士別市

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しべつし
士別市
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道 上川総合振興局
団体コード 01220-3
面積 1,119.29km²
総人口 21,042
住民基本台帳人口、2013年12月31日)
人口密度 18.8人/km²
隣接自治体 上川総合振興局
名寄市
天塩国上川郡和寒町剣淵町下川町
石狩国上川郡比布町上川町愛別町
雨竜郡幌加内町
オホーツク総合振興局
紋別郡滝上町
市の木 ナナカマド、アカエゾマツ
市の花 エゾノリュウキンカ、
コスモス、エゾムラサキツツジ
士別市役所
市長 牧野勇司
所在地 095-8686
北海道士別市東6条4丁目1番地
外部リンク 士別市

日本地域区画地図補助 01450.svg

士別市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

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士別市(しべつし)は、北海道上川地方北部にある市。 2005年(平成17年)9月、朝日町と合併した。 読みが同じ標津町と区別するため「サムライ士別」と呼ばれることがある。

最後の屯田兵村の一つであり、農業の集散地として発展してきた。士別駅付近には多数のレンガ造りの農業倉庫があり、現在でも使用されている。また、のまちとして有名で、郊外の観光施設「羊と雲の丘」「めん羊牧場」では、めん羊の放牧や飼育風景を見ることができる。士別剣淵インターチェンジの東にある「かわにしの丘」は丘陵風景が美しい。

地理[編集]

中心市街地は名寄盆地の南部、天塩川剣淵川の合流点付近にある。市の東部は北見山地に、西部の温根別地区は天塩山地に続く山地となっている。市の東部にある岩尾内湖は天塩川の最上流である。

気候[編集]

内陸の盆地に位置するため、北海道の内陸の他都市と同様に夏と冬の温度差が非常に激しい。夏季を中心に最高気温が30℃以上になる真夏日が連日続くこともある。ただし大抵朝晩は気温が下がり、涼しくなる。

歴史[編集]

  • アイヌ語の「シペッ」(大いなる川)から地名がついた。

行政[編集]

  • 歴代市長
    • 初代:田苅子進(2005年9月25日 - 2009年9月24日)

経済[編集]

産業[編集]

  • 大正時代には澱粉製造、昭和初期からは製糖で知られ、現在も甜菜糖の工場があり、主要な産業となっている。
  • 第一次産業が主たる産業であり、農業林業畜産業が経済の中核を担っている。
  • 「サフォークランド士別」をキャッチフレーズに羊の牧畜に力を入れており、市営の牧場にはサフォーク種を中心に約30種類のめん羊が飼育されている。
  • 自動車・タイヤメーカーの試験場がつくられ、冬の厳しい寒さを利用した寒冷地試験が行われている。

立地企業[編集]

農協[編集]

  • 北ひびき農業協同組合(JA北ひびき)

金融機関[編集]

郵便[編集]

  • 士別中央通郵便局
  • 士別大通郵便局
  • 中士別郵便局
  • 多寄郵便局
  • 温根別郵便局
  • 上士別郵便局
  • 士別東簡易郵便局
  • 下士別簡易郵便局
  • 武徳簡易郵便局
  • 川南簡易郵便局


宅配便[編集]

北海道士別センター
名寄中央センター(名寄市)

公共機関[編集]

警察[編集]

姉妹都市・提携都市[編集]

国内[編集]

海外[編集]

地域[編集]

人口[編集]

Demography01220.svg
士別市と全国の年齢別人口分布(2005年) 士別市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 士別市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
士別市(に該当する地域)の人口の推移
1970年 38,145人
1975年 33,741人
1980年 32,103人
1985年 30,459人
1990年 28,162人
1995年 26,403人
2000年 24,991人
2005年 23,411人
2010年 21,797人
総務省統計局 国勢調査より

教育[編集]

  • 高等学校
  • 中学校
    • 士別、士別南、上士別、多寄、温根別、朝日
  • 小学校
    • 士別、士別南、中士別、下士別、武徳、上士別、多寄、中多寄、温根別、士別西、糸魚

保育[編集]

  • 市内には公立の認可保育所が3つ、僻地保育所が5つ、認可外保育所が4つある。

認可外保育所のうち、こぶたの家保育園(NPO法人)では、乳児保育や給食を実施。休日保育・延長保育・一時保育・学童保育をこぶたの家保育園で実施している。つくも保育園(宗教法人)は2008年3月末に休止した。

住宅団地[編集]

  • 道営住宅サウスタウン青葉

交通[編集]

空港[編集]

鉄道[編集]

かつては士別軌道による路線も存在した(1959年廃止)。

バス[編集]

道路[編集]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

文化財[編集]

  • 士別屯田兵屋 - 西士別町ふどう公園
  • 瑞穂獅子舞 - 瑞穂獅子舞保存会、瑞穂獅子舞伝習館
  • 上士別遺跡 - およそ6000年前の縄文人の竪穴式住居の遺跡。1971年発掘。
  • 祖神の松

観光[編集]

夏の三望台シャンツェ
  • つくも水郷公園 - 天塩川横にある公園
  • 羊と雲の丘 - 市西部の小高い丘。めん羊が放牧されている。市内が一望できるレストランもある。
  • めん羊牧場 - 羊と雲の丘に隣接。様々な品種の羊が飼育されている。2007年7月から放送の『牛に願いを』のロケ地にもなった。
  • かわにしの丘 - 士別剣淵ICの東に位置する美しい丘陵地帯。
  • 岩尾内湖 - 天塩川をせき止めて出来たダム湖で、釣りやキャンプが楽しめる。
  • 大和牧場 - 上士別町の山間にある542haの広大な市営牧場。牛、及び馬の放牧が見られる。
  • 三望台シャンツェ - 旧朝日町にあるスキージャンプ競技場、夏・冬通じて競技会や合宿が行われる。

名物・名産[編集]

マスコミ[編集]

その他[編集]

  • 市外局番0165で、和寒町、剣淵町、幌加内町と共通である。
  • 「合宿の里」として有名。夏には実業団・大学など多くのスポーツチームが、涼しい気候を求めて合宿にやって来る。
  • 作家・村上春樹が「羊をめぐる冒険」を著する際、羊に関する取材のため士別を訪れている。この事は、氏の『村上春樹全作品 1979〜1989〈2〉 羊をめぐる冒険』(講談社)の自身による解説に書かれており、作中にも士別市を思わせる記述が見受けられる。
  • また村上春樹「ひとつ、村上さんでやってみるか」(朝日新聞社、2006年(平成18年)11月)でも、読者とのやり取りの中で「これまで僕は北海道では、旭川と士別にもっぱら注目していたんですが…(以下略)」(364ページ)と発言している。
  • 根室支庁に同じ読みの標津町がある。区別のため、ラジオ等では士別市のことを「サムライ士別」と呼ぶこともある。(市と町で区別もできるので、「しべつし」と市を加えて区別する場合もある)
  • トヨタ自動車の試験場があり、ミシュランのスタッドレスタイヤが開発されたことから一部では「スタッドレスの聖地」と呼ばれている。

出身の有名人[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

行政
観光