読者モデル

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読者モデル
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読者モデル(どくしゃモデル)とは、ファッション雑誌に登場するファッションモデルのうち、一般読者として登場する女子大生OLなどの肩書きで誌面に登場するモデルの総称。読モ(どくモ)と略称されることが多い。

目次

[編集] 概要

あくまでもアマチュア・素人という範疇でくくられながらも、プロの専属モデルに匹敵する人気を博するものも少なくない。現在、読者モデルと呼ばれる人々の多くは、他に何らかの学業職業に就いている。最年少の人々は児童学生であり、ほかにOL派遣社員フリーター肉体労働者水商売関係など、さまざまである。

読者モデルの中には専属モデルに登用される者、女優やタレントに転身する者などが、ごくまれにいる。また、芸能事務所やモデルエージェンシーと契約しているにも関わらず、身近な存在であるとするプロモーション目的で読者モデルという肩書きを使う者が増えるという逆転現象も起きている。読者モデルという身分のままでブランドに参加したり、テレビ、ラジオ、雑誌等でレギュラーを持ったり、本やDVDを刊行するものも出ている。また、タレントなどと同じように自身のブログを持っているものも多い。ファッションモデルと読者モデルとの境界はないとも言える。

読者モデルから芸能人になるケースもあり、読者モデルを専門に扱うポータルサイトも増えている“ドクモカフェ”、“読者モデルブログ”など読者モデルから芸能人やモデルになっている人もいる。逆に、有名な子役や芸能人が読者モデルになるケースもある。スカウトやファッション雑誌に封入されている応募シートなどで応募することによって読者モデルになることができる。

[編集] 歴史

タウン情報誌が創刊され始めた頃、地域密着型情報の収集や地元ネタのレポートなどが目的で読者の中から、誌面に登場したい読者を募り、“読者参加型”の雑誌作りを始めたのが、読者モデルという言葉が誕生し、急速に広まったきっかけだった[1]

1980年代半ばに、ファッション雑誌『Olive』の読者モデルとして花田美恵子が登場した。彼女は、篠山紀信をはじめとする大物写真家のお気に入りの被写体になり、人気を博した。放送作家山田美保子は、専属モデルよりも人気を得る“カリスマ読者モデル”の走りが花田だったと述べている[2]

1997年頃、『25ans』に「美容通の読者」として山口眞未子が登場した[3]。彼女は、同誌に取り上げられたのをきっかけに「ビューティスペシャリスト」という肩書きを得て、様々なメディアに出演するようになった[2]。同時期に、「スーパー読者」として叶姉妹が登場する。彼女らは女性読者から熱狂的な支持を受け、誌面に登場するたびに編集部に問い合わせが殺到した[2]。彼女らの登場は、読者モデルが一般的に注目されるきっかけになった[4]

2000年代後半になると、「100億円の経済効果を生み出す」[5][6]と称された『Popteen』出身の益若つばさと、読者モデルからマルチタレントに成り上がった小森純の様なモデルが注目された。彼女らの特記すべき点は、あらゆるメディアに出演し、人気が出ても読者モデルの地位を守り続けていることである。2000年代に入って読者モデルがトレンドになった背景に加えて、彼女ら自身が自分を生かす場所を理解しているためである[2]。『iza』は、読者モデルが音楽業界で活躍するケースが目立っている事例を紹介した際に、「ネットがなければ、彼女達がこれほど脚光を浴びることはなかったろう」と評している[7]

[編集] 批評

読者側から見て、読者モデルの魅力はお手本にできる親しみやすさ、スターというより友達感覚といった「親近感」という点に集約される[2]。逆に彼女らを雇う雑誌、企業からみると「使いやすさ」である。出演料が安いし、広告や契約の制約がないので、撮影で融通が利く。また、新商品を試してもらえる上にブログで宣伝してもらえる[2]

ファッションプロデューサーの植松晃士は、一部の読者モデルが、カメラを向けると必ず「決め顔」をすることを指摘。2000年代後半の読者モデルがトレンドになり始めたことに絡めて、読者モデルの人気と実力が必ずしも比例するわけではないと述べた。また、読者モデルは「読者代表」なので、ショーモデルと比較するのは、無理があると付け加えた[2]

[編集] 主な読者モデル


[編集] 読者モデル出身の有名人


[編集] 出典

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  1. ^ 読者モデルとは?” (日本語). HAPPY OF K'S (2012年). 2011年5月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 水口陽子「連載!山田美保子さん&植松晃士さん 有名人ウォッチング対談「美人の国へのパスポート」第56回 もえさんもカエラさんも叶姉妹までも話題の芸能人は“読モ”上がり!?」、『からだにいいこと』第7巻第7号、祥伝社、2011年7月、 pp.56-57頁。
  3. ^ 山口眞未子. インタビュアー:KDDI. 私の人生を変えた、あの瞬間 山口眞未子さん. 東京都. 2007年8月。 2011年5月20日閲覧。
  4. ^ 大出世の可能性ある読者モデル 1日のギャラ2000〜5000円” (日本語). 女性セブン. ポストセブン (2011年1月21日). 2011年5月20日閲覧。
  5. ^ “経済効果は100億円!?女子高生のカリスマ"ウメツバ"が登場!” (日本語). 東京都:  チケットぴあ. (2008年2月). http://ticket-news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=200802190002 2011年5月20日閲覧。 
  6. ^ “益若つばさ、経済効果100億円 その成功の秘訣とは?” (日本語). モデルプレス. 東京都:  ネットネイティブ. (2010年1月17日). http://mdpr.jp/021099708 2011年5月20日閲覧。 
  7. ^ 竹中文 (2010年8月15日). “読モ歌手デビュー ネット介入” (日本語). iza. 東京都:  . http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/music/428208/ 2011年5月20日閲覧。 

[編集] 外部リンク

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