オー・エル・エム
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 〒154-0023 東京都世田谷区若林一丁目18番10号 |
| 設立 | 1994年6月 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 事業内容 | アニメーション・映画の企画・制作 |
| 代表者 | 代表取締役 奥野敏聡 |
| 資本金 | 490,000,000円(2009年10月28日現在) |
| 主要子会社 | 株式会社オー・エル・エム・デジタル 株式会社ビラコチャ |
| 外部リンク | http://www.olm.co.jp/ |
株式会社オー・エル・エム(英語表記:OLM,Inc.)はOriental Light & Magic Inc.(オリエンタル・ライト&マジック)の略でアニメーション・映画の企画・制作を主な事業内容とする日本の企業である。『ポケットモンスター』の制作で知られる。日本動画協会正会員。
目次 |
[編集] 概要・沿革
制作管理部門、演出部門、作画部門と作画以降のデジタルペイント・コンポジット撮影を行う2D部門を擁する。CG制作業務は関連会社である、「株式会社OLM Digital(オー・エル・エム・デジタル)」が担う[1]。OLMでは、プロデューサー単位[2]のチーム制を導入しており、クレジットではOLMの社名ロゴに加え、「TEAM○○」と表記される。なお、OLMは「Oriental Light & Magic Inc.(オリエンタル・ライト&マジック)」の略である[3]。過去に英語表記の際、O.L.Mとクレジットしていた時期もあった[4]。
代表は元オービー企画のプロデューサー奥野敏聡である。オービー企画はアニメスタジオ「パステル」を抱えており、パステルのプロデューサーだった神田修吉はOLMの取締役に就任。パステルからは他に神田の部下の太田昌二、パステルを拠点に演出をしていた湯山邦彦、スタジオジャイアンツからは高橋ナオヒト、千羽由利子、『タッチ』などを通じてオービー企画と関係があったぎゃろっぷからは和崎伸之とぎゃろっぷ中心のフリー演出家水谷貴哉がOLMの設立に参加した。また湯山の1980年代の監督作でキーアニメーターを務めた作画スタジオアニメアールの毛利和昭が後に参加した。
1995年にオー・エル・エム・デジタルを設立し、デジタルペイントやコンポジット撮影といったデジタルアニメの技術導入を比較的早い段階で整備している。技術は初め、『ポケットモンスター』のエンディングアニメーション[5]といった限られた部分で使用されていた。テレビシリーズでは『ああっ女神さまっ 小っちゃいって事は便利だねっ』が、全編デジタルアニメで制作された最初の作品である。
2005年10月には実写製作プロデュース専門チームのTEAM MIYAGAWAが新設された。
過去には深夜アニメなど多数制作しているが、制作プロデューサーだった岩佐岳が独立した後はチーム数を減らし、子供向けアニメや実写映画、3DCGの制作に方向性を変えている。最近ではレベルファイブ原作のゲーム作品のアニメ化を行っている。
OLMの制作システムは、準大手ながらも『ポケットモンスター』の関係者に認められたことが、ポケットモンスターのビジネスを取り扱った著書「ポケモン・ストーリー」で触れられている。
[編集] OLMのチーム
チームごとに企画制作をするのではなく、作品をチーム単位で引き受けるシステムである。
- TEAM KOITABASHI (小板橋司)
- TEAM WASAKI (和崎伸之)
- TEAM KAMEI (亀井康輝)
- TEAM KATO (加藤浩幸)
- TEAM INOUE (井上たかし)
- TEAM MIYAGAWA (三宅川敬輔) - 実写プロデュース
[編集] かつて存在したチーム
[編集] 作品履歴
[編集] アニメーション作品
- テレビシリーズ
- 愛天使伝説ウェディングピーチ (TEAM OTA、1995年)※画面上はノークレジット
- モジャ公 (TEAM IGUCHI、1995年-1997年)
- のらねこダウンタウン (TEAM WASAKI、1996年)
- ポケットモンスターシリーズ
- ポケットモンスター (TEAM OTA、1997年-2002年)
- ポケットモンスター アドバンスジェネレーション (TEAM OTA→TEAM IGUCHI、2002年-2006年)
- ポケットモンスター ダイヤモンド&パール (TEAM IGUCHI→チーム名ノークレジット→TEAM KATO、2006年-2011年)
- ポケットモンスター ベストウイッシュ (TEAM KATO、2010年-)
- 剣風伝奇ベルセルク (TEAM IGUCHI、1997年)
- ああっ女神さまっ 小っちゃいって事は便利だねっ (TEAM KOITABASHI、1998年-1999年)
- To Heartシリーズ
- To Heart (TEAM WASAKI、1999年)
- To Heart 〜Remember my Memories〜(AIC A.S.T.Aと共同制作、2004年)
- ToHeart2 (TEAM IGUCHI、2005年)
- 鋼鉄天使くるみシリーズ
- 鋼鉄天使くるみ (TEAM WASAKI、1999年)
- 鋼鉄天使くるみ2式 (TEAM WASAKI、2001年)
- こみっくパーティー (TEAM IGUCHI、2001年)
- フィギュア17 つばさ&ヒカル (TEAM WASAKI、2001年-2002年)
- カスミン (TEAM IWASA、2001年-2003年)
- PIANO (TEAM IGUCHI、2002年-2003年)
- おもいっきり科学アドベンチャー そーなんだ! (TEAM IWASA、2003年)
- 神魂合体ゴーダンナー!! (AICと共同制作、2003年)
- コロッケ! (TEAM IGUCHI、2003年)
- モンキーターン/モンキーターンV (2DパートはAICの制作協力、2004年)
- アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル (TEAM IWASA、2004年-2005年)
- ドラえもん (制作元請:シンエイ動画・受注:TEAM IWASA、各話制作協力、水田ドラ:2005年-)
- SHUFFLE! (制作元請:アスリード・受注:TEAM IWASA、各話制作協力、2005年-2006年)
- 強殖装甲ガイバー (TEAM WASAKI、2005年-2006年)
- ふしぎ星の☆ふたご姫 (制作元請:ハルフィルムメーカー・受注:TEAM IWASA、各話制作協力、2005年-2006年)
- 魔界戦記ディスガイア (TEAM IGUCHI、2006年)
- うたわれるもの (TEAM IWASA、2006年)
- RAY THE ANIMATION (TEAM IGUCHI、2006年)
- スーパーロボット大戦OG -ディバイン・ウォーズ- (TEAM IWASA、2006年)
- Gift 〜ギフト〜 eternal rainbow (TEAM IWASA、2006年)
- デルトラクエスト (TEAM WASAKI、2007年)
- ながされて藍蘭島 (制作元請:フィール・受注:TEAM IWASA、各話制作協力、2007年)
- さぁイコー! たまごっち (TEAM OTA、2007年)
- コードギアス反逆のルルーシュR2(制作元請:サンライズ、制作協力、2008年)
- クリスタル ブレイズ (制作元請:スタジオファンタジア、各話制作協力、2008年)
- イナズマイレブンシリーズ
- イナズマイレブン (TEAM WASAKI、2008年-2011年)
- イナズマイレブン GO (TEAM WASAKI、2011年-)
- うさるさん。 (2009年)
- たまごっち! (TEAM KAMEI、2009年-)
- はなかっぱ (XEBECと共同制作[8]、2010年-)
- ダンボール戦機シリーズ
- ダンボール戦機 (TEAM INOUE、2011年-2012年)
- ダンボール戦機W (TEAM INOUE、2012年-)
- 劇場作品
- 劇場版ポケットモンスターシリーズ
- ミュウツーの逆襲 (TEAM KOITABASHI、1998年)
- 幻のポケモン ルギア爆誕 (TEAM KOITABASHI、1999年)
- 結晶塔の帝王 ENTEI (TEAM KOITABASHI、2000年)
- セレビィ 時を超えた遭遇 (TEAM KOITABASHI、2001年)
- 水の都の護神 ラティアスとラティオス (TEAM KOITABASHI、2002年)
- 劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーションシリーズ
- 七夜の願い星 ジラーチ (TEAM KOITABASHI、2003年)
- 裂空の訪問者 デオキシス (TEAM KOITABASHI、2004年)
- ミュウと波導の勇者 ルカリオ (TEAM KOITABASHI、2005年)
- ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ (TEAM KOITABASI、2006年)
- 劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パールシリーズ
- ディアルガVSパルキアVSダークライ (TEAM KOITABASHI、2007年)
- ギラティナと氷空の花束 シェイミ (TEAM KOITABASHI、2008年)
- アルセウス 超克の時空へ (TEAM KOITABASHI、2009年)
- 幻影の覇者 ゾロアーク (TEAM KOITABASHI、2010年)
- 劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュシリーズ
- ビクティニと黒き英雄 ゼクロム / ビクティニと白き英雄 レシラム (TEAM KOITABASHI、Production I.G・XEBECと共同制作、2011年)
- キュレムVS聖剣士 (TEAM KOITABASHI、2012年)
- 新暗行御史 (TEAM KOITABASHI、CHARACTERPLANと共同制作、2004年)
- 劇場版 どうぶつの森 (TEAM KAMEI、2006年)
- たまごっちシリーズ
- えいがでとーじょー! たまごっち ドキドキ! うちゅーのまいごっち!? (TEAM KAMEI、2007年)
- 映画! たまごっち うちゅーいちハッピーな物語!? (TEAM KAMEI、2008年)
- レイトン教授と永遠の歌姫 (TEAM KAMEI、P.A.WORKSと共同制作、2009年)
- 劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ襲来 (TEAM KOITABASHI、2010年)
- 劇場版イナズマイレブンGO 究極の絆グリフォン (2011年)
- OVA
- ステンレスナイト (TEAM OTA、1995年、18禁)
- 鬼切丸 (TEAM OTA、1995年)
- 負けるな!魔剣道 (TEAM OTA、1995年)
- GUNSMITH CATS (TEAM KOITABASHI、1995年-1996年)
- 愛天使伝説ウエディングピーチDX (TEAM OTA、1996年)
- ぶっとび!!CPU (TEAM WASAKI、1997年)
- ビ・ヨンド (TEAM IGUCHI、1998年、18禁)
- 誘惑COUNT DOWN 鏡 (TEAM KOITABASHI、1998年、18禁)
- パワードール・プロジェクトα (TEAM KOITABASHI、1998年)
- ハイスクール・オーラバスター (TEAM IGUCHI、1998年)
- クイーン・エメラルダス (TEAM WASAKI、1998年)
- ポケットモンスター ピカチュウのふゆやすみ (TEAM OTA、1998年)
- ポケットモンスター ピカチュウのふゆやすみ2000 (TEAM KOITABASHI、1999年)
- ポケットモンスター ピチューとピカチュウのふゆやすみ2001 (TEAM KOITABASHI、2000年)
- 鋼鉄天使くるみ (TEAM WASAKI、2000年)
- 鋼鉄天使くるみ零 (TEAM WASAKI、2001年)
- みずいろ 全年齢版 (TEAM IWASA、2003年)
- アーリーレインズ (TEAM IGUCHI、2003年)
- WEBアニメ
- たまごっちオリジナルアニメ (TEAM KAMEI、2008年)
- ゲーム
- ドラえもん 友情伝説ザ・ドラえもんズ (イメージボード、1995年)
- ナイトメア・プロジェクト YAKATA (ゲーム劇中アニメーション、TEAM IGUCHI、1998年)
- だんじょん商店会 〜伝説の剣はじめました〜 (アニメーション制作、TEAM KOITABASHI、1998年)
- 誰彼 (オープニングアニメーション、TEAM WASAKI、2001年、18禁)
- イナズマイレブンシリーズ
- イナズマイレブン (ゲーム劇中アニメーション、2007年)
- イナズマイレブン2 脅威の侵略者 (ゲーム劇中アニメーション、TEAM KOITABASHI、2009年)
- イナズマイレブン3 世界への挑戦!! (ゲーム劇中アニメーション、TEAM KOITABASHI、2010年)
- ダンボール戦機 (アニメーション制作、TEAM KOITABASHI・TEAM INOUE、2010年)
- イナズマイレブン GOシリーズ
- イナズマイレブン GO シャイン/ダーク (アニメーション制作、TEAM KOITABASHI、2011年)
- その他
- TWO-MIX『WHITE REFLECTION』 (プロモーションビデオ、TEAM KANDA、1997年)
[編集] 実写作品
- テレビシリーズ
- 百鬼夜行抄 (2007年)
- 新美味しんぼシリーズ
- 新美味しんぼ (TEAM MIYAGAWA、2007年)
- 新美味しんぼ PART2 (TEAM MIYAGAWA、2007年)
- 新美味しんぼ PART3 (TEAM MIYAGAWA、2009年)
- ケータイ捜査官7 (Production I.Gと共同制作、2008年-2009年)
- 天地人 (タイトル映像担当、2009年)
- 劇場作品
- ゼブラーマンシリーズ
- ゼブラーマン (TEAM KOITABASHI、2004年)
- ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲 (2010年)
- 妖怪大戦争 (2005年)
- タッチ (2005年)
- ラフ ROUGH (2006年)
- パッチギ! LOVE&PEACE (2007年)
- スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ (2007年)
- クローズZERO (2007年)
- ヤッターマン (2009年)
[編集] 関連人物
[編集] アニメーター・演出家[編集] 脚本家[編集] その他[編集] オー・エル・エム・デジタルOLM Digital(オー・エル・エム・デジタル)は、CG制作業務を担う、オー・エル・エムの子会社。1995年6月設立。本社と同位置に存在する。 テレビアニメの他、実写映画の3DCGの制作を担当している。 [編集] 参加作品
[編集] 関連人物
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク |