スタースクリーム

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スタースクリーム (Starscream) は、タカラ(現:タカラトミー)のロボット玩具シリーズ『トランスフォーマー』(以下TF)に登場する架空の人物。数々のシリーズでその名が使用され、デストロン(Decepticons)軍団の中核であり野心家としての位置付けで登場する事が多い。

目次

[編集] 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー

戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」も参照

[編集] 性格・特徴

デストロン軍団の航空参謀かつナンバー2を自称する野心家[1]

白地に赤のラインが入ったボーイング F-15 イーグルに変形する。リーダーであるメガトロンに対し、事あるごとに反逆を繰り返しており、デストロンの覇権掌握を目論む。元は科学者で、サイバトロンとデストロンとの戦争開戦前は惑星探査に従事していたが、戦争のスリルを好みデストロンのメンバーになった。己の能力に過剰な自信を抱ち、現在の地位に不満を持っているものの、メガトロンの能力の高さの前に忸怩たる、憤懣やる方ない思いを抱いている。

仲間からは一定の評価は得ているものの、自分が失敗したり、ピンチに陥ると、その責任をすぐ仲間に擦りつける姑息な性格ゆえに軽んじられているのが常であり、人望があるとは言いがたい。そのため、ジェットロン部隊のリーダーであるにも関わらず、部下たちからそう思われていない節が見られる。ただ、口の上手さは天才的で、脅迫、恫喝など様々な手で、ようやく相手を丸め込んで命令している[2]

お調子者の性格はメガトロンに似ているが、利益を真っ先に自分が得ようとしたり、危険な作業や重労働を仲間に押し付けようとする等、軍団全体の利益よりも私利私欲を優先させるため、メガトロンに比べ仲間からの評価は良くないだけではなく、その事が原因でサイバトロンを圧倒していても、デストロン側が自滅して敗北に繋がるケースも多い。[3]ザ・ムービーでは負傷した同型の仲間(サンダークラッカーとスカイワープ)を宇宙へ追放している。

メガトロンに反逆してはいつも失敗し、「この愚か者めが!!」と逆襲され、その度に「お許し下さい・・・。」と卑屈に謝り通し、一応制裁は受けるものの、命や役職までは奪われずに、大抵はそれだけで許される。[4]スタースクリームの反逆児というキャラクター性は、他の歴代作品のデストロン軍団内に、リーダーに反発する高位メンバーがいる基本となった。

元科学者・探検家ということもあり、創意工夫という点ではデストロンの中では優れている。中世にタイムトラベルしたときには、現地調達した材料(現地民から奪った財宝、炭、鳩の糞など)で発電機と黒色火薬を作り出してエネルギーと武器を補充することに成功し(第30話「タイムトラベラー」)、また捨てられていた兵器からコンバットロンを造り、さらに反乱を起こした際の安全装置を付けるなどぬかりない点を見せている。

一方で物事を実証する面では大いに問題があり、せっかく集めたエネルギーを利用して砲塔での実射試験でメガトロンの叱責を受けたり(第2話「ルビークリスタルの秘密」)、綿密な実験を繰り返すメガトロンに「まだやるんですか?」とぼやいた挙句、余計な行動であわや計画失敗ということが頻繁にある(第12話「ソーラーエネルギーを盗め!」他)。危険予知能力にも優れ、作戦の危険性や問題点を発見し、実際指摘した通りになるのだが、日頃の反逆行為が災いし、それをメガトロンに進言しても無視されてしまい、メガトロンがようやくその言葉の正しさに気づいた時には既に手遅れになっている。(第18話「対決!ダイノボットPART1」他)

年齢について、第1話でメガトロンから「若造」呼ばわりされているが、サイバトロンとデストロンとの戦争が勃発する以前に地球を訪れている事から、1000万歳を超える計算になり、メガトロン(980万歳)より高齢のはずである。ただしこの「戦前」が、メガトロンがデストロン軍団を結成したことによって本格的な戦争に突入する以前を指しているのであれば辻褄は合う(この「戦前」の根拠としては、コンボイの前身であるオライオン・パックスなどがデストロンに対して「空を飛べる新しいタイプのロボット」程度の認識しか持っていなかった事などが挙げられる)。

両腕に装備しているレーザー銃から機械を麻痺させるナルビームを発射する。また、胸にミサイルランチャーを備え、クラスターボムを射出する事が出来る。劇中ではナルビームに関して誇示する発言も頻繁に口にする事(第17話「ナイトバードの影」他)から、なかなかの自信を持っているが、メガトロン相手には「へなへなレーザー」と呼ばれてしまい、あまり通用しない模様(第53話「スタースクリーム軍団」)。戦闘機形態での巡航速度はマッハ2.8とデストロン最速を自称する(テックスペックによると、少なくともジェットロン内では最速)。またナルシストで、容姿にも自信があり、アニメ版においてその顔は同型のジェットロンより色黒である。

原語版では甲高い声の典型的な三枚目調であるが、日本語吹替版ではニヒルな側面が強調されている。しかし、日本版ではそういった二枚目な部分とメガトロンに命乞いするギャップが、よりキャラクター性を深める要因[5]となった。

劇中の人物による、彼の実力に対する評価は高い傾向にある。「コレクション」版スタースクリーム付属のファイルカードには、メガトロンの「野心を煽ると実力を発揮する」という旨のコメントが記載されており、また劇中では「だからお前はナンバー2なのだ」との台詞がたびたび登場する。これらのことから、彼はメガトロンから「優れた実力を持っているが、ナンバー2止まりの男」と評価されていることが分かる。

また、彼に遭遇したマイスターが「相手にとって不足はない」と述べており(第32話「スカイゴッド」)、敵方であるサイバトロンでも高い評価がなされていることが伺える。一方、クロミアからは「臆病なのは相変わらず」(第41話「アルファートリンを探せ」)、コンボイからは「相変わらず口だけは威勢がいい」(スクランブルシティ発動編)と言われており、精神面の弱さもよく知られていることも伺わせる。

[編集] 活躍

初代トランスフォーマーではほぼ毎回登場し、メガトロンとの権力闘争を繰り広げる。 第1話でサイバトロンを復活させてしまったという失態を犯す。 第62話「スカイファイアーの再生」において温厚な科学者スカイファイアーとの旧交、前身が語られた。

ザ・ムービー』にてメガトロンをインセクトロンジェットロンともども放擲し次期リーダーに収まる。セイバートロン星にて戴冠式を挙げている途中、ユニクロンに改造強化されたガルバトロンのSFガンの直撃を受け、死亡する。しかし、『2010』で幽霊となり再登場。他人に憑依することが可能で、オクトーン、スカージなどを巧みに操った。ユニクロンと取引しボディを作らせようやく復活するも、サイバトロンが仕組んだエネルゴンキューブの爆発により宇宙空間に飛ばされ、ガルバトロンらの銃撃を受けながらいずこかへと消えた。

日本展開では、漫画作品の『2010』編では彼の幽霊がクインテッサ星人と結託して、オリジナルキャラである巨銃兵士ギルトールを差し向けた。海外展開では、『G-2』以前にアクションマスター化が確認されている。また、ファミコン用ゲームソフトで1986年発売の『トランスフォーマー コンボイの謎』では、2面と7面に登場。倒すと、1ステージ先までワープすることができるが、ゲーム配色はオリジナルとは大きく異なっている。

初代トランスフォーマーの続編であり、タイムパラドックスにより『ザ・ムービー』『2010』とは関連性のあるパラレルワールドと位置づけられている『バイナルテック』では存命しており、地球攻撃指揮官の任に就いている。また、『キスぷれ』では、例によって幽霊の状態で登場し、生身の人間の少女である当梨(あたり)や人間型コンピューターのテレトラン15(いちご)にとりついて身体を支配している。この当梨にとりついた状態は「あたりスクリーム」として、限定フィギュア化された。この状態でのテックスペックは体力1、知力7、速度1、耐久力1、地位9、勇気8、火力1、技能5と、著しく弱い。後にDr.アーカビルによってF-15Eに変形する新しいボディに生まれ変わっている。

G1と同一世界であるビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマーでは、ガルバトロンに処刑された後の霊体(スパーク)が、宇宙を彷徨っている内に時空を越えて惑星エネルゴアに辿り着く形で登場した。デストロンビースト戦士のワスピーター/Waspinertor取り憑きデストロンを乗っ取ろうとするが、初代や『ザ・ムービー』での彼の数多くの裏切りや虚言などの所業は未来のTFであるビースト戦士たちにも伝えられており[6]、結局失敗して再び宇宙に消えていった。また、ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマーでは、彼が他のTFと異なり幽霊として存在できる原因として「不死身のスパーク」を持つとされており、その不死性を再現したスパークを持つ実験体「プロトフォームX」(ランページ/Warlord)を生み出す実験がサイバトロンで行われるなど、彼の存在や行動は後世に長く伝えられ影響を及ぼしていることが明らかになっている。

[編集] 玩具

ダイアクロン』シリーズのジェット機ロボ 超高速戦闘タイプの仕様変更品。TFでは「22」のナンバーを与えられて発売。86年11月頃にはメガトロンとのセット箱「グッドバイメガトロン」も発売された。2001年に『トランスフォーマー 復刻版』として復刻、e-Hobby限定でブラック・ゴーストバージョンの2体セットも発売された。2003年『トランスフォーマー コレクション9』ではアニメ風の彩色になり、ワルサーP38状態のメガトロンが同梱。『トランスフォーマー アンコール』にて「04」と何度も復刻されている。

マイクロマスター時代に『プリテンダー』として発売。日本でも1989年にマイスター、バンブル、グリムロックと共に「ヒーローセット」として発売。

『アクションマスター』では戦闘機に搭乗。

『マシンウォーズ』ではスカイクウェイクの仕様変更品として発売。

ロボットマスターズ』にて新規開発。「RM-12」のナンバーを与えられ発売。手のパーツが本体に格納できるように改善されている。また胸部には劇中で1回だけ使われたミサイルランチャーを展開。

マスターピース』にて高価版が登場、F-15に対地攻撃能力を付加したバリエーションであるF-15Eに変形。機種選定の理由は、変形機構上、戦闘機形態の下面にできる不自然な凸凹をコンフォーマルタンクで解消するためといわれている。デザインは河森正治で、デザイナーの航空機知識を活かした造形となったが、その完成玩具はユーザーからの賛否が分かれた。G1に準拠したカラーリングに変更したものがUSAエディションとして発売されたほか、仕様変更品としてスカイワープやサンダークラッカーが発売。

『タイタニウム』ではThe War Withinの設定で発売。

変形!ヘンケイ!トランスフォーマー』でも玩具がラインナップされている。日本国内では2008年発売。

[編集] ビーストウォーズII

ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー」も参照

デストロン機甲部隊の航空参謀として登場したキャラクター。本作は国内においてG1から続くシリーズと同一世界観上にあるという舞台設定だが、『ビースト』に登場した霊体のスタースクリーム(G1)とは別人である。オネエ言葉で話し(良く誤解されがちだが同性愛者ではない)、ガルバトロンに忠誠を誓っているが、ガルバトロンの弟で副将のメガストームの事を快く思っていない。ジェット機に変形し、合体可能なパートナーBBの尊敬を得ているという懐かしさと新味の同居するキャラクターとなっている。後にサイボーグサメに変形するヘルスクリームとしてパワーアップするが、顔の凶悪さと裏腹にオネエ口調は変わらなかった。

声は高橋広樹。玩具は『G-2』期の玩具ドレッドウイング(と同梱のスモークスクリーン)の流用であり、ヘルスクリームは『ビーストウォーズ』のサイバーシャークの改修品。

[編集] マイクロン伝説〜ギャラクシーフォース

「ユニクロン三部作」と呼ばれる、設定をリセットされた新シリーズにて登場したスタースクリームについて記述。英語版の声優は三作共にマイケル・ドブソン。

en:Starscream (Unicron Trilogy)

[編集] マイクロン伝説

超ロボット生命体トランスフォーマー マイクロン伝説#デストロン / Decepticons」も参照

破壊大帝メガトロンの右腕である、航空参謀。旧作同様にプライドが高く野心家であるが、正々堂々とした真っ向勝負を好む、パートナーのマイクロンたちを大事にしマイクロンからも慕われる、卑劣な行動を嫌ったりするなどといった若々しい武人としての側面が付与された。また、彼の左翼を変形させたウィングブレードや、この作品に登場するマイクロンたちが合体して生まれるスターセイバーを使った活躍から、剣の達人というイメージが固定化された。なお、スーパーリンクではクリムゾンブレード、ギャラクシーフォースではバーテックスブレードという剣を用いており、このイメージは受け継がれている。

旧作のスタースクリームと異なり、野心からメガトロンを倒そうとしたり蹴落とそうとすることは無く、基本的にメガトロンとデストロンに忠実な戦士である。

一度目の裏切りは、メガトロンからはマイクロンを渡されない、理不尽な八つ当たりをされるなどぞんざいに扱われ続けたことでメガトロンへの不満が蓄積し、そこをダブルフェイスが利用して両者を焚き付け、メガトロンに感情のままに真っ向から怒りをぶつけ倒そうとした。この裏切りはメガトロンに正面から叩き潰された。

二度目の裏切りは、メガトロンとスラストの立てた作戦により戦場に取り残され見捨てられた怒りと、その後かろうじて帰還した後にスラストの自分を潰そうとする思惑と、それを笑って受け取るメガトロンの会話を聞いたことで、メガトロンへの憎しみが爆発、メガトロンへの復讐のためにデストロンを脱退し、サイバトロンに身を寄せ、メガトロンと敵対した。
その際コンボイや、ホットロッド、地球人のアレクサ/Alexisを始めとする子供たちと親交を結び、またサイバトロンたちと共に戦うことで、最初は馴染めなかったもののサイバトロンの「平和」に対する考え方を感じ、愛情と友情、正義の心に目覚め始める。メガトロンに対する憎しみの心も消えかかっていたが、その消えかかる憎しみと武人としてのプライドをスラストに指摘され、サイバトロンや子供たちへの裏切りに葛藤しながらもデストロンに復帰するが、それ以後デストロンに属し敵対しながらもサイバトロンや地球の子供たちへの自責の念に苦しみ続けた。

三度目の裏切りはユニクロンの存在と脅威を思い知り、ユニクロンを倒すために信頼の置けるコンボイ率いるサイバトロンとメガトロン率いるデストロンの同盟の必要性を痛感するが、同盟ではなくコンボイを倒しサイバトロンも支配してユニクロンと戦おうとするメガトロンと対立、メガトロンを倒して自らがデストロンのリーダーとなってサイバトロンと同盟を結び戦うと宣言してメガトロンに挑む。
しかし、その真意はメガトロンを倒すのでなく「コンボイ率いるサイバトロンとメガトロン率いるデストロンの同盟」の実現のために自らの命をかけてメガトロンを説得しようとしていた。一騎打ちの末の斬り合いで、わざとメガトロンに斬られ、その信念と覚悟をメガトロンに伝え、最後にユニクロンに一撃を加え、その反撃で消え去ることでメガトロンの心を動かした。

この作品のスタースクリームは、自身より実力が高いもののことを素直に認め、また自分より優れているものを策略で蹴落とそうとする姿勢は見られない。特にメガトロンに対しての裏切りはメガトロンへの尊敬への裏返しであり、死の直前にはメガトロンに「あなたは、私にとって、最高の戦士」「あなたに、認めて貰いたかった……それだけかも知れません」と言っている。またメガトロンも実はスタースクリームにあえて辛くあたることでその能力や心を育てようとしており、スタースクリームの死後は、彼がいつか自分を超えることを願っていた想いを吐露し、彼が死んだ原因であるユニクロンへの怒りを顕わにするなど、デストロン流の師弟関係とも言える関係が示された。

声は山野井仁

[編集] スーパーリンク

トランスフォーマー スーパーリンク#デストロン /Decepticons」も参照

クインテッサ星人アルファQが、破壊されたユニクロン内部に浮かぶスパークから再生した戦士、ナイトスクリーム/StarScreamとして登場。名前の通り米国版『TRANSFORMERS ENERGON』では前作と同一人物だが、日本版では劇中明確に描写されなかった為、ユニクロン総攻撃時に体内で撃墜された飛行艇に乗っていたデストロンの一人とも考えられる。

中途半端な再生により、逆に実体を消すことの出来る幽霊のような能力を持つ。ガルバトロン暗殺が使命だったが、捕縛される。その精神を解析したガルバトロンは旧知の人物(誰であるかは明言していない)であったことに驚き、忠実な部下として洗脳した為、その後は誰よりもガルバトロンに忠実な兵士として戦った。

太陽に接近した際に、他の再生・転生戦士と共に頭痛を訴え、その後は若干言動が荒っぽくなっている。最後までガルバトロンに付き従い、共にエネルゴンの太陽の中に消えていった。

マイクロンのスタースクリームが正々堂々とし慈愛の心を持つ点で“スタースクリーム”としては異質なら、彼は、リーダーに対し絶大な忠誠心を持つという点で異質な“スタースクリーム”といえる。

日本語版は飛田展男が担当。

[編集] ギャラクシーフォース

トランスフォーマー ギャラクシーフォース#デストロン/Decepticons」も参照

マスターメガトロンの右腕である。海外版では『マイクロン伝説』のスタースクリームや『スーパーリンク』のナイトスクリームと同一人物であるのだが、日本版では全くの別人である。

冷酷非道な野心家でありながらも、戦闘においてもかなりの実力を持ち、純粋に覇権を狙っている。様々な惑星に勢力が分散されたのをいいことに、報告を捻じ曲げたり、プラネットフォースの所在を示した宇宙地図を隠し持ったりと、更なる力を自ら得ることに執着した。

マスターメガトロンらの動きを一時的に封じ、単独でサイバトロン全員を退け、プラネットフォースの力の一部を我がものにし、スーパースタースクリームにパワーアップ。以後は完全にデストロンから離脱し、独自に行動するようになる。ギガロニアにてマスターガルバトロンに敗北し、消滅したかと思われたが、後に別次元にて生き長らえていたことが判明した。

玩具は通常サイズ、巨大版の二種が存在する。日本では通常版、海外では巨大版がデフォルトで販売され、もう一方も限定品の扱いで販売された。 日本語版は黒田崇矢が担当。

[編集] 実写映画版

[編集] トランスフォーマー

トランスフォーマー (映画)」も参照

ディセプティコンのNo.2。声はチャーリー・アドラー。吹き替え版は宮澤正F-22に変形。

密かにメガトロンに成り代わってディセプティコンのリーダーになろうと企んでおり、そのためメガトロンの忠臣ブラックアウトとは仲が悪い。フレンジーの「オールスパーク発見」の報告を合図に全兵士を招集。自身も戦闘に加わり、アメリカ空軍のF-22編隊を次々に撃墜するなどの活躍を見せた。ディセプティコンはほぼ壊滅状態となったが、唯一この戦闘を生き延びており、エンディングにて宇宙へ逃亡する姿が描かれている。

パワーに関しては、ブラックアウトとほぼ互角とされるが、スピードでははるかに勝っている。(前日譚である『ゴースト・オブ・イエスタデイ』ではブラックアウトと一騎打ちをし、彼を圧倒している)

ジャズやアイアンハイドらも彼の力を素直に強いと認めており、実際にラチェットとアイアンハイドの二人を一度に相手にして互角以上の戦いを繰り広げた。またオプティマス・プライムも狡猾であるという点ではメガトロン以上に厄介な存在であると見なしているようである。

このように能力的には優秀であると認められているものの、人格上の問題から仲間達からは殆ど信用されておらず、『ゴースト・オブ・イエスタデイ』ではブラックアウトに反抗され、後日談であるコミック『The Reign of Starscream』では部下であったドレッドウィングやラムジェットに大々的に反乱を起こされた挙句に進行中であった計画をぶち壊しにされてしまっている。(このような反乱に対して、スタースクリームは容赦なく制裁を加えている。)

[編集] トランスフォーマー: リベンジ

トランスフォーマー: リベンジ」も参照

声は同じくチャーリー・アドラーだが、G1のクリス・ラッタに近い演じ方をしている。吹き替えも前作と同じく宮澤正が担当。前作同様、F-22に変形するが、伝説上のディセプティコンに肖り全身にオールスパークの刺青を入れるなど、デザインにも変化が見られる。

前作で逃走した彼はサイバトロン(セイバートロン)星へ帰還。新たな兵士を召集し、土星の衛星にある拠点でメガトロンに代わってディセプティコンの指揮を取っていた。

前作と比べると出番や台詞は格段に増えているが、前作でメガトロンを置き去りにしたまま逃走した事でその怒りを買い折檻されたりするなど、よりG1のスタースクリームを思わせる姿が見られる。

また、メガトロンやグラインダーとの3対1で攻めかかったにも関わらずオプティマスに叩きのめされたりするなどの面が見られるが、戦局が不利になると傷ついたメガトロンに「Not to call you a coward master, but sometimes cowards do survive.(あなたは臆病者ではない。ですが、時には臆病者が生き延びるのです)」と逃亡を促すなど、有能なNo.2としての役割を果たしている。 

[編集] アニメイテッド

トランスフォーマー アニメイテッド」も参照

ディセプティコンのナンバー2であり前身翼の戦闘機に変形。声はトム・ケニー。日本語版ではマイクロン伝説のスタースクリームを演じた山野井仁が担当。

性格は陰険で卑屈で自尊心の塊。オプティマス(コンボイ)部隊と初めて遭遇した際にメガトロンを罠に嵌めて破壊し、「ディセプティコンの新しいボス(原語版ではニューリーダー)」を自称している。戦闘力もオプティマス部隊やエリートガードを寄せ付けないほど高い。だが、人望の無さから他のディセプティコンはついてこなかった。

その後、復活したメガトロンの制裁を受け絶命するが、オールスパークの破片の力で復活し、不死身の体を得てメガトロンへの復讐に乗り出す。なお、スパーク自体は完全に消滅しており、それに伴いエネルギー反応が消失しているためTF達のセンサーに感知されない。その後自分のクローン軍団を作って打倒メガトロンを目論む。[7]

[編集] 脚注

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  1. ^ メガトロンの「だからお前はNo.2なのだ」等の発言から、デストロン軍の中では一応No.2と評価されていることがわかる。また、サイバトロン戦士やテレトラン1もスタースクリームを「デストロンのNo.2」と認識している描写もある。
  2. ^ メガトロン不在時や負傷時には、不承不承ながらも仲間達は命令に従った。
  3. ^ 一部ファンではその為に、「影のサイバトロン戦士」とすら揶揄されている。
  4. ^ その為ファンからはヘタレというイメージが強く、メガトロンに反逆失敗した他に、自分が不利になった時のプライドを捨てて保身に走る姿もまた、強烈なキャラクター性を印象づけた。
  5. ^ 一部日本ファンでは、「スタスク」という略称で呼んでいる。
  6. ^ 「戦いの歴史はよく出来た」と豪語するダイノボット/Dinobotは「大泥棒の大嘘つき」と、コンボイ/OptimusPraimalは「宇宙の面汚し 全トランスフォーマーの恥」と酷評した。ブラックウィドーも作中で「あんたを殺したのはユニクロンじゃなくて、ガルバトロン」と嘘を見破った。
  7. ^ 『Transformers Animated: The Allspark Almanac』 - ISBN 978-1-60010-487-9参考

[編集] 関連項目

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