ポケットモンスター XY

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(Pokemonのeはアクセント記号アキュート・アクセント」つき(é))が含まれています詳細
ポケットモンスター XY
アニメ
原作 田尻智
増田順一杉森建[注 1]
総監督 湯山邦彦
監督 矢嶋哲生
シリーズ構成 冨岡淳広
キャラクターデザイン 広岡トシヒト
音楽 宮崎慎二
アニメーション制作 OLM Team Kato
製作 テレビ東京
MEDIANETShoPro
放送局 テレビ東京系列
放送期間 2013年10月17日[注 2] -
関連作品
テンプレート - ノート

ポケットモンスター XY』(ポケットモンスター エックスワイ、英名 : Pokémon The Series: XY)は、日本テレビ東京系列ほかで2013年10月17日から放送中の、ゲームソフトポケットモンスターシリーズ』を原作とするテレビアニメ。『ポケットモンスター ベストウイッシュ・ベストウイッシュ シーズン2』の続編となる。

概要[編集]

ゲーム『ポケットモンスター X・Y』の発売に合わせてスタートした新シリーズ。通例通り一部のキャラクターと舞台を一新したシリーズで、『ベストウイッシュ シーズン2 デコロラアドベンチャー』最終話と直接繋がる形でストーリーが展開される。

前週にあたる2013年10月10日には、放送直前スペシャルとして『「ポケットモンスター XY」放送直前SP 〜ロード to カロス〜』が放送され、カロス地方へ向かう飛行機の中でサトシが見た夢の中でこれまでの冒険を振り返る内容となっている[1]。また、同年10月14日には第1話の先行上映会が全国のショッピングモールで開催され、同日のニコファーレでのニコニコ生放送でも実施された。テレビ東京系では、初回となる2013年10月17日には、スタートスペシャルとして、第1話と第2話が連続の1時間スペシャルとして放送された。初回視聴率は5.3%[注 3]10月19日には、アメリカスペインドイツイタリアにおいて、『Pokémon The Series: XY』というタイトルで、第1話と第2話が世界同時放映された。

エンディング後にはおまけコーナー「オーキド博士のポケモンホロキャスター」がスタートする[注 4]。内容は「オーキド博士のポケモン講座」等と同様のものである。第6世代以前のポケモンも紹介されるが、映像は「XY」での場面のみに統一されている。前作の「オーキド博士のポケモンライブキャスター」とは違い、紹介されるポケモンも実際に登場し、オーキド博士がポケモンの技を食らって酷い目に合うという定番のオチが復活している。さらに前作(BWシーズン2)でオーキド博士がゲットしたロトムも登場している。41話からはメガシンカポケモンを紹介するコーナーが放送されている。

『ベストウイッシュ』第61話からCM前後のアイキャッチで行われていたポケモンのシルエットクイズは引き続き継続されているが、今作では画面右側に表示されたシルエットが描かれた4枚のカード(ロケット団のカードはジョーカーになっている)から、画面左側に表示されたポケモンのシルエットと同じものを選ぶ形式に変更された。

提供の読み上げでは『ベストウイッシュ』まではサトシ或いはサトシと一緒に旅をするトレーナーが読み上げ、その後に読み上げたトレーナーの所持ポケモンの内一匹が鳴くが、『XY』ではサトシに統一され、鳴くポケモンもピカチュウに固定されている。

今作では、トレーナーがモンスターボールを投げる、技の指示を出す及びポケモンが技を出すといったシーンでの背景のイメージGBが廃止され、ゲームや劇場版のようにその場所に合わせた背景が使われるようになった。また、バトル前には○○VS○○とゲームで出るようなカットインが入る演出がされている。

前作同様、文字多重放送であり、その中の字幕ではサトシの台詞は黄色、シトロンの台詞は水色、ユリーカの台詞は緑色で表記される。

なお2014年春の改編で、2013年4月から水・木曜のみ行われていた18:30 - 19:00枠のアニメを月・火・金曜にも設置することになったため、19時台の月・火のバラエティ番組は18:57開始、金は18:58開始にそれぞれ縮小、土・日曜は18:30開始を継続し、そして水曜19時枠には18:57より音楽バラエティ番組『THEカラオケ★バトル』を編成するが、本作は引き続き19:00開始を継続、その結果、テレビ東京の19時番組で19時またぎでないのは本作のみとなる。また、2001年10月から12年半続いた水曜19時台のアニメ枠が廃止になった(妖怪ウォッチが金曜日18:30へ移動)ため、テレビ東京のゴールデンタイムのアニメ枠は当番組と直後の『NARUTO -ナルト- 疾風伝』が放送されている木曜19時台のみとなった。テレビ東京のゴールデンタイムのアニメ枠が木曜のみになるのは1997年4月から1998年9月以来15年半ぶりで、木曜19時台のみになるのは1993年4月から同年9月以来20年半ぶりとなる。

あらすじ[編集]

イッシュ地方での冒険を終え、デントアイリスと別れカントー地方に帰還したサトシとピカチュウは、ポケモンマスターになるという夢を追い、デコロラ諸島で知り合ったポケモンルポライターのパンジーと共にカロス地方へとやって来た。謎のポケモンと新たなライバル、そして新たな仲間。シトロンユリーカの兄妹やセレナと旅をするサトシの冒険が再び始まった。

登場人物[編集]

  • 既存キャラクター
    • 前作から引き続きサトシ、サトシのピカチュウ、ロケット団、オーキド博士が登場。
    • サトシはゲーム版『XY』の男主人公に合わせ、衣装が変化している[注 5]
    • ロケット団は『BW』同様に登場しない回もあるが、『BW』前半のシリアスな性格ではなく、『DP』以前のようなコミカルな描写が主。バトルのテクニックや作戦に使われるメカなどは『BW』時代のものをそのまま用いていることも。
    • 『BW』で一度レギュラーを外れたムサシのソーナンスは本作で再びレギュラーに復帰している。
  • 新キャラクター
    • ヒロインにゲーム版女主人公をモチーフにしたセレナが採用されている。
    • タケシデントと同様にジムリーダーであるシトロンが旅に同行している。
    • シトロンの妹であるユリーカが旅に同行している。『AG』のマサト以来となる10歳未満の仲間のポジションとであり、女性キャラが2人以上メインキャラとなり、ダブルヒロインとなったのは今作が初。
    • ユリーカ(実際の持ち主はシトロン)のポケモンであるデデンネアイリスのキバゴヒカリのポッチャマと同じようにボールに入らず常にユリーカのポシェットに収納されている[注 6](EDのクレジットもキバゴやポッチャマと同じ位置)。
    • ジョーイ・ジュンサーのデザインや声優は『BW』同様一新された。手持ちのポケモンはそれぞれプクリンライボルトに変更された。

以下の人物・団体は個別項目を参照。

サトシと手持ちポケモン
サトシ - 松本梨香
ピカチュウ - 大谷育江
サトシのポケモン (XY)
メインキャラクター
セレナ - 牧口真幸
シトロン - 梶裕貴
ユリーカ - 伊瀬茉莉也
デデンネ - 佐藤恵
ロケット団
ムサシ - 林原めぐみ
コジロウ - 三木眞一郎
ニャース - 犬山イヌコ
ソーナンス - うえだゆうじ
その他のキャラクター
オーキド博士 - 石塚運昇
ジムリーダー
四天王・チャンピオン


スタッフ[編集]

監督は前作の須藤典彦から矢嶋哲生に、キャラクターデザインは山田俊也から広岡トシヒトに、総作画監督が山田と広岡のローテーション(各話担当)から広岡の専任となるなど、一部のスタッフが刷新されている。

各話スタッフ[編集]

主題歌[編集]

前作に引き続きPIKACHU RECORDSレーベルが使用されなくなっており、ソニーミュージック系の曲を使用。

かっこ内の数字は全シリーズの通算。

オープニングテーマ[編集]

  1. (21) 「V(ボルト)」(第1話 - 第27話)
    作詞・歌 - 遊助 / 作曲 - たなかひろかず / 編曲 - CHOKKAKUソニー・ミュージックレコーズ
    • 番組タイトルがオープニングの最後にクレジットされるのは『チャレンジャー!!』以来となった。
  2. (22) 「メガV(ボルト)」(第28話 - )
    作詞・歌 - 遊助 / 作曲 - たなかひろかず / リミックス編曲 - 塩川満己 / オリジナル編曲 - CHOKKAKU(ソニー・ミュージックレコーズ)

エンディングテーマ[編集]

  1. (36) 「X海峡Y景色」(第1話 - 第27話)
    作詞 - 戸田昭吾 / 作曲・編曲 - たなかひろかず / 音楽協力 - 谷澤嘉信 / 歌 - J☆Dee'Z(ソニー・ミュージックレコーズ)
    • 3話ごとに歌詞が1番→2番→3番と変わり、ローテーションしている。
  2. (37) 「ピースマイル!」(第28話 - 第45話)
    作詞 - PA-NON / 作曲・編曲 - たなかひろかず / 歌 - J☆Dee'Z with ピカチュウ(ソニー・ミュージックレコーズ)
  3. (38) 「ドリドリ」(第46話 - )
    作詞 - 中川翔子、岩里祐穂 / 作曲 - 鈴木健太朗 / 編曲 - 黒須克彦 / 音楽協力 - 谷澤嘉信 / 歌 - 中川翔子ソニー・ミュージックレーベルズ

挿入歌[編集]

ノンクレジット。

  • 「V(ボルト)」(第21、35、37、43話、46話)

各話リスト[編集]

放送日は全てテレビ東京系列のもの。話数は放送順。

2013年-2014年9月[編集]

2014年10月-[編集]

社会的出来事に伴う影響[編集]

テレビ東京系列において2014年4月24日に放送予定であった本来の第24話に当たる「海底の城! クズモーとドラミドロ!!」は都合により放送延期となった。当該エピソードは沈没した船を探索するという内容であり、これは同年4月16日に発生したセウォル号沈没事故に配慮したものと見られる[3]。なお当日は、同年5月8日(5月1日は「世界卓球」中継のため休止)に放送予定であった本来第25話に当たる「ショウヨウジム戦! ピカチュウ対チゴラス!!」を繰り上げて放送した。冒頭では内容変更のお断りテロップが添えられ、また直前アニメ『GO-GO たまごっち!』からのジャンクションも、直後のアニメ『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の番宣CMに差し替えられた。

当該エピソードはその後、同年11月20日に第50話として放送された。ストーリーは本来放送予定だった時のままであり[注 15]、前後回とは時系列が繋がっていない。

放送局[編集]

劇場版[編集]

映画[編集]

プラネタリウム映画[編集]

ポケットモンスターXY 宇宙の破片(そらのはへん)
2014年7月より、「コニカミノルタプラネタリウム“天空”in 東京スカイツリータウン(R)」「コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City」他で、360度全天周用プラネタリウム映画が上映。OPとEDとその映像は初期のものが使用され、登場する宇宙飛行士のお姉さんは赤崎千夏が演じる。

特別番組[編集]

ゲームに! アニメに!! ポケモン赤・緑から最新作X・Yまで大特集SP[編集]

『ポケットモンスター』のゲーム・アニメを特集した特別番組。これまで発売されたゲームシリーズやテレビアニメを振り返りながら『X・Y』やスペシャルアニメ『ポケットモンスター THE ORIGIN』の情報を放送。

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
関東広域圏 テレビ東京 2013年9月23日 月曜 8:00 - 8:30 テレビ東京系列 リピート放送あり
日本全域 BSジャパン 2013年9月26日 木曜 24:00 - 24:30 テレビ東京系列
BS放送
岡山県・香川県 テレビせとうち 2013年9月27日 金曜 25:53 - 26:23 テレビ東京系列
福岡県 TVQ九州放送 2013年9月28日 土曜 25:55 - 26:25
大阪府 テレビ大阪 2013年9月30日 月曜 25:15 - 25:45
北海道 テレビ北海道 2013年10月1日 火曜 26:35 - 27:05
愛知県 テレビ愛知

ポケットモンスター XY 特別編 最強メガシンカ[編集]

テレビ東京系列で『〜XY』枠を使い、不定期に放送されるスペシャルアニメシリーズ。「メガシンカ」を極める旅をしている青年トレーナー・アランが主役となっている。マノンの台詞からサトシの名前が出てくる、プラターヌ博士が登場するなど、世界観は本編とリンクしている事が窺える。

  • 第1弾「ActI」は、2014年4月3日に放送。
  • 第2弾「ActII」は、同年11月6日に放送。
  • 第3弾「ActIII」は、2015年春に放送予定。

登場人物・キャスト[編集]

ActI[編集]

ActII[編集]

スタッフ(特別編)[編集]

通常放送と異なるスタッフのみ記載。
  • 撮影監督 - 鈴木大倫
  • 撮影監修 - 柚木脇達己
  • アシスタントプロデューサー - 生田健(ActI)→佐藤慎(ActII)、山内未來(テレビ東京)
  • 制作デスク - 増谷大輔、網中望(ActII)

エンディングテーマ(特別編)[編集]

「メガV(メガボルト)」
作詞・歌 - 遊助 / 作曲 - たなかひろかず / 編曲 - 塩川満己(ソニー・ミュージックレコーズ)

各話リスト(特別編)[編集]

Act 放送日 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 ゲスト
デザイン
I 2014年
4月3日
冨岡淳広 浅田裕二 岩根雅明 五十嵐直子
松永香苗
尼野浩正
II 11月6日 難波功
藤本雄一郎

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ クレジット上では「原案」と表記。
  2. ^ テレビ東京系列の場合。また、シリーズ全体としてはテレビ東京系列の場合のみ1997年4月1日から。
  3. ^ いずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ。
  4. ^ なお、本編ではコーナー名のタイトルコール及び表示はされない
  5. ^ 今作の衣装は前作の最終話で先行的に登場している。
  6. ^ ユリーカは10歳未満でかつポケモントレーナーになれないため
  7. ^ テレビ東京系列の初回放送では、キャラクター原案のスタッフクレジットが前作のまま表示された[2]
  8. ^ 第3話以降、「北風友祐」名義に変更。
  9. ^ テレビ東京系では『ポケットモンスター XY スタート1時間スペシャル』と題して2話連続放送。
  10. ^ 演出助手
  11. ^ 第14話のサブタイトル表示は他の回とは違い、ホラーな感じとなっている。
  12. ^ テレビ東京系では『春の豪華二本立て! 1時間スペシャル』の前半に放送。後半には前作の特別編が放送された。
  13. ^ a b 当初は「海底の城! クズモーとドラミドロ!!」が4月24日に第24話として、「ショウヨウジム戦! ピカチュウ対チゴラス!!」が5月8日に第25話として放送予定であったが、社会的事情により前者の放送は11月20日まで延期され、後者が1週間繰り上げられて放送された。詳細は後述
  14. ^ テレビ東京系では『メガメガ1時間スペシャル』と題して2話連続放送。
  15. ^ 劇中にてショウヨウジム戦直前と明言されている。

出典[編集]

ポケットモンスターに関するテレビ番組[編集]

外部リンク[編集]

テレビ東京系列 木曜19:00枠
前番組 番組名 次番組
ポケットモンスター
ベストウイッシュ

(2010年9月23日 - 2012年6月14日)

ポケットモンスター
ベストウイッシュ シーズン2

(2012年6月21日 - 2013年10月3日)
ポケットモンスター
XY
(2013年10月17日 - )
-