ギフトピア

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ギフトピア
ジャンル オルタナティブRPG
対応機種 ニンテンドーゲームキューブ
開発元 スキップ
発売元 任天堂
人数 1人
メディア 8cm光ディスク
発売日 2003年4月25日
価格 6,090円(税込)
対象年齢 CERO : 全年齢
  

ギフトピア』(GiFTPiA) は、任天堂より発売されたオルタナティブRPGである。

目次

[編集] 概要

主人公のポックルが、ナナシ島の住民の願いを「願い玉」を使って叶えていくRPGであり、最終的にポックルが大人になることを目標とする。大人になるためには、資金を500万マネを集めて大人式を行う人の願えをたくさん叶える、の2つの条件があり、どちらを進めるかについてはプレイヤーに委ねられている。

ジャンルはオルタナティブRPGとされている。これは、アクションゲームではないが『ドラゴンクエスト』シリーズなどのように戦闘をしないこと、住民と話すことを中心にストーリーが進んでいくことなどから普通のRPGではないということで、制作者側が考えたジャンル名である。 グラフィック3DCGで描かれており、キャラクターなどはトゥーンレンダリング技術で描写されている。

開発はスキップが担当した。そのため、スキップの前身であるラブデリックが開発した『moon』、『UFO -A day in the life-』、『L.O.L』と同様の要素が多い。前述のようにジャンルがRPGとしながら戦闘を行わない、行動時間の制限が存在しそれが無くなるとゲームオーバーになる、ゲーム中のキャラクターは独特の言葉(日本語でも英語でもないオリジナルの言語)を発する、などがある。 キャラクターデザインフリフリカンパニーが担当した。

舞台となるナナシ島には「ナナシFM放送局」というラジオ局が存在し、ゲーム中は基本的に「ナナシFM」を聞くこととなる。「ナナシFM」ではDJがラジオ番組風に音楽を流す。主人公がナナシ島にいくつか設置されているラジオのスピーカーから遠ざかると、音楽のボリュームも小さくなる。音楽は実際にアマチュアアーティストが作った楽曲であり、音楽も様々。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] ストーリー

ナナシ島という南の島では、大人になるために大人式(成人式のようなもの)に出席しなければならないのだが、ポックルはその日に寝坊をしてしまう。その行為を大げさだが反逆罪と市長のメイヤーに言われ、牢屋に入れられる。ポックルは再大人式を行うための費用500万マネを集めることをメイヤーと約束し、牢屋を出る。

[編集] システム

  • ゲーム中は時間が流れており、時間によって会える人や行くことのできる場所は変化する。主人公にはネムケ(眠気)というパラメータが存在し、長時間睡眠を取らないとキゼツ(気絶)してしまう。
  • ハラヘリ(腹減り)というパラメータも存在し、たべものを食べないとゲームオーバーになってしまう。たべものは島に生えているパイナップルを採ったりお店で購入したりして入手できる。

[編集] 登場キャラクター

ポックル
主人公。大人式を寝坊し、500万マネを集めることになった少年。
キャッピー
メイヤーの娘。ポックルと仲のいい女の子。優しく思いやりもあるが、気が強く、ポックルはたびたびビンタされる。大人式には出たため、とりあえず大人。
メイヤー
ナナシ島の市長でキャッピーの規則マニアで無駄に厳しい。妻のカレンを亡くし、キャッピーと2人で暮らしている。忙しいため疲れ、たびたびため息をする。
なお、亡くなった妻・カレンは、後に同じくスキップが開発し、任天堂から発売された『ちびロボ!』の登場人物であるママ(ヘレン・サンダースン)の友人だったという設定がある。
マッポ
エジンソに作られた警官ロボット。C-001型ロボットポリス。メイヤーの補佐も行う。とてもまじめであり、主人公が規則違反を起こすと頭の赤いサイレンを鳴らしながら、島のどこにいても走ってやってくる。旧式ロボットで、たまにおかしなことを言う。
後に同社が開発した『キャプテン★レインボー』にも登場している。
ジギー
悟りを開いた、キノコばかり食べるお爺さんで、普段島の少し高いところに住んでいる仙人。変わった奴だと思われていて、ジギー自身もそう思われていることを自覚しているため、滅多に島の低い方に降りない。普段住民とは口をきかないが、好物の冷凍キノコ (冷蔵庫を持っていないので自分では作れないらしい) を貰ったことをきっかけにポックルと話をするようになり、このゲームの目的になる「願いを叶える」ことについて詳しく教えてくれる。話をした後、キノコ精霊に何故かニワトリにされる。いつも「マネマネとお金のことしか考えていない」と、メイヤーとは犬猿の仲。
タオ
ポックルの飼い犬。1日に1回エサをあげると、散歩に走り出し、これについて行くと途中でおしっこをする。その場所にはスコール時、水色キノコという高価なキノコが生える。エサをあげない事が続くと、ポックルの友だちのパーターの家に行ってしまう。マッポと仲がいい。
元々はスキップの前身となったラブデリックが開発した『moon』に登場したキャラクターで、後に『ちびロボ!』や『キャプテン★レインボー』にも登場している。
キング
ポックルが牢屋にいたときのたった1人のムショ仲間。ポックルが牢屋を出る際、おもちゃの釣り竿を渡す。この世界ではおもちゃでも魚は釣ることができる。父はとても釣りがうまいと言うことで有名だった。自分のことをフィッシャーキングといっているが、釣れたところを見た人はいない。ゲームの中で2度地球を釣る(地震を起こす)
チビタ
生意気な大人子供。見た目や精神年齢は明らかにおこちゃまだが、大人式に出たため一応大人である。ルミコとメットの息子。
ルミコ
ナナシマートというコンビニエンスストアを1人で経営し、チビタを1人で育てるシングルマザー。ギャルママで気が強く、少し口が悪いが、しっかりしている。母バーヤ、離婚した元夫はメット。メットとは仲が悪そうに見えるが、牢屋にいるとき、差し入れを持っていこうとするところなどから、やはり心配している様子。
グランバーヤ
通称バーヤ。ホテルを経営しながら占いをしているお婆さん。娘はルミコ、孫にチビタがいる。話の途中にボケを起こし、人に迷惑をかけているのではないかと一時期落ち込む。娘の心配の種だが、大切な母である。遠い昔、ジギーと彼氏彼女のような関係だったと思われる。
メット
大工ギャンブル好きであり、度々の口喧嘩がルミコとの離婚を起こす。ルミコとの口喧嘩の際、とりあえず解決するためにポックルはマッポを呼んできて、マッポはとりあえずメットを逮捕する。メットのいびきは騒音を引き起こすくらいうるさい。
パーター
山羊をたくさん飼っている。山羊が大好きなポックルの友だち
アン
女優の卵といわれている。演技力はあるが、ナナシ島は田舎なので、シマソトじゃ有名にならない。その容姿から島の男たちのアイドルである。エプロンの元でウェイトレスアルバイトをすることになる。
ピービー
オカマ。夜だけ開くオカマバー、オスメスを経営。島の住人が飲み屋のような感覚で行く場所になっている。カエルが大好きで、5匹集めるとカエルレースという賭のゲームをする。
エプロン
自宅の1階に小さなレストランを作り経営している。レストランの品はエプロンの手料理であり、とても好評である。しかし、夫マドロスが亡くなった悲しみから立ち直れず、ある程度ストーリーが進むまではレストラン自体はやっていない。
DEEJ
ナナシFMの人気DJで、自分の好きな曲をオンエアする。地震が起きたときもここからオンエア。家に帰ってきても音楽ばかり聞いている。YO・NEを多用する。
デイブ
エジンソが作ったロボット。DEEJと共にナナシFMで仕事をしている。「パツキン」「ジャーマネ」などの業界用語をよく使う。
エジンソ
島の天才発明家。島の技術はこの人が発展させているようなもの。地震が多発し、メイヤーはエジンソに地震を予知する機械を作らせようとするが資金不足でなかなかできない。ポックルがある程度お金を振り込むと、なぜかそれだけで資金が足り、島の各地に地震を予知する機械が立つ。ジギーの弟。
ガレリオ
エジンソの作ったロボット。マッポと比べると新型である。エジンソを補佐するロボットで、資金不足の際、「エジポン」というこのゲームのキャラクターのフィギュアが出てくる機械をエジンソに勧める。エジンソはあまり好感は持っていなかったが、やむなく設置。しかし、意外にエジンソにも好印象。
茶娘
エジンソが作ったロボット。山の峠の茶屋で店番をしている。ロボットの中では紅一点である。バックや靴を染めてくれる『キノコ染め』をしてくれる。
マドロス
すでに亡くなっている幽霊。自分が死んでいる事に気づかず、長い年月をかけてナナシ島へと帰ってきた。エプロンと再会し幸せな生活を送るが、自分が死んだと言うことを知り消えてしまう。
マッポ2号
ストーリーが進むと登場する。エジンソが作ったロボット。屋上で停止状態になっていた。マッポとは対照的な性格で、仕事をサボって茶娘をナンパするが、フラれる。しかしその後茶娘と結ばれる。
ノヴァ
本名スーパーノヴァ。ストーリーが進むと登場する。エジンソが作ったE-345型プロトタイプのロボット。100馬力かつ今までのロボットの約半分の消費エネルギーで動く。エジンソはノヴァを補佐にしてガレリオを捨てる気でいたが、ノヴァは賢すぎてエジンソの言う事を聞かずいつも一人で行動している。

[編集] 用語

シマソト
「島の外」。ナナシ島でないところ全てをこう言う。
シマウラ
文字通り島の裏側。恋人達がデートする場所としても有名。大人しか入れない。ポックルは、キャッピーに大人になったら一緒に行く約束をしている。

[編集] 備考

  • タイトルの「ギフトピア」とは、「ギフト」と「ユートピア」をあわせた造語である。
  • 取扱説明書は半分以上のページが「ナナシ島 観光案内」となっており、観光の案内をしつつゲームの説明をする形式となっている。
  • ハートを取ったときの音楽は『ゼルダの伝説』シリーズでお馴染みの音楽である。
  • スキップの西健一は、本作の開発が決定しなかったら経営状況の悪化のためスキップの解散を考えていたと語っている[1]。その後スキップは解散することなく、後に再び任天堂とタッグを組み『ちびロボ!』などの作品をリリースしている。

[編集] 脚注

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  1. ^ "Hello , Hello , Hello ,『ギフトピア』!!" (日本語). 東京糸井重里事務所 (2003-04-24). 2008-04-26 閲覧。

[編集] 外部リンク

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