ
燃えつきるまで
Mrs. Soffle
エド・ビドゥル
バウンティ/愛と反乱の航海
The Bounty
フレッチャー・クリスチャン
1985 マッドマックス/サンダードーム
Mad Max Beyond Thunderdome
マックス
1987 リーサル・ウェポン
Lethal Weapon
マーティン・リッグス
1988 テキーラ・サンライズ
Tequila Sunrise
マック
(デイル・マキュージック)
1989 リーサル・ウェポン2/炎の約束
Lethal Weapon 2
マーティン・リッグス
1990 ハムレット
Hamlet
ハムレット
バード・オン・ワイヤー
Bird on a Wire
リック
エア★アメリカ
Air America
ジーン・リアック
1992 リーサル・ウェポン3
Lethal Weapon 3
マーティン・リッグス
フォーエヴァー・ヤング 時を越えた告白
Forever Young
ダニエル
1993 顔のない天使
The Man Without a Face
ジャスティン・マクラウド 兼監督
1994 マーヴェリック
Maverick
マーヴェリック
1995 キャスパー
Casper
本人役 カメオ出演
ポカホンタス
Pocahontas
ジョン・スミス 声の出演
ブレイブハート
Braveheart
ウィリアム・ウォレス 兼監督・製作
アカデミー監督賞受賞
1996 身代金
Ransom
トム・ミューレン
1997 ファーザーズ・デイ
Father's Day
ピアス店の男 カメオ出演
フェアリーテイル英語版
Fairy Tale: A True Story
フランシスの父 カメオ出演
陰謀のセオリー
Conspiracy Theory
ジェリー・フレッチャー
1998 リーサル・ウェポン4
Lethal Weapon 4
マーティン・リッグス
1999 ペイバック
Pay Back
ポーター
ザ・シンプソンズ
The Simpsons
本人役 声の出演
2000 ハート・オブ・ウーマン
What Women Want
ニック・マーシャル ゴールデングローブ 賞主演男優賞ノミネート
パトリオット
The Patriot
ベンジャミン・マーティン
ミリオンダラー・ホテル
The Million Dollar Hotel
スキナー
チキン・ラン
Chicken Run
ロッキー 声の出演
2001 インビンシブル
Invincible
- 製作総指揮
2002 ワンス・アンド・フォーエバー
We Were Soldiers
ハル・ムーア 兼製作
サイン
Signs
グラハム・ヘス
2003 歌う大捜査線
The Singing Detective
ギボン医師 製作
2004 パパラッチ
Paparazzi
- 製作・カメオ出演
パッション
Passion of the Christ
- 監督
2006 アポカリプト
Apocalypto
- 監督
2010 復讐捜査線
Edge Of Darkness
トーマス・クレイヴン
2011 それでも、愛してる
The Beaver
ウォルター・ブラック
2012 キック・オーバー
Get the Gringo
ドライバー 兼脚本
2013 マチェーテ・キルズ
Machete Kills
ルター・ヴォズ
2014 エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
The Expendables 3
コンラッド・ストーンバンクス

脚注[編集]

  1. ^ “メル・ギブソン、映画界復帰は絶望的!『ハングオーバー2』への出演はナシ!キャストが大反対!”. シネマトゥデイ. (2010年10月22日). http://www.cinematoday.jp/page/N0027805 2013年3月1日閲覧。 
  2. ^ “メル・ギブソン、2006年に別居した28年連れ添った妻との離婚がようやく成立”. シネマトゥデイ. (2011年12月24日). http://www.cinematoday.jp/page/N0038082 2013年3月1日閲覧。 
  3. ^ “メル・ギブソン、暴言テープ流出!「黒人集団にレイプされてもお前自身の責任だ」元恋人オクサナを脅す”. シネマトゥデイ. (2010年7月4日). http://www.cinematoday.jp/page/N0025402 2013年3月1日閲覧。 
  4. ^ “メル・ギブソンのDV事件、泥沼劇はいよいよ佳境へ”. シネマトゥデイ. (2010年8月20日). http://www.cinematoday.jp/page/N0026338 2013年3月1日閲覧。 
  5. ^ “メル・ギブソン、逮捕時にユダヤ人を差別する発言”. シネマトゥデイ. (2006年8月2日). http://www.cinematoday.jp/page/N0008799 2013年3月1日閲覧。 
  6. ^ [1]
  7. ^ “メル・ギブソンが約28億円の豪邸を売りに出す!仕事を干されてお金がない?”. シネマトゥデイ. (2010年12月26日). http://www.cinematoday.jp/page/N0029246 2013年3月1日閲覧。 

外部リンク[編集]