ニンテンドーDS Lite

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ニンテンドーDS > ニンテンドーDS Lite
ニンテンドーDS Lite
Nintendo DS Lite logo.svg
Nintendo DS Lite Ice Blue.jpg
メーカー 任天堂
種別 携帯型ゲーム機
世代 第7世代
発売日 日本の旗 2006年3月2日
オーストラリアの旗 2006年6月1日
カナダの旗 2006年6月11日
アメリカ合衆国の旗 2006年6月11日
欧州連合の旗 2006年6月23日
シンガポールの旗 2006年6月25日
中華人民共和国の旗 2006年6月29日
韓国の旗 2006年7月20日(大元C&A)
2007年1月18日(韓国任天堂)
CPU 100MHzデュアルコア(ARM946-S 67MHz + ARM7TDMI 33MHz)
対応メディア ニンテンドーDSカード
GBAカセット
対応ストレージ DSカード(フラッシュメモリ
GBA用カセット(バッテリーバックアップフラッシュメモリ
外部接続 IEEE 802.11、独自プロトコル
オンラインサービス ニンテンドーWi-Fiコネクション
売上台数 日本の旗 1,806万台
世界 9,020万台
(2010年3月末現在)[1]
互換ハード ニンテンドーDS
前世代ハードウェア ゲームボーイアドバンス
次世代ハードウェア ニンテンドー3DS
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DS Liteを閉じたときの天面。右上のランプは左側が充電、右側が電源及び無線用の役割を持つ。
DS(上)とDS Lite(下)のタッチペン比較

ニンテンドーDS Lite(ニンテンドーディーエスライト)は、任天堂が開発、販売している携帯型ゲーム機ニンテンドーDSの上位モデルに位置づけられている。希望小売価格は当初16,800円(税込)だったが、2010年6月19日からオープン価格となった。2008年11月1日には、上位モデルのニンテンドーDSiが発売された。

ニンテンドーDSと同様に、生産終了となっている。本体の公式修理サポートは継続中。

概要[編集]

基本性能をそのままに、携帯性を高めるよう一回り小型軽量化がなされ、デザインも一新された。発売当初は「ニンテンドーDSの上位機種」として、従来のDSも並行して販売されていたが、DSの爆発的なヒットも手伝い、同様の経緯で発売されたゲームボーイアドバンスゲームボーイアドバンスSPと同様に、ニンテンドーDSの後継機として生産・普及が進んだ。

日本で2006年3月2日に、オーストラリアでは6月1日に、米国では6月11日に、欧州では6月23日に、中国ではiQue DS Liteという名称で6月29日に、韓国では2006年7月20日に大元C&Aによって発売され、2007年1月18日に韓国任天堂によって発売された。

仕様・変更された点[編集]

ニンテンドーDSから変更された仕様のみを記す。下記以外は従来型のDSと同じ。

画面
3インチ(対角)透過型バックライト付きTFTカラー液晶ディスプレイ 2枚、4段階の輝度調整可能
半透過反射型カラーTFT液晶から、携帯電話などで主流の透過型カラーTFT液晶に変更された。また、4段階の輝度調整機能を持ち、従来型よりも画面の輝度を明るくすることができる。より鮮明な画面でゲームを楽しめるようになったが、輝度をあげるほど、内蔵電池での使用時間は短くなる。解像度・表示色数・画面サイズはDSと同じ。
DSと同じくインタレース表示のため、表示内容(スクロールや点滅など)によっては縞模様が見えることがある。
入力
十字キー+6ボタン (A/B/X/Y/L/R) +START/SELECTボタン+タッチスクリーン+マイク(音声入力用)
入力デバイスの種類・数は変わらず。配置が異なり、START/SELECTボタンの位置がA/B/X/Yボタンの下側に、マイクおよび電源ランプ・充電ランプはヒンジ部分に移動した。
START/SELECTボタンを除いたボタンの内部構造はDSと異なり、旧来のシリコンゴムの接点を使用している為、DSと異なりクリック感は無くなっている。
電源
内蔵リチウムイオンバッテリー (3.7V/1000mAh)、付属ACアダプタ(ゲームボーイアドバンスSP・ニンテンドーDSのACアダプタ使用不可)、パワーマネジメント機能搭載(DS用ソフト使用時のみ)
従来のDSに比べ充電時間が減り、最長使用時間が増えている。
サイズ
縦73.9mm×横133.0mm×厚み21.5mm
従来モデルに比べそれぞれ10.8mm、15.7mm、7.4mm小型化された。
重量
約218g
従来のDSより約57g軽量化された。
タッチペン
従来型に比べて1cm長くなり、直径も1mm太くなった。本体への挿入口は右側面になった。DSiにも差込可能。
GBAカートリッジスロット
ニンテンドーDSよりもスロット部が浅くなり、通常のGBAソフトを挿入すると1cmほどはみ出る。専用カバーが付属しており、ホコリ避けとして使用できる。
なお、専用カバーには基板が内蔵されているが拡張機能の類は実装されていない。
スピーカー
音質が多少変わっている。また、個体によっては音量が小さめになっている物もある。電源オン・オフ時のポップノイズ(ポッ、プツッという音)が大幅に減らされた。
付属品
従来のDSにはポインタ付きのタッチストラップが付属していたが、DS Liteでは通常のストラップになった。日本国外版DS Liteでは通常のストラップが付属していない。

バリエーション[編集]

以下の記述は特記事項の無い限りは日本での発売日。

オリジナルカラー[編集]

  • クリスタルホワイト(2006年3月2日 - )
  • アイスブルー(2006年3月11日 - )
    当初はクリスタルホワイトと同時発売の予定だったが、製造上の問題により若干延期された。
  • エナメルネイビー(2006年3月11日 - )
    アイスブルーと同様に発売が延期された。日本でのみ販売されたカラーバリエーションである。
    2007年夏に生産終了し、任天堂発行の「ソフトカタログ2007年・冬」以降ラインナップから削除された。
  • ノーブルピンク(2006年7月20日 - )
  • ジェットブラック(2006年9月2日 - )
  • メタリックロゼ(2007年6月23日 - )
  • グロスシルバー(2007年6月23日 - )
  • クリムゾン/ブラック(2007年10月4日 - )
    2007年8月20日にアメリカとカナダでゲーム同梱のパックとして先行販売された。

限定モデル[編集]

ポケモンセンターポケモンだいすきクラブオリジナル以外はいずれも、上記オリジナルカラー機種の上面カバーに印刷を施した仕様になっている。

クリスタルエディション(2006年8月24日 - )
ファイナルファンタジーIII』と同梱。本体色はクリスタルホワイトと同様。
ディアルガパルキアエディション(2006年9月28日 - )
ポケモンセンター・ポケモンだいすきクラブオリジナル。ジェットブラックとは異なる独自色で、メタリックブラックの塗装が施されている。販売終了。
ジェットブラック特別仕様(2006年11月2日 - )
ワールドサッカーウイニングイレブンDS』と同梱。本体色はジェットブラックと同様。
ノーブルピンクオシャレ魔女バージョン(2006年11月22日 - )
オシャレ魔女♥ラブandベリー ~DSコレクション~』と同梱。本体色はノーブルピンクと同様。
スカイパイレーツエディション(2007年4月26日 - )
ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング』と同梱。本体色はクリスタルホワイトと同様。
クリスタルホワイト桃太郎バージョン(2007年4月26日 - )
桃太郎電鉄DS TOKYO&JAPAN』と同梱。本体色はクリスタルホワイトと同様。
ピカチュウエディション(2007年7月20日 - )
ポケモンセンター・ポケモンだいすきクラブオリジナル。本体色は独自色の黄色。抽選販売。
Wonderful World Edition(2007年7月27日 - )
すばらしきこのせかい』と同梱。本体色はグロスシルバーと同様。
νガンダムバージョン(2007年8月9日 - )
SDガンダム GGENERATION CROSS DRIVE』と同梱。本体色はクリスタルホワイトと同様。
Gemini Edition(2007年8月23日 - )
ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト』と同梱。本体色はクリスタルホワイトと同様。
ギラティナエディション(2008年9月13日 - )
ポケモンだいすきクラブオリジナル。本体色はクリスタルホワイトとは異なる独自色。『ポケットモンスタープラチナ』とのセットで抽選販売。

キャンペーン限定モデル[編集]

外装のカバー部分だけ別に用意すれば良いため少量の品にも対応しやすく、プレゼント品などでは数十個程度しか存在しないものもある。

リラックマ3周年記念キャンペーンプレゼント[2]
サンエックスが主催したキャンペーンのプレゼント品のひとつ。本体色はクリスタルホワイトと同様。他のモデルと区別するための名称があるかは不明。
オリジナルちゃおバージョン・オリジナルちゅちゅバージョン
小学館の少女漫画誌『ちゃお』・『ChuChu』、および両誌の単行本でのプレゼント。前者にはきらりん☆レボリューションのイラストが、後者には四葉のクローバーがプリントされている。本体色はどちらもクリスタルホワイト・アイスブルー・ノーブルピンクの3種類。
2006年12月から2007年2月に発行された両誌および新刊単行本に応募券が付属、単行本のものを含む3枚で応募できた。どちらのモデルを希望するかは応募時に指定(色指定は不可)。各モデル・各色とも50台、計300台がプレゼントされた。
年賀オリジナル
お年玉付郵便はがきの'08お年玉賞品。「年賀オリジナル賞」で100万本に4本(16172本)。
本体色は独自色の赤。
プレミアムDSLite
クラブニンテンドーのキャンペーン賞品。色はプレミアムシルバー・プレミアムブラック・プレミアムロゼがあり、各色1000名にプレゼントされた。
通常カラーのグロスシルバー・ジェットブラック・メタリックロゼの上蓋の外装部分が鏡面風のつやがある素材に変更されたもの。

日本未発売[編集]

コバルト/ブラック
クリムゾン/ブラックの赤い部分が濃い青色に置き換わっている色違いバージョン。北米と韓国で発売された。登場時期もクリムゾン/ブラックと同時期とみられる。
パッションレッド、シャンパンゴールド
共に2011年3月香港台湾で発売された追加オリジナルカラー。

周辺機器[編集]

初代DSおよびゲームボーイアドバンスSP周辺機器「プレイやん」をDS Liteに接続した状態 ハードの特性上、通常のGBAカートリッジよりも約1cmはみ出る

以下は任天堂からDS Lite用として発売されている物。初代DS用の周辺機器も一部を除いて使用可能。

型番 名称 備考
USG-002 ニンテンドーDS Lite専用ACアダプタ ニンテンドーDS Lite専用のACアダプタ。
ニンテンドーDSやGBA・SPには利用出来ない。
USG-003 ニンテンドーDS Lite専用バッテリーパック ニンテンドーDS Lite専用バッテリーパック。
USG-004 ニンテンドーDS Lite専用タッチペン ニンテンドーDS用の物よりサイズアップし、持ちやすくなっている。
USG-005 ニンテンドーDS Lite専用GBAコネクタカバー 空のGBAコネクタ用のカバー。
USG-006 DS Lite振動カートリッジ DS LiteのGBAスロットにジャストフィットする。
旧型DSでは使用不可。
USG-007 DS Liteメモリー拡張カートリッジ DS Lite専用のニンテンドーDSブラウザーに付属する。
旧型DSでは使用不可。

問題点[編集]

品不足問題[編集]

日本では、従来のDSが前年末から慢性的な品不足状態にあったこともあり、発売開始当初から品薄状態が続いた。任天堂では「2006年3月期のDS Liteの出荷量を45万台とする」と発表。また、需要の拡大による混乱を防ごうと、DSソフトの『Touch! Generations』シリーズの一部を4月下旬まで延期する対策を取った。その後、大型家電量販店などに大量にDS Liteを出荷するものの、入荷して即完売という状態が1年以上にもわたり続いた。なお、2006年3月1週から2007年9月1週まで週の販売台数は10万台から60万台で推移。その間10万台を切ることは一度も無かった。

購入後、すぐにインターネットオークションなどで大量に出品し、倍程度の価格で転売する者も多く現れた。クリスマス商戦期ではインターネットオークションでは20,000円を超えていた時もあり、これらの転売のほかにもDSソフトとの抱き合わせ商法やプレミア価格と称した価格高騰が数多く見られている。日本国外向けの本体を輸入して、日本向け製品より若干高い価格で販売している例が一部のゲームショップでみられる。また、ウォン安の影響により、日本国内よりも安い価格で購入できることから、韓国で購入する日本人が大量に現れた(これらの店の中には、日本人向けに日本語の案内を出している店もあった)。北米や欧州向け製品は、設定を変えれば日本語表示が可能であり、ゲームの動作にも制限はないが、日本での任天堂による保証やサポートはなく、万一故障が発生した場合に日本国内でも修理は受け付けてくれるものの、保証期限の内外問わず有償修理となり、シリアルナンバーを含めたハウジング部分や、BIOS部分が含まれるCPU基板等が、日本市場用の部品と交換されるケースがある。

品薄は徐々に改善され、2008年春頃には一旦、おおよそは店頭で常時購入可能な状態になったが、ニンテンドーDSiの発売直前の2008年10月くらいから、再び品不足状態に陥っていた。

ヒンジ割れ問題[編集]

米国では、2006年6月の発売直後から、DS Liteのヒンジ(つなぎ目)のパーツが割れる報告が購入した顧客から多数寄せられた[3]。問題の箇所は上画面側、液晶折りたたみのLボタンに近い、閉じたときに背面上部側にくるパーツ幅4mm程の部分で、これが割れて完全に分離するというもの。

任天堂米国法人(NOA)はこの報告について7月23日に、「アメリカ出荷分で0.02パーセントの割合で同様の現象が起こるDS Liteがある」として無償修理を行うとした[4]

ACアダプターの不具合[編集]

ニンテンドーDS・DS Lite用のACアダプターの一部に不具合があり、任天堂が無償交換に当たっている。

マジコン問題[編集]

詳細は、マジコンの項参照。

その他[編集]

画面が黄色がかっていたり赤みを帯びていたり、応答速度がやや劣るものもあることが報告されている。しかしこれは液晶の仕様で、ドット抜けと同じく無償交換の対象とはならない。

ごく稀に起動できなくなる事や充電ができなくなる現象が起きる場合があり、その場合はバッテリーを外して数分~十数分後に装着すると、本体が初期状態で復帰する。なお、復帰できない場合は本体やバッテリーの故障の可能性が高い。

日本以外での発売日[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 任天堂の平成22年3月期 決算短信より、ニンテンドーDSシリーズの総売上台数からDS Lite以外の売上台数を除いた値。ニンテンドーDSの売上台数は任天堂が2010年3月に発表した連結販売実績数量推移表から計算し、日本:654万台、世界:1,879万台とした。
  2. ^ San-Xネット『リラックマ3周年記念キャンペーン
  3. ^ Engadget Japanese DS Liteにヒンジ割れ問題?
  4. ^ Engadget Japanese 任天堂:ヒンジ割れDS Liteは0.02%、無償修理

外部リンク[編集]