UFOロボ グレンダイザー
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『UFOロボ グレンダイザー』(ユーフォーロボ -)は、永井豪原作の漫画、及び1975年(昭和50年)10月5日から1977年(昭和52年)2月27日までフジテレビ系で毎週日曜日19:00 - 19:30に全74話が放送された、東映動画(現東映アニメーション)製作のロボットアニメ。
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[編集] 概要
前々番組、前番組の『マジンガーZ』『グレートマジンガー』と世界観を共有した、マジンガー・シリーズの第3作として位置づけられている。ダイナミックプロ繋がりで、劇場版でグレートマジンガー、ゲッターロボGと競演することもあった。
ヨーロッパやアジアといった海外でも放送され高い評価を得ている。特にフランス・イタリアでの反響は#仏・伊での評判を参照。
本作は1983年と1988年において海外からJASRACに払われる著作権使用料分配額が最も多い作品で、第2回JASRAC賞の外国使用と第7回JASRAC賞の国際賞を受賞している[1]。
本作品で1972年の『マジンガーZ』から一時代を築いた永井豪と東映動画によるロボットアニメはいったん終わりを告げる。
なお、1975年3月に東映まんがまつりの一作として公開された永井豪原作、東映動画制作のアニメ映画『宇宙円盤大戦争』は本作のパイロットフィルム的な位置付けの作品である。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
「UFOロボ」のネーミングと各種の設定には、当時の「空飛ぶ円盤」ブームの影響が顕著に表れている。なお、本作放映開始の翌年の1976年には、TBS系で「UFO戦士ダイアポロン」が放映されている。また、これもUFO絡みで、東映巨大ロボットアニメとして初めて本格的に「宇宙人」を敵役に据えた作品としても特筆される(ロボットアニメ以外では、『宇宙戦艦ヤマト』や『宇宙の騎士テッカマン』などが先行している)。悪役のレベルが、それまでの作品で描かれていた「犯罪組織」や「マッドサイエンティスト」、「復活した古代文明」などによる「世界征服」から、異星人による「地球侵略」へとスケールアップすることになり、続く1976年の『大空魔竜ガイキング』、『超電磁ロボ コン・バトラーV』で、「宇宙からの侵略者」はロボットアニメの悪役として定着した。
一方、悪役のみならず、主役にも異星人を迎えた点も大きな特色。主人公といえば熱血タイプの日本人が定番だった中で、カタカナ名前の「異邦人」がメインというのは斬新で、さらに「亡国の王子」ということでそれまでになかった落ち着きのある、またつらい過去を持つ新しい主人公像を描き出した。他にも王族・貴族といったノーブル・ブラッドの概念や、デューク・フリードの中世の騎士を思わせる出で立ちなど、それまでなかったロマンティックな新風を吹き込み、後のロボットアニメの人物描写や、ドラマの幅を大きく広げる先駆けとなった。
マジンガーシリーズ、あるいは永井豪作品としては異色とされがちな本作だが、上記のような点では、ロボットアニメの大きなターニングポイントの一つと言える。
また先行する『マジンガーZ』等と異なり、主人公側に主導的な役割を果たす女性キャラクターが複数設定されていることは、この種の作品としては珍しい。
[編集] ストーリー
平和に他の星と共存していたフリード星だったが、ある日、宇宙征服を目論むベガ星連合軍の、円盤獣による侵略攻撃を受けて滅亡する。王子デュークはフリード星の守護神「グレンダイザー」が組み込まれた宇宙船スペイザーで脱出。地球に落ち延びたところを宇宙科学研究所の所長・宇門源蔵博士に救われ、養子“大介”を名乗る事にした。
一方、デュークの脱出成功を知ったベガ星連合軍の司令・ガンダルは部下・ブラッキー隊長に抹殺と地球侵攻を命令。
かくしてデューク・フリードの、地球を守るための戦いが始まる。
[編集] スタッフ
- 原作:永井豪とダイナミックプロ
- 音楽:菊池俊輔
- チーフディレクター:勝間田具治
- 演出:勝間田具治、小湊洋市、山吉康夫、大谷恒清、山口秀憲、茂野一清、笠井由勝、川田武範、落合正宗、設楽博、宮崎一哉、松浦錠平、葛西治、蕪木登喜司、森下孝三、明比正行、福島和美
- コンテ:勝間田具治、石黒昇、明比正行
- キャラクターデザイン:小松原一男、荒木伸吾
- 作画監督:小松原一男、森下圭介、森利夫、小泉謙三、荒木伸吾、若林哲弘、青鉢芳信、菊地城二、堀川留子、白土武
- 美術デザイン:辻忠直、伊藤岩光
- 美術:辻忠直、伊藤岩光、秦秀信、遠藤重義、土田勇、松本健治、海老沢一男、内川文広、下川忠海、明石貞一、千葉秀雄
- 企画:春日東、別所考治、勝田稔男
- 製作担当:佐伯雅久→宮崎一哉
- 脚本:上原正三、藤川桂介、安藤豊弘、田村多津夫、馬嶋満
- 制作:東映動画、旭通信社
[編集] 主題歌
- OP:「とべ!グレンダイザー」(作詞:保富康午、作·編曲:菊池俊輔、歌:ささきいさお・コロムビアゆりかご会)
- ED:「宇宙の王者グレンダイザー」(作詞:保富康午、作曲:菊池俊輔、編曲:森岡賢一郎、歌:ささきいさお・こおろぎ'73)
- 補足
- 主題歌及び劇中音楽を作曲した菊池俊輔は、この作品でJASRAC賞外国部門及び国際部門を受賞している。
- EDの原曲は、宇宙円盤大戦争の主題歌『戦え! 宇宙の王者』で、歌詞が一部異なる(ニードルシャワー → ダブルハーケン、 「ギャザー、ガッタイガー!」→ 「グレンダイザー、ゴー!」他 )。
[編集] 主な登場人物
[編集] 宇宙科学研究所・シラカバ牧場関係者
宇宙科学研究所とシラカバ牧場は、八ヶ岳山麓にあるとの設定だったが、那須高原にある設定とする資料もあり、一定していない。
- デューク・フリード/宇門大介 (声:富山敬 / 堀内賢雄(スーパーロボット大戦コンプリートボックス) / 山寺宏一(スーパーロボット大戦IMPACT~))
- 本作の主人公。設定年齢は20歳。宇門博士に救われ養子となった後、博士の経営する白樺牧場で働いていた。地球にベガ星の魔手が迫っても、フリード星でのつらい過去からか当初は戦うことに後ろ向きだったが、ベガ星のミニフォーに袋だたきにされる兜甲児のTFOを救うため、再びグレンダイザーに搭乗。やがて甲児と交流を重ねる中で、第二の故郷・地球を守るため、グレンダイザーで戦うことを決意する。
- 異星の王子という設定を表現するため、シリーズ前2作の主人公(甲児・鉄也)に比べ気性の激しさはなりを潜め、優しく穏やかな人柄をしのばせており、甲児・鉄也よりも育ちのよさと大人の落ち着きが強調されたキャラクターだった。ただし、ごく初期においては、戦わねばならないことへの悩みや、異郷での孤独感を表現するため、多少棘のある面も見せている。
- なお、デューク・フリードの正体は、作中では宇門博士他、数名にしか明かされていない(甲児には第2話で説明)。「故郷を追われた亡国の王子」という背景から、かつてのペットと戦う(第33話)、幼なじみを失う(第25話、72話)といった、悲劇的なストーリーもあった上、ストーリー終盤において、過去にベガ星連合軍から受けたベガトロン放射能に侵された古傷が悪化し、生命の危険に見舞われるが、71話で親友のモルス(元はベガ星連合軍に征服されたモール星の王子で、ベガ大王に洗脳されて利用されていたが、敵の洗脳が解ける)によってベガトロン放射能を中和するベガトロンマイナス放射能を当ててもらい、全快する。
- 兜甲児 (声:石丸博也)
- ミケーネ帝国との戦いの後、ワトソン研究所に留学し、後にNASAに入所。自ら開発したTFO(後述)を駆って日本に帰国し、宇宙科学研究所に合流する。中盤まではTFO、JFOが撃破された後はダブルスペイザーやドリルスペイザー(いずれも後述)などでデューク・フリードとグレンダイザーをサポートする。マリア登場後はドリルスペイザーのパイロットはマリアに譲り、ダブルスペイザーの専属パイロットとなる。
- 本作では主役を喰わないようにとの配慮から、自らロボットに搭乗することがない(劇場版では、鉄也の愛機だったグレートマジンガーを操縦するが、これが本作での唯一のロボット搭乗であり、本来の愛機・「マジンガーZ」に至っては搭乗する機会は本編・劇場版を通じて皆無。)、すぐ敵に捕まる、あまつさえ洗脳されて研究所の位置を敵に知らせてしまう(第18話)など三枚目的な役回りが多い。しかし、後述のマリアのエピソードなど、デュークの窮地を救ったこともある。デュークより年下との設定であり、デュークは甲児を「甲児君」と呼ぶのに対して甲児は当初デュークを「大介さん」と呼んでいたが、ストーリー後半では主に「デューク」と呼ぶようになる。また、初期はひかるを異性として追い駆けるような描写もあったがやがて解消され、ストーリー後半では、途中参加のマリアと親しげな関係を見せる。
- 牧葉ひかる (声:川島千代子)
- 牧葉団兵衛の娘。設定年齢17歳。父の牧場で働く宇門大介に想いを寄せていたが、大介=デューク・フリード(宇宙人)と知りショックを受ける(第23話)。しかし、その後も大介への想いは変わらず、第38話ではピンチの大介を助けたい一心で、負傷した甲児に代わりダブルスペイザーで出撃までしている。
- 後にマリンスペイザー(後述)のパイロットとして、正式にグレンダイザーのサポートチームに仲間入りする。しかし、(少なくとも作中で語られる限りは)大介への想いが実ることはなかった。マジンガー・シリーズのヒロインとしては、やや控えめ、かつ目立たない役回りだったが、そのせいか育ちのよさも感じさせるキャラクターに仕上がっている。戦闘服のデザインとして、ゲッターロボの早乙女ミチルのそれほど露骨な描かれ方ではないものの、胸部に左右の乳頭部分が円く描かれている。
- 女性ファンからはあまり人気が高くなかった模様で、川島千代子曰く、ひかるはメカに乗らない方が憎まれなかったとしている[2]。
- グレース・マリア・フリード (声:吉田理保子 / 吉田美保(スーパーロボット大戦シリーズ))
- 第49話から登場。フリード星の王女で、デューク・フリードの妹。設定年齢は14歳(だが、作中バイクに乗るシーンがある)。フリード星脱出時にデュークとはぐれ、従者と二人きりで地球に逃れてきた。グレンダイザーを敵に奪われたとの誤解から、パイロット(デューク)を殺害しようとするが、危ういところで甲児に止められ、兄デュークと再会。以後、ドリルスペイザーのパイロットとして兄をサポートする。超能力も持っているが、それ故に悩む描写も見られる。
- ドリルスペイザーの項にもあるように、少々唐突に登場した妹だが、荒木伸吾デザインの、切れ長の目元と長い睫の美少女キャラと、おてんばで愛らしい性格で、男女問わず高い人気を獲得した。それまでも女性パイロットや、『マジンガーZ』の弓さやかに代表される「博士の娘」などはあったものの、「王女」、「カタカナ名前(ミドルネームあり)」、「主人公の肉親(妹)」のヒロインが(準)主役級のメカに乗って戦うという例はなく、その点でも斬新なキャラクターだった。
- 但し、アニメでの甲児は『Z』本編ではさやかを「さやかさん」と呼んだのに対して、マリアについては「マリアちゃん」と呼んでいることから、マリアを単に妹的存在と見ていた節もある上、アニメ本編や映画版でもさやかとマリアの直接共演・甲児の取り合いといった描写は存在しない。実際、スーパーロボット大戦シリーズではさやかと競演するため甲児を取り合っている描写があり、「甲児二股説」は後年におけるこれらゲーム展開の中でのオリジナル的色彩が強いと言える。
- ちなみに吉田理保子は「マリアをはじめてみたときは、びっくりしたの。というのは、そのまえにやっていたメグちゃんにあんまり似ているんで、おどろいちゃったのね」と述べている[2]。
- 宇門源蔵博士 (声:八奈見乗児)
- 宇宙科学研究所の所長。落ち着いたナイスミドル。フリード星から逃れてきたデュークを助け、養子として大介の名を与える。ベガ星連合軍と戦うデュークを、父として宇宙科学研究所の所長としてサポートした。
- 牧葉団兵衛 (声:富田耕生)
- 永井豪作品では欠かせぬ名バイプレイヤー。本作では白樺牧場の牧場主(宇門博士との共同経営)にしてUFOマニアという役回り。キャラデザインの元ネタは『あばしり一家』の悪馬尻駄エ門。美しい娘とは似ても似つかない中年男。
- 牧葉吾郎 (声:沢田和子)
- ひかるの弟で団兵衛の息子。『グレートマジンガー』までに登場したシローと似た役回りである。
- 荒野番太 (声:緒方賢一)
- 『グレートマジンガー』まではボスのポジションだった、専らコメディリリーフの役回りとして登場。荒野牧場(白樺牧場の隣り)の息子。メキシコのソンブレロ風の帽子に赤と黄色のツートンカラーのシャツを着用。このいでたちから、甲児からは「四色旗」と揶揄される。浪花節気質の好漢だったが、ドジなキャラクター設定が本作での兜甲児と被るためか、後半は出番が全く無かった。
- 荒野ハラ (声:津田延代)
- 番太の母親で肝っ玉母さん。
- ボス (声:大竹宏)
- 『マジンガーZ』の項を参照。
[編集] ベガ星連合軍
- 恐星大王ベガ(声:八奈見乗児)
- 全宇宙の支配をもくろむベガ星連合軍の総帥にしてベガ星を治める絶対君主。最初は本星からの通信で前線基地スカルムーンに命を出していたが、第52話でベガ星が崩壊した事でスカルムーンに移動、ここを本拠地にして活動するようになる。娘のルビーナを溺愛しており、ルビーナの死には涙を流して号泣していた。また、デューク・フリードの事は邪魔者と見做していたが、ルビーナの死後は激しい憎悪をぶつけるようになる。
- ガンダル司令 (声:富田耕生)
- 地球攻撃軍司令官。ブラッキー(後述)の死後は、攻撃隊長も兼務する。後述するレディガンダルとの、男女二つの顔を持つ。
- 外見、性格とも典型的な悪役だが、ズリルJr(後述)に父の秘めた想いを伝えるなど、意外な一面も。最終回では寝返った半身・レディガンダルを、自らの死も覚悟の上で粛清。最後までベガ大王への忠節を尽くし、グレンダイザーに特攻をかけて死亡。武人らしい最期を遂げた。
- レディガンダル (声:沢田和子)
- 当初は「ガンダルの顔が左右に割れ、小人サイズの女が顔を出す」という形で姿を見せていたが、ガンダルが大火傷を負い整形手術を受けた第28話以降は「完全に顔が女のそれに変わり、それとともに声まで変わる」という描写がなされるようになった。体を共有しているが、本体のガンダルとはそりが合わなかった。
- 最終回で自らベガ獣・グラグラを駆ってグレンダイザーと対決するが、敗退。形勢不利と見るや、保身のためベガ大王を売り渡そうとするが、ガンダルに粛清される。
- ブラッキー隊長(声:緒方賢一)
- 第1話から第27話まで登場。地球攻撃部隊スカルムーン師団の攻撃隊長を務める。作戦は力押しばかりで、大した戦果は上げられなかった。第27話でマザーバーンを沈められ戦死する。
- 科学長官ズリル (声:田中崇)
- 戦死したブラッキーに代わり、第28話から登場。左目の眼帯にコンピュータが内蔵されており、時折アドバイスをズリルに与えていた(機械だけあって、レディガンダルのように本体と対立するようなことはなかった)。
- 「科学長官」の肩書きにふさわしい、ずるがしこい頭脳派。これも悪役のお約束で、武闘派のガンダルとはいまいちウマが合わない(逆にレディとは相性が良かった)。しかし、始終反目しているわけではなく、共同戦線を張ることも少なくなかった。また全くの冷血漢でもなく、息子を想いながらも素直に愛情を表せない、不器用で優しい父の一面も持つ。
- 第67話で切り札の海底基地を破壊されたが、グレンダイザーを倒すまではと、スカルムーンへの帰還を自ら拒否。意外な意地を見せたものの、第72話でついに力尽き、兜甲児に射殺された。
- ゴーマン大尉 (声:野田圭一)
- 第7話に登場した、ベガ大王直属親衛隊の士官。名前の通り傲慢な性格だが、それに見合う実力を兼ね備えている。円盤獣ギンギンを駆りデュークを追い詰めるが、ブラッキーの裏切りで形勢を逆転され、スペースサンダーを受け爆死する。出撃前に酒(おそらくワイン)を飲んでいたりと、酒好きの模様。
- ナイーダ (声:杉山佳寿子)
- 第25話に登場。デュークの幼なじみでフリード星・バロン家の娘。ベガ大王にコントロール装置を埋め込まれてデューク抹殺のために地球へ送り込まれる。フリード星人の脳が円盤獣に使われていること、弟のシリウスの脳も円盤獣ギルギルに使われたことなどからデュークを裏切り者となじった。装置は除去されたが、自身は贖罪のために、出撃してきたベガ星連合軍の部隊もろとも自爆して果てる。
- ダントス防衛長官(声:緒方賢一)
- 第52~53話に登場した防衛長官にしてベガ大王の側近。ベガ星滅亡の際一般市民を見捨ててベガ大王共々巨大母艦キング・オブ・ベガで脱出、スカルムーンへ来訪した。円盤獣より強力なベガ獣を開発、その第1号であるキングゴリを操りグレンダイザーを苦しめるが、最後はガンダルとズリルの謀略で抹殺された。
- 少年コマンド隊アインス (声:神谷明)
- 第59話に登場。ベガ星親衛隊の子息で構成された少年コマンド隊のメンバーの一人で、他のメンバーはそれぞれツヴァイ・トロワ・ビーチャ・スインコという名前。ベガ星の歪んだ軍事教育によりデュークの事を地球人を洗脳支配している悪者と思い込まされており、ダギル隊長の指揮の下国防軍基地を占拠しデュークを誘い出す。デュークの懸命の説得にも耳を貸さずベガ獣ダキダキに乗り込み、その頭部ユニットを操縦して体当たりをかけるが、それをかわしつつ戦うグレンダイザーとの戦闘の中でダキダキ本体の誤射で撃墜され、あえない最期を遂げる。
- コマンダーキリカ (声:杉山佳寿子)
- 第63話に登場したベガ星の若き女性科学者で、亡き兄の遺志を継いで冷凍光線の研究に当たっていた。完成した冷凍光線でベガ星人の移民先を開拓し地球人との争いを回避したいというのが彼女の願いだったが、ベガ大王の命で完成した装置はデュークを倒すための兵器として使われる事になる。マリアの活躍もあって任務に失敗し、捕虜として研究所に収容された彼女はそこで出会った大介に兄の面影を見出し惹かれていくが、やがて彼こそがデュークその人と知り愕然とする。そして最後はベガ獣ズメズメとの戦闘の中で乗船ごと氷漬けにされ墜落、その命を散らす。そして異国地球の土となった彼女の墓には「地球の友キリカ この地に眠る」と記されている。
- コマンダーケイン (声:古谷徹)
- 第68話に登場。北海道への基地建設計画に参加したコマンダーで、元々はマリアの友達のフリード星人だった。ベガ星軍に捕らえられ兵士として育成された彼はダイザーチームとの戦闘中マリアと相撃ちの形で共に不時着、奇しくも再会を果たす。だが彼は友達だったマリアを撃つ事はできず、またベガの手先に成り下がった自らを恥じて命を絶った。
- ズリルJr (声:田中亮一)
- 第69話に登場したズリルの息子。地球に潜伏する父の役に立ちたいとの思いからベガ獣ガイガイを使った補給の任務に志願し、無事成功させた。そこで息子の身を案じたズリルに帰るよう命じられた事で一度は父を疑うが、ガンダルから送らずじまいになっていた父の手紙を見せられた事で自分への深い愛情を知る。そして最後にはダイザーチームとの戦闘で窮地に陥ったズリルを安全に脱出させるため、自ら囮となってグレンダイザーに挑み壮絶に散っていく。
- ルビーナ (声:小原乃梨子 / 鶴ひろみ(スーパーロボット大戦シリーズ))
- 本作のパイロット版である「宇宙円盤大戦争」のリメイク的な内容である第72話に登場。ベガ大王の娘でルビー星を治めていた。かつて政略結婚のためフリード王家に送り込まれた事があり、その時以来デュークを深く愛していて、デュークの所在を知り来訪した。フリード星の環境が回復に向かっている事を知っていた彼女はそこでデュークと共に暮らしたいと願うが、その思いをズリルの作戦に利用され窮地に陥る。そして最後はデュークを守るため自ら盾となってその命を散らすが、今際の際にベガ星軍の基地が月の裏側にある事を伝えた。
- ゲーム「スーパーロボット大戦シリーズ」では原作同様死亡することもあるが、作品によっては生存し、主人公部隊に加わることもある。
[編集] 登場メカ
- ダイザー(グレンダイザー)
- フリード星の守護神として崇拝されてきたロボット(第2話ではベガ大王がフリード星の科学力を結集して製造させた、と語られている)。ベガ星連合軍の攻撃を受けたフリード星から王子であるデューク・フリードを乗せて地球に飛来した。スペイザーと呼ばれる専用サポートユニットと合体することで円盤状になり長距離飛行や重力下での飛行を可能にする。
- そのボディは宇宙合金グレンで覆われており非常に堅牢である。また恒星の光から取り出す原子力の150倍とも言われる光量子エネルギーによって駆動し180万馬力のパワーを誇る「宇宙の王者」である。全高30メートル、重量280トンとマジンガーと比べて10倍以上重い。設計思想もマジンガーとは大きく異なっており、分離式のコクピットが無い、スペイザー、グレンダイザーそれぞれにコクピットがある、コクピット間はシートのみが移動する、操縦可能者はフリード星王家の者のみで、他者が近づくと自動防衛機能が働く(爆弾を仕掛けようとしたナイーダをスペースサンダーで撃退している。また戦闘不能のデュークに代わって搭乗しようとした兜甲児をも攻撃した)などの特徴がある。
- スペイザーと合体した場合は武器さえ使用しなければ、3カ月はエネルギーが持つとされている。デュークの養父である宇門源蔵博士が取り仕切る宇宙科学研究所を拠点としてベガ星連合軍の侵略から地球を守った。
- 小説『スーパーロボット大戦』(同名のゲームとは無関係。ゴッドマジンガーの項も参照)では本作より未来の世界でデュークの子孫(名はシオン・フリード)が地球の危機にグレンダイザーで駆けつけたが、逆に倒されてしまい闇の帝王のボディとして使われる事になり、過去の世界からやってきた甲児達に牙を向く事になる。なお、同作中では自動防衛機能があるからダイザーが奪われるはずがないと主張する甲児に「そんなもの、どうにでもなる」と鉄也と隼人が返している。
- OVAの『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』の映像特典で、ゲッターロボG、鋼鉄ジーグやグレートマジンガーを戦闘不能にした暗黒大将軍を真ゲッターと共に現れ、一蹴する場面がある(余談だが、この特典映像で初めてマジンカイザーと競演した)。
- なお、前々作と前作のマジンガーZやグレートマジンガーと異なり、本機の開発理由などはハッキリとしていない(前記の2機には其々「対機械獣軍団(マジンガーZ)」や「対ミケーネ帝国(グレートマジンガー)」と開発目的まで確りと設定されている)。
- 武装(ダイザー単体)
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- ダイザービーム
- 目から発射される光線。使用頻度がかなり少ないが、ミニフォーを消滅させてしまう威力がある。
- ハンドビーム
- 手の甲から出す3連装のビーム。威力が弱いため、主に牽制攻撃に使用される。2万度の光線。
- 反重力ストーム
- 胸から出すカラフルな反重力光線で重力遮断により敵を150mまで上昇させ地面に叩きつける。当初は相手を浮かび上がらせて叩き落す、という描写だったが、破壊光線のような描写の回もあった。スペイザー合体時には胸部が隠れるため使用できない。
- 部位的にはマジンガーZのブレストファイヤー、グレートマジンガーのブレストバーンに相当する。
- ダブルハーケン
- 肩に装備された半月状の鎌を連結させて敵をなぎ倒す。厚さ8mの鉄板も切断する。取り出す時間は僅か0.8秒。
- 近年のスーパーロボット大戦シリーズでは本武器か、反重力ストームとの連携技「ダブルハーケン・ストーム」(名称はダイナミックプロ公認)がグレンダイザーを象徴する必殺武器となっている。
- ショルダーブーメラン
- ダブルハーケンの刃部分のみを飛ばす。有効射程距離は12km。
- シングルハーケン
- 片側の鎌のみを手にして使用する。
- スクリュークラッシャーパンチ
- 前腕部を飛ばすロケットパンチに相当する武装。速度はマッハ5で折り畳まれていた腕のクラッシャー部分が起き上がり毎分4千回転する。厚さ9mの鉄板をも貫く。
- スクリューパンチ
- スクリュークラッシャーパンチでは完全に前方に反転するデコレーションを90度まで開いた状態で止めて発射する。
- クラッシャーパンチ
- スクリュークラッシャーパンチ同様デコレーションを完全に前方に反転させるが、回転させずに発射する。
- スクリュークラッシャー
- デコレーションを完全に前方に反転させ、発射せず腕につけた状態でドリルのように回転させる。ドリルスペイザー登場以前(第34話)に使用し、地中に潜るという荒技も見せた。
- ダイザーパンチ
- デコレーションを展開させずに発射する。
- スペースサンダー
- グレンダイザー最大の必殺技。頭部の角から6万度の熱線を放つ。
- スペイザー
- グレンダイザー専用のサポート円盤。光量子エンジンを搭載している。円盤型だが巨大な垂直尾翼と左右に補助的な翼が存在する。また尾部には二基の巨大なジェットノズルがある。合体時は円盤内にグレンダイザーがほぼ完全に収納され、首から肩、腕が外部に出ている格好となる。UFOロボの異名はグレンダイザーとの合体形態から来ている。腕は広げた状態でスペイザーの前縁に収納されているが必要に応じて腕を動かすこともできる。合体したままでもグレンダイザーの武器はほとんど使用可能である。遠隔操作が可能でグレンダイザーとの連携攻撃やグレンダイザーを合体せずに上に乗せて飛行した事もある。全長34メートル、全幅65メートル、重量150トンの大型ユニットでありグレンダイザーと同じ宇宙合金グレン製で光量子で動く。宇宙空間では光速を超えたジャンプ飛行(ワープ)が可能で、大気圏内でもマッハ9という超スピードで飛ぶことが可能。ダイザーとスペイザーとが合体した形態をグレンダイザーと呼ぶが、名前の定義は曖昧でダイザーと合体した形態でもスペイザーとも呼ばれる。
- 武装(スペイザー単体)
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- スピンソーサー
- 主翼先端の小型円盤が周囲に刃を出し回転ノコギリとなって分離・攻撃を行なうもの。マッハ10で敵に向かい厚さ7mの鉄板をも切り裂く。
- スピンドリル
- 左右の小型円盤から打ち出されるドリルミサイル。厚さ8mの鉄板を貫く。
- メルトシャワー
- スペイザー上部から放つ溶解液。
- ダブルスペイザー
- 兜甲児が主体となって開発した地球製スペイザーで、第34話から登場。従来のスペイザーでもグレンダイザーは大気圏内飛行は十分可能だったが、ベガ星連合軍によってスペイザーとの合体が無ければグレンダイザーは空を飛べず、合体にかかる時間も6秒かかることがわかりそこを弱点として攻撃を受けてしまう。また合体形態では腕が収納されるため一部の武装の使用に時間がかかるなどの欠点もあった。
- 本来は戦闘機然とした外観が示すように単なる支援戦闘機であり、グレンダイザーはフレーム状の主翼につかまって滑空するという戦法をとった。その後宇門博士によりグレンダイザーの大気圏内飛行をサポートするために改造が施された(第35話)。合体前にはグレンダイザーが空中で垂直方向に旋回(スクランブルターン)し、コンビネーションクロスで合体、セパレーションゴーで分離する。合体と分離の一連の動作は後述する2機の地球製スペイザーも同様。
- エネルギーはグレンダイザーと同じ光量子とされているが装甲素材はグレートマジンガーにも用いられた超合金ニューZである。主翼の突端に付けられた円盤状のユニットは武装ポッド兼エンジンポッドであり垂直離着陸用のファンを下部に装備している。合体後はグレンダイザーの腕の動きを妨げないように主翼が上下に可変する。合体はスペイザーに比べ素早く行なえ、有人スクランダーといった趣である。全幅30メートル、重量90トン、飛行最高速度はマッハ4で上昇限界高度6万メートルとされている。主なパイロットは兜甲児。
- ダブルスペイザーのアイデアは、ホバーパイルダー型、ジェットスクランダー型、デルタ型の3候補がテレビ雑誌で公表、読者投票が行われてホバーパイルダー型のアイデアが採用された。ただし、集計結果が出る前にテレビでの登場となったので、実質出来レースだったか、単なる話題作りだった可能性もある。
- 武装
-
- ダブルミサイル
- 機体本体の両側から発射されるミサイル。25連発が可能。
- ダブルカッター
- 両翼のローター部にある垂直尾翼状のパーツが空中で合体してV字型となり、相手を切り裂く。速度はマッハ6。
- サイクロンビーム
- 両翼のローター部から発射される3万度の熱線。
- マリンスペイザー
- ダブルスペイザーの成功をもとに宇宙科学研究所が開発した水中用スペイザーで、第41話から登場。グレンダイザーの水中行動をサポートする。固定武装は少ないが、水中戦が苦手なグレンダイザーの水中運動能力をアップさせる能力を持つ。単独で飛行も可能。ダブルスペイザーに比べてかなり大型だがグレンダイザーに対して光量子エネルギーの補給を行なうためにも必要なサイズだった(水中ではグレンダイザーのエネルギー消費が倍になる)とされる。両翼はフロート状になっており水上での行動も可能としている。ダブルスペイザー同様合体後はグレンダイザーのすべての武器が使用可能。合体した際には腕の動きを妨げないように両翼が内側に引き込まれる。全幅25メートル、重量90トン。飛行速度はマッハ4、水中航行速度は40ノット、潜行限界深度は400メートルであり、超合金ニューZで作られている。主なパイロットは牧葉ひかる。
- 武装
-
- マリンミサイル
- 両翼から発射されるミサイル。20連発が可能。
- マリンカッター
- 水平尾翼を巨大なカッターとして発射する。速度はマッハ5。水中ではマッハ1。
- マリンビーム
- コクピット横にある各1門の発射口からビームを放つ。
- ドリルスペイザー
- 地中行動を可能にする地球製スペイザーで、第45話から登場。全幅25メートル、重量130トンともっとも重量級の地球製サポートユニットであり、グレンダイザーの装甲も強化する機能を備えている。キャタピラを備えているが単独飛行も可能で、戦闘力がもっとも上がる地球製スペイザーでもある。合体後は肩から腕、背中までを覆う特異な形状をしており、二股の機首にはドリルが内蔵されている。背中部分もアーマーが伸びて脚を覆う。合体後のドリルを活かした体当たり戦法、ドリルアタックは地中以外でも非常に有効だった。反面グレンダイザーの必殺武器であるダブルハーケン、胸部から発射する反重力ストーム、腕部のハンドビーム・スクリュークラッシャーパンチは使用不能となるなど制約も多い。飛行最高速度はマッハ4、地中進行速度はマッハ2とされる。装甲は超合金ニューZ製。主なパイロットはマリア・フリード(マリア登場以前は、甲児が局面に応じてダブルスペイザーと使い分けた)。
- 半ば強引とも思える妹の登場は、このマシンのパイロットが必要になったためだったが、その美少女キャラが人気を博し、視聴率が改善するという効果を生んだ。当初は荒野番太が操縦する予定だったが、『ゲッターロボ』とチーム構成が似てしまうことから急遽マリアのキャラクターが設定された。
- 武装
-
- ドリルミサイル
- 両翼から発射される小型ドリル。10連発で厚さ9mの鉄板も貫く。速度はマッハ4。
- スパークボンバー
- 垂直尾翼の先端から発射される5万度の高熱弾。
- ドリルアタック
- 機首のドリルを使っての直接攻撃。グレンダイザーが合体していなくても可能。
- TFO(ティーフォー)
- 兜甲児が開発した地球製飛行円盤。外見はアダムスキー型と呼ばれるUFOに近い。超合金Z(マジンガーZの装甲)製で動力は光子力である。Tは「地球」を意味するラテン語Terraから来ている。全長7.5メートル、重量1.2トンで最高速度マッハ4、電離層まで飛行可能という(なお、当時の雑誌等では最高速度が遷音速以下という表記も見られた)。
- 初期話では本機が前作までの歴代女型ロボットの役目を果たすことが多く、グレンダイザーに先んじて現れ、ミサイルを放つも円盤獣の反撃に遭いあえなく撃墜、というパターンが多かった。
- 武装
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- ミサイル
- JFO
- 兜甲児が開発した地球製飛行円盤。三角形の戦闘機のような形状をしている。第30話のみの登場だったがTFOからダブルスペイザーへとつながる機体とされる。当時は「甲児の円盤」としか記載されておらず、いつのまにか書籍でJFOと紹介されるようになったものである。
- ウルトラサブマリン
- 宇門博士が開発したグレンダイザーの水中バイク型深海用ユニット。乗用タイプのためかスペイザーとは呼称されない。マリンスペイザーでは潜れない深度への潜水を可能とする。そのため密閉式のキャノピー内に腕だけを外に出したグレンダイザーを格納する。全長36メートルで、重量95トン、限界潜航深度は3,000メートルとされる。単独での飛行も可能。第67話のみの登場だが、ベガ星連合軍の海底基地を壊滅させる大活躍をした。
- 武装
-
- サブマリンミサイル
- 機首より発射する二連装ミサイル。
- サブマリンドリル
- 機首中央の穴より出てくる巨大なドリル。体当たり時に使用。
- サブマリンストーム
- ドリルと同じ穴から高圧の水を発射する。
- チェーンアタック
- 機首の脇から四本の鎖を発射して、敵を捕獲する。そのまま牽引して水上に引き上げるのに使用した。
- コズモスペシャル
- ベガ星連合軍との最終決戦に使われた3機合体式の特殊スペイザー。3機の地球製スペイザーが宇宙に行けなかったために開発された。他の地球製スペイザーと異なり、グレンダイザーとの合体機能はない。詳細データ不明。なお、スパロボでは地球製スペイザーが宇宙に行けるようになっているので、登場しない。
- ボスボロット
- 『マジンガーZ』、『グレートマジンガー』に次いで第14話と第31話に登場。ゲスト程度の出演だったが、ハンドメイドのボスボロットの技術レベルの違いに驚いたベガ星のスパイにより奪われたこともあった。グレンダイザーに対抗するためボススペイザーなる新装備も手作りされた。この出演により主役メカを差し置いて3作すべてに登場したロボットとなった。
- 円盤獣
- ベガ星連合軍が地球侵略の為に送り込む戦闘ロボット。いずれも円盤に変形する機能を持っている。1体ごとに形状も性能も様々。洗脳されたフリード星人の脳が組み込まれている事がナイーダより明かされているが、この事実を告げた時のナイーダは洗脳されていた為、どこまで信憑性があったかは謎である。(『スーパーロボット大戦』などの後年のゲーム作品では「デュークを陥れるための嘘だった」とナイーダやルビーナが答えるシーンがある)最初に倒された円盤獣ギルギルが、ナイーダの弟シリウスだったと告げられた際にデュークは一時的に発狂してしまうほどのショックを受けるが、以後の戦いでその事実を意識している様子は見受けられない。
- 二文字を繰り返すネーミングは原作者である永井豪の案だが、パターンが限られているため、いずれネーミングに苦しむことが予想されたことから、実兄の泰宇(ダイナミック企画)は当初反対したようである。
- ベガ獣
- 円盤獣に代わるベガ星連合軍の主力兵器。宇宙生物をロボットに改造したもので、円盤獣よりも生物的なデザインになっている。円盤獣のような円盤への変形機能は持たないが、戦闘力は円盤獣を遥かに上回り、ベガ獣第1号キングゴリは最強の円盤獣グルグルを一瞬で破壊した。
- 第1号キングゴリ以後は円盤獣同様に二文字を繰り返すネーミングパターンに戻っている。
- ミニフォー
- ベガ星連合軍の戦闘用小型円盤。円盤獣やベガ獣と異なり大量生産されており、毎回多数が出撃して来ては撃破される。ひとまとめにミニフォー軍団とも呼ばれる。作業用と戦闘用の2種類が存在するほか、やや大きいミディフォーもある。
[編集] 放映リスト
| 放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場円盤獣・ベガ獣 |
|---|---|---|---|
| 1975/10/5 | 1 | 兜甲児とデュークフリード | 円盤獣・ギルギル |
| 1975/10/12 | 2 | ああ! わが大地みどりなりき | 円盤獣・ガメガメ |
| 1975/10/19 | 3 | 危機迫る白樺牧場 | 円盤獣・バルバル |
| 1975/10/26 | 4 | 若き血潮は紅に燃ゆ | 円盤獣・ゴルゴル |
| 1975/11/2 | 5 | 炎の愛を夕陽に染めて | 円盤獣・ドムドム |
| 1975/11/9 | 6 | 大空を斬る闘魂 | 円盤獣・ダムダム |
| 1975/11/16 | 7 | たとえ我が命つきるとも | 円盤獣・ギンギン 円盤獣・フイフイ |
| 1975/11/23 | 8 | 地球の緑はあたたかい | 円盤獣・ダルダル |
| 1975/11/30 | 9 | 許されざる怒りを越えて | 円盤獣・ジルジル |
| 1975/12/7 | 10 | あこがれは星の彼方に | 円盤獣・グリグリ |
| 1975/12/14 | 11 | 黒い太陽の中の悪魔!! | 円盤獣・バリバリ |
| 1975/12/21 | 12 | 虹の橋を渡る少女 | 円盤獣・ガニガニ |
| 1975/12/28 | 13 | 狙われたグレンダイザー | 円盤獣・ゲルゲル |
| 1976/1/4 | 14 | ボスボロットがやって来た!! | 円盤獣・ドリドリ |
| 1976/1/11 | 15 | 遥かなる母への手紙 | 円盤獣・ガルガル |
| 1976/1/18 | 16 | こころにひびく愛の鐘 | 円盤獣・フルフル |
| 1976/1/25 | 17 | 小さな生命を救え! | 円盤獣・ギバギバ |
| 1976/2/1 | 18 | 発進! 秘密ルート7 | 円盤獣・ガデガデ |
| 1976/2/8 | 19 | 恐怖のエアロライト! | 円盤獣・ゴズゴズ |
| 1976/2/15 | 20 | 決死の雪山脱出作戦 | 円盤獣・ベドベド |
| 1976/2/22 | 21 | 決戦! オーロラの輝き | 円盤獣・ゲドゲド |
| 1976/2/29 | 22 | 花一輪の勇気 | 円盤獣・ギロギロ |
| 1976/3/5 | 23 | 激流に叫ぶひかる | 円盤獣・ギスギス |
| 1976/3/12 | 24 | 危うしデュークフリード! | 円盤獣・ドグドグ |
| 1976/3/19 | 25 | 大空に輝く愛の花 | 円盤獣・ダリダリ |
| 1976/3/26 | 26 | スカルムーン総出撃! | 円盤獣・ウルウル 円盤獣・ギドギド 円盤獣・ハドハド |
| 1976/4/4 | 27 | 猛攻撃! グレンダイザー | 円盤獣・ウルウル 円盤獣・ハドハド |
| 1976/4/11 | 28 | 闇夜に響く悪魔のベル | 円盤獣・ベルベル |
| 1976/4/18 | 29 | さらば 宇宙の友よ! | 円盤獣・デラデラ |
| 1976/4/25 | 30 | 赤い傷跡のバラード | 円盤獣・ゴダゴダ |
| 1976/5/2 | 31 | 空に花咲け! ボスの友情 | 円盤獣・ライライ |
| 1976/5/9 | 32 | 母に向って撃て! | 円盤獣・ザウザウ |
| 1976/5/16 | 33 | 必殺! ミュータントの最後 | 円盤獣・ザリザリ |
| 1976/5/23 | 34 | 狼の涙は流れ星 | 円盤獣・ゴメゴメ 円盤獣・ゴンゴン |
| 1976/5/30 | 35 | 飛べ! ダブルスペイザー | 円盤獣・ブンブン |
| 1976/6/6 | 36 | 燃える大空の誓い! | 円盤獣・ジラジラ |
| 1976/6/13 | 37 | 翼にいのちをかけろ! | 円盤獣・ガンガン |
| 1976/6/20 | 38 | ひかる涙のドッキング! | 円盤獣・ドイドイ |
| 1976/6/27 | 39 | 奇襲! ベガ星突撃隊 | 円盤獣・ウラウラ |
| 1976/7/4 | 40 | 激突! 炎の海原 | 円盤獣・ブイブイ |
| 1976/7/11 | 41 | マリンスペイザー出動せよ! | 円盤獣・ガモガモ |
| 1976/7/18 | 42 | 危機! 研究所よ立ちあがれ | 円盤獣・ガウガウ |
| 1976/7/25 | 43 | 隕石落下! 謎の孤島 | 円盤獣・グメグメ |
| 1976/8/1 | 44 | 祭りの夜 円盤獣が来る! | 円盤獣・ドズドズ |
| 1976/8/8 | 45 | 燃えろ! ドリルスペイザー | 円盤獣・ゴドゴド ベガ星蟻 |
| 1976/8/15 | 46 | 空からサメが降ってきた!! | 円盤獣・ガリガリ |
| 1976/8/22 | 47 | 湖が地獄の火を吐いた! | 円盤獣・ガドガド |
| 1976/8/29 | 48 | 地の底に悪魔がいた! | 円盤獣・ダクダク |
| 1976/9/5 | 49 | 赤い夕陽に兄を見た! | 円盤獣・デキデキ |
| 1976/9/12 | 50 | 暗殺!! 兜甲児を消せ | 円盤獣・フビフビ |
| 1976/9/19 | 51 | 大接近!! 悪魔の星 | 円盤獣・ガレガレ |
| 1976/9/26 | 52 | ベガ大王軍団・大移動! | 円盤獣・グルグル 円盤獣・ドモドモ ベガ獣・キングゴリ |
| 1976/10/3 | 53 | 死闘! キングゴリを倒せ | ベガ獣・キングゴリ |
| 1976/10/10 | 54 | 謎の恐怖! 日本海溝 | ベガ獣・バニバニ |
| 1976/10/17 | 55 | 襲撃! 恐怖の怪気球 | ベガ獣・グレグレ |
| 1976/10/24 | 56 | 危機を呼ぶ偽博士! | ベガ獣・ダイダイ ベガ獣・ザミザミ |
| 1976/10/31 | 57 | 吼えろ! ぼくの怪獣 | ベガ獣・ブドブド |
| 1976/11/7 | 58 | 悪魔にされたグレンダイザー! | ベガ獣・ベニベニ |
| 1976/11/14 | 59 | ああ! 少年コマンド隊 | ベガ獣・ダキダキ |
| 1976/11/21 | 60 | 午後七時 東京タワー爆発! | ベガ獣・ズネズネ |
| 1976/11/28 | 61 | 特攻 スパイ大作戦 | ベガ獣・グワグワ |
| 1976/12/5 | 62 | 戦慄! 白鳥が来た日 | ベガ獣・ゴエゴエ |
| 1976/12/12 | 63 | 雪に消えた少女キリカ | ベガ獣・ズメズメ |
| 1976/12/19 | 64 | 東京全滅五分前! | ベガ獣・グドグド |
| 1976/12/26 | 65 | 兜甲児一本勝負! | ベガ獣・ザスザス |
| 1977/1/2 | 66 | 死の海底400M(メートル)! | ベガ獣・ワグワグ |
| 1977/1/9 | 67 | 決死の海底基地爆破 | ベガ獣・イブイブ ベガ獣・ラグラグ |
| 1977/1/16 | 68 | 吹雪の中のマリア | ベガ獣・ブエブエ |
| 1977/1/23 | 69 | 父に捧げる愛のオーロラ | ベガ獣・ガイガイ |
| 1977/1/30 | 70 | 涙は胸の奥深く | ベガ獣・ガビガビ |
| 1977/2/6 | 71 | 悲劇の親衛隊長モルス | ベガ獣・ジガジガ |
| 1977/2/13 | 72 | はるかなる故里の星 | - |
| 1977/2/20 | 73 | この美しい地球のために | ベガ獣・グラグラ |
| 1977/2/27 | 74 | 永遠に輝け! 二つの星 |
[編集] 劇場版
『東映まんがまつり』枠として上映。
- UFOロボ グレンダイザー(1975年12月20日公開)
- UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー(1976年3月20日公開)
- グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦! 大海獣(1976年7月18日公開)
- UFOロボ グレンダイザー 赤い夕陽の対決(1976年12月19日公開)
[編集] 映像ソフト化
- 2004年2月21日に1巻、同年5月21日にDVD-BOXがそれぞれ発売
- 2006年5月21日〜同年10月21日に単品のDVDが発売。全6巻で12話(3と6は13話)収録。
[編集] 仏・伊での評判
本作は世界各国で放送されている。特に1978年7月3日から1979年1月18日まで『Goldorak(ゴルドラック)』と改題されてフランスの国営テレビ局「チャンネル2」で放送された際には、日本以上の驚異的視聴率を記録した。正確には平均視聴率75%、最高視聴率100%[3]。世代別の集計であること、当時のフランスにはチャンネルが3つしかなかったこと、人気のない裏番組との兼ね合い、等の条件が重なった結果だが、凄まじい人気を誇る作品だったことには疑いがなく、アニメファンの間では伝説となっているエピソードである。しかし、あまりの反響の大きさから、「フランス文化の侵略」を危惧する声が高まり、後に日本製アニメの放映規制にまで発展している。
パリ・マッチ(en:Paris Match)誌の1979年1月19日号にて、『ゴルドラック』の視聴率が100%を記録しキャラクターグッズが大ヒットしたことが取り上げられ[4]、同号の表紙も『ゴルドラック』が飾った[5]。
その人気ぶりは、日本でも発売されなかった敵役の人形が発売されるほどだった(ブラッキーが何故か大人気だったらしい)。また当時13歳の歌手、Noam Kaniel(現在は音楽プロデューサーをしている)が歌うシャンソン風のフランス版主題歌『Goldorak le grand(ゴルドラック・偉大なる者)』はフランス国内で異例の100万枚を超える大ヒットとなった[6]。放送終了後も何度も再放送が繰り返されている。ほかにも当時、日本の鉄鋼業界の経営陣らがフランスを訪問した際には「日本の鉄」に敬意を表し、会場に巨大なグレンダイザー像が飾られたが、日本側は『グレンダイザー』を視聴していた人が皆無に等しかったため、会場ではほとんど注目されなかったという。
また1978年4月から1979年1月12日まで『Atlas Ufo Robot(UFOロボットアトラス)』と改題されてイタリアの国営テレビ局「RAI 2チャンネル」で放映され、最高視聴率80%以上を記録している。
中東のイラクでは、1982年から夕方六時に放送され、放送時間になるとイラク中の路地から子供たちの姿が消えたというほどの人気を博した。宗派や民族をめぐって争いの絶えないイラクで、国民が唯一ともに共感し一致できる話題は、「サッカーかグレンダイザーしかない」という冗談まであるという。[7]
一方、アメリカでの放映の際には、1980年9月から半年の放送で、「ダンガードA」「ゲッターロボG」「SF西遊記スタージンガー」「グレンダイザー」「大空魔竜ガイキング」の五作で『フォースファイブ』として日替わりで放映された。全作とも26話分のみの放送で、既に玩具のショーグンシリーズのブームは過ぎ去っていたため、あまり人気は出ず、放送もごく一部の地域での放送だったという。
主人公二人の関係が同性愛的だとの理由で打ち切りになってしまったとの噂がまことしやかに一部で囁かれているが、全く根拠の無い出鱈目である。
[編集] 声優の代役について
バンプレストの「スーパーロボット大戦シリーズ」には初期作品から登場しており、「第4次スーパーロボット大戦」にも登場していた。そして、プレイステーションに移植される際にメインキャラクターに初めて音声がつけられることになったが、開発中にデューク役の富山敬が急逝したためデュークは音声無しという処置が取られ、「第4次スーパーロボット大戦」のリメイク作である「スーパーロボット大戦F」では、代役声優を起用しないというバンプレストの方針により登場しなかった。
その後に発売された「スーパーロボット大戦コンプリートボックス」では堀内賢雄が、「スーパーロボット大戦IMPACT」・「スーパーロボット大戦MX」・「スーパーロボット大戦Z」では、山寺宏一が富山の代役をそれぞれ務めている。また、マリアも「スーパーロボット大戦コンプリートボックス」開発時に吉田理保子が声優業を引退していたため、以後は吉田美保が代役を務めている。
[編集] 脚注
- ^
- ^ a b ロマンアルバム UFOロボ グレンダイザー
- ^ 仏 CESP調べ
- ^ アニメの魂を持った僕らの住まい。 OVNI、2000年5月15日。
- ^ Paris Match n°1547 du 19 janvier 1979
- ^ SNEP(国立レコード出版連合)集計では130万枚強
- ^ 坂本卓 「ことばで読み解くイラク」(3) 「グレンダイザー」
[編集] 関連項目
| フジテレビ系 日曜19:00枠 | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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UFOロボ グレンダイザー
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