ダイ・ハード2

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ダイ・ハード2
Die Hard 2: Die Harder
監督 レニー・ハーリン
脚本 ダグ・リチャードソン
スティーヴン・E・デ・スーザ
原作 ウォルター・ウェイジャー
『ケネディ空港/着陸不能』
製作 ローレンス・ゴードン
ジョエル・シルバー
チャールズ・ゴードン
製作総指揮 マイケル・レヴィ
出演者 ブルース・ウィリス
音楽 マイケル・ケイメン
撮影 オリヴァー・ウッド
編集 スチュワート・ベアード
配給 20世紀フォックス
公開 アメリカ合衆国の旗 1990年7月4日
日本の旗 1990年9月21日
上映時間 124分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $70,000,000[1]
興行収入 $117,540,947[1] アメリカ合衆国の旗カナダの旗
$240,031,094[1] 世界の旗
前作 ダイ・ハード
次作 ダイ・ハード3
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ダイ・ハード2』(Die Hard 2: Die Harder)は1990年アメリカ映画。ヒット作『ダイ・ハード』(1988年)の続編であり、シリーズ作品としては『ダイ・ハード3』(1995年)、さらに『ダイ・ハード4.0』(2005年)へと続いた。

概要[編集]

超高層ビルでの活躍を描いた前作から舞台を空港に移し、再び刑事ジョン・マクレーンの活躍を描いたアクション映画。監督はレニー・ハーリンが務めている(前作の監督はジョン・マクティアナン[2])。脚本の原作はウォルター・ウェイジャーによる小説『ケネディ空港着陸不能』(58 Minutes)。映画では、主人公をマローン警部からジョン・マクレーンに、舞台となるケネディ空港ニューヨーク)をダレス空港ワシントンD.C.)に変更するなど大きく脚色している。なお、映画第1作の原作となったのはロデリック・ソープの小説『ダイ・ハード』(原題 Nothing Lasts Forever)だが、この2つの小説に関連性はまったく無い。また、1987年刊行の『58 Minutes』は、翌1988年に邦題『ケネディ空港/着陸不能』(二見書房)として日本国内でも出版され、1990年には映画の公開にあわせて『ダイハード2』に改題されて新装版が出版された。

あらすじ[編集]

ロス・アンゼルスのナカトミビルをテロリストが占拠した事件からちょうど1年後のクリスマス、すっかり有名人になったジョン・マクレーンは妻のホリーを迎えに雪の降るワシントン・ダレス国際空港にやってきた。空港内で不審な男2人組を見かけたマクレーンは、荷物室で2人が何やら不穏な動きをしていたところへ声をかける。すると男たちはいきなり拳銃を発砲してきた。マクレーンは応戦して銃撃戦になり、乱闘の末一人を機械に巻き込み、もう一人を追いかけるが逃げられてしまう。このことに空港警察署のロレンゾ署長は大激怒。

空から見たダレス国際空港

ロスにいる親友の警官パウエルの元へ死亡した男の指紋をFAXで送り調べてもらった結果、死んだ男は2年前にホンジュラスで死んだとされていたアメリカ軍軍曹オズボーン・コクラン[3]と判明。管制部長のトルドーに事の次第を話すマクレーン。だがその時、滑走路の着陸誘導灯が消え、計器着陸装置(ILS)も作動不能。上空の旅客機が着陸できなくなってしまう。

犯人はスチュアート陸軍大佐。今日、この空港に送還されてくるはずだった南アメリカ某国の麻薬王エスペランザ将軍の奪還を敢行すべく、空港の管制機能を乗っ取ったのだ。スチュアートは空港の掌握を宣言、トルドー達に対して事態を静観して余計な行動をしないよう警告する。

空港のチーフエンジニア・バーンズが、建設中の新管制塔を起動して管制機能を取り戻そうとするが、そこにはスチュアート配下のテロリストが待ち伏せており、新管制塔への移動を阻まれた上に、新管制塔は爆破されてしまう。スチュアートはさらに、警告に従わなかった報復として、イギリスの航空会社の旅客機ウィンザー114便(ダグラスDC-8)に、偽のILS情報と管制指示を与えて滑走路の目前に激突・大破させ、乗客・乗員のすべてを葬る。

アメリカ東海岸一帯が豪雪のために他の空港にも降りられず、ダレス国際空港の上空で旋回を続ける航空機の中には、ホリーが乗る旅客機ノースイースト140便(ロッキード L-1011 トライスター)もある。事件が長引けば燃料切れで墜落することは必至。かくして、マクレーンの最悪の夜が再び幕を開けるのであった。

キャスト[編集]

主人公[編集]

ジョン・マクレーンブルース・ウィリス
ロサンゼルス市警察の刑事で、階級は警部補、バッジナンバーは「8956」。作中のテロ犯いわく「場違いな場所に、間違った時に来た男」。前作のナカトミビルの事件で、マスコミに英雄として扱われ、一般にもかなり知られた存在となっている。前作ではニューヨーク市警察の所属だったが、妻の勤務地にあわせて転職したのか、今作ではロス市警に転職した。
クリスマス休暇を家族揃って過ごすためホリーの実家に滞在中で、ロサンゼルスから飛行機でやってくる妻を迎えにダレス空港へとやってくるが、またもやクリスマスにテロ事件に巻き込まれる。その後、持ち前の刑事の勘で事件を嗅ぎつけ、墜落しそうになる飛行機を止めようと奔走する。

空港・警察・その他の関係者[編集]

レスリー・バーンズ(アート・エバンス
ダレス空港のチーフ・エンジニア。管制機能に精通しており、テロリストに気づかれないビーコン無線を使って、空港の管制機能が全て乗っ取られている事を上空の航空機に伝える事に成功する。その後、待ち伏せをしていたテロリストに殺されそうになっていた所をマクレーンに助けられ、孤立したマクレーンと共にテロリストのアジトを探すのを手伝う。
トルド-(フレッド・トンプソン
ダレス空港の管制部長。非常事態に際して適確に管制塔職員に指示を出すが、部下を殺されたスチュアートの報復として、偽の高度情報を伝えられたウインザー114便を墜落させられてしまう。
マービン(トム・バウアー
ダレス空港の施設管理人。マクレーンにレコードを盗まれると心配したり、落とし物をネコババしたりと憎めないところがあるが、一方では建設中のターミナルや滑走路の近道を教えたり、テロリストのトランシーバーのスクランブルを解除したりと大活躍する。
カーマイン・ロレンゾ(デニス・フランツ
ダレス空港警察の署長。マクレーンを部外者扱いし、彼と幾度となく衝突するが、トルドーには頭が上がらなく、しぶしぶ指示に従う。グラント少佐にも厄介払いされるが、マクレーンから敵の正体と事件のカラクリを知らされ、共に決戦に向かう。
決戦後は弟が取り締まったマクレーンの駐車違反を取り消し、和解した。
ビトー・ロレンゾ(ロバート・コスタンゾ)
空港警察の制服警官で、カーマインの弟。空港の緊急車両用スペースに駐車したマクレーンの車(ホリーの母・ジョンの義母の新車)をレッカー移動させる。
ロリンズ(チャールズ・ラニアー
司法省から派遣された役人。
管理人(ビル・スマイリー)
空港と隣接する教会の老管理人。電力会社の人間に扮したテロリストに射殺される。
サマンサ・コールマン(シーラ・マッカーシー)
WNTWニュースのTVリポーター。
アル・パウエル(レジナルド・ヴェルジョンソン
ロサンゼルス市警察の巡査部長。ロスでの事件以来マクレーンと親しくなり、今回もマクレーンからの依頼で、彼が殺した男の身元照会をして助ける。相変わらずトゥインキーが好物である。また、前作ではパトカー勤務だったが、本作では個室オフィスを与えられている(実在のロス市警では巡査部長に与えられるのは専用のデスクだけである[要出典])。

軍関係者[編集]

グラント(ジョン・エイモス
スチュアートを倒す為にやって来た陸軍テロ対策特殊部隊の隊長(階級は少佐)で、かつてスチュアートの教官を務めていた。部下の信頼も厚く、最初いがみ合っていたマクレーンとも打ち解け、マクレーンと共にテロリストを追い詰めるかに見えたが、実はテロリストと内通しており、戦闘でも空砲射撃を行って戦っているふりをするなどしてテロリスト逃亡のため時間稼ぎを行う。
その後、逃亡用飛行機の主翼上でマクレーンと壮絶な格闘戦を行うが、ジェットエンジンの吸入口に突き落とされて死亡した。
テルフォード(パット・オニール
事件前日にたまたまグラント隊の臨時隊員になった若い兵士。空港とトラックの中でテロリストの無線の暗号解読を必死に試みるが、終盤で本性を現したグラントに喉を斬られて殺害される(グラント隊のメンバーは全員グルで、彼の殺害を傍観していた)。
二等軍曹(ジェイソン・ロス=アジキウェ
グラント隊の黒人兵士で、テルフォードを子ども扱いしている。荷物室にあった盗聴器を『発見』する。

人質[編集]

ホリー・マクレーンボニー・ベデリア
ジョン・マクレーンの妻で、ロスにあるナカトミ商事で働くキャリア・ウーマン。クリスマス休暇に家族のいるワシントンD.C.に向かうが、テロリストによる事件に巻き込まれ、不幸な事に同じ飛行機には1年前の事件で怒りを買ったレポーターのソーンバーグが乗っており、辟易させられる。
リチャード・ソーンバーグ(ウィリアム・アザートン
前作にも登場していたWZDCのTVレポーター。着陸30分前に「僕はファーストクラスを取った」と吹聴したり「食事だけでも上等にしろ」と難癖をつけたりするなど、その自己中心ぶりは変わっていない。前作のナカトミ・ビル事件後にホリーから殴打を受けたことを理由に裁判所に彼女に対する接近禁止命令を申し立てた為、半径50m以内に近づく事は互いに禁止されているが、飛行機内で再びホリーと出会い、客室乗務員に何故彼女の近くに座らせるのかと文句を言った。その後、自らの理念であるイエロー・ジャーナリズムに基づいて行動する傾向は1年前より全く変わっておらず、仲間の無線盗聴器から空港で起きている事件のことを知り、機内電話からテレビのニュースで扇情的な報道を行い、空港をパニックに陥れる。そして、それに激怒したホリーにスタンガンを当てられて気絶した。
ウィンザー114便の機長(コルム・ミーニイ
ワシントン・ダレス国際空港と音信不通になった後は止むを得ずに空港の上空を旋回していたが、燃料が尽きかけている中で突然通信が回復した着陸指示に言われるがまま従い、偽の高度を信じて墜落炎上して死亡した。

テロリスト[編集]

スチュアート(ウィリアム・サドラー
テロリストのリーダーで、反共主義者の元陸軍大佐。冷徹な精神を持ち、自分の命令に従わない場合は大勢の人間が乗った飛行機を落とすことも躊躇わない。また、指揮能力もさることながら近接格闘術も優秀で、逃走用飛行機でマクレーンと決闘した時は終始翻弄してみせた。エスぺランザ将軍を奪還するため部下と共に空港を乗っ取り、最終決戦ではグラントを倒したマクレーンを退けて勝ち誇るが、彼が滑走路へ落ちる寸前に燃料バルブを開けた事を見落としたために飛行機を爆破され、壮絶に散った。
ガーバー(ドン・ハービー
スチュアートの右腕的存在のテロリスト。常に冷静沈着で、部下に命令を下して作戦を実行する。バーにいたマクレーンに挙動不審から疑いの目を向けられる。
その後、スノーモービルで逃走しようとしたところをマクレーンに射殺された。
オズボーン・コクラン[3]ジョン・コステロー
空港内のバーにいたテロリスト。ミラーと共に手荷物室で盗聴器を仕掛けていた所をマクレーンに見つかって戦闘となるが、死闘の末にベルトコンベアに挟まれ、テロリストの中で最初の死亡者となった(マクレーンが採取した指紋からパウエルが国防総省に照会した際の記録ではホンジュラスに駐留中の1988年5月にヘリコプターの墜落により死亡したことになっていた)。
ミラー(ヴォンディ・カーティス=ホール
手荷物室で、マクレーンと殴り合い、ヘアスプレーを目に噴射される黒人テロリスト。作戦の不手際をスチュアートから叱責される。
その後、逃亡用の飛行機の爆破で死亡した。
ベーカー(トニー・ガニオス
電力会社の人間に化け、教会の管理人を撃ち殺したテロリスト。アジトの周囲を見張り、やって来たマクレーンに襲い掛かるが、つららで左目を潰されて死亡する。
トンプソン(ピーター・ネルソン
ベーカーと教会を乗っ取り、“店”を開くテロリストで、無線のコードネームは「ソバ」。スチュアートの命令でニセの高度設定をする。
その後、エスペランザ将軍を捕らえたマクレーンをスチュワートと共に銃撃するが、射殺された。
オライリー(ロバート・パトリック
ペンキ屋に化けた別館チームのテロリスト。“動く歩道”のスイッチを止めて、SWATリーダーに怒られる。SWAT隊員を掃討した後、エンジニアのバーンズにグロック銃を向けて殺そうとするが、直後にやって来たマクレーンに射殺される。
シェルドン(マイケル・カニンガム
同じく別館チームのテロリスト。ペンキ塗りの足場からH&K MP5KSWATやマクレーンめがけて撃ちまくるが、足場を揺さぶられて落下、そのまま倒れてきた足場に押し潰された。
ショックリー(マーク・ブーンJr
空港の別館で、作業員に変装してSWATを待ち伏せていたテロリスト。やって来たSWATとマシンガンで壮絶な撃ち合いをするが、駆けつけたマクレーンに射殺された。
マルキー(ケン・ボールドウィン
同じく別館チームのテロリスト。所持する銃が不良品なのか手入れが行き届いてないのか、よく動作不良を起こす。落ちている銃をマクレーンと奪い合いになった末に射殺された。
バーク(ジョン・レグイザモ
配線を完了させた教会にいるテロリストで、マクレーンに撃たれた将軍の傷の手当ても担当する。将軍の乗った飛行機が来る方角を地図でスチュアートに知らせる。
その後、スノーモービルで逃走するもマクレーンに射殺された。
カーン(トム・ベリカ
空港に降りた将軍を迎えに来た教会にいるテロリスト。マシンガンを放ち、マクレーンを軍用機のコックピットに閉じ込める。
その後、逃亡用の飛行機の爆破で死亡した。
ラモン・エスペランザ(フランコ・ネロ
南米バル・ベルデを支配していた独裁者で、支持者からは「エスぺランザ将軍」や「将軍」と敬称で呼ばれている。国の内外に狂信的な支持者を持ち、かつてアメリカ国務省から援助を受けていたことがあった。コカインの違法取引の罪で、法廷での証言のため軍用機でワシントンD.C.に送還されて来るが、一瞬のスキをついて見張りを絞殺した。ついでにコックピットの乗組員をも殺害して自ら操縦し、無事に着陸を果たす。
しかし、最後の最後でマクレーンに逃亡用の飛行機を爆破され、スチュアートや他のテロリスト達と共に死亡した。

日本語吹替[編集]

役名 俳優 日本語吹き替え
VHSDVDBD テレビ朝日 フジテレビ
ジョン・マクレーン ブルース・ウィリス 樋浦勉 野沢那智 村野武範
カーマイン・ロレンゾ署長 デニス・フランツ 池田勝 内海賢二 仲木隆司
スチュアート大佐 ウィリアム・サドラー 大塚芳忠 堀勝之祐 大塚明夫
ラモン・エスペランザ フランコ・ネロ 吉水慶 田中信夫 小林清志
グラント少佐 ジョン・エイモス 大塚明夫 麦人 郷里大輔
レスリー・バーンズ アート・エヴァンス 石森達幸 田中亮一 緒方賢一
トルドー フレッド・トンプソン 有本欽隆 石田太郎 小林修
ホリー・マクレーン ボニー・ベデリア 駒塚由衣 弥永和子 吉田理保子
リチャード・ソーンバーグ ウィリアム・アザートン 江原正士 村山明
マーヴィン トム・バウアー 沢木郁也 納谷六朗 清川元夢
アル・パウエル レジナルド・ヴェルジョンソン 麦人 増岡弘 富田耕生
ビトー・ロレンゾ刑事 ロバート・コスタンゾ 島香裕 安西正弘
サマンサ・コールマン シーラ・マッカーシー さとうあい 佐々木優子 金野恵子
ウィンザー114便の機長 コルム・ミーニイ 千田光男 小島敏彦 郷里大輔
ロリンズ チャールズ・ラニアー 郷里大輔 西村知道 安西正弘
テルフォード パット・オニール 島田敏 古田信幸 大滝進矢
二等軍曹 ジェイソン・ロス=アジキウェ 千田光男 宝亀克寿 伊藤栄次
ガーバー ドン・ハービー 曽我部和恭 秋元羊介 若本規夫
ベーカー トニー・ガニオス 津田英三 小野健一 野島汎平
トンプソン ピーター・ネルソン 島田敏 古田信幸 中村大樹
オライリー ロバート・パトリック 梅津秀行 中田和宏 大滝進矢
シェルドン マイケル・カニンガム 島香裕 西村知道 鈴木勝美
バーク ジョン・レグイザモ 梅津秀行 小室正幸 伊藤栄次
カーン トム・ベリカ 小野健一
オズボーン・コクラン[3] ジョン・コステロー 中村秀利 幹本雄之 沢りつお
ミラー ボンディ・カーティス・ホール 郷里大輔 金尾哲夫 古田信幸
ショックリー マーク・ブーン・Jr
マルキー ケン・ボールドウィン 島田敏 幹本雄之 相沢正輝
老女 ジーン・ベイツ 有馬瑞香 久保田民絵 荘司美代子
スチュワーデス1 カーラ・タンバレリ 山田栄子 叶木翔子 塚田恵美子
スチュワーデス2 シェリー・ビルシング 林原めぐみ 渡辺美佐 種田文子
ノースイースト機コーパイ スティーヴ・パーシング 麦人 金尾哲夫 喜多川拓郎
軍用機機長 ヴァンス・ヴァレンシア 島香裕 幹本雄之 岡和男
軍用機コーパイ ギルバート・ガルシア 沢木郁也 立木文彦 沢りつお
管理人 ビル・スマイリー 石森達幸 峰恵研
レンタカーガール ローレン・リザラー 林原めぐみ 小林優子 種田文子
案内係 コニー・ライロ・シーマン さとうあい 種田文子 達依久子
荷物係 ドウェイン・ハーグレイ 大塚明夫 水野龍司 桜井敏治
空港アナウンス 林原めぐみ
山田栄子
有馬瑞香
稀代桜子 塚田恵美子
演出:春日正伸 、翻訳:宇津木道子 、調整:栗林秀年 、効果:関根正治 、制作:ムービーテレビジョン 、担当:山形淳二(フジテレビ)
演出:伊達康将、翻訳:平田勝茂、効果:リレーション、制作:東北新社、テレビ朝日プロデューサー:福吉健

※2013年7月3日発売の吹替の帝王シリーズ「ダイ・ハード2 日本語吹替完全版 ブルーレイ・コレクターズBOX」には3バージョン全ての吹替を収録

地上波放送履歴[編集]

回数 テレビ局 番組名 放送日 放送時間 放送分数 吹き替え版 視聴率
初回 フジテレビ ゴールデン洋画劇場 1992年10月3日 21:03~23:24 141分 フジテレビ版 20.4%
2回 テレビ朝日 日曜洋画劇場 1994年4月10日 21:02~23:19 137分 テレビ朝日版 20.3%
3回 フジテレビ ゴールデン洋画劇場 1995年7月8日 21:03~23:24 121分 フジテレビ版
4回 テレビ朝日 日曜洋画劇場 1999年1月10日 21:02~23:09 127分 テレビ朝日版 20.0%
5回 フジテレビ ゴールデン洋画劇場 2000年4月8日 21:00~23:24 144分 フジテレビ版 17.2%
6回 日本テレビ 金曜ロードショー 2002年10月11日 21:03~23:19 136分 テレビ朝日版 18.1%
7回 テレビ朝日 日曜洋画劇場 2005年1月30日 21:00~22:54 114分 16.4%
8回 2006年11月12日 15.6%
9回 日本テレビ 金曜ロードショー 2009年5月29日 10.5%
10回 TBS 月曜ゴールデン 2010年5月10日 9.0%
11回 テレビ朝日 日曜洋画劇場 2011年10月16日 21:00~23:10 130分 9.1%

ロケ地関係[編集]

空港ターミナル内[編集]

映画の設定では、空港はワシントン・ダレス国際空港であるが、実際の撮影は別の空港で行われた。マクレーンがコートの雪を払いながらターミナル内に入ると大きなクリスマスツリーが飾ってあり、案内カウンターで公衆電話の場所を尋ねるシーン等のターミナル内の搭乗手続きカウンター付近のシーンは、ロサンゼルス国際空港の「トム・ブラッドレー」国際線ターミナルで撮影された。

前述のマクレーンが公衆電話の場所を尋ねるシーンで、バックにブリティッシュ・エアウェイズの手続きカウンターが写っている。また、管制塔の機能が乗っ取られ空港ターミナル内の到着案内表示板が「延着」の表示に変更され、ターミナル内が騒然とするシーンでは、Travelers Aid office等の施設の入ったロサンゼルス国際空港で象徴的な扇状になった建物が写っている。

空港ターミナル外[編集]

ターミナル内は、前述の通りロサンゼルス国際空港が使用されたが、ターミナルの外のシーンは、また別の空港で行われた。ターミナル玄関前で、マクレーンの車(ホリーの母親の新車)がレッカー車で移動されるシーンや、スチュアートがホテルで体を鍛えているシーンで映っている空港管制塔は、コロラド州デンバーにあったステープルトン国際空港である。しかし、このステープルトン国際空港は、その後、1995年にデンバー国際空港に移転したために、映画で使用された当時のターミナルや管制塔は取り壊された。

スタッフ[編集]

備考[編集]

  • 劇中で「グロック拳銃は空港のX線検査に映らない」といった台詞があるが、これは厳密には誤りである。確かにグロック17はプラスティック素材の部品が多用されている拳銃ではあるが、銃身遊底(スライド)、プラスティック製フレームの骨格や弾丸などは金属なので、X線検査時には「拳銃と認識できる形状」で映し出される[4]。現在一般的に流通しているグロッグ17のプラスティック製部品には意図的に造影剤を混入している為、この場合は検査装置にも映る。しかし一方では、発売当初においてはこうした処理はされておらず、後に混入した製品へと仕様の変更がなされている。現実的な因果関係は別として、結果的にはこの台詞がグロック17の知名度を一躍高めることになった。
  • 劇中でテロリストとデルタフォースが教会で撃ち合う際に、同じ銃から実弾と空砲を発砲しているが、現実に再現することは難しい
    単に実包から空包に詰め替えただけでは、テロリストが使用したMP5ローラー遅延式ブローバックや、陸軍特殊部隊が使用したM16リュングマン式ガス圧動作機構を作動させるために必要な反動ガス圧が確保できないため、1発撃つごとにコッキングレバーを動かして空薬莢を排出せねばならなくなる。(ガス圧作動方式の銃で)弔砲を撃つ際、1発撃つごとにコッキングレバーを動かしているのはこれが理由である。
    空包で正常にセミオート・フルオート射撃を行う際には、メカニズム作動源のガス圧を確保するために、銃口にブランク・ファイアリング・アダプター(Blank-firing adaptor)を取り付ける必要があるが、これは銃口に装着しているとかなり目立つ。プロップガン用に実銃の銃身内部に加工を施す例もあるが、これは銃身内部の加工で弾丸の通り道がふさがってしまうため、実弾を撃てない。
    [要出典]仮に可能だったとしても、実弾と空砲とでは射撃時の反動が全く異なるため、警官であり前作でMP5の使用経験のあるマクレーンがマガジンを確認するまで空砲と気が付かないというのは考えにくい。
  • スチュアートが見せしめにイギリスの航空会社のダグラスDC-8を墜落させて、乗客乗員もろとも爆発炎上するシーンには一部に批判の声もあった北野武も度々「オレの映画よりダイ・ハードの方が何百人も殺してる」と語っている)[要出典]。なお該当のシーンでは、旅客機は燃料が切れかかっているのに、墜落時には燃料満タンのような大爆発を引き起こした。
  • マクレーンが漏れた燃料に火をつけ、それを導火線として航空機を粉々に吹き飛ばすのがハイライトシーンになっている。しかし実際には、ジェット燃料引火点が摂氏38度とガソリンなどに比べ高いため、冬季の低温状態で燃料に火を近づけただけでは引火しにくい。ただし、燃料タンクが特定の条件を満たすと爆発することはありえる。
  • 日本版の宣伝ポスターには「またまた、戦場にやって来た運の悪いやつ!」というキャッチフレーズが描かれており、次作の「ダイ・ハード3」でも冒頭の一文を変えたキャッチフレーズが描かれた。
  • マクレーンが手榴弾が投げ込まれた輸送機から射出座席で脱出するシーンがあるが、実際は劇中に登場している輸送機(フェアチャイルド C-123)には射出座席は装備されていない。そもそも、射出座席の装備されている輸送機は、元々は輸送機として設計されたものではない機種を輸送機に改装したごく一部の機体以外にはない[要出典]また、投げ込まれている手榴弾も、実際のものより遥かに爆発までの時間が長い。[要検証 ]
  • 最初の銃撃戦の舞台になる手荷物運搬のベルトコンベア・システムも、現実とはまるで異なるセットデザインである。実際にはあのような広い空間に入り組んだベルトコンベアは存在せず、さらには手荷物をプレスするがごとく上下するマシン(犯人を圧死させる)に至っては、何の用途か不明であると監督レニー・ハーリンもコメンタリーで自嘲気味に語っている。このシーンは全体的に工場をイメージしたものであるが、上記の輸送機シート射出や燃料切れ旅客機のありえない大爆発等と同様、ハーリンは前作のジョン・マクティアナン監督とは対照的にリアリティを大胆に無視するのが作風の特徴である。しかし本作の公開当時は、前作『ダイ・ハード』のリアリズムが人気を得ていたこともあって、本作の演出も現実的であるとらえる観客が多かったらしく、本作の非現実性については「指摘する声は意外なほど無かった」とハーリン自身がコメンタリーで述懐している。
  • 日本語版ではソフト・放送の字幕、吹替え版いずれも正しく反映されていない場面がある。[要検証 ]コクランの指紋をロス市警にFAX送信し終えたマクレーンは受付嬢に日本語で「ありがとう」と声に出さずに言い、受付嬢も「どうも」と声にならない日本語で返す。
  • ラストシーンのマットペイントはILMの日本人マットペインター・上杉裕世の手による物で、彼のアナログ時代の代表作とされている。
  • テロリスト達が逃亡するために手配された航空機はエバーグリーンインターナショナル社のB747-121である。登録番号はN470EV。劇中では、社名こそ描かれていないものの、エバーグリーンインターナショナル機特有の緑色のラインが入っている。
  • ジョンとホリーが初めて通話した後、ホリーの横に座った女性が抱える雑誌に、双方の製作に関わったジョエル・シルバーの「リーサル・ウェポン」の広告が掲載されている。

脚注[編集]

  1. ^ a b c Die Hard 2: Die Harder (1990)”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2009年11月18日閲覧。
  2. ^ 当初は1作目に続いてジョン・マクティアナンが監督する予定であったが、マクティアナンが『レッド・オクトーバーを追え!』の撮影の最中であり、スケジュールの調整がつかなかった。
  3. ^ a b c DVD版の英語字幕では「Oswald」と表記されていたが、日本語字幕および日本語吹き替えではなぜか「オズボーン」となっている。本項ではこちらで統一する。
  4. ^ 参照画像[1][リンク切れ]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]