ロッキー5/最後のドラマ
| ロッキー5/最後のドラマ | |
|---|---|
| Rocky V | |
| 監督 | ジョン・G・アヴィルドセン |
| 脚本 | シルヴェスター・スタローン |
| 製作 | アーウィン・ウィンクラー ロバート・チャートフ |
| 製作総指揮 | マイケル・S・グリック |
| 出演者 | シルヴェスター・スタローン タリア・シャイア バート・ヤング トミー・モリソン セイジ・スタローン バージェス・メレディス |
| 音楽 | ビル・コンティ |
| 撮影 | スティーヴン・ポスター |
| 編集 | ジョン・G・アヴィルドセン マイケル・N・クヌー ロバート・A・フェレッティ |
| 配給 | |
| 公開 | |
| 上映時間 | 105分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 |
| 興行収入 | $119,946,358[1] |
| 前作 | ロッキー4/炎の友情 |
| 次作 | ロッキー・ザ・ファイナル |
『ロッキー5/最後のドラマ』(ロッキーファイブ/さいごのドラマ、Rocky V)は、1990年のアメリカ映画。
目次 |
概要 [編集]
『ロッキー』シリーズの5作目であり、『ロッキー4/炎の友情』(1985年)の続編。
シリーズ1作目で監督を務め各方面で絶賛されたジョン・G・アヴィルドセンを再び監督として招聘し『ロッキー』シリーズに終止符を打つ作品として製作された。しかし結果としてはシリーズ最低の興行成績で作品の内容的にも酷評された。
本作でストーリーは一応完結する形をとっており、前述の理由も重なり誰もが『ロッキー』シリーズは完結したものと認識していたが、2006年に続編映画『ロッキー・ザ・ファイナル』が制作され、同年12月20日より全米で公開された[2]。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
ストーリー [編集]
ソ連の強豪ボクサー・ドラゴを破ってアメリカに帰国したロッキー・バルボアは、その後会計士の不正により破産。その上、度重なる激闘により脳に回復不能となるほどのダメージが蓄積しており、妻・エイドリアンの説得もあって遂に引退を決意する。フィラデルフィアに帰郷したロッキーは、今は亡きミッキーのジムで白人新鋭ボクサーのトミー・ガンを育て、トレーナーとして第二の人生を歩み始めていた。そこへ現れた派手な黒人プロモーター、ジョージ・ワシントン・デュークに黒人ボクサーのユニオン・ケインとの対戦のために現役復帰を打診されるが、ロッキーは反対する家族の想いを優先させる。
そして次にデュークはロッキーの愛弟子として快進撃を続けるトミーに目を付け、甘い誘惑によりロッキーのもとから引き抜く。金と名誉を欲するトミーは、かつてロッキーと共に夢と希望を抱いてトレーニングを積み重ねた心を失っていた。そして、トミー対ケインのタイトルマッチが行われるが、トミーが恩人ロッキーを捨てたことを知っている観衆は不満を抱き、ブーイングやヤジを飛ばすばかりであった。ケインを呆気なく撃破したトミーは新チャンピオンになるが、観客からは受け入れられなかった。
試合後、トミーはデュークと共にマスコミの前で新チャンピオンを名乗り出るが、「ケインはニセのチャンピオンだ」、「あの試合は八百長だ」と批難される。そのため別人のように変わってしまったトミーは、デュークの提案でロッキーとの師弟対決を望む。酒場でロッキーの前に現れたトミーは侮辱の言葉を浴びせながら試合を要求する。それを耳にした義兄・ポーリーが、逆にトミーを侮辱し殴られた事により、ロッキーは遂にトミーに怒りをぶつける。その戦いは周囲の人々とテレビカメラが見守る中ストリートファイトへと発展した。ロッキーは一度は崩れるもその後起きたフラッシュバックにより再び奮起し、そして見事勝利し、真の英雄の意地と力を見せつけたのだった。
キャスト [編集]
| 役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
|---|---|---|---|---|
| 日本テレビ版 | VHS版 | |||
| ロッキー・バルボア | シルヴェスター・スタローン | 羽座間道夫 | ささきいさお | |
| エイドリアン | タリア・シャイア | 松金よね子 | ||
| ポーリー | バート・ヤング | 富田耕生 | ||
| トミー・マシン・ガン[3] | トミー・モリソン | 古田信幸 | 菅生隆之 | |
| ロッキー・ジュニア | セイジ・スタローン | 亀井芳子 | 合野琢真 | |
| ミッキー・ゴールドミル | バージェス・メレディス | 千葉耕市 | 田村錦人 | |
| デューク[4] | トニー・バートン | 緒方賢一 | 田原アルノ | |
| ジョージ・ワシントン・デューク | リチャード・ガント | 池田勝 | 坂口芳貞 | |
| マーリン | マイク・ジラード・シーハン | 稲葉実 | 吉水慶 | |
| ユニオン・ケイン | マイケル・ウィリアムズ | 中田和宏 | 沢木郁也 | |
| カレン | デリア・シェパード | 雨蘭咲木子 | 深見梨加 | |
| カーマイン神父 | ポール・J・マイケル | 緒方賢一 | 藤本譲 | |
- 日本テレビ版 - 初放送1994年4月22日 『金曜ロードショー』 ※DVD&BD収録
スタッフ [編集]
- 監督:ジョン・G・アヴィルドセン
- 脚本:シルヴェスター・スタローン
- 音楽:ビル・コンティ
- 撮影:スティーヴン・ポスター
- プロデューサー:アーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャートフ
製作 [編集]
配役 [編集]
新鋭ボクサー役で出演したトミー・モリソンは、WBO・IBCのプロボクシング世界ヘビー級チャンピオンであり、当時黒人が活躍の中心であるボクシング界において「ホワイト・ホープ:白人の希望」として注目された。
ロッキー・ジュニア役で出演したセイジ・スタローンは、シルヴェスター・スタローンの実子である。
キャラクター [編集]
悪徳黒人プロモーターとして登場するジョージ・ワシントン・デュークは、モハメド・アリやマイク・タイソンなどの試合をプロモートし、世界規模で著名なプロモーターのドン・キングがモデルであると言われている。キングはシリーズ3作目まで登場していたミッキーのモデルとも言われる名伯楽カス・ダマトが激しく嫌っていたことでも有名である。
評価 [編集]
前作『ロッキー4/炎の友情』に続き、第11回ゴールデンラズベリー賞10部門中の7部門(最低作品賞、最低監督賞、最低主演男優賞、最低主演女優賞、最低助演男優賞、最低脚本賞、最低主題歌賞)にノミネートされるという有難くない結果を残した。今回はノミネートのみで受賞は免れたが、演技が酷評されていたスタローン以外に1作目では絶賛されたアヴィルドセン監督、タリア・シャイア、バート・ヤングもノミネートされ有終の美を飾るというわけにはいかなかった。スタローン自身は前年に「この10年最低主演男優賞」を受賞し、ラジー賞からはすでに「歴史に残る最低男優」のレッテルを貼られている。
脚注 [編集]
- ^ “Rocky V”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年11月17日閲覧。
- ^ 日本の2012年現在DVDではタイトルの『最後のドラマ』がなくなっている。
- ^ 普段はトミー・ガンと呼称されているが、リングではトミー・“ザ”マシン・ガン。
- ^ 但し、2作品(原語版のみ)と本作だけ劇中でトニーと呼称されている。これはジョージ・ワシントン・デュークと区別するためだと思われる。
外部リンク [編集]
- MGM 公式サイトROCKY V(英語)
- ロッキー5/最後のドラマ - allcinema
- ロッキー5/最後のドラマ - KINENOTE
- Rocky V - AllMovie(英語)
- Rocky V - インターネット・ムービー・データベース(英語)
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