ゼルダの伝説シリーズ

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ゼルダの伝説
ジャンル アクションアドベンチャー
アクションRPG
開発元 任天堂
カプコン
発売元 任天堂
主な製作者 宮本茂
青沼英二
1作目 ゼルダの伝説
(1986年2月21日)
最新作 ゼルダの伝説 夢幻の砂時計
(2007年6月23日)
スピンオフ作品 もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド
チンクルのバルーンファイトDS
公式サイト Zelda Universe
  

ゼルダの伝説シリーズ(- でんせつ -)は、任天堂が開発・発売したコンピュータゲームシリーズである。略称は「ゼルダ」または「ゼル伝」。日本国外でのタイトルは「The Legend of Zelda」で、日本版のロゴにも使われている。

目次

[編集] 概要

1986年2月21日に第1作目が発売され、現在まで長く続いてる任天堂を代表するアクションアドベンチャー(公称)、アクションRPGシリーズ。

シリーズの始まりである『ゼルダの伝説』はファミリーコンピュータ ディスクシステムゲームソフトの第一弾として任天堂宮本茂らが中心となり創作、2Dゼルダの基礎構築と世界観を生み出した。その後の3Dゼルダは、青沼英二が中心となり製作を担当している。なお、現在宮本は本シリーズでは役職としては作品総括を兼ねるプロデューサーに着きながらも、ゲームバランスの調整など多岐に渡る指示を出し、ディレクションレベルでの製作にも携わる事が多い。宮本の製作スタイルを示す「ちゃぶ台返し」は本作発売後の開発者インタビューから登場していた。日本の「アクションRPG」というジャンルにおいては、草分けともいえるシリーズである。

なお、シリーズ最初の作品『ゼルダの伝説』の仮タイトル案は『ハイラルファンタジー ゼルダの伝説』というものであった[1]

[編集] 評価と認知

本シリーズは細部に渡る演出[2]や細かな調整[3]、凝った謎解きなどが挙げられる。

宮本は「マリオシリーズと本質は同一のもの」と度々語っており、アクション要素が強いのがマリオシリーズで、反対に謎解き要素が強いのがゼルダシリーズと、どちらに重きを置いているかで両シリーズのカラーが打ち出されている。また、そのゲーム性やストーリー構成もマリオシリーズに近い「非常に王道的なゲーム」である。また以前ゲーム総合誌『ファミ通』にて、「最もゲームらしいゲーム」とも評価されたことがある。マリオシリーズ同様、本シリーズが他社を含め業界に与えた影響は大きい(『時のオカリナ』での「Z注目システム」など)。

[編集] 日本

長期に渡り開発される「大作ゲーム」であるが、ドラゴンクエストシリーズファイナルファンタジーシリーズポケットモンスターシリーズのような知名度、売上、ハードに対する影響力を持つシリーズとはいいがたい。本シリーズ特有の「難しい」「とっつきにくい」などの先行イメージのために避ける、日本ならではの食わず嫌いユーザーやライトユーザーが多いことが挙げられる。一方で、3Dアクションゲーム自体の国内での人気の低下も影響しており、3Dアクションゲームだけに限定すればかなり高い売り上げを誇るシリーズである。

本シリーズは「ファミ通」のクロスレビューにて、スーパーファミコン用ソフトで当時最高の39点、NINTENDO64用ソフトで誌上初の40点満点を記録し、ニンテンドーゲームキューブ用ソフトも含めて、満点を2回記録している。

[編集] 欧米

本シリーズは特に、欧米で圧倒的影響力をもつ。2003年にはシリーズとして、アメリカの専門誌と専門局100人の識者によって選ばれる「IGN」歴代名作ゲームの第一位に選定された。同シリーズの『トワイライトプリンセス』Wii版では先行発売された北米で発売から8日間で約45万本を売り上げ、これは本体購入者数の実に8割近くにあたる数字であった。

欧米では、完成度が極めて高く難易度が高い(3D)ゲームが継続的に好まれる傾向にあるため、本シリーズは、日本のゲームとしては、特に謎解き面などでトップクラスの完成度を持ち『時のオカリナ』などのリアルタッチな作風や細かいところまで行き届いた高レベルな完成度など、欧米のユーザーから好まれる要素が多かったといえる。同様に国内より海外で人気が高い日本製ゲームシリーズには、ほかにバイオハザードシリーズメタルギアシリーズなどが存在する。これらのシリーズも国内でも評価は高いものの、販売本数では最盛期と比較して緩やかな下降を示しており、海外の方がより強い影響力を持つ。

本シリーズは、NINTENDO64用ソフト、ニンテンドーゲームキューブ用ソフトでGame of the Yearを獲得、Wii用ソフトでも多数のGame of the Yearを獲得している。

2008年9月現在、全世界におけるゼルダシリーズのソフト累計販売本数は5200万本を突破している[4]

[編集] ゲーム内容

[編集] 主なゲーム内容

主人公リンクは十字キーやスティックによる移動と、ワンボタンで繰り出される剣による攻撃が基本となるアクション要素を含むゲームである。このゲームにはレベル(経験値)という概念は存在せず、冒険を進めることで新たなアイテムを入手し、行動範囲が増えていくのが特徴。近年では、緑の衣を着た勇者のイメージがあるが、かつてはゲームが進行するとともに、服の色も変わり、盾にも種類があった。同社のメトロイドシリーズのようなアイテムの入手による成長は、ゼルダシリーズの楽しみの1つである。リンクという名前の通り、ハイラル各地に散らばった何かを集めることは全シリーズ共通するリンクの役割でもある。

第1作は斜め上から見下ろす視点で、固定された画面の中で主人公が画面の端に近づくと1画面分だけ画面がスクロールして新たな画面に切り替わる。この方式は「画面切り替えスクロール」と呼ばれ、1985年3月に登場したハイドライドMSX版が最初に搭載した物をハードウェアスクロールに置き換えることで、より滑らかにスクロールさせたものである。

[編集] 謎解きにおけるゼルダシリーズ

前述の通り、「マリオがアクション」ならば、「ゼルダは謎解き」である。

ゲームはフィールドとダンジョンに分けられ、フィールドを冒険・探索してダンジョンを発見し、ダンジョンで謎を解きながら進むことによって新たなアイテムを見つけ、そのアイテムによってフィールドでの探索範囲が広がっていくという構造になっている。ダンジョンには数字によって1からレベルがつけられており、レベルの少ない順から解いていきキーアイテムを集めていくのが主な目的となる。

謎解きの要素があるゲームは第一作の発売当時は珍しく、プレイする楽しみが失われないようにという理由で、ゲーム雑誌が攻略情報を掲載する時期に規制がかけられた初めてのゲームといわれる[要出典]

特に謎解きの難易度は、他のゲームと比べると相当レベルの高いものとなっているが、反対にアクション面では、ダンジョンボスがそれほど強く設定されていない。

シリーズはファミコン時代から続いているが、NINTENDO64以降の据え置き型ハードのゼルダシリーズは、2D型ものから3D型のものへと変わった。一方で、伝統的な2D型のものも並行的に携帯機で新作が発売されており、「住み分け」を実現しているシリーズである。

テレビCMなどで毎度使われることの多いお馴染みの効果音は、ゲーム内で耳にするであろう謎が解けた時のFC時代からある音である。

[編集] 2Dから3Dへ

3D作品では、オブジェクトや映像がただ立体になったのではなく、謎を解くには、3Dの空間を360度「見渡す」必要があり、謎解きの幅、深みが増したといえる。また、本シリーズの3D初作品である『時のオカリナ』からは、3Dアクションに特有の「自分がどこにいるか分からなくなる」問題を解決するために「注目システム」を業界ではじめて採用した。このシステムにより、敵や人物に視点をロックオンすることで、常に一定の距離感をプレイヤーが保ちやすくし、戦闘をより快適なものにした。このシステムは、後の3Dゼルダシリーズでも毎回使われ、他の3Dゲームでも似たようなシステムが多く採用されるようになる。

[編集] キャラクター

『ゼルダの伝説』シリーズは、プレイヤーが操作する主人公の特徴が剣や盾、弓矢・爆弾などの多彩な武器を備えた緑色の服に身を包んだ少年(青年)というものでどの作品でも共通しており、名前や性格はプレイヤーとの一体感を持たせるために特定されていないが、1作目の主人公の名前であったリンク (Link) が『ゼルダの伝説』シリーズの主人公を指す通称となっている。

多くのシリーズ作品で重要な役割を持って登場するキャラクターに、ハイラル王家の姫君のゼルダ (Zelda) と、絶対的悪の存在でありリンクの最後の敵となる魔物のガノン (Ganon) がいる。リンク、ゼルダ、ガノンの三人はそれぞれ勇気、知恵、力のトライフォースを受け継ぐ運命にあり、『ゼルダの伝説』はこの3人を巡る物語であると言える。ゼルダとガノンは、リンクとは異なり作品によって大小容姿などに差がある。特にガノンは『時のオカリナ』において人間キャラクターのガノンドロフ (Ganondorf) として登場し、近年の作品では、ガノンはガノンドロフとして登場することがスタンダードとなっている。

主要キャラクター3人以外にも、シリーズ作品には(ほぼ)同一の名前と共通した特徴を持ったキャラクターが登場している。ハイラルを統べるハイラル王、ゼルダの世話役であるインパ、リンクの愛馬のエポナ、魔物と化した子供のスタルキッド、自称妖精の生まれ変わりのおじさんチンクル、歌を愛する少女のマリンなどがそれであるが、『ゼルダの伝説』シリーズは基本的に各作品とも時系列が異なっているため同一人物ではない。ただし、例外的にガノンは各時代を渡り歩く同一人物となっている。

基本的に、登場人物は人間に似た種族であるハイリア人であるが、ゴロン族ゾーラ族のような、人間同様の文化や生活体系を持った亜人間が登場することがある。泉から現れる妖精がリンクの体力回復や手助けをする。また、ニワトリ(作品によってはコッコと呼ばれる)が登場することが多い。

雑魚敵キャラクターは各作品ともほぼ共通したものとなっており、代表的なものにオクタロック、ライクライク、リーデット、ギブド、モリブリン、スタルフォス、タートナックなどがいる。一方、ボスキャラクターは各作品それぞれ個性的なものが登場しているが、ドドンゴなど複数の作品に登場するものもある。

[編集] 主要キャラクター

リンク (LINK)
緑の衣を身にまとう、本シリーズの主人公。神に選ばれし少年(勇者)である。「勇気のトライフォース」の所持者。
ゼルダ (ZELDA)
ハイラル王家の姫君、主に王女。「知恵のトライフォース」の所持者。また『蜃気楼城での戦い』ではプレイヤーキャラになった。
ガノン (GANON)
ゼルダシリーズにおける絶対的悪の存在。ガノンドロフが魔物に変身した姿。「力のトライフォース」の所有者。詳細は「ガノンドロフ」の項を参照。
ガノンドロフ (GANONDORF)
砂漠の民ゲルド族出身の人間。ガノンに変身する。「力のトライフォース」の所有者。

[編集] 歴代キャラクター、敵キャラなど


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ハイラル王
ハイラル王国の王であり、ゼルダ姫の父親、時に先祖である。この王という存在はゼルダシリーズで重要視されることは少なく、『風のタクト』以外では名前が出ることも珍しい、いわゆるサブキャラクター的存在。『風のタクト』では、しゃべる船「赤獅子の王」としてリンクを導いた。『風のタクト』に登場したこの王の本名は「ダフネス・ノハンセン・ハイラル」。ハイラルという名前が王の名前にあることから、王国ハイラルは王の苗字からきたと思われる。『時のオカリナ』で語られたハイラルの歴史によると、ハイラル全土を統一する戦争に勝利しハイラルを建国したのが『時のオカリナ』のハイラル王その人だと思われる。ハイラル王はガノンドロフによるハイラル城支配の際に殺害されたのか、7年後の世界では噂を聞くこともない。『蜃気楼城での戦い』では「グレアム二世」という名前がある。
姿が確認できる作品(『神々のトライフォース』『風のタクト』『ふしぎのぼうし』)では、白髭を持つ大柄な男性という人物像が確認できる。
インパ (IMPA)
ゼルダ姫の乳母、または目付け役として登場する女性で、ゼルダ姫に忠誠を誓っている。登場作品によって設定、容姿は様々だが、ゼルダ姫に対する忠誠心は変わらない。外見や年齢的違いが一番大きい同名キャラクターである。
名前の由来は英語で「伝える」を意味する「Impart」から。
エポナ (EPONA)
『時のオカリナ』から登場するリンクの愛馬。広いフィールドを素早く移動するために重宝される。性別はメスだが、ゲーム上でそれを確認できるのは『トワイライトプリンセス』のみ[5](『時のオカリナ』の時点で性別はメスであったが、公式な設定ではなく開発スタッフのみに浸透していた裏設定だったとのこと。しかし英語版では、マロンはエポナを「Her」と言っている)。
名前の由来は、ケルト神話における馬、ロバ、ラバなどの女神「エポナ」から。
スタルキッド (SKULLKID)
『時のオカリナ』初登場以降、重要な役割を持つことが多い森の子供。『ムジュラの仮面』では、仮面の魔力に利用されていた。また、このスタルキッドは『時のオカリナ』に出てくるスタルキッドと同一人物であることを示唆する発言をする。『時のオカリナ』のゴシップストーンによると、スタルキッドとは森で迷った子供の慣れの果てらしい。(各シリーズにより特徴は異なる)。
シーク (SHEIK)
『時のオカリナ』でリンクに重要なメロディを託す、シーカー族の生き残りと名乗る謎の青年。
イメージイラストではリンクと共にモンスターと戦う物も公開されており、短刀を使う設定だったようだ。様々な過酷な環境に神出鬼没に現れ、背負ったハープでリンクに神殿へワープするメロディを授ける。
その正体は知恵のトライフォースの力によって変身したゼルダ姫である。
『トワイライトプリンセス』では出演が予定されデザインの考案も成されたたようだが、結局登場することはなかった。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではその時の設定がシークのデザインモチーフとされている。
名前はseek(捜す)から名づけられたが、のちに付けられた英語綴りは「族長」を意味するSheikとなった。その後日本でもこの綴りが使われている。
チンクル (TINGLE)
自称妖精の生まれ変わりの地図売りのおじさん。35歳独身。
緑の衣をまとった者を見境無く妖精と判断するためリンクを妖精と思い込み、「妖精さん」と呼ぶようになる。また緑の衣=妖精という図式は自らにも当てはめているため自身も緑色の全身タイツを着用している。『ムジュラの仮面』では、特定のエリアなど要所要所で風船で空に浮かび地図を描いており、風船を割って地上に落とすと地図を購入できた。父親も登場し、変な格好をしてまじめに仕事をしない息子を嘆いていた(自ら描いた地図を販売しているので一応仕事はしているが)。『風のタクト』では、多額のルピーを支払うことで地図を解読してもらえたり、GBAと連動することによって謎解きのヒントをくれたり、冒険をアシストしてくれたりと重要な役として登場する。
『ムジュラの仮面』で初登場し、その見た目と性格のインパクトの強さから一躍人気キャラとなり、遂にはニンテンドーDSでチンクルが主人公のスピンオフ作品『もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド』が発売されるまでに至った。大乱闘スマッシュブラザーズDXでは対戦ステージのグレートベイで登場し、風船で空中に浮かんでいる、風船をわるとクルクル回りだすが、また風船を膨らまし、浮かぶ。大乱闘スマッシュブラザーズXでは風のタクトでの姿でアシストフィギュアとして登場する。ちなみにキャラクターデザインを担当した今村孝矢によれば、開発スタッフの一人がモデルとのこと。
妖精、大妖精
ゼルダシリーズでリンクの体力を回復してくれたり、旅の相棒としてアドバイスをくれたりする生き物。大きいものと小さいものがいるが、大きい大妖精はリンクに新たな力を授けてくれる事もある。泉に現れるという設定は変わらないが、その姿はシリーズごとに大きく違う。
小さい妖精は、空き瓶に入れることができ、リンクが力尽きたときに回復してくれる。『蜃気楼城での戦い』では「ファニー」という名前がある。
ニワトリ(コッコ)
様々な村や施設で見かける普通のニワトリ。作品によってはコッコと呼ばれる事もある。『神々のトライフォース』で初登場し、そのキャラクター性(?)からもお馴染みのキャラクターとなる。
ニワトリは攻撃し続けていると、突然大量の仲間が現れリンクに逆襲してくる(『トワイライトプリンセス』のみ一定時間ニワトリを操作できるようになる)。何度攻撃しても死ぬことはない(『夢をみる島』においては例外で、一部の攻撃で倒せる)ので、画面を切り替えてニワトリの脅威から逃れる必要がある。また、『時のオカリナ』以降ではニワトリを担いでジャンプする事で、ニワトリの羽ばたきを利用して長距離を滑空するという仕掛けがあり、これを利用して取るアイテムが数多くある。
ミニゲームにも使われる事が多く、イベントアイテムとして持ち歩く事もある。色違いもいくつか存在し、『トワイライトプリンセス』ではそれぞれ飛行性能などが違う。
リンクの影(ダークリンク)
主人公リンクと同じ行動パターンを持つ強敵。『リンクの冒険』で勇気のトライフォースを守護するラスボス。『時のオカリナ』では「水の神殿」の中ボスとして登場している。『大乱闘スマッシュブラザーズDX』ではあるイベント戦で登場した。また、『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではリンクの色換えとして、黒いカラーで目が赤く光るリンクを使用する事ができる。
シャドー
『夢を見る島』のラスボス。影のような存在であり、様々な姿に変身できる。
グフー
4つの剣、『ふしぎのぼうし』の悪役である魔神。その姿は夢を見る島のラスボスであるシャドーと酷似している。
名前の由来は風速32.7m/s以上の暴風を表す語である「颶風(ぐふう)」から。
ムジュラの仮面
邪悪で恐ろしい力を秘めているという古代の呪われた仮面。この仮面を手に入れたスタルキッドが、壮大な力を身に付けてしまう。『ムジュラの仮面』の最終ボスで、スタルキッドから外れた仮面は後に本当の姿を見せる。
スタルキッドを操って月を呼び寄せた張本人。その正体は全てを滅ぼそうとする「月」の悪意そのものであり、ムジュラの仮面が敗れたのと同時に、偽りの「月」も消滅する。「月」は正体も目的も不明だが、他のどの地方でもなくタルミナを狙っていた。
元々呪術を使う時に使っていた仮面で、最終的にはこの仮面を持っていた一族はムジュラの仮面の力のせいで滅びたとされている。
ゴルゴン、ベラン
『ふしぎの木の実 大地の章』『時空の章』のそれぞれの悪役であり、作品単体プレイでのラスボスとして控える。それぞれ真の姿を持つが、一つ目にはならない。
闇の将軍ゴルゴンは、大きな鉄球を振り回すパワー型で、巨大なドラゴンの正体を持つ。
闇の司祭ベランは、他人の体を乗っ取る能力を有し、カメ、クモ、ハチの3つの邪悪な正体に変身を繰り返す。
ベラムー
『夢幻の砂時計』に登場する怪物。主に黒い触手で攻撃をする。生命に宿るフォースという力を奪う能力を持つ。『夢幻の砂時計』の舞台はリンク達の住む世界とは別の世界とされ、2つの世界を行き来する幽霊船を使い、多くの人々のフォースを吸収していた。他にも人に取り憑き、ファントムにする能力を有する。堅い外殻に守られた大きな一つ目が弱点だが、触手のそれぞれにも一つ目を持つ。
最終形態に一つ目を持ち、(取り憑くなど理由は様々だが)その姿を多様に変形して襲ってくる姿は、『夢をみる島』『ふしぎのぼうし』『ムジュラの仮面』などの外伝系ゼルダのラスボスに共通した姿といえる。
オクタロック (OCTOROK)
口から石を吐き出して攻撃してくるタコ型の敵。2D作品では地上を這い、3D作品では水辺にいる雑魚キャラだったが、『時のオカリナ』、『ムジュラの仮面』、『風のタクト』では巨大化した「ダイオクタ」、『夢幻の砂時計』では自爆能力を持つ「マインオクタ」と飛行能力を持つボス「フーオクタ」が現れ、『トワイライトプリンセス』では異形の変化を遂げた巨大ボス「オクタイール」として登場。

: 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』のアドベンチャーモードにも登場し、石を吐き出してくる。

シリーズすべてにオクタの名を持つ敵が存在している。
ライクライク (LIKE-LIKE)
筒状の軟体の敵。全作共通で接触すると飲み込まれてしまい、頬張られた後に盾や服を奪われ吐き出される。倒さないと取り返せない。『ゼルダの伝説』では、大きな盾(マジカルシールド)の時のみ取られる。捕まってから一定時間内に倒さないと、消化され盾も消えてしまう。名前の由来は「蓼(盾)食う虫も好き好き(英語で、好き=Like)」から。
作品によっては頭頂部にルピーをぶら下げており、リンクを飲み込むとルピーを食べるものや、地中にうずまってリンクが近づくのを持ち構えている。

: 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』のアドベンチャーモードにも登場し、飲み込まれるとふりほどかない限り吐き出されず、どんどん蓄積パーセントを増やされてしまう。

リーデット (REDEAD)
ゾンビの姿をしていてゆっくりと歩いている。敵が近づくと奇声を上げて敵を恐怖で動けなくし、まとわりついて体力を減らし続ける。振りほどかないと死ぬまで体力を吸い取られてしまう。『ムジュラの仮面』では、あるお面をつけるとある理由から躍り出す。

: 『大乱闘スマッシュブラザーズDX』のアドベンチャーモードにも登場し、つかまれると噛みつかれ、振り払うまでダメージを受け続ける。

ギブド (GIBDOS)
包帯を体に巻きつけたミイラの姿をしていて、『時のオカリナ』『ムジュラの仮面』ではリーデットと同じ攻撃方法で近づいてくるが、炎攻撃で包帯を燃やすと中からリーデットが現れる。『4つの剣』では包帯を投げてきて、当たると自我を持った包帯に締め付けられダメージを受け続ける。『ムジュラの仮面』では、ギブドのお面をつけることで会話ができる。
スタルフォス (STALFOS)
見た目としては、「骸骨兵士」といったところ。FC時代から登場しており、骨を投げてきたり、ジャンプして剣攻撃を避けるなど、中格から強敵の位置付けである。シリーズを通して姿は異なり、『時のオカリナ』『ムジュラの仮面(の「骸骨兵士達?」)』ではリンクと似た動きをすることができる強敵。『時のオカリナ』以降、その見た目もあいまってか、強敵という位置付けで登場することが多くなった。『トワイライトプリンセス』では、「爆弾」「爆弾矢」で粉砕しなければいくらでも復活するというものだった。
モリブリン (MOLBLIN)
を持ったガノンの手下。銛を前に突き出し、リンクに突進してくる。
名称は「モリ(/)+ゴブリン」からの造語で、作品により豚顔であったり巨人、犬顔であったりする。
『夢をみる島』では、モリブリン達のただ一匹の親玉が中ボス格として登場し、『ふしぎの木の実』にもボスブリンという名で登場した。
『風のタクト』では、モリブリンは大型の体を持つ中ボスとなり、中ボス登場後もザコ敵として出現。小ぶりの姿を持つボコブリンという敵も新たに登場した。
『トワイライトプリンセス』では、ブルブリンがこれに相当し、その親玉であるキングブルブリンは物語にも関わる重要な存在となっている。
ドドンゴ
正面攻撃の利かない恐竜のような姿をした敵。初代をはじめ、ほとんどのシリーズ作品に登場している。
2D作品では丸(●)が2つつながった様な姿で、3D作品では恐竜(トリケラトプス)やトカゲに似た姿をしている。火を噴いたり尻尾でたたきつけるなどの攻撃をする。その一方で、その堅い体にはリンクの剣による攻撃が通用しないなど、厄介なモンスターである。
バリエーションとして、『時のオカリナ』ではベビードドンゴや、「ドドンゴの洞窟」のボスとして巨大化したドドンゴのキングドドンゴがいる。また、『夢幻の砂時計』では、ボンゴロンゴというボスモンスターも登場した。
倒すのには、「爆弾」がかかわっているのが特徴。
ポウ、ギーニ
前者はカンテラ、後者は大きな一つ目が特徴の幽霊。初期のころは、両者とも高威力の体当たりぐらいしかしてこなかったが、最近ではポウはダメージの大きい体当たり攻撃、ギーニはリンクの動きを封じ生気を吸収し続ける攻撃をする傾向になった。
鬼神リンク
『ムジュラの仮面』で登場したリンク。鬼神の仮面を手に入れると変身できるリンクの姿。身長は大人リンクより大きい。ボス戦のみでしか使えないが、特長的な形をした両手剣を振りかざし、魔力を使って剣から高威力ビームを連射できたりと、まさに鬼神のごとき強さを発揮し、ラスボスですら瞬殺してしまう力を見せる。鬼神リンクの登場は2008年現在『ムジュラの仮面』のみだが、全身に甲冑を身にまとい、銀髪で目は瞳のない白目のその容姿はプレイヤーに衝撃を与えた。「新しい(外伝的)リンク」として、ファンの間でも非常に人気が高い。また、『スマブラX』では、鬼神リンクのシールとして見られることができる。
ガイア
ガノンの弟で『蜃気楼城での戦い』の最終ボス。ゼルダを誘拐した上、洗脳までしてしまう。リンクでしか倒せない。

以上でキャラクターに関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 主な用語


注意以降の記述で用語に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


トライフォース (TRIFORCE)
トライフォースの元となった三つ鱗紋
3つの金色の三角で連なった三角の形をしており、それぞれが力、知恵、勇気の役割を持つ。この3つの力が1つにまとまった時点で完成し、大三角「トライフォース」となる。触れた者の願いを叶える力を持ち、ゲーム内では「黄金の大三角」や「神の力」とも呼ばれる。ゼルダ本編ではこのトライフォースをめぐり、ガノン、リンク、ゼルダの3人が物語の渦中に巻き込まれてゆく。
作品世界において神々が天地開闢の地に遺したとされる神器とされ、守られた聖地に眠っている。またこの神器の3つの構成要素をさしてそれぞれ力、知恵、勇気のトライフォースといい、大三角を正面から見て、上の位置にあるトライフォースが「力」、左下のものが「知恵」、右下のものが「勇気」に当たる。
なお第1作目である『ゼルダの伝説』には、力と知恵の2種のトライフォースしか登場せず、3つめの勇気のトライフォースは第2作目『リンクの冒険』で初登場する。 ゲーム内では、大三角は「ハイラル王族の紋章」でもあり、いたるハイラルの世界にこの王家の紋章が隠されている。また王族と関係なくとも、ゼルダシリーズの特徴的なマークとして、ゲーム内のアイテム、メモ用紙、石版などにまで意味深げに書かれていることがあるゼルダシリーズの顔のひとつ。
この形状は、日本の北条氏家紋である三つ鱗紋に着想を得たものである。

詳細は「トライフォース」を参照

ハイラル (HYRULE)
『ゼルダの伝説』の舞台となるトライフォースが遺された、多くの神々が眠る大地の名である。また、その地に代々栄える王族の名を指す。
舞台、「ハイラル」の1つの特徴として、お馴染みの広大な平原を筆頭に山や湖、森、遺跡などの自然豊かな場所が多く、見渡すことのできるようになった3Dゼルダシリーズでは、ハイラルの大地に製作スタッフが故意に作った「絶景ポイント」なるものがある。
近年のシリーズ作品中では、ハイラルの人々、特に古い血筋を残す人々のことは「ハイリア人」と呼ばれている。ハイラル独特の言語として「ハイリア語」が存在する。また、「ハイラル平原」、「カカリコ村」、「ハイリア湖」、「迷いの森」など、シリーズで共通するハイラル独自の地域が存在する。
『ゼルダの伝説』、『リンクの冒険』の時代では、ハイラルは1つの大きな国ではなく、幾つもの小さな国に分国・独立してしまっている。トライフォースはゼルダ姫がいる小王国が受け継いでいる。
『トワイライトプリンセス』においてハイラル王国の運命を左右する最終的な決定を下したのは、王女であるゼルダであった。その他にも、王女がピックアップされる場面が多く、王はあまり出てこない事が多い。ゼルダシリーズはゲーム内容の性質上凝ったストーリーや設定を必要としないため、主要キャラであるゼルダ姫以外の王族をあえて登場させる必要がないためともとれる。
マスターソード
マスターソードという名前の剣が出るのは『神々のトライフォース』以降。その位置付けは、「最強の剣」であり、大魔王を唯一倒すことのできる「退魔の剣」である。マスターソードは何らかの方法により封印されているため、それを手に入れるには封印を解く必要がある。青色の鞘を持つ。
「時のオカリナ」では、聖地の鍵でもある。「退魔の力」を持つ伝統の剣であるが、ハンマーやもっと大きい剣などに武器の強さが負けることもある。また、ガノンを倒すのに必要な剣でもあるこの剣は、設定上ほぼシリーズを通して共通する同一のものである可能性が高い。リンクが魔王ガノンを倒した後は再び封印の眠りにつく姿が各シリーズエンディングで確認される。
なお、『ファイアーエムブレム 紋章の謎』にも同名の武器が登場。こちらは蛮族の狂戦士の手中にあり、これを倒すことで使用可能。必殺率の非常に高い有用な剣である。所持している狂戦士は緑の勇者ユニットのグラフィックである。また、『ファイアーエムブレム トラキア776』にも同名の武器が登場している。こちらは重量があるが攻撃力が高く、僅かに必殺率があり、更に2回攻撃が出来る。
どうぶつの森』シリーズでは家具として登場。触れるとゼルダシリーズおなじみのアイテム入手時の効果音が鳴るが、引き抜くことはできない。

以上で用語に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] シリーズ内の時間の流れ

[編集] ゼルダ史

ゼルダの伝説シリーズは基本的に各作品、単一の物語である。しかし、シリーズ全体には同一時間軸に置ける大きな歴史の流れが存在することが、ゲーム本編のストーリーなどから推察できる。以下はインタビューや雑誌、攻略本記事から判明している箇所のみを銘記する。

例えば『ゼルダの伝説』と『リンクの冒険』、『時のオカリナ』と『ムジュラの仮面』、『風のタクト』と『夢幻の砂時計』などはそれぞれの主人公が同一人物であり、比較的短い時間での繋がりが見られる。また『時のオカリナ』と『風のタクト』などのように、長い時間でも繋がりが見られる場合もある。これらの点から、リンク・ゼルダといった主な登場人物は各作品に登場するが、全てが同一人物ではなく、同じ血筋の子孫か生まれ変わりと考える方が自然と言える。また、宮本茂も各作品のリンクとゼルダの関連性と問われた際に、「子孫」「生まれ変わり」などの用語を用いて説明している。ただ、ガノンだけはどうやら同一人物のようで、その都度復活しているものと思われる。

このように、ゼルダの伝説シリーズには繋がりを持つことが明示されている作品が複数存在する。そのため、各作品は歴史として順番に並べることが可能と推察できる。しかし、厳密な歴史については公表されておらず、多くの場合は各作品の大まかな時間の前後関係が記されているだけである。そのため、ゼルダの伝説の完全な年代史を作成することは現時点では困難である。

しかし一方で、その緩やかな歴史設定はファンに想像の余地を残しているとも言える。確定された年代史が存在しないために、ファンは各々が自由に歴史を想像して、その謎解きを楽しむことができる。最近では、繋がりを意識したことがシナリオの柔軟性やキャラクターの関係に制限を加えている、とする指摘もなされている。なお、宮本自身は「設定を固める方針は取らない」と、かねてから示唆している。

ただし、公式に設定されている要素として「『リンクの冒険』がゼルダシリーズの歴史上、最後発の時代が舞台」という点が挙げられる。これは、『時のオカリナ』発表時に欧米のコアなファンから、「『時のオカリナ』はゼルダシリーズのどの時代にどのように関係するか」を細かく問われた際に、『リンクの冒険』を最後の時代に設定している点以外は、敢えて細かい設定を作らず、前述の点のみ決定した旨を宮本茂が発言している。その後、最新作に至るまで、物語の設定に置ける質問が発生する場合は、前述の解答がされている。


注意以降の記述でゼルダの歴史に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


ゼルダ史は、上記で述べたように完全に一致することはなく、パラレルワールドのようなものである。また、この歴史的順列の概念は、あくまで従来のシリーズをやってきたコアプレイヤーに対する製作者側の配慮とも言える部分もあるために、厳密に決定されているゼルダ史は、やはり存在していない。以下には出版物等で開発者により公式に発表された歴史のみシリーズのゼルダ史における大まかな順番を記す(時間軸がまったく不明なものも少なからずある)。

  • 時のオカリナ (64) / (外)ムジュラの仮面 (64)
    ゼルダ史の始まり。大盗賊であったガノンドロフは、その知性を生かし大魔王ガノンドロフとなるが、その後、ガノンドロフは「トライフォース」の力を暴走させたことで、自らは巨大な魔物「ガノン」となるが、伝説の時の勇者「リンク」と初代ゼルダ姫を含めた七賢者により倒されて、封印された。古きハイラルの話。マスターソードは、ガノン封印後、「時の神殿」にて再び永い眠りにつく。本作のエピローグで行われたリンクの元時間への帰還によって、以後の時間軸分岐が発生する[6]
    この作品に登場する人種は、全てかなり古い血筋を持つ「ハイリア人」が主となっている。後の『風のタクト』などでは、他の血が混じり「ハイリア人」の血筋は世界全体ではかなり薄くなっているが、『トワイライトプリンセス』では血が濃く残っているようだ。
    (なお、『風のタクト』内で語られることになるが、『ムジュラの仮面』のリンクは、トライフォースの力を失っている。『時のオカリナ』エンディングでリンクが時間移動する際、リンクから勇気のトライフォースが解放されている。勇気のトライフォースは8分割されハイラル王家の手によって8箇所に保管される事となる。遠い未来に、『風のタクト』のリンクが8分割された勇気のトライフォースを全て回収する。)
  • 風のタクト (GC) / (外)夢幻の砂時計 (DS)/(外)大地の汽笛(DS)
    『時のオカリナ』でリンクとガノンが死闘を繰り広げ、リンクと七賢者達の力によってガノンが封印されたその後の話(プレイヤー視点でいう「青年リンク」側の時間軸)[6]。『時のオカリナ』エンディングで、リンクがいなくなってしまった時間軸の未来の話。「時の勇者が現れ、時を越えて魔王を封印したが…(省略)魔王が地の底から復活し、ハイラル王国は不幸にも滅亡する」つまりここでハイラル王国は沈んだ事が判明している。そんな伝説が残るリンクの住むプロロ島から話は始まる。また、この時すでに「ハイラル王家」は王国ハイラルとともに滅亡し、ゼルダ姫も行方不明となる。
    ガノンドロフは、シリーズ中最も年をとった渋い外見をしていた。
    伝説の勇者が使用していた退魔の剣「マスターソード」は、「時の勇者が使用していた」とされており、これを手にしたリンクとゼルダ姫の協力のもと、ガノンドロフは倒され石化する。その直後、すでに海の底に潜めていたかつての王国ハイラルは、ハイラル王自らの願いでトライフォースの力により、ガノン、ハイラル王、マスターソードとトライフォースを巻き込み、完全に海の底へと沈み、滅亡。そしてハイラル王の言葉を受け、新天地を目指すリンクとゼルダ海賊一味の新たな冒険が始まるところで『風のタクト』は終わる。
    ここから直結して『夢幻の砂時計』の話へとつながる。その後、『大地の汽笛』の話へとつながる。それは『夢幻の砂時計』の話の後である。
  • トワイライトプリンセス (GC/Wii) / (外)リンクのボウガントレーニング (Wii)
    ここでのリンクは『時のオカリナ』のリンクの子孫となる。『風のタクト』とは別の時間軸の話で、『時のオカリナ』エンディングでリンクが戻ってきた時間軸(「少年リンク側」の軸)の未来の話である[6]。そのため『ムジュラの仮面』とも同一時間軸であることが判る。
    ザントを利用したガノンドロフは、光の世界へと復活するが、またもリンクとゼルダ姫により封印される。また、闇の世界の存在について語られた。
    ここから外伝的作品として『リンクのボウガントレーニング』へとつながる。

↓ ※これ以降の時間帯は、『風のタクト』と『トワイライトプリンセス』のいずれの時間軸の後時間であるかは不明となっている。が、『風のタクト』の最後でハイラルはマスターソードやトライフォースを巻き込まなくなり、また『トワイライトプリンセス』でのガノンドロフの最後の言葉「これは、闇と光の闘いの始まり」の部分が、時系列でその後に当たる『神々のトライフォース』の設定に近いこと等から、以下は『トワイライトプリンセス』の後の話と考えられる可能性が最も高い。

  • 神々のトライフォース (SFC) / (外)夢を見る島 (GB / GBC(DX)) / (外)ふしぎの木の実 (GBC)
    ガノンの野望、闇の世界、ガノンの再封印について語られた(大まかな時間軸としての繋がりはあるものの、この作品が上記の作品と密接な繋がりを思わせる展開があるものではなく、これらがいわゆる「穏やかな時間軸の設定」といえる)。なお、本作における「闇の世界」は、トライフォースの力でガノン自らが作り出した裏世界であり、『トワイライトプリンセス』での闇の世界の設定とは、他にも細かい点でもやや相違点がある。
    『ふしぎの木の実』は、カプコン制作。最初から3つのトライフォースが揃っており、ガノンが既に封印され、リンクがハイラル城に出入りできる立場にあり、ゼルダ姫とも面識がある世界観から、『神々のトライフォース』『夢を見る島』の後の話と推測される。当時発売された『64DREAM』等の雑誌では、『ふしぎの木の実』の情報として『神々のトライフォース』のリンクと同一人物と報じていた。『時のオカリナ』とは同名の別人と思われるツインローバがガノン復活に尽力し、最後はその身を捧げてガノンを召喚するも、トライフォースを宿したリンクに再び滅ぼされる。『夢を見る島』と『ふしぎの木の実』がどちらが前か後かははっきりしていない。

  • ゼルダの伝説 (FC)
    力のトライフォースを奪ったガノンによるハイラル侵攻が始まり、乳母インパが各地に分割して隠した知恵のトライフォースをリンクが収拾し、ガノンを退治する。ゼルダ史において、リンクのガノンとの最後の戦いとなるのが本作である。

  • リンクの冒険 (FC)
    コピーなどで「リンクの最後の冒険」と銘打たれたのが本作である。前作『ゼルダの伝説』からは3年後が舞台。ガノン軍の残党が勇者リンクを生け贄にガノンの復活をたくらむ中、リンクは大昔のゼルダ姫を目覚めさせるために勇気のトライフォースを授かる試練に身を投じ、ガノンの残党を退け数々の神殿の魔物と自分の影を打ち破り、見事勇気のトライフォースを獲得し幕を閉じる。設定上ゲームオーバーになった場合は、リンクを生け贄にガノンが復活するというバッドエンドになるが、FC版『リンクの冒険』ではガノンは名前しか登場しない。NES版ではゲームオーバー時にガノンのシルエットと笑い声が入る。また、『リンクの冒険』に出てくる街のいくつかには『時のオカリナ』の6賢者の名前がつけられている。ハイラル全体を他の作品よりも広い範囲を動いており、人がたくさんいる街の数はシリーズ最多である。
  • 時間軸不明:ふしぎのぼうし (GBA)、ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣 (GBA)、ゼルダの伝説 4つの剣+ (GC)(グフー編)
    いずれもカプコン制作。風の魔神グフー編の一部は、ガノンが持ちうる最強の武具トライデントにまつわる物語なので、神々のトライフォース以前の時系列とも推測できる。

以上でゼルダの歴史に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 外伝と本編

ゼルダシリーズには、外伝と本編が登場する。外伝では意欲作、挑戦作がありシステムが斬新である場合が多い。しかし、その外伝的システムが後に、本編のシステムに影響を与えることは少なくない(例:チンクルなど)。外伝といわれているが、システムなどが大幅に変更されるような「スピンオフ」作品ではなく、舞台、世界観などが違うだけで、基本のゲームシステムは本編と同じ、ジャンルは全てアクションアドベンチャーであり、主人公もリンクである。2009年現在その例外は、スピンオフ作品を除くと「リンクの冒険」のみである。

また、俗に「本編」といわれる作品は、舞台が「ハイラル」であり、ゼルダの「歴史」に重要な1ページを加えられる作品となっている。次世代型据え置き機で初めて出るゼルダシリーズの新作は、この「(王道的)本編」であることが多い。なお、下記の本編間のリンク、ゼルダはすべて別人である。反対に、それらの続編として出るものや、主に携帯機で出る新作は外伝となることが多く、舞台がハイラル以外、トライフォースについて語られない、ゼルダ姫が登場しない、ガノン(ドロフ)が登場しなかったりする。

  • 主に本編といわれている作品
    • 『ゼルダの伝説』
    • 『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』
    • 『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
    • 『ゼルダの伝説 風のタクト』
    • 『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』

[編集] シリーズ作品

[編集] シリーズ

[編集] 関連作品

ZELDA
ZELDA
米国のみで発売された幻のゲーム&ウオッチ版ゼルダの伝説。無論、主人公はリンクなのだが、ボスがガノンではなくドラゴン。日本国外では、GBA用ソフト"GAME&WATCH GALLERY 4"(日本でのタイトルは『ゲームボーイギャラリー』)に収録されたが、日本では発売予定があったものの中止になってしまった。
BSゼルダの伝説
SFC・サテラビュー専用、第1作を応用したイベント番組。1時間×全4話で構成。後にフィールドMAPとダンジョン内部を変更した「MAP2」も放送された。
BSゼルダの伝説 古代(いにしえ)の石盤
SFC・サテラビュー専用、『神々のトライフォース』を応用したイベント番組。1時間×全4話。
ゼルダの伝説 時のオカリナGC
GC、『時のオカリナ』の移植版。加えて、新ダンジョン版の『ゼルダの伝説 時のオカリナGC裏』が搭載されていた。『風のタクト』の予約特典として配付。非売品。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
N64、GC、Wiiで発売された格闘アクションゲームシリーズ。N64版ではリンクが参戦。『DX』ではリンクに加えゼルダ/シーク、ガノンドロフ、こどもリンクが参戦し、『X』ではリンク、ゼルダ/シーク、ガノンドロフは『トワイライトプリンセス』の仕様になった。また、こどもリンクに代わりトゥーンリンクが参戦している。その他にもステージの仕掛けや敵キャラとして、ゼルダの伝説シリーズの様々なキャラクターが登場している。声優、衣装、武器などは参戦作品毎に原作に準拠し変更されている。
ソウルキャリバーII
GC、PS2Xboxの3ハード同時発売で、GC版ではゲストキャラとしてリンクが参戦。過去のゼルダの伝説シリーズに登場した一部の剣や盾を使用することもでき、神殿風のステージでリンクを参戦させると新たに録音されたメインテーマが流れる。なお、米国では「リンクが出る」という理由で、圧倒的な出荷台数を誇るPS2版を抑えてGC版が最も売れた。日本でもリンクの影響は強く、GC版はPS2版と互角の売り上げを記録した。
ゼルダコレクション
GC、クラブニンテンドーの特典として配布。『ゼルダの伝説』『リンクの冒険』『時のオカリナ』『ムジュラの仮面』を収録。500ポイントで交換ができたが、『4つの剣+』購入者は150ポイントで交換できた。すでに交換は終了している。
もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド
2006年9月2日にニンテンドーDSで発売されたスピンオフ作品。チンクルが主人公。
チンクルのバルーンファイトDS
DS、同じくチンクルが主人公のスピンオフ作品。2006年度クラブニンテンドープラチナ会員特典。
リンクのボウガントレーニング
Wii、2008年5月1日発売。『トワイライトプリンセス』をベースにしたTPSゲームで、銃型のアタッチメント「Wiiザッパー」が同梱される。主人公のリンクが操るのは弓ではなくボウガン
キャプテン★レインボー
Wii、2008年8月28日発売。ゲーム内に「夢を見る島」のトレイシー(「トレーシー」ではない)が登場する他、『トワイライトプリンセス』のリンクの写真が飾られている。CEROレイティング審査B(12歳以上対象)の作品となる。

[編集] 関連書籍

ゼルダの伝説シリーズは多くの作品が漫画化されている。特に、2000年に発売された『時のオカリナ』以降の漫画は、姫川明が継続的に執筆している。

この姫川明の漫画から、設定がゲームに逆輸入された例も存在する。また乱丸版『リンクの冒険』では、ガノンの正体など公式設定の元ネタと思しき描写がある。

  • 『ゼルダの伝説』(乱丸徳間書店、1986年)
  • 『ゼルダの伝説 リンクの冒険』(乱丸、徳間書店、1987年)
  • 『ゼルダの伝説』(未将崎雄JICC出版局、1989年)
  • 『リンクの冒険』(未将崎雄、JICC出版局)
  • 『ゼルダの伝説』(石ノ森章太郎、小学館、1993年)
  • 『ゼルダの伝説 夢をみる島』(かぢばあたるスクウェア・エニックス(初版時エニックス)、1994年)
  • 『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』(かぢばあたる、スクウェア・エニックス(初版時エニックス)、1995年)
  • ゼルダの伝説 リルトの誓い』(棟居仁作・古澤純也画、光文社、1995年)
  • 『ゼルダの伝説 時のオカリナ』上下巻(姫川明小学館、2000年)
  • 『任天堂公式ビデオ HISTORY of ZELDA 『ゼルダの伝説』の過去から未来へ』(エンターブレイン、2000年6月22日) ※第1作から『ムジュラの仮面』までの作品をまとめたヒストリービデオ。Loppiランドネットなどでの販売が主だったようだ。
  • 『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』(姫川明、小学館、2001年)
  • 『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章』(姫川明、小学館、2001年)
  • 『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の章』(姫川明、小学館、2001年)
  • 『ゼルダの伝説 4つの剣+』上下巻(姫川明、小学館、2004年)
  • 『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』(姫川明、小学館、2005年)
  • 『ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし』(姫川明、小学館、2006年)
  • 『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』(姫川明、小学館、2009年)

[編集] 実写映画化

本シリーズは、映画大国アメリカで絶大な人気を誇ることは上記の通りであるが、2007年ごろから、アメリカでの実写の映画化の話が挙がっては消えの繰り返しをしている。近年では、ゲームの映画化(及び実写化)は珍しいことではない[7]が、任天堂作品の映画化が行われた作品は2008年現在では『スーパーマリオブラザーズ』および『どうぶつの森』のみである。 2008年4月1日エイプリルフールには、IGNによる非常に手の込んだ「実写映画化の予告編ネタ」が出た。

[編集] BSゼルダの伝説

『BSゼルダの伝説』の1作目は、サテラビューによる夏休み企画の一環として、また音声連動ゲーム(後に呼称がサウンドリンクゲームに変更された)の第1作として、1995年8月の毎週日曜午後6時に1話ずつ放送された。

ゲームとしては、音声連動ゲームの特徴に合わせた若干の変更が細部にあるものの、シリーズ1作目であるディスクシステム版『ゼルダの伝説』をスーパーファミコン向けにリメイクしたものと言ってもよい内容になっている。

音声連動ゲームとは、決められた日時にラジオとゲームデータの放送を同時に行い、その放送時間内のみプレイすることが可能という時間制限つきのゲームである。BSゼルダではラジオドラマの進行状況やキャラクターのセリフによって、ゲーム上のマップにアイテムが現れたり、主人公が一定時間無敵になるなど、限られた放送時間内に多くのイベントが組み込まれ、ゲームの進行を盛り上げた。

音声放送とデータ放送を融合させ、複数のユーザーを同時に参加させるゲーム大会というこの新しい試みは、サテラビューユーザーの好評を大いに得た。その評判に応え1995年~1996年の年末年始にかけては、ラジオドラマ部はそのままにマップを変更した、裏BSゼルダともいうべき『BSゼルダの伝説 MAP2』が、1997年4月には『神々のトライフォース』をベースにした新作『BSゼルダの伝説 古代の石盤』が放送された。再放送はそれぞれ2、3回ほど行われたのみである。

いずれの作品も主人公はリンクではなく「危機に瀕したハイラルに招かれたプレイヤー自身」となっており、実際のゲーム画面ではサテラビューの受信用カセット「BS-X」にあらかじめ登録していた性別によって、「野球帽をかぶった少年」もしくは「ポニーテールの髪型をした赤毛の少女」の姿で表示された。

プレイヤーは高品位なPCM音声放送によるBGM、ナレーターのヒント、長老やゼルダ姫などハイラルの人々によって繰り広げられるラジオドラマに耳を傾けながら、合計約4時間の「ゼルダタイム」と呼ばれる制限時間内でハイラルを救わなければならない。しかし実際にはゲームプログラムの受信や成績表示を行うため、4話合計で3時間半程度である。また、放送時間内や2話以降からの途中参加もできたことから、制限時間はそれ以下になる可能性もあった。

サテラビューの放送サービスは2000年に終了し、これらの『BSゼルダの伝説』をプレイすることは不可能となっている。

[編集] ゼルダコレクション

詳細は「ゼルダコレクション」を参照

2004年3月18日からクラブニンテンドー会員特典のプレゼントとして交換開始されたGC用ソフト。

『ゼルダの伝説』、『リンクの冒険』、『時のオカリナ』、『ムジュラの仮面』、『風のタクト20分体験版』、『ゼルダの伝説名場面集(US版)』、『風のタクトスペシャルムービー(US版)』が収録されている。必要ポイント数は500ポイントだったが、『4つの剣+』の購入者は150ポイントで交換できた。

説明書は、5作品とも基本操作に関する記述が主で、ストーリーに関する説明などは省略されている。『ゼルダの伝説』と『リンクの冒険』に関しては、特に基本的な操作説明のみで、ゲーム中に登場するアイテムや魔法についての説明はないため、注意が必要である。

なお、『ムジュラの仮面』は本来N64向けに開発した物をGC向けに移植した影響から、両ハードの特性の違いによる音声の途切れが発生する。

[編集] 脚注

  1. ^ 電撃文庫『■ゲームの巨人語録■岡本吉起と12人のゲームクリエイター』より
  2. ^ 木でできた看板を斬ることができるのはシリーズでお馴染みとなっているが、『トワイライトプリンセス』ではその地面に落ちた看板の切れ端を持つことができ、その切れ端を水の上に投げ入れると水面に浮くほどになった(スタッフも「度が過ぎた」と自粛していた)。
  3. ^ 『時のオカリナ』は発売予定から2年以上延長し、『トワイライトプリンセス』は前作のゲームエンジンを改良しただけにも関わらず、1年以上発売を延期している。
  4. ^ "Zelda's Debut on Nintendo DS Approaches". Eastside Business. 2008-10-2 閲覧。
  5. ^ 物語の冒頭で、イリアが「エポナは女の子」と発言している。
  6. ^ a b c ニンドリドットコム〜青沼英二さんロングインタビュー〜『平和が戻ったハイラルから百数年後の世界』
  7. ^ バイオハザード、DOOM、いずれもアメリカで人気のある作品。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク