デジモンフロンティア

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デジモンフロンティア
ジャンル 冒険アドベンチャー少年向けアニメ
アニメ
原作 本郷あきよし(原案)
シリーズディレクター 貝澤幸男
シリーズ構成 富田祐弘
キャラクターデザイン 中鶴勝祥
音楽 有澤孝紀
アニメーション制作 東映アニメーション
製作 フジテレビ読売広告社
東映アニメーション
放送局 フジテレビ
放送期間 2002年4月7日 - 2003年3月30日
話数 全50話
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト アニメ
ポータル アニメ

デジモンフロンティア』(Digimon Frontier)は、2002年4月7日から2003年3月30日まで、フジテレビ系列で放送されたテレビアニメデジタルモンスターシリーズ第4作目。通称「フロ」。ナレーションは菊池正美

概要[編集]

デジモンアドベンチャー』、『デジモンアドベンチャー02』、そして『デジモンテイマーズ』との世界観などの関連は無い新シリーズで、「パートナーデジモンの不在」「子供たち自らがデジモンに変身(進化)」と、前3作から大きな方針展開を行った作品である。これは、スタッフが「パートナーデジモンが戦っている間、子供たちはただ見ているだけ」という状況に疑問を抱き、その結果生まれたものである[1]。東映プロデューサー・関弘美は本作を「スーパー戦隊シリーズを意識した作りにしている」とコメントしており、主要メンバーが5人で熱血漢・クールなライバル・紅一点・少年・巨漢で構成され、後半で敵陣から味方になる生き別れの兄弟の6人目のメンバー、さらに敵幹部などにそれが垣間見える。

現実世界が主な舞台であった『デジモンテイマーズ』とは対照的に、本作ではほぼ全編をデジタルワールドを舞台にしており(1話、22話、最終話など、例外的なエピソードもある)、「異世界を冒険するファンタジーもの」という内容で、パートナーの不在といった要素から「デジモンとの絆」というシリーズ共通のテーマは基本的に薄い。だが、「デジタルワールドを旅する」という点や、「メインキャラクターの血縁者が後にメンバーとして加わる」、そして「メインキャラが強いコンプレックスを抱える」など、元祖の体系を引き継いでいる部分も多い。

「全員にスポットライトが当たるように」というスタンスで作られたデジモンアドベンチャーとは相反して、最初から最後まで、拓也と輝二の2人が多く活躍している傾向にある。序盤でチャックモンが初登場するエピソードでもアグニモンが敵にとどめをさす、フェアリモンが初登場するエピソードでも、フェアリモンが倒され、ヴォルフモンが倒したり、終盤はハイパースピリットエボリューションにより、拓也と輝二の2人以外はほとんど戦闘に参加しなくなっていった。また本作は敵が悪の五闘士、三大天使の一角ケルビモンロイヤルナイツデュナスモンロードナイトモン、七大魔王の一体ルーチェモンだったため主人公たちの勝率がかなり低く、戦う相手もほとんど同じであった。

本作以外では、世間に広くデジモンの存在が知れ渡っていく展開になっているが、本作では唯一最後までデジモンの存在は広く認知されずに終わるという末路になった。

夏の東映アニメフェアでは厳しい結果となり、毎年恒例の春の東映アニメフェアが『ONE PIECE』の単独公開に変わるなど、この作品でデジモンのテレビシリーズは一時的に姿を消し、第5作目である『デジモンセイバーズ』までは3年の間が空くことになる。

最高視聴率:10.3%、最低視聴率: 4.7%、平均視聴率: 7.2%[2]、バンダイ総玩具売上45億円

フロンティアでのデジモン・デジタルワールド設定[編集]

今作のデジタルワールドは前作テイマーズのSF要素やレトロフューチャーの強いものから一転、シリーズ中最もファンタジー要素の強いものとなっている。

古代にヒューマンデジモンとビーストデジモンの争いが続き、その世界をルーチェモンが平和裏に統治した。しかしルーチェモンは豹変し、徐々に独裁的になり、古代の十闘士との戦いを経てダークエリアに封印された。その後、デジタルワールドは十闘士のスピリットを持つ三大天使により統治された。

地球のように球体をしており、この世界を構成する属性別にそれぞれ10のエリアと中心にダークエリアが存在する。土地を覆うようにトレイルモンのレールが世界中に敷かれていて、土地のデータがスキャンされてもレールだけは残る。

デジモンもデジタルワールドも全てバーコードのようなデジコードで構成されており(トレイルモンのレール以外)、地形や建物を破壊すると、デジコードとなって吸収されて消滅するが、データを元に戻せばその土地は再生する。デジモンは倒されるとデジコードを相手に吸収され、自身はデジタマに戻り、別の時代・別の場所で再生する。デジコードが出現しないのはそのデジモン(あるいは人間)が本体から作り出された分身、または魂だけの存在ということになる。

人間界とデジタルワールドの間には(誰が作ったのかは不明だが)両世界を繋ぐターミナルが存在しており、(オファニモンなどの特殊なデジモンの導きが必要かもしれないが)人間はここからデジタルワールドに行くことができる。だがデジモンは人間界に現れると、歪みが生じて世界が崩壊する恐れがあるので人間界に赴くことは不可能とされている。にもかかわらず、人間界とデジタルワールドを繋ぐターミナルの存在や、ルーチェモンなどの人間界に赴こうとするデジモン達の行動など、いささか矛盾点も多い。またこのターミナルはルーチェモンとの最終決戦時に崩壊してしまい、拓也達が人間界に帰還したのを最後に人間界とデジタルワールドの接点は失われたが、7話でトイアグモン達がターミナルを使わずに人間界に侵攻しようとした例や輝一の例などがあり、他にも両世界の接点が存在する。

スピリットエボリューション[編集]

かつてデジタルワールドを救ったと言う十闘士が残したアイテム・スピリットを利用した人間またはデジモンから「ハイブリッド体」への変身。

本作と玩具「ディースキャナ」のベースとなる進化で、の10種類でそれぞれヒューマンスピリット、ビーストスピリットの2つがある(闇のスピリットは善・悪それぞれ2個があるが、悪が善に変わっただけであって、元々は2個である。つまり全属性で計20個ある)。

ヒューマン体→ビースト体へ、もしくはビースト体→ヒューマン体になることをスライドエボリューションという。しかしながら、あまりにも特殊でゲームなどへの転用が難しいシステムとなっている。デジモンバトルクロニクルでは力を失ったアグニモン(フレイモン)を成長期として登場させた。

後のゲーム・カードなど、他メディアでのフロンティアのレギュラーデジモンの再使用率は、前3作のレギュラーデジモンと比べ非常に低い。

アニメシリーズ第5作デジモンセイバーズでは、このシステムを元にしたと見られる「バイオデジモン」が登場している。

あらすじ[編集]

日常生活に退屈していた神原拓也は、弟・信也の誕生日の日に携帯電話から謎のメールを受け取り、その指示に従い同じメールを受け取った謎の少年と共に、渋谷駅の地下へ向かいトレイルモンに乗り込む。そして同乗していた織本泉、柴山純平、氷見友樹とともに未知の世界・デジタルワールドへとたどり着く。

だが到着した場所ではケルベロモンがデジコードを奪って暴れていた。その地に眠っていた炎のスピリットに選ばれ、拓也は炎の闘士・アグニモンへと進化、ケルベロモンを倒し、デジタマへ還した。

そこで出会ったボコモン&ネーモンとトレイルモンに同乗した3人、そして再会した謎の少年・源輝二と共にデジタルワールドを支配するケルビモンを倒すため、拓也達の冒険が始まった。

登場キャラクター[編集]

人間・正義の十闘士[編集]

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謎のメールにより導かれ、トレイルモンに乗ってデジタルワールドに来た子ども達。輝一以外は携帯電話がディースキャナ(デジヴァイス)となり、それを通じて十闘士の力を受け継いだハイブリッド体デジモンへと進化する。尚、進化の際は、『美少女戦士セーラームーン』や『キューティーハニー』と言った女児向けの変身系アニメの変身シーン同様全裸になる。但し、前作『デジモンテイマーズ』のマトリックスエボリューションと同様、男5人が進化するシーンでは男性器の描写は全ての進化シーンで省略されている。

神原拓也(かんばら たくや) / en:Takuya Kanbara
- 竹内順子
主人公。10歳。小学5年生。&の色のディースキャナ(途中で同色の新型になる)と「炎」のスピリットを手に入れる。
正義感が強く明るい熱血漢。運動神経抜群で、サッカーが得意。自由が丘に住んでおり、家族構成はの信也。拓也がオファニモンからメールを受け取った日は信也の誕生日だった。
オファニモンのメールの指示に従って渋谷駅に向かう途中で輝二と出会い、デジタルワールドに向かうトレイルモンの中で純平、泉、友樹と出会う。そして「炎の街」でボコモン・ネーモンと出会い、「炎」のスピリットを手に入れてアグニモンに進化した。
常に前向きで物怖じしない性格で、旅の中では常に仲間達の先頭に立って行動をしており、たまに(仲間を思っての事だが)自分の意見を強引に通そうとすることも。それが災いすることもあり、そのため正反対の性格の輝二とは衝突することもしばしばあった。料理のセンスは皆無であり、同レベルの腕前を持つ輝二と争ったこともある。
ダスクモンに負けたことによって自信喪失してしまったことがあり、現れた闇のトレイルモンに乗って一度1人だけで過去の現実世界に戻り、その際にフレイモンの姿になってしまう。ダスクモンの影に怯える拓也は運命を変えるために過去の自分を追い、その途中で輝二の後を追いかける輝一を目撃する。止めようとするも次第に冒険を始めた時のことを思い出していき、地下鉄で踏み止まる自分を後押しする。自分の弱さを乗り越えたことでアグニモンの姿に戻り、デジタルワールドに帰還した。そして悪の五闘士達に捕らえられた仲間を助け、デジタルワールドの自然の力を感じ取り、味方に付けて敵を撃退したことでデジモン(アグニモン)の能力を改めて実感した。
弟がいるためか兄弟に関しては勘が鋭く協力的で、兄弟のことでは何かと(友樹のことを信也と重ねて常に気にかけたり、純平が一人っ子であることを見抜いたり、輝二に友樹のことを弟のように思うように話したり、輝一のことを知り思い悩む輝二を叱咤・助言したり、と)頼りになる一面がある。自分自身も信也の良き兄になりたいと思っている。ちなみに8月生まれ。
敵のデータをスキャンする時のキメ台詞は「汚れた悪の魂よ、このデジヴァイスが浄化する!」。
アグニモン
「炎」のヒューマンスピリットで拓也が進化した姿。拓也が最初に進化したデジモンでもある。第1話で初進化した。最終話で実体化し、拓也と共に戦った。炎と格闘技を駆使した技を繰り出す。必殺技は「バーニングサラマンダー」、得意技は「ファイアダーツ」「サラマンダーブレイク」。
ヴリトラモン
「炎」のビーストスピリットで拓也が進化した姿。最初はビーストスピリットの野性の本能に振り回されて暴走してしまったが、友樹の励ましによってスピリットの制御に成功した。必殺技は「フレイムストーム」、得意技は「コロナブラスター」。
アルダモン
ダブルスピリットエボリューションで拓也がセラフィモンの力を授かり進化した姿。必殺技は「ブラフマシル」、「ブラスマストラ」。
カイゼルグレイモン
ハイパースピリットエボリューションで拓也がオファニモンの力を授かり進化した姿。炎・氷・風・土・木のスピリットが集まって進化し、胸の紋章は「」と読める物に変化している。必殺技は「九頭龍陣」、「炎龍撃」。
スサノオモン
エンシェントスピリットエボリューションで拓也が輝二と共に進化した姿。最後の進化は純平、泉、友樹も入れ5人で進化した。その強さは凄まじく、必殺技の一つはデジタルワールドのダークエリアを真っ二つにするほどで、デジタルワールドの全てを焼き尽くすルーチェモン・サタンモードの必殺技にも数刻耐え、ルーチェモン・フォールダウンモードの必殺技やラルバの不意打ちをも魂とスピリットに分離し、避けるなどの荒技を見せた。ちなみに主人公達が進化する中で唯一のハイブリッド体ではなく、究極体のデジモンである。必殺技は「天羽々斬」、「八雷神」。また、デジモンクロスウォーズ~時をかける少年ハンターたちにも登場し、声も竹内が演じた。
源輝二(みなもと こうじ) / en:Koji Minamoto
声 - 神谷浩史
11歳。小学5年生。&の色のディースキャナ(途中で&黒の色の新型になる)と「光」のスピリットを手に入れる。
クールで無口な一匹狼だが、シャイな部分も。拓也と違って先走った行動を取らない。長い髪を後ろで1つに束ね、頭にバンダナを巻いている。料理のセンスは拓也と同レベル。家族構成は父・母の3人暮らしだが、本当は赤ん坊の頃に離婚して死んだと聞かされていた母親に引き取られた双子の兄・輝一がいる。デジタルワールドに旅立った日は輝二の両親の結婚記念日で、母親に送る花束を選んでいる途中だった。
渋谷駅行きの電車に慌てて乗った拓也と出会うも気にかけずにオファニモンの示す場所に向かった。またこの時に同じ電車に輝一も乗っていたのだが、本人(と拓也)は気づかずに拓也と共に地下に向かった。それでも双子故か、輝一の身に異常が起きたことは無意識ながらも伝わっていた。
拓也達より少し遅れてデジタルワールドに到着した輝二はオファニモンからスピリットと自分に課せられた謎(輝一と本当の母親の事。なぜオファニモンが知っていたのかは不明)のことを聞いた後、デジヴァイスが示す方向に向かい、地下迷宮で「光」のスピリットを手に入れてヴォルフモンに進化する。
父親の仕事の都合で転校が多かったため、別れを恐れるあまり友達を作ることを放棄しており、前半では拓也達と仲間になった後も別行動を取ることが多かった。また冷静なあまり、(周りから見れば)冷淡な発言をすることも多く、時々仲間(主に拓也)と衝突してしまうこともあった。冷たい印象が強いが、本当はシャイで仲間思いの優しい心の持ち主で、自分の危険を顧みずに仲間を助ける良い所もある。
「闇の大陸」でダスクモンと遭遇してからは、お互いの存在を意識しながらも対立していき、そのたびに自分と似た容姿の少年(輝一)の面影を感知していた。そして記憶を呼び覚ましたダスクモンによってその正体が双子の兄であることが明らかになり、その事実を知った途端、輝二は戦う事を躊躇したが後から駆けつけた拓也に叱咤されたことによって戦う気持ちを取り戻し、ベオウルフモンに進化して輝一に植え付けられた闇のスピリットをスキャンした(その際、ダスクモンが所持しているアルボルモンのスピリットを入手する。)。輝一と対面してこれまでの事を全て聞き、改めて真実を悟るも自分に兄弟がいたことに戸惑い、輝一とは気まずい雰囲気が続いて会話もろくにできなかったが、拓也達の助言を受けてお互いの事を理解し合い、輝一のことを気にかけるようになる。またその時から以前のような冷淡さも緩和されていき、拓也達と常に行動を共にするようになる。父親が再婚した新しい母親を「母さん」と呼べずにいたが、デジタルワールドでの冒険の中で成長し、それを克服した。
第2話で無数のパグモン相手に棒術を披露している。
デジタルワールドから帰還してからは両親の結婚記念日を祝った後に輝一の頼みで本当の母親と再会し、輝一と連絡を取り合うようになった(ドラマCDにて)。
敵のデータをスキャンする時のキメ台詞は「闇に蠢く魂よ、聖なる光で浄化する!」。
ヴォルフモン
「光」のヒューマンスピリットで輝二が進化した姿。輝二が最初に進化したデジモンでもある。最終話で実体化し、輝二と共に戦った。光の剣で戦う。必殺技は「リヒト・ズィーガー」、得意技は「ツヴァイ・ツイーガー」「リヒト・クーゲル」。
ガルムモン
「光」のビーストスピリットで輝二が進化した姿。最初は野生の本能に振り回されてうまく制御できなかった。必殺技は「スピードスター」、得意技は「ソーラーレーザー」。
ベオウルフモン
ダブルスピリットエボリューションで輝二がセラフィモンの力を授かり進化した姿。必殺技は「ツヴァイハンダー」、「ルフトアングリフ」。
マグナガルルモン
ハイパースピリットエボリューションで輝二がオファニモンの力を授かり進化した姿。光・雷・闇・鋼・水のスピリットが集まって進化し、胸の紋章は「」と読める物に変化している。必殺技は「スターライトベロシティ」、「マシンガンデストロイ」。
スサノオモン
拓也のスサノオモンを参考。
織本泉(おりもと いずみ) / en:Zoe Orimoto
声 - 石毛佐和
10歳。小学5年生。&ピンクの色のディースキャナと「風」のスピリットを手に入れる。
イタリアからの帰国子女で、時々イタリア語で話す癖がある。基本的に強気で勝気な性格だが、女の子らしい優しさも併せ持つ。
人間界からデジタルワールドに向かうトレイルモンの中で拓也、友樹、純平と出会い、「そよかぜ村」で「風」のスピリットを手に入れてフェアリモンに進化した。
帰国子女だからという理由でクラスメイトに距離を置かれていたのと、他人に合わせるのを嫌う性格で、また疎外もされていたため、仲間の輪にうまく入れない孤独感を誰よりも理解している。そのため友達が作れず、デジモン小学校で1人浮いていたツノモンに共感したこともあり、輝二にうまく接することができない輝一を励ましたこともある。心の中ではもっと強く、優しくなって、友達をたくさん作りたいと願っていた。
小学校の遠足の時に一度だけ仲良くなった女の子に約束を破られたことを強く責めたことがあり、セフィロトモンのエリアの中で、その時のことをラーナモンの罠によって利用されてしまうが、今より良くなりたいという思いで強い気持ちを取り戻した。冒険の中で真に強く優しい女の子へと成長し、彼女達と和解する。15話にて小学生離れした発育の良いスタイルを披露した。また意外と大食漢な面があり、「秋葉マーケット」でカレー30皿を軽く平らげるほど。
純平に好意を寄せられている。ちなみに5月生まれ。家族構成は父・母・泉の3人家族。
敵のデータをスキャンする時のキメ台詞は「爽やかな風に乗せ、このデジヴァイスが美しくピュアな心に浄化する!」。また、スキャンしたのは1回だけである。
フェアリモン
「風」のヒューマンスピリットで泉が進化した姿。泉が最初に進化したデジモンでもある。最終話で実体化し、泉と共に戦った。風を操り、キックを駆使して戦う。必殺技は「トルナード・ガンバ」、得意技は「ブレッザ・ペタロ」「ロゼオ・テンポラーレ」「カリーノ・アンカ」。外見からウッドモンを虜にしたり、劇場版で技を発動する際に下半身のズームアップがされるなど、お色気キャラとして扱われることがある。
シューツモン
「風」のビーストスピリットで泉が進化した姿。仲間の中で唯一(輝一を除く)野生の本能に振り回される事なくビーストスピリットの制御に成功している。必殺技は「ウィンドオブペイン」得意技は「ギルガメッシュスライサー」。
柴山純平(しばやま じゅんぺい) / en:J.P. Shibayama
声 - 天田真人(現・四反田マイケル
12歳。小学6年生、最年長。青&の色のディースキャナと「雷」のスピリットを手に入れる。
手先が器用で手品が得意。他にも様々な知識を持っており、筏の設計図なども作ったことがある。また好物のチョコをいくつか持っており、どこからともなく取り出す。明るく、だがどこかおっちょこちょいなムードメーカーだが、時々最年長らしく冷静な意見を出すこともある。が苦手だが、ここ一番の時には平気らしい。泉に一目惚れし、想いを寄せているが、なかなか報われない。15話では(無実だが)泉の着替えを覗いた犯人と疑われたことがある。
人間界からデジタルワールドに向かうトレイルモンの中で拓也、友樹、泉と出会い、「風のファクトリー」で「雷」のスピリットを手に入れてブリッツモンに進化した。
最初はいささか自己中心的な態度が目立っていたが、仲間達がデジモンに進化していく中で1人だけスピリットを持たず進化もできない自分の無力さを痛感したことをきっかけに、自分のできる事で仲間の力になろうと行動するようになり、スピリットを手に入れた後も仲間を信頼するようになる。特定の友達を作れず悩んでいたが、冒険の中で成長し、みんなの輪の中に入ることができるようになった。
家族構成は不明だが、一人っ子である。
敵のデータをスキャンする時のキメ台詞は「悪に染まりし魂を、我が雷が浄化する!」。
ブリッツモン
「雷」のヒューマンスピリットで純平が進化した姿。純平が最初に進化したデジモンでもある。最終話で実体化し、純平と共に戦った。仲間の中で一番パワーがあり、雷の技を使う。必殺技は「トールハンマー」、得意技は「ミョルニルサンダー」「ライトニング・ボンバー」。
ボルグモン
「雷」のビーストスピリットで純平が進化した姿。最初はビーストスピリットの野生の本能に振り回されて制御できなかった。必殺技は「フィールドデストロイヤー」、得意技は「アルティメットサンダー」。
氷見友樹(ひみ ともき) / en:Tommy Himi
声 - 渡辺久美子
9歳。小学3年生、最年少。水色&緑の色のディースキャナと「氷」のスピリットを手に入れる。
泣き虫で臆病だが、いざという時の勇気と行動力、それに誰とでも仲良くなれる優しさも持っている。デジタルワールドに来たのは勝春たちによって無理やりトレイルモンに押し込まれたのが原因だった。
人間界からデジタルワールドに向かうトレイルモンの中で拓也、純平、泉と出会い、十闘士の壁画の近くで「氷」のスピリットを手に入れてチャックモンに進化した。
最初は元の世界に帰りたがっていたが、拓也がアグニモンに進化したのをきっかけに、自分も強くなっていじめっ子達を懲らしめたいと思うようになる。だがテレビの森で拓也に諭されたことで懲らしめるだけが正義ではないと知る。甘えん坊で泣き虫だったため学校ではいじめられっ子で、またいつも両親に頼りがちだったため年の離れた兄に厳しく扱われてばかりだったが、冒険の中で強く逞しく成長し、セフィロトモンの体内での戦いを経て、兄の想いも理解でき、鋼のエリアで再会した勝春たちと和解した。
家族構成は父・母・大学生の兄。拓也を「お兄ちゃん」付けで呼び、懐いている。基本的に他のメンバーも「さん」付けで呼んでいるが、進化している時は呼び捨てで呼ぶことも。
敵のデータをスキャンする時のキメ台詞は「いじめ、いじわる許さない!このデジヴァイスが氷のように勇気を固めて浄化する!」。
チャックモン
「氷」のヒューマンスピリットで友樹が進化した姿。友樹が最初に進化したデジモンでもある。最終話で実体化し、友樹と共に戦った。体を変幻自在に凍らせて戦う。必殺技は「スノーボンバー」、得意技は「ツララララ〜」「カチカチコッチン」。
ブリザーモン
「氷」のビーストスピリットで友樹が進化した姿。最初はビーストスピリットの野生の本能に振り回されて制御できず、その際に普段の友樹の性格からは想像できないようなやんちゃぶりを見せる。必殺技は「アヴァランチステップ」「グレッチャートルペイド」。また、デジモンクロスウォーズ~時をかける少年ハンターたちにもチャックモンの姿で登場し、声も渡辺が演じたが、渡辺が別役でレギュラー出演していたためにノンクレジット。
木村輝一(きむら こういち) / en:Koichi Kimura
声 - 鈴村健一
11歳。小学5年生。輝二の双子の兄。黒&の色のディースキャナと「闇」のスピリットを手に入れる。
本編ではどんな性格かは分かりづらかったが、ブックレットによれば思いやりが深い性格である。
赤ん坊の頃両親が離婚し、母親に引き取られた。その後は母と祖母の3人で暮らしていたが、祖母の死ぬ間際の言葉により、双子の弟・輝二の存在を知る。それ以来母親に内緒で何度も輝二に会おうとしたがなかなか出て行くことができず、オファニモンのメールに導かれ渋谷駅へ向かった輝二を追って自らも向かうが、その途中階段から転落し、意識だけの状態でデジタルワールドへ迷い込む。その時、本当の母親のことも彼女の苦労も何も知らず平穏な生活を送る輝二を妬む気持ちに付け込まれ、ケルビモンによって闇の闘士ダスクモンのスピリットを植え付けられる。
輝一としての自分の記憶を封じられて冷酷な性格となり、悪の五闘士の1人として拓也達の前に立ちはだかるが、自分の攻撃で倒れた輝二を見て混乱し、力を暴走させた後でその場から姿を消す。それからはことあるごとに輝二と何度も対決するようになり、そのたびに本来の自分の記憶が蘇っていった。一度オファニモンの力によって記憶を取り戻すが、後にケルビモンに洗脳されたため、再び輝二とあい見えることになる。戦いの末自らを取り戻し、輝二達にこれまでの事を全て話した。その後、襲ってきた分身のケルビモンに心の闇を指摘されながらも、自らの過ちを認め、もう二度と闇に負けないと決意し、その強い思いに反応して真の力を取り戻した「闇」のスピリットでレーベモンに進化し、正式に拓也達の仲間となった。
最初はダスクモンの時の罪悪感もあって輝二にうまく接することができなかったが、仲間の励ましもあってお互いを理解しあうようになり、輝二の事を気にかけるようになる。
旅をしている間は自分が精神体であることに気づいてなかったが、ダメージを受けてもデータが出ない自分に違和感を覚えていき、ロードナイトモンによりその事実を知ることになる。その後は戸惑いながらも、その真実を仲間に伏せていた(ボコモンとネーモンは真実を知った時にそばにいたので最初からわかっていたが、輝一に口止めされており、また輝二は事情こそ把握しなかったものの、輝一の様子には気づいていた)。その後、決戦前に輝二に自分の母親に会うよう約束させ、輝二へ「闇」のスピリットを託し、自らは魂のデータをスキャンされたが、拓也たちが現実世界へ帰還する際のレーベモンの通信により、輝一は階段から落ちて意識不明のまま生存していることが判明。急いで病院へ駆け付けた輝二の涙と拓也たちのデジヴァイスの光により意識を取り戻す。
デジタルワールドから帰還してからは輝二と母親を再会させ、輝二と連絡を取り合うようになった(ドラマCDにて)。
また、最終話の進化時にいないはずの輝一の手があるという矛盾点がある。
敵のデータをスキャンする時のキメ台詞は「乱されし邪悪な心よ、闇に埋もれて眠るがいい!このデジヴァイスで浄化する!」。
レーベモン
「闇」のヒューマンスピリットで輝一が進化した姿。輝一の思いに反応して真の力を目覚めさせた本来の姿。最終話で実体化し、別れ際に輝二に輝一の生存を伝えた。闇の力を操り、破邪の槍と盾で戦う。必殺技は「エーヴィッヒ・シュラーフ」、得意技は「エントリヒ・メテオール」。
カイザーレオモン
「闇」のビーストスピリットで輝一が進化した姿。輝一の思いに反応して真の力を目覚めさせた本来の姿。ベルグモンになった事があるためか最初からビーストスピリットの制御に成功している。必殺技は「シュヴァルツ・ドンナー」、得意技は「シュヴァルッ・ケーニッヒ」。

デジモン[編集]

これ以下、各デジモンの詳細、情報はデジモン一覧を参照。

ボコモン / en:Bokomon
声 - 杉山佳寿子
拓也達がデジタルワールドに来て最初に出会ったデジモン。成長期。腹巻を巻いている。語尾に「 - ハラ」、「 - マキ」と付ける。
腹巻の中に手作りと(あぶり出しや袋とじなど、本人も知らなかった仕掛けがあるため、本当にボコモン自身が作ったかどうかは不明)思われる事典を入れており、本人も十闘士やデジモンの事に詳しい。「炎」のスピリットが封印されていた「炎のターミナル」にネーモンと住んでいた。
ネーモン / en:Neemon
声 - 菊池正美
ボコモンの相方的存在。成長期。モモヒキを穿いている。
のんびりとした性格で、間延びした口調で話す。ボケる事もしばしばで、その度にボコモンに「ゴムパッチン」でツッこまれている。時々ボコモンの言ったことに鋭いツッコミをすることも。
パタモン / en:Patamon
声 - 荒木香恵
セラフィモンの生まれ変わった姿。成長期。ボコモンの影響か、腹巻をしており、語尾に「 - ハラ」、「 - マキ」と付ける。
セラフィモンとしての力は失ったものの、敵の気配を感じ取るなど、プロットモン、ロップモンと共に結界をはるなど不思議な力もある。戦力ではないが、ベルグモンに1人で立ち向かい時間稼ぎをしたりもした。必殺技は「エアショット」。
プロットモン / en:Salamon
声 - 浅田葉子
オファニモンが生まれ変わった姿。成長期。決戦前に拓也達と行動を共にする。
ロップモン / en:Lopmon
声 - 宍戸留美
ケルビモンが生まれ変わった姿。成長期。決戦前に拓也達と行動を共にする。

悪の五闘士[編集]

ケルビモンに加担する5体の闘士のこと。ダスクモンを除いた4体の闘士は、ケルビモンが倒される前に悪の五闘士自身が倒されたため、ルーチェモンとの戦いの時の名称は、元・悪の四闘士と呼ばれている。

ダスクモン
声 - 鈴村健一
「闇」のスピリットを持つ悪の五闘士の1人。
冷酷で孤独を好む性格。人型にしてベオウルフモンと互角に戦う圧倒的な力で拓也達を大苦戦させるが、闇の大陸でアルダモンとベオウルフモンに敗れ、輝一へ戻る。獣型のベルグモンは、その危険性ゆえ最初はケルビモンに封印されていた。ベオウルフモンに倒されて以降は、真の闇の闘士であるレーベモンに生まれ変わった。そのため、悪の五闘士で唯一、元・悪の闘士に加わらなかった。必殺技は、ダスクモン時は「ガイスト・アーベント」ベルグモン時は「マスターオブダークネス」「ゾーン・デリーター」。

元・悪の四闘士[編集]

グロットモン
声 - 西村朋紘
「土」のスピリットを持つ悪の五闘士の1人。
悪の五闘士の中で、最初に拓也達と戦った相手。まだビーストスピリットを手に入れていなかった拓也達を、獣型のギガスモンで苦戦させ、挙句の果てに泉と友樹のヒューマンスピリットを奪うが、ビースト進化した拓也にビーストスピリットと友樹のヒューマンスピリットを奪われる。拓也からビーストスピリットをとり返そうとするが、ビースト進化した純平に返り討ちを受け敗れる。ルーチェモンとの戦いでは、実体化し、拓也達に味方している。必殺技は、グロットモン時は「スネークアイブレイク」。ギガスモン時は「ハリケーンボンバー」「アースクエイク」。
アルボルモン
声 - 乃村健次
「木」のスピリットを持つ悪の五闘士の1人。
「夜寝る前には歯を磨こう」などの標語を呟く癖があり、嗜好も変わっている。ケルビモンに対し忠実な性格。食いしん坊でもあり、バーガーモンのハンバーガーが好物(第19話)。闇の大陸で獣型のペタルドラモンの姿で奇襲をかけ、拓也達のスピリットを根こそぎ奪おうとしたが、最終的には敗れる。その後、ダスクモンにより足手まといの烙印を押された挙げ句、「昨日の友は今日の敵」と捨て台詞を残し、処刑される(第20話)。ルーチェモンとの戦いでは、実体化し、拓也達に味方している。必殺技は、アルボルモン時は「機銃の踊りマシンガンダンス」「封じ込めの種ブロッケイシード」。ペタルドラモン時は「リーフサイクロン」「サウザンドスパイク」。
ラーナモン
声 - 寺田はるひ
「水」のスピリットを持つ悪の五闘士の1人で、悪の五闘士唯一の女性型。
可愛い姿とは裏腹に、かなり我侭で高飛車で傲慢。しかしデジモン達の間では人気が高く、ファンクラブまである(なお、ハニービーモンが泉に寝返った際「裏切ったわね」と捨て台詞を残していた)。泉と激突してからは、彼女を目の敵にするようになるが、セフィロトモン内の「水のエリア」で敗れる。彼女の獣型であるカルマーラモンは、グロテスクな姿をしたイカのおばさんのような姿であり[3]、またこの姿の時はより性格の悪さが目立っている。しかし、ストーリーの途中で手に入れたこともあり、最初は拓也達同様ビーストスピリットを制御できなかった。ルーチェモンとの戦いでは、実体化し、拓也達に味方している。必殺技は、ラーナモン時は「レインストリーム」「ジェラシーレイン」。カルマーラモン時は「タイタニックチャージ」「ネーロコルソ」。
メルキューレモン
声 - 増谷康紀
「鋼」のスピリットを持つ悪の五闘士の1人。
常に先走らず冷静で、慎重に計画を練ってから動き出す策士だが、底が浅い一面もある[4]。ラーナモン曰く嫌味な性格。なお、1人っきりの時は、ケルビモンを呼び捨てにしている。その目的は、ケルビモンに成り代わり、デジタルワールドの支配者になることであり、セラフィモンのデータをスキャンしたのも、後述の作戦もそのための策略だった。自らの獣型であるセフィロトモンの体内に拓也達を取り込み、奪い取ったセラフィモンのデータを使いブラックセラフィモンとなり拓也を追い詰めるが、アルダモンに敗れる。その次はセフィロトモンの姿で、コピーした拓也達の技で彼らを苦戦させるが、拓也達の合体技により形勢逆転され、弱点の心臓部分を見破られ倒される。ルーチェモンとの戦いでは、実体化し、拓也達に味方している。必殺技は、メルキューレモン時は「ジェネラスミラー」「オフィセクト・リフレクター」。セフィロトモン時は「ランブルブレンドナンバー(劇中では、ブラフマストラ、ブレッザ・ペタロ、スノーボンバー、ミョルニルサンダーのみ)」ブラックセラフィモン時は「セブンヘルズ」「テスタメント」。

三大天使[編集]

ケルビモン
声 - 大友龍三郎
デジタルワールドを治める三大天使デジモンの1人。究極体。
元々純白の姿で正義感の強い性格だったが、自分がビースト型デジモンだという劣等感を抱いており、そこをルーチェモンにつけこまれ、邪悪な姿と性格になってしまい、デジタルワールドのデータと十闘士のスピリットを集め、征服しようとした。しかし拓也たちとの戦いで正気を取り戻し、一度デジタマに戻った後にロップモンとして生まれ変わる。必殺技は「ライトニングスピア」「ヘブンズジャッジメント」パワーアップ時は「サウザンドスピア」「ファイナルジャッジメント」。
オファニモン
声 - 深見梨加
デジタルワールドを治める三大天使デジモンの1人。究極体。
拓也達をデジタルワールドへ導いた張本人。ケルビモンによって「バラの明星」に幽閉されていた。ケルビモンとの戦いの中で、拓也達のデジヴァイスを奪い返し、ケルビモンの邪悪な力を浄化しようと試みるが、直後にケルビモンに攻撃され力尽き、最後の力で拓也と輝二のデジヴァイスを変化させ「ハイパースピリットエボリューション」の力を託し、デジタマに戻った。後にプロットモンとして生まれ変わる。必殺技は「セフィロート・クリスタル」。
セラフィモン
声 - 檜山修之
デジタルワールドを治める三大天使デジモンの1人。究極体。
ケルビモンの魔力によって封印されていたが、拓也達のデジヴァイスによって解放される。しかし、その後攻めてきたメルキューレモン達に敗北し、データを奪われデジタマにされてしまう。後にアルダモンがデータを取り戻し、パタモンとして生まれ変わる。必殺技は「セブンズヘブンズ」。

ルーチェモン・ロイヤルナイツ[編集]

ルーチェモン
声 - 西原久美子
本作の黒幕。遥か昔のデジタルワールドで起こっていた人型デジモンと獣型デジモンの争いを終結させた成長期の天使型デジモン。
しかし、その後冷酷な性格に豹変し独裁に走ったため、十闘士達によってダークエリアに封印されていた。ケルビモンやロイヤルナイツ(デュナスモン、ロードナイトモン)の集めたデータにより復活する。必殺技は「グランドクロス」。
ルーチェモン・フォールダウンモード
声 - 中尾隆聖
ルーチェモンが拓也達に倒されたデュナスモン、ロードナイトモンのデータを吸収し進化した、ルーチェモン本来の光の力に加えて、闇の力を持つ完全体。
完全体ながら究極体と同等以上の力を持つ。背に天使悪魔の翼を持ち、屈強な外見に似合った肉体系の技と光と闇の力の複合技を駆使する。
最後はスサノオモンに敗北し、自らを構成していたデータのうち聖なるデータをスキャンされてしまった。必殺技は「パラダイスロスト」「デッド・オア・アライブ」。
ルーチェモン・サタンモード
声 - 中尾隆聖
フォールダウンモードの聖なるデータが取り除かれ、ダークエリアの暗黒のデータを吸収することでルーチェモンの闇の力のみが膨れ上がり進化を遂げた究極体。
巨大なのような姿をしており、攻撃を受けてもすぐに修復する能力を持つ。
ラルバが攻撃された挙げ句、最後はスサノオモンによって斬られた。必殺技は「バーガトリアムフレイム」。
ルーチェモン・ラルバ
声 - 西原久美子
ルーチェモン・サタンモードの本体であり、サタンモードの持つ球体・ゲヘナに守られているサナギのようなデジモン。
ゲヘナに侵入されたスサノオモンに攻撃され、ゲヘナの脱出後、スサノオモンに不意打ちを仕掛けるが、拓也達とスピリットに分離して避けられ、その上スサノオモンの怒りを買ってしまい、分裂したアグニモン・ヴォルフモン・レーベモン・フェアリモン・チャックモン・ブリッツモン・グロットモン・アルボルモン・ラーナモン・メルキューレモンによって倒された。
デュナスモン
声 - 三宅健太
ルーチェモンに仕えるロイヤルナイツの1員。究極体。
豪快で荒々しい性格、圧倒的な力を誇るパワー型のデジモン。ルーチェモンに心酔している。人間界に行くためでもありルーチェモンのためのデータを集めていたが、最後は月にてカイゼルグレイモンに敗北した後、ロードナイトモンともどもデータをルーチェモンに吸収されてしまった。必殺技は「ドラゴンズロア」「ブレス・オブ・ワイバーン」。
ロードナイトモン
声 - 置鮎龍太郎
ロイヤルナイツの1員。究極体。独自の美意識を持つナルシスト。スピードを生かした戦い方を得意とする。時折ルーチェモンに対して不信感を抱いていた。今作で出てきた敵の中で唯一、戦う度に強くなる拓也達の強さを評価していた。最後は月にてマグナガルルモンに敗北した後、デュナスモンともどもデータをルーチェモンに吸収されてしまった。必殺技は「スパイラルマスカレード」「アージェントフィアー」。

古代の十闘士[編集]

かつてデジタルワールドをルーチェモンから救った伝説のデジモン。OPの最初に現れるが、本編には登場はせず、エンシェントグレイモン・エンシェントガルルモンが劇場版に登場したのみである。全て究極体。

デジタルワールドに来た子供達[編集]

勝春(かつはる)
声 - 伊藤健太郎
友樹の同級生でいじめっ子。友樹がデジタルワールドへ来る原因となった張本人。友樹を無理やりトレイルモンに乗車させた後、鉄平とともに別のトレイルモンに乗り込んだ。
デジタルワールドでエンジェモン達と旅をしていた。友樹が戦っている姿を見て何かを感じたのか、友樹に今までいじめていたことを詫びる。現実世界へ戻ってからも、友樹とは仲良くやっている様子。
鉄平(てっぺい)
声 - 橘U子
友樹の同級生で勝春と同じくいじめっ子。メガネをかけている。勝春と共にデジタルワールドへ来ていた。自分を助けてくれた友樹の勇気を認めて勝春と同様、今までいじめていたことを詫びる。
照男(てるお)
声 - 中山りえ子
勝春たちと共にデジタルワールドを旅した少年。
千晶(ちあき)
声 - 中村絢
勝春たちと共にデジタルワールドを旅した少女。

その他の登場人物[編集]

神原由利子(拓也の母)
声 - 深見梨加
神原宏明 (拓也の父)
神原信也(かんばら しんや)
声 - 渡辺久美子
拓也の弟。拓也がデジタルワールドへ行った日が誕生日だった。年相応に生意気な性格で甘え上手であり、母親には兄より愛されている。
源輝成(輝二の父)
声 - 小西克幸
輝一・輝二の実父。息子の心境を配慮しての事か、輝二には本当の母親と輝一の事を伏せていた。
源里美
3年前に輝二の父と再婚した女性。輝二の継母である。輝二がデジタルワールドへ行った日が結婚記念日だった。
木村朋子(輝一の母)
声 - 中山りえ子
輝一・輝二の実母。女手一つで輝一を育てながら家計を支えているため、いささか疲労も抱えている。
輝一の祖母
輝一・輝二の母方の祖母で朋子の母。現在は故人。生前に輝一に輝二の存在を教える。
友樹の父
友樹の母
声 - 中山りえ子
友樹の兄
声 - 谷山紀章
大学生。友樹に甘い両親をよく思っておらず、友樹にも厳しいが、それも兄として心配だったからである。
家族の中でも「お兄ちゃん」と呼ばれ本名は分からずに本編が終わるが、北米版では「ユタカ」という名前が与えられている。
泉のクラスメイト
声 - 村岡雪枝中村絢太田真由美升望塩味薫
泉が帰国子女である事を理由に阻害していたが、彼女がデジタルワールドから帰還してからは和解して仲良くなった。
花屋の店員
声 - 村岡雪枝
輝二が母親へ贈る花束を買った花屋の店員の女性。
おばさん
声 - 中山りえ子
みっちゃん
声 - 中村絢
父親
声 - 狸小路カネキ
声 - 安澄純
医者
声 - 飯島肇

その他のデジモン[編集]

作中に登場した実在の建造物・地名[編集]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ 「FIRE!!
作詞 - 山田ひろし / 作曲・編曲 - 太田美知彦 / 歌 - 和田光司
エンディングテーマ
イノセント〜無邪気なままで〜」(1話 - 26話)
作詞 - 松木悠 / 作曲 - 千綿偉功 / 編曲 - 渡部チェル / 歌 - 和田光司
an Endless tale」(27-50話)
作詞 - 山田ひろし / 作曲・編曲 - 太田美知彦 / 歌 - 和田光司&AiM
挿入歌
With the Will
作詞 - 大森祥子 / 作曲・編曲 - 渡部チェル / 歌 - 和田光司
「The last element」
作詞 - 山田ひろし / 作曲・編曲 - 渡部チェル / 歌 - アユミ
「遥かな贈りもの」50話
作詞 - 大森祥子 / 作曲 - 千綿偉功 / 編曲 - 渡部チェル /歌 - 和田光司&AiM

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 演出 作画監督 放送日 視聴率 収録DVD&VHS
1 伝説の闘士! 炎のアグニモン 富田祐弘 貝澤幸男 山室直儀 2002年
4月7日
10.3% VOL.1
2 光のヴォルフモン 地下迷宮の戦い! 今村隆寛 八島善孝 4月14日 9.5%
3 いじめは許さない! 氷のチャックモン進化 吉沢孝男 清山滋崇 4月21日 9.6%
4 私のキックは痛いわよ! 女闘士フェアリモン 成田良美 今沢哲男 伊藤智子 4月28日 8.5%
5 大地を揺るがす雷パワー ブリッツモン! 大和屋暁 川田武範 信実節子 5月5日 8.7% VOL.2
6 伝説の五闘士VS新たなる闘士! まさきひろ 芝田浩樹 浅沼昭弘 5月12日 9.9%
7 空に浮かぶ街! トイアグモンのおもちゃの国 吉田玲子 角銅博之 出口としお 5月19日 8.8%
8 みんなを救え! 進化するんだツノモン 梅澤淳稔 八島善孝 5月26日 8.3%
9 敵はチャックモン!? 謎のテレビの森 富田祐弘 吉沢孝男 上野ケン 6月2日 9.2% VOL.3
10 ビーストスピリットは制御不能!? ガルムモン進化! 貝澤幸男 清山滋崇 6月9日 8.5%
11 俺を倒せ! 伝説の闘士ヴリトラモン暴走 大和屋暁 今沢哲男 伊藤智子 6月16日 8.3%
12 ほえろヴリトラモン! 倒せギガスモン! まさきひろ 川田武範 信実節子 6月23日 7.8%
13 目覚めよセラフィモン! 十闘士の秘密 吉田玲子 角銅博之 出口としお 6月30日 9.5% VOL.4
14 雷よ! 岩をも砕け! ボルグモン決死のチャレンジ 富田祐弘 梅澤淳稔 浅沼昭弘 7月14日 8.3%
15 イカしたビースト進化! カルマーラモン 大和屋暁 吉沢孝男 上野ケン 7月21日 7.0%
16 強いだけじゃだめなのよ! 美しき闘士シューツモン 成田良美 中村哲治 八島善孝 7月28日 7.2%
17 ブリザーモン 吹けよ雪、呼べよ氷河! まさきひろ 芝田浩樹 伊藤智子 8月4日 6.6% VOL.5
18 チキチキ! トレイルモン猛レース 今沢哲男 清山滋崇 8月11日 6.2%
19 バーガモンを救え! 友樹のピュアな心 吉田玲子 川田武範 信実節子 8月18日 5.8%
20 闇にひそむ謎の闘士ダスクモン! 成田良美 角銅博之 出口としお 8月25日 7.2%
21 五闘士全滅!? 恐るべき闇のパワー! 大和屋暁 梅澤淳稔 浅沼昭弘 9月1日 8.2% VOL.6
22 我が家へ! 拓也たった一人の帰還 富田祐弘 貝澤幸男 八島善孝 9月8日 7.2%
23 感じろデジモンの力! 拓也渾身の作戦 まさきひろ 吉沢孝男 上野ケン 9月15日 7.4%
24 対決ボルケーモン! 純平、過去との激闘 富田祐弘 中村哲治 伊藤智子 9月22日 6.6%
25 友樹の孤独な戦い アシュラモンの罠 成田良美 角銅博之 山室直儀 9月29日 5.6% VOL.7
26 ラーナモンの執念! 女デジモン一騎撃ち 吉田玲子 川田武範 清山滋崇 10月6日 7.9%
27 奇跡のダブルスピリット! ベオウルフモン誕生 富田祐弘 梅澤淳稔 信実節子 10月13日 7.2%
28 拓也の融合進化 アルダモン技炸裂! 大和屋暁 地岡公俊 出口としお 10月20日 6.3%
29 逃走! 変幻自在セフィロトモン 吉田玲子 芝田浩樹 八島善孝 10月27日 5.4% VOL.8
30 飛翔! 闇の闘士ベルグモン 成田良美 貝澤幸男 浅沼明弘 11月3日 4.7%
31 闇に眠るトレイルモンの墓場 大和屋暁 吉沢孝男 上野ケン 11月10日 6.8%
32 明かされた過去! ダスクモンの秘密 富田祐弘 中村哲治 伊藤智子 11月17日 5.1%
33 新たなる闇の闘士! レーベモン&カイザーレオモン まさきひろ 角銅博之 山室直儀 11月24日 7.6% VOL.9
34 決戦! バラの明星オファニモン救出作戦 富田祐弘 梅澤淳稔 清山滋崇 12月1日 6.9%
35 スピリットを一つに! 拓也と輝二の究極進化 まさきひろ 川田武範 出口としお 12月8日 6.6%
36 勝利への飛翔! 対決ケルビモンの城 成田良美 地岡公俊 浅沼昭弘 12月15日 6.2%
37 決戦! 命ある限り デジタルワールドを取り戻せ 大和屋暁 今村隆寛 八島善孝 12月22日 7.4% VOL.10
38 終わらない死闘! ルーチェモン復活の序曲 富田祐弘 貝澤幸男 信実節子 2003年
1月5日
5.0%
39 これがデジタルワールド!? 月からの脱出 まさきひろ 吉沢孝男 上野ケン 1月12日 5.4%
40 選ばれし者!? エンジェモンを操る少年! 大和屋暁 角銅博之 伊藤智子 1月19日 6.6%
41 スキャンさせるな! 友情の豆の木 成田良美 中村哲治 山室直儀 1月26日 5.9% VOL.11
42 デジタマを守れ! 消えゆく命の奇跡 吉田玲子 梅澤淳稔 八島善孝 2月2日 7.2%
43 故郷(ふるさと)消滅! 地獄の使者スカルサタモン 富田祐弘 川田武範 出口としお 2月9日 7.0%
44 共に戦え! ゴツモンと輝二の誓い 大和屋暁 地岡公俊 清山滋崇 2月16日 6.6%
45 データかく乱作戦! アキバマーケットを防衛せよ まさきひろ 芝田浩樹 浅沼昭弘 2月23日 5.7%
46 デジタルワールド消滅!? ルーチェモン暗黒支配 吉田玲子 今村隆寛 信実節子 3月2日 7.6% VOL.12
47 ロイヤルナイツ散る そして…!! まさきひろ 吉沢孝男 伊藤智子 3月9日 6.3%
48 光と闇を一つに! 輝一最後の願い 成田良美 角銅博之 上野ケン 3月16日 6.0%
49 戦えスサノオモン ルーチェモン人間界到達!! 富田祐弘 梅澤淳稔 出口としお 3月23日 5.2%
50 時を越えて! 新たな伝説の始まり 貝澤幸男 八島善孝 3月30日 6.6%

視聴率は関東地区のデータである(ビデオリサーチ社調べ)。

劇場版『デジモンフロンティア 古代デジモン復活!!』[編集]

2002年夏の東映アニメフェアで上映された。興行収入4億円。デジモン映画作品では唯一、デジタルワールドを舞台としている。

デジモン人気が降下していた事に加え、同時上映から恒例だった「おジャ魔女どれみ」シリーズを外した事が影響して、動員数は去年比40%という厳しいものだった。この不振を受けて長く続いた東映アニメフェアの形式の終了を急遽決定。

この映画で声優に初挑戦した上原多香子だが、この数年後に別の映画の声優に抜擢された際に「声優初挑戦」という旨の発言をしている。

本編のDVDは2003年3月21日発売。

あらすじ
拓也達はデジタルワールドの「さまよえる島」でヒューマンデジモンとビーストデジモンの争いに巻き込まれてしまう。拓也達はその戦いを止めようとするが、実はその戦いの裏には秘密が隠されていた。
主要登場人物
コテモン
声 - 川田妙子
成長期のヒューマンデジモン。剣道で使うような面を被っている。ベアモンとは大の仲良し。ヒューマンデジモンとビーストデジモンの争いを止めるためにオニスモンを蘇らせようとする。
ベアモン
声 - 岡村明美
成長期のビーストデジモン。小熊のような姿をしている。コテモンとは大の仲良しで、コテモンと同じくヒューマンデジモンとビーストデジモンの争いに胸を痛めていた。
ディノヒューモン
声 - 上田祐司
ヒューマンデジモンを率いるリーダー的存在。拓也を仲間に引き入れようとしていた。ダルクモンに心酔している。
グリズモン
声 - 三宅健太
ビーストデジモンを率いるリーダー的存在でもあり、ベアモンの兄。輝二を仲間に引き入れようとしていた。ヒポグリフォモンに心酔している。
ダルクモン
声 - 上原多香子
ヒューマンデジモンの指導者。無意味な戦いは好まない性格だが、戦わなければならない時には勇敢に立ち向かう。
ヒポグリフォモン
声 - 緑川光
ビーストデジモンの指導者。仲間がデジタマになった時は涙を流して悲しみ、ヒューマンデジモンを排除することを誓った。
ムルムクスモン
声 - 山口健
魔力で色々な姿へと変えることのできるデジモン。かつて、デジタルワールドで悪さを働いたため追放されていた。オニスモンを蘇らせるために、ある陰謀を巡らせていた。
オニスモン
遥か古代に絶滅したデジモン。「さまよえる島」の守り神として崇められていたが、実際は「さまよえる島」に災いをもたらしたデジモン。凄まじい力を持っている。
エンシェントグレイモン
かつてルーチェモンを倒した伝説の十闘士であり、拓也の持っている炎のスピリットの起源でもある。オニスモン同様、島の守り神として崇められている。
エンシェントガルルモン
かつてルーチェモンを倒した伝説の十闘士であり、輝二の持っている光のスピリットの起源でもある。オニスモン同様、島の守り神として崇められている。
スタッフ

映像ソフト化[編集]

本編のDVDは2003年1月21日から同年12月5日にかけて発売。全話収録のDVD-BOXが2007年8月24日に発売された。

CD[編集]

マキシシングル[編集]

  • 『FIRE!! / With the Will』 歌 - 和田光司 2002年4月24日発売
  • 『イノセント 〜無邪気なままで〜』 歌 - 和田光司 2002年5月22日発売
  • 『FIRE!!(期間生産限定盤)』 歌 - 和田光司 2002年7月24日発売 - 2002年夏東映アニメフェア『デジモンフロンティア 古代デジモン(オニスモン)復活!!』主題歌
  • 『an Endless tale』 歌 - 和田光司&AiM 2002年11月22日発売
  • 『The last element』 歌 - アユミ 2003年2月5日発売 - ハイパースピリットエボリューション挿入歌

アルバム[編集]

  • 『デジモンフロンティア 歌と音楽集』 音楽:有澤孝紀 2002年8月22日発売 - 劇中で使われたBGMやTVサイズのOP・EDを収録。
  • 『デジモンフロンティア キャラクターソング・コレクション『サラマンダー』』 2002年10月2日発売 - メイン6人とボコモン&ネーモン、ダスクモンのキャラクターソングを収録。OP、ED、挿入歌も収録されている。
  • 『デジモンフロンティア クリスマススマイル』 2002年11月6日発売 - 各キャラクターや和田光司が歌うクリスマスソングを収録。ボーナストラックとして、各キャラクターの進化時の台詞が収録されている。
  • 『デジモンフロンティア ベストヒットパレード』 2003年4月2日発売 - OP、ED、挿入歌などが全て収録されたベストアルバム。

ドラマCD[編集]

  • 『デジモンフロンティア オリジナルストーリー 伝えたいこと』 2003年4月23日発売 - 最終回後の子供達を描いたドラマCD。

脚注[編集]

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  1. ^ テイマーズでのテイマーと融合進化もこの疑問への回答の模索だった。
  2. ^ 2002年からビデオリサーチによる視聴率計測方法が変わったため、2001年以前の作品視聴率とは単純比較出来ない。
  3. ^ その原因により、トーカンモン達がファンクラブをやめてしまった。予告編でも突っ込みを入れられた。しかし、ハニービーモン達は「一応応援しなきゃ…」と言った。
  4. ^ 奪ったセラフィモンのデータを隠匿しダスクモンに密告される、セフィロトモンの作戦の失敗の敗退など。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

フジテレビ 日曜朝9:00 - 9:30枠
前番組 番組名 次番組
デジモンテイマーズ
(2001年4月1日 - 2002年3月31日)
デジモンフロンティア
(2002年4月7日 - 2003年3月30日)
金色のガッシュベル!!
(2003年4月6日 - 2006年3月26日)