第2次スーパーロボット大戦
| ジャンル | シミュレーションRPG |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ(FC) ゲームボーイ(GB) プレイステーション(PS) ゲームボーイアドバンス(GBA) ゲームアーカイブス(GA) |
| 開発元 | ウィンキーソフト |
| 発売元 | バンプレスト |
| シリーズ | スーパーロボット大戦シリーズ |
| 人数 | 1人 |
| メディア | FC,GB,GBA: ROMカセット PS: CD-ROM |
| 発売日 | FC:1991年12月29日[1] GB:1995年6月30日[1] PS:1999年12月2日[1] GA:2011年1月26日[2] |
| 価格 | FC:8,610円(税込)[1] GB:6,279円(税込)[1] PS:2,100円(税込)[1] GBA:非売品[3] GA:800円(税込)[2] |
| 対象年齢 | GA:CERO:A(全年齢対象)[2] |
| 売上本数 | FC: 10万本(売上本数)[4] 18万本(出荷本数)[5] GB: 20万本(出荷本数)[5] |
| その他 | GB: スーパーゲームボーイでは専用のピクチャーフレームが用意されている PS: コンプリートボックスに収録 |
『第2次スーパーロボット大戦』(以後『第2次』)は、バンプレストから発売されたシミュレーションRPG。
目次 |
[編集] 概要
SDで表現されたロボットたちが競演するクロスオーバー作品「スーパーロボット大戦シリーズ」の第2作目。第2次と銘打っているが、前作『スーパーロボット大戦』とストーリーのつながりはなく、第1の王道シリーズの「DC戦争シリーズ」の第1作目にあたる。前作から大幅に改良された内容となっており、システムの原点はこの作品で作られた。ルート分岐は無く全26話構成。
ハードが前作のゲームボーイからファミコンになったことでグラフィックは大幅にパワーアップした。特にゲッターロボの合体デモはファミコンの限界の機能でゲットマシンの動きを再現し、当時はまだユーザーであった現プロデューサーの寺田貴信を驚かせた[4]。
前作ではパイロットが登場せずにロボットが擬人化されたオリジナルの世界設定だったが、本作では原作どおりにパイロットが登場し原作の人間関係やエピソードなどが再現されるようになった。これによりストーリー性は大幅に増したが、登場作品の大半が放送終了後で視聴が困難なことから内容がマニア向けになった。さらに、当時はファミコンからスーパーファミコンへの移行期でありメディアでの露出が減っていたことや、年末商戦に間に合わない年末ギリギリの発売であったなど、さまざまな理由から売上が前作の半分以下まで落ち込んでしまう[4]。この結果を見てバンプレストはシリーズ打ち切りを予定していたが、ウィンキーソフトが何とか食らいついて結論は次回作(『第3次スーパーロボット大戦』)の売上で出すことになった[4]。なお、ウィンキーソフトはシリーズが打ち切られた場合他社へ企画を持ち込むつもりだったという[4]。
[編集] 移植版
2004年には非売品のゲームボーイアドバンス版(ファミコンミニ版)が『スーパーロボット大戦GC』の購入者特典として、抽選で2000名にプレゼントされた[3]。後の『スーパーロボット大戦W』、『スーパーロボット大戦K』のダブルスロットシステムに対応するソフトの中では、一番特典の効果が大きい(ただしニンテンドーDSiとニンテンドーDSiLLおよびニンテンドー3DSではGBAスロットが無いため使用できない)。
[編集] リメイク版
[編集] ゲームボーイ版
続編の『第4次スーパーロボット大戦』(以後『第4次』)発売時には『第2次』が入手困難であったため、1995年に『第2次スーパーロボット大戦G』と題し、ゲームボーイにリメイク移植された。タイトルのGの文字は「Gleam」の頭文字である[6]。システムを当時最新の『第4次』のものへ変更している[7]。
登場作品に『機動戦士Vガンダム』、『機動武闘伝Gガンダム』が追加。それぞれシリーズ初登場であり、序盤は『機動戦士Vガンダム』、後半は『機動武闘伝Gガンダム』がストーリーを引っ張っていく[8]。それに伴い一部シナリオの変更、ステージ数の増加、ルート分岐追加が行われた。『UFOロボ グレンダイザー』は携帯機初参戦となった。
当時は『第2次』は国連によって改ざんされた偽りの記録であり、本当のDC戦争を記したものが『第2次G』であるという位置づけだったが[9]、のちに発売された『第4次』のリメイク版である『スーパーロボット大戦F』に『機動武闘伝Gガンダム』が新顔として登場したことでストーリーのつじつまが合わなくなり、「(物語上)『第2次G』は無かったことになった」と寺田が冗談混じりに語っている[10]。
[編集] プレイステーション版
1999年には『第3次スーパーロボット大戦』(以後『第3次』)や『スーパーロボット大戦EX』(以後『EX』)と3作セットで『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』としてプレイステーションにリメイク移植された。内容は上記のゲームボーイ版ではなくファミコン版をリメイクしたものになっている。システムは当時最新の『スーパーロボット大戦F』(以後『F』)のものに変更され[11]、ゲームバランスも改められた。また各作品は1999年と2000年に単品でも発売されている。2011年1月26日には、この単品版がPlayStation Storeのゲームアーカイブスで配信された[2]。
[編集] あらすじ
類まれなる頭脳と、優れたカリスマ性を持つ天才科学者ビアン・ゾルダーク博士は、長年の緻密な調査により外宇宙から地球に脅威が迫っていることを知る。自分の主張に耳を貸さない国連ではこの重大な危機に全く対抗できないことを悟ったビアンは、秘密結社ディバイン・クルセイダーズ(通称DC)を結成。武力による世界統一、すなわち世界征服を目指した。
DCの電撃戦の前に国連軍は壊滅状態に陥り、またたく間に全世界の8割が制圧されてしまう。さらにはビアンが設計し、自ら操縦する究極ロボ・ヴァルシオンによって、優秀なロボットやパイロットは次々に敗れ、捕虜となっていった。
もはやビアンの目的達成は間近だと思われていたが、まだ抵抗を続ける人々も残っていた。ゲリラ的に活動を続けていた彼らは、ガンダム・マジンガーZ・ゲッターロボの3体のロボットを要するホワイトベースを中心に力を結集し始める。唯一DCに対抗できる戦力を持ったホワイトベース隊は、各地を転々としながら仲間を集め、敢然とDCに反旗を翻した。
後にこの戦いは、DC戦争(ビアンの反乱、第2次スーパーロボット大戦とも)と呼ばれることになる。
[編集] 登場作品
★マークはシリーズ初参戦作品。
[編集] 一覧
- 機動戦士ガンダム
- 機動戦士Ζガンダム
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 機動戦士ガンダムF91
- マジンガーZ
- グレートマジンガー
- ★UFOロボ グレンダイザー
- ゲッターロボ
- ゲッターロボG
- 魔装機神サイバスター
[編集] 解説
初登場作品は『UFOロボ グレンダイザー』。シリーズで初めてバンプレストオリジナルが採用され、『魔装機神サイバスター』が登場した。
『魔装機神サイバスター』は他の登場作品と異なり、原作が存在しないスーパーロボット大戦オリジナルの作品である。本作で主人公であるマサキ・アンドーとサイバスター、およびライバルのシュウ・シラカワとグランゾンが初登場。開発当初は『聖戦士ダンバイン』を登場させる予定であったが諸事情でNGとなっため、オマージュ的な設定のオリジナル作品を製作した[12]。『魔装機神サイバスター』は以降のシリーズで一部を除いて『スーパーロボット大戦α外伝』までレギュラーとして出演するほど人気を博し、『EX』において『聖戦士ダンバイン』と初競演している。
本作では『グレートマジンガー』の主人公の剣鉄也と『ゲッターロボG』の主人公の一人である車弁慶が登場しない。そのためグレートマジンガーは『マジンガーZ』の兜甲児がマジンガーZから、ゲッターポセイドンは『ゲッターロボ』の巴武蔵がゲッター3から乗り換える。
『機動戦士Zガンダム』のレコア・ロンドと『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のクェス・パラヤはFC版のみ登場となっており、PS版では削除された。
また、登場作品には表記されてないが『グレートマジンガー対ゲッターロボ』に登場するギルギルガンと、本作オリジナルのパワーアップ形態メカギルギルガンが登場。『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』からはズゴックEおよびハイゴッグが登場している。
[編集] パッケージ登場機体
- 第2次
-
- グレートマジンガー
- ゲッタードラゴン
- νガンダム
- 第2次G
-
- V2ガンダム
- ゲッター1
- サイバスター
- νガンダム
- マジンガーZ
[編集] システム
ここでは、本作特有のシステムや新規追加・変更されたシステムについて解説する。シリーズ共通のシステムについてはスーパーロボット大戦シリーズのシステムを参照。
- パイロット
- 前作ではロボットは擬人化されていたが、本作でパイロットが初採用された。これにより原作での人間関係が再現され、深みのある物語が展開されるようになる。特に前作からある説得で、原作で救えなかったキャラクターを仲間にできるなどオリジナル展開が用意され、作品を盛り上げるのに一役買った。
- ユニット
- ユニットはパイロットのレベル上昇に合わせてパワーアップしていく。武器は1ユニットあたり2つであり「低威力で高命中/高威力で低命中」または「接近攻撃(射程1の武器)/間接攻撃(射程2以上の武器)」の組み合わせの場合がほとんど。シナリオの進行によってより強力な武器が追加される場合は、以前の武器と入れ替わりとなり、常に武器数は2つである。
- 速度
- 以後のシリーズのシステムにはないパラメータ「速度」があり、レベルアップに応じて上昇する。速度に一定以上の差があると攻撃・反撃・再攻撃(または再反撃)と一回の戦闘で2回攻撃がおこる。
- ショップ
- 獲得した資金を使いショップで買い物ができる。ショップはMAP上の特定地点にあるが、位置のヒントなどはゲーム中で提示されない。『機動戦士ガンダム』のミライ・ヤシマが店員をしており、ブライトで訪れると専用の挨拶で迎えてくれる。
※PS版では『スーパーロボット大戦F』のシステムを用いている関係で、上記のほとんどが変更されている。
[編集] スタッフ
- プロデューサー
- じっぱ ひとからげ
- ゲームデザイン
- さかた まさひこ
- グラフィック
- ちけん ひろゆき
- さかた まさひこ
- ミュージック
- たなか しんいち
- プログラム
- しょう まさひろ
- スペシャルサンクス
- みずしま けいたろう
※ゲーム内の表記が平仮名のためそのまま記載。
[編集] 関連商品
[編集] 攻略本
- ファミリーコンピュータ必勝法スペシャル 第2次スーパーロボット大戦
- スーパーロボット大戦 完全ガイド
- 第2次スーパーロボット大戦G 必勝攻略法 ISBN 9784575284843
- 第2次スーパーロボット大戦G ISBN 9784766923148
[編集] ムック
- 全スーパーロボット大戦大百科
- 全スーパーロボット大戦電視大百科 シークレットファイル ISBN 9784766931211
- 全スーパーロボット大戦2大百科 ISBN 9784766924619
- 全スーパーロボット大戦シリーズ大百科 ISBN 9784766929355
- スーパーロボット大戦大図鑑 ISBN 9784870259904
- スーパーロボット大戦読本 ISBN 9784766932171
- スーパーロボット大戦大事典’99 ISBN 9784073111313
- スーパーロボット大戦大事典 ISBN 9784073046516
- スーパーロボット大戦エンサイクロペディア DC戦争編 ISBN 9784766938210
[編集] 脚注
- ^ a b c d e f 『ラインナップ|スーパーロボット大戦 公式サイト[SRW]』。2012年1月8日閲覧。
- ^ a b c d 『第2次スーパーロボット大戦|ソフトウェアカタログ|プレイステーション® オフィシャルサイト』。2011年5月22日閲覧。
- ^ a b 『『スパロボGC』発売日決定! ファミコンミニ『第2次スパロボ』のキャンペーンも』、2004年10月21日。2011年8月15日閲覧。
- ^ a b c d e 『スーパーロボット大戦F プレイステーション版 完全攻略ガイド』 メディアワークス、1999年1月10日、168-173頁。ISBN 4073107178。
- ^ a b 『バンプレスト 「スーパーロボット大戦」シリーズ 累計出荷本数 1,000万本突破 ~PS2 新作「スーパーロボット大戦 MX」発売2日目で50万本出荷の好スタート~』(PDF)、2004年5月28日、3頁。2011年5月20日閲覧。
- ^ パッケージの表記より。
- ^ ただし運動性、遠近攻撃は未採用。
- ^ 大別すると『第2次』の再現をしたルートと、『機動戦士Vガンダム』・『機動武闘伝Gガンダム』をメインにした新規ルートとなる。逆に一部ステージは削除された(「対決!ラインX1」など)。
- ^ 『スーパーロボット大戦 エンサイクロペディア DC戦争編』 勁文社、2001年10月30日、13頁。ISBN 4766938216。
- ^ 『電撃プレイステーション Vol.106』17頁。
- ^ 10段階までのユニット・武器の改造や、強化パーツによるパワーアップなど。
- ^ 『スーパーロボット大戦EX 熱血・幸運・必中ガイド』 アスペクト、1994年5月10日、104-106頁。ISBN 4893661957。
[編集] 外部リンク
- バンプレスト公式サイト プレイステーション版第2次スーパーロボット大戦 紹介ページ
- プレイステーションオフィシャルサイト 第2次スーパーロボット大戦(通常版) 紹介ページ
- プレイステーションオフィシャルサイト 第2次スーパーロボット大戦(ゲームアーカイブス版) 紹介ページ
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