カスミ (アニメポケットモンスター)

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カスミ(日本国外名:Misty)は、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』を原作とするアニメ『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空の人物。

ショートヘアを左上(向かって右側)で結んだ独特の髪型は、 ゲームやアニメ各シリーズを通して衣装が変わっても不変で、 外見上の大きな特徴となっている。

声優は飯塚雅弓

目次

[編集] プロフィール

  • 出身地:ハナダシティ
  • 職業:ハナダジムジムリーダー、ポケモントレーナー
  • 夢:世界一の水ポケモントレーナーになること。
  • 年齢:10歳
  • 登場時期[1]:PM(レギュラー)、AG(ゲスト)、SS(4話登場しいずれも主役)
  • 主な戦績:うずまきカップベスト4

[編集] 人物

無印シリーズヒロイン。ハナダジムの4人姉妹の末っ子。アニメでは当初ジムリーダーではなかったが、現在は3人の姉(長女:サクラ、次女:アヤメ、三女:ボタン[2])に代わりジムリーダーを務める。一人称は基本的に「あたし」。名前の由来はかすみ草から。

姉3人が自分勝手なせいか責任感が強く、基本的にしっかりした性格。ふとしたことですぐに怒るなどかなり短気かつ乱暴で[3]、カントー編ではしばしばサトシタケシに鉄拳制裁を振るうが[4]、タケシに対しては半ばツッコミのようなものでしかなく、逆にサトシに対しては本気でひっぱたいたこともある。水ポケモンが嫌いなジョーイに対し、自分も嫌いなポケモンがいるにもかかわらずキツい態度を取るなど多少自分勝手な面もあるが[3]、時折繊細で優しく女の子らしい一面も見せる。

自信家で勝気な面があり、サトシに対し偉ぶったりバカにするような言動を頻繁に取ることもあってか、彼とは他愛の無いことで度々喧嘩していた(物語が進むにつれ喧嘩は少なくなる[3])。しかし、シロガネ大会でサトシに好意を持ったモエに嫉妬し対抗心を燃やして怒る、劇場版にてサトシに軽い気持ちでキスをしたフルーラにイライラするといったことなどから、サトシに(少なくとも潜在的には)好意を寄せているとも言える。サトシとは対照的にオムライスなどの洋食や洋風が好きと取れる描写も多かった他、出涸らしと揶揄されたときやサトシが「たいして可愛くない」と言った際に過敏に反応したこと、「世界の美少女」と自称することなどから、外見的なことを気にしているとも取れる描写もある[3]。また、男勝りの性格やサトシ達からの自身の扱いもあり、女の子らしさが全く無いと思い込んでいるのか、「レディなんだから」と発言したり、度々わざとらしく過剰に女の子ぶることもある。

姉3人のカスミに対する扱いは悪く、カスミのことを「美人三姉妹とその出涸らし」と揶揄するような扱いをしている。そのため、姉達がカスミにとっては強いコンプレックスになっているともとれ、カスミがジムを飛び出した理由もそれのようで、最初はハナダシティに帰ることすら嫌がっていた。4姉妹の末っ子という立場は色々と苦労が絶えないようでエンジュシティで似たような境遇のサクラに出会った際に意気投合していた。[5]

ほぼみずタイプ専門のポケモントレーナーでみずポケモンをこよなく愛しており、水ポケモンマスターになるという夢を持つ。ドククラゲに憧れその触手に絡められた際は喜ぶなど、みずポケモンについてはややずれた美意識も持つが、ギャラドスだけは幼少時の出来事が原因で苦手とする(番外編にて克服し、AGで再登場した際は見事に使いこなす)。また、初期から「虫は無視」「虫は嫌い」と明言しており、自分を慕う様子を見せるサトシのキャタピーにも過剰に拒否反応を示し、見たとたんすぐに悲鳴を上げるなど、一部(バタフリークヌギダマレディバヘラクロスなど)を除くむしタイプのポケモンは苦手とする。趣味は釣りで、自身が「カスミスペシャル」と名づけた特製のルアーを複数所持する。自分の姿を模ったルアーもあり、そのうちの1つはサトシが所持する。使用する寝袋水玉模様。料理は下手で男の仕事と思っている。人参とピーマンは嫌いらしい。

設定上は10歳であるが露出度の高い服[6]を着ており、当初予定されていなかった海外進出によりアメリカの放送倫理規定に引っかかることとなったため、途中からトゲピーを抱かせて腹部を極力隠すようになる。また、『アドバンスジェネレーション』で登場した際はある程度露出を抑えた服装になる。但し、水着姿はハルカと同じようにビキニハイレグレオタード競泳用水着)が多い。

[編集] 略歴

サトシに自転車(現在は直っている)を壊され、その弁償を迫って旅に同行するが、旅をしているうちに自転車のことは忘れ、サトシ達と旅をすることが旅の目的となる。サトシ達とカントー地方、オレンジ諸島、ジョウト地方の三つの地方を旅した。金銀編の終盤で、ジムリーダーを務める姉達が福引で「世界一周旅行3名様御招待」を当てジムを空けることになったため、サトシ達と別れハナダジムに帰りジムリーダーを代行することになる。しかし、姉達が旅行から帰ってきても買い物や稽古事など理由を作ってジムの運営を怠慢するため、ジムの運営のほとんどをすることになる。

AGでは「トゲピー祭り」に参加するためホウエン地方のミラージュ王国を訪れる。そのときちょうど近くを通りかかったサトシ、タケシと再会し、ハルカマサトの2人と初対面する。王国の王位簒奪の争いに巻き込まれるが、そこでトゲピーがトゲチックに進化。事件解決後、王国に残ると決めたトゲチックと別れハナダジムに戻る。その後、ケンジから貰った卵から生まれたルリリオーキド博士に見せるためマサラタウンを訪れた際、ホウエン地方から帰って来たサトシたちと再会し、サトシがバトルフロンティアに挑戦するための旅で、途中のハナダシティまで同行する。

戦慄のミラージュポケモン』では、ドクター・ユング博士に研究所に招待されサトシ達と再会するが、ドクター・ユングの陰謀に巻き込まれる。

[編集] カスミのポケモン

トサキント
  • 声優:大谷育江
  • 登場時期:PM(レギュラー)・SS(ゲスト)
2話から登場。カスミが最初から持っていた。水のない所ではじたばたするだけであり基本的にやられ役だが、水中戦では活躍する。
「みずでっぽう」や「つのでつく」、「みだれづき」を使用する。
ヒトデマン
  • 声優:三木眞一郎
  • 登場時期:PM(レギュラー)・SS(ゲスト)
2話から登場。カスミが最初から持っていた。ウルトラマン似の掛け声を出す。主力として後述のスターミーよりも活躍する。
「みずでっぽう」や「こうそくスピン」、「スピードスター」や「すてみタックル」、「たいあたり」を使用する。
スターミー
  • 声優:大谷育江
  • 登場時期:KT(レギュラー)・SS(ゲスト)
7話から登場。カスミが最初から持っていた。ヒトデマンの進化形に当たるが、上記のヒトデマンとは別の固体である。そのため、初期のころはゲーム同様、ヒトデマンとスターミーのコラボレーションも見られる。カスミの主力だが、後に姉たちの元へ預けられる。
「みずでっぽう」や「こうそくスピン」、「スピードスター」を使用する。
トゲピートゲチック
50話から登場。古代ポケモンの発掘現場に埋まっていた卵を掘り出して温めたところ生まれた。当初はサトシのポケモンになる予定だったが、「刷り込み」の効果により生まれて初めて見た人間であるカスミを親だと思い込み、彼女のものになる。よく「ゆびをふる」をしており、それで皆の窮地を救うことやトラブルを起こすこともあるが、カスミ達はあまり気付かない。モンスターボールでゲットされておらず、いつもカスミに抱きかかえられていた。[7]320(AG44)話でトゲチックに進化し、トゲピーとトゲチックの桃源郷である異世界に残ることとなる。
「ゆびをふる」や「しんぴのまもり」(進化後)を使用する。
タッツー
  • 声優:豊嶋真千子
  • 登場時期:KT(レギュラー)・SS(ゲスト)
19話から登場。ドククラゲ達が町を襲撃しようとしていることを伝えに来た際カスミと出会い、事件が解決した後正式にゲットされる。しばらく共に旅をするが、広い海から急に陸地に来たことからストレスにより元気を無くし、そのことを憂慮したカスミによりハナダジムに立ち寄った際に預けられる。
「みずでっぽう」や「あわ」、「えんまく」を使用する。
コダック
  • 声優:愛河里花子
  • 登場時期:PM(レギュラー)・SS(ゲスト)
27話から登場。ポケモンセンターに預けられていた頭痛持ちのポケモンで、タケシが自然の中で療養させると言って連れ出すが、カスミが偶然落としたモンスターボールに入り、そのままカスミのポケモンになる。元の飼い主は不明で、カスミがコダックを持つことについても何も言われない(後に既にトレーナーが居るポケモンはゲットできないシステムになっていることが判明する[8])。モンスターボールから勝手に出ることが多く、最初はカスミの指示も分からず、攻撃されても少し経ってから痛がるほどであるが、連続して攻撃を受け続け頭痛がひどくなれば強力なエスパー技を使うようになる。みずタイプであるにもかかわらず泳げないが、背泳ぎはできる[9]。テンポのずれた奔放な行動でカスミの手を焼かせる。
カスミのポケモンの中では群を抜いてキャラ(ソーナンス登場まではレギュラーポケモン唯一のギャグキャラ)が立っていたため、コダックが本筋に関連するエピソードは少なくなく、カスミのポケモンでも特にスポットライトを浴びる機会が多い。
「かなしばり」や「ねんりき」、「ひっかく」や「サイコキネシス」、「しっぽをふる」などを使用する。
通常、コダックの平均的な身長は80cmであるが、カスミのコダックの場合は小柄で、40cmと設定されている[10]
ニョロモニョロゾニョロトノ
  • 声優:三木眞一郎
  • 登場時期:OS・KG(レギュラー)・SS(ゲスト)
112話から登場。優しくしてくれたカスミになつき、カスミからも親切なところを気に入られたためゲットされる。ジョウト地方で進化した後は主力となるが、249話で相撲大会の賞品だった「おうじゃのしるし」を被ってニョロトノに進化し、それまでの真面目系な性格からノリのいい性格に姿と共に変化する。そのためカスミから呆れられることもあるが、それでもコダックとは違いカスミの指示も分かり、コダックよりも役に立つため度々使用される。
本来なら通信交換で「おうじゃのしるし」を持たせて進化するが、劇中では偶然「おうじゃのしるし」を持った状態でモンスターボールに入れられ、ポケモンセンターに一時的に預けられ、そこから転送された後ボールから出された際、「おうじゃのしるし」をかぶっていたために進化する。
「みずでっぽう」や「おうふくビンタ」、「いばる」を使用する。ニョロモやニョロゾの時は「いばる」の代わりに「あわ」も使用。
サニーゴ
  • 声優:大谷育江
  • 登場時期:KG(レギュラー)・HT・SS(ゲスト)
213話から登場。うずまき諸島でゲットされ、以後はカスミの主力となる。元気な性格だが少し落ち着きがない。ボールはワニノコの捕獲に失敗した際に回収したルアーボールである。
「とげキャノン」や「ミラーコート」、「バブルこうせん」や「じこさいせい」を使用する。
ギャラドス
  • 声優:無し
  • 登場時期:SS・HT(ゲスト)
321話に登場。ハナダジムのコイキングが進化した姿で、当初は手がつけられず暴れていたが、ある出来事をきっかけにカスミのポケモンとなる。その後、ホウエン地方のミラージュ王国や特別編「戦慄のミラージュポケモン」で活躍する。
「ハイドロポンプ」や「あばれる」、「かえんほうしゃ」や「はかいこうせん」を使用する。
ラブカス
「カスリン」というニックネームを付けられたオスのラブカス。町内旅行でのビーチリゾート先でゲットされたらしい。カスミの姉のサクラが持つメスのラブカスの「ラブリン」のことが好きである。やや気弱な性格。
「みずでっぽう」や「れいとうビーム」、「かげぶんしん」や「たいあたり」、「こうそくいどう」を使用する。
ルリリ
  • 声優:不明(大谷育江の可能性がある)
  • 登場時期:HT(ゲスト)
407(AG131)話から登場。トゲピーに代わりカスミに抱えられる。ケンジから貰ったタマゴから生まれたらしい。
「みずでっぽう」や「あわ」、「リフレッシュ」を使用する。

[編集] 脚注

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  1. ^ 登場時期に示されている略号
  2. ^ 両親は不明。小説版によると両親はとてもジムをやっていけないと4人の子供達を捨ててジムを出て行ってしまった、という設定。
  3. ^ a b c d 現在はこのような描写は少なくなった。カスミもサトシ同様、初期に比べ性格が変更されている点が多いが、それを成長描写と解釈する声もある。
  4. ^ 小説版によるとサトシの母親と似たタイプであるようで、サトシの苦手なタイプらしい。
  5. ^ サイドストーリー第5話『カスミ!ブルーバッジをゲットせよ!』でサクラがハナダジムを訪れていることからその後も交流は続いているようである。
  6. ^ 放送開始当時に流行したいわゆる「へそだし」のファッションを反映させたものではないかと思われる。
  7. ^ 緊急時にはカスミのバックの中に入る。
  8. ^ しかし、73話でムサシがトレーナーのドードーを倒しゲットしようとしたのをガラガラが止めるシーンがあるため、少なくとも無印シリーズではこの設定はなかったと思われる。
  9. ^ これについて、吉川兆二は『犬山犬子のポケモンアワー』において、「背中が着くほどの浅瀬で水遊びをしていた」と解説している。
  10. ^ 『犬山犬子のポケモンアワー』において、吉川兆二が発言。アニメにおいてもピカチュウと並んだ対比で確認できる。

[編集] 関連項目