ポパイ (任天堂)

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ポパイ
ジャンル 固定画面アクション
対応機種 アーケード
開発元 任天堂開発第一部
発売元 任天堂
デザイナー 竹田玄洋
宮本茂
人数 1人
メディア 業務用基板
発売日 1982年
CPU Z80 (@ 4 Mhz)
サウンド AY8910 (@ 2 Mhz)
ディスプレイ 512 x 448 288色表示
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ポパイ』(POPEYE)は、任天堂から発売されたゲームソフトおよびアーケードゲーム。アメリカの漫画『ポパイ』を題材としている。

1981年ゲーム&ウォッチとして発売され、翌1982年には内容を異にしたアクションゲームがアーケードゲームとして発売された。本項ではアーケードゲーム版を記述し、ゲーム&ウォッチ版は後述する。

概要[編集]

1982年にアーケードゲームで登場し、その後1983年7月15日ファミリーコンピュータ同時発売ソフトとして発売された(その他のソフトは『ドンキーコング』と『ドンキーコングJR.』)。このバージョンは、コレコビジョンコモドール64にも移植されている。

2007年秋に海外でバンダイナムコゲームスが携帯電話用アプリケーションとしてグラフィックを一新したアーケード版のリメイクを発売している。

ゲーム内容[編集]

ここではアーケード版について述べ、移植版との相違点についてはアーケード版との比較という形でまとめてある。

全1画面、4段構成のステージでポパイを操り、ポパイの天敵ブルートの攻撃をかわしながら、恋人オリーブの投げるハートや音符、アルファベットを全て取ればクリアとなる。画面の上の方で取るほど高得点。1段目だと500点、2段目以降は300点、100点、50点の順。階段等を降りている最中は前にいた段の得点。ハート等を1つでも取り逃す(画面下の水面に落ちて一定時間経つと沈む)か敵に触れたりビン・骸骨が当たるとポパイを1人失う。人数が無くなればゲームオーバー。なお、面のクリア条件は、1面はハート24個、2面は音符16個、3面は「H」「E」「L」「P」のアルファベット4個を計6セット(24個)[1]と、それぞれの面で1つも漏らさず取る事である。なお、取る事さえできれば良く、取る順番は問わない。

ポパイはAボタンでパンチを使えるがブルートに直接攻撃はできず、通常状態では触れると死ぬ。ブルートは段の上下を移動し、ビンを投げつけてきたり、上段へ殴り付けたり、下段に腕を伸ばしたり飛び降りてきたりしてポパイの邪魔をする(ビンはパンチで壊せる。1個100点)。ブルート以外にも、ハゲタカのバーナード(3面のみ登場、叩くと1000点)、髑髏(パンチで壊せる。1個100点)を投げてくるいじわる魔女シーハッグ[2]が敵として登場。

1面目の最上段の中央には桶とパンチングボール(1回叩くと30点)がある。パンチングボールはタイミングよくパンチすると桶にぶつかり、桶が下に落ちてきてブルートの頭にはまって邪魔をする事ができる。これも被せた時の段によって点数が異なり、下の方で被せるほど高得点。

ステージは全3面で1面はドック、2面は街[3]、3面は船上。ステージによって仕掛けが異なり、1面は桶を使ってブルートを攻撃できる。2面はジャンプ台がありジャンプ台の上に浮かぶ赤ん坊(スィーピー)にタッチすると500点。3面はスライドする台がある。3面をクリアすると難易度が上がった1面に戻る無限ループ。アーケード版では2週目以降は3面まで行かず2面で次ループに移行するバグが存在する。

原作同様、各ステージに出てくるほうれん草[4]を食べれば音楽が変わり、ポパイが赤(アーケード版。コレコビジョン版は緑)くなってパワーアップし無敵となり、ブルートを体当たりで倒せる様になる他、投げられたハート等も停止し取りやすくなる。さらには、無敵状態の最中は得点が2倍になる。難易度が高くなるにつれて無敵時間は短くなり、オリーブの投げるパーツとブルートの動きも早くなり、ビンや骸骨を投げてくる率が多くなる。

他機種版[編集]

No. 発売日 対応機種 タイトル 開発元 発売元 メディア 型式 価格 売上本数 備考
1 フランスの旗1982年 G7000 Videopac Popeye - 日本国内未発売
2 アメリカ合衆国の旗1983年 オデッセイ2 Popeye - 日本国内未発売
3 日本の旗1983年7月15日
アメリカ合衆国の旗1986年6月
欧州連合の旗1986年9月1日
日本の旗ファミリーコンピュータ
欧州連合の旗Nintendo Entertainment System
ポパイ 任天堂 任天堂 192キロビットロムカセット[5] 日本の旗HVC-PP
欧州連合の旗NES-PP
日本の旗初期:3,800円(税別)
中期:4,500円(税別)
日本の旗 約45万本
アメリカ合衆国の旗 約51万本
世界 約110万本
4 アメリカ合衆国の旗1983年 コレコビジョン Popeye パーカー・ブラザーズ パーカー・ブラザーズ ロムカセット 9810 - 日本国内未発売
5 アメリカ合衆国の旗1983年 Atari 2600 Popeye パーカー・ブラザーズ パーカー・ブラザーズ ロムカセット PB5370 - 日本国内未発売
6 アメリカ合衆国の旗1983年 Atari 800 Popeye パーカー・ブラザーズ パーカー・ブラザーズ 1150 - 日本国内未発売
7 アメリカ合衆国の旗1983年 インテレビジョン Popeye パーカー・ブラザーズ パーカー・ブラザーズ 6370 - 日本国内未発売
8 アメリカ合衆国の旗1983年 Atari 5200 Popeye パーカー・ブラザーズ パーカー・ブラザーズ 1150 - 日本国内未発売
9 欧州連合の旗1984年 コモドール64 Popeye パーカー・ブラザーズ パーカー・ブラザーズ PB1560 - 日本国内未発売
10 アメリカ合衆国の旗1984年 TI-99/4A Popeye パーカー・ブラザーズ パーカー・ブラザーズ PB1650 19.95ドル - 日本国内未発売
11 アメリカ合衆国の旗2007年 携帯アプリ Popeye バンダイナムコゲームス バンダイナムコゲームス ダウンロード - 日本国内未発売

ゲーム&ウォッチ版[編集]

1981年ゲーム&ウォッチのワイドスクリーンで発売。同シリーズの『パラシュート』に似たゲーム構成となっている。

1983年8月には海外で、ゲーム&ウォッチのカラースクリーン テーブルトップとして発売。こちらもワイドスクリーン版、アーケード版、ファミコン版とは全く異なった内容となっている。このバージョンは日本国内でも同月にパノラマスクリーンで再発売された。

ワイドスクリーン版[編集]

海の上でボートに乗っているポパイを左右に操り、画面左上のオリーブが投げてくるビン、パイナップル、缶詰をキャッチするゲーム。途中でブルートがポパイを邪魔し、「GAME A」では左端からハンマーで、「GAME B」ではハンマーに加えて右端からパンチで攻撃していくる。オリーブが投げたものを2つ海に落とすか、ブルートの攻撃にあたるとミスとなる。3回ミスでゲームオーバー。

時計機能のアラームは、オリーブが担当している。

テーブルトップ版[編集]

桟橋のフィールド上で、画面右側にいるポパイを左右に操り、パンチボタンを用いて画面左側にいるブルートと殴りあうゲーム。攻撃を受けると後退し、その攻撃でブルートを桟橋の左端から落とすのが目的である。ブルートを2回海に落とすと、次の対戦では画面上にいるオリーブがホウレンソウ缶詰を蹴飛ばしてくる。これをキャッチしてブルートを攻撃すれば、ブルートが吹っ飛ばされてクリアとなる。以後は繰り返し。「GAME B」では、桟橋の下にカジキが登場し、下からポパイを攻撃してくる。カジキの攻撃を受けると2つ分後退してしまう。

なお、パノラマスクリーンも同内容である。

脚注[編集]

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  1. ^ コモドール64版はHELPという字が一塊になって落ちてくる。
  2. ^ アーケード版は階段の片隅(1〜3面全部)とオリーブの家(2周目以降の1、2面)。FC版はゲームAの2周目以降とゲームBにオリーブの家に出現(1、2面のみ)。コレコビジョン/コモドール64版は階段の片隅のみ(1〜3面)。
  3. ^ ファミコン版以外はどれも、ダミーであるが太ったおっさんウィンピーがジャンプ台横に立っている。
  4. ^ アーケード版及びコレコビジョン版はポパイが死んだステージをクリアしない限りほうれん草は復活しないが、ファミコン版はポパイが死んでも再スタート時にほうれん草は復活する。
  5. ^ 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」、『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店1991年5月10日、 90頁。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]