子供向けアニメ
子供向けアニメ(こどもむけアニメ)は、視聴対象を主に中学生以下の子供として企画・製作されるアニメ作品。
子供の精神的成長は年単位で進むため、視聴年齢の区分には、
- 制作費用をスポンサー企業が担うため、玩具等の対象年齢が作品企画時に設定されている。
- 原作掲載の漫画雑誌等には、対象年齢が明確に設定されている場合が多い。
などの特徴がある。
本項では、主に企画、制作時に、対象年齢が乳幼児・幼稚園児、小学校低学年・中学年の児童とした作品について記述する。
- 主に小学校高学年以上の青少年を対象に企画、制作された作品は、少年向けアニメ・少女向けアニメを参照。
- 中学生以下の子供を含む、全ての年齢層を対象とした作品は、ファミリー・一般向けアニメを参照。
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[編集] 概要
児童向け漫画雑誌に原作を持つことが多く、複雑な伏線等の仕込みや入り組んだ人間関係等と無縁のシンプルな作品で、基本的に情操教育的面もあり、子供の精神的発育に資するような友情や思いやり、他人への配慮といった感情や感性を涵養するような作品テーマではあるが、一方で、玩具を販売するバンダイ、タカラトミー、セガトイズなどの思惑が反映され、主人公が使用するマシンや道具、変身グッズが強調される販促番組と化している。玩具メーカーの他、小学館・集英社・講談社など大手出版社、ショウワノート・サンスター文具のセイカブランドなどの文具メーカーや、食品メーカーが主要スポンサーとして参加している。
日曜日の朝8時30分枠はテレビ朝日系列・バンダイ・講談社陣営の『プリキュアシリーズ』と、テレビ東京系列・タカラトミー・小学館陣営の『ベイブレードシリーズ』と、トップクラスの人気・売上を誇る作品が同時刻に放送されているが、視聴対象が女児向けと男児向けと異なることもあり、住み分けが行われている[1]。
[編集] 放送形態
基本的に1年(4クール)で企画され、低視聴率作品の場合はスポンサーの意向で放送期間を短縮したり[2]、地方局が放送期間の途中でネット離脱や番組購入を取りやめる事もあるが[3]、基本的に企画時に設定された期間放送される場合が多い。 テレビ東京系の場合、アニメ放送枠は他局と比べて入れ替わりが激しいため、低視聴率もしくは関連商品が不振であってもスポンサーや広告代理店などが放送枠を確保するため延長することがある[4]。
他のTV番組と同様に視聴率と、また関連玩具の売り上げが重要視されるため、人気作品は『スーパー戦隊シリーズ』、『仮面ライダーシリーズ』・『ウルトラマンシリーズ』といった特撮ドラマのように主人公等のキャラクターデザインや設定を完全に変える展開が行われることもあり、男児向けでは、『ガンダムシリーズ』、女児向けでは『プリキュアシリーズ』[5]が代表的な存在となっている。
『プリキュアシリーズ』以外の女児向け作品は、『美少女戦士セーラームーン』、『おジャ魔女どれみ』、『わがまま☆フェアリーミルモでポン!』、『きらりん☆レボリューション』のように趣向を徐々に変えながら、作品の人気が落ちるまで続けられる傾向がある。また、10年以上の長期に亘って放映された作品は『ちびまる子ちゃん』(2012年1月現在も放映中)のみと男児向け作品と比べて非常に少ない。
[編集] 関連商品の対象
玩具メーカーの販売促進用資料では、両性向けの『それいけ!アンパンマン』は乳幼児全般に当たる0歳児から5歳児前後を対象とし、『ドラえもん』が1歳程度の乳児から小学生の男女と中学生から大人の女性をターゲット、『ポケットモンスターシリーズ』が主に幼稚園・保育園児全般から小・中学生に当たる2歳児から15歳児男女を対象としている。
男児向けアニメ作品は幼児・小中学生の男子をターゲットにする作品のことであるが、近年は長期間放映されている作品を中心に視聴者が拡大・高年齢化する傾向にあり、『ONE PIECE』、『NARUTO -ナルト-』、『イナズマイレブンシリーズ』など女子に拡大したり、『ドラゴンボールシリーズ』、『北斗の拳』、『ONE PIECE』など大人の男性もターゲットとして拡大した作品が多く、それらの作品においては性別や年齢層を問わない関連商品が企画・発売されている。それ以外の作品は小学生前後に当たる5歳児から12歳児を対象とした作品が多い。
一方で女児向けアニメ作品は作品によって様相が異なる。ディズニーキャラクターを使用した『スティッチ! 〜いたずらエイリアンの大冒険〜』などの作品は、キャラクター自体の人気に依存する形でティーンにまで受け入れられているが、他の作品は男児向けアニメと比べると全体的に低年齢層向けに留まる作品が多く、近年は中学生までターゲットに入っている作品は少ない[6]。特に『プリキュアシリーズ』などといったバトルヒロイン系は男児向けの特撮番組と同様、幼稚園・保育園の卒園(=小学校の入学)から小学校3年生への進級までの間に多くの子が"そのアニメ作品も卒業"する傾向にある[7]。2009年度の『フレッシュプリキュア!』ではその現状を省みて小学生以上にも呼応させるために内容面を一新する試みを行った[8]。未就学児向けの売れ筋は『プリキュアシリーズ』が寡占している状況にあるためか、そのグッズを購買しなくなりがちな年代に当たる小学校低学年・中学年向けでの競争が著しい。
[編集] 乳幼児・幼児向けの特徴
幼児向けアニメとも言われている。乳幼児(0 - 2歳児)向けと、幼稚園児(2 - 6歳児)向けと、幼児・小学校低学年(3 - 8歳児)向けでは様相が変わっている。
0 - 2歳児向けのものは気をひきそうな色や音を使った単純な作品であり、単独のアニメ作品ではなく、『いないいないばあっ!』など乳幼児向けのテレビ番組の中で放映される。男児向け、女児向けの区別のある作品はほとんどない。
2 - 5歳児向けの作品では、幼児に人気の高いキャラクターなどを主人公に、幼児でもわかりやすいストーリーの中に社会のルールやモラルなどをわかりやすく織り交ぜて「しつけ効果」をねらった作品が多くみられ、幼年層に親しみやすい、擬人化された動物や物が登場する作品が多い。『それゆけ!アンパンマン』・『しましまとらのしまじろう』・『とっとこハム太郎』がその代表例である。
3 - 8歳児向けの作品では代表例として、女児向けアニメでは『プリキュアシリーズ』や『ジュエルペットシリーズ』などが挙げられる。視聴者層にとって大人より身近な年齢である小学生(中高学年)もしくは中学生の子供に設定された人間が主人公とされ、作品中に「しつけ効果」を織り交ぜている。男児向け作品は特撮ドラマ番組『スーパー戦隊シリーズ』や『仮面ライダーシリーズ』がそれに該当する。この層では類型的な男女別の嗜好を好むため、男児向け、女児向けの区別がはっきりと分かれる。
幼年向け知育・教育用ビデオにも、アニメの人気キャラクターを登場させたり、オリジナルアニメ(例:イソップ物語など)による作品なども数多く市販されている。
[編集] 男児向けの特徴
『鞍馬天狗』などの少年向け時代劇の勧善懲悪の構図を継承する形で、漫画や特撮ものにおいての定番パターンと定着し(時代劇#時代劇の分類の活劇ものも参照)、現在も10代前後主人公が正義の味方となって、悪の陣営の野望を打ち砕くための闘いを描く単純明快な構造を持っており、単純化された善悪の概念を明確に示すと共に、10代前後の少年の英雄願望を満足させるようになっている。また、闘いの中での仲間との友情や助け合いといった概念が盛り込まれることも多い。前述の通り、『スーパー戦隊シリーズ』などの特撮番組においても、これは踏襲されている。
ロボット玩具(超合金フィギュア・プラモデル等)
ロボット等は増えるほどスポンサーの商品展開がやりやすくなるため、スポンサーの意向でバリエーションが増加の傾向がある。ただし、過剰になる事への非難もあり、また単価が上がりすぎると逆効果になるため、メインのロボットに合体してバリエーションを構成する小型のロボットやメカの単価はむしろ下げられる傾向もある。また、近年では魔法少女もの(女玩)のように先端技術を用いた変身アイテムのグッズも多く商品化されている。
[編集] 男児向けの現状
1960年代から1970年代においては、このジャンルに含まれるロボットアニメなどの作品群(実写の特撮作品も含む)は、漫画原作作品(コミカライズ含む)が主流であり、想定視聴者である小学校低・中学年間での男児のみならず、小学校高学年及び、中学生にまで親しまれており、少年雑誌(週刊少年漫画誌)でメディア展開が行われていたが、視聴者層の低年齢化に伴い、1971年に『テレビマガジン』が刊行され、以後児童雑誌のみでメディア展開されるようになった(怪獣ブーム、変身ブームの項も参照)。その状況はオリジナル作品の増加を促し、70年代までのように児童以外の視聴者層が見るという事もなくなった。女児向けアニメにおいては現在進行形でこの状況が進みつつある(ロボットアニメ#隆盛と衰退参照)。
主に小学館のコメディ作品において顕著であるが、藤子不二雄作品や『ポケットモンスターシリーズ』、『ビックリマン』などは女児向けにおいてのメディア展開も行われており、事実上のジェンダーレス作品である。いずれもアニメ化など長期メディア展開の過程で本来の層以外に向けたアレンジが行われている。特に性別を問わない学習雑誌の掲載作品には顕著であり、『ドラえもん』は連載当初の原作のアンケートで少女の人気が低かったので、女子向けのひみつ道具を出すように[9]した事もある。『ポケットモンスター』ではアニメ版で主人公・サトシの最初のポケモンを、制作側女児にもターゲットを広げたいというの意向で、ピカチュウに変更している[10]。玩具関係ではほぼ男児向けに展開している『ヤッターマン』でも、2008年版放送中のめばえ(小学館発行)の付録に女の子キャラ(ヤッターマン2号)にも対応したお面がついていたことがある[11]。世界名作劇場も『トム・ソーヤの冒険』など原作の選択からうかがえるように、こちらも男児と女児の両方に向けて展開していた。また、元々が新聞漫画が原作であり、どちら向けとも言い難い『サザエさん』でファッションドールなどの女児向けの玩具展開を行っていた時期もある。
また、2007年頃から主に小学館集英社プロダクション作品(主に『おはコロシアム』枠[12])において、従来型のアニメーション技法を用いずに、3D-CGで構成したテレビアニメ作品も登場している。
[編集] 少年漫画雑誌との関係
小学館の『小学一年生・小学二年生・小学三年生・小学四年生』・『月刊コロコロコミック』・『週刊少年サンデー』と、集英社の『週刊少年ジャンプ』・『ブイジャンプ』、講談社の『週刊少年マガジン』で連載されている作品がほとんどを占める。
かつては講談社の『コミックボンボン』、エンターブレインの『ファミ通ブロス』、ポプラ社の『プレコミックブンブン』で連載された作品のテレビアニメ化もあったが、いずれも休刊前に放送が終了している。
- 少年漫画原作作品
『週刊少年ジャンプ』の連載漫画から発祥した作品は現在でも『ドラゴンボールシリーズ』、『ONE PIECE』、『NARUTO -ナルト-』などが長年にわたって男児からも高い人気を得ている。また、『コロコロコミック』の『ドラえもん』、『週刊少年サンデー』の『名探偵コナン』などもロングランヒットとなっている。
- タイアップ作品
『月刊コロコロコミック』に掲載経験のある作品が強い。特に小学生以下の男児のみをターゲットとする作品の場合、『コロコロコミック』や『小学一年生・小学二年生・小学三年生・小学四年生』でタイアップができるかどうかは作品自体の成否に掛かっており、同誌の編集部には玩具会社やアニメ企画会社からの企画のオファーが絶えない状態である。『コロコロコミック』に連載されているタイアップ作品の代表格である『ポケットモンスター』が隆盛し、ライバル誌の『コミックボンボン』や『プレコミックブンブン』が休刊し、ライバルが不在となった2000年代中盤以降からはそれがさらに顕著となっている。
[編集] 女児向けの特徴
日々の生活、人との触れ合いを描く魔法少女アニメ
米TVコメディ『奥様は魔女』の影響による『魔法使いサリー』の大ヒットで、制作会社の東映による多数制作され定着する。
1980年代以後、変身用アイテムの玩具の販促を狙ったスポンサーの意向による。また、『美少女戦士セーラームーン』の成功により、チームで戦闘を行う変身ヒロインものも増加したが、この作品はコスチュームへの憧れとファンタジー性、そして戦闘要素、恋愛といった少女が求める要素を全て盛り込む事に成功した作品である。
以後は戦闘要素がない作品までも、コスチュームチェンジとグループ化が盛りこまれる。これはキャラが増える分だけ玩具(コスチュームのアパレルも含む)の種類を増やせるというスポンサー側のメリットによって促進されている面もある(ヒロインが単独の作品も皆無では無いが少ない)。
これらは『美少女戦士セーラームーン (テレビドラマ)』、『まるまるちびまる子ちゃん』、『チョコミミ』などの層を重ねる特撮番組及び実写ドラマにおいても、踏襲されている。
[編集] 主人公の年齢
想定視聴者である小学校低・中学年までの女児から見て、多少年上である「小学校高学年から中学生」の少女が主人公となることが多い。この年代は物事の分別がつけられる最も若い者であるため、これにより主人公に多少大人びた行動をさせたり、物語に訓話的な色合いを加えたとしても、それらの説得力が維持できるという効果を狙ったものであると推測される。
日々の生活における人との触れ合いを描く作品が多い。主に女の子同士が日々の暮らしの中で培っていく友情をベースに、様々な出来事を通して他人への思いやりなどの感性を身につけていく様子を描く作品が多い。ただし、恋愛感情については、それが登場する場合であっても理想化された男性への憧れに近い形で描写されることが通例である。[要出典]魔法少女アニメに該当する場合であっても、舞台はごく一般的で現実的な街であり、戦闘パート以外は主人公達の普通の暮らしが描かれることが多い。
[編集] 女児向けの現状
主にアニメオリジナル作品と少女漫画を原作とする作品に分かれ、前者は幼児の人気が高く、後者は小学生の人気が高い傾向にある。海外アニメでは主流となっている3DCGで構成したテレビアニメーションは近年国内アニメでも見られ始め、女児向けアニメでも小学館集英社プロダクションが関わっている作品を中心に徐々に増加している[13]。
漫画以外が原作の作品及びアニメオリジナル作品は、コミカライズ化などのタイアップ先として、『ちゃお』(小学館)、『なかよし』(講談社)、『りぼん』(集英社)の3大小中学生向け少女漫画雑誌や学習雑誌(『小学一年生 - 小学四年生』小学館の『学習幼稚園』を含む)と組むことが多い。また、幼児向け雑誌や絵本を出版している小学館や講談社が出版権を持っている作品の場合は、アニメ化の形態に関係なく、自社発行の幼児向け雑誌である『めばえ』・『幼稚園』・『学習幼稚園』(小学館発行)や『おともだち』・『たのしい幼稚園』(講談社発行)にアニメ版をモチーフとした漫画絵本が掲載されることがよくある。集英社では幼児向け絵本や幼児向け雑誌を出版していないため、集英社が出版権を持つ作品も(同じ一ツ橋グループに所属する)小学館の幼児雑誌に掲載されることがある[14]。他にサンリオも幼児向け雑誌を出版している。また、『おねがいマイメロディ』など幼児向け雑誌とタイアップをしていても、少女漫画雑誌とのタイアップは採らなかった作品もある。
- アニメオリジナル作品
アニメオリジナル作品は男児向けアニメでは1970年代後半以降から目立ち始め、女児向けアニメも草創期の1960年代から1970年代半ばまでは『魔法使いサリー』・『ひみつのアッコちゃん』などは少女漫画を原作にしていたが、男児向け同様後半期の『魔法少女ララベル』などがオリジナル作品として製作された。その傾向を引き継ぎ『魔法のプリンセスミンキーモモ』(葦プロ魔法少女アニメシリーズの代表作)[15]、『魔法の天使クリィミーマミ』(ぴえろ魔法少女アニメシリーズの代表作)などの成功もあり、本ジャンルの主流になった。1990年代前半は『美少女戦士セーラームーンシリーズ』に代表される少女漫画原作アニメの隆盛の影となっていたが、2000年代には『おジャ魔女どれみシリーズ』の成功をきっかけに再び増加し、現状では『プリキュアシリーズ』を筆頭に過半数の作品がアニメオリジナルとなっている。
原案は作品によってまちまちで『おジャ魔女どれみシリーズ』や『プリキュアシリーズ』などキャラクター原案や作品の内容までアニメ製作会社・広告代理店・スポンサーなどが合同で企画したアニメオリジナルなもの、『マーメイドメロディーぴちぴちピッチ』シリーズや『ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ』など少女漫画雑誌の編集部が中心になって企画したもの、『たまごっち』シリーズなど既存のキャラクターを使用したもの、など多種多岐である。
- 漫画以外が原作の作品
アニメ化以前に漫画以外の出典がある作品として、児童文学が原作のものとしては『夢のクレヨン王国』と『ふしぎ魔法ファンファンファーマシィー』、インターネット上のコンテンツが原作のものとしては『ふしぎ星の☆ふたご姫』などが挙げられる。また、『とっとこハム太郎』は漫画と児童文学の両方で原作が掲載された作品である。
- 少女漫画が原作の作品
主に『なかよし』・『りぼん』・『ちゃお』の3大小中学生向け少女漫画雑誌が強い分野であり、漫画原作作品のアニメ化やテレビアニメの漫画化でタイアップすることが多い[16]。『ちゃお』より低年齢層(幼稚園年長・小学校低学年)の女児をターゲットとした漫画雑誌『ぷっちぐみ』(小学館)や、『小学一年生 - 小学四年生』(小学館)に掲載された作品もあるが、上記の3誌と比べて連載作品がアニメ化されることは稀である。
『なかよし』は1960年代の『リボンの騎士』を筆頭に「女児向けアニメ」を多く輩出しており、1990年代までは、『キャンディ・キャンディ』・『美少女戦士セーラームーン』・『カードキャプターさくら』などが大ヒットし業界全体でもトップクラスの人気になることが多く、『りぼん』も総数こそ『なかよし』に譲るものの1960年代に『魔法使いサリー』(初代)・『ひみつのアッコちゃん』(初代)、1990年代に『ちびまる子ちゃん』・『赤ずきんチャチャ』などのヒットを続けて輩出した。
2000年代は1990年代とは一転して少女漫画原作作品からはヒット作を輩出しにくい状況になったが、その中で『ちゃお』原作作品は『わがまま☆フェアリーミルモでポン!』・『きらりん☆レボリューション』をヒットさせていた。
2010年代になると、『ちゃお』を含めた全ての雑誌からヒット作が途絶え[17]、2012年1月現在は地上波にて単独の枠で放送する作品は『ちびまる子ちゃん』のみで、それ以外は皆無である。
[編集] 脚注
- ^ テレビ東京の方が後から参入している。最初に放送された『超GALS!寿蘭』は同枠で唯一の女児向け作品であり、『おジャ魔女どれみ』シリーズと競合していた。
- ^ 『Cosmic Baton Girl コメットさん☆』など。
- ^ 『ミルモでポン!』シリーズは、視聴率面では高い人気を維持したが、商業面では段々低迷して地方の放送局が離脱した。『デ・ジ・キャラットにょ』は、視聴率・商業面とも不振であり、アニメ本編は1年間放映されたが、半年を経過した時点で地方の放送局の多くが離脱した。
- ^ 『ビーダマン』・『ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu!』・『しゅごキャラ!パーティー!』など。逆に『ワンワンセレプー それゆけ!徹之進』のように視聴率は堅調であっても放送枠の確保が出来ず打ち切られた例もある。
- ^ 『ふたりはプリキュア』、続く『ふたりはプリキュア Max Heart』の大成功で長期的なシリーズ展開を目指し、基本コンセプトや大まかなキャラクターデザインを堅持しつつ設定・キャラクターなどを全面変更した『ふたりはプリキュアSplash Star』を投入したが不調に終わり、以後はストーリーやキャラクターデザインを大幅に変更する方針に変わっている。 野口智雄 (2010年8月30日). “大ヒット「プリキュア」に学ぶ子どもマーケット攻略法”. プレジデント 2011年2月26日閲覧。
- ^ 1990年代までの作品は公式の対象年齢の設定で中学生を含めていた作品が多く、2000年代以降も『しゅごキャラ!』シリーズが該当した。また『カードキャプターさくら』や『プリキュア』の第一シリーズに当たる『ふたりはプリキュア』・『ふたりはプリキュアMax Heart』などは青年男性(いわゆる大きなお友達)も公式にターゲットに含めていた作品もあった。『プリキュア』は第二シリーズの『ふたりはプリキュアSplash Star』以降ではターゲットから青年男性が外されている。逆に『おジャ魔女どれみ』シリーズは最終作に当たる『おジャ魔女どれみ ナ・イ・ショ』のみターゲットに青年男性が入れられた。
- ^ バンダイこどもアンケート
- ^ “『セーラームーン』上回る6作目 テレ朝アニメ『プリキュア』 ブランド+新キャラが強み”. 東京新聞. (2009年2月13日). オリジナルの2009年2月15日時点によるアーカイブ。
- ^ 『封印作品の憂鬱』洋泉社 2008年、安藤健二
- ^ 原作ゲームではフシギダネ、ゼニガメ、ヒトカゲの3種のポケモンの中から1匹を選択する。アニメでは主人公も前述の3匹から選ぶ予定だったが、遅刻したという設定になっている。
- ^ 特撮作品であるが『超電子バイオマン』と『電撃戦隊チェンジマン』の女性メンバーの女児向けのファッションドールをバンダイが販売した事例がある。
- ^ 『サルゲッチュ 〜オンエアー〜』や 『ペンギンの問題』など
- ^ 『きらりん☆レボリューションSTAGE3』(2008年度放送分のみ)、『極上!!めちゃモテ委員長』、『リルぷりっ』(2011年度に「のりのり♪のりスタ」内で放送されている第2期のみ)、『はっぴーカッピ』(「のりのり♪のりスタ」内)などが該当する。また、同時期に放送開始した『おねがいマイメロディ きららっ☆』も3DCG制作主体になっていた(こちらは従来通りの2D制作の回もあり、後番組の『ジュエルペット』シリーズでは2D製作に戻った)。『プリキュアシリーズ』においては本編ではほとんど用いられていないが、『フレッシュプリキュア!』(2009年度放送分)以降のエンディングの映像に採用され、女児向けにミュージックDVDとしても販売されている。
- ^ 集英社の男児向け作品の中には、小学館ではなく講談社の幼児雑誌に掲載されることもあるが、女児向けの作品には1作もない。
- ^ 後半の東映の魔女っ子シリーズやミンキーモモはオリジナル作品ではあったが、キャラクターデザインに少女漫画家が参加し、その作家によるコミカライズも行われていた。
- ^ 過去には『少女コミック』(小学館)、『花とゆめ』・『LaLa』(白泉社)、『マーガレット』(集英社)、『キャロル』(講談社・1984年休刊)、『ひとみ』(秋田書店・1991年休刊)で掲載された作品もアニメ化されたことがある。
- ^ 『極上!!めちゃモテ委員長』は『わがまま☆フェアリーミルモでポン!』・『きらりん☆レボリューション』のようなヒットに至らなかった。