神さまの言うとおり

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神さまの言うとおり
ジャンル 少年漫画ホラー漫画
アクション漫画
漫画
作者 原作:金城宗幸、漫画:藤村緋二
出版社 講談社
掲載誌 別冊少年マガジン
レーベル 講談社コミックスマガジン
発表期間 2011年3月号 - 2012年11月号
巻数 全5巻
漫画:神さまの言うとおり弐
作者 原作:金城宗幸、漫画:藤村緋二
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
レーベル 講談社コミックスマガジン
発表期間 2013年7号 - 連載中
巻数 既刊7巻(2014年6月現在)
テンプレート - ノート

神さまの言うとおり』(かみさまのいうとおり)は、金城宗幸原作・藤村緋二作画による日本漫画作品。『別冊少年マガジン』(講談社2011年3月号から2012年11月号まで第壱部が連載された。『週刊少年マガジン』(講談社)2013年7号より第弐部となる『神さまの言うとおり弐』が連載中。

2013年10月16日発売の『週刊少年マガジン』46号にて、2014年秋に第壱部が実写映画化予定であることが発表された。

概要[編集]

漂流教室』や『バトル・ロワイアル』、『リアル鬼ごっこ』など、死の因果に薄い一般人が突然に命を懸けた不条理に巻き込まれるサバイバル・シチュエーション・ホラーの流れを汲む作品。古来から知られている遊びや事物を基にした殺人ゲームの意外性と、滑稽なほどに単純明快なルールの下で生死を分かつ非情さのコントラストが特徴的で、その奇想天外な進行は仕掛けた首謀者も事態の全容も全く見当をつかせぬほどのスケールを出している。なお、単行本の次回予告はかなり特徴的。

『弐』は、第壱部とは別の場所で同時に起こっていた殺人ゲームを、別の登場人物で新たに描く。連載開始時の紹介では、「第壱部を読んでいなくても独立して楽しめるが、読んでいればより楽しめる」作品としている。

ストーリー[編集]

第壱部[編集]

高畑瞬がこの世に生を授かって16年。ごく普通のありふれた高校生として粛々と、つつがなく平穏な日常を生き続けてきた。今日もいつもと同じような時間を過ごし、いつもと同じような退屈に気を倦ませていた。

そんなある日、瞬たちの目の前で教師が死亡し、教室が隔離され一体の「だるま」が出現した。クラスメイトが次々とだるまに射殺されていく中、これが「だるまさんがころんだ」だと気づいた瞬はクラスメイトと共にこれをクリアする。しかしクラスの中で生き残ったのは、だるまを止めた瞬ひとりだけだった。

同じようにだるまの試練をクリアした別のクラスの秋元いちかと共に、体育館で行われる次なる試験「まねきねこ」に挑む。ふたりの力によってこれをクリアするが、学校の問題児天谷武も生き残っていた。その直後、外部との隔絶が解けた体育館に警察が駆けつけ、病院へ強制連行される。

病院で目覚めた瞬は、同じように連れてこられた生き残りたちと試練の本質について調べ始める。しかし病院に巨大な立方体が衝突し、新たな試練「こけし」に挑むことになる。こけしの試練を経て新たな仲間たち、そして天谷と再び合流し、瞬たちは立方体の内部へ招待される。

立方体内では他の生き残りたちと「しょうべんこぞう」の試練に挑む。一方で、裏で一連の試練を取り仕切る謎の男・神小路かみまろの正体が明らかになり、この試練が全世界で行われていることが発覚する。 最後の試練「うらしまたろう」をクリアした瞬たちは日常を取り戻す。しかし立方体を脱出した者は「神の子」として崇められ、彼らの知る日常はそこにはなかった。すべての立方体での試練が終わった時、かみまろが瞬たちの前に登場し、瞬たちに試練の真相を明かす。

後日、「神の子」らが再び立方体に召集される。そこで更なる試練「うんどうかい」が行われることになる。瞬は天谷と協力してかみまろに報復を与えようとするも、かみまろの力により失敗。ふたりは立方体の外、上空から地上へと落とされてしまった。

第弐部[編集]

青山仙一明石靖人は同じサッカー部に所属する小学校以来の親友同士。大学進学を控えた冬のある朝、青山と明石は進学後もサッカーを続けるか否かで大喧嘩してしまう。2人はかつて地方大会の決勝戦で勝利を逃したという苦い過去を抱えていた。勇気を出して挑み敗北の原因となった青山、立ち向かうことに臆して勝負から逃げた明石。その過去を克服させるかのように試練は降りかかる。青山にはもう一度勝利のチャンスを与えるかのように、明石には一度は逃れた試練に立ち向かわせるかのように。

青山は教室に閉じ込められ、クラスメイトと共に「だるま」の試練に挑む。しかし生き残ったのは、だるまを止めた青山ただひとりだった。絶望に暮れる青山、だが試練は次々と襲い掛かる。

一方、学校を欠席した明石の前には「二宮金次郎尊徳」の像が現れ、彼を「ごみ箱」へ連行する。道中で出会った持田涙とともに、ごみ箱学苑でセイン・カミが取り仕切るオーディションに挑むことになる。

カミが割ったくす玉の中から現れた鬼たち。鬼は容赦なく他の学生らを殺していく。試練の本質が「まめまき」であると気づいた明石は、新たに出会った丑三清志郎らと共にこれをクリアする。試練後、カミが見せた生中継の映像で青山の生存を確認、そして青山らにも別の試練が行われていることを知った明石は、「生きて謝りたい」と改めて意志を固める。

次なる試練「くりすますぷれぜんと」の「すなとり」「いすとり」「あやとり」の試練から、明石・涙・丑三が選んだのは「すなとり」の試練。しかしそれは「見猿」が進行を務める見えない砂山崩しだった。明石は同席となった夏川めぐの冷静な対処と、丑三の機転で必勝法を掴み、彼らを含む12人の仲間が生き残った。

その後校庭へ案内された彼らを待っていたのは、「といれのはなこ」さんによる「学校の七×七不思議」の試練だった。3チーム対抗で行われる試練の中、明石はすべてのチーム全員が生き残れる方法を考える。しかし試練は容赦なく仲間を襲い、明石が恋心を抱いていた涙をも殺害してしまった。悲しみと怒りを乗り越えながら、明石は残った仲間たちと共に試練に挑む。しかし「七×七不思議」最終日、明石は敵チームの撃った銃弾を頭部に浴びてしまい、死亡してしまう。しかしカミ曰く「仮死ってただけ」であり、最終的に22名のメンバーが生き残った。

カミの気まぐれで最終オーディションの予定が変更となり、今までのしりとり「にのみやそんとく」→「くすだま」→「まめまき」→「きゅうしょく」→「くりすますぷれぜんと」→「といれのはなこ」の次で最後の「こぶし(拳)」によるじゃんけんが行われることになる。生き残った22名のメンバーはそれぞれの思いを胸にカミとじゃんけんを行い、最後のオーディションに挑む。

登場人物[編集]

出席者[編集]

主要登場人物[編集]

高畑 瞬(たかはた しゅん)
第壱部の主人公。おとなしくマイペースな性格の平凡な高校生。母子家庭。都立みそら高校2年B組に所属。年齢は16歳。
10歳の頃に、回る自転車の車輪になんとなく手を出して右手人差し指が切断される事故にあったことがある(指には傷跡が残ったものの元通りにつながっている)。また、蜘蛛の巣に虫を引っ掛けて興奮するなど、いささか問題を抱えていた。本人にとってはその出来事の他には特に心揺さぶられるほどの刺激もなかった人生に漠然とした退屈を感じていた折、突然の試練に巻き込まれる。
特に秀でた能力を持ってはいないが、かつての自転車の怪我の一件が無意識に反映されているようで、ここぞの局面では抜きん出た勇気と集中力を出し、機転の利いた行動を取っている。時には自らの命でさえも投げ打つような思考と判断には、天谷に「自分と同類」だと言わしめる程。
突然の出来事に動揺しながらもゲームを乗り越えていき、数々の出逢いと別れを経験する。「神の子」として崇拝されるようになってからは全ての原因を突き止めなければ前へ進めないと結論し、ゲームを仕掛けた首謀者を突き止めて対決することを胸に誓う。
「ぜつぼうたおし」の最中、天谷と共にかみまろへの攻撃を決行するが失敗に終わり、瀕死の状態で会場の外へと捨てられる。その後の生死は不明。
秋元 いちか(あきもと いちか)
第壱部のヒロイン。都立みそら高校2年C組に所属する女子生徒。気丈な性格で、言いたいことははっきり言う性格。瞬とは幼い頃からの付き合いで、それなりに親近感と信頼は持っている。その後、純子からの指摘で瞬への愛情を自覚する。死に瀕すると性的に興奮するという性癖を隠し持ち、密かにゲームを楽しんでいた。
「神の子」と崇拝される中で生きる指針を見失わない瞬に共感し、共に進むことを決め、自らの意志で「うんどうかい」に参加する。
天谷 武(あまや たける)
都立みそら高校2年E組に所属する男子生徒。相手かまわず喧嘩に明け暮れる不良で、生徒たちから恐れられている。己の欲望のままに行動し、暴力で他者を破壊することにのみ喜悦と自己実現を感じるサイコパス気質で、殺人にも何ら躊躇を感じない危険人物。その体は筋肉質で、縄跳びを7000回飛び続けてなお余裕を保てるほど身体能力は極めて高い。幼い頃に実母の育児放棄と義父からの身体的虐待の狭間で狂気を芽生えさせ、両者への復讐と共に生まれ変わり現在に至った。
突然に始まった死のゲームにも全く臆せず、世界が自分を肯定したゆえの転換と解釈し、嬉々として他の生徒たちを殺そうとする。ゲームに臨む姿勢も型破りで、他者を利用して自分のリスクを軽減したり、ルールを無視して強引に突破しようとしたりするなど、優れた身体能力のみならず狡猾な知力も併せ持つ。ゲーム中に面識を得た秋元を気に入っている。瞬に対し「お前は俺と同じニオイがする」と言ったことから、少なからず瞬を認めている様子。皆を犠牲にしてでも神になりたいと考えている。
「ぜつぼうたおし」の中で瞬が提案したかみまろ抹殺に乗り、かみまろへ攻撃を仕掛けるが失敗。瞬と共に会場の外へと捨てられる。その後の生死は不明。
青山 仙一(あおやま せんいち)
第弐部の序盤の主人公。東京都播磨生高校の3年。明石とは親友同士でサッカー部のストライカー。1年前の地方大会の決勝戦のPKに挑んだが敗れ、そのことを気にしている。学校で行われたゲームに巻き込まれ、明石と和解できないまま離れ離れとなる。
第弐部の序盤に「だるま」をクリアし、クラスで1人生き延びるが、それ以降は「欠席者」である明石を軸に物語が展開され、それ以降の「出席者」のゲームについては第壱部と内容が被るため、主に中継で少しだけ描写される程度である。
第壱部では名前のみ登場し、第41の箱から生還したことが判明している。

「うらしまたろう」までの登場人物[編集]

佐竹(さたけ)
瞬のクラスメイト。アヤに恋心を抱く。「だるま」のゲーム中、アヤの死に錯乱してだるまが振り向いてる時に動いてしまい死亡。
アヤ
瞬のクラスメイト。「だるま」のゲームでタイマーを発見し、いち早く突入を決意するが、止まった時に佐竹のカバンが引っかかってしまい、耐え切れずに動いて死亡。
吉川 晴彦(きっかわ はるひこ)
瞬の同級生。2年D組の「だるま」生還者。幼い頃に父親を亡くし、母親の再婚後は家庭内で孤立していた。孤独の中バスケットボールに惹かれ、背が低いにも関わらず卓越したセンスを磨く。しかし、名門校ではその実力も通用せず、バスケから離れて怠惰な人生を送っていた。もう1度勝利のチャンスを与えるかのように「まねきねこ」で鈴をつけるチャンスを得るが、まねきねこに鈴を取られてしまい、投げ返された鈴が直撃して死亡。
城崎 優(しろさき ゆう)
有名進学校唯一の生き残り。瞬と同じ病室になり、共に「こけし」のゲームに巻き込まれる。陰鬱とした性格で他人を見下す。突然の殺人ゲームを肯定し、世界が壊れることを望んでいる。こばやしに「かごめかごめ」を誘われた際、明確に承諾する返答をしなかったため、こばやしにビームを撃たれて死亡。
三神(みかみ)
巽高校3年。瞬と同じ病室になり、共に「こけし」のゲームに巻き込まれる。誰もが状況を見極められない中でも冷静に努め、殺人ゲームに対しても城崎同様肯定的で楽しんでいるような節がある。「かごめかごめ」で間違った答えを出し、だいごろうにビームを撃たれて死亡。
こばやし
瞬の病室へ現れたこけし。瞬たちを「かごめかごめ」に誘った3体の内のひとりで、壱部単行本2巻のおまけ漫画では自分がリーダーだと主張している。瞬曰く「調子のいい甲高い声」で喋り、語尾に音符マークがつく。性別は不明。
だいごろう
瞬の病室へ現れたこけし。しょうこと同様に「えんがちょ」に襲われ、こけしにされた生存者。声質は瞬曰く「嫌味っぽいハスキー声」。瞬が「かごめかごめ」をクリアした後、どこかへと去っていった。その後の動向は不明だが、「こけし」の終了と共に死亡したと考えられる。壱部単行本2巻のおまけ漫画にも登場する。
平井 翔子(ひらい しょうこ)
都立牛尾女子高校1年生。「こけし」のゲーム中、瞬が出逢った少女。「えんがちょ」によってこけしに変えられていたが、瞬が「かごめかごめ」をクリアしたことで元の姿に戻り、以後行動を共にする。こけしの時は、声の調子から瞬に「ほんわかバカ女」と評された。大人しい性格だが度胸は人一倍強い。瞬に救われたことがきっかけで信頼を寄せるようになり、互いに淡い恋心を抱いていた。「うらしまたろう」において×を引き死亡。この×の意味に早く気付いたため、殺される直前に告白をした。
前田 小太郎(まえだ こたろう)
盤多院高校1年生。小柄な体格にマッシュルームカットが特徴的な少年。「こけし」においてこけしへと変えられたが秋元に助けられた後、瞬たちと合流し行動を共にする。非力で気弱なところがあるが頭の回転は速い。「うらしまたろう」において×を引き死亡。
奥 栄治(おく えいじ)
都立大天道学園3年生。ラウンド髭を生やし、筋肉質な身体を持つ大柄な少年。「こけし」においてこけしへと変えられたが瞬たちが縄跳びをクリアしたことで元の姿に戻り、その後行動を共にする。良くも悪くも直情傾向な性格の筋肉バカで、普段からクリスにフォローされることが多い。「うらしまたろう」において×を引き死亡。
秋本クリストファー健人(あきもと クリストファー けんと)
都立大天道学園3年生。通称クリス。大きく丸々と太った体の少年で、並外れた大食漢。空腹の状態で時間を推測できる「腹時計」の特技を持つ。アメリカ人の祖父を持つ生い立ちから英語を交えて話すのが特徴。性格は温厚だが、かなり呑気。「こけし」においてこけしへと変えられたが瞬たちが縄跳びをクリアしたことで元の姿に戻り、その後行動を共にする。栄治とは同じ高校の同級生同士。
立方体から生還してからは「神の子」の1人として名を馳せ、ダイエットした後イケメン歌手「クリスタルA」としてデビューする。スポンサーの宣伝のため「うんどうかい」に参加する。
真田 ユキオ(さなだ ユキオ)
「しょうべんこぞう」において瞬たちと敵対したチームのメンバー。尋常でない身体能力を誇る長躯の少年で、まるで鯉のぼりのごとき生気のない眼をしている。瞬やクリス以上にマイペースな性格。生への執着心が極端に薄く、命懸けのゲームの最中でも緊張感に欠ける。双子の兄と共に生き残り、「しょうべんこぞう」においては兄との絶妙なコンビネーションで2人だけで瞬たちの陣営のチームを圧倒した(ちなみに、理由は不明だが他のメンバーはこの双子に殺された模様)。ただし、当のユキオは内心兄を嫌っていたらしく、兄の死にもノーリアクションだった。「うらしまたろう」で兄を失いながらも、瞬たちと共に生還を果たす。

「うんどうかい」の登場人物[編集]

板東 純子(ばんどう じゅんこ)
第34の箱の生還者。左側頭部の髪を刈り上げた、つり目の少女。「うんどうかい」で瞬と同じ1年生になる。仲間意識は強くないが義理に厚い性格。度胸のある男性には好意的で、瞬を認めている。
影裏 章太(かげうら しょうた)
第13の箱の生還者。頬に大きな傷跡がある。「うんどうかい」で瞬と同じ1年生になる。「どきょうそう」で一番手となりレースに挑むが、間違ったゴールへ行ったため死亡。
冠城 敬宏(かぶらぎ たかひろ)
第13の箱の生還者。通称カブ。「うんどうかい」で瞬と同じ1年生になる。自らが生存することを優先し、仲間(しかも身体的な弱者)ですら犠牲にすることも厭わない性格。
大熊 正史(おおくま まさし)
第13の箱の生還者。図体は大きいが気弱な性格。「うんどうかい」で瞬と同じ1年生になる。
平野 道生(ひらの みちお)
第13の箱の生還者。知識が豊富で頭の回転も速い。「うんどうかい」で瞬と同じ1年生になる。生まれつき左足が悪く、肉体のハンデを頭脳で全面的にカバーしている。冠城との連携で「どきょうそう」をクリアしようと作戦を立てるも、冠城の裏切りに遭い死亡。
平井 響子(ひらい きょうこ)
第32の箱の生還者。しょうこの双子の妹。「うんどうかい」では4年生チームに所属。
井村 無道(いむら むどう)
第107の箱の生還者。破戒僧風の巨漢。「うんどうかい」では5年生チームに所属。佐田六村出身で「神の子」ブームに便乗した家族や村民に祭り上げられる中、期待を背負い「うんどうかい」に参加する。自分こそ神になるべき人間と信じ、他の参加者に対しても非常に攻撃的。「どきょうそう」でユキオを最下位にしてクリアしようとするが、怒り狂ったユキオの反撃によって実行委員の餌食となる。
勝俣 亜土夢(かつまた あとむ)
第80の箱の生還者。2年生のリーダー。仲間を鼓舞して「ぜつぼうたおし」に挑むが、時間切れにより死亡する。
世良 りょう(せら りょう)
第101の箱の生還者。3年生リーダーの1人。「ぜつぼうたおし」で自らを犠牲にして棒を倒そうと進撃するが、土壇場で臆して失敗。そのまま時間切れにより死亡する。
水原 武蔵(みずはら むさし)
第55の箱の生還者。3年生リーダーの1人。「ぜつぼうたおし」で自陣の守りを固める役割を担っていたが、世良が棒を倒せなかったことで突撃を余儀なくされる。その後、時間切れにより死亡する。
白戸 一平(しらと いっぺい)
第48の箱の生還者。4年生のリーダー。責任感・勇気共に強く理詰めを得意とする。何故か場の状況を将棋に例えることが多い。

欠席者[編集]

主要登場人物[編集]

明石 靖人(あかし やすと)
第弐部の主人公で、東京都播磨生高校の3年。青山とは親友同士でサッカー部のパサーだったため、サッカーで培った驚異的な動体視力を持つ。第壱部の瞬に近い存在。
1年前の地方大会の決勝戦で勝負のPKで臆して挑まず、それ以来心の重荷となっている。その一件が元で青山と喧嘩して学校を出ていったのが原因で試練を逃れ、その夜に欠席者が集められた「ごみ箱学苑」での試練に挑む。
もう1人の主人公という肩書きだが、第弐部では欠席者が集う「ごみ箱学苑」がメインに話が進むため、事実上明石を軸に物語が展開される。
持田 涙(もちだ るい)
第弐部の前半から中盤のヒロイン。埼玉県の保世高校の2年。マイペースでどこか飄々とした性格の持ち主。「バカみたいな人」が好みのタイプらしく、「面白いから」という理由で「にの」を逆に乗ってきた明石を気に入り、以後行動を共にすることになる。
幼少期からピアノの才能を持っており、両親に溺愛されている(という形になっている)。しかし、交通事故で右手の小指に後遺症を負ってしまい、ピアノを引けなくなってしまい、それからと言うもの、両親の愛情が「自分」ではなく「自分の才能」に向けられていたことに気づき、誰にも愛されない自分が生きている理由を求めるようになる。「にの」が現れる直前に睡眠薬を使った自殺を図ろうとしており、突然の死のゲームにも恐怖を感じるどころか逆にいつ死んでもいいと思ってすらいたが、明石との出会いにより彼に好意を持つと同時に、一緒に生き残りたいと心の底から思うようになる。
「七×七不思議」の3日目に、明石を庇うため艮の攻撃を背中に受ける。坤の転送先の体育館倉庫にて、明石に好意を打ち明け、感謝の言葉を遺して死亡した。涙が着けていた遺品のシュシュを明石がリストバンドにする。
丑三 清志郎(うしみつ きよしろう)
「神の力」を欲する自称「くだらない人間」。どこか退廃的な性格で、「ごみ箱学苑」の試練にも積極的に挑む。第壱部の天谷とは「人命を軽視している」「欲望に忠実」「生身での戦闘力が別格」という点において共通しているが、少なくとも彼の様に意味も無く人を犠牲にしたりはせず、良識的な思考を持ち合わせる。
元々は内気な性格で孤独な人生を送っていたが、同じクラスに転校してきた六手(六ちゃん)の破天荒な性格に惹かれて友人同士となり、充実した生活を送りだす。やがて六手が余命幾許もないことを本人から伝えられ、彼の生きる原動力が死を前にして普通の生活を送りたいという願望であったことを知る。六手の死後、彼の生き様を侮辱したクラスメイトに怒りを爆発させ、以後引きこもりとなり現在に至る。
六手との出逢いから「生命は散り際が最も美しく輝く」と、死を前にした人間の行動に価値を見出すようになっていて、「まめまき」で明石のファインプレーを見て以降、彼に惹かれるようになる。その明石への想いは狂気と呼べるほどのものだが、当の明石からは気持ち悪がられている。
夏川 めぐ(なつかわ めぐ)
「すなとり」から登場した、第弐部の中盤から後半のヒロイン。「すなとり」での南山チームの1人。通称ナツメグ。自分が生き残る確率を上げる為に「すなとり」のルールに誰よりも早く気付きつつ、明石を見殺しにしようとするなど協調性の無い場面が目立つが、根っからの冷血女というわけではない。
「完璧人間」を目指すがゆえに高慢な態度をとるが、高校1年の秋に行われた合唱大会の際、自分(指揮者)以外のクラスメイト全員が欠席したことがきっかけとなり、そのショックで学校へ行かなくなった。それ以降、自分の存在意義を見出せずにいたが、明石のフォローにより心を開くようになる。
「すなとり」やその後の試練を経て、明石を気に掛けるようになるが、涙が明石に好意を抱いていることを悟り葛藤している。また何故かパンツを穿いてない。

「まめまき」~の登場人物[編集]

星川 芽衣(ほしかわ めい)
静岡の白葉女学園2年。気分屋で惚れっぽい。将来の夢は絵本作家で、絵心がある。学校の教師に絵の才能を見出されて慕うものの、性行為を強要された挙句、芽衣から言い迫ったと濡れ衣を着せられて失望し、不登校になった。人生をやり直す目的で「にの」の誘いに応じて試験に参加する。普段はぶりっ子だが怒らせるとかなり恐ろしく、容赦なく暴言を浴びせたりするなど感情の起伏が激しいが、ある意味わかりやすい性格の持ち主。
「豆まき」から明石・涙・丑三と共に試練を乗り越え、明石に対して積極的にアプローチをかけ続けている。
拓馬 一生(たくま いっせい)
神奈川県の軽呂須高校の3年。通称タンクマン。「まめまき」の試練で理科室に逃れた明石たちをリーダーとして仕切っていた。明石達と共にクリアのため皆を纏めていたが、最後に残った「ちいさ~い」鬼に襲われ死亡。
網走 洋平(あばしり ようへい)
大阪出身の高校2年。ダジャレ好き。鬼の試練が「まめまき」だと分かった後、豆を独占して、自分が地位と女を手に入れようと目論む。しかし「つめた~い」鬼に襲われた際、隠し持っていた豆カプセルが偽物(一口ハム)だったため、通用せずそのまま凍死。
その後、悩む原海の精神内に幻影(ファントム)として現れるようになる。
原 海(はら かい)
石川出身の高校3年。肥満体型で普段はおどおどとしているが、興奮しやすい性格をしている。興奮すると「ラァァイ!」と独特な叫び声を上げる。仲間内ではフルネームがそのままあだ名となっている。会社を経営している両親の下で幸福な暮らしを送っていたが、両親が交通事故で死亡した後、いじめや両親の部下の跡目争いが原因で人間不信となる。
明石達と共に「豆まき」をクリアした後「あやとり」の試練に参加するが、死の恐怖を前に暴走し、暴力で仲間を服従させて強引に突破してから性格が豹変。他者に対して攻撃的になり、神の力を得るため試練に対して肯定的になる。しかし、内心では止まれない自分自身に恐れを抱き、それを自覚させた明石を殺して完全に生まれ変わろうと暴走を重ねるが、その明石に命を救われ再び諭されることで元に戻った。
「拳」のじゃんけんで敗北するが、新たな仲間との幸せな思いでに浸りながら笑顔で死亡した。
新垣 明日菜(あらがき あすな)
沖縄出身の高校1年。日焼けした肌を持つ小柄な少女。怖がりで不安になると沖縄の方言が出る。試練の日は風邪で学校を休んでいた。校内の探索中に「つめた~い」鬼に襲われ頭を砕かれ死亡。
伊集院 光明(いじゅういん こうめい)
大分県出身。中二病。テンションが高くとぼけたような言動が多い。理科室に立て籠もっていた時に不用意に窓の錠を開けてしまい、そこにいた「くさ~い」鬼に襲われ死亡。
柘植 まさみ(つげ まさみ)
「まめまき」で理科室に集まったメンバーの1人。山で育ったため目がいい。訛りがひどく、最初それを恥ずかしがり話さなかった。眼鏡を取るとなかなかの美少女。平和主義者で将来は国連の職員になること。出席者の試練の当日、身体を痛めた近所の老人の畑仕事を手伝うために学校を欠席している。
「あやとり」の試練をハラカイの暴力に引きずられるような形でクリアし、それ以後ハラカイに逆らえないでいたが、持前の優しさから見捨てきれず、明石に助けられ改心したハラカイを許す。
「拳」でカミと戦うことを拒否して死亡。カミを真正面から詰り、初めてその顔を強張らせることに成功する。
サラミ
ミツバのグループのリーダー。原海の呼びかけで試練の内容が「まめまき」であることを知り、「あったか~い」鬼と「まばゆ~い」鬼を倒す作戦を立てる。捨て身で2匹の鬼を引き付け、「まばゆ~い」鬼を倒すきっかけを作った。そのまま「あったか~い」鬼の手により焼死したが、その行動はグループや明石たちの心に強く残った。
ミツバ
サラミのグループの1人。シニョンが特徴的な少女。仲間と協力して「まばゆ~い」鬼を撃破する。「まばゆ~い」鬼を倒した後で明石達と合流する。
「いすとり」の試練に参加し生き残った後、死んだ藤春が生き返るという話を信じて紫村に従うようになるが、命辛々坤から逃げ延びてから紫村の予言を疑うようになる。それが原因で紫村と愛甲に監禁されてしまい、「七×七不思議」6日目にリーダーに選出されたことを機に脱走する。
逃げた先で明石に会い、「明石が銃で撃たれて死ぬ」等といった坤の見せた未来を伝えた直後、「マルマルノミノミ」に喰われて死亡。
藤春(ふじはる)
サラミのグループの1人。アフロが特徴的。男前の熱血漢。「まばゆ~い」鬼を倒した後で明石達と合流する。
詳細は不明だが「いすとり」で死亡した。
キング・ガゼル
本名は不明。専守防衛集団「チームガゼル」のリーダー。人任せで、鬼と戦わずして生き残ろうとする。戦うことも豆を渡すことも拒否していたが、明石の策により豆を奪われてしまう。4匹鬼を倒したと聞いて喜んでいたが、5匹目の「ちいさ~い」鬼に襲われ死亡。残りのメンバーも多くが彼と同じ末路を辿った。
木村 萌美(きむら もえみ)
「ごみ箱学苑」で女子3人で行動していたうちの1人。「あったか~い」鬼と遭遇し危うく殺されかけるも、それを追ってきた明石達によって危機を脱し、そのまま他の2人と一緒に合流する。その後「いすとり」の試練に生き残り、紫村の信望者となる。(他2人も同様)
「拳」で洗脳が解けた紫村の情けない姿に失望した後、じゃんけんに負け死亡。

「すなとり」~の登場人物[編集]

戸呂井 アキラ(とろい あきら)
「すなとり」での南山チームの1人。大柄で強面の少年。芽衣に一目惚れしており、芽衣に暴力を振るわれたことがきっかけでマゾヒズムに目覚める。「すなとり」の試練ではチームの纏め役になるなど一見頼りになる人物に見えるが、実は怪談や暗い場所が酷く苦手という欠点がある。
「拳」の一番手となり、全員の前で芽衣に告白。じゃんけんに挑み、敗北して死亡。
鳳 哲也(おおとり てつや)
「すなとり」での南山チームの1人。大病院の院長の息子。若干高慢な性格。気に入った女性を手術(オペ)と称して危害を加えようとする悪癖を持つ。
「七×七不思議」開始後にナツメグに目をつけゲームに乗じて手術する機会を狙おうとするが、あやとりBOXの選んだ不思議である「人体模型」に首の骨を折られて死亡する。
西野・スーザン・花(にしの・すーざん・はな)
「すなとり」での南山チームの1人。通称スージー。眼鏡をかけた出っ歯の少女。数字に滅法強く、国際数学オリンピックアジア7位の実績を持つ。
「拳」で確率に頼ってじゃんけんに勝利しようと考えるが、敢え無く死亡。
間 凛平(はざま りんぺい)
「すなとり」での南山チームの1人。「七×七不思議」以降はルビが「りんぺー」になる。アメフト部に所属しており俊足。またハラカイと同じ高校で同級生。
「七×七不思議」のルール変更を伝えに現れたカミを不意打ちで殺そうとして返り討ちに遭い死亡。
末成 浩樹(すえなり こうき)
「すなとり」での北山チームの1人。双子の兄。神社の跡取り。
「拳」のじゃんけんに敗北して死亡。
末成 大樹(すえなり だいき)
「すなとり」での北山チームの1人。双子の弟。
「七×七不思議」11日目にいすとりBOXの特攻作戦により屋上から転落して死亡。
小浜 来々留(こはま くくる)
「すなとり」での北山チームの1人。小麦色の肌の女の子。レズビアンであり、涙に好意を抱いていた。
「拳」のじゃんけんに敗北して死亡。
桐谷 甚平 (きりや じんべい)
「すなとり」での北山チームの1人。父が乾物屋をやっている。当初から100gの感覚を知っていたが、ギリギリを狙いすぎたあまり4回目の挑戦で1g足りず死亡。
樽菱 剛 (たるびし ごう)
「すなとり」での東山チームの1人。同じ高校の親友である玉寄を生き残らせる為、砂を取らずに死亡。
玉寄 信也 (たまよせ しんや)
「すなとり」での東山チームの1人。樽菱が繋いだ勝利の可能性に懸け最終戦に挑むが、結局自陣の旗を倒してしまい死亡。
100Years.After(ハンドレッドイヤーズアフター)
若手実力派大人気バンドで通称「100Y.A」(びゃくや)。リーダーのヤコブ、ノア、ジュード、モーセの4人で構成されている。
全員が西山チームに所属する。(内、モーセは開始前に見猿にちょっかいを出した為に殺される)ヤコブは早い段階で砂が足りず死亡。ノアとジュードは終盤まで生き残るが、0gと自分の命を引き換えに立候補したノアが死にたくない一心で砂を取ろうとした結果旗を倒してしまい、残っていたジュード達共々死亡。

「学校の七×七不思議」~の登場人物[編集]

紫村 影丸 (しむら かげまる)
「いすとり」チームの表向きのリーダー。自らを「光導者(シャイナー)」と名乗り、セイン・カミが欠席者に課した試練を唯一クリアして「神の力」を手に入れ、自分を信じるものを生き返らせることができるとして、「いすとり」チームの生き残りメンバーを支配している。
実は愛甲の催眠術によって操られているだけで、元々は気弱な少年に過ぎない。「拳」のカミとのじゃんけんで何も出さないと言ったが、結局、怯えて出してしまい生存した。
愛甲 龍臣(あいこう たつおみ)
「いすとり」チームのメンバー。髪を立てた不良で紫村の右腕的存在だが、実際は影の支配者と呼べる存在。「防禦士(ボウギャー)」を名乗る。
「催眠暗殺」を生業とする一族の生まれで、背中に描かれた模様を見せることで相手に催眠術をかけることができる。「まめまき」で紫村に催眠術をかけ、使い勝手のいい操り人形「光導者」として仕立てあげた。
「七×七不思議」最終日に本性を表し、最後の不思議をクリアしようと拳銃を撃つが、身を張って防ごうとした明石に銃弾が命中した事で、「アイテムを他チームの人間に使ってはいけない」というルールに違反してしまい死亡。

「こぶし」までの登場人物[編集]

福満 重里(ふくみつ しげさと)
「いすとり」チームのメンバー。面長の太っちょ。元々は不良少年。幼い頃から甘え、自分を見捨てずにいてくれた祖母に再会したいと願っている。
「七×七不思議」11日目に紫村の提案した「一人一冊」の特攻作戦で明石や柘植を殺そうとするも、失敗して生き延びる。その後明石の説得で紫村の予言の矛盾に気づき疑いを持つが、愛甲の言葉に再び洗脳されてしまう。
「拳」で祖母への思いを胸に挑戦し、見事じゃんけんに勝利する。
南方 沙奈(みなみかた さな)
「いすとり」チームメンバー。将来の夢はプリマドンナになること。 カミとのじゃんけんで負けて射殺された。
田中 正吉(たなか しょうきち)
「あやとり」チームメンバー。「こぶし」でカミとじゃんけんする際、心の準備が整っていなかったため変な手を出してしまい射殺された。
蓬莱やえ (ほうらい - )
「あやとり」のチームメンバー。ツインテールと八重歯が特徴の美少女。カミとの心理戦に屈せず勝利し、カミーズJr.に入った。
藤浪 波留(ふじなみ はる)
「あやとり」のチームメンバー。カミとのじゃんけんで負けて、射殺された。
韮崎 鐘(にらさき あつむ)
「いすとり」のチームメンバー。サングラスを掛けている。カミとのじゃんけんで負けて、射殺された。
茗荷 勇人(みょうが ゆうと)
「あやとり」のチームメンバー。坊主。カミとのじゃんけんで負けて、射殺された。
巴 光圀(ともえ みつくに)
「いすとり」チームメンバー。ウェーブヘアとあごひげ特徴で、ラップ口調で話す。カミに勝利しカミーズJr.に入った。
里見 ミカ(さとみ - )
「いすとり」チームメンバー。ブス。カミとのじゃんけんで負けて、射殺された。
石田 暁天(いしだ ぎょうてん)
「あやとり」チームメンバー。山梨県にある小さな眼鏡店の3人兄弟の末っ子。メガネを掛けている。カミとのじゃんけんで負けて、射殺された。

ゲーム関係者[編集]

神小路 かみまろ(かみのこうじ かみまろ) / マサル
全ての事件の黒幕。痩身長髪でなぜか全裸。「今世紀の神」を名乗り、生き残った子供たちを「新世紀の神」と呼ぶ。
超常現象を操り、スーパーファミコンのコントローラーに似た機械でゲームを管理している描写がある。電波ジャックで立方体でのゲーム状況を中継して、生還者を崇拝する社会風潮に拍車をかける。また、殺人ゲームを行うことで新世紀の神の選別を行っている。
元は幼少時に両親を亡くしたごく普通の人間だった。事件を起こす前、あるイベントでタクミと対面したことがある。
セイン・カミ
「ごみ箱学苑」の理事長を名乗る少年。欠席者たちを「ごみ箱」へ集めゲームを主宰する。陽気な性格で見た目通りに子供染みている。「歌~唱~力~!」という大声で叫び人を殺すこともできる。かみまろの描いた同人誌を所持している。
育子(いくこ)
『うんどうかい』における実行委員長。フィギュアらしく、顔は何とも言えない表情で固定されており、関節部も人形然としている。亀甲縛りをしたり、チアガールの恰好をしたりしている。
かみまろが過去に描いた同人誌に登場するキャラクターと、外見が酷似している。
「にの」
欠席者たちを迎えにきた二宮金次郎の像。薪の代わりに「決断」と書かれたごみ箱を背負っている。独自の意思を持って行動するのか、個体ごとに微妙に性格が違う。頭部から人を一瞬で血だまりと化すビームや、記憶を消す波動を出したりできる。

その他関係者[編集]

榎田 拓海(えのきだ たくみ) / タクミ
引きこもりの男。元は暴走族のリーダーを務めた筋金入りの不良だったが、虚無的な現実の世界に絶望していたところに二次元の世界(の萌え)と出逢い、そのままオタクとしてのめり込んでいった(母親はそれを黙認している)。過去にかみまろと面識があり、彼が描いた同人誌を所持している。
学校を欠席したことでゲームを逃れ「にの」に訪問されるが、家族を理由に言い逃れゲームには参加しなかった。立方体のゲームが全て終了した後、殺人ゲームの報道でかみまろが黒幕であることを知った後、かみまろの同人誌が殺人ゲームに由来している事実に気づき、独自に事件の真相を突き止めようと奔走する。
奥平と共にかみまろの自宅アパートを訪れ、捜索中に正体不明の少女と遭遇。直後にアパートの爆発に巻き込まれる。その後の生死は不明。
奥平 忠勝(おくひら ただかつ)
東等大学人間環境学部教授で報道番組のコメンテーター。相当な金持ちで、殺人ゲームが起きたことを契機に立ち除きを強要する嫌がらせを受けていた。過去に姉夫婦が死に身寄りを無くした甥のマサル(かみまろ)を引き取り、その境遇をテーマにした曲を出したことがある。
殺人ゲームが「謎の高校生大量殺傷事件」として社会を震撼させ、生還者が一部で「神の子」として崇められる状況を分析する。出演を重ねるごとに「神の子」の盲信に乗る方向に転じ、過激な言動を見せ、それが原因で干されることになった。タクミからかみまろの同人誌を見せられ、彼と共に事件の真相を追う。
タクミと共にかみまろの自宅アパートを訪れ、捜索中に正体不明の少女と遭遇。直後にアパートの爆発に巻き込まれる。その後の生死は不明。
小森(こもり)
フリージャーナリスト。奥平の協力者で彼にかみまろに関する情報を提供する。実は欠席者が殺されたり行方不明になったりしている中、唯一ゲームを逃れたタクミのもとへ取材に来ていた。
瞬の母(仮称)
瞬の父である夫を早くに亡くし、女手一つで瞬を育てた。殺人ゲームから生還した瞬を失いたくない一心で「うんどうかい」の参加に反対するが、葛藤の末に彼の強い意志を認め、「神の子」ではなく「息子」として帰ってくることを約束した。

試練[編集]

世界中の15歳 - 18歳の子供たちが巻き込まれた理不尽な死のゲーム。ゲームの特徴としては『場を問わず何の前触れもなく始まる』ことと『クリア条件のみが提示される』こと、『ゲーム会場となった場所は脱出不可能な閉鎖空間と化す』の3つが挙げられる。さらに、表向きのルールに加えて多くのゲームに裏ルールと言えるものが存在する。また、ゲームのモチーフとなる物の名前がしりとりで繋がっているが、これはかみまろがタクミに売った同人誌に由来しており、「だるま」~「うん」と「うんどうかい」のゲーム内容に対応した同人誌がそれぞれ存在する。行われるゲームは国ごとに違っており[注 1]、ここでは日本で行われたゲームについて記述する。

出席者の試練[編集]

第1ゲーム「だるま」
終了条件:おしたならおわり
ゲーム内容:だるまさんがころんだ
各クラス単位で行われるゲーム。胴に「勇気」と書かれた謎のダルマと「だるまさんがころんだ」で勝負する。このだるまは、教師の頭部から突如出現した。ルールは通常の「だるまさんがころんだ」と同じだが、動いて負けとみなされた者はビームで身体を吹き飛ばされ排除される(光線が視認できないので、一瞬で身体の一部が吹き飛んだかのように描かれている)。本体の後ろにはタイマーとボタンがついており、タイマーが0になる前にボタンを押して停止させた者が勝者となる。なおボタンは直接押す必要は無く、青山はサッカーボールを蹴り、だるまに命中させボタンを押している。裏ルールは「押した人間以外は死亡」。生存者がいないという可能性も存在するが、瞬の学校は全学年・全クラスで成功者が出ていた。独自の意思を持つのかは不明だが、何故か話し方は関西訛りである。変則的な「だるまさんが転んだ」のテンポにも臆さず踏み出すことができる「勇気」を必要とする。
第2ゲーム「まねきねこ」
終了条件:ネコに鈴つけたならおわり
ゲーム内容:バスケットボール
各クラス毎の「だるま」の生還者全員がチームとなって参加するゲーム。「変化」と書かれた小判を抱えた巨大な招き猫を相手としたバスケットボール。学校の体育館の天井を破壊して現れたが、どこから落下してきたのかは不明。タイマーの付いたボール状の鈴を、制限時間10分以内に首輪にあるバスケットボールのゴールに入れることでクリアとなる。最初は招き猫のポーズを崩さず黙って動き、生還者たちを前足で踏み潰していったが、ボールを入れられそうになってからは小判を投げ飛ばすなど、本物の猫のごとく機敏に動き出した。ボールが入りそうになると容赦なくキャッチし、入れようとした者は容赦なく殺すため、何らかの方法で動きを止めない限りボールを入れることはできない。また、ゲーム参加者には全身タイツ状の「ネズミ着」が支給され、これを着た者は優先的にネコから狙われるが、着た者だけがネコの言葉を聞くことができ、クリアのための重要なヒントを得られる。一度ボールを入れようとしない限り喋らないため、ほぼ1人犠牲にしなければいけない。なお、ネコもダルマ同様話し方は関西訛りである。ネズミ着によって発生する「変化」に気づかなければ突破は不可能。
第3ゲーム「こけし」
終了条件:カギで扉開けたならおわり
ゲーム内容:かごめかごめ縄跳び
全国108の地区毎に行われるゲーム。端的に言えば脱出ゲーム。廊下の天井に出現した「連帯」と書かれた巨大な扉を開けるためのカギを探す。このゲームのみ、ゲームマスターである物ではなく扉に文字が描かれている。7人揃わないとクリアできないというルール上、生存者同士の「連帯」が必須となる。8人以上の生存者が会ってしまった場合は必然的に席の奪い合いになるが、幸い瞬はそういう事態を回避できた。この中ではこけしがゲームマスターを務めるいくつかのミニゲームが展開され、失敗した者は死が課せられる。ゲームに参加していない部外者は容赦なく殺される。7人8組の56名が突破した。
えんがちょ
舞台となる病院内を徘徊する強面のこけし「えんがちょ」を回避する。単独行動をとっている生存者は襲われて腕から延びる糸で全身を巻かれてこけしに変えられてしまうが、複数で行動している場合には手を繋いでいれば「えんがちょ」から逃れることができる。なお、この「えんがちょ」はやたら陰湿な性格をしている。こけしにされた生存者は「えんがちょ」の支配下に置かれやや子供っぽい性格となり、他の生存者にゲームを仕掛けるようになる。なお、こけしは宙に浮いたり、妙に長い腕をはやしたりすることができ扉の開け閉めや物を持つことが可能である。こけしになった人間は自身が仕掛けたゲームに敗れれば元に戻ることができる。
かごめかごめ
複数のこけしから遊びに誘われ、受けると発生するゲーム。なお、遊びを受けるような意志を示さない場合、「ノリが悪い」と殺される。「後ろの正面誰?」の言葉に対して、外すもしくは時間内で当てられなければ敗北となり殺される。タイマーがないため時間切れと言い終わらないうちに答えれば成功となり、運だけではなく駆け引きや戦略で突破することができる。当てられた人間が当てる側に回る、という本来のルールの性質のためか、敗北者として人間に戻れるのは当てられたこけしのみ。
縄跳び
2体のこけしによって行われるゲーム。縄は極めて鋭利で、引っかかると即座に切断される。こけしに接触した際の人数で100回飛べば鍵を入手することができるが、1人で参加した場合や途中で死者が出て人数が不足した時はカウントされない。実は、ルールを強制する能力を持ち合わせていないため、問答無用でこけしを殺してしまえば鍵を入手することができる(あくまでこけしを殺せるほどの能力があれば、だが)。
第4ゲーム「しょうべんこぞう」
終了条件:ひいて全滅せしめたらおわり
ゲーム内容:綱引き
全地区の巨大立方体の内部で行われたゲーム。ゲームマスターの小便小僧は『Oh Yes』をはじめとした英語交じりの喋り方をする。「こけし」をクリアした7人1組のグループ8つが4対4に分かれて、胸に「忍耐」と書かれた小便小僧の股間から伸びたロープで綱引きを行う。まず、各グループは用意された8軒の建物の中に1組ずつ入り生活を共にする。食糧などもあり、少なくとも生活するのに何の苦もない。なお、この食料は様々な味のボールで、「ばかうま」と評されるほどだが正体不明。不定期に小便小僧から両チーム1組ずつに招集がかかり、それらのグループが綱引きを行う。不定期なため、思うように休息をとることができず、必然的に「忍耐」を必要とする持久戦・消耗戦となる。招集時以外の外出は不可だが、他チームの競技観戦はできる。ロープの両端は小便小僧の股間に接続されており、相手チームの小便小僧を中央にある「立入禁止(KEEP OUT)」の線を越えて引き寄せれば勝利。敗北したチームのメンバーは全員小便小僧にトゲを撃ちこまれて殺される。また、綱引きの最中に「立入禁止」の線を越えた参加者も、小便小僧に撃たれる。この流れをチームが全滅するまで繰り返す。「他チームの全滅だけでなく、自分以外の自チームの全滅でも終了」という裏ルールが存在するのか、1対1になった時点で終了した。
第5ゲーム「うらしまたろう」
終了条件:○を引いたら終わり
ゲーム内容:くじ引き
突如綱引きのフィールドから現れた海亀が小便小僧たちに苛められ、それを助けにやってきた浦島太郎のからくり人形によって竜宮城に招かれる。浦島太郎はかなり馴れ馴れしい性格。最初の一連のゲームの中で、このゲームのみ二字熟語が存在しない。それまでのゲームによる疲弊をねぎらうための宴会を行う。その後行われたゲームはくじ引き。様々な能力を駆使して生き残った者の「運」を試す。ルールは至極単純で、〇を引けば生き残り、×を引けば浦島太郎にビームを撃たれ死亡する。成功率はおよそ半分のようで、瞬たちのグループでは4人が死亡し、5人が生存した。
クリアした者は立方体から脱出することができる。
第6ゲーム「うんどうかい」
終了条件:不明
ゲーム内容:運動会
神小路直接観覧のもと、全108個の箱の生還者311名の全員が参加する競技。生存者全員がそれぞれの立方体の元へ招集されるが、参加を拒否した人物は「お仕置き」と書かれただるまによって殺害される。参加者たちは立方体(サイコロ)が転がって出た目に応じて1 - 6年に分けられる。そして各学年をチームとして、最後の1学年になるまで競技を続ける。
実行委員長は育子が、実行委員はくるみ割り人形が務める。
どきょうそう
走者は育子が出題した○×問題を解き、○のゴールと×のゴールのいずれかに向かって走る。背後からはくるみ割り人形が追いかけてきて、追いつかれた者は捕食される。誤答側に入った走者はゴールテープで切断され死亡し、最下位の走者もくるみ割り人形に捕食される。
ぜつぼうたおし
学年対抗競技。サイコロで選ばれた2つの学年が棒倒しで勝負する。基本的なルールは通常の棒倒しと同様だが、暴力含めて何をしても許される。制限時間2分以内に相手学年の棒を倒せば勝利。しかし、棒は倒れると爆発し倒した者は確実に死ぬため、誰かが犠牲にならなければならない。敗北した学年の選手は爆死、又は実行委員に処理され全滅する。制限時間内に決着がつかなかった場合は、両学年の棒が爆発し両学年共に全滅となる。

欠席者の試練[編集]

第1ゲーム「まめまき」
終了条件:鬼をすべて倒したらおわり
ゲーム内容:豆まき
欠席者が「にのみやきんじろうそんとく」の像に集められたごみ箱学苑で課せられた最初の試練。「くすだま」の中から出現した鬼たちに「豆」と書かれたカプセルに入っている豆を当てて倒す。鬼たちにはそれぞれ個性や違った能力があり、鬼に捕まった者はその能力で死亡する。(光を発して視力を奪う鬼も存在し、その鬼だけは直接殺害はしない)。なお、カプセルの中には「豆腐(腐の字が見えにくく書いてある)」や「一口ハム(縦書きで豆に見えるように書いてある)」などの偽物も存在し、それらは鬼に効果はない。豆を腕などの四肢に当てても鬼を倒すことは出来ない(破壊できるがその部分のみ)ので、頭部などの急所に当てなければならない。
あったか~い
赤い鬼で、能力は「触れたものを燃やす」。チャラ男風な言動が特徴。頭部は3秒間だけ外すことができる。明石と丑三の連携(?)によって4番目に倒される。
つめた~い
青い鬼で、能力は「触れたものを凍らせる」。しゃくれたアゴと飛び出た目玉、野武士風の話し方が特徴。丑三によって動きを封じられ、2番目に倒される。
まばゆ~い
桃色の鬼で、能力は「体の前面から強烈な光を発する」。大柄でパンチパーマかつ大仏のような姿勢で、言動も僧侶風。サラミが囮となり、その隙をつく作戦によって3番目に倒される。
くさ~い
黄色の小柄な鬼で、能力は「強烈な屁をかます」。この屁は直に吸うと窒息死してしまう程の悪臭。ネットスラングの影響を受けた言動(例「○○笑」)をする。明石によって最初に倒される。
ちいさ~い
白色で蜂のような外見や大きさ、動きをする鬼。能力は「人間を発達したアゴで食い破り貫通する」。ただし骨を砕く力はない為、基本的に首や腹などの柔らかい所から食い破る。明石の立てた「真・きなこ作戦」の下、原によって最後に倒される。実はセイン・カミがPSP(のようなもの)で動かしていた。
第2ゲーム「くりすますぷれぜんと」
終了条件:すなとりは1チーム棒を倒したらおわり。あやとりはほうきを完成させたならおわり。いすとりは不明
ゲーム内容:椅子取りゲーム山崩しあやとり
「まめまき」をクリアした98人が「きゅうしょく」の後で外からやってきた阿修羅のように3つの顔を持つ「三択ロース」のプレゼントの中身である「いすとり」「すなとり」「あやとり」の中から先着順で好きなゲームを選択する。各ゲームごとに最大参加人数と最大で生き残ることのできる人数が変わる。各ゲームは三猿が担当。命令に従わない場合は手刀によって体を真っ二つにされ死亡する。三猿は常に気が立っている状態で、横暴な言動をする(ただし「言わ猿」は口を塞いでいるため言葉を発しない)。
なお、このゲーム終了時点で「出席者」である瞬たち第1の箱のグループは「うらしまたろう」をクリアし、立方体を脱出したことが後に判明した。
「すなとり」
明石が選んだ試練。3-Bで行われ、「見猿(みざる)」が進行を務める。4つの山で同時進行で行う山崩し。「東山」「西山」「南山」「北山」各8人が参加。参加者が椅子に座ると腰を拘束される。1回につきチームの中で立候補した代表者のみが椅子から立ち上がることができ挑戦することができる。ただし、チャレンジが始まると小さい見猿によって視界を隠されるため必然的に仲間の誘導が必要となる。時間内に砂を取ることができれば終了となるが、チャレンジ後に各チームが取った砂の量が発表され、取った砂が99g以下であった場合、その挑戦者は小さい見ざるによって頭部を潰され死亡する。そのため、「100g以上かつ出来る限り100gに近い量の砂を取る」事が求められる。ただし必ずしも砂を取る必要は無く、0gで次の挑戦者に繋げる事も可能。(当然その挑戦者は死亡するが、残り僅かな砂を無理に取りにいって旗を倒してしまう、仮に取れたとしても次で確実に旗を倒してしまう=結果全滅を防ぐ為)なお、黒板には「白イカはぺっしゃんこ」とのみ書かれており、それも前述のルールの1つとして書かれていた(百 - 一=白(99)と捉えると、「99以下はぺっしゃんこ」と読むことができる。)。棒を倒してしまった1チーム全員が死亡。残る3チーム(最大24人)がクリアとなる。棒を倒す前にチーム全員が99g以下で全滅というケースも考えられるが、その場合どうなるかは不明。なお、1チーム棒を倒してしまってもその時点で終了とはならず、そのターンだけは全チーム砂を取るまで続行する。また、「見猿」によれば「見えざるものは咎めざる」との事。最終的に、明石のいる「南山」が8人全員、丑三のいる「北山」が4人、計12人生き残った。なお、「東山」「西山」は全員死亡(最初に棒を倒したのは「東山」だが、そのターンで「西山」の挑戦者がミスを犯し棒を倒してしまったため「西山」で生き残っていた2人共々死亡)。
「いすとり」
詳しくは描かれていないが、音楽室を会場とし、「聞か猿」が進行を務めて、小さい聞か猿によって音が聞こえない状態での椅子取りゲームとされている。参加36人のうち最大18人がクリアとなる。黒板には「椅子とらざるもの生きるべからず」と書いてある。結果、紫村、愛甲、福満、ミツバ、萌美を含む18人が生き残った。
「あやとり」
詳しくは描かれていないが、体育館を会場とし、「言わ猿」が進行を務めて、10人一組の3チームに分かれて小さい言わ猿によって会話ができない状態での人間あやとりを行っているとされる。お題は「ほうき」。参加30人のうち最大10人がクリアとなる。結果、原と柘植を含む10人が生き残った。
第3ゲーム「といれのはなこ」
終了条件:16日経過したらおわり
ゲーム内容:陣取りリバーシ、お化け退治
「くりすますぷれぜんと」をクリアした者が、花子さんの説明により、学苑内で出没する「七×七不思議」の計49個の不思議を1つずつ解決していく。花子さんもだるまやまねきねこ同様、話し方は関西訛りである。いすとり、すなとり、あやとりのグループに別れて、それぞれ別のカラオケBOX風の建物に移動する。建物内ではまずチームごとに異なる制服に着替え、普段は個室で過ごす。22時近くになったら、49のマスの中から取りたいマスの番号を選び、番号に応じた不思議の詳細を知る(解決の難易度は左下の凶と描かれた『お札』の数によって示される)。その後、3人のメンバーで不思議の解決に向かう。この際リーダーが一人強制的に選ばれる。参加者は七つ道具(効果は道具により異なる)の中から一人1つを選ぶことができ、不思議に対して使うことができる。この道具は1度使用すると効果がなくなり(翌日に補充される)、不思議の解決以外(他チームへの攻撃など)の目的で使用すると失格・即死となる。なお、不思議を解決すべくBOXを出た者は、それを解決するか翌朝5時になるまで帰還不可能である。不思議の原因に捕まった者はそれにより死亡する。不思議の原因を倒すことができればクリアとなり、そのチームがマスを取得できる(4日目までは解決したチームに関係なく、選んだチームが取得する。5日目以降は解決したチームが取得する)。
また、オセロゲームのように、マスを挟めばその間にあるマスは全て挟んだチームのものになる。なお、タイムリミットである5時までに不思議を解決できなかった場合「マスとり失敗」となり、選択していたマスは選択できない「死マス」となる。最終的に16日経過してマスの数が一番多いチームが勝利となる。もし同点引き分けとなった場合は、残る1マスを残った全員でセイン・カミ相手に挑むことになる。
七つ道具
  • 日本刀
不思議の原因を斬り裂く。不思議を倒した時点で刀身が消滅する。丑三や愛甲がよく使用する。
  • 拳銃
不思議の原因を撃ち抜く。退治成功・失敗に関わらず弾は一発のみ。
  • ハンマー
不思議の原因を叩き潰す。鈍重ではあるが、一撃の威力は抜群。
  • ろうそく
火を灯す芯の部分が、不思議の原因のいる方向を指すコンパスのようなもの。
  • お札
不思議の原因に貼ることで動きを7分間停止させる。ただし不思議の難易度の高さによって効果に差がある(難易度10の「艮」はわずかながら動くことができた)。
  • マント
マントを羽織ってボタンを押すと透明になれる。使用制限は7分。
  • 手榴弾
不思議の原因を爆撃する。広範囲を巻き込むため、扱いが難しい。
各不思議は以下の通り。実在する曲名・アーティストをもじったタイトルが多い[1]
番号 対戦者 出没する敵 選択したチーム 退治した 選択した日 難易度
チーム 人間
01番 (いぬい)(北西[1] 凶神[1] いすとりBOX 紫村 15日目 恐らく10
02番 人喰いねェ!
スシ食いねェ!
頭だけの巨大な妖怪 あやとりBOX 不明[2] 4日目 不明
03番 港の妖狐イカスカ・コロスカ
港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
チンピラ風の男 あやとりBOX 16日目 不明
04番 LOVE ME TENGU(ラブミーテングー)
LOVE ME TENDER(ラブミーテンダー)
巨大な天狗の顔 不明 13日目 不明
05番 ぼうやはとまらない
どうにもとまらない
飛び出し坊や すなとりBOX 凛平
明石
4日目 5
06番 鏡内(ミラーイン)予想図
未来予想図
鏡の中の幽霊 不明 14日目 不明
07番 (うしとら)(東北[1] 凶神[1] すなとりBOX 明石 3日目 10
08番 レディー蛾蛾
レディー・ガガ
人面蛾 すなとりBOX 丑三 15日目 不明
09番 ろくろくショッキング
ウキウキWATCHING
ろくろ首 あやとりBOX [3] 11日目 不明
10番 あ痛くてあ痛くて
会いたくて会いたくて
電気を発する球状の怪物 すなとりBOX 退治失敗 16日目 5
11番 残酷な男子の包帯(ガーゼ)
残酷な天使のテーゼ
ファラオマスクを被ったミイラ あやとりBOX すなとりBOX 丑三 2日目 不明
12番 不明 不明 あやとりBOX 不明 12日目 不明
13番 不明 不明 いすとりBOX 不明 10日目 不明
14番 天井(うえ)を向いて歩こう
上を向いて歩こう
巨大な目 あやとりBOX 不明 14日目 不明
15番 青春ハミーゴ
青春アミーゴ
不明 いすとりBOX 愛甲 1日目 不明
16番 竹馬んラプソディ
ボヘミアン・ラプソディ
竹馬に乗った老婆 すなとりBOX 不明 9日目 不明
17番 ホッピングゲット
フライングゲット
ホッピングに乗った男 いすとりBOX すなとりBOX 明石 9日目 不明
18番 また君にチョキしてる
また君に恋してる
ハサミを持った男 いすとりBOX 不明 8日目 不明
19番 GOGO70-88(70のババア)
GO!GO!7188
高速で走る老婆 あやとりBOX 9日目 不明
20番 骨釈迦骨(ボーンシャカボーン)
ミツバチ
巨大な骸骨 すなとりBOX 丑三 10日目 不明
21番 不明 不明 あやとりBOX 不明 10日目 不明
22番 テケテケEVERY☆騎士(ナイト)
アゲ♂アゲ♂EVERY☆騎士
テケテケ(のようなお化け) すなとりBOX ナツメグ 1日目 1
23番 紫々しくて
女々しくて
紫ばばあ すなとりBOX 丑三 2日目 2
24番 スリダー
スリラー
ひったくり風の男 すなとりBOX 明石 13日目 不明
25番 不明 不明 不明 あやとりBOX 不明 5日目 不明
26番 踊るヘンテコリン
踊るポンポコリン
木偶人形 いすとりBOX 不明 7日目 不明
27番 キョンシービンビン物語
教師びんびん物語
キョンシー あやとりBOX 不明 7日目 不明
28番 もしもピアノをきいたなら
もしもピアノが弾けたなら
自動的に鳴るピアノ いすとりBOX 退治失敗 14日目 不明
29番 ロープ上々↑↑
気分上々↑↑
ロープウィンチのお化け いすとりBOX 愛甲[4] 2日目 不明
30番 A.M.4:44
AM11:00
不明 すなとりBOX 不明 11日目 不明
31番 うばいます
うらみ・ます
催眠術を使う蛇女 いすとりBOX 紫村 12日目 不明
32番 マルマルノミノミ
マル・マル・モリ・モリ!
人食い花 すなとりBOX あやとりBOX 6日目 不明
33番 ムンクスパイダー
ピンクスパイダー
クモ男 いすとりBOX あやとりBOX 柘植[5] 11日目 不明
34番 人体芸術(ヒュームアート)
(不明)
芸術家気取りの人体模型 あやとりBOX すなとりBOX 明石
ナツメグ
1日目 不明
35番 チューチュードレイン
Choo Choo TRAIN
巨大な蚊 いすとりBOX 不明 13日目 不明
36番 人面歌
純恋歌
人面犬 いすとりBOX 愛甲 4日目 不明
37番 バッハハッハ夏だぜ!
おっととっと夏だぜ!
バッハ風の顔の男 あやとりBOX 不明 15日目 不明
38番 不明 不明 すなとりBOX 不明 6日目 不明
39番 Hey Bar YO!(ヘイバーヨウ)
Hey! Say! JUMP
多数の兵馬俑 すなとりBOX 不明 7日目 不明
40番 猫背寝取りの念次郎
箱根八里の半次郎
強姦魔のオヤジ あやとりBOX 16日目 不明
41番 不明 不明 不明 いすとりBOX 不明 5日目 不明
42番 魂のルフランケン
魂のルフラン
顔に傷のあるサイボーグ あやとりBOX 6日目 不明
43番 (ひつじさる)(西南[1] 凶神[1] いすとりBOX 退治失敗 3日目 恐らく10
44番 雷神サン
Rising Sun
マイクを持った大男 不明 すなとりBOX 明石 5日目 不明
45番 運命の人
運命の人
巨大な「運命」の人の首 あやとりBOX すなとりBOX 明石 3日目 不明
46番 亜力伯(アルプス)越え
天城越え
馬に乗った人形 あやとりBOX すなとりBOX 明石 8日目 不明
47番 バクバクハートの子守唄
ギザギザハートの子守唄
時限爆弾型の怪物 不明 すなとりBOX 明石 12日目 不明
48番 ひじとかかかととか傘々
(肘とか踵とかカサカサ)
からかさおばけ すなとりBOX スージー 8日目 不明
49番 不明[1] 不明[1] 選択せず 不明
第4ゲーム「こぶし」
終了条件:カミに勝ったならおわり
ゲーム内容:ジャンケン
「といれのはなこ」をクリアした者が、セイン・カミの予想以上だったため、当初の予定を変更して行われた試練。生き残った生徒全員がカミ・ブリック(カミに容姿が似たベアブリック風の機械人形)の立会いのもと、呼ばれた順番にセイン・カミとジャンケンで勝負する。勝った者は天にある合格室へいざなわれるが、負けた者はカミ・ブリックの打つビームにより血だまりと化して死亡する。手を出さなかったり、意味不明なものを出した場合も負けとみなされ死亡する。
順番 対戦者 対戦者の勝敗 所属していたチーム名
01番 土呂井 アキラ パー(あいこ) チョキ(負け) すなとり
02番 福満 重里 グー(勝ち) いすとり
03番 南方 沙奈 チョキ(負け) いすとり
04番 田中 正吉 ちゃんと出さなかった(負け) あやとり
05番 原 海 チョキ(負け) あやとり
06番 蓬莱 やえ パー(勝ち) あやとり
07番 藤浪 波留 パー(負け) あやとり
08番 末成 浩樹 チョキ(負け) すなとり
09番 韮崎 鐘 不明(負け) いすとり
10番 小浜来々留 パー(負け) すなとり
11番 星川 芽衣 グー(勝ち) すなとり
12番 茗荷 勇人 チョキ(負け) あやとり
13番 巴 光圀 グー(勝ち) いすとり
14番 西野・スーザン・花 不明(負け) すなとり
15番 里見 ミカ チョキ(負け) いすとり
16番 柘植 まさみ 出さない(不戦敗) あやとり
17番 紫村 影丸 チョキ(勝ち) いすとり
18番 木村 萌美 不明(負け) いすとり
19番 石田 暁天 グー(負け) あやとり
20番 夏川 めぐ 不明(勝ち) すなとり
21番 明石 靖人 グー(勝ち) すなとり
22番 丑三 清志郎 パー(勝ち) すなとり

単行本[編集]

スピンオフ作品[編集]

宮島雅憲によるスピンオフギャグ漫画神さまの言うとおり 〜EASY MODE〜」が、講談社運営のウェブコミック配信サイトマガラボ』にて2013年2月9日から同年12月9日まで月一ペースで連載されていた。全11話。リビンノという架空の国で起こった試練の様子が本編に対するメタフィクション的な視点も含めて描かれており、登場人物は神小路かみまろ以外すべてオリジナルである。作者の宮島曰く、本編作者の金城・藤村が宮島を作者に指定して編集者に依頼したという[6]。単行本未発行だが、第1話から最終話まで全て無料で購読可能である。

余談だが、作者の宮島雅憲は、第壱部が『別冊少年マガジン』にて連載されている際に本作のあらすじページにおいて「漫画であらすじ!ミヤジマが『神さま』をお知らせします。」と題した『あらすじ漫画』を2012年1月号及び3月号から同年11月号まで掲載していた経歴がある[注 2]

映画[編集]

2014年11月15日より全国東宝系にて公開予定[7][8]

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 作中にて、「エジプトでは、スフィンクスのなぞなぞが行われた」などが明かされている。
  2. ^ 宮島は『別冊少年マガジン』にて次号予告を漫画化したものを創刊号より連載しており、その方式を本作のあらすじページに持ち込んだ形となる。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i 角は全て、下記の通り方角を由来としている。
    不思議 タイトルの由来 出没する敵 備考
    (いぬい) 北西/ 戌()と亥()を合わせた凶神。
    (うしとら) 東北/ 丑()と寅()を合わせた凶神。
    背中に「艮」と書かれている。
    手に陰陽の模様があり、それを見た者を肉体だけ別の場所に転送し、過去の最も悲しい思い出を追体験させる。また、吐き気と悪寒を引き起こす。
    (ひつじさる) 西南/ 未()と申()を合わせた凶神。
    背中に「坤」と書かれている。
    口の中に陰陽の模様があり、それを見た者を別の場所に転送し、未来の出来事を見せる。また、激しい頭痛を引き起こす。

    以上のようになっているため、(たつみ)という辰()と巳()を合わせた凶神が予想されるが、選択されなかったため、詳細は不明。

  2. ^ 状況から、あやとりBOXやすなとりBOXのメンバーのどちらかが倒したと推測されるが、描写がないため不明。また、ルール改訂前のためどちらのチームが倒したかも不明。
  3. ^ すなとりBOXの明石なども協力しているが、マスの獲得はあやとりBOX。
  4. ^ すなとりBOXのトロイが動きを止めるが、とどめをさしたのは愛甲。
  5. ^ すなとりBOXのナツメグなども協力しているが、マスの獲得はあやとりBOX。
  6. ^ 宮島雅憲 (2013年1月26日). “あけましておめでとうございます^^”. ミヤジマ日記. 2013年10月19日閲覧。
  7. ^ 漫画『神さまの言うとおり』を三池崇史監督が実写映画化、主演は福士蒼汰”. CINRA.NET (2013年11月22日). 2014年1月22日閲覧。
  8. ^ 三池崇史×福士蒼汰で漫画「神さまの言うとおり」を映画化!”. シネマトゥデイ (2013年11月22日). 2014年1月22日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]