キャサリン (ゲームキャラクター)

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キャサリン(Birdo[1])は、フジテレビの『夢工場ドキドキパニック』および任天堂が発売したコンピュータゲームソフトのシリーズ、マリオシリーズに登場する架空のキャラクター。

概要[編集]

特徴[編集]

筒状に突き出て開きっぱなしの大きな口と、頭に付いているリボンが特徴の恐竜で、ピンクが基本色。「キャシー」と呼ばれると機嫌が良くなる。その姿は雌のようであるが、実はオカマであり、本来は雄のはずだが、口から卵を出す。大軍の場合には、雄と雌の両方がいる。

言葉遣いも女性らしく、マリオたちのことを「ちゃん」付けで呼んだりしている作品もある。『いただきストリート』では大人な態度で接している。また、自身を美しいと思っていたりとナルシストな描写が多い。

オカマという設定だが、『キャプテン★レインボー』に登場し男性扱いされ逮捕された際に、主人公ニックが女性だという証拠を取りに行くイベントがある。マリオシリーズでは丁寧な言葉遣いで話すが、この作品では言葉遣いが荒々しくなっている。マリオシリーズのキャラクターで逮捕歴のある数少ないキャラクターになった。

卵を使っての攻撃と火炎弾のほか、吸い込み攻撃が使えるようになったり、踏ん張りジャンプもできるようになっている。

英語名はBirdoだが、『SUPER MARIO BROS. 2』(『スーパーマリオUSA』の日本以外での名称)のエンディングでは誤って"Ostro"と表示されており(Ostroは別の敵「ダウチョ」の英語名)、同様の誤記がある『スーパーマリオコレクション』の攻略本の一部ではキャサリンの英名を「オストロ」として紹介していたものもある。このミスは『スーパーマリオアドバンス』で訂正された。

歴史[編集]

1987年ファミリーコンピュータ ディスクシステムのソフト『夢工場ドキドキパニック』で中ボスとして初登場。基本色のピンクのほか、赤、緑(ステージによっては灰色)の3種がいて、ピンクは口から卵だけを発射し、赤は卵と火を発射し、緑(灰)は火だけを発射する。なお、彼女の初登場はワリオやヨッシーやデイジーよりも早い。

1992年に発売された『夢工場ドキドキパニック』の移植版『スーパーマリオUSA』以降、マリオシリーズのキャラクターの一員となる。『スーパーマリオUSA』のCMが発CMデビューである。翌1993年の『USA』のスーパーファミコン移植版が収録された『スーパーマリオコレクション』のCMでは、『夢工場ドキドキパニック』『USA』の大ボス、マムーと一緒にリムジンでパーティ会場に乗り入れている。

1996年サテラビューで放送されたサウンドリンクゲーム『BSスーパーマリオUSA パワーチャレンジ』では、3匹のキャサリンたちで結成された「スーパーキャサリンズ」がマリオたちの邪魔をする。

マリオテニス64』で再登場を果たし始めてプレイヤーキャラクターとして登場した。以後マリオシリーズのゲームに多く登場するようになったが、他のキャラクターとの大きな待遇の差が未だに無くなっておらず、携帯機(DS、3DSなど)で発売されたシリーズにはほとんど登場しなかったり、集合絵では省かれることが多い。

マリオ&ルイージRPG』ではマリオ達と久々に敵対する事になった。このゲームの上で彼女は女優を目指している。

2007年7月10日に、誕生20周年を迎えた。

『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』ではマリオ側の隠れキャラとして登場する予定だったが、取り消された(ただし不完全だがデータとしては収録されている)。しかし、『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』ではゲストとして遊びに来ることがあり、見つけるとスターポイントがもらえる。アドベンチャーツアーズではヨッシーの落し物「ドリフトボード」を拾い、持ち主であるトップアスリート渡したいらしくヨッシーでミッションをクリアすると返してくれる。

『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』では、Wii版のみの初のライバルとして参戦し、水泳とバドミントンで勝負を仕掛けてくる。なお、バドミントンのパートナーは青のキャサリンでキーパーとしても登場し、他にも赤や黄色などのキャサリンもキーパーとして登場する。

『マリオカート8』では、ピーチサーキットの看板に登場しており、その看板からピーチとデイジーと共に「women of racing organization(女性レース協会)」に所属していることが明らかになっている。

バリエーション[編集]

キャサリンレッド
『スーパーマリオUSA』のワールド2-2以降のステージボス。タマゴの連射力が上がったキャサリンで、時折火の玉を織り交ぜてくる。
キャサリングリーン(もしくは灰色)
『スーパーマリオUSA』のワールド5以降のステージボス。炎しか吐かず、倒すには別の道具や敵キャラクターが必要になる。

その他のマリオシリーズでは赤、青、黄色、オレンジ、水色、紫など様々な色のキャサリンが登場している。

派生・近種[編集]

メカキャサリン
スーパーマリオアドバンス』のワールド3-3でドン・チュルゲに変わって登場するキャサリン型のロボット。巨大タマゴを吐いてくる。
イモーヌ
マリオ&ルイージRPG3!!!』に登場する、キャサリンそっくりの顔をした小さな芋虫。キノコ王国の3賢者の一人。魔法のような力で巨大化したり、相手を小さくしたりする。戦闘後は、蝶のような姿になる。

関連キャラクター[編集]

ヨッシー
同じ恐竜であるためか、ペアを組む事が多く、キャサリンとも相性が良い。仲間を呼び捨てするヨッシーからは「キャサリンさん」と呼ばれている。『マリオテニス64』でダブルスを組んだ以来、スポーツゲーム等でヨッシーとペアを組んで登場する事が多く、恋仲とされている時もある。沢田ユキオの『スーパーマリオくん』では『マリオテニス64』の発売前から相思相愛の関係であった。
ヘイホー
キャサリンと同じく『夢工場ドキドキパニック』でデビューし、『スーパーマリオUSA』からマリオファミリーになっていたキャラクターの一人で相性も良い。キャサリンとは違い、マムーを裏切った後はクッパに寝返った為、敵として登場する際はクッパの手下として登場している。
ピーチ
キノコ王国の姫。サテラビューでゲームと同時に放送されたラジオドラマでは、ピーチとは非常に仲が悪いという設定で、互いに罵り合いを繰り広げる描写されており、その影響か、『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』では相性が悪くなっている。
『いただきストリート』では上記とは違い、ピーチに対して大人な態度で接しており、仲も悪くない。
デイジー
サラサ・ランドの姫。『マリオテニス64』にて共に久々に登場し、キャサリンのダブルスのパートナーを務めた。以降、2人でコンビを組むことはないが、相性は良い(『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』より)。 『マリオパーティ8』で2人がコンビを組むと「プリティフレンズ」になる。
キノピオ
キノコ王国の国民。『スーパーマリオUSA』では敵対したが、『ワリオの森』ではキノピオの事を画面端で応援している。『マリオカート ダブルダッシュ!!』のエンディング後のシーンでは、仲良さそうに話しているところが描写されている。
ワリオ
マリオのライバルの一人。『マリオカート ダブルダッシュ!!』のオープニング映像で一緒にワリオの愛車に乗っていたが、『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』では相性が悪い設定になっている。
クッパ
クッパ軍団を統べる大魔王。『マリオパーティ8』で彼女「可愛い」と評しているが、『マリオテニスGC』ではピーチにキスを強請り、その代役で赤キャサリンがやろうとすると驚いて逃げていった。
クッパ Jr.
クッパの息子。『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』のチャレンジモードで拉致したことがある。
ポリーン
マリオの親友。「ファミコンリミックス1+2」の最初の画面で初共演を果たした。
テレサ
オバケ。『マリオゴルフファミリーツアー』のオープニング映像で一緒にゴルフをしている。
カロン
骨のオバケ。『マリオパーティ7』で共にマリオパーティシリーズに初登場した。
ドンキーコングJr.
初代ドンキーコングの息子。デイジーやキャサリンと共に『マリオテニス64』で再登場を果たしたが、彼女達とは違いレギュラー復帰までは果たせなかった。
マムー
夢工場ドキドキパニック』に登場した夢の国サブコンの支配を企む大魔王。キャサリンは元々マムーの手下だったが裏切った。
パーニョ
マリオ&ルイージRPG』でキャサリンの事を子分にした怪盗。
ククール
ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』に登場したマイエラ修道院の聖堂騎士団に所属する聖堂騎士。『いただきストリート』シリーズで共演。キャサリンからはとても好かれているが、彼はかなり嫌っている。
ニック
キャプテン★レインボー』の主人公。キャサリンがマッポに男性だと勘違いされて逮捕された時に、女の証を取りに行かされた。
マッポ
ギフトピア』に登場する警官ロボット。『キャプテン★レインボー』で女子トイレから出てきたキャサリンを男性だと勘違いし、逮捕する。
マリオ
ルイージ
『スーパーマリオUSA』と『マリオ&ルイージRPG』で敵対するが、それ以降の作品では敵対する事はなく、共にスポーツなどを楽しんでいる。
ムーチョ
サンボ
キャサリンと同じく『スーパーマリオUSA』からマリオファミリーになっていたキャラクターで、クッパに寝返った。
キノピコ
ボスパックン
相性が良いとされている。
ワルイージ
ゲッソー
タイニーコング
相性が悪いとされている。

配役[編集]

当初は女性声優で普通の言葉を発していたが、ゲームキューブ以降の作品からは戸高一生による加工された独特の低音の鳴き声となっている。

『BSスーパーマリオUSA パワーチャレンジ』でのラジオドラマではキャサリン3匹の声を現役のニューハーフが担当し、個性と存在感のアピールに一役買っていた。

登場作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 英語版名称。「バードー」と発音する。