ピクミンシリーズ

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ピクミン
ジャンル AIアクション
開発元 任天堂
発売元 任天堂
主な製作者 宮本茂
手塚卓志
日野重文
阿部将道
1作目 ピクミン
2001年10月26日
最新作 ピクミン3
2013年7月13日
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ピクミンシリーズは、任天堂が発売したコンピュータゲームのシリーズ作品である。公式でのゲームジャンルはAIアクションとなっている。

概要[編集]

タイトルにもなっている生物・ピクミンの群れを指示して進行していく、上記にある通り、AIアクションゲームだが、リアルタイムストラテジーシミュレーションゲームの要素を持ち合わせている。危険な原生生物が多数生息する未開の星で、オリマーを始めとする主人公達を操作して種類や能力の異なるピクミンを駆使し、敵や障害を突破して道を開き、ちょうどアリが獲物を運ぶようにパーツや生物の死骸、お宝、果実等を回収していくというのが基本プレイスタイルである。

ピクミン一匹一匹はあまりにか弱い存在であり、敵の攻撃や自然の危難によってあっけなく命を落とすが、数を殖やして大集団となり、オリマーやアルフ等のブレインとなるリーダーが揃うと大きな力を発揮し、重い荷物を運び、脅威であった巨大な原生生物すら互角に渡り歩いて撃退するという点にこのゲームの特色がある。それに加え、ピクミンの個性や地形を活かした謎解きや、限られた時間や日数で効率よくピクミンの数を増やし物品を回収するといったパズル・ノルマ要素が特徴となる。また、弱肉強食の色濃い世界観および登場する生物に対する自然学的な解説など、現実世界における生態系の要素も再現されている。

『ピクミン』では、オリマーの乗る宇宙船ドルフィン号が隕石に衝突し、未知の惑星に墜落した上、多くの宇宙船パーツを失ってしまう。そこで出会ったピクミンの力を借りて宇宙船のパーツを回収するため、惑星を探索、生命維持装置が働く30日以内に全て回収し切り、惑星からの脱出を目的とする。

『ピクミン2』では、前作からの惑星脱出の後から始まる。ホコタテ運送の新入社員ルーイの大失態で、莫大な借金を抱え、倒産の危機に瀕している会社を救うため、オリマーはルーイを連れて再びあの惑星に逆戻りし、今度は借金返済にあてるためのお宝を回収して回る事が目的となる。借金の返済後も冒険は続き、全てのお宝を回収するのと、途中ではぐれたルーイを救出する事が最終目的となる。 今作では、充分な生命維持装置を準備してきているため、日数制限がなく、前作と比べると遥かに余裕を持って捜索できる。

『ピクミン3』では、前作でのホコタテ星人のオリマー、ルーイから、新たにコッパイ星人のアルフ、ブリトニー、チャーリーにバトンタッチ。コッパイ星人の気質と人口の急激な増加によって食糧難に陥った母星を救うため、『PNF-404』と名付けられたピクミンの星へ向かい、食糧となる果実を回収する事が目的となるが、話を進めていくにつれて、とある人物を助け出す事が最終目的となっていく。 今作では再び日数制限が設けられ、果実を回収しないと食糧が無くなってしまい、捜索続行が不可能になる。また、全ての果実を回収した後は、食糧の補給が出来なくなるため、食糧の数に余裕があれば、捜索を続行出来るが、無くなってしまっている場合はその限りではない。しかし、作業内容で無駄を無くして上手く立ち回れば、『2』程ではないが日にちに余裕が生まれるため、『1』と比べると比較的余裕が持てる。

ストーリー[編集]

『ピクミン』[編集]

ホコタテ星の運送会社に勤めるキャプテン・オリマーは、久々に取れた有給休暇を使ってドルフィン号で宇宙旅行をしていた最中、不運にも隕石がドルフィン号に衝突、そのまま謎の惑星(ピクミンの星)に墜落。気付くとドルフィン号は壊れてひっくり返ってしまい、多くの宇宙船パーツを失ってしまった上、この星の大気は猛毒の酸素が多量に含まれている事が判明。更に不運は続く。それらから、身を守ってくれる生命維持装置が30日しか持たない事が分かるなど極めて厳しい状況に置かれてしまう。大きな絶望感に襲われながらも、考えてる暇はないと思い立ち、早速パーツ探しを開始したオリマーの前に不思議な生物が現れた。故郷のホコタテ星名産のオニヨンそっくりの赤紫色の物体があった。オリマーが近付くとそれは、赤い鮮やかな色に変化し、白い花を咲かせて立ち上がり、そこから一つのタネを吹いた。これが成長したこれまた、ホコタテ星名産のピクピクニンジンそっくりの奇妙な二足歩行の生物。オリマーはそれぞれ、前者の赤い物体を『オニヨン』、後者の二足歩行の生物を『ピクミン』と名付けた。オリマーはピクミンとオニヨンの性質を理解しつつ、探索をしていくと最も重要なエンジンパーツを発見。ピクミンに指示を出して回収させ、どうにかドルフィン号を飛ばす事に成功する。その後、『希望の森』と名付けた広大な森で黄ピクミン、その先の『樹海のヘソ』名付けた薄暗い洞窟で青ピクミンに出会い、更なるパーツ回収を進めて行く。そして更に捜索範囲を広げ、『大水源』と呼ばれる湿地帯の探索を経て29個のパーツ回収に成功。残り最後のパーツ回収のため、更に奥地にある『最後の試練』名付けた土地へ向かう。三色のピクミンの能力を駆使してパーツへの道を開き、深奥部で潜んでいた巨大な生物、ダイオウデメマダラと交戦、激闘の末、撃破。呑み込んでいた最後のパーツを回収して漸くドルフィン号が完成した。その後、ピクミン達に別れを告げ、ドルフィン号を発進、惑星からの脱出に成功と同時に、故郷のホコタテ星に無事に帰還した。

『ピクミン2』[編集]

前作でオリマーがドルフィン号と共に未知の惑星に不時着し、ピクミンの力を借りて惑星からの脱出に成功してホコタテ星へ帰ってきてからの話となる。

オリマーの勤めるホコタテ運送が新入社員ルーイの失態によって莫大な社長の借金が出来てしまっていた。そんな時に未知の星からお土産に持って帰ってきていた物体をドルフィン初号機が鑑定した所、かなりの価値があることが判明。社長の命令により借金を返済するためにルーイを伴って再びピクミンの星へ行き、10000ポコ(ゲーム上の通貨の単位)を稼ぐ事になる。惑星に到着する際トラブルに見舞われ、ルーイとはぐれてしまうが、自生していた赤ピクミンの力を借りてどうにか合流。加えて近くに落ちていたお宝を運良く回収する事に成功する。更に捜索は続き、着実にお宝を回収していく最中、地下洞窟に通ずる穴を発見する。そこに飛び込んだオリマー達は不思議な紫色の大きな花を発見。そこに、ピクミンを放り込むと花が閉じて放り込まれたピクミンを再びタネにして吹き出し、枯れてしまった。それを抜くと見た事のない新種のピクミンが生まれた。どうやら、赤ピクミンと違いオニヨンがないらしく、彼らはこう言った形で増やしていく事を知ったオリマーは増やせる分だけ増やして、彼ら紫ピクミンの力を借りて、赤ピクミンだけでは、回収出来なかった巨大な惑星の様子を描いた地図のようなお宝を回収。初号機がそれを解析した事によって捜索範囲が広がり、新たなエリア『めざめの森』に向かう。そこの地下洞窟でまたしても新種のピクミンと出会う事になる。今度は白い色のピクミンで、彼らの埋まっているお宝を掘り出す能力と毒に強い特性を生かして順調にお宝を回収、更には、その過程で黄ピクミン、青ピクミンとも出会い、五色のピクミンを駆使して遂に10000ポコの借金に相当するお宝を回収する事に成功する。無事にホコタテ星へ帰還しようとしたのも束の間、ルーイがピクミンの惑星に置き去りになっていたことに気付く。しかし、引き返す事も出来る筈もなく、一端はホコタテ星に帰還する。借金を全て返済し、まだ惑星にはお宝が沢山ある事を社長に伝えると、社長は再び回収に向かうよう指示を出すが、ルーイがいない事に気付く。すると、社長は自らが行くと言い、オリマーは社長と共に三度、惑星へ向かう。これまでのエリアに残されたお宝を全て回収し終えると、新たに『のぞみの大地』と名付けた土地へ降り立ち、ルーイの捜索を展開しつつお宝を回収していく。最後に降り立った地下洞窟の深奥部でお宝に囲まれたルーイを発見するが、直後に巨大なクモのような生物、ヘラクレスオオヨロヒグモが出現。ピクミン達がそれぞれに耐性を持つ火、水、電気、毒を放射するお宝を駆使した攻撃に苦戦を強いられながらもどうにか撃破に成功する。残されたお宝とルーイ救出に成功し、遂に全てのお宝を回収したオリマーと社長は、三度ピクミン達に別れを告げ、ホコタテ星へ帰還した。

『ピクミン3』[編集]

ホコタテ星の近隣にある星、コッパイ星。第5次ベビーブームに伴う人工増加と効率良く生産する事をせず、食べ尽くしたら土地を移動する生活様式、好き嫌いが激しく我慢できない気質のため、深刻な食料危機に陥ってしまう。そんなコッパイ星を救うべく、食糧確保のプロジェクトが持ち上がり、無人探査機『スパロウ』を宇宙各地の惑星に飛ばして調べ上げるが、一向に成果が出ない。誰もが諦めかけた時にある星に向かったスパロウの一つが有力な反応を示したのである。その星は『PNF-404』と名付けられた。この星に存在する食糧を持ち帰るため、アルフ・ブリトニー・チャーリーの3人が、PNF-404に向かう事になる。しかし、そこで搭乗していた宇宙船『ドレイク号』が謎のトラブルに見舞われ、不時着する形で、着陸してしまった。更に、アルフ達3人は惑星の各地に散り散りに落ちてバラバラになってしまう。その内の一人アルフはとある森の中で目を覚ました。幸い、ドレイク号に異常は見られないようだが、故郷へ帰るために必要なワープ・ドライブ・キーがなくなっている事に気付く。ドライブ・キーと、後の二人を探そうと立ち上がり、森の奥へ行った所に不思議な生物に遭遇する。気に引っ掛かった赤い物体を落とそうと一心にそれに向かう小さな赤い色をした生き物だった。アルフはその生き物達を呼び寄せた後、その赤い物体に投げ付けて無事に下へ落とすことに成功する。それはやがて3本の足を伸ばして立ち上がった。そしてこの物体と生き物こそ、オニヨンとピクミンと呼ばれる生き物である事をアルフは知る。アルフは近くの獲物やペレットを、回収しながらピクミンを増やし、石の橋を掛けさせるとその先にあるパッドを回収することに成功した。そしてそれを頼りに捜索すると、探していた果実を発見し、回収することができた。やがて新たな捜索エリア『再会の花園』を発見すると、オニヨンとそこへ着陸。更なる捜索の過程でブリトニーと再会するが、彼女一人では脱出出来ない場所にいた。何か方法がないか辺りをアルフが捜索していると、隅のとある広場で新たなオニヨンを発見し、同時に全身が岩のようなゴツゴツした固い体をもつ岩ピクミンと出会う。アルフは岩ピクミンの力を借りて漸くブリトニーと合流することに成功、二人で協力して果実の回収とチャーリーの捜索に奔走する。巨大な切り株の洞穴にいた巨大なヨロヒイモムカデを撃退して手に入れた不思議な形をした機械的な物体を解析して更に捜索範囲を広げると、雪原の大地が広がるエリア『迷いの雪原』に向かうが、またしてもトラブルでブリトニーとアルフは離れ離れになってしまったが、ブリトニーが転落した洞窟内で新たに黄ピクミンを仲間にした事で、アルフとお互いのピクミンを交換して活用させ、どうにか合流に成功。その後は果実を回収しつつ、とある洞窟内に潜んでいたオオバケカガミを倒すと口の中からチャーリーが出てくる。かくして、3人無事に合流することに成功すると、本格的に果実回収を開始。更なる捜索エリア『交わりの渓流』に降り立ち、マリグモの巣に引っ掛かっていたピンク色のオニヨンを助けるとまた新たなピクミン、羽ピクミンと出会う。4種類のピクミンを駆使して果実回収を進めて行くと、誰かが残したメモを回収した。行く先々で回収をしていたが、その中で母星に帰るためのワープ・ドライブ・キーをその筆者、キャプテン・オリマーが拾い持っていることが判明すると同時にドレイク号から救難信号を受信する。アルフ達はその人がキャプテン・オリマーだと思い、巨木の頂上でタテゴトハチスズメを退けてこの人物を助けたが、翌日、食糧を奪って逃走されてしまう。急いで後を追う途中、青いオニヨンと青ピクミンに出会った。青ピクミンの力を借りて、以前は捜索していなかった沼地に向かうと、島に足がはえたような非常に巨大な生物ヌマアラシと遭遇する。その圧倒的な巨体に苦戦しながらもどうにか退くと囚われていたその人物と果実を回収する。その夜、その人物はキャプテン・オリマーではなく、ルーイという名前であると同時にオリマーは『哀しき獣の塔』という場所にいることを聞いたアルフ達はこれまでのエリアの果実を全て回収した後、早速、そのエリアに向かう。すぐ目の前には巨大な土の塊のような塔のような物体が聳え立つ。中に入り、頂上に向かった先にキャプテン・オリマーが横たわっているのを発見したが、隣に金色の謎の生物がいたのだった。それはアルフ達を見つけるなり、オリマーを取り込んでしまった。金色の生物を攻撃してオリマーを救出。塔の中へ入り、脱出を試みる。するとさっきの金色の生物がアメーバ状の透明な姿に変えて迫ってきた。障害物と原生生物を着実に退かせながら出口を目指す3人。塔から出た所でアメーバ状の生物が追い付き、オリマーを取り込んだ後、金色の巨大な人型の生物アメニュウドウとなってアルフ達とピクミンに襲い掛かってきた。5種類のピクミンが持つ火、水、電気、水晶、飛行を駆使した攻撃に苦戦を強いられながらも、力を合わせてどうにか撃退。オリマーを救出する事に成功、同時にやはりオリマーが持っていたワープ・ドライブ・キーを取り戻す事にも成功した。オリマーから感謝の言葉を受けると、ピクミン達とお別れをした後、無事に惑星から脱出を果たし、オリマーとルーイをホコタテ星に帰し、3人は無事にコッパイ星に帰還した。

世界観[編集]

舞台[編集]

ホコタテ星
主人公オリマーたちの暮らす惑星。
ゲーム中の舞台となるのは下記の「未開の星」であるため、詳細はほとんど登場しておらず、どのような環境であるかなどは不明である。
外見は『2』にて初登場し、土星のようなガス惑星で、輪が2つかかっている。環境に至っては、ホコタテ運送の周りはかなり荒涼とした雰囲気となっていた。
ここに住むホコタテ星人は、身長は約3cmという超小型種族で、未開の星においては石ころ程度の大きさしかない。文明はかなり高度なようで、ワープ航行が可能な宇宙船人工頭脳などが開発され、オリマーのような一般人にまで広がっている。その他、ホコタテ星人の特徴や嗜好などに関してはGC版『ピクミン2』公式ホームページに詳しく記載されている。
ホコタテ星の生命体の呼吸は嫌気呼吸であり、酸素は猛毒となっており多量に存在する場所では生存不能である。そのため、未開の星での活動では生命維持装置が必須となる。
コッパイ星とは近隣にあり、ブリトニーの弁によればホコタテ星人は野菜を主食としているらしい。また、お宝好きとのこと。因みにホコタテ星人は、目が一の字型になっているのも特徴(驚いたり感情の抑揚が大きかったりした時などは目を見開いた形になる)。
ホコタテ星という名称は、任天堂の本社所在地である京都府京都市の「鉾立町」からと言われている。
コッパイ星
『3』の主人公達が暮らす惑星。ホコタテ星の近くに位置する。
第五次ベビーブームによる人口爆発と住民達の無計画さ、そして好き嫌いが激しく我慢ができない気質により食料難に陥っており、アルフ達はそれを解消すべく、ピクミンの星で食料となる果実を集めることになる。コッパイ星人達もホコタテ星人同様微小種族である。ホコタテ星人の目が一の字型なのに対し、こちらの種族は普通の目である。
大気にはPNF-404の3分の1の量の酸素が含まれており、重力はPNF-404の10倍。
コッパイ星という名称は、カルタを意味する古語の「骨牌(任天堂も花札屋を起源としているため、創業所の社名は任天堂骨牌という)」と見られる。
未開の星(ピクミンたちの星) / PNF-404
実際にゲームの舞台となる謎の惑星。ホコタテ星及びコッパイ星から27万9千光年離れた場所にある。場面や作品ごとに呼び方が異なり、ホコタテ星人側は特別な名称で呼んでおらず、『大乱闘スマッシュブラザーズX』では「とある星」という名称になっており、コッパイ星人の命名は「PNF-404(由来はインターネットに於けるサーバーエラーのメッセージ)」となっている。
自然豊かで生息する生物は非常に多種多彩であるが、半動半植物のピクミンを含めて通常進化では発生すると考えがたい奇怪な構造・生態を持つ生物や、分解者などにも属しそうにない生態系ニッチの不明な生物など、明らかに異質異様な生物がその大半である。大気に酸素が多量に含まれている環境のため、好気呼吸を行っている。
明らかな文明の痕跡、それもホコタテ星人より遥かに巨大な種族だったと分かるものが発見されている(特に『2』ではお宝や地下洞窟の構造等に顕著に出ている)が、その文明が現在も未発見地域に存在するのか、既に滅亡してしまったのかは明らかとなっていない。これら人工物・クローバーなどの野生の植物、宇宙から見た際の大陸の形がオーストラリア大陸アフリカ大陸ユーラシア大陸に酷似した形をしている等などから見て、この星の正体は地球ではないかと思われる箇所がゲーム中いたるところにあるのだが、その真相に関しては未だ公表されていない。

キャラクター[編集]

主人公[編集]

キャプテン・オリマー
『ピクミン』の主人公、『ピクミン2』の基本主人公であるホコタテ星人の男性。通称オリマー。ベテラン宇宙飛行士で、ホコタテ運送のベテラン社員である。家族には、妻と子供2人の3人が居て、チャッピーという名前のペットが居る。
ルーイ
『ピクミン2』の主人公の一人であるホコタテ星人の若い男性で『ピクミン2』から初登場。ホコタテ運送の新入社員。少し無口でたまに何を考えているかオリマーも分からなくなる。虫によく懐かれる。
借金返済すると彼は行方不明になるが、後にオリマーや社長に救出された。
社長
ホコタテ運送の社長であるホコタテ星人の壮年男性。『ピクミン2』で初登場。本名は「ル・チャチョー」。お金に目が無く、社員の扱いが荒い。
借金返済すると行方不明になったルーイの代わりに彼がピクミンの星に行く事となり、事実上の『ピクミン2』の主人公の一人となる。
アルフ
『ピクミン3』の主人公の一人であるコッパイ星人の男性。3人が乗ってきた宇宙船「ドレイク号」の若きエンジニア。明るく前向きで仕事熱心。何故かチャーリーを尊敬している。ゲーム開始の際は最初は必ず彼がリーダーに設定されている。宇宙服の色は青色。
ブリトニー
『ピクミン3』の主人公の一人であるコッパイ星人の女性。コッパイ星を代表する植物学者。しっかり者で気が強い。実は食いしん坊。何故かチャーリーに対して、ぞんざいな扱いをする事が多い。シリーズでは、初の女性主人公となる。宇宙服の色はピンク色。
チャーリー
『ピクミン3』の主人公の一人であるコッパイ星人の男性。ドレイク号のキャプテンとして3人の調査団をまとめている。ブリトニーに対して想いを寄せているが、当の本人には全く相手にされていない。ちなみにアルフ、ブリトニー、チャーリーの3人の名前は、軍隊などでのアルファベットの数え方「アルファ、ブラボー、チャーリー」が元ネタ。宇宙服の色は緑色。

ピクミン[編集]

赤ピクミン
能力:炎に耐性がある、攻撃力が高い
特徴:長い鼻がある
黄ピクミン
能力:高く投げられる、バクダン岩を扱える(『1』)、電気に耐性がある(『2』以降)
特徴:大きな耳がある
青ピクミン
能力:水に耐性がある、(フリー時のみ)おぼれた仲間を助ける、工作活動(壁を破壊する、橋を架ける等)が早い
特徴:口のようにも見えるエラがある
紫ピクミン
『2』から登場
能力:力が強い(他のピクミンの10倍)、体重が重い(他のピクミンの10倍)、赤ピクミンよりも攻撃力が高い、敵を麻痺させることもある、フーセンドックリの吹き飛ばしを無効化できる
短所:足が全ピクミン中、最も遅い。火や水などの全てのギミックに耐性がない。
特徴:頭から6本の毛が生えている、太っている
白ピクミン
『2』から登場
能力:毒に耐性がある、体内に毒を持っている、足が速い、地中に埋もれているお宝を発見できる、物を運ぶ速度が速い
特徴:目が赤く光っている、体が小さい
岩ピクミン
『3』から登場
能力:体が硬く、他のピクミンでは壊せない水晶やガラスの障害物を壊せる、押し潰しや突き刺しを無効化できる
特徴:丸くてゴツゴツしており岩に似ており、硬い体を有している
短所:敵の身体に張り付かせられない。
羽ピクミン
『3』から登場
能力:空を飛べる
特徴:体がピンク色、目が青い、背中に羽が生えている、腹部に縞模様がある、白ピクミンよりも更に体が小さい
短所:攻撃力が全ピクミンの中で最も低く、敵を倒すのに時間が掛かる。フリー状態の際、他のピクミンの運搬する獲物を横取りする事がある。

ピクミンの亜種[編集]

キノコピクミン
『1』のみ登場。ボケナメコの胞子の影響で敵になったピクミン。
能力:何も無く、オリマーや他の胞子を浴びていないピクミンに攻撃を加える。攻撃しすぎると死んでしまうが、稀に元に戻る。死なせることなく元に戻したい場合はわざとオリマーに攻撃させ、振り払うことで元に戻る。
特徴:赤紫色で、目つきが悪く、本来葉っぱや花の部分がキノコの傘になっている
コッパチャッピー
『2』のみ登場。ハチャッピーが連れている。最大10匹連れている。チャッピーにヤドリピクミンが寄生した形。地下洞窟にのみ登場し、地上に連れて帰ることはできない。
能力:生物の死骸やお宝を運べる。赤(炎)、青(水)、黄(電気)、白(毒)それぞれの耐性を持つ
特徴:普通のコチャッピーの3分の1サイズで、背から葉っぱが生えている。ポンガシグサに入れると、ポンガシグサと同じ色のピクミンが出てくる

また、以上2種のほか、ポンガシグサがピクミンの亜種である可能性があるとされているが詳しくは不明である(『1』のエンディングより)。

原生生物[編集]

ピクミンの星には、ピクミンを捕食したり、襲ってきたりする原生生物がたくさんいる。すべての生物には「通称」「和名」および属する「科」が設定されており、『1』のエンディングや『2』の生物図鑑で各生物の生態に関する詳細な説明が見られる。ここではその一例を挙げる。

イヌムシ科
ピクミンシリーズの代表的な敵。テントウムシのような生物で、カタツムリのように飛び出した目を持ち足が2本ある。ほとんどの生物の通称に「チャッピー」、和名に「デメマダラ」とつく。「チャッピー」というのは、元々はオリマーのペットの名前で、それに似ているため「チャッピー」と名付けられた。
パンモドキ科
この科の生物には、他の生物に擬態するものや自分の巣を持つものなど、同じパンモドキ科でも多種多様の生物がいる。イヌムシ科の生物に擬態しているものは、大きさ以外はイヌムシ科と変わらない生物がいる。
ピクミン科
ピクミンと名がつくがピクミンではなく、ピクミンに寄生共生という説もある)された生物のこという。寄生された生物は背中に葉がついている。
ブタドックリ科
ブタドックリ科の生物は外見がとっくりに似ており、長い鼻を持ち、種類によって違うが鼻からいろいろなものを吐き出す。

ホコタテ星関連[編集]

ドルフィン初号機
『ピクミン2』から初登場するキャラクターで『ピクミン2』の主要人物の一人。オリマー達が乗り込む宇宙船。社長の愛機。会話ができ、感情を持ちあわせているというまさに機械生物である。
冒険の手助けをしてくれるが、少々口うるさい。虫が苦手で普段は平仮名でしゃべるが虫や機械にはできない感情、味覚などの感覚的な事になると片仮名でしゃべる。
外見はかなり、古ぼけていて赤と白の色をした二人乗りだと見て分かるようなロケット。ゲーム本編のみで借金返済後は社長に金ピカにコーティングされる。これについて、作中で「悪趣味な金ピカになってしまえ。」と発言している事から悪趣味だと思っている節があり、あまり気に入っていない様子が伺える。
これに乗ったルーイが初仕事でゴールデンピクピクニンジンを食べてしまう。本人がこれを知っていたかどうかは不明である。
『ピクミン3』では、ヌマアラシの攻撃を受け大破してしまっている。

作品[編集]

ピクミン
ニンテンドーゲームキューブ用コンピュータゲーム。発売日は2001年10月26日。ピクミンシリーズの第1作目である作品。ピクミンシリーズの起源となった作品であり、その後も続編が作られた。
ピクミン2
ニンテンドーゲームキューブ用コンピュータゲーム。発売日は2004年4月29日。『ピクミン』の続編である作品。前作に登場した主人公に加え、新キャラが登場し、新たなピクミンが2種類登場した。
ピクミン3
Wii U用コンピュータゲーム。発売日は2013年7月13日。『ピクミン』・『ピクミン2』の続編である作品。主人公が一新されているが、前2作に登場した旧主人公も登場する。ピクミンも前作までの5種類に加え、更に2種類のピクミンが登場した。

関連作品[編集]

大乱闘スマッシュブラザーズX
Wii用コンピュータゲーム。発売日は2008年1月31日。主人公であるキャプテン・オリマーとピクミンが参戦する。シリーズの一つとして数えるなら外伝作品にあたる。
Wiiであそぶ ピクミン
Wii用コンピュータゲーム。発売日は2008年12月25日。『ピクミン』の移植版。
Wiiであそぶ ピクミン2
Wii用コンピュータゲーム。発売日は2009年3月12日。『ピクミン2』の移植版。

その他[編集]

Nintendo Land
Wii U用コンピュータゲーム。発売日は2012年12月8日。このゲームの中には『ピクミンアドベンチャー』と呼ばれるピクミンシリーズをモチーフにしたゲームが存在する。オリマー関連のピクミンシリーズとは別物。仮にシリーズの一つに数えても外伝作品にあたる。

アニメ[編集]

4Gamer.netによる『ピクミン3』のインタビューにて、シリーズプロデューサーの宮本茂がアニメ化を発表[1]。「ゲームだけでは見せられない部分を形にしていく」「ピクミンそのものに愛着を持ってもらいたい」という目的の下、実験的に制作を進めており[1]、媒体、公開時期などは未定[1]

CMソング[編集]

CMソングは主にストロベリー・フラワーが手掛けている。

出典[編集]

  1. ^ a b c 任天堂の宮本 茂氏に聞く,『ピクミン3』の魅力――「インタラクティブメディアは,“自分”が関わっていることが一番面白い」3ページ目 4Gamer.net,2013/07/13 2013年8月28日閲覧。

関連項目[編集]

  • 宮本茂 - ピクミンシリーズのプロデューサー
  • 手塚卓志 - ピクミンシリーズのプロデューサー
  • 日野重文 - ピクミンシリーズのディレクター
  • 阿部将道 - ピクミンシリーズのディレクター
  • 若井淑 - ピクミンシリーズの音楽担当、ピクミンの声優
  • 戸高一生 - ピクミン2のサウンドディレクションとキャプテン・オリマーの声優
  • 渡邊貴宏 - ピクミン2の効果音担当

外部リンク[編集]