スーパーマリオブラザーズ3

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スーパーマリオブラザーズ3
Super Mario Bros. 3
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ
バーチャルコンソールWii3DSWii U­)
開発元 任天堂
発売元 任天堂
ディレクター 宮本茂
デザイナー 宮本茂
プログラマー 中郷俊彦
音楽 近藤浩治
人数 1 - 2人
メディア 3メガビット+64キロRAMロムカセット[1]
発売日

ファミリーコンピュータ
日本の旗1988年10月23日
アメリカ合衆国の旗1990年2月12日
欧州連合の旗1991年8月29日

バーチャルコンソール(Wii)
アメリカ合衆国の旗2007年11月5日
欧州連合の旗2007年11月9日
日本の旗2007年12月11日
韓国の旗2008年5月26日
バーチャルコンソール(3DS)
日本の旗2013年1月1日
バーチャルコンソール(Wii U)
日本の旗2013年12月25日
対象年齢 [Wii・VC]CERO:A(全年齢対象)
売上本数 日本の旗 約384万本
世界 約1728万本[2]
その他 発売時のCM等では「テクニカルファンタジーゲーム」を自称している。
スーパーマリオコレクション』(SFC・Wii)および『スーパーマリオアドバンス4』(GBA)にてリメイクされている。
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スーパーマリオブラザーズ3』(スーパーマリオブラザーズスリー、SUPER MARIO BROS. 3)は1988年10月23日(日本での発売日。アメリカでは1990年2月12日)に任天堂が発売した、ファミリーコンピュータアクションゲームである。販売本数は国内で約384万本であり、この本数はファミコンソフトとしては『スーパーマリオブラザーズ』に次いで2番目である。全世界では約1728万本に達する。略称は「スーパーマリオ3」「スーマリ3」「マリオ3」。

概要[編集]

CMでのキャッチコピーは、『僕らは、マリオと強くなる』。

本作は『スーパーマリオブラザーズ』の続編として制作され、登場キャラクターやアイテム・ルールなどの多くの要素は『スーパーマリオブラザーズ』を引き継いでいるが、同時に非常に多くの変更や追加が施されており『スーパーマリオブラザーズ』とは大幅に変わっている。発売当初「ファミコンソフトの最高傑作」と銘打ち自信作であることをアピールしていた通り、当時としては最高水準のグラフィックや内容的多様さを有していた。

今回クッパが襲ったのはキノコ王国ではなく、キノコワールドに点在する別の7つの国。各国で子供たちを率いてイタズラをし、あげくの果てに各国に古くから伝わる魔法の杖を盗み出し、王様を動物の姿に変えてしまった。今回の目的は、これら7つの国を順に回り、魔法の杖を取り返すことである。ただし、ゲーム途中でピーチ姫がクッパの本拠地である8つ目の世界である暗黒の国に連れ去られてしまうので、その時点からピーチ姫を奪い返すことが目的となる。[3]

システム上の非常に大きな変更としては、マップシステムおよびマップアイテムの導入、新たなパワーアップの導入、そしてスクロール方式の多様化がある。各ワールドのステージはマップ上に配置され、ステージのクリア順にある程度の自由度が与えられたほか、2人プレイで共同して攻略することが可能となった。

パワーアップとして、しっぽ・タヌキ・カエル・ハンマー・クツという状態が追加された。しっぽ・タヌキ状態では空を飛ぶことができ、これにより前作では考えられなかった場所に行けるようになった。また、マップアイテムをマップ画面で使用することでステージ開始前にパワーアップを行うこともでき、有利な初期状態でステージ攻略することも可能となった。スクロール方式は左右両方向スクロールにより一度通り過ぎた地点にも戻れるようになっただけでなく、ステージによっては上下・斜め方向も加わり、上記飛行能力と併せて移動の自由度が大幅に高まった(プレイヤーの動きに無関係に強制スクロールするステージなどもある)。

グラフィックデザインも刷新されており、前作に登場するキャラクタも再デザインされている。背景の色遣いが多彩になったことや、各キャラクタの周囲が縁取りされていることから、全体にコミカルな印象になっている。

ステージの難易度は『スーパーマリオブラザーズ2』のようにいきなり高難易度となることはないが、後半に行くにつれそれに匹敵する、あるいは凌駕する難ステージが登場する。しかし「前述のマップアイテムにより難易度をやわらげられる」「あまりに難しいステージはスキップできる手段がある」等、アクションが苦手な人でもクリアできるような工夫がなされている。

内容が量的にも非常に多くなり、初心者はクリアまでに数日から数週間かかるほどのボリュームとなった。このような大規模なゲームであるにもかかわらず、バッテリーバックアップ機能(ROM回路内蔵電池での保存機構)は搭載していない。この点を開発者も苦慮し、ワープアイテムである「笛」を隠しアイテムとして導入した上で、説明書に「残念なことにバッテリーバックアップ機能がないため電源を切ると、また初めからのプレイになってしまいますが、コースのどこかに隠してある“笛”が何かの役に立つかと思います。」とヒントを記述している。

このような多様かつ複雑な内容を実現するために当時としては最高度の技術が投入されており、大容量3メガビットカセットを用いたほか、特にグラフィックの点でファミコンソフトとしては限界に近いプログラミングがなされている。ネット上にはマリオシリーズハックロムは多いが、本作に関してはこのようなプログラミングの複雑さ(特にグラフィックの扱いにくさから)から確固とした日本語に対応するエディタが作られなかったため、ハックロム数は最も少ない。

本作は後にリメイクされ、1993年7月14日スーパーファミコンで発売された『スーパーマリオコレクション』に収録されている(2010年10月21日Wii版が発売された。)ほか、2003年7月11日ゲームボーイアドバンスで発売された『スーパーマリオアドバンス4』に収録されたバージョンもある。

なお、これらリメイク版および米国版ではシステムその他の点でオリジナル版と異なる点が多数存在するが、本稿では主としてオリジナル版について述べ、相違点についてはオリジナル版との比較という形でまとめてある。

前作との比較[編集]

主な変更点は以下のようである。これらの他にも、若干の追加・変更に留まった前作とは異なりプログラムコードが根本から刷新されているため、前作からの引き継ぎに見える部分でも細かい動作は異なっていることがある。少しリメイクされたマリオのゲームである。

  • 各ワールドのマップが導入された。マップ上には各ステージがすごろくのマスのように配置されており、マリオはマップ上の道を移動して好きなステージに進む事ができるようになった。
  • 全てのステージをクリアする必要が無くなった。各ワールドにいるボスを倒しさえすれば、次のワールドに進む事ができる。
  • マップアイテムが導入され、事前にパワーアップを施してからステージに挑んだり、ステージをスキップしたりすることができるようになった。
  • 各種ミニゲームがマップ上の施設として導入され、アイテムや残機を獲得できる機会が増えた。
  • スクロール方向が多様化し、左右両方向スクロール(通り過ぎて画面から消えた部分に再び戻る事ができる)となり、縦方向スクロール・全方向スクロールのステージも登場した。
  • プレイヤーが止まっていても画面が一定速度で一定方向へスクロールを続ける「強制スクロール」のステージが登場した。
  • マリオ(ルイージ)のジャンプ中の加減速が地上走行時並みに自由となった。これにより、ジャンプの自由度が上がった反面、着地位置の微調整が難しくなった。
  • スーパーマリオ・ファイアマリオの他、しっぽマリオタヌキマリオカエルマリオハンマーマリオクツマリオにもパワーアップ可能になった。
  • Bボタンによるダッシュ走行に加えて、ダッシュを続けパワーメーターを一杯にすることでさらに速い走行が可能となった。さらに、しっぽマリオ・タヌキマリオの状態では一定時間空を飛ぶことが可能となった。
  • Bボタンで物(ノコノコ、パタパタの甲羅など)を持ったり投げたりする事が可能になった。
  • 2人プレイでは、ミス時だけでなくステージクリア時にもプレイヤーが交代するようになった。さらに、2人のステージクリア状態が共有される(片方がクリアしたステージはもう片方はクリアしなくてよい)ので、協力して攻略することが可能になった。詳細は2人プレイの節を参照。
  • 前作と同様、ゲームオーバー時にコンティニューによりそのワールドの先頭から再開できるが、マップ上の一部状態がリセットされない、マップアイテムが保存される等により、多少ショートカットしたり有利に進めたりすることが可能となった。
  • 水中面でもブロックを叩く事が出来るようになり、パワーアップアイテムも獲得できるようになった。
  • タイムカウントの減るスピードが遅くなり、1カウント=現実の1秒と同じスピードになった。また、多くのステージがタイムカウント300(5分)となった。

ワールド構成[編集]

ステージ構成は前2作と同様、8つのワールドの中に複数のステージが存在するという構造になっており、最終のワールド8にたどり着きクッパを倒せばエンディングとなる。また、従来と違い各ワールド毎にステージ数が異なる他、これら通常ステージの他に特殊ステージやボーナスイベントなどが存在する。本作ではワールド毎に大きく世界観が異なり、それに合わせた多彩な仕掛けと構成を施されたマップが登場する。また、世界観に合わせて各ワールド毎に名前が付けられている。

ワールド1:草原の国 GRASS LAND
最初のマップ。ステージ数は少なく、各ステージのマップ構成もオーソドックスで難易度は低め。ワープのための「笛」が隠されているステージが2つある。ここかワールド2で笛を2つ手に入れれば最短ルートへ進める。
ワールド2:砂漠の国 DESERT HILL
マップの広さは3画面に増え、流砂や竜巻の仕掛けや、ピラミッドなどが登場する。マップ上に土管のマスと岩が初登場。このワールドにも1本「笛」が隠されている。
ワールド3:海の国 OCEAN SIDE
海というだけあって水中面が多い。それ以外にも、地面が水面に浮き沈みするステージもある。またマップにも仕掛けがあり、舟に乗って移動する場所がある他、一部の通路が跳ね橋になっていて時々通行できなくなる。日本列島らしき島があり、任天堂の所在地である京都辺りにお城が建っている。
ワールド4:巨大の国 BIG ISLAND
巨大化したブロックや敵キャラクターが登場する。
ワールド5:空の国 THE SKY
地上マップ(前半、5-1~3、砦1ヶ所)と雲の上のマップ(後半、5-4~9、砦1ヶ所)に分かれ、両マップは塔のステージで結ばれている。雲の上はアスレチックステージが多く、様々なリフトが登場する。
ワールド6:氷の国 ICED LAND
ツルツル滑る氷の床が多い。また、このワールドは通常のステージが最も多く、6-10まであり、砦が3つある。難易度も全体的に高め。
ワールド7:土管の国 PIPE MAZE
ワールドマップもアクション面も土管が多く、パックンフラワーも多数登場。ハンマーブロスの代わりにパックン面が2ヶ所にある。ステージいっぱいにブラックパックンが敷き詰められたステージ(7-7)や難易度の高い水中面(7-4)も存在する。
ワールド8:暗黒の国 CASTLE OF KUPPA
クッパの本拠地。各ステージの難易度も高く、戦車や戦艦などといった兵器も登場する。なお、このエリアにはキノピオの家や隠しキノピオの家がなく、アイテムを入手できるのは戦車1とトラップゾーンのみ。
ワールド9:ワープゾーン WARP ZONE
実質的には上記の8ワールドで構成されているが、笛を吹いたときに登場するワープゾーンでは画面上のワールド数表示がWORLD 9となっている。海に囲まれた島にワープ用の土管があるのみで、アクションゲームパネルその他の要素は存在しない。

マップ[編集]

8つのワールドにはそれぞれマップ画面が存在し、ゲームの根幹をなす通常ステージと、その他特殊ステージやボーナス施設とがすごろくのマスのように配置されている。

通常ステージ(アクションゲームパネル)[編集]

通常ステージは「コース」と呼ばれ、マップ上では「アクションゲームパネル」として配置されている。コースをクリアするとパネルは「クリアパネル」に変化し、そこを通過できるようになる。このようにしてアクションゲームをクリアしつつ進んでゆき、マップ上に存在する城に到達し、さらにコクッパを倒すと、動物に変えられた各王様が元の姿に戻りワールドクリアとなる。クリアすると次のワールドへと進む(前のワールドに戻ることはできない)。ワールド8の最後の城でクッパを倒せば全ゲームクリアとなる。アクションゲームパネルは、基本的に各コースを番号順にクリアしないと城にたどり着けないような配置となっているが、ところどころ迂回路や分岐などがあり、必ずしも順番通り全てのコースをクリアしなくとも城に到達することができ、ひいてはワールドをクリアすることができる。2プレイの場合、マリオルイージとで協力してマップを攻略することができる。

その他マップ上の施設[編集]

マップ上には、上記アクションゲームパネル以外に以下のような施設が存在する。

キノピオの家
アイテムを手に入れる事ができるイベント箇所。マップ上に固定して存在。3つの宝箱から1つ選ぶとアイテムが手に入る。外観は通常は茶色(ワールド5後半とワールド6では青)であるが、中には赤いものもあり、こちらの方が比較的希少価値の高いアイテムが手に入りやすい。一度入るとクリアパネルとなり、もう一度入ることはできない。訪れる場所によって3種類のアイテムは決まっているが、どのアイテムがどの宝箱から手に入るのかはランダムで決まる。どれを選んでもある1種類のスーツのみが手に入るというキノピオの家が3つのスーツごとに2ヶ所だけ存在する。
なお、1-3に存在する隠しゴールはキノピオの家の中となっており(宝箱は1つ)、
また、ある条件を満たすと出現する「白いキノピオの家」もあり、こちらは宝箱は1つしかないが貴重なアイテムを入手できる。通常のキノピオの家と異なり、重なると自動的に開始となり、一度入ると消滅する。
スペードパネル
絵合わせゲームにより残機補充のチャンスが得られるイベント箇所。マップ上に固定して存在。上中下の3つのレーンの動きを止めて絵を合わせる。合わせた絵柄がスーパーキノコの場合は2UP、ファイアフラワーは3UP、スーパースターは5UPになる。一度入るとクリアパネルとなり、もう一度入ることはできない。
Nマークスペードパネル
神経衰弱ゲームにより、アイテムやコイン、残機補充が得られるイベント箇所。8万点獲得ごとに、ステージクリアのタイミングでマップ上のどこかに出現する。ただし、ワールド8では出現しない。重なると自動的に開始。18枚のカードをめくり合わせる。2回お手つきをすると終了し次回に持ち越しとなる。全てのカードをめくり合わせると、次回以降は別の配列になる。カードの配列は8種類ある。
土管
マップ内の離れた場所へ行く時に使用。土管の中は1画面分のアクションゲームステージになっており(敵はいない)、入ったところと反対側にある土管に入れば移動できる(入ったところと同じ土管に入ることも可能)。なお、土管の中では制限時間があり、時間切れまで放置するとミスになる。ただし『スーパーマリオコレクション』以降では時間制は廃止され、常に000表示となっている。
閉ざされた扉
マップ内にある鍵穴のある扉。砦(及びワールド8の戦艦・高速飛行船・戦車2)のボスのブンブンが落とすマジックボールを取ると対応した場所のものが消滅し、扉の先を越えて移動できるようになる。ゲームオーバーしコンティニューしてもこの扉は復活しない。場所によっては、扉が消滅するのではなく橋がかかる部分もある。砦によってはマジックボールを取らずにクリアできるが、その場合砦は崩れるものの扉は開かないままとなる。
ハンマーブロス(ブーメランブロス・ファイアブロス・ヒマンブロス)
1画面のみからなる特殊なアクションゲームステージ。コースクリアかミスするたびにマップ内を移動する。重なると強制的にステージ開始となる。またマップ内移動終了時点でマリオ(ルイージ)が重なると(プレイヤー側が待機でブロス側が移動である状況)『今後その場所から二度と移動しなくなり』、マリオ(ルイージ)のターンが来ると強制的にステージ開始となり『撃破するかゲームオーバーにならない限りこちら側の行動が一切不可能』となる。敵キャラクターはブロスのみで、これを倒すと宝箱が出現し、それを取得することでクリアとなる。ハンマーブロスが相手の場合はレンガブロックが配置され、叩くとスーパーキノコかファイアフラワー、スーパーこのは、1UPキノコ(ワールド5のみ)、10コインブロック(ワールド5のみ)が出現することがある。なお、これらが出現する条件はマップ上のハンマーブロスの位置によって決められている。クリアしても通常ステージのようにクリアパネルにはならず、単に消滅する。オルゴールで眠らせることで回避することができる。出現するブロスの種類と数はワールドごとに決められている。なお、マップ上の水上で対戦すると、地面から1キャラ分が水で覆われ、チビマリオだと移動が不自由になる。
ワールド1:ハンマーブロス1体
ワールド2:ブーメランブロス1体(右端の隠しマップではファイアブロス2体)
ワールド3:ハンマーブロス2体(マップ上の水上にブロスが重なったところで対戦すると地面が水で覆われる)
ワールド4:ヒマンブロス1体
ワールド5:ハンマーブロス2体
ワールド6:ハンマーブロス2体(地面が氷になっており滑る)
宝船
ワールド1・ワールド3・ワールド5・ワールド6において、所持コイン枚数をゾロ目にし、かつスコアの10の位の数が同じになるようにしてコースクリアする(ゴールしたときに残りタイム1秒=50点としてスコアが加算されるので、これも調整する必要がある)と特定のハンマーブロスが変身して出現する。この特定のハンマーブロスを倒していると、条件を満たしても変身しない。
強制スクロールのアクションゲーム形式だが、最後に登場するブーメランブロス2体を除いて敵が全く出現しない。大量のコインと隠し1UPキノコがあるほか、ブーメランブロスを倒すと宝箱がもらえる(中身はブロスの本来のアイテムと同じ)。このステージでミスすると元のブロスに戻る。また、ブロスと同様クリアすると消滅する。
マップ上の要所に存在するアクションゲームステージ。ステージ最後にブンブンが待ち構えており、これを倒しマジックボールを入手すると砦が崩れ、閉ざされた扉が消えたり橋が現れたりして道が開ける。
各ワールドの最終目的地(ワールド8のクッパの城については後述)。キノピオと動物や虫に変えられた王様がいる。初めて入ったときはすぐに飛行船のコースに進む。リメイク版では王様がヨッシードンキーコングJrなどのキャラクターに変えられている。飛行船移動後は再度キノピオと会話ができるが、2人プレイの場合は、コースクリアやミス時と同様にマリオとルイージが交代となる。
飛行船
コクッパがいる船。強制スクロール形式のアクションゲームステージ。重なると自動的に開始となる。最奥部でコクッパを倒すとワールドクリアになる。ミスすると飛行船はマップ内のどこかへ飛んでいくが、錨を使えば動きを止めることができる。
砂漠
ワールド2のみ出現するアクションゲームステージ。コース途中から上空の太陽が襲い掛かってくる。
ピラミッド
ワールド2のみ出現するアクションゲームステージ。
ワールド5のみ出現するアクションゲームステージ。ワールド5では地上と雲の上の2つのマップがあるため、両マップを結ぶために地上マップに設置されている。砦のような構造だが、ボスはいない。屋上にある土管に入ると雲の上のマップに移動する。なお、雲の上のマップから地上に戻る場合は雲の上のマップに設置されている土管を通ることで移動できる(塔の内部は通過する必要はない)。
パックンフラワー
ワールド7のみ出現する特殊なアクションゲームステージ。ステージは短いが、パックンフラワーやブラックパックンが多い上、またスーパースターなどのアイテムも出現しないため難易度はかなり高い。通常のコースと区別してパックン面と呼ぶことがある。最後の部屋に入るとアイテムが入った宝箱が出現し、取ればコースクリアとなる。ハンマーブロスと同様、重なると強制的に開始となるが、オルゴールでしばらく眠らせることでステージを回避できるほか、クリアすると消滅する。ただしブロスのように移動することはない。
戦車・戦艦・高速飛行船
ワールド8のみ出現するアクションゲームステージでマリオが触れると強制スタートになる。マップ上に固定して存在するが、クリアしてもクリアパネルとはならず単に消滅する。砲台(キラー、丸弾、ボム兵)・バーナー・プーが主な敵キャラで、難易度は平均的に高い。戦車1ではブーメランブロス、戦艦・高速飛行船・戦車2ではブンブンがそれぞれ最奥部で待ちかまえている。戦車1ではブーメランブロスを倒すとスーパースターの入った宝箱が出現する。戦艦・高速飛行船・戦車2では砦と同様、ブンブンを倒しマジックボールを取ると、閉ざされた扉が消える。ワールド8では通常のコースが少ない分こうしたステージが多数ある。
ミステリーゾーン
ワールド8のみ出現するアクションゲームステージ。トラップとも呼ばれる[4]。怪しげな渦が5つ連なっており、その内の3つがコースとなっている[5] 。そのときの運により素通りできる場合と謎の手によって引きずり込まれる場合とがある。手に引きずり込まれた場合は強制的にステージが始まる。引きずり込まれなかった場合も、任意でAボタンを押してステージに挑むことができる。ブロス系敵キャラ面・バブル面・プクプク面があり、最後の部屋には3つのステージ共通でスーパーこのはが入った宝箱がある。リメイク版では全クリア後に再挑戦できるようになる(謎の手は出現しない)。
クッパ城
ワールド8の最終ステージ。他のワールドの城と異なり、飛行船のコースには進まずそのままアクションゲームがスタートする。最後の部屋(途中でルートが分かれるため、2種類存在する)でクッパを倒すとエンディングへの道が開ける。

アクションゲーム(コース)[編集]

基本的には前作までと同様のサイドビューのジャンプアクションであり、右方にあるゴール地点にたどり着くことが目的となっている。多くのステージは横スクロールで左から右に進むが、前作までと異なり、ほとんどのコースは進行方向に応じて左右両方にスクロールするようになり、自由に移動できるようになった。高さが2画面分または数画面分あり進行方向に合わせて上下方向にもスクロールするステージもある。これ以外に本作では進行方向にかかわらず一定のルートに従って自動的にスクロールする強制スクロールステージが新しく登場している。

各コースのゴールにあるのはフラッグポールではなくスロットブロックであり、ここでスロットに触れるとカードがもらえ、残りタイムが得点として加算されステージクリアとなる。カードが3枚集まるごとにプレイヤーの残り人数が1人増える。カードの絵柄が3枚同一で揃っていればその絵柄に応じて2人以上人数が増える。コースによってはスロットカードの代わりに、ボーナスステージや隠しステージで宝箱(後述)を獲得することによりクリアできるものもある。なお、宝箱を取ってステージをクリアした場合、残りタイムは得点として加算されない。

パワーアップの状態も、従来のスーパーマリオ・ファイアマリオに加えて、しっぽマリオ・タヌキマリオ・カエルマリオ・ハンマーマリオ・クツマリオという状態にパワーアップすることが可能になった。これらの状態でのみ可能な操作もある。

操作方法[編集]

プレイヤーの操作も基本的には前作までと同様で、十字キーの左右で移動、下でしゃがみ、上でツタ登り(途中で降りる事も可能に)、Aボタンでジャンプ、Bボタンで加速&ファイアボール発射となっている。この基本操作に加えて、本作では以下のような操作が加わった。

  • Bボタンを押しっぱなしにすることでノコノコの甲羅などの物を持つことができる。Bボタンから指を離すと、持っている物や敵が地面を前へと滑って行き、それを敵にぶつけることで当てた敵も倒すことができる。また、壁に押し付けた状態で指を離すことで即座に倒すことも出来る。
  • 本作では坂道が新たに登場しているが、坂道の場所で十字キーを下に押すことにより、坂を滑り降りることができる。滑り降りる途中に敵に当たるとその敵を倒すことができる(敵によっては倒せずにミスになる)。
  • 十字キーを下に押し続ける(しゃがみ続ける)ことにより、背景の裏側へ擦り抜けることができる場所が登場した。
  • Bボタンによる加速を一定時間続けるとパワーメーターが上昇し、これが満タンになるとさらに高速なダッシュとなる。
  • 水面すれすれを泳いでいるときにAボタン+十字キーの上を押すと、水面からジャンプできる。
  • 逆さ土管の下でジャンプし、土管にマリオ(ルイージ)の頭が触れたときに十字キーの上を押すと、その逆さ土管へ入れる(入ることができる逆さ土管の場合)。
  • 扉とマリオ(ルイージ)が重なったときに十字キーの上を押すと、その扉に入れる。

さらに、パワーアップ状態においてのみ可能な操作は、下記パワーアップの項で述べる。

パワーアップ[編集]

スーパーマリオ・ファイアマリオについては前作とほぼ同様である。以下は、本作で導入されたパワーアップ状態である。

しっぽマリオ
スーパーこのはを取ることで変身できる。Bボタンを押すと身体を回転させてしっぽで横の敵やブロックを打つことができ、ダッシュを続けてパワーメーターを満タンにするとAボタンの連打でしっぽを回して空を飛ぶことができる。落下時でもAボタンを連打すればゆっくりと降りることができる。パタパタの羽根使用時は常に飛行が可能(後述)。ただし、しっぽ攻撃は水中では使えず、ボスキャラクターには効果がない。後に『New スーパーマリオブラザーズ 2』にも登場し、水中でもしっぽ攻撃が使えるようになっている。
カエルマリオ
カエルスーツを取ることで変身できる。水中では沈まず、上下左右を押すだけで自由に移動できるほか、水中でAボタンを押すことにより高速で泳ぐことが可能である。また、水流のある場所では水流に逆らってことができるなど、水中での移動の自由度が高くなる。その代わり、地上ではカエルのように跳ねて移動するようになり、扱いにくくなる。ただし地上で甲羅などを持っている時は通常と同じように動くことができる。
タヌキマリオ
タヌキスーツを取ることで変身できる。しっぽマリオの能力に加えて、下+Bを押し続けている間、地蔵に変身することができる。地蔵に変身している間は敵の攻撃を受け付けないが、一定時間が経過するとタヌキマリオに戻る。また、空中から地蔵になった状態で敵の上に落下すると、バブルやクッキーなど、通常では踏んで倒せない敵を倒すことができる。
後に『スーパーマリオ 3Dランド』にも登場するが、こちらはスーパーこのはで変身する。
ハンマーマリオ
ハンマースーツを取る事で変身できる。Bボタンでハンマーブロスのようにハンマーを山なりに投げて攻撃することが可能になる。このハンマーはファイアボールより強力で、ファイアボールが効く敵ならばより少ない攻撃回数で倒せる他、ドッスンやテレサ、カロン等のファイアボールが効かない一部の敵をも倒すことができる。しゃがむとメットの甲羅のように、ファイアパックン等が吐き出すファイアボールを防げるようになる。ただし坂を滑り降りることはできない。
クツマリオ
5-3にのみ登場するクツクリボー[6] の靴を取ることで変身できる。他の変身と異なり、コースクリア時に強制的に靴が消滅するため、5-3以外のコースでは使えない。変身と言うよりはむしろ乗り物に近い扱いであり、それまでのマリオの変身状態を上書きせずゴール時に靴を除いた状態になる。ただし敵に触れるとチビマリオに戻ってしまう(リメイク版では靴が脱げるだけで、マリオ自体はチビマリオにはならない)。カエルマリオのようにピョンピョン跳ねてしか移動できず(跳ね方は異なり、カエルマリオほど移動がしづらくはない)、しっぽ能力も使えなくなり、物も持てなくなるが、パックンフラワーやトゲゾーなどの通常なら踏めない敵でも踏みつけ一撃で倒せるようになる。なお、ファイア攻撃およびハンマー攻撃は可能。ブラックパックンは倒せないが、無敵マリオのように上を歩くことが可能になる。ファミコン版では、タヌキマリオの地蔵状態で上から靴に入ると時間制限なしの無敵状態(ただしスーパースターと違い、体当たりしてもミスにならないだけで敵を倒すことはできない)になれるが、この状態では本来くぐることのできる土管(上段コースと下段コースを結ぶ土管)をくぐることができないので、上段コースの途中でスーパーこのはを取って地蔵状態を解除しないと下段コースに行けず、ステージクリアもできない。

地形構成要素[編集]

前作と同様、ブロックや土管、雲などで地形が構成されている。特定のブロックを叩くとコインやアイテムが出現する点も同様である。ただし、バリエーションは前作より豊富になっている。

ブロック・足場[編集]

木目ブロック
木でできたブロック。足場にできるが壊せない。横から触れると跳ね飛ばされるタイプも存在し、アイテムが出現することもある。
レンガブロック
スーパーマリオ以上で下から突き上げたり、しっぽマリオで横から攻撃すると破壊できる。コインやアイテムが入っている物も存在し、これは壊れない。今作ではこれに化けたマメクリボーも登場している(区別の方法として、次の方法がある。通常のレンガブロックは光ったりするが、マメクリボーが隠れているブロックは光らない。また、ポーズをかけるとマメクリボーのいるブロックは表示されない)。ワールド4には巨大レンガブロックがあるが、しっぽでは壊せない。
白ブロック
白いレンガブロック。甲羅と同様、持ち運び可能。持って一定時間が経過すると消える。投げて敵にぶつけて倒すことができるが、壁や土管などに当たると甲羅のように跳ね返らずに消える。これを武器にするメットもいる。
ジャンプブロック
4分音符が書かれた白いブロック。横から触れると跳ね飛ばされるものとそうでないものが存在する。乗ってタイミング良くAボタンを押すと大ジャンプする。アイテムが出てくることもあり、上に乗った場合はアイテムが下から出てくる。
なお今作では前作までにあったジャンプ台はなくなっている。
スーパージャンプブロック
オレンジ色のジャンプブロック。乗ってタイミング良くAボタンを押すと、大ジャンプして上方の画面の外に飛び出し、ボーナスステージに行ける。
巨大ハテナブロック
隠し部屋にある普通の4倍(縦横2倍)の大きさのハテナブロック。中には、1UPキノコ×3・カエルスーツ・タヌキスーツ・ハンマースーツのうちのいずれかが入っている。同じ巨大ハテナブロックからは常に同じアイテムが出現する。
ワールド4では大量に登場するが、ワールド4は単にいろいろなものが大きくなっているだけのワールドなので、珍しいアイテムは入っていない(通常のハテナブロックと同じ扱い)。
隠しブロック
通常は見えないが、その空間を下から通過しようとするとブロックが現れる。コインが入っている場合と、アイテムが入っている場合とがある。なお、未出現時は当たり判定もないので、そこに乗ることなどはできない。ブロックのかわりにジャンプブロックやスーパージャンプブロックが出現する場所もある。
一方通行の足場
ついたてのような形をしているものや、雲の形をしているものなどがある。下から上へはジャンプで通過することができるが、上から下へは通過できない。なお、白いついたてのような足場では上に乗って5秒間しゃがみ続けると一定時間背景の裏側に行くことが出来る。背景の裏側では、背景の表側にいる敵に触れてもダメージを受けない。
土管
前作と同様の土管。パックンフラワーも生息している。水中ステージでは水流が出てくるものもある。本作では、横向きの土管からもパックンフラワーが登場することがある。また、下向き土管にも入れるようになった。途中で折れ曲がっている土管も存在する。

リフト[編集]

木目リフト
前作までのリフトと同様のスタンダードなリフト。空中に浮いており、一方向に動くもの、往復するもの、乗ると動き出すもの、乗ると落ちるものなどがある。
くるくるリフト
球が一列に連なった形をしている。乗ることができるが、回転に巻き込まれると弾き飛ばされる。一定時間ごとに回転と停止を繰り返すもの、回転はしないが乗ると傾いていくもの、常に回転しているものがある。これの元になったものが、『バルーンファイト』に登場する。
レールリフト
レールを行き来するリフト。乗ると動き出すものや、一方通行でレールの終端に達するとそのまま落ちてしまうものもある。
ちくわリフト
半分の丸に穴が開いた形をしている。乗るとしばらくふるえ、そのままずっと乗っていると落ちる。上でジャンプし続けるか、突端に立つことで、落下は防げる。
ふしぎリフト
マリオが上に乗ると同じ形の透明なリフトが出現し、動き始め、一定時間で消滅する。矢印が書いてあるものはその方向にのみ動き、「!」と書かれているものは、ジャンプして着地するごとに方向が変わる。
雲リフト
スタンダードなリフトだが、下からすりぬけられる。

その他仕掛け[編集]

コインまたはブラックパックンが凍りついている。ファイアボールで溶かすことができる。
流砂
入ったものを下に引きずり込む。ジャンプボタンを連打することで脱出できる。基本的には下まで引き込まれるとミスになるが、下の隠し部屋につながっている箇所もある。
竜巻
砂漠の特定の地点で発生する。巻き込まれるとしばらく操作不能になった上に後ろに戻されるが、ダッシュで助走をつけて飛び込むことで逆に大ジャンプが出来る。
ナット
空飛ぶ戦艦や戦車の横棒に複数重なってはまっている。乗ってジャンプすると回転しながら少しずつ前に進む。ただし、すぐにまたジャンプしないとマリオが落ちてしまう。下からジャンプして突き上げると逆回転して少し後ろに戻る。
溶岩
落ちるとマリオの状態やスターを取った無敵状態に関係なく即ミス(FC版のみ、タヌキマリオの地蔵状態で溶岩に落ちると灰色に燃え尽きる)。前作までとは異なり背景扱いではなく、溶岩に触れた時点でミスとなる。
トゲ
砦などにある仕掛け。触れるとダメージを受ける。溶岩と違い、スーパーマリオ以上の状態で触れても即ミスとはならない。
動く地形
砦にある仕掛け。壁や天井、背景等が一定周期で動く。
ベルトコンベアー
砦にある仕掛け。乗ったものはその方向に流される。Pスイッチを押すと一定時間停止する。
入ると下方向に流される。

敵キャラクター[編集]

アイテム[編集]

アイテムには、ステージ中に登場するものと、マップ上で手に入るもの(マップアイテム)とがある。ステージ上に登場するものは前作までと同様に取るとすぐに効力が発揮される。マップアイテムは、マップ画面上でのみ使用することができ、アクションゲーム中には使用できない。しかし、パワーアップ系のマップアイテムは、アクションゲームパネルを選択する前に使用することでアクションゲームを有利にすることができる。

ステージ中アイテム[編集]

パワーアップ系[編集]

スーパーキノコ
ブロックを叩くと出てきて左または右に動き出す[7]。取るとスーパーマリオになる。レンガブロックを壊せるようになる。ダメージを受けるとチビマリオに戻る。
ファイアフラワー
ブロックを叩くと上に生える。取るとファイアマリオになる。スーパーマリオの能力に加え、ファイアボールを出せるようになる。ファイアフラワーを出現後にダメージを受けてチビマリオ状態で取るとスーパーマリオになる[8]。ダメージを受けるとチビマリオに戻る(リメイク版はスーパーマリオ、以下同様)。
スーパーこのは
ブロックを叩くと出てきてヒラヒラと落ちていく。取るとしっぽマリオになる。スーパーマリオの能力に加え、一定時間空を飛べたり、ゆっくりと降下したり、しっぽ攻撃ができたりするようになる。ファイアフラワーと同様、チビマリオ時に取るとスーパーマリオになる。ダメージを受けるとチビマリオに戻る。
タヌキスーツ
タヌキの形をしたスーツ。取るとタヌキマリオになる(詳細は上記を参照)。
カエルスーツ
カエルの形をしたスーツ。取るとカエルマリオになる(詳細は上記を参照)。
ハンマースーツ
ハンマーブロス+メットのような形をしたスーツ。取るとハンマーマリオになる(詳細は上記を参照)。

その他[編集]

1UPキノコ
ブロックを叩くと出てきて左右一定の方向へ動き出す[7]。取ると残機数が1増える。前述の巨大ハテナブロックに3つ入っているところもある。通常緑のキノコだが、ファミコンのカラー数の制限からか白や紫の1UPキノコが存在するなど場所によって見た目が変化する。
スーパースター
ブロックを叩くと出てきて跳びながら動き出す[7]。取ると一定時間無敵状態となる。無敵時間は過去の作品に比べ短い。無敵状態のとき、チビマリオ以外でジャンプすると宙返りする。
隠れスター(連続スターとも)
動きはスーパースターと同じだが、無敵状態でブロックを叩かないと出現しない(無敵状態ではない場合コインが出る)。ちょうど前の無敵時間が切れる頃に到達する場所に配置されていることが多い。これを使わないとクリアできないステージも存在する。
Pスイッチ(スイッチブロック)
半円形に盛り上がったスイッチ。踏むと、一定時間特定のブロックとブラックパックンが全てコインに、コインが全てブロックに変わる。何もない場所にコインや扉が現れる場合もあるほか、ベルトコンベアーも停止する。効力がある間は?ブロックや♪ブロックのシンボルなど、地形の動きも止まる。
クリボーの靴
5-3にのみ登場する(詳細は上記を参照)。
宝箱
通常はハンマーブロス戦などの勝利後に出現するが、ステージ中の特定の場所に出現することもある(この場合の中身は、ほとんどの場合、隠しアイテム)。この場合、箱を開けると無条件でコースクリアになる。

マップアイテム[編集]

キノピオの家やハンマーブロス面などで出る宝箱を開けるか、ワールドクリア時にピーチ姫から送られてくることでアイテムを得ることができ、いつでも使用できるようにキープすることができる(ただし、持てる数には限りがある)。マップ画面上でのみ使用が可能であり、アクションゲームステージの中で使用することはできない。マップ上でBボタンを押すことでアイテム選択に移行し、使用するとその時点でアイテムの効果が現れる。スーパーキノコやスーツなどのパワーアップアイテムを選択した場合は、コースに入った直後からその状態でプレイを進められる。パワーアップアイテムのほかには、以下のアイテムが登場する。

ジュゲムの雲
どうしても苦手なステージがあるとき、これを使用するとステージを1つだけ通過することが出来る。ただし、クリアしたことにはならないので、再度そこを通過するときにはアクションゲームに挑まなければならない。特に、飛ばしたステージの直後のステージでミスしてしまうと、ステージを飛ばす前の位置まで戻されてしまうので注意が必要である(マップ上の土管を経由している場合はその限りではない)。ワールドマップ上のブロスやパックンフラワーには無効。ワールド2・ワールド5で飛行船をクリアすると無条件で獲得、あるいは一部、マップ上にいるハンマーブロスを倒すことで獲得できる。3-7ではボーナスステージの最後に出現し、取れば無条件でコースクリアとなる。
オルゴール
使用すると一定時間(ターン数)メロディ(『スーパーマリオブラザーズ』の地上BGMのアレンジ)が流れて、ワールドマップ上のブロスやパックンフラワーを眠らせることができる。この時にブロス等に触れても戦わなくてすむ。ただし任意でAボタンを押せばブロス等に挑むことができる。ワールド3の飛行船をクリアするか、マップ上にいるハンマーブロスを倒すことで獲得できる。5-1では隠し通路に出現し、取れば無条件でコースクリアとなる。
フエ
あるステージの隠し場所にある宝箱を開けると手に入る。使用すると竜巻が現われ、ワープゾーンであるワールド9に飛ばされて、吹いたときのワールドによって決まったワールドにワープ出来る。これを複数持ち、ワープゾーン内で使用すると初期のワールドからいっきに8ワールドまで行くことも可能。笛の音色は『ゼルダの伝説』のそれと同じ。
ハンマー
ワールドマップ上の岩を破壊して、近道やボーナスステージへの道を開くことができる。マップ上のハンマーブロスを倒すことで獲得できる。
パタパタの羽根
「P」という字が書かれている羽根。使用するとしっぽマリオと同じ外見になるが、常にパワーが溜まった状態になっており、次に入ったステージではそのステージをクリアするか敵に接触するまで助走無しに空を飛び続けることができる。ワールドマップ上ではしっぽマリオの外見に加え、胸に「P」の字が表示される。そのステージをクリアすると、通常のしっぽマリオになる。ワールド1・4・6で飛行船をクリアすると無条件で、またワールド1・3・5・7で白い隠れキノピオ家を出現させると獲得できる。また一部、マップ上にいるハンマーブロスやワールド7のパックンフラワーステージクリアで獲得できる。見た目や使用時のマリオの胸の表示からか、「Pパタ」「P羽根」などと略される。パタパタの羽根を使った後、ステージに入る前にアイテムを使ったり、ステージ内でアイテムを取ったりするとそのアイテムに応じたマリオに変身し、パタパタの羽根の効果は解除される(再びしっぽマリオに変身しても効果は復活しない)。ただし、ステージ内でパタパタの羽根の効果がかかっているときにタヌキスーツを着用すると、タヌキマリオの状態でパタパタの羽根の効果も残る。
ワールド8のミステリーゾーンなど高く飛びすぎると即死する面も存在するため注意が必要である。
イカリ
コクッパの飛行船内でミスをした場合、飛行船はワールド内の別の場所へ逃げてしまうが、これを使うとコクッパの飛行船の動きを止め、ミスした場合でも逃げられないようにする。ワールド2・4・6で白い隠れキノピオの家を出現させることでのみ獲得できる。

ワープ[編集]

前作までと同様、ワープによるショートカットが存在する。しかし、その方法は異なっており、アクションゲーム中にワープゾーンがあるのではなく、マップアイテムである笛を使用してワープゾーンに飛び、そこにある土管に入ってワープする。ワープゾーンは通常のワールドマップと同様のトップビューのマップであるが、ワープ用の土管のみがあり、アクションゲームその他の要素は存在しない。マリオがワールド1にいるときに笛を使うとワールド2から4に、マリオがワールド2から6にいるときに笛を使うとワールド5から7に(つまりワールド5または6にいるときは、ワールド5の最初に逆ワープもできる)、マリオがワールド7にいるときに笛を使うとワールド8にそれぞれワープできる。ワールド8にいるときに笛を使うと、ワールド8の最初にワープする。

加えて、ワープゾーンにいる状態でもう一度笛を吹くとワールド8にワープすることができる。笛は序盤のかなり早い段階で2本手に入れられるので、これを利用すれば序盤から一気にワールド8へワープすることが可能。

2人プレイ[編集]

2人プレイでは、1Pがマリオ・2Pがルイージとなり、交代でゲームを行う。ただし前々作とは異なり、片方のプレイヤーがミスした時に加えて、コースクリアした時にも交代となる。

片方のプレイヤーがクリアしたコースはマップ画面上ではクリアパネルとなり、もう片方のプレイヤーも通過できるようになる。したがって、2人で共同してワールドを攻略していくことが可能となっている。

ゲームオーバー時のコンティニューは、プレイヤーごとに独立して行うことができる。コンティニューを行うと、そのプレイヤーがクリアしたコースはアクションゲームパネルに戻され、パネル上を通過するためには再びクリアしなければいけなくなる。ただしキノピオの家やスペードパネルも元に戻る。しかし、続行中のプレイヤーのクリアパネルはそのままであること、扉や橋の状態はそのままであること、マップアイテムは保存されることから、かなり有利に続行することが可能となっている。

2人プレイ時のみプレイ可能なミニゲームがある。内容は『マリオブラザーズ』と類似するが、原作とはルールが少々異なり、マップ上のコインや敵をどちらが規定数入手したり、倒したりできるかを競う。マップ上でマリオとルイージの位置が重なったとき、どちらかがAボタンを押すとスタートする。相手がやられるか、両者合わせて敵を5匹倒した時点で倒した敵が多い方が勝利となり、勝利した側にプレイ権利が移動し、敗北した側はバトルを仕掛けた側(Aボタンを押した側)が元いた場所まで戻される。クリアできないステージを相手にクリアしてもらうために交代する平和的な利用法もあるが、待機側がプレイ権利を独占するために相手が自分の待機場所を通過する時にAボタンを押して強制的に引き込むこともできる。また、この際に各ステージをゴールした時にスロットブロックで出した絵柄を交換できる(これも平和的な交換だけではなく、しばしば奪い合いになることもある)。絵柄が3枚揃った時点で、その場でその組み合わせに準じた人数だけ揃えた側の残り人数が増える。戦法としては、相手を踏みつけることができ、踏みつけられた相手は一瞬の間硬直して動けなくなる。オリジナルの『マリオブラザーズ』に準じたステージの他、ステージ上のコインを相手より先に規定枚数奪取するルールのオリジナルステージが3種類追加されている。

評価[編集]

ファミリーコンピュータMagazineの読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、30点満点中26.67点となっている[9]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 4.68 4.51 4.09 4.48 4.61 4.30 26.67

ゲームボーイアドバンス版の変更点[編集]

スーパーマリオアドバンス4
Super Mario Advance 4: Super Mario Bros. 3
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ゲームボーイアドバンス
開発元 任天堂
発売元 任天堂
人数 1人(スーパーマリオブラザーズ3)
1~4人(マリオブラザーズ)
メディア 32Mbitロムカセット
発売日 日本の旗2003年7月11日
アメリカ合衆国の旗2003年10月21日
デバイス アドバンス専用通信ケーブル
カードeリーダー+対応
対応カードe+2枚同梱
テンプレートを表示

ゲームボーイアドバンスで発売された『スーパーマリオアドバンス4』に収録されたバージョンとオリジナル版との相違点を列挙する。基本的にシステムとグラフィック等はSFC版の『スーパーマリオコレクション』に収録されたこのゲームをベースにアレンジして移植されている。『マリオ3』の15周年に発売された本作はこれまでの2Dマリオ集大成とも言える作品であり、カラーで発売されたマリオゲーム全ての変身アクションが楽しめるほか、新要素も大幅に増えており、この作品のスタッフがその後ニンテンドーDSの大ヒット作となる『New スーパーマリオブラザーズ』の製作にも深く関わっている。

システム面[編集]

  • バグが修正されている。
  • 完全な一人用ゲームとなった。その為、『マリオブラザーズ』のミニゲームの対戦がなくなった(ゲームセレクトで『マリオブラザーズ』のメインが遊べる為)。「マリオ&ルイージ」モードを選択すると、残機やアイテムがマリオとルイージに個別に用意され、クリアかミスをするごとに2人を交互に操作する事になる(このため、1台のGBAを交替で使いまわしての多人数プレイは一応可能)。ただし『スーパーマリオアドバンス2』と異なり、後述のカードe+を使わない限り2人に能力差は表れない。
  • 一部の地形、マップのルート、一部の背景、出現する敵キャラクターやその性質が変化した。主に難易度を引き下げる方向に調整されている。
  • 後述のマントマリオの追加により、リメイクを含め現時点でシリーズ最多となる8種の変身パターンを収録。
  • 仕様の微調整
    • スーパーマリオワールド』と同じく、チビマリオの時にファイアフラワーやスーパーこのはを取ると、いきなりファイアマリオやしっぽマリオに変身するようになった。
    • キノピオの家やスペードパネルを利用後のマスの色はSFC版では白だったが、GBA版はファミコン版の色と同じになっている。キノピオの家は肌色に、スペードパネルは赤色になる。
    • Nマークスペードパネルが1度に出現する数が3つに増え、キノピオの家やスペードパネルなどの施設を利用することでも条件を満たしていると出現するようになった。
    • 物を持ったまま水に潜ると『スーパーマリオワールド』のように浮力が発生する。
    • レミーのボールにファイアボールを当ててもダメージを与えられるようになった(旧作ではすり抜ける)。
    • クッパ戦の落下攻撃で下半身にも当たり判定が存在するようになった為、落下攻撃は避けなければならない。
    • 錨で事前に飛行船を止められなくなった。一度ミスをして飛行船に逃げられてからでないと使えない。
    • これまでのクリアしたときのタイムボーナスが全て1秒につき50点だったが、GBA版は通常コースは50点、ブンブンのいるコースは100点、コクッパのコースは200点、クッパのコースは500点になった。
    • 陸上で踏める敵(クリボーなど)であれば水中でも踏める。
    • マリオ(ルイージ)の残機数の最大が99機までだったのが、999機まで増やせるようになった。
    • マップアイテムでストックできる数が28→36になった。
    • 半身が水に漬かった状態ではダッシュが出来ない。
    • しっぽ攻撃で巨大ブロックを叩けたり、巨大レンガブロックを壊せるようになった。
    • 土管などで画面が切り替わっても持っているものが消えない。ゴールに持ち込むとコインになるため隠れキノピオの出現条件が易しくなったと言える。
    • 投げた甲羅などがコインに触れた場合、そのコインを入手した事になる。
    • 無敵状態で敵を連続して倒すと徐々に得点が増えて1UPもする。
    • 逆さトゲゾーが踏めるようになった。
    • タヌキマリオの地蔵アタックでスイチューカを倒せなくなった。
    • つる等を登って行くときにBボタンを押し続けると速くなる動作が追加された。
  • セーブの仕様変更
    • セーブデータが3つに変更されている。
    • いつでもゲームを中断できる中断セーブが導入された。中断セーブで一時中断出来るが、1度再開すると中断データが消えてしまい、中断セーブせずにやめると最後にセーブしたところからやり直しになる。
    • 通常のセーブは砦などのボスのいるコースをクリアすることでセーブ出来、全てのコースをクリアすればポーズメニューでいつでもセーブ出来る。セーブ後は進行状況をそのままで再開でき、ゲームオーバーになった場合は最後にセーブされた状態でやり直すことが出来る(コレクション版では各ワールドの最初からで、開通されているものがある場合は開通された状態で再開)。
  • クリア後は笛を使わずにワールドセレクトを行うことが可能(ワールド9を除く)となり、一度クリアしたアクションコースを再挑戦できるようになった(クリアしたコースはクリアしたキャラのマークが付く)。さらに、全コースをクリアすれば砦や飛行船やハンマーブロスなどのコースも再挑戦でき、全ワールドにあったキノピオの家やスペードパネルなどの施設を何度でも利用することが出来、コースを再挑戦する時にポーズメニューからマップ画面に戻ることができるようになった。
  • コースをプレイしたときの映像を、リプレイとして各セーブデータごとに2つまで保存出来る(ステージ開始からクリアするかミスするまで)。保存されるリプレイは最後にプレイしたコースとなる。ただし、リプレイを保存してもセーブデータをセーブしないと保存したことにならない。また、リプレイは時間制限になっており、長時間でゴールした場合は保存されないことがある。
  • スペードパネルで絵柄を合わせると、別のスペードパネルがハートマークのスロットステージに変化する。そのスロットステージはスーパースターがスーパーこのはに変わっていて、スーパーこのはの絵柄を完成させると7UPになる。これに成功すると以降のハートマークがクラブマークに変わり、スーパースターが『スーパーマリオブラザーズ3』の「3」に変わりこれを合わせると10UPする。そしてクラブからダイヤに変わり、これまでに取った図柄によってすべて同じ図柄になり、スーパースター、スーパーこのは、「3」と連続して取っていれば無条件で10UPにする事が出来る。ただし途中で失敗したり、ダイヤで図柄を揃えると他のすべてのパネルがスペードに戻り、最初からやり直しとなる。なお、完全クリアするとスペードパネルを何回でもプレイすることができる。こちらもクリアするとマークが変化するが、失敗したりダイヤをクリアするとスペードに戻る。

カードe+による新要素[編集]

『スーパーマリオアドバンス4 カードe+』のカードを「カードe+リーダー」で読み込むことによって、新コースや特殊ルールなどの様々な要素を追加できる。カードの種類は、新コースを追加する「コースカード」、ゲームプレイを補助する要素を追加する「おたすけカード」、上級者のスーパープレイを見ることができる「おてほんカード」の3種。ゲームソフトには限定カードが2枚(「クラシックコース W1-1」「スーパーこのは(絵柄違い)」)が同梱されている。

  • スーパーマリオアドバンス4 カードe+ シリーズ - 1パック各5枚入り
    • シリーズ1(2003年7月11日発売) - コース11種類、おたすけ25種類、おてほん14種類を収録。
    • シリーズ2(2004年2月12日発売) - コース23種類、おたすけ7種類、おてほん20種類を収録。
  • 上記のほか、月刊コロコロコミック付録のプロモーションカードや店頭キャンペーンとして、コース3種類、おたすけ1種類が存在する。

ただし、カードe+そのものやカード自体が現在販売されていないこともあり、以下の追加要素を楽しむ事は現在困難となっている。

  • 新しいコースが遊べる「コースカード」のモードが追加された。このモードは任意にセーブ可能だが、セーブデータは1つしか保存出来ない。コースは32個保存できるが、クリアしないと保存できない。コースをセーブすれば任意にマップに戻れて再挑戦が可能になる。すでに32個のコースを保存していると、保存しているコースを上書きしないと保存出来ない。保存すると登録されていたコースの項目と成績はそのままだが、プレイすることが出来なくなる。もう一度遊ぶようにするには、同じ方法でやらないといけない。
    • 新たに「マントマリオ」に変身出来るようになった(マント羽根はマップアイテムとしても登場)。能力や操作法は『スーパーマリオワールド』とほぼ同一で、スーパーマリオの能力としっぽマリオに似た能力に加え、空を飛んだ後に背中のマントを膨らませて降下と上昇を繰り返して滑空しつづける事が出来、空から急降下して地面に落ちると地上の敵を一気に倒せて、飛んでいるときに敵や攻撃を受けてもダメージを受けなくなる。その代わり、マント攻撃してもレンガブロックを壊すことが出来ない。ダメージを受けるとスーパーマリオに戻る。この変身が『マリオ3』に組み込まれた事により、ゲームボーイ版での「スーパーボールマリオ」「バニーマリオ」を除くSFC版までの全ての変身マリオが本作で楽しめるようになった。
    • クリボーの靴が入ったハテナブロックが登場する(効果は同じ)。
    • 特定のブーメランブロスを倒すとブーメランを落とし、持つアイテムとして使用出来る(ただし「カエルマリオ」と「クツマリオ」はブーメランを持つ事が出来ない)。Bボタンで発射して敵を攻撃したりコイン等アイテムを取ったり出来るが、戻ってきたブーメランはBボタンでキャッチしないと何処かへ行ってしまう。また甲羅等の持てるアイテム同様、水中では浮力が発生して楽に泳ぐ事が出来る(『ワールド』仕様)。このブーメランはマップアイテムとしても追加された(使うとマップ上のマリオにブーメランの絵のふきだしが付く)。これによってマリオはブロス系の敵が持つ武器を全て扱う事が出来る様になった事になる。しかしクリボーの靴同様、ブーメランはコースをクリアすると消えてしまう。
    • 最終的に限定カードを含め38の新コース(うち5コースは『スーパーマリオブラザーズ』の再現)が用意された。これらのコースでは以前移植された『スーパーマリオUSA』『スーパーマリオワールド』『スーパーマリオ ヨッシーアイランド』の敵キャラやステージ中の仕掛けやBGMが再現されている(ただし『ワールド』のアトミックテレサ(ボス)は、白ブロックが蹴り上げ出来ない為、倒すのが難しい)。その他、ファミコン版になかった新しい要素やシリーズでお馴染みの要素が登場している。
      • タヌキマリオで地蔵になっている間しか見えないブロックが登場する。
      • ハンマーマリオのハンマー攻撃やタヌキマリオの地蔵攻撃でしか壊れない灰色のレンガブロックが登場する。
      • コース中にあるアドバンスコインがあり、一定以上集めるとキノピオの家にあるミニゲームが遊べる。ミニゲームは穴掘りゲーム・的当てゲーム・トゲよけゲームの3種類が遊べる。
      • コース中にあるe+コインもあり、取るとマップ中にあるお城に飾られる。最大8枚あり、お城に行けば観覧出来る。一度取ると二度と入手出来ない。これを取った時にしか聞けないマリオとルイージのボイスがある。
    • 「スイッチカード」によるシステムの変更や追加が出来る。◎は共通、○はオリジナルコース、●はコースカードで効果が発揮する。
      • ファイアボールを敵に当てるとコインに変わる『スーパーマリオワールド』仕様の効果が追加出来る。◎
      • 1UPキノコが3UPムーンに変化する(巨大ハテナブロックからの所は変化しない)。◎
      • 制限時間の最初の50カウントが本来の2倍の時間となり、BGMが遅くなる。●
      • Pメーターが短くなって短距離の助走で空を飛べるようになり、さらに持続時間も延びる。●
      • 「得点が2倍になる」・「どんな変身でもダメージを受けるとチビマリオに戻る」・「クリボーとノコノコとパックンフラワーがトゲゾーとメットとファイアパックンに変わる」・「ボスの耐久力が上がる」の4つでゲームが難しくなるハードモードに変更出来る。◎
      • ルイージの能力を「ジャンプ力に優れるが滑りやすい」というシリーズ他作と同様の仕様に変更出来る(カードe+で読み込んだコースではデフォルトでこの仕様である)。○
      • コースに『スーパーマリオUSA』のような野菜が出現。地中に埋まっており種類はカブとはずれ野菜、そしてGBA版にあった巨大な野菜の3種類である。野菜の違いは攻撃範囲だけで威力は同じで、敵に投げつける事でダメージを与えられる(カードe+で読み込んだ特定のコースにはデフォルトで存在しコインや1UPキノコ、毒キノコも野菜と同様に埋まっている)。○

演出面[編集]

  • マリオとルイージとテレサのボイスが追加された。ダメージを受けたり、変身したりすると発声される。
  • ステージのBGMがSFC版から若干リメイクされた。
  • ゲームボーイアドバンスの画面サイズの関係で、表示範囲がSFC版よりやや狭い。このため、マップ画面が上下にスクロールするようになるなど、いくつかの変更がされている。
  • 画面下部のステータス表示が廃止された。残り人数やコイン数などは画面上部に表示され、パワーメーターは画面下部に独立して表示されるようになった。
  • 砦クリア時や閉ざされた扉の消滅時などの点滅表現が変更されている。
  • マリオとルイージの手のグラフィックが手袋になった。
  • スーパーこのはを取った時の効果音が、スーパーキノコとファイアフラワーの効果音と同じになった。
  • コインを取った時のエフェクトが追加された。
  • 「1UP」の表示がやや大きくなった。
  • ミステリーゾーンの、手に引きずり込まれた時の効果音が追加された。
  • 笛を吹いた時に、マップ画面が歪む演出が追加された。
  • ブンブンを倒した時に出てくるマジックボールにしっぽやファイアボールで攻撃を加えると、ボールが飛び跳ねる演出が追加された。
  • コクッパを倒した時に出てくる魔法の杖はしっぽやファイアボールで攻撃を加えると飛び跳ねるほか、地蔵マリオで踏めるようになっている。
  • ゲームクリア後に、隠しキノピオの家を出現させることができるコースをプレイすると、スタート地点にコインカウンターが出現。叩くと、隠しキノピオの家を出現させるための残りのコイン数が画面下に表示されるため、あと何枚コインを取ればいいかが分かりやすくなった。
  • ワールド3の日本列島のような形の島に小島が1つ追加された。この小島は日本の佐渡島に当たる位置に存在する。
  • ワールド4のマップ画面にいるヒマンブロスのグラフィックが独自のものになった。
  • Pスイッチの仕様変更
    • SFC版まではPスイッチを押した後、効果が切れてもスイッチが押された状態で残っていたが、今作では押した後すぐに消滅するようになった。
    • Pスイッチでレンガブロックから変化したコインが回転するようになった。
    • Pスイッチを押すと、中身が入っているレンガブロックも見かけがコインに変化(ただし取ることはできず、上に乗れる)したが、今作ではレンガブロックのまま変化しなくなった。
  • 特定のコースにある土管でボーナスステージ専用のBGMが追加された。
  • クッパを倒した後のBGMが『スーパーマリオブラザーズ』、『スーパーマリオブラザーズ2』のアレンジバージョンとなった。
  • キノピオとピーチ姫のグラフィックが少し変更された。
  • ワールドクリア時の画面が追加された(ここでセーブが可能)。なお、そのワールドを完全クリアした際はその旨が表示される。
  • ゲームオーバー画面が新たに追加された。従来のゲームオーバー時のメニューの前に表示される(ゲームオーバーBGMもその時に流れる)。
  • ゲーム起動時のオープニングが追加された。
  • ゲームクリア後でクリアしていないお城に初めて行くと、王様にコクッパが襲いかかる部分が追加されている(それぞれ1回のみ見られる)。
  • ゲームクリア後でクリアしているお城に行くと、お礼の挨拶の部分が追加されている(完全クリアすると二度と見ることができない)。
  • エンディングが少し変更され、ピーチのいる部屋はファミコン版ベースのものに変更された。また、完全クリアした時のスタッフロールが追加したもので別BGMバージョンのエンディングが追加された(通常のエンディングは1回のみしか見られない)。
  • 1回エンディングを見た後、完全クリアするまではクッパ城に入ることが出来ない。
  • 英語の文字の表示がほとんど、ひらがなとカタカナになった。ゴール前にあるカードがパネルに名前が変わった。またワープゾーンの画面上部のメッセージも「ワールド9 ワープゾーン」という表記に変更された。これにより、表示が見やすくなった。
    • 日本国外版では各ステージのゴール時のメッセージが「YOU GOT A CARD」から「YOU GOT A PANEL」に変更、ピーチ救出後のメッセージも変更された[10]

米国版の変更点[編集]

米国版は、単なる言語変更の他に、難易度の調整や不具合の修正のためのいくつかの変更が加わっている。以下に日本版と米国版との違いを示す[1]。尚、以下の比較はFC版とNES版の比較であり、SFC版とSNES版及びGBA版では該当しない箇所もある。

日本版 米国版
マップ上でステージを選択した時、螺旋状のトランジションを経て黒画面になった後、逆の螺旋トランジションを経てアクションゲーム画面に移行する。 マップ画面から黒画面へのトランジションはあるが、黒画面からアクションゲーム画面へのトランジションは無い(リメイク版では、日本版・米国版ともに円状のトランジションを経て黒画面になった後、「MARIO START!」若しくは「LUIGI START!」が表示され、逆の円状トランジションを経てアクションゲーム画面に移行する)。
ワールド1の砦の吊り天井の部屋で、ブンブンの部屋の入り口は壁から4ブロック目にあり、トゲが1段上になっている「安全地帯」は、壁から3ブロック目にある。 一番右の壁が2ブロック延長され、扉と安全地帯は、両者とも壁のすぐ隣のブロックに配置されている。
お城の画面において、柱が3本あり、影は左側についている。マリオは画面左端に立っている。王座と王座のある段の上面の色は水色で、段の幅がやや狭い。背景がややくすんだ水色となっている。 柱は2本で、影は右側についている。マリオは画面中央、階段のすぐ前に立っている。王座と王座のある段の上面の色は橙色で、段の幅はやや広い。背景が明るい水色となっている。
スーパー・ファイア・しっぽ・タヌキ・カエル・ハンマーの何れのパワーアップ状態でも、ダメージを受けるとチビマリオに戻る。 ファイア・しっぽ・タヌキ・カエル・ハンマーの状態でダメージを受けると、チビマリオでなくスーパーマリオになる。
クツマリオ状態でダメージを受けると、チビマリオに戻る。また、脱げた靴は赤色になって飛んでいく。 クツマリオ状態でダメージを受けると、靴を除いた状態になる。脱げた靴は赤くはならない。
ワールド3の船に乗ったまま笛を吹くと、船に乗ったままワールド9(ワープゾーン)に到着し、海に出ることができるが、再び陸地に上がることができず手詰まりとなる[11] ワープゾーン到着時に船は無くなる。
5-1のゴールは壁の向こうにあり、パイプを通ってそこへ到達する。 壁は無くなり、直接ゴールへと到達する。
ワールド8の戦艦では、水中を潜って一番右まで到達できるが、船の甲板の高さがジャンプ力ギリギリの高さなので(特にチビマリオ以外の状態では)再び船上に上がるのは苦労を要する。 再右端のブロックが1個削られており、比較的容易に水中から船上に復帰できる(ただし、『Super Mario All-Stars(欧米版『スーパーマリオコレクション』)』では、日本版と同じ構成に戻っている)。
クッパを倒した後のピーチ姫のメッセージは「ありがとう!これでやっときのこのせかいにへいわがもどりました。おしまいっ!」となっている。 ピーチ姫が「Thank you. But our Princess is in another castle! ...Just kidding! Ha ha ha! Bye bye.」(訳:ありがとう!でもピーチ姫はここにはいないの!・・・なんて冗談よ!ハハハ!おしまい。)と冗談を言う(ただしスーパーマリオアドバンス4では単に日本版の訳となり、冗談を言わなくなっている)。
エンディングは最後に「THE END」と表示されてゲーム終了となり2週目は存在しない(『スーパーマリオコレクション』では、残っているアイテムを引き継ぎ、ワールド1に戻る(ファイル画面で、好きなワールドへ選んで行ける))。 エンディング後は2周目もあり、開始すると、パタパタの羽根7枚(ストック1段分)を持っている。

小ネタ[編集]

  • 特殊スーツを着た状態で飛行船をクリアすると、王様から普段とは異なるメッセージが聞ける。
  • 特殊スーツを着てワールド8のクッパを倒した場合は、ピーチ姫に会う画面でそれまで着ていたスーツが無くなってスーパーマリオの状態になる。チビマリオの場合もスーパーマリオになる。
  • 先述したワープゾーンの仕様により、ワールド6→ワールド5の逆戻りが可能(アドバンス版ではクッパ攻略前は不可)。
  • Nマークスペードパネルの神経衰弱ゲームでは、カードのウラ面中央に「N」と書かれた黒スペードマークがある。これは本物の任天堂製トランプのスペードのAに実際に印刷されているマークに多少アレンジを加えたようなデザインとなっている。
  • 日本版のスーパーマリオシリーズでは本作からマリオが物を持てるようになったが、米国で本作以前に発売されたスーパーマリオシリーズ第2作 "Super Mario Bros. 2" は日本の『夢工場ドキドキパニック』と同内容でキャラクターをマリオなどに差し替えたものであり、マリオが物を持つことが可能である。なお同作品は日本でも本作発売より後に『スーパーマリオUSA』として発売された。
  • クッパの下半身には実は当たり判定がなく、落下攻撃の際はしゃがんだ状態ではダメージを受けない。この仕様はSFC版にもそのまま残っているが、GBA版では修正されてダメージを受けるようになっている。
  • データ上には、使用されていないコース、アイテム、敵キャラクター、ボーナスゲームなどが存在する。15のコース、アイテムとしてキノピオスーツ(効果は不明)、敵キャラクターとして緑色のパタメットと金色のプクプク(普通のものより動きが強化されている)、ボーナスゲームとしてサイコロを使ったゲームなどが確認できる。[2]を参考のこと。
  • ファミコン版でのコイン表示は「$(ドルマーク)」だったがスーパーファミコンのリメイク版ではコインマークに変更された。
  • ファミコン版では、ステージによってアイテム等の色調が変わる場合がある。これはファミコンの性能に起因するものであり、リメイク版では見られない。

バグ[編集]

以下のバグはファミコン版のみで、リメイク版では発生しない。

  • ワールド3で、舟に乗った状態で笛を使うと、ワープゾーンの海に出ることができるようになる。ただし、陸に戻れなくなるのでもう1個笛を持っている状況でない限りゲームの続行は不可[11]
  • タヌキマリオの地蔵状態でクリボーの靴を履くと「灰色クツマリオ」になる。無敵状態のまま移動できるが土管に入れなくなる。解除するにはスーパーこのはを取ってしっぽマリオになるか、時間切れを待つしかない。
  • タヌキマリオの地蔵状態でブロックから出したハンマースーツを取ると「灰色ハンマーマリオ」になる。ただし、土管に入れなくなるので時間切れを待つしかない。
  • タヌキマリオで城に入ったとき、画面が切り替わった瞬間に地蔵になると、画面が止まってしまう事がある。
  • ヒマンブロスの地震攻撃を食らうとしばらく敵を踏めなくなることがある。その場合敵をすり抜けるが、敵のダメージ判定はそのままなので大概ダメージになる。体の大きい相手に限りジャンプでダメージ回避ができる場合もある。
  • 3-9・5-1では、壁にはまり込んで動けなくなったり、上空に飛ぶと画面がおかしくなる箇所がある。このためスーパーファミコン(SFC)リメイク版や米国版ではコースが一部変更された。
  • ブンブンを無敵マリオで倒すとマジックボールが中央に現れたり、マジックボールの?マークが逆さまになる。
  • パタパタの羽を使って高く飛び、その面のマップエリアの上限から飛び出すと即死する。この現象で死んだ場合、マリオが上から落ちてくるアニメーションはない。上下スクロールがなく左右の幅が短い面(ミステリーゾーンなど)でよく見られる。

なお、これら以外にもバグは存在し、一部はSFC版にも残っているものがある(前述の「輝くファイアフラワー」など)。

CD[編集]

ファミコン サウンドヒストリーシリーズ「マリオ ザ ミュージック」(2004年7月22日)
サイトロン・デジタルコンテンツより発売されたCD内の一作品として収録されている。

脚注[編集]

  1. ^ 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」、『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店1991年5月10日、 12頁。
  2. ^ All Time Top 20 Best Selling Games” (2005年5月23日). 2006年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年12月1日閲覧。
  3. ^ 説明書や攻略本によれば、前々作・前作の敗因を「マリオがキノコ王国に居る限りすぐに救出に駆けつけるから」だと考えたクッパが、マリオの注意をそらすため、あえて周辺7カ国を襲撃した、というストーリーが語られている。
  4. ^ 『スーパーマリオブラザーズ3必勝攻略法(完璧編)』双葉社1989年、154頁、ISBN 4575280585
  5. ^ 一番右と真ん中と一番左がコース
  6. ^ キャラクター名鑑ではクックリ。
  7. ^ a b c 本作においては、スーパーキノコ・1UPキノコ・スーパースターのようにブロックから出た後動き出すものはブロックの中央より左側から叩いて出すと右側に動き出し、右側から叩くと左側に動き出す。ただし、隠しブロックについては、必ず右側に動き出す。また、巨大ハテナブロックから1UPキノコが複数出てくる場合は、この通りではない。
  8. ^ ただし、一ヶ所だけある行動を実行するとフラワーが輝き出し、チビマリオから一気にファイアマリオになることが可能になる。この仕様はSFC版にも存在する。
  9. ^ 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」、『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店1991年5月10日、 13頁。
  10. ^ Super Mario Advance 4
  11. ^ a b リメイク版では、船に乗ったまま笛を吹くことができないように修正されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]