ビッグ・ガン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ビッグ・ガン
Tony Arzenta
監督 ドゥッチョ・テッサリ
脚本 ウーゴ・リベラトーレ
フランコ・ヴェルッキ
ロベルト・ガンドゥス
出演者 アラン・ドロン
音楽 ジャンニ・フェッリオ
撮影 シルヴァーノ・イッポリティ
公開 フランスの旗 1973年8月23日
イタリアの旗 1973年9月7日
日本の旗 1973年11月1日
上映時間 110分
製作国 イタリアの旗 イタリア
フランスの旗 フランス
言語 イタリア語
テンプレートを表示

ビッグ・ガン』(原題: Tony Arzenta、米題: Big guns、米別題: No Way Out)は、1973年製作のアクション映画イタリアフランスの共同製作。

ストーリー[編集]

巨大なマフィア組織に雇われている凄腕の殺し屋トニー・アルゼンタ。7回目の誕生日を迎えた一人息子カルロのために、殺し屋稼業から足を洗おうと考えていた。だが、それを良しとしないマフィアの幹部グストは彼の抹殺を部下に命じる。しかし、部下がトニーの車に仕掛けた爆弾は彼自身の命ではなく、誤って彼の最愛の妻アンナと息子カルロの命を奪ってしまう。一瞬で愛する者全てを失ったトニーは復讐の鬼となり、マフィアの幹部を皆殺しにすることを誓う。故郷から駆けつけた神父のドン・マリアノや弟分のドメニコの慰めにも救われることはなかった。復讐の第一の犠牲者はカーレだった。手引きしたのは、以前トニーが助けたことがあるカーレの情婦サンドラ。ミラノに戻ったトニーはドメニコが見つけてくれたアパートに身を隠す。次の標的は組織の大立物グルンワルドだ。サンドラの情報によって、幹部たちがコペンハーゲンのグルンワルドの元に集まる事を知る。グルンワルドはシチリアにいる両親を使ったらと提案するが反対される。そして彼が所有する巨大なビルから迎えのベントレーに乗り込もうとした瞬間、待ち伏せていたトニーの拳銃が火を吹いた。自らも負傷したトニーは同郷のデンニーノの友情に救われた。その頃、ミラノでは、ドメニコがトニーのアパートの場所を白状させられ、惨殺される。クチッタの部下は、アパートの部屋に身を隠していたサンドラを徹底的に痛めつけ、トニーの帰りを待ち伏せる。電話のベルが鳴った。トニーがミラノに戻ってきたのだ。彼女のすすり泣きに全てを察したトニーは先手を打って、クチッタの邸に忍び込み、彼を射殺。殺し合いの毎日に、さすが疲れたトニーは無性に故郷が恋しくなり、サンドラを連れてシチリアへと車を飛ばした。組織の面目にかけてもトニーを消さない訳にはいかないニックは、クチッタの葬式の日、部下イズネロのすすめで、コペンハーゲンでトニーを救ったデンニーノを呼び寄せて取り引きをもちかけた。間もなくして、神父ドン・マリアノがトニーにニックとの和解をもちかけた。ニックが娘の結婚式にトニーを招待するという。それは可愛い娘の結婚式を血で汚したくないからだ、ともいった。ニックを全面的に信じたのではなかったが、トニーは母とサンドラを連れて、拳銃も持たずに式に臨んだ。荘重な儀式は滞り無く終り、参列の人々が家路につこうとしたとき、一台の車が教会の前に止まる。運転席にはデンニーノ。晴やかな笑みをみせて歩み寄るトニー。だが、デンニーノの手には鈍く光る拳銃が握られていた。沈黙を裂く銃声と共にトニーは崩れ落ちた。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替1 日本語吹替2
トニー・アルゼンタ アラン・ドロン 野沢那智 山寺宏一
ニック・グスト リチャード・コンテ 森山周一郎 糸博
サンドラ カルラ・グラヴィーナ 小原乃梨子 日野由利加
ドメニコ・マッジオ マルク・ポレル 納谷六朗 小田柿悠太
アンナ・アルゼンタ ニコレッタ・マキャヴェリ 沢田敏子
※紀伊國屋書店より発売の特別版DVDに収録
  • 日本語吹替2:初回放送2014年3月6日テレビ大阪『シネマクラブ』
※日本での配給であるニュージャパンフィルムにより、テレビ放送用に制作された。

スタッフ[編集]

外部リンク[編集]