マリオブラザーズ

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マリオブラザーズ
Mario Bros.
ジャンル アクションゲーム
対応機種 アーケード
開発元 任天堂
発売元 任天堂
プロデューサー 横井軍平
デザイナー 宮本茂
音楽 兼岡行男
人数 1 - 2人
メディア 業務用基板
稼働時期 日本の旗1983年7月14日
アメリカ合衆国の旗1983年
対象年齢 CERO:A(全年齢対象)
CPU メイン:Z80 (@ 3.072 Mhz)
サウンド:I8039 (@ 730 Khz)
サウンド DAC
ディスプレイ 256x224 256色表示
その他 移植されたプラットホームについては本記事#他機種版の項を参照のこと。
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マリオブラザーズ』は、1983年に発売された任天堂アクションゲームマリオシリーズで初めてマリオの名がタイトルに冠され、マリオという名として主人公が活躍するゲームとしては、マリオシリーズ第1作目にあたる。

1983年3月14日ゲーム&ウオッチ版が発売、同年7月14日アーケードゲーム版が稼動されているが、両者はゲーム内容が全く異なっている。通常『マリオブラザーズ』というと、アーケード版とその移植作を指し、本記事でも特にことわりのない限りこれに準拠して記述する。ゲーム&ウオッチ版については、本記事#ゲーム&ウオッチ版の項を参照のこと。

概要[編集]

ドンキーコング』などで活躍したマリオとそのルイージ下水道から流出したカメカニハエなどを駆除していく固定画面アクションゲーム

『ドンキーコング』で大工と設定されていたマリオの職業が(ゲーム&ウオッチ版『マリオブラザーズ』の工場作業員を経て)配管工に変更された(公式としては未だ大工の模様)。ルイージが初登場するが、本作ではまだマリオとの違いは服装の色のみである。

ファミリーコンピュータを始めとした数々の家庭用ゲーム機に移植されている。

本作のマリオとルイージやシェルクリーパー(カメ)、ファイアボールらのキャラクター、そしてコインや土管のモチーフなどはファミコンの『スーパーマリオブラザーズ』へと受け継がれた。本作とは違い『スーパーマリオブラザーズ』は横スクロール型アクションゲームとなったが床の下から突き上げることで気絶させる、気絶した敵キャラクターを蹴るなどの要素は形を変えて存在している。

これらの点から、本作は『スーパーマリオブラザーズ』の土台となったゲームの一つということがわかる。

ゲーム内容[編集]

土管から出現する敵キャラクターを床の下から突き上げて気絶させ、蹴り落として退治する。複数の敵をまとめて蹴り落とすと、敵の数に応じて得点に倍率がかかる。敵を一匹倒すごとにコインが1枚出現し、下から突き上げる、もしくは触れることで回収でき、得点が入る。ステージの敵を全て倒すと面(フェイズ)クリア。フェイズが進むほど難易度は上昇して行く。数フェイズごとにボーナスステージ(TEST YOUR SKILL)があり、フィールド内に配置されたコインを集めるステージとなる。

ゲームスタート時と次ラウンドより新敵キャラクター登場前には、敵キャラクターの名前と倒し方が画面で説明される。

エンディングはなく、ゲームオーバーになるまでひたすらゲームが続いていくループゲーム。PHASE 23以降ステージ数はカウントされるが、ゲーム内容はPHASE 16~22の繰り返しとなる。
ファミリーコンピュータ版はPHASE 17以降はPHASE 13からのループになる。

POWブロック[編集]

ステージの1段目中央にあるブロック。「パワー床」とも呼ばれる。下から突き上げることでステージの床全体を突き上げたのと同じ効果を及ぼす。使うごとにパワー床は薄くなってゆき、3回目で消滅する。パワー床は接地しているプレイヤー及び敵キャラクター、そしてファイアーボールに対して効果が及ぶため、非常に強力な攻撃手段となりうる。なおこの方法で消した火の玉は得点されない。アーケード版をはじめとするつららのあるバージョンでは完成したつららはすべて落ち、未完成のつららは破壊される。パワー床の使用可能回数は2度目以降の "TEST YOUR SKILL !!" フェイズで全回復する。

2人プレイ[編集]

本作登場時、「1人100円、2人でも100円」というキャッチフレーズが書かれたポップ広告の通り1コインで2人同時プレイも楽しめた[1]。敵キャラクターだけでなくプレイヤーキャラクター同士にも衝突判定が設定されており、それがゲーム上でも大きな意味を持つ。インストラクションカードには「協力するか、それとも裏切るか」と書かれており、異なる遊び方をさりげなく提示している。

対戦でできる相手の倒し方[編集]

  • 気絶している敵を下から突き上げることで目を覚ますことを利用して、相手が敵を蹴り落とそうとする瞬間にその敵を突き上げる。これは基本技なだけに互いに慣れてくると警戒して成功しにくくなってくるが、起こすのが間に合うかどうかの微妙な距離の場合や気絶している敵が3匹などの場合、相手も危険を冒してこれを強引に取りに来るのでその場合は成功する。
  • 相手を突き上げて敵に当てる。
  • 相手を押して敵や火の玉に接触させる。
  • 高速移動するピンクガニを突き上げて、横にはねたら相手に接触する。
  • 敵をジャンプで避けようとする相手に上から飛び降りて下の敵に接触させる。
  • 最上階に行った相手を2段目の中央で降ろさないよう阻止し下から攻撃する。
  • 相手を踏みつけて約2秒間行動不能にする(判定はややシビア。また、相手がジャンプ中は踏みつけられない)。
  • ミスして上部中央から再出現した相手に向かってジャンプし接触可能なタイミングを計って飛び蹴りをして下の敵に当てる。(ファミコン版のみでアーケード版では飛び蹴りをしても相手は落ちない)

などがある。

この節の参考文献『裏ワザ大全集 マリオブラザーズ』(二見書房)より

キャラクター[編集]

敵キャラクター[編集]

シェルクリーパー(Shellcreeper 日本名:カメさん)
カメ。最も基本的な敵キャラ。『スーパーマリオブラザーズ』のノコノコのモデル、およびクッパを始めとする敵キャラクターのモチーフになったと思われる。本作を遙かに上回る世界的な大ヒット作となった『スーパーマリオブラザーズ』の影響により踏める敵と誤解されるようになった(そのため、リメイク版やミニゲームではトゲゾーに変更されているものが多い)。
アーケード版では気絶から回復する際、甲羅を脱ぎ捨て外からひっくり返し再度甲羅を纏うといったモーションが存在した。またプレイヤーが噛まれると一瞬凶悪な表情になる。
サイドステッパー(Sidestepper 日本名:カニさん)
カニ。1回突き上げると怒って少しスピードアップする。2回突き上げないと気絶しない。最後の1匹になると高速化する。マリオコレクション版ではカニキチ(カニ吉)と呼ばれ、カニさんよりスピードアップの段階が少ない。
シェルクリーパー同様、プレイヤーが噛まれると一瞬凶悪な表情になる。
ファイターフライ(Fighterfly)
ハエ。横一方向のみに移動する点は他の敵キャラクターと変わらないが、ジャンプしながら移動する。着地していないときには突き上げても攻撃が効かない。なおファイターフライだけは気絶を放置させない限り高速にはならず、これを最後の一匹にしても速度に変化は起こらない。最低速では、下をくぐることの出来るタイミングが存在する。マリオコレクション版ではハエ丸と呼ばれ、ファイターフライよりスピードアップの段階が少ない。
  • 上記の3種類は気絶させておいてしばらく放置すると自力で復活し、その際に色が変わって動きが少し速くなる。さらに同じことを繰り返すともっと素早くなる。また、敵を倒していきファイターフライを除く最後の1匹となると、自動的にこの一番素早い状態になる。
アーケード版のシェルクリーバーは気絶から自力で回復する毎に色が緑から青に、青から赤に変化(ゲームボーイアドバンス版では緑→赤→青)。
アーケード版のサイドステッパーは気絶から自力で回復する毎に色が赤から青に、青からピンクに変化(ゲームボーイアドバンス版では赤→緑→青)。
アーケード版のファイターフライは気絶から自力で回復しても色は変化しない(ゲームボーイアドバンス版では青→黄色→ピンクの順に変化)。
スリップアイス(Slipice 日本名:フリーズ)
氷柱。PHASE 10から登場。出てきた土管の側にある1段目の床の中央に到達すると、床を凍らせて滑りやすくさせてしまう。下から突き上げることで破壊可能(蹴り落とす必要はない)。後に発音の関係で「フリーザー」という名前となった。最上段の床は凍らせない(ゲームボーイアドバンス版では最上段も凍らせる)。
アーケード版ではマリオ(ルイージ)が触れると体が凍るモーションが存在した(つららも同様)。
つらら(Icicles)
PHASE 17から登場。最上部の床(最初から凍っている)とパイプから不規則に発生し、つららが完成するとすぐにステージの下まで落下する。つららが完成するまでに下から叩けば消すことができるが、完成形及び落下中のつららに触れるとミスになる。なお、完成後につららの近く(当たり判定スレスレ)の床を叩くと即座に落とすことが出来る(パイプに発生したものは落とせない)。つららはファミコンのROM版は容量の関係で削除されているが、ディスクシステム用にリメイクされた『帰ってきたマリオブラザーズ』で復活した(ゲームボーイアドバンス版でも登場する)。また『アイスクライマー』にも受け継がれている。
ファイアボール、グリーンボール
火の玉。敵が減り一定時間経つと出現する(高次面になるほど規定時間は短くなる)。時間経過と共に出現間隔が短くなる。赤(ファイアボール:赤玉)と緑(グリーンボール:青玉)の2種類が存在し動きが異なる。
赤玉はゆっくり斜めに移動し床や画面端で直角に跳ね返る。消して(または規定時間経過で自然消滅して)再出現すると速くなる(POWブロックで消した、またはこれに触れてミスをした場合は速くならない)、床で消すと1000点入るので点数勝負に於いて終盤の接戦時には重要な得点源として逆転材料になる。また消し続けるとマリオよりも速く動くようになるため回避が困難になるので、1人プレイ時は消さない方がよい。
青玉はマリオがいる段の反対側から出現する(マリオのミス後、画面下へ降下する時もその段に出現する)。ステージの端からマリオ・ルイージと同じ速さで段を蛇行移動し、反対側の端に着くと消える。赤玉同様床で消すことができるほか、特定の場所でくぐることが可能(サイズの違いから、アーケード版では自機が停止した状態ではくぐれないが、走行中タイミングが合致すれば可能。同様の理由から、アーケード版では特定の場所では飛び越すことが出来ない)。アーケード版では一度に2個出てくることもあり一度出た方向と逆の方向から、あるいは同じ方向から出現する。2個目は、2人プレイ中はルイージに合わせて出現する。また規定時間以前でも、同じ段に長時間滞在していると出現する。
マリオコレクション版のみで遊べるBATTLE GAMEでは、テレサに変更された。
アーケード版ではマリオ(ルイージ)が触れると体が燃えるモーションが存在した。

音楽[編集]

ゲーム開始時に流れる音楽はモーツァルトアイネ・クライネ・ナハトムジークの第1楽章冒頭部分である[2]。アーケード版とファミコン版ではややサウンドが異なりリメイク作品はファミコン版を基に作られているため、サウンドもファミコン準拠である。

サウンドトラック
  • ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.1(2004年1月7日)
  • ファミコン サウンドヒストリーシリーズ「マリオ ザ ミュージック」(2004年7月22日)
    サイトロン・デジタルコンテンツより発売されたCD内の一作品として収録されている。

他機種版[編集]

No. 発売日 対応機種 タイトル 開発元 発売元 メディア 型式 価格 売上本数 備考
1 日本の旗1983年9月9日
アメリカ合衆国の旗1986年6月
欧州連合の旗1986年9月1日
ファミリーコンピュータ マリオブラザーズ 任天堂
インテリジェントシステムズ
任天堂 192キロビットロムカセット 日本の旗HVC-MA 日本の旗3,800円 日本の旗165万本 後に4,500円に値上げされている。
2 1983年 Atari 2600 MARIO BROS. アタリ アタリ ロムカセット -
3 1983年 Atari 5200 MARIO BROS. アタリ アタリ ロムカセット -
4 1984年2月 PC-8001mkII
PC-8800シリーズ
PC-6000シリーズ
FM-7
MZ-2200
X1
MZ-1500
SMC-777
マリオブラザーズスペシャル
パンチボールマリオブラザーズ
ハドソン ハドソン カセットテープ
フロッピーディスク
3,600円(テープ版)
5,800円(FD版)
5 1986年 コモドール64 MARIO BROS. Ocean Software Ocean Software ロムカセット
6 1987年 Amstrad CPC
ZX Spectrum
MARIO BROS. Ocean Software Ocean Software フロッピーディスク
カセットテープ
7 1988年 Atari 7800 MARIO BROS. アタリ アタリ ロムカセット
8 1988年10月23日 ファミリーコンピュータ スーパーマリオブラザーズ3 任天堂 任天堂 3メガビットロムカセット HVC-UM 6,500円 384万本 ミニゲームとして収録
9 1988年11月30日 ファミリーコンピュータ ディスクシステム 帰ってきたマリオブラザーズ インテリジェントシステムズ 任天堂 ディスクカード両面 FMC-KMAR 400円 - ディスクカード書き換え専用ソフト
10 1989年 Atari 8ビット・コンピュータ MARIO BROS. Sculptured Software アタリ ロムカセット
11 1993年7月14日 スーパーファミコン スーパーマリオコレクション 任天堂情報開発部 任天堂 16メガビットロムカセット SHVC-4M 9,800円 212万本 リメイク版『スーパーマリオブラザーズ3』に収録
12 2001年3月21日 ゲームボーイアドバンス スーパーマリオアドバンス 任天堂 任天堂 ロムカセット AGB-P-AMAJ-JPN 5,040円 -
13 2004年5月21日 ゲームボーイアドバンス ファミコンミニ11 マリオブラザーズ 任天堂 任天堂 ロムカセット AGB-P-FMBJ-JPN 4,500円 -
14 2005年12月29日 ゲームボーイアドバンス マリオ&ルイージRPG アルファドリーム 任天堂 128メガビットロムカセット AGB-P-A88J-JPN 4,800円 -
15 アメリカ合衆国の旗2006年11月19日
欧州連合の旗オーストラリアの旗2006年12月8日
日本の旗2006年12月12日
韓国の旗2008年12月30日
Wiiバーチャルコンソール マリオブラザーズ 任天堂
インテリジェントシステムズ
任天堂 ダウンロード - 500Wiiポイント - ファミリーコンピュータ版の移植
16 2010年10月21日 Wii スーパーマリオコレクション スペシャルパック 任天堂 任天堂 Wii用光ディスク RVL-P-SVMJ-JPN 2,500円 -
17 日本の旗2013年5月8日
アメリカ合衆国の旗2014年1月30日
欧州連合の旗2014年1月9日
3DSバーチャルコンソール マリオブラザーズ 任天堂 任天堂 ダウンロード - 500円 - ファミリーコンピュータ版の移植
18 2013年5月29日 Wii Uバーチャルコンソール マリオブラザーズ 任天堂 任天堂 ダウンロード - 500円 - ファミリーコンピュータ版の移植
Wiiのバーチャルコンソール版をWii U本体に保存をしている場合は100円になる

ファミリーコンピュータ版[編集]

1983年9月9日発売、定価3,800円(後に4,500円に値上げ)。売り上げ本数約163万本。プレミアソフトとして定価よりも数段高い価格で取引された時期もあったが、後述のゲームボーイアドバンスでの復刻版発売などの要因で現在は取引価格は落ち着いている。
ROMカセットのタイトルシールが銀の背景にオレンジ色のタイトルの下に初期のファミコンソフトに見られた太い波線の物と『スーパーマリオブラザーズ』の様にタイトルの横に箱と同じイラストが縮小されて描かれている物の2種類があり、中古市場では後者の方が流通が少ない。
1988年10月23日発売の『スーパーマリオブラザーズ3』も2人プレイ中でも同様のゲームがプレイ可能であるが同作ではコースでゴールしたときに得たパネルを奪い合う対戦ミニゲームの色が濃いため、本作とはいささかゲーム性が異なる。相手を踏むか突き上げることで、持っているパネルが1枚飛び出す。また、ルールの異なるオリジナルステージが2つ追加されている。
ファミリーコンピュータ発売前後のCMでマリオブラザーズが紹介されていたがよく見るとルイージの色が違う(白色ではなく緑色。アーケード版の色が緑のツナギに茶色のシャツであった)。
FC版では容量の都合からかアーケード版と比べると細かい演出がカットされていたり、シェルクリーパーとファイヤーボールの大きさがアーケード版に比べてかなり小さくなっている。
1993年には「帰ってきた…」の仕様に加えアーケード版にあったPHASE 1,5,7,9のアトラクトデモを追加した「Mario Bros. Classic」をヨーロッパ限定で販売した。なお本作ではPHASE 24以降になると、敵がひっくり返っている時間が短くなっている。
PHASE 99をクリアしてもPHASE 100とならずPHASE 99のままとなる。

ファミリーコンピュータ ディスクシステム版[編集]

1988年11月30日、ディスクライター書き換え専用ソフト『帰ってきたマリオブラザーズ』としてリメイク発売。当時「マリオカレー」などのキャラクター商品を発売していた永谷園がスポンサーについたため、通常500円だった書き換え価格が本作については上記の広告料(3000万円)などの関係で400円に引き下げられた[3]。ゲーム中に同社の「マリオカレー」「お茶づけ海苔」などのCMが流れたことも話題になった。「ながたにえんワールド」モードではゲームオーバー時に復活チャンスがある。1988年11月30日~1989年5月31日にクリア時の暗号(いああなあお-など)を永谷園に送ることで、10万点でマリオ3トランプ・20万点マリオ3カセットがそれぞれプレゼントされるキャンペーンを実施。応募者全員の中からマリオ3特製キーホルダーも当たった。
容量が増えたため、敵キャラクターのグラフィックがアーケード版に近くなっていたり、ファミコンのROM版で削除されたつららが復活、ボーナスステージで床が見えなくなるなどアーケード版の仕様がそのまま移植されている。また、ジャンプ中に十字ボタン左右でジャンプの勢いをコントロールできるようになった。
ディスクシステム起動画面が本作を彷彿とさせるものになっている(POWブロックを模したと思われるスイッチをマリオとルイージが突き上げ合い、画面を明るくしたり暗くしたりする。『ファミコンミニ ディスクシステムセレクション』でも、特殊な起動方法を行えば見ることができる)。
ディスクシステム最後の新作マリオシリーズであった[4]

パソコン[編集]

1984年、『マリオブラザーズスペシャル』(PC-8001mkIIPC-8800シリーズPC-6000シリーズFM-7MZ-2200X1MZ-1500SMC-777)、『パンチボールマリオブラザーズ』(PC-8001mkII、PC-8800シリーズ、PC-6000シリーズ、FM-7、MZ-1500、JX)が発売された。発売はハドソン、両タイトルともアーケードゲーム版をベースにステージ、ルールの大幅変更など大胆なアレンジが施されており本作の名を冠するもののほとんど原形をとどめていない(敵キャラクターすら出現しないステージも存在する)。また、ウエストサイドよりPC-8001N-BASIC)対応版が発売(任天堂のライセンスを受けている)。

スーパーファミコン版[編集]

1993年7月14日発売の『スーパーマリオコレクション』に収録されたリメイク版『スーパーマリオブラザーズ3』の2人プレイ時に出現。上記の物と同様の物の他、単独で2人対戦用モードも実装された。2人対戦用モードではスーパーマリオの状態でスタートし、一回だけ敵に当たってもミスにならない(床を叩くとランダムで出現するキノコを取ると回復もできる)。踏みつけると甲羅になり武器にする事が出来るノコノコが登場する。

ゲームボーイアドバンス版[編集]

過去のマリオシリーズを移植した2001年3月21日発売の『スーパーマリオアドバンス』シリーズと2003年11月21日発売の『マリオ&ルイージRPG』でプレイ可能。クラシックモードバトルモードの2種類が収録されている。いずれも、ステージBGM(面により異なる)が追加されている。
クラシックモードでは、面構成やつららなど、一部アーケード版のような仕様となっている。1画面だったステージが広くなっており、マリオの移動に合わせてスクロールする。また、POWブロックが上部にも追加された。POWブロックの上に乗ってBボタンを押すと(1~2回叩いた状態であっても)持ち上げる事が出来る(投げれば叩いた時と同じ効果、ただし投げると一発で消滅する)。他にも下を押しつづけるとパワージャンプができるなど、操作性は『スーパーマリオUSA』に似ている。ひっくり返った敵を5匹以上連続で蹴れば1UPも可能。ゲームオーバーになった場合は一回だけコンティニューが出来る。
バトルモードでは、最大4人対戦が可能。対戦キャラを持ち上げる事も出来る。2人プレイでは、POWブロックが無い代わりにゴミ箱が設置されている。中に入る(あるいは入れられる)と、一定時間出られない代わりにアイテムが手に入る。入手できるアイテムは、POWブロック甲羅魚のホネタマゴの内のどれか1つ。タマゴは投げると割れ、コインハートスターのどれか1つが出てくる。また、4ステージ目には敵キャラでクッパが登場するが、倒す事は出来ない。
他にもファミコン版が、『ファミコンミニ』第2弾の1つとして2004年5月21日に発売されている。

Wii版[編集]

2006年12月12日よりバーチャルコンソール版が配信開始。要500Wiiポイント。内容はファミコン版と同じ。
2010年10月21日に『スーパーマリオコレクション』が『スーパーマリオコレクション スペシャルパック』としてWii版が発売された。内容はスーパーファミコン版と同じで、もちろん『スーパーマリオブラザーズ3』内のマリオブラザーズもある。

ニンテンドー3DS[編集]

2011年12月16日よりニンテンドー3DS早期購入者を対象にしたアンバサダー・プログラムにて、マリオブラザーズを収録したスーパーマリオアドバンス3がバーチャルコンソールとして配信開始。内容はゲームボーイアドバンス版に準ずるが、多人数プレイが不能になったためバトルモードで遊べなくなっている。
2013年5月8日にはファミコン版がバーチャルコンソールとして配信開始。定価500円。

Wii U[編集]

2013年5月29日よりバーチャルコンソールとして配信。定価は500円であるが、Wii U本体にWiiのバーチャルコンソール版がある場合には定価100円で買える。
2013年11月21日発売の『スーパーマリオ 3Dワールド』で特定の条件を満たすと「LUIGI BROS」というゲームがプレイ可能になる。ゲーム内容はファミコン版の1Pのマリオをルイージ(緑の帽子・シャツ、青色のつなぎ)に差し替えたもの、2Pのルイージは原作と同じである。
2014年4月3日よりバーチャルコンソールとしてゲームボーイアドバンスソフトでマリオブラザーズを収録したスーパーマリオアドバンス2が配信開始した、ただし多人数プレイが不能になったためバトルモードで遊べなくなっている。

ゲーム&ウオッチ版[編集]

マリオブラザーズ
Mario Bros.
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ゲーム&ウオッチ
発売元 任天堂
人数 1人
発売日 日本の旗 1983年3月14日
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1983年3月14日に任天堂から発売。型式MW-56、定価6,000円。『マリオブラザーズ』のタイトルで最も早く発売されたバージョンであり、後のアーケード版とタイトルは同じだが、アーケード版は本作から移植されたものではなく、ゲーム内容は全く異なっている。ポッカ(現・ポッカサッポロフード&ビバレッジ)の販促用景品としても配布されていた。

左右2画面のマルチスクリーン機用ゲーム。瓶詰め工場を舞台に、兄弟はベルトコンベア上を流れてくる荷物を運ぶ仕事をしており、中央に表示されたベルトコンベアを挟んで、マリオは右画面、ルイージは左画面にいる。プレイヤーは一人で同時に、右手でマリオ、左手でルイージを上下操作して、流れてくる荷物を落とさないように、より高い位置にあるベルトコンベアにタイミングよく乗せかえて行く。最上段まで荷物を運んでトラックに積み、積載量一杯になるとトラックが発車してボーナス得点が与えられる。

荷物を落としてミスすると上司に叱られるなど、さまざまな演出も見られる。

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 1コインで2人同時プレイ:標準設定の場合。店舗側の設定変更で2人用に2コイン必要とすることもできる。プレイ料金を20~50円と安価に設定する店舗でこのような設定をされることが多かった。プレイに必要なコイン数はデモ中に確認可能。
  2. ^ ゲーム音楽とクラシック音楽
  3. ^ 『CM NOW vol.23』玄光社、1989年1月、P149。
  4. ^ ディスクシステム最後のマリオシリーズは『レッキングクルー』である。

外部リンク[編集]