ゼットン

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ゼットンは、ウルトラシリーズに登場する架空の怪獣。別名「宇宙恐竜」。『ウルトラマン』最終回に登場した強敵として広く名前を知られ、以降のシリーズ作品にも最強クラスの実力を持つ敵として何度か登場している。

目次

[編集] 概要

真っ黒な甲冑のようなボディと雄牛のような2本の角が特徴で、背中にはゴマダラカミキリをモチーフにした甲羅を持つ。顔には目や鼻がなく、点滅する発光体がある。怪獣らしい鳴き声は出さず、時折ピポポポポポポポ……という電子音と不気味な声(「ゼットン」と聞こえる)を発する。その無表情・無機質で緩慢な動作、初代ウルトラマンに圧勝したそのインパクトの強さから、2006年に行われた「ウルトラマン生誕40周年忘れられない怪獣・宇宙人アンケート」でバルタン星人ピグモンらを抑えて1位を飾った。

デザイナーの成田亨は最強の怪獣という注文を受けて、西洋の甲冑をモチーフにデザインした。また、黒と銀のカラーリングは、メフィラス星人と同様にウルトラマンのアンチテーゼとしての配色である。

「ゼットン」という名には、ラテン文字の最後の文字「Z(ゼット)」と50音順表記で最後に記載されるカナ「」を組み合わせた物で、文字通り最終・最強の怪獣という意味が込められている。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] 『ウルトラマン』に登場したゼットン

特撮テレビ番組『ウルトラマン』最終回「さらばウルトラマン」(1967年4月9日放送)に登場。

  • 身長:60メートル
  • 体重:3万トン
  • 出身地:宇宙
  • スーツアクター:荒垣輝雄

ゼットン星人が銃撃され、「ゼットーーン」「ゼットーーン」と断末魔の声を上げながら消滅すると、それに応えるように大型母船の中から出現し、科学特捜隊基地を襲撃しようとした。口から放つ摂氏一兆度の火の玉(ゼットン火球)、目にあたる部分からの光弾が武器。また、いかなる攻撃をもはね返す電磁バリヤー、テレポート能力のほか、両腕で光線を吸収、何倍にも強化して反撃する波状光線も持つ。

ウルトラマンとの戦闘では、キャッチリングを引きちぎり、テレポートで攪乱。格闘戦でも圧倒する。ウルトラスラッシュを電磁バリヤーで防いだ後、スペシウム光線を吸収し、波状光線でカラータイマーを破壊してウルトラマンを倒した。しかしその直後、科学特捜隊が開発した無重力弾の試作品の攻撃を受け、上空に浮かび上がり粉々に爆発した。なお、設定時にはペンシル爆弾により倒されるとされていたため、古い文献には「ペンシル爆弾」の名称が残っていることが多い。

『ウルトラマン』のメイン脚本家を務めた金城哲夫の書いた『小説 ウルトラマン』では、メフィラス星人やザラブ星人などがウルトラマンを倒すための作戦会議を開いている場で、ゼットン星人と思しき無名の宇宙人が「ゼットン、早く育て」とつぶやいているという描写が見られるので、ウルトラマンの抹殺のために作られた怪獣であるとも考えられる。

[編集] 裏話

この最終回については、完成品と現存する同話の準備稿で描写の違いがいくつか存在する。まず、ゼットンを倒すのは科学特捜隊ではなく、ゾフィーの役目だった(当初は単に「ウルトラマンの仲間」と称されていた)。

また、ウルトラマンがゼットンに敗れる場面も、準備稿ではウルトラマンがゼットンに投げ飛ばされ、起き上がろうとするもカラータイマーを潰し割られるという展開だった。しかし、監督の円谷一が子供たちのヒーローを残酷に殺すことに強く反対したため、現在の形に修正されたという。

劇中で、ウルトラマンがうつぶせに倒れたのに次のカットでは仰向けになっていたり、倒された時はカラータイマーは原型のままだが、ゾフィーとウルトラマンが邂逅するシーンでは砕けているように見えるのは準備稿の名残りと思われる。金城哲夫の著書『小説 ウルトラマン』にも、準備稿を生かしたと思われる描写が残る。

ゼットンが発する「一兆度の火球」とは、当時の雑誌記事で大伴昌司が設定したものであり、必ずしも公式設定ではない。実際、脚本にも台詞にも言及がなく、映像中でもゼットンの火球らしきものは科特隊本部の窓と壁を少し割った程度で、とくに強力な描写はなかった(ただし、その際に使用した火球らしきものは顔の発行器官ではなく、目に当たる部分から放たれており、更に後の『大怪獣バトル』では「ゼットン光弾」と言う別の技として扱われている)。しかし、一兆度という数値のインパクトが一人歩きして、現在ではゼットンの強さを示す要素として一応は認知されている。科学的に見れば、実際は炎が一兆度に達することはありえない(プラズマ化するため。『空想科学読本』によれば、もし一兆度の物体が地球上に発生した場合、この物体は太陽の460兆倍のエネルギーを持っているため、地球は一瞬で蒸発し、太陽系の星々も順次消滅してしまい、半径90光年以内にいる生物という生物を全て死滅させるγ線が放たれるという)。

一方、波状光線については、劇中で原子爆弾の爆発に平然と耐えたウルトラマンに致命的なダメージを与えたことから、爆心温度一億度と言われる核兵器を上回る攻撃力だったことになる(「火球」と「波状光線」とが同一視されていた可能性もある)。

[編集] 『帰ってきたウルトラマン』に登場したゼットン

特撮テレビ番組『帰ってきたウルトラマン』最終回「ウルトラ5つの誓い」に登場。

  • 身長:60メートル
  • 体重:3万トン

バット星人によってウルトラマン(ウルトラマンジャック)を倒す為に特訓を受け、育てられた怪獣。初代ウルトラマンを倒したものと同種族と思われる。力は初代よりも上という設定で、体格はスマートだった初代に対して全体的に太めになっている(しかし身長・体重は初代と同じである)。また、初代と同じ電子音の他に、牛に近い鳴き声を上げる。初代同様口から火球を放つ(ただしジャックは手で受け止めていたので1兆度かどうかは不明)が、初代が使っていた、ウルトラスラッシュを無効化した電磁バリヤや、スペシウム光線を吸収して自身の光線として発射する能力は使用していない。それらに代わる二代目独自の能力として、手先から発するゼットンナパームと、体への直接攻撃をはじき返す電撃を備えている。バット星人達はゼットンをより強化するためにパワーだけを引き上げたが、逆に初代が備えていたような戦闘バランスの良さは失われてしまい、殴る蹴るなどの肉弾戦が主体となっている。

出撃したマットアロー1号およびマットジャイロを全て撃墜してMATの主戦力を全滅させ、バット星人と2対1の有利な状況でウルトラマンと戦うも最後はバット星人をジャックのウルトラランス(この時は十字型)によって失い、ウルトラハリケーンで空中に飛ばされた後にスペシウム光線を喰らって爆破された。

  • デザインと顔や胸の電飾は初代と同じだが着ぐるみ造形の出来がひどく、『ウルトラマンタロウ』に登場する2代目怪獣のように「アトラクション用に作られた着ぐるみを流用したもの」とよく言われるが、実際は新造されたものである。これは次回作となる新番組『ウルトラマンA』の超獣造形の為予算とスケジュールが切り詰められ、そのしわ寄せがきたためとされる。特に角の中に骨組みが入っていないらしく、動くたびに角がブラブラしている。「最強の怪獣に勝つことによる完全なるヒーローへの成長」という『帰ってきたウルトラマン』最終話の基本コンセプトに映像上の説得力が伴わず、その評価を貶める要因の1つとなっている。

[編集] 『レッドマン』に登場したゼットン

特撮テレビ番組『レッドマン』第129、132、134話に登場。着ぐるみは『帰ってきたウルトラマン』に登場したゼットン2代目の流用。

  • 第129話:レッドナイフ、レッドアローをかわすが、レッドフォールで崖下へ落とされ倒された。
  • 第132話:ドラコと共にレッドマンと戦うが、レッドナイフを刺されて倒された。
  • 第134話:ドラコ、サドラコダイゴンと共にレッドマンと戦うが、レッドアローで倒された。

[編集] 『ウルトラマンパワード』に登場したゼットン

特撮ビデオ作品『ウルトラマンパワード』最終回「さらばウルトラマン」(米国版サブタイトル:THE FINAL SHOWDOWN?)に登場。パワードゼットンと称される。

  • 身長:99.9メートル
  • 体重:6万6666トン

サイコバルタン星人によって作り上げられた最強怪獣で、宇宙からW.I.N.R.本部に直接落下、まずは基地の機能を完全に破壊する。戦車隊の包囲も一歩も動かぬまま迎撃し、そのままパワードを迎え撃つ。パワードの光線を、胸の吸収板で取り入れた後、強化して射ちかえすこと、1兆度の火球を放つことは初代を踏襲している。但し、身長・体重は大きく上回り、腕や脚は黒一色で、その動作を含めてより無機質な感じになっている。特に頭部は大きい。また翼が生えていて空を飛ぶことができる(劇中では描写無し)。両腕からエネルギー弾を発射するという新技(恐らく初代マンを倒した技のリメイク)も発揮したが、バリヤーとテレポーテーションは無くなった。

サイコバルタン星人によって、パワードとパワードドラコとの戦いで得られたデータに基づいた調整がされており、パワードの行動パターンおよび攻撃を完全に解析、先手を打つ。しかし、それに気づいたパワードがメガスペシウム光線を連射。1発目は正面から吸収するが、W.I.N.R.本部の壁に反射させた2発目に振り向いて吸収したため背後をさらし、3発目のメガスペシウム光線を吸収板が装着されていない背中に受けて爆発、消滅した。過去のデータに頼った機械的な行動が命取りとなったが、同時にパワードも力を使い果たし、結果としてその役目を完遂する。

[編集] 『ウルトラスーパーファイト』に登場したゼットン

特撮ビデオ作品『ウルトラスーパーファイト』第9話「恐怖の背後霊怪獣」第11話「セブン!心の目を開け!!」に登場。 第11話ではウルトラセブンに突然襲い掛かり、セブンの目を潰し、視力を奪った上で打撃攻撃を仕掛けてきた。最期は精神を集中し、心の目を開いたウルトラセブンの巴投げで倒された。

[編集] 『ウルトラマンボーイのウルころ』に登場したゼットン

エースを圧倒するが不意を突かれ背中にチョップ攻撃をくらいあっさりと倒れた。

[編集] 『ウルトラマンマックス』に登場したゼットン

特撮テレビ番組『ウルトラマンマックス』第13話「ゼットンの娘」に登場。ゼットン星人と区別する為か、劇中ではゼットン怪獣と呼称されている。

  • 身長:66メートル
  • 体重:5万3千トン

マックスを倒すためにゼットン星人が地球に送り込んだ怪獣で、青く光る隕石のような姿となって飛来した。初代同様の火球とマックスを片手で投げ飛ばす程の怪力が武器。また頑強な表皮に覆われているため少々の攻撃ではびくともしないうえ、全身を包み込む強力なバリア「ゼットンシャッター」でマックスのあらゆる必殺技を防いでしまう。マックスとその救援に駆けつけたウルトラマンゼノンを立て続けに窮地に陥れたが、ゼノンが託した新装備「マックスギャラクシー」を得て再び立ち上がったマックスのギャラクシーカノンによってゼットンシャッターを破られて倒された。また、本編でゼノンが戦った唯一の怪獣でもある。

  • 小学館てれびくん2006年1月号付録『てれびくんスペシャルDVD スーパーバトルだ!! ウルトラマンマックス』ではレッドキングとタッグを組んでマックスと戦う新撮映像が収録されていた。

[編集] 『ウルトラマンメビウス』に登場したゼットン

特撮テレビ番組『ウルトラマンメビウス』第27話「激闘の覇者」に登場。

  • 身長:60メートル(設定)
  • 体重:3万トン(設定)

戦力増強を図ったGUYSが新たに製作したプロトマケット怪獣として登場。実体化前のシミュレーション用プログラムとして登場したのみで現実世界には登場していない(そのため身長、体重も設定のみ、現実世界でリアライズした場合に想定される数値である)。同じく新マケット怪獣の候補としてあがったグドンバードンツインテールベムスター、メビウス等が諸事情で断念されたことを経て、初代の能力を完全に再現した戦闘能力を買われテストされたが、実はゼットンのプログラム(カプセル)はセット前にトリヤマ補佐官が誤って床に落としてしまった際のショックで破損していた。そのためシミュレーション終了後に暴走してコンピュータウィルス化し仮想戦場から消えなくなったばかりか勝手に暴れ出すという緊急事態が発生(この話の冒頭や直後の話で地球に危機が迫っており、何者か〔おそらく皇帝=エンペラ星人〕の策略としている文献も存在する)。その結果、GUYSのコンピュータシステムと直結していた仮想戦場はゼットンの攻撃により基幹システムを損傷し、GUYS基地の機能が麻痺寸前になってしまう。

仮想戦場で暴れ続けるゼットンを鎮圧するための対策としてプロトマケットメビウス(試作版)が投入されるも簡単に倒されてしまい(この場合は指揮の混乱から有効に攻撃できなかったこともあるが)、やむなくヒビノ・ミライ=本物のウルトラマンメビウスが自らをデジタルデータ化して仮想戦場に入り込み戦う事になる。プロトマケットゼットンは本物そっくりの火球攻撃やバリヤー、あるいはテレポーテーション能力などを駆使してメビウスを苦しめたものの、仲間達の声援を受けて奮起したメビウスによって次第に反撃されていく。バリヤーが頭上に張られていないこともあって流星キックを喰らい、さらにメビウスの救援に現れたミクラスウインダムの攻撃も受けて劣勢となり、最後はメビウスのライトニングカウンター・ゼロによって消滅した。

その後CREW GUYSのメインコンピュータから念入りにデータが消去され破棄された模様。もっとも床に落とした程度で暴走する時点で実用に耐えない物で、実験段階で破棄された可能性がある。また、この時のゼットンはドキュメントSSSPに記録された初代ゼットンから再現された物で、ドキュメントMATに記録された二代目ゼットンからは利用されていない。

  • 着ぐるみは『ウルトラマンマックス』のゼットンの流用。
  • 第21話でも怪獣墓場に漂っている姿が確認されている(初代と同一の個体かどうかは不明)。
  • この回に登場したプロトマケットメビウスがゼットンに倒されてしまう時の描写(光線技を跳ね返されてカラータイマーに命中したプロトマケットメビウスがあおり気味のカメラアングルでばったりと倒れこむシーンと倒れたメビウスを見下げるゼットン、およびその際のGUYS隊員たちのセリフ)は『ウルトラマン』最終回「さらばウルトラマン」へのオマージュである。
  • またミライがメインコンピュータ世界に入るシーンは同じく円谷プロ制作の『電光超人グリッドマン』の電脳世界のオマージュである

[編集] 『ザ・ウルトラマンメビウス』に登場したゼットン

ウルトラマンメビウス』のDVD附属のイラストノベル『ザ・ウルトラマンメビウス』に登場。

再びウルトラの国を襲撃しようとするバット星人によって大量に養殖され、ウルトラ兄弟を不意打ちするために送り込まれる。手始めに宇宙空間を遊泳していたメビウスを攻撃するが、ウルトラマンに一撃で倒されてしまう。その後も大量に送り込まれるが、ウルトラ兄弟によって次々と倒されてしまった。容姿は初代ゼットンと同じだが、養殖物ということもあってか、かっての個体程の強さは無かったようだ。また、今作において「バット星人はゼットンの養殖にかけては宇宙一の一族」という設定が付加されており、これによって『帰ってきたウルトラマン』の二代目ゼットンも養殖物であったことが分かる。

[編集] 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場したゼットン

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第11話「ウルトラマン」から第13話「惑星脱出」に登場。

  • 身長:60メートル
  • 体重:3万トン

かつてウルトラマンを倒したことがあるとも言われる宇宙恐竜。ケイトが操る怪獣の中でも最強クラスの存在で、彼女がレイを覚醒させる為に送り込んだ。往来の火球や電磁バリヤー、光線を吸収しての発射仕返し(しかも今作では光線を吸収しなくても放てる)などの他、機敏な動きによる格闘にも秀でており、初戦ではこれらの武器・能力を駆使してゴモラ、リトラ、エレキングの三匹がかりでも歯が立たない圧倒的な強さを見せつけた。最終決戦でもゴモラを退け、キングジョーブラックとも互角に戦うが、そこへパワーアップしたEXゴモラが乱入し、EX超振動波を受けて倒された。

だが、その遺伝子はレイブラッド星人の手によって回収されていたらしく、後にゲーム版NEOで意外な形で復活する事となる。

  • 着ぐるみは『ウルトラマンマックス』や『ウルトラマンメビウス』で使用された物の流用。
  • 今作のゼットンの火球は、第11話の『大怪獣バトルファイル』で「一兆度の火球」とTV作品で初めて明言された。ゲーム版でも最強技として登場するなど、今や一兆度の火球は円谷プロ公式設定となっている。

[編集] 『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場したゼットン

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第3話「大暴走!レイオニックバースト」に登場。

  • 身長:60メートル
  • 体重:3万トン

今作ではナックル星人が操るガルベロスの作り出した幻として登場。そのためかどうかは定かでないが、重い打撃だけではなくバック転も披露するなど、前作以上の機敏な動きも見せる。ゴモラに何度倒されても復活し、体力を消耗させた。

  • 着ぐるみは前作の流用。
  • オープニングではタイラントと戦い、こちらでも機敏な動きによる回し蹴りを披露している。

[編集] ライブステージに登場したゼットン

[編集] ウルトラマンライブステージ2・宇宙恐竜最強進化!

クローンゼットン: 舞台作品『ウルトラマンライブステージ2・宇宙恐竜最強進化!』に登場。

幼体→半甲殻体→甲殻体(TVに登場したのはこの形態)→繭状体→成体と5段階に成長する。

[編集] ウルトラマンプレミアステージ

エンペラ星人復活を企む暗黒四天王が率いる怪獣軍団の一匹。ウルトラ6兄弟をまとめて相手にするが、エネルギーを集結させたタロウのコスモミラクル光線で倒された。

着ぐるみは通常よりやや大きめの物が使用されている。

[編集] 漫画作品に登場したゼットン

[編集] 決戦!ウルトラ兄弟

決戦!ウルトラ兄弟』「誇り高き戦士」に登場

ゼットン三世
新マン(ウルトラマンジャック)に倒されたゼットン二世(ゼットン2代目)の弟である、ゼットン一族の三世。誇り高く、新マンを仇として憎んではいるが、それ以上に卑怯を嫌う。外見はゼットン一世(初代ゼットン)とほぼ同じ。一兆度の火の玉やバリヤーといった往来のゼットンの能力を持つ他、格闘術に長けており、人語を話すことも出来る。新マンを倒そうとするドグラ星人に雇われて地球に向かうが、戦いが終われば自分を倒そうとしていた星人の企みを見抜いており、星人を倒して改めて新マンに勝負を挑む。互角以上の戦いを繰り広げた末、新マンがセブンの助言で生み出したウルトラ山あらしに敗れ、負けを認めて自ら火口へと身を投げて誇り高く散っていった。

[編集] ウルトラ怪獣大戦争

『ウルトラ怪獣大戦争』に登場

ウルトラの国の怪獣独房にアイロス星人、ガンダー、パンドンと共に収容されていたが、セブン抹殺とウルトラ族の全滅を企むダーク・ゴッドの作戦により脱獄。他の3体と共にメカ改造強化を受けてパワーアップする。セブンを追い詰めるが、ウルトラの国の新兵器ウルトリアバイクによって破壊された。

[編集] ファミコン・ウルトラマン

『ファミコン・ウルトラマン』に登場

ファミコン世界から地球侵略を企む怪獣帝国のボス。怪獣だけでなくバルタン星人やザラブ星人といった宇宙人をも配下に持つ実力の持ち主。人語を話すなど知能も高い。地球人のタロウ少年がコントロールするウルトラマンと戦い、一度は倒すが、コントローラーIIにより復活したウルトラマンのスペシウム光線残像乱れ打ちと八つ裂き光輪によって倒される。

[編集] ウルトラセブン キングゼットンのふくしゅう

『ウルトラセブン キングゼットンのふくしゅう』に登場

キングゼットン
上記の「ファミコン・ウルトラマン」にてウルトラマンに倒されたゼットンが、ゼットン星人によって改造されてパワーアップして復活した姿。体の大半が機械化されている。ウルトラ兄弟を次々と血祭りに上げ、ウルトラマンをも倒し、最後に残ったウルトラセブンを倒そうと襲い掛かる。ゼットン星人にコントロールされてセブンを苦しめるが、地球人の子供達タケシ、秀一、春香の助力を得たセブンの反撃で次第に追い詰められ、アイスラッガーで真っ二つにされて爆発した。

[編集] ファミコン・ウルトラマン2 ウルトラ怪獣大決戦

『ファミコン・ウルトラマン2 ウルトラ怪獣大決戦』に登場

サイボーグゼットン
メフィラス星人によってまたしても復活。ウルトラマン打倒の為に出撃する。今度は全身がサイボーグ化されている(最初は生身の姿の皮を被っていた)。科特隊のイデ隊員とホシノ少年のコントロールでパワーアップしたウルトラマンと戦い、スペシウム光線でミサイルごと撃たれて大ダメージを負った状態で尚も立ち上がってきたが、ファミコンエネルギーを最大出力にしたウルトラマンのウルトラファイヤーパンチの一撃で今度こそ息の根を止められた。

[編集] ウルトラマンSTORY 0

ウルトラマンSTORY 0』(講談社の「マガジンZ」連載)第二話「奇跡のM87光線」に登場。初代と比べて腕が細くなっているなど昆虫に似た容姿となっている。

ある辺境の星のクワガタのような昆虫が、光の国で起こった事故のプラズマ光に含まれるディファレーター因子を浴びた事によって進化した。複数現れるもゾフィーによってすべて撃退される。

その後、普通のゼットンより数倍大きい巨大なゼットンが現れゾフィーを追い詰めるも、人々の願いと生きたいと叫ぶ星の声によって復活したゾフィーのM87光線によって倒された。ゾフィーがM87光線を編み出したのがこの時である。

[編集] ウルトラマン THE FIRST

ウルトラマン THE FIRST』の「怪獣墓場」「科特隊宇宙へ・後編」などに登場。

バルタン星人が、地球を破壊し制圧するために怪獣墓場で多数の怪獣の死体(作中でウルトラマンに倒されたベムラー、ネロンガや、地球で戦わなかったスカイドンやテレスドンなど。ゴメスらしき影もある)から造っていた。元宇宙飛行士ジャミラが死の間際に放った言葉「黒い恐怖」の正体である。地球にはウルトラマンやベムラーの乗っていた宇宙船と同じような、色の黒い隕石に乗って襲来した。

姿かたちはTV版と大きく異なる。頭部から胸まではオリジナルと同じだが、下半身はカマキリのような這いつくばった状態で、腕や脚は異常に長く、背中には巨大な突起が無数にある。その大きさは島ほどもあり、ウルトラマンの身長がせいぜい顔の発光体ぐらい。使用する技は、顔の発光体から散弾のような怪光線と太い一条の光線。火球の使用やスペシウム光線を吸収することもなかった。バルタン本隊の全滅後も活動を続け、防衛軍の三個師団と米軍基地、さらに科特隊基地を叩き潰す。破格の巨体と強力な光線でウルトラマンをも圧倒し、最後は光線で彼を倒した。が、その陰から科特隊によって新型ミサイル(形状や使用法は著しく違うものの『無重力弾』である。スペシウム光線の倍の威力を持つ)を打ち込まれ、顔の発光体を撃ち抜かれ爆砕した。

[編集] ゲーム作品に登場したゼットン

[編集] ウルトラマン 怪獣帝国の逆襲

1987年に発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステムのソフト「ウルトラマン 怪獣帝国の逆襲」に登場。

最終ステージにて、画面右端全体を使った巨大怪獣として登場。プレイヤーが操作するウルトラマンの約3倍の大きさがあるため、その姿は圧巻である。

[編集] ザ・グレイトバトル

1990年に発売されたスーパーファミコンソフト「SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦」に、第1話のボスキャラクターとして登場。最終話でも中ボスで登場。

[編集] ウルトラマン(1991年版)

1991年公開のゲーム「ウルトラマン」(アーケードゲームメガドライブ版、スーパーファミコン版、ゲームボーイ版)に、最終ステージの敵として登場。

ハイジャンプキック・岩石落としといったウルトラマンの技を使用してくる上、広い射程を持つ3WAY火球、テレポーテーション(再度現れる時は必ずウルトラマンの背後に出現する)、光波バリヤーといった能力を駆使し、ウルトラマン(プレイヤー)を苦しめる。ライフゲージがなくなって「FINISH」の表示が出た時にウルトラマンがスペシウム光線を発射する(他ステージの敵はこれでステージクリアとなる)と、原作同様にスペシウム光線を吸収して撃ち返し、ウルトラマンを倒してしまう。プレイヤーはアラシ隊員となって、ゼットンに無重力弾を命中させなければならない。難易度を高く設定するほどゼットンの動きが速くなり、命中させることが困難となる。もちろん、弾がすべて無くなるとゲームオーバーになる。

[編集] スーパーヒーロー作戦

1999年発売のプレイステーションソフト「スーパーヒーロー作戦」に登場。

科特隊基地を襲撃。原作と異なり、ウルトラマンはゼットン火球の連射を浴びて倒される。主人公は自機であるロボット「R-GUN」で立ち向かうが、ゼットンには敵わない(ウルトラマン、主人公共にイベント戦闘なので必ず敗北する)。絶体絶命と思われたその時……。

[編集] ウルトラマン(プレイステーション2版)

2004年発売のプレイステーション2ソフト「ウルトラマンのストーリーモード最終ステージの敵として登場。

火球での攻撃、テレポーテーションなどを使ってくる。キャッチリングは引きちぎり、八つ裂き光輪はバリヤーで防ぐ。スペシウム光線は吸収して撃ち返しウルトラマンを倒してしまう。原作通りのスペシウム光線を使用するとウルトラマンは倒されるが、科特隊モードで無重力弾を命中させれば倒すことができる。また、ウルトラマンがゼットンを倒すことも可能。しかし、総じて難易度は高いステージである。ストーリーモードで倒すことができれば怪獣天下モードや怪獣大乱闘モードで使用可能になる。

[編集] ウルトラマン Fighting Evolution3

2004年発売のプレイステーション2ソフト「ウルトラマン Fighting Evolution 3」のウルトラモード、バトルモード等に登場。

ウルトラモードでは初代ウルトラマンの最終回を模したものであり、ゼットンの能力は通常時より上がっている。原作同様ウルトラマンはスペシウム光線を跳ね返される(他の必殺技も一切効かない)が、一定の条件を満たすとゾフィーを操作しゼットンと戦うこととなる。なお、ウルトラマンを葬った光線は「ゼットンファイナルビーム」として、隠し技扱いとなっている(ちなみにウルトラ戦士以外のキャラでは唯一の隠し技である)。

[編集] PDウルトラマンバトルコレクション64

1999年に発売されたニンテンドウ64ソフト「PDウルトラマンバトルコレクション64」では、プレイヤーキャラクターとして登場。

通常のゼットンの他に「ゼットンS」「ゼットンII」というものも登場するが、基本能力はほとんど変わらない。このうち「ゼットンS」は、作品オリジナルキャラを除く登場キャラの中でも指折りの初期能力を持つ。ちなみに、グラフィックの都合上非常に頭でっかちな外見となっている。

[編集] 大怪獣バトル ULTRA MONSTERS

データカードダスゲーム『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』EX第15話「歴史改変計画」、第18話「ダブルモンスロード!」に登場。

ババルウ星人を追って過去の惑星ボリスに降り立ち、そこで倒れているレイモンを見付けた主人公達の前に出現。強豪怪獣だったが、バトルナイザーの怪獣によって何とか退けられる。その後、レイモンのEXゴモラと戦った。

第18話ではレイブラッド星人の力でパワーアップした個体が登場。レイブラッド星人の命令でピグモンを襲うもレイモンに救出される。そして次に主人公の怪獣と戦うも、主人公と共にここまで戦い成長した怪獣の前にあえなく倒された。

スピードがやや低いが、アタックとディフェンスが高く原作の強さを再現しており、更にNEOではウルトラマンを一度倒した怪獣だけあって、光属性に耐性を持っている。また、必殺技は劇中見せなかったテレポートを用いての連続攻撃である「テレポートアタック」以外は原作の技を再現しており、特にゼットンお馴染みの「一兆度の火球」は高熱属性最強の威力を持つ。今作ではシステムの都合上、ウルトラマンを倒した光線を吸収して撃ち返す「ゼットンファイナルビーム」は通常のプレイでは使用できないが、NEO第5弾で登場したにせウルトラマンと組む事で発動可能である。

  • ポリゴンは『ウルトラマン Fighting Evolutionシリーズ』の流用。
  • 15話に登場した個体は場所と状況から、『ウルトラギャラクシー』でケイトが操っていたゼットンと思われる。

[編集] EXゼットン

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』NEO第14話「暴走!ヴィットリオ」、第15話「最終レイオニクス決戦!」に登場。

  • 身長:66メートル
  • 体重:3万3千トン

NEOで初登場したゼットンの進化形態。甲虫のような外見はさらに虫のような部分が強調されるように変化し、頑丈な甲殻と鋭利なクロー、発光体の変化など全身のスタイルが変わっている。能力も格段にパワーアップしており、1兆度の火球は連射可能となったうえ、それすら上回る100兆度の火球「トリリオンメテオ」及び「100トリリオンメテオ」までも発射可能となった。

その正体は、『ウルトラギャラクシー』でケイトが操っていたゼットンの遺伝子をレイブラッド星人がカネゴンのバトルナイザーに入れ、主人公達の戦いのエネルギーを吸収させることで進化させたものである。実質上、NEOのストーリーモードにおけるラスボスであり、レイブラッド星人が憑依した状態で主人公達に襲い掛かる。だが、返り討ちに遭い、最後の手段として一兆度の火球で平行世界を滅ぼそうとするも、レイモンと共に現れたかつての主人だったケイトの声で正気に戻り、通常のゼットンに戻りながらケイトと共に光の中へ消え、その影響で融合をキープできなくなったレイブラッド星人も消滅した。

全体的なステータスはゼットンを遥かに上回っており、しかも最大の必殺技100トリリオンメテオは最高威力の光属性を持っている為、恐ろしく強い。また、第6弾ではレイブラッド星人と組む事で「アルティメットメテオ」と言うタッグ必殺技を発動させる事が可能となった。

  • 『ウルトラマン Fighting Evolution REBIRTH』の改造怪獣が元になっていたそれまでのEX怪獣と違い、このEXゼットンは『大怪獣バトル』の完全オリジナルなEX怪獣である。

[編集] 関連項目

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