蒼天の拳

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蒼天の拳
漫画
作者 原哲夫
出版社 新潮社
掲載誌 週刊コミックバンチ
発表期間 2001年創刊号 - 2010年39号
巻数 既刊22巻
アニメ
監督 山口美浩
シリーズ構成 今川泰宏
キャラクターデザイン 津幡佳明
アニメーション制作 蒼天スタジオ
製作 蒼天製作委員会、テレビ朝日
放送局 テレビ朝日
放送期間 2006年10月4日 - 2007年3月14日
話数 全26話
テンプレート - ノート
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蒼天の拳』(そうてんのけん)は、原哲夫による日本漫画作品。『週刊コミックバンチ』にて2001年創刊号から2010年39号(休刊号)まで連載された。

作品概要[編集]

北斗の拳』の過去を描く物語で、北条司の『エンジェル・ハート』(『シティーハンター』の実質的な続編)と共に掲載誌『週刊コミックバンチ』の中心的役割を果たしていた。コミックバンチ創刊準備号および創刊号の表紙を飾り、紙面最初の1ページ目を巻頭カラーで飾った作品である。単行本は2010年11月現在で22巻をもって完結した。最終回では「魔都上海編:完」と記されているがその後の続編については不明である。

雑誌『ラジャー』Vol.001(ゴマブックス・2006)の取材に答えたバンチ編集長堀江信彦によると、本作品は『北斗の拳』サーガの「エピソード3」、週刊少年ジャンプに連載された『北斗の拳』は「エピソード4」にあたるという。また、「エピソード2」は北斗神拳が日本に伝播した時期、「エピソード1」は北斗神拳が誕生した頃に相当するとのこと(蒼天の拳 DVD Vol.9 特典映像「原哲夫×堀江信彦 対談」より)。

『北斗の拳』と同じく原哲夫が作画をしているが、今回は堀江信彦が原作執筆をしている[1]。前作『北斗の拳』で原作執筆を担当していた武論尊は今回「監修」に回り、アドバイザー的な立場とされている[2]。本作では前作のような豪快過激な暴力描写や、武士道やキリスト教的感傷性豊富な教訓譚などはあまり見られず、絵以外、基本的作風が異なる[3]

主人公は北斗神拳伝承者の霞拳志郎で、『北斗の拳』のケンシロウの2代前の伝承者であり、ケンシロウの血縁的描写があるものの、関係ははっきりとしていない。ケンシロウがストイックで無口であったのに対して、霞拳志郎の人を食ったような言動や性格付けは、同じく原哲夫による連載漫画『公権力横領捜査官 中坊林太郎』の主人公である中坊林太郎に近い。これは「もし中坊林太郎が北斗神拳を使えたらどうなるだろう……?」という、原哲夫が打ち合わせの席上で漏らした一言が企画の端緒であり[4]、原・堀江の感じるヒーローの理想像を窺うことができる[2]。なおケンシロウが20代前半として描写されていたのに対し、霞拳志郎は30歳ぐらいとして描写されているため、大人のキャラクターとしての性格が強い[1]

舞台設定は1935年頃の主に上海[5]。日本を含め海外の列強勢力が多く入り込んでいる当時の中国の状況[6]を踏まえ、様々な社会的立場のキャラクターが登場する点は、核戦争によって文明と秩序が崩壊し単純化された世界を舞台とした『北斗の拳』との大きな違いの一つ。一方、それらのキャラクター同士の接触・対話の比重が多いため、『北斗の拳』ほどには北斗神拳を駆使して戦うといった場面は見られない。また、ストーリーや設定には『北斗の拳』と相容れない部分も多い。

ストーリー[編集]

197X年…第63代北斗神拳伝承者・リュウケン(旧名・霞羅門)は、待望の男児を授かった。リュウケンはこの男児に、兄と同じ「ケンシロウ」という名を付け、蒼天のように奔放で快活だった兄の話をいつか聞かせようと語りかけながら、過去に思いを馳せる。

時は遡り、1935年頃の日本。女子大で教師をしていた、第62代北斗神拳伝承者・霞拳志郎を、李永健という老人がはるばる中国から訪ねてきた。久々の再会を喜び合う2人だったが、李がやってきた目的は、拳志郎の朋友である潘光琳率いる「青幇」が壊滅したこと、そして拳志郎の恋人の玉玲が殺されてしまったことを伝えるためだった。

拳志郎が日本で平和に暮らしているのを知った李は、あえてそれを伝えずに去ることを決意するが、拳志郎との決着を望む拳士・金克栄との邂逅、そして李が今際の際に残した言葉によって拳志郎はその事実を知る。朋友のために魔都・上海に戻った拳志郎は、北斗孫家拳・曹家拳・劉家拳の拳士を初めとする数々の強敵と出会いながら、北斗の宿命に突き動かされていく。

登場人物[編集]

- ”は特筆した場合を除きテレビアニメ版/CR・パチスロ版の順。キャスト欄が-印の場合は該当の媒体、表記無しの場合はいずれにも登場しない。

北斗神拳[編集]

霞拳志郎(かすみ けんしろう)
声 - ドラマCD・着ボイス 神谷明山寺宏一山野井仁(CR蒼天の拳2は山寺宏一
本作の主人公にして、第62代北斗神拳伝承者。中国の寧波で生まれ、生後間もなく日本に移り住む。頭部には北斗七星の形の痣があり、リュウケンはこの痣を受け継いだケンシロウに兄の再来と期待をかけた。ケンシロウとはまた違ったタイプの人物で、どこまでも快活で奔放な性格で、朋友(ポンヨウ。親友の意)のために戦う男である。上海でマフィアや拳法家を相手に腕を磨き、「閻王」(えんおう)として暗黒街でその名を轟かせる。一時期上海から姿を消し日本で暮らしていたが、朋友のために再び上海に舞い戻ったことで北斗の宿命が動き出す。北斗神拳伝承者としての拳志郎の強さはすでに極まっており、劉宗武との戦いでは究極奥義「無想転生[7]」を繰り出した。本を一冊丸ごと覚えて複書本を作ったり、女子大の講師をしたり、ドイツ語カルテを読めたりと頭脳も非常に優秀。また犬並みの嗅覚、直観像記憶能力(一度見たものを写真のように記憶し、忘れない力)の持ち主でもある。ピアノが弾ける。「儞已經死了(読みはニイイチンスラ…お前はもう死んでいる、という意味の中国語)」や「北斗の文句は俺に言え!」というセリフが決め台詞。ヘビースモーカーで、いつでもタバコを吸っており、ギーズや夏文麗に事あるごとに注意されているが本人は血管を締めるためと意に介さない。父、霞鉄心と同じく、極十字聖拳の使い手である流飛燕との戦いで背中に十字型の傷を負っている。
霞羅門(かすみ らもん)
声 - ドラマCD 郷里大輔麦人(少年時:近藤隆)/大塚周夫
拳志郎の弟(異母兄弟)で、後の第63代北斗神拳伝承者リュウケン。まだ子供で未熟なため(それでも並みの拳法使いならあっという間に倒す力はある)銃を手にした玉玲に圧倒される場面がある。物語冒頭では、まるでケンシロウの実父のように描かれている。アニメでは上海に旅立つ拳志郎を見送りに自転車で港へ向かうシーンがあった。
霞鉄心(かすみ てっしん)
拳志郎・羅門の父で第61代北斗神拳伝承者。若き頃、北斗劉家拳伝承者・劉玄信の娘である劉月英(美福庵主)との間に第一子の拳志郎(幼名・阿星)を授かるが、病の父を気遣って中国に残りたいと望む月英と別れて日本に戻る。無敗の拳仙・李散や極十字聖拳の魏瑞鷹と闘った過去を持ち、魏瑞鷹には背中に十字型の傷跡を刻みつけられた。2人の息子の内、拳志郎には北斗宗家の血統の証である「頭部に北斗七星の痣」があるのに羅門(リュウケン)には痣が無い。
なお、鉄心は拳志郎に実の母親(劉月英)については決して語らなかったが、それは彼女を愛しつつも、拳志郎の育ての母にして羅門の実の母である妻に対する優しさゆえであり、拳志郎はその事実を承知して決して鉄心を恨まず、むしろ尊敬していた。月英に会う事は適わないながらも、その愛の証としてソメイヨシノの木を彼女の元に贈っており、毎年春に見事な花を咲かせている。
シュケン
声 - -/大塚周夫
北斗神拳創始者。本作では約2000年前、受け技が極められた北斗宗家の拳に秘孔の技を取り入れるため、西斗月拳伝承者に弟子入りしてその技を学び取り、北斗神拳を創始したという設定である。詳細は北斗宗家を参照。
拳志郎の祖先
「天授の儀」にて拳志郎が見た過去(平安時代、戦国時代)のビジョンに登場する。
平安時代のビジョンでは、空海と共に遣唐船に乗って日本に旅立とうとする3人兄弟の姿が映る。長兄はラオウ、次兄はトキにそれぞれ酷似し、そして末弟は額に北斗七星の痣を持った、幼い拳志郎(またはケンシロウ)に酷似した少年である。拳志郎は、涙ながらに母と最後の別れの言葉を交わす末弟と、母と生き別れた自分の人生を重ねた。
戦国時代のビジョンでは、本能寺の変で焼ける本能寺の中で、織田信長と対面する青年の姿が映った。この青年の語るところによれば、北斗の拳士は三国志の英雄のみならず、それぞれの時代の「英雄の星を持つ者」を代々守護し続けてきたとの事である。互いに北斗天帰掌を交わした後、信長は安らかに微笑みながら「余も天に帰ろう」の一言を残して炎の中に消えた。

北斗劉家拳[編集]

別名を北斗琉拳という。

劉宗武(りゅう そうぶ)
声 - -/玄田哲章
北斗劉家拳伝承者。ナチスに与しドイツ軍の将校(階級は少尉)となり、強さと争乱を求める。コミックスの帯には「あのラオウを超える暴君現る」と書かれていた。魏瑞鷹をして、もし宗武と同世代であったら早死にしていたと言わしめるほどの力を持つ。
少年時代、杜天風に父を殺されてから孤児となり各地を浮浪していたが、そこで老齢ながらとてつもない実力を有する玄信と出会い、始めは玄信に勝ちたいという思いから戦いを挑むが返り討ちにされてばかりいた。だが、その心を評価した玄信から弟子入りを許され、北斗劉家拳の修行を開始する。しかし、修行を進めていく内に師玄信への尊敬の念とは別に、自らの力におぼれついには「勝利さえも飽きた」という境地に達し、中国を飛び出してドイツ軍の将校になった末、争乱を望むあまり平和への道を阻む存在と化してしまった。
拳志郎の力量に接することで「天授の儀」とは一切関係無く、純粋に拳士として拳志郎と戦いたいと願うようになり、剃髪して覚悟を表した。その宗武の姿はかつて宗武の不意を突いて傷を負わせたヤサカをも驚愕させた。
天授の儀が終わった後は、かつての暴君の面影はなくなり、病の文麗の側に寄り添っている。
夏文麗(か ぶんれい)
声 - -/岡本麻弥
劉宗武のかつての恋人。深く劉宗武を愛しており、彼が大罪への道に進む時必死で止めたが、女であるから愛す、ならば女を捨てよと宗武に乳房を抉り取られる。この事を機に文麗は尼僧となった。その後、重病を患い死が迫りつつも拳志郎や宗武と接し、そこで宗武の心の変化を目の当たりにする。
今でこそ尼僧姿だが、宗武と始めて会った少女時代はまだ出家しておらず、一見すると普通の少女だった。しかし、この時点ですでに北斗劉家拳をある程度習得していた模様。
ジュウケイ
後の北斗琉拳のジュウケイ。日本軍の爆撃で死亡した妹に祈りを捧げてもらうため、飛燕が牧師となった教会に来る。祈りの後、自害しようとするが拳志郎に生きよと諭され、飛燕やエリカと一緒に暮らし始める。
劉玄信(りゅう げんしん)
北斗劉家拳先代伝承者。劉宗武の先代にあたる。老齢でも養子である宗武を寄せ付けない強さを見せる。若き日の鉄心が「天授の儀」を控えた頃すでに高齢であったものの、玄信は鉄心との戦いを望んでいたが鉄心は高齢の者と戦うことを躊躇い、「天授の儀」は取り止めとなった。しかし、そこには鉄心が玄信の娘月英と愛し合い、愛する者の父と戦いたくないという思いもあった。後にその事実を知った玄信は月英を出家させ、彼女の生んだ鉄心の子を手放させた。
宗武が成人した後、年老いるまで後継者を得ることができなかったわが身の不徳を天に詫びるために、護摩堂にて護摩行を行い、その猛火の中に己が身を投じて天に召された。その後、宗武は玄信の遺骨を常に肌身離さず身に付け、拳志郎との「天授の儀」が迫る中で自らも護摩行を行った。

北斗曹家拳[編集]

張太炎(ちょう たいえん)
声 - 大塚芳忠新垣樽助
北斗曹家拳伝承者・章大厳の子で紅華会一番頭・章烈山の異母弟。ただし彼の母の前夫の息子であり、厳密には大厳の実子ではない。紅華会の二番頭でもある。美女を好むが、その裏には親への屈折した思いが隠されている。拳志郎に敗北後は改心し、一子相伝の掟に従い、伝承者の章大厳を倒し曹家拳の伝承者となる。ギーズの妹ソフィーを殺した張本人であるため、改心した際にギーズによって×字の傷を顔に付けられ、その傷と痛みを一生忘れない事を誓っている。
天授の儀に際して、漁夫の利を得ようと両者の戦いを傍観するヤサカの前に再登場。ヤサカと拳の打ち合いや舌戦を繰り広げた。
拳志郎との戦いでは拳格の違いを指摘されたが、その戦いを星の運行により見ていた北斗の長老達には彼の力は玄妙の域に達していると評されている。
章大厳(しょう だいげん)
声 - 加藤精三/-
北斗曹家拳伝承者。例え息子であろうと非情に振舞い、巨大な烈山も父の前では小さくなる。一子相伝の厳しい掟に長男・烈山は耐えられないことを見抜き彼を政治家にさせた。次子・太炎に強さを見出しあえて血の繋がらぬ彼に曹家拳を教える。そして、太炎との一子相伝の掟による戦いの果て、太炎に倒され死す。
一星(いっせい)
声 - 長嶝高士/-
北斗曹家拳五叉門党(北斗曹家拳の一派)の一人。上海の女郎屋・桃華荘で拳志郎と戦い、自白する秘孔を突かれたが自ら命を絶った。
二番星(にばんぼし)
声 - 上別府仁資/-
五叉門党の真の使命は張太炎が章大厳を越えるまで仕えることであった。拳志郎に太炎が敗れた時、自らの命と引き換えに太炎が曹家拳の伝承者となるまでの命を拳志郎に請う。

北斗孫家拳[編集]

芒狂雲(ぼう きょううん)
声 - 梁田清之東地宏樹
北斗孫家拳の伝承者で、「霊王」(れいおう)を名乗る。耳が良く、百メートル先の囁き声まで聞こえる。許婚であった拳志郎の恋人・玉玲を愛し、紅華会から守るため記憶を奪い、馬賊に託した。
北斗神拳を越えることを目指しており禁断の奥義「狂神魂」「秘孔変位」を身に付ける。しかしその奥義を身に付けるために阿片の力を借りたため体は崩壊寸前であった。そのため、拳志郎と戦っている最中に放たれた紅華会の銃撃を避け損なって被弾してしまう。その後、屋敷に爆弾が投げ込まれた際に拳志郎に抱えられて蘇州江に飛び込んだことで爆死は免れたが、すでに体は限界に達していた。
最期は拳志郎に玉玲が生きていることを告げ、その生涯を閉じる。
シャルル・ド・ギーズ
声 - 楠大典置鮎龍太郎
青幋に協力するユダヤ系フランス人のフランス陸軍情報武官。階級は大佐。上海生まれで、霊王と共に孫家拳を学ぶ。妹のソフィー共々ユダヤ系であることから、ヒトラー率いるナチスの迫害を受けた過去があり、ユダヤの人々の楽園を作りたいと願っている。当初は拳志郎や青幇を自らの目的のために利用していたが、その過程で何度か互いに助け合う内に拳志郎を心から信頼するようになり、拳志郎からも朋友と認められる。葉・子英親子をはじめとする青幇の面々からも慕われており、潘光琳とはウマが合っていた。後にエリカをめぐる武装SSとの暗闘の果て、立場上味方のはずで死鳥鬼と呼ばれる流飛燕から「オラァより強くないとエリカは守れない」と戦いを挑まれ、敗れて致命傷を負う。だが、自ら秘孔を突いて安らかに死なずに苦痛が長引くのを代償に命を延ばし、拳志郎に飛燕や希望の目録を持つエリカの存在を伝え、エリカを守る事を託す。その後、拳志郎と玉玲に見守られながら眠るように絶命した。
北斗孫家拳を「護身術」と言い切り、それを使用することは滅多になく、むしろサーベルを使用する場合が多い。一度だけ「北斗孫家拳を操る人間が銃を使えばどうなるか」という趣旨の発言をしながら銃を撃ち、銃弾の軌道を曲げる技を披露している。
孫家拳の師父
声 - 沢木郁也/-
狂雲やギーズの師匠。狂雲が北斗神拳伝承者と戦うことを制止したが、「秘孔変位」を会得した狂雲に殺されてしまう。

極十字聖拳[編集]

魏瑞鷹(ぎ ずいよう)
北斗劉家拳を離れて流派を興した達人。見た目は下品だが実に豪快な性格。今の自分ならば北斗神拳を倒せると言って劉家拳を出る際、自らの油断で右足に毒矢を受け、その慢心を師父から指摘されるが、慢心を教えてくれた礼代わりと称して右足を自ら切断し置いて行った。その後、当時の伝承者だった鉄心と闘い彼の背中に十字架の傷を負わせたが、激闘の末敗北する。しかし、彼の右足が義足である事を悟った鉄心はその才能を惜しみ、次代の伝承者で決着を付ける事を望み、命は取らなかった。その後は孤児だった白鳳と飛燕に、自らの技を伝授しこの世を去っていった。
彪白鳳(ひょう はくほう)
声 - -/島田敏
飛燕の兄弟子。白鬼と恐れられるほどの使い手。幼少期に貧困に苦しんだ経験から共産党の革命戦士となるも、拳法家として拳志郎との戦いに臨む。しかし、拳志郎が子供を助けたため一旦勝負を預ける。後、革命戦士達のアジトにてエリカを連れた飛燕と再会するが、不用意に窓のカーテンを開けた結果エリカを追ってきたドイツ軍にその身を晒してしまい、一斉射撃を受けて命を落とす。拳志郎との対決時にはレストランの店員も驚愕するほどの巨大な体躯だったが、その後縮んでしまっていた。少年期に苦楽を共にした飛燕には「あんちゃん」と呼ばれ、敬愛されていた。
流飛燕(りゅう ひえん)
声 - -/子安武人
物資輸送の警護を生業とする北平漂局で「死鳥鬼」(しちょうき)と呼ばれ、馬賊も恐れる凄腕の使い手。しかし、護衛していたエリカの温もりに触れ、彼女を命懸けで守ろうとする。死地に赴く時、鬼と化すために血で化粧をする。ドイツ軍の襲撃で命を落とした白鳳に代わって、拳志郎と激闘を繰り広げるが、敗北。その後は彼の朋友となり、牧師のふりをして教会に乗り込み、エリカやジュウケイ達沢山の孤児の面倒を見ていたが、ヤサカの不意打ちを受けて秘孔を突かれ、捕らえられる。その後ヤサカと闘って傷を負わせるが敗れ、拳志郎に助け出されるがすでに致命傷を負っており、エリカを悲しませまいと拳志郎に小船で一人出航させてもらう。その寸前、ヤサカを殺さないように拳志郎に伝えていた。最期はエリカを想いながら、右手で唇を笑わせて息を引き取った。一人称は「オラァ」。

西斗月拳[編集]

ヤサカ
声 - -/若本規夫
緑色の目をした男。杜天風の用心棒として拳志郎らに闘いを挑む。北斗神拳を憎悪しており、北斗の名を冠する傍流はおろか偽者すら容赦しない。劇中では自ら閻王を騙る偽者の用心棒に対して、彼が閻王(拳志郎)の偽者と知りながら秘孔を突き、笑みを浮かべながら殺した。女を決して手にかけないという信念を持つが、反面男に対してはこの限りではなく、飛燕を捕らえる際には少年を囮にした(もしこの時飛燕が少年を守っていなかったら、少年はヤサカの飛び道具によって無事ではすまなかった)。
杜天風に迫った宗武に襲い掛かり、当の宗武が敵を討てると半ば油断していたその隙を突き、傷を負わせ天風を逃がす。新月の夜に「月氏の神への生贄」として飛燕と戦い、致命傷を負わせた直後に拳志郎と遭遇し戦うも、日本軍と国民党軍との戦いが迫ってきたので戦いを中断して去る。その後、拳志郎との「天授の儀」を控えた宗武を殺すべく宗武の前に姿を現すが、剃髪しヤサカいわく「生きることに無気力ゆえにあったどこか投げやりな隙」が無くなった宗武の姿を見てその実力や才を見抜く。そして、そんな宗武が北斗神拳1800年[8]の歴史に終止符を打つかも知れぬという思考に北斗に対する怨讐の念すら霞むほど拳法家としての本能を痺れさせられ、「死合いの勝者を屠れば事足りる」と言い放って宗武との決着を見送り、天授の儀を傍観することを決める。
ヤサカの名は古代ヘブル語で「神を見る」を意味し、ヤサカ自身も神が見えていることを示唆する発言をしている。
天授の儀を終えた拳志郎から、自身もまた北斗の血を継ぐ者であることを教えられるが、それでもなお拳志郎への勝負を挑む。結果として敗北するが、飛燕との約束を遵守する拳志郎は命を取らず、上海に共に連れて行った。
飛燕の墓前でエリカに会い、葉から借り受けた拳銃を渡してエリカの裁きを受けようとするが撃たれることはなく、一応の赦しを得た。その後、墓に静かに手を合わせて飛燕の冥福を祈った。
ヤーマ
二千年前に歴史の闇に消えた西斗月拳の女弟子。シュケンに経絡秘孔の秘術を伝授していく中で彼を愛し、子を身ごもっていた。しかし、シュケンが平和のためにあえて西斗月拳を封印しようとしているのを目の当たりにし、シュケンへの愛からそれを抵抗無く受け入れ、「平和を成すには悲しみを知る必要がある」とシュケンの目の前で投身自殺した。しかし、彼女は狼に助けられて死にきれず、シュケンの子を出産し親子2人で生きていこうとするがそれを認めぬ月氏の人々に追われ、「裏切り者シュケンの子のみを殺す」と主張する彼らに追い詰められる。しかし、我が子への母として抱く愛と、月氏の人々に対する同朋意識から誰一人傷付けず、追っ手の一人から剣を奪い取り、「私の命と引き換えにこの子の命を」と自ら胸を突いて自決した。
シュケンとヤーマの兄弟子
弟弟子のシュケンや妹弟子のヤーマの面倒を見ていた西斗月拳の弟子。しかし、新月の夜に西斗月拳を封印する使命を帯びたシュケンから涙ながらに一撃を受け、最初の犠牲者となった。死の間際、ヤーマがシュケンの子を身ごもっていると打ち明けた。
シュケンとヤーマの子
ヤーマがシュケンと愛を育む中で身ごもり、投身自殺に失敗した後で出産した赤ん坊。だが、ヤーマの思いとは別に月氏の人々からは「裏切り者シュケンの子」と蔑視され、この世に生きる事すら認められなかった。その結果ヤーマを失い、泣きじゃくるその身に刃を向けられるが彼らの統率者から「この場に置き去りにしてもいずれは死ぬが、天が望めばヤーマの願いは叶えられる」と置き去りにされ、そこに現れた狼から乳を与えられ生き延びた。
声 - -/高乃麗
月氏の遺跡に入った拳志郎の前に姿を現した、人の言葉を話す狼。その正体は、かつてシュケンに殺された月氏の怨念の集合体であり、シュケンや北斗神拳への恨みからこのような姿になった。拳志郎に襲い掛かるがその拳志郎がシュケンのごとく涙する姿を見て、攻めの手を止めた。そして、シュケンの悲しみが消えないように自らの恨みも消えぬと言い残し、本来の姿に戻る。それは1人の女性の遺体で、それを見た拳志郎は「まさか、これがヤーマ?」と言った。
古くはヤーマとは別の存在で、彼女が投身自殺したのを彼女や身ごもった子供、そしてシュケンに更なる試練を与えるかのごとくその命を救い、結果としてヤーマの「母親としての死」とヤサカに連なる「北斗神拳を憎悪する、シュケンの血筋」を残した。拳志郎は宗武との戦いを終えた直後、その事実を知らされた。

拳士以外[編集]

主要人物[編集]

潘光琳(はん こうりん)
声 - てらそままさき(少年時:高城元気)/石塚運昇
拳志郎の朋友。上海の秘密結社「青幇」の総帥。翁洪元の養子となり、若き幹部として青幇を仕切る。その後、拳志郎が上海を去るのに伴って勢力を拡大した紅華会の呉東来に捕まり、凌遅刑により足の指を失ったが、上海に戻った拳志郎らとともに紅華会を追い落として青幇を復活させ、幇主の座に昇る。しかし章烈山の殺し屋に襲われ、車椅子での生活を余儀なくされる。後、妹の玉玲が青幇を継いだ。
潘玉玲(はん ぎょくれい)
声 - 久川綾冬馬由美
潘光琳の妹。拳志郎の恋人(後に妻)。霊王の許婚であったが、拳志郎を愛していた。そのため霊王は記憶を奪い、馬賊に託した。その後、紆余曲折を経て拳志郎と再会、記憶が戻り彼と結婚した。後、潘光琳が銃弾を受けて車椅子での生活を余儀なくされてからは、新たに「青幇」の総帥になる。拳志郎は玉玲を「虫も殺せない女」と評していたが、馬賊時代を経て銃の達人となる。大川中将にして「大陸に咲く大輪の花」といわせる程の美女。
楊美玉(やん びぎょく)
声 - 大原さやか浅川悠
中国の有名女優であり潘光琳の恋人。潘兄妹とは小さい頃から過ごしてきた仲。呉東来に何度も言い寄られたが、潘を愛しており、その信念を曲げなかった。後に玉玲の記憶を戻すために拳志郎に協力した。潘いわく「面食い」だが、楊自身は否定している。

北斗関係者[編集]

美福庵主(みふくあんしゅ)
声 - -/篠原恵美
北斗劉家拳の菩提寺・泰聖院にいる女性。心を読むことが出来る。年齢は初老を超えているが、それを感じさせない容貌を持つ。
泰聖院で拳志郎と対面し、彼の父鉄心や生みの母に対する思いを聞き、闘気で岩を砕く様を見て深く感動する。それは、彼女こそが拳志郎の実母にして、北斗劉家拳先代伝承者劉玄信の娘劉月英張本人であったからであり、玄信の命で手放した拳志郎が成長したことを喜んだ。

青幇[編集]

李永健(り えいけん)
声 - ドラマCD 八奈見乗児佐々木梅治/-
かつては「睡龍」と呼ばれ、青幇随一の毒使いであったが、紅華会により両足の指を切断されてしまう。拳志郎に潘光琳、玉玲のその後を伝えるため溥儀の毒見役となって来日。一緒に過ごす中で拳志郎が穏やかな暮らしを手に入れたことを知り、久々に会えたことを感謝する手紙だけを残し、潘たちのことは知らせずにひっそりと去る。その後、セメント工場に身を投げて自害しようとするが、拳志郎との対決を望む金克栄に、彼を呼び寄せるための人質として捕らえられた。金は対決が終わり次第病院に連れて行くと約束していたが、既に体は病のために限界だった。拳志郎に玉玲が亡くなったことを伝えた後、眠るように逝く。
葉(よう)
声 - 有本欽隆檜山修之
青幇の幹部で、潘光琳の右腕を務める。二丁拳銃による早撃ちの名手。紅華会の処刑遊戯の炮烙によって全身に火傷を負ったため、全身に包帯を巻いている。フルネームは判明していない。
葉子英(よう しえい)
声 - 佐藤雄大/-
葉の一人息子。青幇の崩壊後、生きるためにスリや阿片の売人をしていたが、紅華会に無断で商売をしていたために殺されそうになったところを拳志郎に救われる。青幇復活後は父と共に潘光琳の屋敷に出入りしている。
ジダンダール
フランス租界の前巡査総長。青幇の後ろ盾を務めていたが、紅華会により殺され、ロシア人の娼婦と心中したかのように黄浦江に浮いていた。
沈(ちん)
声 - 秋元羊介/-
青幇のメンバーであったが、青幇狩りで朱に殺される。
翁洪元(おう こうげん)
声 - 有本欽隆/-
潘光琳と玉玲を引き取り育てた養父。青幇の幇主に昇りつめるのが野望であった。そのために時の幇主魏教父暗殺を決意し、青幇にとって手柄を立て過ぎて次期幇主と目された潘にその実行役を任せた。しかし、潘が暗殺を実行しなかったため霊王に玉玲を報酬として依頼。なおかつ潘も邪魔になり殺そうとした。その果てに潘から銃口を向けられるも、潘に撃つことはできずそこを返り討ちにしようとしたが、拳志郎に秘孔を突かれ眠りながら死亡した。誕生日はクリスマス当日。
魏教父(ぎ)
青幇の幇主。幇主の座を狙う翁洪元に依頼された霊王によって暗殺される。名前だけ登場した。
景(けい)
声 - 上別府仁資/-
1年前、霊王がやって来ることを告げ、玉玲に逃げることを促した初老の男。直後、霊王に殺された。
宋全徳(そう ぜんとく)
青幇の幹部の1人。北斗曹家拳五叉門党の襲撃にあい殺されるが、血文字で潘達に五叉門党の出現を知らせた。
高(こう)
章烈山が送り込んだ馬賊が上海で暴れた時、潘に兵隊を貸してくれるよう頼んだ。
黄金栄(こう きんえい)
作中では名前だけ登場。かつての青幇のボス。
夏(か)
青幇の六番頭。章烈山の狙撃兵により銃殺された。作中では名前だけ登場。
顧(こ)
青幇一の殺し屋。顔付きがに似ているため、「フクロウの顧」と呼ばれる。慌てているときは「ホーホー」と言う。小心者だが、「拳志郎のような漢に朋友と呼ばれたい」と自らの死を覚悟の上で彼の躯を拾おうと同じ事を考えた青幇のメンバーと共に拳志郎と章烈山の対決を見守った(結局拳志郎は無事生還したが)。
孔(こう)
通称「ノミの孔」。羅虎城よりも小さいが読唇術を心得ている。右手はフック船長のような義手をしている。あまり風呂に入らない。
張(ちょう)
杜天風の元にスパイとして潜入していた。玉玲が乗船する船に合図を送っていたがヤサカに見抜かれ、体に火をつけ自害した。

紅華会[編集]

章烈山(しょう れつざん)
声 - -/楠見尚己
北洋軍閥国民党西北軍総司令元帥)で、紅華会の御大(一番頭)である。北斗曹家拳伝承者・章大厳の長男で、張太炎の異母兄。ものすごく巨大な男で2mの人間も片手に乗せることができる。しかし本人は大きいと呼ばれることが大嫌いであり、周囲の者に自分の大きさを感じさせるなと厳命している。そのため周囲の人間は色々と苦労をしている(たとえば烈山が使えるサイズの電話機を完成させ、最初は喜ばれていたが、直後に「象の耳かきか?」と言われ、作り直すよう命令された件など。なお大型トラックを改造しあたかも普通サイズの乗用車であるかのごとく偽装した自動車は、章に大いに気に入られた)。男性器のサイズだけは普通人と同じであると告白しており、女性に関しては小柄な者が好みである。戦う時はを武器として使う。拳志郎と対決するが敵わず、その場に現れた太炎から父・大厳の死と、大厳が死の直前に烈山を愛していることを告白した事実を告げられる。そして、烈山を伝承者にしなかったのは、父・大厳を愛している烈山にとって、父を殺して伝承者にならねばならない宿命を背負わせることは残酷すぎると判断した大厳なりの親心だったことを知り、慟哭した。大厳の真意に気付けなかったことを恥じて、「これからは天の命のみを感じて生きて行こう」と宣言し、太炎に自分の眼を潰させる。アニメでは登場せず。
張太炎(ちょう たいえん)
声 - 大塚芳忠/新垣樽助
紅華会の二番頭で、烈山の異母弟。詳細は、#北斗曹家拳へ。
黄西飛(こう せいひ)
声 - 秋元羊介/川津泰彦
紅華三番頭。神に懺悔すれば(具体的には金を寄付すれば)自分の犯した罪が無くなると信じていた。かつて拳志郎に顔半分を吹き飛ばされる常人なら確実に即死している大怪我を負い、上海を去ったが、サイボーグ手術を受けて復活。拳志郎がいなくなった後、上海を牛耳り紅華会の威勢を市民に知らしめるため、大新世界にて処刑遊戯を行っていた。大新世界で処刑遊戯の果てに拳志郎に追い詰められた際、両腕に仕込んだ暗器で襲い掛かり、顔に傷を負わせるも頭の秘孔を突かれる。最期は「今度こそ上海を去る」と拳志郎に命乞いをしたが、「いや、もういい。この世を去れ」と拳志郎に言われ、死亡した。追い詰められたりすると吹き飛ばされた頭の傷が疼き、「あ・い・た」と連発することから、彼の口癖となっている。なお、よく心の独り言ではよく語尾に「じゃん」をつける若者言葉で喋る。
呉東来(ご とうらい)
声 - 茶風林大久保利洋
紅華会の四番頭。かなりの女優狂いで、彼に惚れられたため自殺した女優がいるほどであるが、全く懲りない(厚顔にも、その女優を弔う墓を作っている)。潘光琳の恋人である楊美玉に迫るが、美玉が潘光琳しか愛さないことを知る。その後美玉に裏切られたと一方的に思い込むと、その恨みから潘を広東料理「龍虎闘」のメインディッシュにしようとするが、拳志郎によって逆に油の煮えたぎる鍋に放り込まれ、煮殺される。かつて拳志郎にやられた傷の後遺症で首を自力で傾けることが出来ず、レバーを回して角度調整する必要があるが、銃撃はかなり早い。また、車椅子を利用しているがこちらは偽装で本当は足は自由に動く。その上、靴底にバネを仕込んで素早く飛び回ることも可能。
話が閻王(拳志郎)のことになると「で、首はいつ届く」と我を忘れる。その際に拳志郎への恐怖のあまり部屋に入ってきた者に向けて銃を乱射しまくるため、大体の者が殺される。そのため、呉に性的な奉仕をしていた女性たちすら、この台詞を聞いたら反射的に逃げ出すまでになった。
なお、原作ではよく「豚」呼ばわりされていたが、後述のブタオの事項でも触れるようにブタという表現が少し過激ということもあり、アニメ版では「トド」に変更されていた。煮殺された時でも、原作での「豚の姿揚げ」に対し、アニメ版では拳志郎の台詞は「トドの唐揚げ」になっている。
田学芳(でん がくほう)
声 - 稲葉実島田敏
黄と呉の死亡後に、紅華会の新三番頭に昇格した男。「水虎(シェイフー)の田」こと、「カッパハゲの田」(拳忘郎は「田ガッパ」と呼ぶ)の異名を持つが、本人はそう呼ばれるのをかなり嫌っており、非常に重い鋼鉄の鬘をボルトで頭蓋骨に固定して隠そうとしている(周囲からはすぐに気づかれている)が、そのお陰で事故に遭うことが多くなっている。また、髪に関する同音異語にも敏感であり(例:「ケガないか」→「毛がないか」)、バレそうになった時には慌てて周囲の人間を殺してしまうこともしばしば。拳志郎には両手を潰されたらしく、両手共に鉄製になっている。最期は大浴場(銭湯場)にて、拳志郎に関節をはずされた上、風呂に投げつけられ、重い鬘のせいで浮き上がることができず溺死。死後、鬘は青幇に回収された。パチスロ機の演出では本来は同時に登場しない黄や呉と共演しており、彼らが田の体ごと拳志郎にぶつけるオリジナル技「田学砲」を見せている。
陳永祥(ちん えいしょう)
声 - 二又一成/-
紅華会の新七番頭。「イタチの陳」と呼ばれる。屁と商売が臭くて有名。かつて上海で北大路剛士を狙った際、ラーメンを食べようとした拳志郎を邪魔してしまい、ラーメンの器の砕けた部分で半殺しにされた。昔は貧乏猟師だった。右手が義手になっていてサブマシンガンなどを装備可能。最後は張太炎に証文を返され、紅華会新二番頭に昇格したが直後水死。なおこの時は、名前が陳狷民ちん けんみん)になっていた。紅華会の頭の中では性格的にまともな部類に入るが、先述の北大路剛士を狙った時に居合わせ気絶していた綾を「用が無い」という理由で撃ち殺そうとする冷酷な面もある。アニメでは大炎を助けて拳志郎を殺そうとするが、ギーズによって倒される。しかしそれでも生き残り、紅華会を復活させようとする。
憑英正
声 - 宝亀克寿/-
鉄の顎の紅華会幹部。噛み合わせの際のポグポグという音が特徴で、大変グルメな男。やや悲観的である。アニメでは葉に撃ち殺されている。
沐大洪
声 - 天田益男/-
紅華会幹部。後頭部のあたりが機械化している。丸いサングラスが特徴。アニメでは葉に撃ち殺されている。
朱(しゅ)
声 - 西嶋陽一/-
青幇狩りで沈を殺した男。過去に何度も阿片泥棒をしていた度に、沈に助けられていたらしい。
朱富徳(しゅ とみとく)
声 - 西嶋陽一/-
張亡き後の大新世界新支配人。ネズミの朱と呼ばれていた。潘に撃ち殺される。アニメ版ではキャラクターデザインなどが大きく変更された。
ゴラン
声 - 園部好徳/-
大新世界で青幇の拳法使いを処刑してきた男。仏領インドシナでボクシングやムエタイを会得し上海のチャンプとなる。拳志郎と戦うために上海へと来るが、処刑遊戯にて拳志郎に殺される。3つ以上の数が数えられないほどの頭脳の持ち主。
張(ちょう)
声 - 天田益男/-
葉の子分であったが紅華会に寝返り大新世界の支配人となる。昔風呂屋で爪切り屋をやっていたがそれを言われるとキレる。拳志郎を銃撃しようとするがギーズに腕を切り落とされる。
ジャン・カルネ
声 - 池田勝/-
ジダンダール死亡後に後任となったフランス租界巡査総長。紅華会と組み青幇虐殺に加担する。フランス本国に紅華会との癒着が露見し、本国に召還さそうになるが、ギーズから偽造パスポートと南米行きの船券を渡され休養するよう言われる。だが出港直後、ギーズからその情報を得た潘光琳に銃殺される。
司祭(しさい)
声 - 田中総一郎長嶝高士
悪徳神父。黄西飛に対して神に悪行を許してもらえるためとして、暗に金を要求していた(黄は喜んで聞き入れていた)。また、懺悔に来た青幇の者達の事を紅華会に流すなど卑劣な事をやっていたため、復活した潘光琳から報復を受けた。
マルロー
声 - 仲木隆司/-
フランス租界警察の刑事科長。紅華会とつながっている。ギーズを上海から追い出すためソフィーを誘拐しようとしたが、恋人・ペーターが命がけで守ったため彼を殺した。記憶を取り戻したソフィーからギーズに知られることを恐れ、殺そうとしたが拳志郎に遭遇、秘孔により秘密をしゃべらされた後、拳志郎の怒りに触れ殺される。
周(しゅう)
声 - 青森伸/-
青幇から紅華会の田学芳に内通したスキンヘッドの男。青幇復活のパーティーで田の鬘をプレゼントされる。その後、葉に撃ち殺される。潘光琳とは元々兄弟分の同格で同僚からは兄貴と慕われていた。田の鬘を装着して傾斜してもその重さを感じさせないほど筋力が強い。
普(ふ)
声 - 園部好徳/-
地底を掘って進むことができる男。通称「モグラの普」。ペストノミが混入した麦を青幇の阿片倉庫にばらまく役目を負う。が、拳志郎に発覚して逆にペストノミを飲まされる。後、張太炎の元に逃げ、失敗したことを告げるが太炎に秘孔を突かれ死亡。
楊(やん)
通称「オカマの楊」。張太炎との連絡役で汗臭い男がタイプ。普段はオカマだがキレると男に戻り口調も荒々しくなる。油まみれになったところを拳志郎にタバコを落とされ爆死。
喬鋳成(きょう ちゅうせい)
上海市商界理事。語尾に「ダス」をつける。紅華会とグルで葉の子分を10人は殺した。海に浮いて助けを求めているところを葉に撃ち殺された。
蔡(さい)
少佐。張太炎が青幇に攻撃されていることを章烈山に報告した。
陸(りく)
紅華会系の銀行の支配人。

その他[編集]

愛新覚羅溥儀(あいしんかくら ふぎ)
声 - 家中宏/-
清朝最後の皇帝満州国皇帝。暗殺の恐怖に常に怯え、来日の折、北斗神拳の使い手「閻王」こと霞拳志郎を護衛の近衛隊に入れようとした。しかし、毒見役の李永健が溥儀の近衛隊士に殺されそうになったため拳志郎の怒りを買う。ある夜、拳志郎と対峙した際、自身がもはや中原の王ではないことを悟った後、敵わないと知りつつも一人の男として拳志郎に勝負を挑む。一撃で昏倒させられるが、意識を失う寸前、友情の証として宝剣を拳志郎に託す。この宝剣は拳志郎が前述の司祭と接触した際に売り払われそうになった事がある(司祭の本性を確かめるためで実際には売っていない)
ブタオ
声 - 桜井敏治/-
溥儀の護衛の近衛隊の隊員。「ブタオ」は本名ではなく拳志郎に太った容姿をおちょくられ「ブタオさーん」と呼ばれたことから。ドブネズミとも呼ばれた。李を散々侮辱したため拳志郎の怒りに触れ殺される。ドラマCD版では「子ブタさん」、アニメではブタという発言が少し過激すぎることもあり、「カバ平さん」に変更された。
金克栄(きん かつえい)
声 - 大友龍三郎/-
溥儀の護衛の近衛隊第一隊隊長。八極拳の使い手。ほかに鉄扇も使用する。「河北の拳侠」の異名をとり、ユダヤ財閥の用心棒を務めていた頃、その強さに目をつけた拳志郎の挑戦を受け、引き分けた(漫画では具体的な描写はないが、アニメでは具体的に描かれた。上海での拳志郎との戦いで高速の蹴りなどを繰り出し、拳志郎と互角の戦いをした。その後、拳を鉄扇で防いだが砕かれ、その破片で胸に傷をつけたとなっている)。その時、拳志郎が北斗神拳を使用しなかったこと[9]を屈辱と感じ、李を利用して拳志郎をおびき寄せ再戦を謀るも、必殺の拳を腕一本で抑えられ、本能的な恐怖で体が動かなくなってしまい、ほとんど拳を交えないまま敗れた。戦いの後、拳志郎とは和解し、病死した李の遺体を中国へ連れ帰った。
謎の道士
声 - 池田勝/麻生智久
拳志郎の前に度々現れ「運命」について説く(問う)謎の老人で、拳志郎に羅龍盤を手渡した人物でもあり、占星術を極めている。拳志郎の他にも劉宗武、芒狂雲、潘玉玲たちの前にも現れている。「ホェヘヘヘ〜」という奇妙な笑い声が特徴で、一見すると背が低く薄汚れた老人だが非常に身が軽い。また、拳志郎や芒狂雲のような達人にも気配を感じさせなかったり、氣を操る術(すべ)も習得しており、指に氣を集中させて対象を突く「指突」でガラス製のグラスに穴を空けられるなど、謎の多い人物である。
洪(こう)
声 - 上別府仁資/-
ヘロインの売人。子英にヘロインを売らせていたが、紅華会の印紙がないことを理由に紅華会に殺された。
唐(とう)
葉の回想で登場。毒入りワイン(ブルゴーニュ産の年代物らしい)で潘を殺そうとするが拳志郎に見抜かれ、葉の早撃ちで殺される。
芳蘭(ほうらん)
黄西飛の第三夫人。浮気をしたため黄西飛に撃ち殺された。
崔(さい)
声 - 上別府仁資/-
楊美玉のボディーガード。南派洪家門五形拳の使い手。拳志郎が200万元の賞金首と知り、勝負を挑むがあっという間に敗れる。
林燐夕(りん りんゆう)
呉東来が入れ込んでいた女優で、呉によって自殺に追い込まれた。その後、呉は燐夕の墓の傍らに自分の先祖の霊廟を移した。
バーテン
声 - 西嶋陽一/-
北大路剛士(きたおおじ たけし)
声 - 佐々木勝彦/-
北大路財閥の総帥。日本軍や馬賊とも親交があり、非常にスケールが大きい人物として描かれている。拳志郎とは上海で紅華会の陳に襲われた所をたまたま居合わせた拳志郎に助けられたことから親交が始まり、彼に対してあらゆる便宜を図っている。ユダヤ人移住計画構想の協力者。ユダヤ人移住構想として実際の構想は河豚計画である。
北大路綾(きたおおじ あや)
声 - 久川綾/-
拳志郎が講師を務める藤和女子大学校の女学生で、同校創始者である北大路剛士の娘。嗅覚に優れた拳志郎曰く汗の匂いが非常に特徴的らしいが、綾のほうは臭いという意味と解釈して、揉める事になる。それでも拳志郎に好意を持っていた。アニメでは玉玲に酷似しているという設定になっている。
金藤政夫(こんどう まさお)
声 - 中多和宏/-
東和女子大学校の教頭で、綾と結婚し時期学長になるという野望を抱いている。禿げ上がった頭頂部を隠すため横髪を伸ばして頭に乗せているのが特徴。本人曰く、柔道二段、ソロバン八段、合わせて十段のツワモノ。何かと驚くたびに「まああぁーあ!」という悲鳴を上げる。アニメでは李永健の元に向かう拳志郎に車で案内させられ、拳志郎を振り落とそうとするが、買ったばかりの新車と一緒に川に飛び込んだ。その後壊れたはずの新車をボロボロの状態でも使いきろうとしていたが、マフィアによって再び海へと落とされる。
大原幸代(おおはら ゆきよ)
声 - 羽村京子/-
東和女子大学校の学長。寛容な性格で金藤教頭が拳志郎のことで告げ口しても、逆に拳志郎を褒めることが多い。
熊笹徳三郎(くまざさ とくさぶろう)
声 - 古田信幸/-
北大路物産の上海支社長。ギーズといるところをパンダ顔の殺し屋に襲われ、拳志郎に助けてもらった時「笹だけにパンダに食われなくて良かったね」と言われた。
ソフィー
声 - 田中理恵/-
ギーズの妹。ユダヤ系フランス人。ナチスのユダヤ人狩りから逃走中に恋人・ペーターと身ごもった子供を失ったショックで記憶を失う。後に拳志郎の秘孔治療によって記憶を取り戻すが拳志郎のことをペーターだと錯覚していた。兄との記憶を取り戻して以来初めての再会を目前にして、張太炎の仕掛けた爆弾によって死亡する。
除詠進(じょ えいしん)
声 - 西嶋陽一/-
フランス租界公董局の秘書。張太炎の術にかかりギーズ暗殺を謀るも逆に殺されるが、死の間際にギーズに太炎の出現を知らせる。野良猫に餌をあげるいい人。
ペーター
声 - 神谷浩史/-
ソフィーの恋人。故人。ソフィーを守ったためシベリアでマルローに殺された。
梨花(りんか)
声 - 松下こみな/-
上海の高級娼館桃華荘の娼婦。もとは交産銀行の御曹司と結婚するはずだったが、張太炎によって結婚式当日に略奪される。張太炎に銃で挑むも、殺されそうになるが拳志郎に助けられる。
朱(しゅ)
黄浦江近辺で乞食をしていた老人。眼が見えない。玉玲を知っていることから、昔、青幇にいたらしい。
拳崎志郎(けんざき しろう)
日本軍に投降する李秀宝(玉玲)のために北大路が拳志郎を通訳とした。拳志郎が眼鏡をかけ七三になった姿。
李散(りさん)
張太炎に無影脚を直伝した人物。拳仙の称号を持つ。拳志郎の父鉄心と闘ったことがあるが敗れた。
チャン
声 - 上別府仁資/-
平和飯店のジャズホールのバーテンダー。玉玲にカクテルを出していた。
呉鉄城(ご てつじょう)
上海市長。羅虎城を迎える時、あまりにも小さいため目に入らず、後ろの衛兵を羅虎城と思い握手をしたために尻にナイフを受けた。
張(ちょう)
「時事申報」の編集主任。抗日の英雄・羅虎城の帰還を大々的に新聞に載せたことで章烈山から大金をもらった。
李集雲(り しゅううん)
北平漂局の漂頭。ハルピン駅で飛燕たちを待っていた。飛燕が言うにはドイツ軍に殺されたらしい。またこの際、エリカの直感像記憶と希望の目録の真相がドイツ軍に漏れた模様。
レビ博士
ハルピンのユダヤ人協会に所属する老人。ハルピンでエリカを引き取ったが、直後ナチスに殺される。
エリカ・アレント
声 - -/小池いずみ
希望の目録を持つ少女。サーシャという偽名を使用していた。目録を託された一家はエリカを除いてナチスに殺された。直観像記憶(一度見たものは忘れない力)により希望の目録を暗記している。
鮫島義山(さめじま ぎざん)
かつて孫文の中国革命を財政面で支えた人物で、日中の戦争を終結するための密使となるはずだったが、戦乱を望む劉宗武曰く「殺す価値がある」と暗殺される。
珍(ちん)
劉宗武の情報屋。飛燕や拳志郎、夏文麗の情況を報告する。拳志郎と宗武が戦っている時、金に目が眩み、国民党にその情報を流したため宗武に殺される。その際、宗武は「孫」と間違って呼んでいた。杜天風の情報屋でもある。
劉宗建(りゅう そうけん)
劉宗武の父。金貸しをしていたが義賊を騙る杜天風によって殺された。
杜天風(と てんぷう)
軍閥並みの勢力を誇る秘密結社「太湖幇」の総帥。瓶切りの技を使うなど拳法家としての腕前は相当なものだが、非常に用心深く、自らの腕前を信じて強敵と対峙することは無い。また自己中心的で、自らを「泥棒」などと小物的に呼ばれることを嫌う。劉宗武からは親の仇として狙われている。極度の博打好きで麻雀、競馬、ドッグレース、ハイアライ、カジノのサイクルで回る。そして博打に負けることが大嫌いであり、自分が勝つためにはイカサマ三昧、負けた時は相手の指や腕を切り落として帳消しにし、それでも文句を言おうものなら殺してしまう。麻雀で負けた時にその傾向が強い。逆に、事前に上機嫌で子分に「アガッてもいい」と言い、自分がアガると「水に流そうや」の言葉と共に対戦相手の子分と雀卓を機械仕掛けの人工洪水で本当に流すことまでしたこともあった。とにかく博打好きなため女性関係などは一切興味がなく拳志郎から同性愛者かとも疑われたが部下の口から否定されている。
ヘッケラーを抱き込み、ヤサカを雇うなど宗武そして拳志郎への対策を整え、数々の手を打つ。そして移動アジトである武装輸送船にて秘孔突き対策スーツを開発し、改良を施した結果、宗武の用意した潜水艦の魚雷攻撃で船が沈められたものの潜水艦に取り付く形で生き延びる(この魚雷攻撃は、玉玲が宗武をだまして行わせたもの)。そして、潜水艦の甲板上で一度はスーツの高圧電流で宗武の秘孔突きを防ぐも、最後には電気を通さない乾いたブーツ越しの蹴り技で湖に落とされ、感電死(および溺死)した。58歳没。
彪(ひょう)
虎拳虎爪掌の使い手で料理人。ヤサカに自分の出した料理を不味いとこき下ろされ、喧嘩を売るが殺される。
胡潤(こじゅん)
寧波にある豊潤洋行の大旦那。霞鉄心の朋友。
虎(ふー)
豊潤洋行で働く男。非常に落ち着きが無く、ドモりながら喋るので大旦那(胡潤)のことを呼び捨てで喋ってしまう。
空海(くうかい)
日本に真言密教をもたらした大阿闍梨。拳志郎が見る過去の時代のビジョンにおいて登場する。唐における密教の修行を終えた時、空海は師の恵果の命によって、北斗神拳の使い手である三兄弟を伴って日本に帰国する。
恵果(けいか)

馬賊[編集]

李秀宝(り しゅうほう)
声 - 久川綾/冬馬由美
馬賊の女頭領で、射撃の達人。その正体は拳志郎の恋人である潘玉玲本人であり、霊王によって記憶を消された後、王に拾われ馬賊の頭目となっていた。その時の経験から日本人を嫌っていたが、上海で拳志郎と出会い、時には自分の記憶を巡って衝突するも最後は玉玲としての記憶を取り戻した。
王欖把(わんらんば)
声 - 山野史人/-
記憶を失った玉玲を助け平原で生きる術を教えた老人。北大路剛士の朋友。玉玲に、万が一の時は自分と同じように、流浪の民の安息の国の建設(桃源郷)の夢を持つ北大路剛士のもとへ行けと教えた。後、日本軍の爆撃で死亡。
郭(かく)
声 - 広瀬正志/-
王の側近。霊王こと狂雲が記憶を失った玉玲を王の元へ連れてきた件を知る人物。
韓(かん)
密雲県の馬賊の旅団長。日本軍に満州から追われ中国では東北人と差別され、仕事もなく馬賊に身を落とした。イギリス人の警官を殺したため処刑され、晒し首になっているところに李秀宝(玉玲)が献花をした。
連(れん)
声 - 宝亀克寿/-
李秀宝(玉玲)の側近。拳志郎扮する拳崎志郎に蟷螂拳で挑むがあっさり見切られる。後に玉玲の記憶が戻り、彼女と拳志郎が恋人同士だった事を知って2人を祝福しに来たが、その直後、玉玲を庇って殺されてしまった。彼の死が、玉玲が青幇の総帥となる決意をする一因となる。
宇占海(う せんかい)
声 - 園部好徳/-
三年前に大川奉作の息子を殺した馬賊。拳志郎に殺された。李秀宝(玉玲)が日本軍の大川奉作に面会する前日、宇の首が大川の部屋に届けられた。
天鬼(てんき)
如虎部隊と呼ばれる馬賊の親玉。エリカを奪おうとするが流飛燕に殺される。

日本軍[編集]

中尉
声 - 園部好德/-
部隊を率いて李秀宝を追っていた日本軍中尉。逃げ遅れた馬賊を処刑しようとしたが、現れた秀宝に撃ち殺され、しかも彼女の策で部隊はすでに大勢の馬賊に周囲を囲まれていた。
軍曹
中尉の部下。中尉が撃たれた後残された部隊に発砲命令を出して秀宝を撃とうとするが、秀宝の率いる馬賊に囲まれていることを部下から知らされて気付き、慌てて撃っちゃダメと命令を取り消した。
後に上海での日本軍と国民党軍との戦いで軍曹と呼ばれる日本軍人が、敵の狙撃兵に恐れをなした部下を叱り、臆病者は撃ち殺すと銃口を向けたところで拳志郎にカージャックされた日本戦車が登場して暴れ回り、唖然となる場面がある。
大川奉作(おおかわ ほうさく)
声 - 角田信朗/-
関東軍司令部の中将。李秀宝(玉玲)ら馬賊たちが日本軍に投降するときの日本軍の交渉役。かつて息子を馬賊に殺された過去を持つ。その馬賊の首とそこに添えられたメッセージ、そしてメッセージの主である拳志郎や秀宝との交渉にて拳志郎の思いを知り、一軍の将としての矜持を保って譲歩した。
松井石根(まつい いわね)
大将。国民党政府が没落するまで戦争を推進しようとした軍人。
五島泰治(ごとう たいじ)
日本陸軍特務機関大尉。上海が日本に占領される際、青幇のボスである玉玲の夫・拳志郎に近づき、手を組もうとするが「強盗退治」などと名前をからかわれる。それにキレるが拳志郎に会いに来た劉宗武に吹っ飛ばされる。

国民党[編集]

蒋介石(しょう かいせき)
国民党軍事委員会委員長。羅虎城が上海で殺されたのを聞き、拳志郎に暗殺部隊を差し向けようとする同士に対し、拳法には拳法で応ずるべきと諌めた。
陳立夫(ちん りっぷ)
国民党組織部長。拳志郎抹殺の切り札として死鳥鬼こと飛燕を使おうと、集雲を裏稼業の麻薬密売をネタに脅迫した。
羅虎城(ら こじょう)
関東軍に叛旗を翻し死んだとされる抗日の英雄であり伝説の将軍。その小柄の体格で目立たない(眼に入らない)ことから、神出鬼没で捕まることが無かったとされる。ただ本人は小柄であることを相当に気にしており、章烈山と逆のコンプレックスを抱いている。しかし、恐ろしく響く声を出すことができ、それを見た章烈山をして「(小柄であるはずなのに)大きく見える」と驚かせた。この大声のハッタリと巧みな話術を併用することで、人心を惹きつけることに長けたペテン師。抗日の英雄という表の顔とは対照的に欲深い本心を持っており、かつて満州で関東軍に追い詰められていたときは国民党の将軍でありながら、敵対する共産党と通じてソ連ルートで脱出した。髭が刺客を察知できるほど敏感。拳志郎の「雷暴神脚」をも上回るほどの軽功術を使うが、犬並みの嗅覚で簡単に捕まり、拳志郎に本名を口にすると死んでしまう術をかけられ、最終的にはうっかり本名を口にして破裂死する。
死後、彼の行為は国民党の面々の知るところとなるが、「理由はどうあれ国民党の将軍を殺した以上、報復は死あるのみ」として、拳志郎はその首に賞金を掛けられた。
張作霖(ちょう さくりん)
関東軍奉天で爆殺された軍閥
何応欽(か おうきん)
国民党軍上将。
張群(ちょうぐん)
国民党外交部長。
王(おう)
抗日委員の人間。上海に杜天風が来たことを潘に知らせた。
戴(たい)
国民党軍統局の人間。杜天風を抗日行動隊の支隊長に任命した。
向世昌(こう せいしょう)
国民党の大佐。杜天風たちと麻雀をして勝利するが、負けを認めず場に牌を置いただけと言う天風を泥棒呼ばわりしたため殺される。

共産党[編集]

曼(まん)
拳志郎を殺そうとした共産党の暗殺者。眼が見えぬふりをして、杖に仕込んだ剣で殺そうとしたが半殺しにあった。
応(おう)
共産党による革命の火を消さぬため、拳志郎に懸かった10万元を得ることを望む。そのために戦った者達を見届けた。

ナチス[編集]

ヒットラー
ナチス党党首、ドイツ総統。総統美術館を建設するため二万点に渡る美術品の目録「希望の目録」を探している。かつて睡眠中にゼークトの命を受けた宗武に暗殺されそうになるも、その無防備さと覇気の無さによって殺すまでもないとされた。
エドモンド・ヘッケラー
ドイツ国防軍大佐。国府軍軍事顧問であり武器商人。金を儲けるため戦争を長引かせようとし、劉宗武を呼んだ。後、最上客である杜天風の依頼で宗武に刺客を差し向け殺そうとしたが、見抜かれ逆に殺された。
ハンス・フォン・ゼークト
ドイツ軍大将。ヒットラーの宿敵であり、ドイツの影の支配者と呼ばれた。欧州列強の英雄達を暗殺するため劉宗武を招いた。そのリストの中にはヒットラーも含まれていた。しかし、ゼークトは病死する。
ゾンマー
中尉武装SS。劉宗武の上官となったが侮辱したため、北斗劉家拳の力で病気にされ死亡した。

拳法[編集]

北斗神拳(ほくとしんけん)
北斗宗家の拳に西斗月拳の秘術を取り入れ生まれた拳。秘孔を突くことにより敵を体の内部から破壊する。一子相伝の史上最強の暗殺拳。後漢末期の三国時代に劉家拳、孫家拳、曹家拳に派生した。伝承者は61代が霞鉄心、62代が霞拳志郎、63代がリュウケン(霞羅門)。
北斗三家拳
北斗劉家拳、孫家拳、曹家拳の総称。三国時代に劉家、孫家、曹家のどれが戦乱を制するかを時の北斗宗家の者達ですら見抜けなかったが故に、三家それぞれに対して分派した。
北斗孫家拳(ほくとそんかけん)
北斗神拳から派生した闘気で相手の秘孔を突くのと、闘気を操ることを真髄とする拳。狂気を奥義とする。使い手は霊王、ギーズである。
北斗曹家拳(ほくとそうかけん)
北斗神拳から派生した一子相伝の剛拳。新たな伝承者が伝承者となるためには、先代伝承者と生死を賭けて戦い、先代伝承者の命と引き換えに伝承者となる掟がある。技や奥義の詳細は不明。しかし、秘孔を突くことで相手の行動を制限したり、キーワード一つで殺傷できる技などが劇中に目立つ。伝承者は張太炎。先代伝承者は章大厳。
北斗劉家拳(ほくとりゅうかけん)
別名を北斗琉拳という。北斗神拳に伝承者が出ないとき、劉家拳から出すことが掟である。使い手は劉宗武、夏文麗。先代伝承者は劉玄信。北斗神拳に伝承者が出た時は、この伝承者と劉家拳の伝承者が「天授の儀」と呼ばれる戦いを行い、これに勝つことで初めて正式に北斗神拳の伝承者となる。
極十字聖拳(きょくじゅうじせいけん)
劉家拳から独立した魏瑞鷹が興した拳。経絡秘孔の術を受け継いでいるものの、攻撃の主軸になっているのは素手で触れるもの全てを切り裂く斬撃。使い手は彪白鳳、流飛燕。公式では『北斗の拳』に登場する南斗聖拳の一派ではないかとされる。
西斗月拳(せいとげっけん)
約2000年前に歴史の闇に消えた拳。秘孔の術をもたらした北斗神拳の源流でもある。北斗神拳のように必殺の秘孔を突くのではなく、複数の秘孔を突いて必殺の一撃とする。ヤサカ曰く戦場の拳である。
八極拳(はっきょくけん)
「河北の拳侠」の異名を持ち、溥儀の警護役である金克栄が使う。動きは緩やかだが、油断していると掌が心臓に達し、引き裂かれる。実際にも溥儀の侍従武官であった霍殿閣が使った拳法である。
南派洪家門五形拳(なんはこうかもんごけいけん)
楊美玉のボディーガードの崔が使う。出す間もなく拳志郎に敗れたため詳細は不明。
蟷螂拳(とうろうけん)
李秀宝の側近の連が使う。だが、拳志郎扮する拳崎志郎には全く通じなかった。
虎拳虎爪掌
料理人・彪が使う拳。発動した瞬間、腕を落とされそのままヤサカに殺されたため、詳細は不明。

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北斗全体の技
雷暴神脚(らいぼうしんきゃく)
北斗神拳の飛翔軽功の術。鉄の壁がめり込むほどの脚力によって一瞬で移動する。張太炎の技をも越える速さ。劉宗武がバイクに乗って雷暴神脚を使ったと思しき描写もある。
調気呼吸術(ちょうきこきゅうじゅつ)
北斗の拳士の使う呼吸法。何時間でも息を止めることができる。
二指真空把(にししんくうは)
飛んできたものを受け止め、投げ返す北斗神拳の奥義。流飛燕との戦いで飛燕が言及したが使われなかった(飛燕も使えるため)。
北斗神拳の技
無想転生(むそうてんせい)
北斗神拳究極奥義。無より転じて生を拾う技だが、(拳志郎本人も含んで)意図して使った者はいないとされる[1]。劉宗武との戦いで宗武がその存在に触れた。
当門穴破指挿(とうもんけつはしそう)
体の外部はなんともないが、内部の骨だけ砕く。
北斗孫家拳の技
操気掌(そうきしょう)
相手の気を抜き、力を削ぐ。
狂神魂(きょうしんこん)
北斗孫家拳の奥義。経絡を操り、狂気を究極に高める。
秘孔変位(ひこうへんい)
北斗孫家拳の奥義。気と血流を変えて秘孔の位置を自在に変える。拳志郎が言うには北斗神拳にとっては普通の技とされている。
天破活殺(てんはかっさつ)
闘気を指先に込め、触れずに相手の秘孔を突く技。北斗孫家拳の技であったが、霊王との戦いで会得した。
北斗曹家拳の技(張太炎の独自の技も含む)
九神奪命(くしんだつめい)
北斗曹家拳の技。相手の頭に指を突き立て、脳に刺激を与えて操る。拳志郎も使用できる。
堕天掌(だてんしょう)
相手の死を予告する儀式的な構え。拳志郎は瞬時にその意味を理解していた。
秘雷孔(ひらいこう)
複数の秘孔を突いておき、不用意に秘孔を突くと肉体が爆発する。
爆龍陽炎突(ばくりゅうようえんとつ)
張太炎の技(曹家拳の技ではない)。鞭のようにしなる両手足で高速の突き、蹴りを繰り出す。
無影脚(むえいきゃく)
元は李散の技。後に張太炎に直伝された。相手に当たれば脚の跡がくっきり残るほどの蹴り。拳志郎は効かなかった。
幻夢百奇脚(げんむひゃっききゃく)
張太炎の技。無影脚を無数に繰り出す連続の蹴り。
北斗劉家拳の技
北斗鎧破掌(ほくとがいはしょう)
劉宗武が拳志郎へ放った技。無数の闘気が標的を吹き飛ばす。
極十字聖拳の技
瞑空爪舞(めいくうそうぶ)
極十字聖拳の技。彪白鳳が拳志郎に使った。
死鳥血条斬(しちょうけつじょうざん)
極十字聖拳の技。手が切れ次第に割れてくる。
舞裂爪破弾(ぶれつそうはだん)
極十字聖拳の技。背中に十字の傷をつける。この技で拳志郎の背中には、鉄心と同じ傷を受けた。
燕舞斬(えんぶざん)
極十字聖拳の技。相手を十字に切り裂く。
二指真空把(にししんくうは)
拳志郎が極十字聖拳にもできると言っていたが披露されていない。
西斗月拳の技
操孔針(そうこうしん)
西斗月拳の技。針で秘孔を突き相手の動きを封じる。
相雷拳(そうらいけん)
西斗月拳秘奥義。相手との乱戦の中で複数の秘孔を事前に突き、腕を消し、とどめの一突きをもって確実に致命傷を与える。
死の抱擁(しのほうよう)
五本の指を背中に突き相手に激痛を与える。

秘孔[編集]

上顎(じょうがく)
自分の意思に関係なく、質問に答える。
忘神(ぼうしん)
徐々に記憶を取り戻す。
解亜門天聴(かいあもんてんちょう)
自分の意思に関係なく、質問に答える。前作『北斗の拳』でもラオウがジュウザに使用し、この時ラオウが「逆らおうとすればその肉体は毛根にいたるまで血を噴き出して崩壊する」とジュウザを拷問していたが、今作ではマルローがペラペラ喋ったために流血する描写や説明は無かった。
全知(ぜんち)
自分の意思に関係なく、どんなものでも飲み干す。
風厳(ふうがん)
術者の言うことを聞く。
鬼床(きしょう)
歯が一度にすべて抜かれたような激痛が襲う。
大指甲根(だいしこうこん)
大声を出そうとすると、激痛が走り大声が出せなくなる。

劇中用語[編集]

上海
本作の主要舞台。劇中では中国当局の管轄区である華界、公董局の管轄区であるフランス租界、イギリス・アメリカの共同管轄区である共同租界の3つが登場し、複雑怪奇な国際都市としての側面がクローズアップされている。
フランス租界
その名の通り、上海におけるフランスの租界で、公董局が管轄している。青幇が上海裏社会を仕切っていた時はジダンダール巡査総長が後ろ盾になり、大新世界などの縄張りを有していた。だが、紅華会がジダンダールを殺し、後任のジャン・カルネ巡査総長と組んでからは縄張りを奪うだけに終わらず、フランス軍が紅華会幹部の護衛を行うまでになった。
拳志郎が上海に戻り、同じく上海に着任したギーズが藩に加勢した末、大新世界を含む縄張りは青幇の元に戻り、紅華会は駆逐された。
青幇(ちんぱん)
上海裏社会の組織。劇中判明している総帥(幇主)は魏教父→藩光琳→藩玉玲。膨大な人脈に基づく強大な組織で、こと裏社会における情報網においては劇中屈指のレベル。だが、最大の武器は力でも情報でもなく、親分から子分までが持つ「義の心」で、義のためならば仲間を売らず、死をも選ぶ程。
紅華会(こうかかい)
青幇と敵対する組織。御大は章烈山で、二番頭は張太炎。かつては青幇に比べて弱小勢力だったが、拳志郎が「愚連隊」と評するほどの形振り構わぬ姿勢で強大化し、1度拳志郎の手で壊滅状態になるも復活し、上海を牛耳った。その実は、章烈山が自分の軍を養うための資金を確保する為の団体であった。
拳志郎や青幇の反撃で三番頭黄西飛を皮切りに幹部・構成員を多数失うも、烈山によって馬賊を構成員、羅虎城を御大とする第二紅華会設立が図られた。だが、玉玲による馬賊の帰順や拳志郎による羅虎城の死、そして烈山の改心により第二紅華会は文字通り消滅した。
国民党(こくみんとう)
中華民国政府の政権党。党首は蒋介石。劇中では「国民党の将軍(要人)を殺した者には死あるのみ」と、政党ではなく中国最大軍閥として描かれている。
共産党(きょうさんとう)
国民党と敵対関係にある政党。党首は毛沢東。劇中では共産党軍が列山の軍と交戦したり、革命戦士が拳志郎の首に掛けられた賞金を革命の資金にしようとするなど、国民党との敵対関係が強調されている。ただし、日本軍の侵攻に加えて、烈山が和睦の使者として生かされているので、今後の動静は不透明。
馬賊(ばぞく)
満州国などを根城にしている勢力。かつては張作霖率いる旧軍閥の将兵であり、王や秀宝こと玉玲の率いる一派もこれに該当する。また、来歴は不明だが宇占海や天鬼のようなごろつきの類もいる。劇中では粗雑で乱暴な者達としてかなり誇張気味に描かれている。
太湖幇(たいこばん)
軍閥に匹敵する勢力を持つ秘密結社。総帥は杜天風。天風の元ヘッケラーを介してナチス・ドイツや国民党とコネを作り、ヘッケラーから購入した武器や兵器で軍備を固め、国民党軍と日本軍との戦闘時には抗日行動隊の名目で日本軍と交戦した。宗武の手でヘッケラーを返り討ちにされてから衰退が始まり、切り札の移動アジトである武装輸送船を沈められ、天風も宗武に殺されたため、その勢力は弱体化した。

テレビアニメ[編集]

2006年10月4日より2007年3月14日までテレビ朝日朝日放送の深夜帯に放送(朝日放送の放送期間はテレ朝から1週遅れ)。地上波では全26話のうち22話が放送された(未放送話数は、16 - 18、21話)後にCS放送のアニマックスとファミリー劇場では、全26話が放送された。2007年1月よりユニバーサルによりDVDレンタルリリース開始。

アニメーション制作として「蒼天スタジオ」とクレジットされているが、その実体は『新・北斗の拳』を制作したA.P.P.P.である。しかしA.P.P.P.は制作を再発注しており、実際にはパルムスタジオの仕切りで制作された。

キャラクターデザインの津幡佳明は、その制作業況の悪さをブログでしばしば嘆いていた。

スタッフ[編集]

  • 企画 - 堀江信彦、井本満
  • 監督 - 山口美浩
  • シリーズ構成・脚本 - 今川泰宏
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 津幡佳明
  • 色彩設計 - 菊地和子
  • 美術監督 - 桑原悟
  • 撮影監督 - 岡崎英雄
  • 音響監督 - 本田保則
  • 音楽作曲 (Music composed) - Marco d'Ambrosio
  • 編集 - アムガ
  • プロデューサー - 西口なおみ、飛田野和彦、渡辺政信
  • アニメーションプロデューサー - 加藤友誠
  • アシスタントプロデューサー - 櫻井晋
  • エグゼクティブプロデューサー - 堀江信彦
  • アニメーション制作 - 蒼天スタジオ
  • アニメーション制作協力 - パルムスタジオ
  • 製作 - 蒼天製作委員会、テレビ朝日


主題歌[編集]

オープニングテーマ
薔薇が咲く 薔薇が散る
作詞・歌 - 愛内里菜 / 作曲 - 小島久尚 / 編曲 - 葉山たけし
エンディングテーマ
心のリズム飛び散るバタフライ」(第1話 - 第12話)
作詞・作曲・編曲 - 徳永暁人 / 歌 - doa
Kissing til i die」(第13話 - 第26話)
作詞・歌 - 真中潤 / 作曲 - 後藤康二 / 編曲 - 大島こうすけ
主題歌のアニメーション
オープニングにある、拳志郎が指を天に向けるシーンなどはそのままアニメ本編で使用されている。エンディングでは玉玲と自分の写真の入ったロケットを手にした拳志郎が晴天が広がる砂漠の真中で寝そべった姿を映したものとなっており、途中に玉玲が水の底に倒れてゆくカットを挿入している。なおこの玉玲のカットは8話で倒れるモーションが変更されており、顔がアップになるシーンでは涙を流す描写が追加されている。

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 絵コンテ 演出 作画監督
1 賞金首・閻王 山口美浩 岩永悦宜 津幡佳明
2 江胡の義気 立仙裕俊
山口美浩
立仙裕俊 小山知洋
3 北斗を継ぐ者 岩永悦宜 能地清
4 蒼天に願え 坂田純一 清水一伸 山本善哉
5 上海に立つ 池畠博史
山口美浩
池畠博史 伊眞田寛樹
金一培
6 虐殺の処刑遊戯 渡辺正樹 粟井重紀 服部一郎
7 激突 三原武憲 山口美浩 津田昭宏
8 地獄の神に祈れ[10] 渡辺正樹 立仙裕俊 小山知洋
9 血塗られた宿命ゆえに 山口美浩
岩永悦宜
能地清
服部一郎
10 北斗同士の戦い 山口美浩 池畠博史 伊眞田寛樹
金一培
11 龍に問え 坂田純一 清水一伸
山口美浩
川本良
12 復活の狼煙 岡尾貴洋
青井清年
岡尾貴洋 青井清年
13 狂気の果てに[11] 山口美浩
立仙裕俊
又野弘道 小山知洋
14 運命の旅 山口美浩 西山明樹彦 須田正己
結城孝義
15 美しき馬賊 渡辺正樹 山崎友正 井口忠一
16 安息の地を求めて 山口美浩
岩永悦宜
渡辺正樹
楠本巨樹 楊楚
向暉
結城孝義
武本大介
金一培
友田美智子
谷口守泰
17 死の宣告!堕天掌 山口美浩
池畠博史
森作友樹
楠本巨樹
武本大介
金一培
友田美智子
谷口守泰
18 北斗曹家拳の闘気 江上潔 冨田剛司
山口美浩
芹沢博
中澤勇一
西山忍
武本大介
金一培
友田美智子
19 毅然たる献花 山口美浩 冨田剛司 服部一郎
20 運命の悪戯 江上潔 粟井重紀
高橋春男
楊楚
向暉
結城孝義
21 燃えたぎる対峙 又野弘道 小山知洋
22 張太炎の奥義 江上潔 鈴野貴一 結城孝義
金有天
23 忘れ得ぬ痛み 楠本巨樹 服部一郎
能地清
24 深く強き想い 渡辺正樹 芹沢博
金京官
25 祝宴と銃声 渡辺正樹 山崎友正 井口忠一
八木元喜
26 より良い明日へ 山口美浩 津幡佳明
須田正己
服部一郎
能地清

脚注[編集]

  1. ^ a b c 蒼天の拳 DVD Vol.9 特典映像「原哲夫×堀江信彦 対談」より
  2. ^ a b 漫画街 武論尊コラム 第9回
  3. ^ 人体爆発描写の抑制については、昨今の社会事情を鑑みての事と原哲夫がコメントしている。ただ、『北斗の拳』でもあった漢の生き様や愛、友情などのテーマは本編を通じてしっかりと描かれており、本作品では「朋友」がテーマになっている。
  4. ^ 単行本2巻 巻末記事より
  5. ^ 蒼天の拳DVDでの原哲夫と堀江信彦との対談では、作品の性格上、ある程度の無法地帯を必要としたため、それが当時の上海を舞台として選んだ理由だとしている。
  6. ^ 当時は中華民国が統治していたが、蒋介石の国民党政府は必ずしも全土を制圧しておらず、軍閥の勢力も猶根強かった。
  7. ^ 蒼天の拳DVD9巻での原哲夫と堀江信彦との対談では拳志郎が使えることについて、そもそも無想転生を意図して放った者はいないから、北斗の拳と矛盾が生じてないとしている。
  8. ^ 北斗三家拳が成立し、劉家門より正統伝承者が輩出され、本流となってから以降の1800年間。
  9. ^ その時の拳志郎はまだ伝承者ではなく拳法修行中の身だったため。
  10. ^ 前回の予告では「地獄の神に祈れ!」
  11. ^ 放送版では「果てに…」

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

テレビ朝日 水曜26:40 - 27:10枠
前番組 番組名 次番組
蒼天の拳
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