リザードン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| リザードン | |
|---|---|
| 基礎データ | |
| 英語名 | Charizard |
| 進化体系 | 2進化ポケモン |
| 進化前 | リザード |
| 進化後 | なし |
| 世代 | 第1世代 |
| ポケモン学 | |
| 分類 | かえんポケモン |
| タイプ | ほのお / ひこう |
| 高さ | 1.7m |
| 重さ | 90.5kg |
| 特性 | もうか |
リザードンは、ポケットモンスターシリーズに登場する493種の架空のキャラクター(モンスター)のうちの一種である。
目次 |
[編集] 特徴
リザードンの進化の過程における前身のヒトカゲやリザードとは異なり、一組の巨大な翼を持っている。テレビゲームや原作においてはリザードンはポピュラーな存在である。
橙色のドラゴンがベースとされており、竜と同様の頭部を持つ。頭部の角は現在2本だが設定がまだ不安定な頃は1本で描かれていた頃もあった。3本の指を持つ1組の腕と、同じく3本の指を持つ1組の足を持ち、長い尻尾を引き摺る。首はやや長く、尻尾の付け根は首よりも太い。尻尾の先端には赤色の外炎と黄色の内炎を持つ炎が常に灯してあり、これが消えるとリザードンは死に至るとされる。この炎はリザードンが炎を吐く時にはより激しく燃え上がり、本気で怒った時には青白く燃え上がるという。顔から胴体、翼の裏側にかけて全般的に橙色であるが、腹部から尻尾の裏側までの直線はやや薄みがかった黄色となっていて、翼の内側が濃い緑色となっている。翼はコウモリのような形状をしており、これにより地上1400mまで飛ぶことも可能であるとされる(ただし初期の『赤・緑・青』では「そらをとぶ」を覚えられなかった)。
[編集] ゲームでのリザードン
『赤・緑・青』で最初に選べるヒトカゲの最終進化形態。リザードがレベル36でリザードンに進化する。『赤』と『ファイアレッド』のパッケージを飾っている。
進化により翼を得たことでひこうタイプが追加された。これにより、ほのおタイプの苦手わざであるじめんタイプのわざに対抗できるようになった。ただしこれによって逆にほのお・ひこう両方のタイプの弱点であるいわタイプのわざにはさらに弱くなっている。また、翼がありながら『赤・緑・青』ではひでんマシンの「そらをとぶ」を覚えさせることが出来なかったが、『ピカチュウ』以降は覚えさせることが出来るようになった。
実際にはドラゴンタイプではないが、その容貌や習得可能なドラゴンわざの多さ、タマゴグループにドラゴンがあることと、『金・銀・クリスタル』にてチャンピオンのドラゴン使いのワタルの手持ちであることから、ドラゴンタイプとの認識を持つ人もいる。
『金・銀・クリスタル』からは覚えるわざの内容がキャラクターの設定により近付けられており、上記の「そらをとぶ」以外にも、『金・銀・クリスタル』以降の作品ではレベル36で進化した直後に限り「つばさでうつ」を覚える。また、初期のシリーズではわざマシンでしか覚えなかった「りゅうのいかり」がレベルアップで覚えられるようになっている。
覚えるわざがとても多く、物理・特殊攻撃ともに威力の高いものが多い。ただし他の地方の最初の3匹のほのおタイプの最終進化形が使える「かみなりパンチ」は『金・銀』のわざマシン及び『プラチナ』の技教えでしか習得できない。とくこうとすばやさが高いが、こうげきはとくこうと比べると若干低いので「はらだいこ」や「つるぎのまい」を使って補う必要がある。似たような扱い方をするポケモンにジュカインがいる。攻撃面が優秀な反面耐久性は平均より少し低い。
『ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ』、続編の『大乱闘スマッシュブラザーズDX』に、モンスターボールから出現するポケモンの一匹として登場。その場で左右に「かえんほうしゃ」を放ってプレイヤーを攻撃する。また、『大乱闘スマッシュブラザーズX』では「ポケモントレーナー」の手持ちのポケモンのうちの1匹として操作が可能(もう2体のポケモンは、ゼニガメとフシギソウ)。3匹の中では動作は遅いが攻撃力とダッシュ力が高い重量級のキャラクターになっている。ゲームのシステム上原作ほど自由には飛べないが、多段ジャンプと滑空移動が可能で、飛行能力も再現されている。アドベンチャーモード『亜空の使者』では、遺跡内におり、ポケモントレーナーとリュカと戦闘した後、捕獲されそこからはポケモントレーナーの手持ちとして活躍する。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでの声優は、3作品とも三木眞一郎が担当している。
『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』では、救助隊「FLB」のメンバー。主人公達のサポートなどをしてくれる。
[編集] アニメでのリザードン
サトシのリザードからリザードンに進化した。当初はリザードの時と同様になかなか指示を聞かず、これが原因でセキエイ大会の敗因となった。強い相手としか戦わず、トレーナーであるサトシに度々火炎放射を浴びせる始末。しかしオレンジ諸島編で、ニョロボンとの戦いでかなりのダメージを受け、ポケモンセンターのない場所ながら、サトシに必死に看病してもらったことから、心を開くようになる。以降はその高いな実力を遺憾なく発揮して、サトシのポケモンのエースとして活躍した。
その後「リザフィックバレー」でサトシと別れ、修行にはげむ。下記の映画では応援に駆けつけ、フスベジム、ジョウトリーグ、バトルファクトリー、バトルピラミッドでもやってきている。映画やフスベジムではサトシの予想しない登場だったが、ジョウトリーグ以降はサトシに呼ばれてやってくる。やってきた時は親愛表現として必ずサトシに「かえんほうしゃ」を浴びせている。現在は谷で一緒に住む♀のリザードン「リサ」の彼氏でもある。声優は三木眞一郎。
アドバンスジェネレーションでは、サイユウ大会の予選3回戦、サトシの対戦相手のヒュウガのリザードンが登場。ダブルバトルであり、マグマラシとのコンビで、サトシのジュプトル・オニゴーリと戦う。マグマラシが倒されてもすぐに「はがねのつばさ」でジュプトルを倒し、オニゴーリも苦戦させるが、オニゴーリの動きに翻弄され、勢いをつけた「ずつき」をくらって倒れる。
サイドストーリーでは、カンタという少年の手持ちとして「ドン」という名前のリザードンが登場。気弱な性格で、ヒトカゲの時に水の中に落ちたことがトラウマとなり、炎を吐くことも空を飛ぶこともできなかったが、ナナコやツヨシとの特訓を経て克服した。声優は小西克幸。
[編集] ポケモンカードでのリザードン
ポケモンカードにおいては第一弾として発売された「ポケットモンスターカードゲーム」の時点から登場していた。このカードは120のHPを持ち、エナジーバーンという特殊能力と、「ほのおのうず」という技を持っている。エナジーバーンは自分につけられた炎以外のエネルギーカードを炎エネルギーとして扱うことができるというもので、後述のほのおのうずと併用して使用することで大きな攻撃力を持つことができる。また、同シリーズに存在する「無色2個エネルギー」との併用により更に大きな攻撃力を持つこととなる。ほのおのうずは発動に炎エネルギーが4つ必要で、自分のエネルギーカードを2枚剥がして捨てることにより100のダメージを相手に与えることができる。また、逃げるのに3のエネルギーを持ち、水の弱点、格闘の抵抗力を持っている。このカードは他のポケモンと比較しても非常にコストパフォーマンスに優れた技であったため、バトルや大会で頻繁に使用された。更に、このカードは余りの強さから非常に大きな人気を模すこととなり、後のとりかえっこプリーズキャンペーンでイラスト違いの同カードが配布された他、このCDの特典として封入された。また全面にホログラムが入ったカードが『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』の映画館限定発売のカードパックに封入され、これは特殊能力が改められていた。エナジーバーンではなく、ファイヤーレイズというもので、自分の他のポケモンについている炎エネルギーを2枚、自分に付け替えることができるというものであった。このカードは全般的に炎で構成されているデッキに対してしかあまり使えないという欠点があったが、オリジナルのリザードンではエネルギーカードの種類を問わないので炎の特色が弱いデッキにも使用できた。
その他に、わるいポケモン、ひかるポケモン、カツラのポケモン、ワタルのポケモン、ポケモンex、δ-デルタ種のポケモンなどとしても収録されている。なおexではルギアex以外で唯一の確定200ダメージ技を持っており、ルギアと違い全ての効果を無視してダメージを与えられる。しかしその分コストなどが大きい。
ポケモンカードDPでは第三弾の「ひかる闇」に収録。やはり技を使うときのコストが大きいので、このカード単体では使いづらい。しかしポケボディーの「れっかのほのお」が強力であり、多少の工夫といくつかのトレーナーカードを使い進化前の技を使うことで、強力なポケモンに変化する。特に、ハーフデッキ戦やスタンダードデッキのサイドカード4枚戦でその強さを遺憾なく発揮できるようで、2007年の夏の大会でよく使用されていた(特に予選で)。
また、ポケモンカードDPの「破空の激闘」では、第一弾で登場した初期のリザードンがそのまま作られている。弱点や抵抗力、HPや覚えている技もそのままであるが、エナジーバーンは特殊能力ではなくポケボディーと改められている。
[編集] 映画でのリザードン
長編1作目の『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』では、サトシのリザードンがコピーリザードンと戦うが、素早さが上回るコピーリザードンに負けてしまう。
短編映画『ピカチュウのなつやすみ』では、首が土管にはまってしまい、他のポケモン達に引っ張り出してもらうシーンと、 ライチュウ、カラカラ、マリル、ブルーを相手に雑魚寝したままの体制でシーソーで遊ぶシーンがある。
長編3作目『劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI』では、リザフィックバレーでサトシのリザードンが修行してる時、ジークの見ているテレビが偶然目に入り、サトシの危機を知って応援に駆けつけることとなる。別れた時から大きく実力が上がっているようで、技の威力が上がっているだけでなく、苦手としていたサトシを乗せて飛ぶこともたやすくなっている。エンディングでは再び谷に戻っている。
[編集] その他におけるリザードン
ポケモン金銀が発売するまでリザードンはカメックスやフシギバナ、ピカチュウと並び、積極的にプロモーション活動に使用された。またポケモンを象徴する初期メンバーとしての印象も強い。
[編集] 関連ページ
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

