デント (アニメポケットモンスター)

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ポケットモンスター (アニメ) > 登場人物 > デント (アニメポケットモンスター)
デント
ポケットモンスターのキャラクター
登場(最初) BW5話「サンヨウジム!VSバオップ、ヒヤップ、ヤナップ!!」
声優 宮野真守
ジェイソン・アンソニー・グリフィス(英語版)
プロフィール
別名 ○○ソムリエ、ソムリエ○○[1]
(○○の中はその時によって様々)
性別 男性
肩書き ポケモンソムリエ、サンヨウジムジムリーダー
親戚 ポッド三つ子兄弟
コーン三つ子兄弟

デントは、任天堂のゲームソフト『ポケットモンスター』を原作とするアニメ『ポケットモンスターシリーズ』に登場する架空の人物。声優宮野真守

プロフィール[編集]

  • 職業:ポケモンソムリエ、サンヨウジムジムリーダー[2]
  • 登場時期[3]:BW・MV(レギュラー)
  • 主な経歴(ポケモンバトル編)
    • ライモンタウン・ドンバトル:ベスト8
    • トアルタウン・ドンナマイト:ベスト8
    • カゴメタウン・ポケモンワールドトーナメントジュニアカップ:ベスト4

各国の日本国外名[編集]

  • 英語:Cilan
  • 韓国語:デントゥ(ハングル덴트)
  • 中国語

人物[編集]

BW5話から登場。ポケモンソムリエであり、階級はAクラス。サンヨウジムのジムリーダーの一人でもあり、ポッドコーンとは三つ子兄弟である。

一人称は「僕」。普段の性格や口調は穏やかで物腰も柔らかく優しいため、アイリスから「紳士的」と評されており、サトシとアイリスが張り合うときなどにも双方をなだめる役割となることが多い。怒ることは少ないが、遊んでいたサトシとアイリスに料理を引っくり返された際などは珍しく声を震わせながら怒っていた。

その一方で、ポケモンソムリエとして話やバトルをする際や後述の趣味のこととなると熱くなり、語気が強くなったりするなど性格が変わる[4]。また、その際は「イッツ、○○タイム」と発し[5]、自分の事を「○○ソムリエ」または「ソムリエ○○」と自称する[1][6]

タケシケンジとは異なり、年上の異性に興味を持つ様な素振りはないが、BW29話では野生の♂のモンメンの恋愛には関心を持ち、恋愛への関心が低いサトシやアイリスに呆れる一面がある。

サンヨウジムがレストランも経営していることもあり、料理が得意でその性格や容姿から女性客からも人気がある。アイリスとは対称的に非科学的な物は信用せず、科学的な視点で物を見るタイプ[7]だが、BW26話では心霊現象に誰よりも怯えており、それがヒトモシの仕業だと判明すると途端に生き生きとしていた。昔チョロネコにひどい目にあわされたため、チョロネコが苦手である[8][9]。ただし、進化系のレパルダスに対しては、そのような描写はない。

非常に多彩な趣味を持つ。釣りに関しては特にこだわりがあり、釣り竿は折りたたみ式の特別製の物を使用し、ルアーは自分の姿を模したものを使用している。また地下鉄に関しての拘りも強く、ライモンシティの地下鉄の管理をしているサブウェイマスターのノボリとクダリを非常に尊敬している[10]映画にも造詣が深く、大ヒット映画「氷の三部作」の主演で現在はセッカジムのジムリーダーであるハチクとその相棒のツンベアーの大ファンでもあり、彼が表舞台から姿を消した事にショックを受けていた[11]。また、ルークの映画撮影の際は演技についてサトシたちにアドバイスすることもある。「ソムリエ探偵」を自称するだけあってか推理力にもある程度は優れているが、当てずっぽうかつ見当違いな推理をしてしまうこともある。

町育ちのためか、アイリスの出身地の「竜の里」のようなのんびりとした生活に憧れている。

旅に出て以降はポケモンソムリエとしての見せ場が多いが、ジムリーダーとしても確固たる信念と誇りを持ち、「ジム戦はただ技を出し合うだけでなく、チャレンジャーの素質、ポケモンとの絆の強さを見極めるのがジムリーダーの役割である」、「バッジはポケモンとチャレンジャーにとって、誇り高き勲章である」と語っている。また、ジムリーダーとしての立場からのポケモンバトルの魅力について、「自分のポケモンが敗れるのは悔しいもの、しかしそれ以上にハイレベルなバトルを味わえる喜びがあるのもジムリーダーの醍醐味」、「自分が予想しない手を使ってくる相手とのバトルは実に楽しい」とも語っている。そのため、ジム戦を「エアバトル」と称するシミュレーションで済ませていたフウロに対しては、「ジムリーダーの風上にもおけない」と発言するなど怒りを露にしていた。

大胆かつ華麗なバトルスタイルが持ち味で、バトルではポケモンソムリエらしく料理用語を多用する。自分のポケモンにはどんなタイプにも対応できるよう、バランス良く技を覚えさせるようにしているが、サトシとの旅で他のトレーナーへのアドバイス時にはそのトレーナーの性格などに合った戦い方をアドバイスするようになった。口癖は「イッツ、○○タイム」、「○○なテイスト」で、ポケモンを出す際の言葉は「行け!○○!」だが、ヤナップを出す際のみ「行くぞ!マイビンテージ!ヤナップ!」と言う[12]。ゲットの際の台詞は「○○ゲットで、グッドテイスト!」。テイスティングする際の言葉は「イッツ、テイスティングタイム!」。

モデルはゲーム『ブラック・ホワイトに登場するジムリーダー。約13年半レギュラー(オレンジ諸島編除く)を務めたタケシがポケモンドクターを目指すことになりサトシと別れたため、入れ替わりにレギュラー出演することになったキャラクターで、ヒロイン以外のレギュラー変更はケンジ以来11年ぶりとなった。1番目のジムリーダーで料理が得意である事や、普段は頼りになるが自身の好きなものに対し周囲が呆れる程没頭してしまう点もタケシと同様で、タケシを知るヒカリからはその共通点を指摘されている。ジムリーダーの仲間は次回作『ポケットモンスターXY』のシトロンにも受け継がれている。イーストイッシュで対面したヒカリの事はアイリスと同様に以前から話を聞かされて知っており、ヒカリのポッチャマを「胸躍るテイスト」と称し、ヤナップでバトルしたが引き分けになった。ソムリエ探偵デントを披露した際は、ヒカリに「変わり者」と評されている。

キャストクレジットではピカチュウとアイリスの間であったが、『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』と『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』におけるキャストクレジットではアイリスのキバゴより下の5番手であった。

来歴[編集]

サンヨウシティにてジムに挑戦しようとしていたサトシと知り合い、サンヨウジムに案内する。サトシとのジム戦ではトリを務めるが、敗北する。

その後、サトシの苦手なタイプさえ跳ね返して勝利するバトルスタイルに興味を持ち、ジムをポッドとコーンに任せ、世界一のポケモンソムリエを目指してサトシ、アイリスの旅に同行することになる。

サトシがイッシュ地方での旅を終え、デコロラ諸島を巡ってのカントー地方への帰路まで同行する。クチバシティに到着後、ムロタウンのハギ老人が主催する釣り大会に出場する為、サトシと別れ、アイリスと共にヤマブキシティのリニアに乗って一路ジョウトへと旅立った。

ジョウト地方ではタケシと出会い、共にギャラドスの暴走を止めるが、互いに名前を聞くこと無く別れた。なお、デントはイーストイッシュでサトシやヒカリからタケシのことは聞かされている。

BWシリーズ終了時の手持ちはヤナップ、イワパレス、マッギョ。

デントのポケモン[編集]

ヤナップ[編集]

ヤナップ
  • - 藤村知可
  • 性別 - ♂[13]
  • 特性:くいしんぼう
  • 登場時期:BW・MV(レギュラー)
BW5話から登場。ジム戦ではタイプや経験の差でミジュマルを追い込むも、ホタチでソーラービームを跳ね返された末にシェルブレードを受け敗れ去る。
アイリスのキバゴとの特訓では、かなり手加減したタネマシンガンやソーラービームを使った。
ポッドのバオップ、コーンのヒヤップとは仲が良く、バオップの「ソーラービーム」を覚える特訓に協力した。またバオップとのバトル時には新たに「がんせきふうじ」を覚えていた。
BW67話ではフウロのココロモリとバトルし、効果抜群の「かみつく」で攻撃するも、相性の差を覆せずに敗れる。
BW70話ではドンナマイトのパートナーに選ばれ、1回戦でフローラのゴチミルと戦う。序盤は圧倒されているかのように見えたが、実は相手のバトルスタイルを確認しており、結果逆転勝利した。2回戦ではケニヤンのダゲキの予想外のパワーとスピードに圧倒され敗北。
BW2第6話のポケモンワールドトーナメントジュニアカップの第1回戦で、相性の悪いデンチュラを相手に「ソーラービーム」で勝負を決めた。
DA18話では、ポッドとコーンに圧勝したサンヨウジムの道場破りドラゴ(声 - 沢城みゆき)のユキノオーとバトルする。当初は相性の悪さとパワーで追い込まれたがデントとの絆で逆転し、「がんせきふうじ」で勝負を決めサンヨウジムを守り抜いた。
映画『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム / 白き英雄 レシラム』ではアイントオークの収穫祭記念バトルに参加し、カリータのサザンドラとバトルするも、サザンドラに興味津々のアイリスにデントが気を取られている内に、「りゅうのいぶき」で倒される。
持ち技は「ソーラービーム」、「かみつく」(ドンナマイトまで)、「あなをほる」、「タネマシンガン」、「がんせきふうじ」、「くさぶえ」(DA番外編)。BW1で「がんせきふうじ」を覚えた後もこれらの技を全て使用しているが、1つのバトルで使う技の数は4つ以下である。

イワパレス[編集]

イシズマイイワパレス
  • 声 - 三木眞一郎
  • 特性:がんじょう
  • 登場時期:BW(レギュラー)、MV(準レギュラー)
BW11話から登場。イシズマイ3人組に自分の作った家を取られてしまった所を、デントたちと協力して取り戻す。その後デントの事を気に入り、デントのポケモンになった。
責任感が強く、デントのヤナップに誤って攻撃してしまった際には気を落としていた。熱を出してしまったヤナップの傍を離れず夜まで看病していたが、これもデントがゲットする際のきっかけの1つとなった。28話ではホタチを無くしたミジュマルの為に石で作った巨大ホタチを作ったが、ミジュマルのバトル相手のシママの「にどげり」で壊れてしまった。
ドンバトル1回戦のシューティードテッコツとのバトルでは「いわくだき」、「ストーンエッジ」を喰らい、苦戦するも「からをやぶる」でパワーアップし、新規習得した「いわなだれ」からの「きりさく」で逆転勝利した。
BW62話のロケット団との戦いのときにイワパレスに進化し、「がんせきほう」を覚えた。ベルアララギ博士とのタッグバトルではサトシのガントルが倒された後、「からをやぶる」から「がんせきほう」の連発でアギルダーシュバルゴの2体を1体で倒した。BW67話ではジムリーダー・フウロとのバトルでココロモリケンホロウに2連勝するが、スワンナに敗れる。BW80話では進化系のレパルダスを上回るスピードを誇る、Aクラスソムリエのピノ・ノワール(声 - 勝杏里)のチョロネコを倒すなど、デントの手持ちの中でも屈指の実力を誇る。
BW2第7話では、ジュニアカップ準決勝で相性の良いシューティーのジャローダと戦うも、驚異的なスピードとパワーの前に敗北した。
持ち技は「シザークロス」、「きりさく」(進化前)、「からをやぶる」、「まもる」(「いわなだれ」を覚えた後は使用せず)[14]、「あなをほる」(ゲットされる前)、「いわなだれ」、「がんせきほう」(進化後)。なお、「からをやぶる」を使う際には、石の家を外してバトルするという演出になっている。

マッギョ[編集]

マッギョ
  • 声 - 石塚運昇[15]
  • 登場時期:BW(レギュラー)、MV(準レギュラー)
BW32話から登場。「シレット水草」を採るために池に来たサトシとデントをガマガルと共に襲った。デントの釣竿で振り回されて行動不能になり、その間にゲットされた。
BW36話でアイリスのエモンガがボルトチェンジをする形で再登場し、この時はアーケンに噛みつかれたことでデントに指示されず技を出した。
電気技は「でんきショック」しか使えない[16]事から、実力はまだそれほど高くないようで、ドンバトル二回戦のルークのメラルバと初バトルでは相性で有利だったが、ルークの機転で逆転され、敗北した。BW67話では同じく相性で有利だったフウロのスワンナに対しても「でんきショック」を耐えきられた上に、「ねっとう」で火傷にするも、「アクアリング」で回復されて敗北した。ジュニアカップでは2回戦で使用されチラチーノ相手に初勝利を収めた。
持ち技は「でんきショック」、「ねっとう」、「どろばくだん」、「ヘドロばくだん」、「ほごしょく」(ゲットされる前)。

脚注[編集]

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  1. ^ a b 現在までに「サイエンスソムリエ」「フィッシングソムリエ」「ソムリエ探偵」「映画ソムリエ」「メトロソムリエ」「裁判ソムリエ」「駅弁ソムリエ」を自称。また、ニャースが「ソムリエ刑事」と称した事もある。
  2. ^ 資格そのものは失効していないようで、度々ジムリーダーを名乗っており、作中のキャラクターも彼を度々ジムリーダーとして扱っている。ただし、ドンバトルでは実況のドン・ジョージに「ジムリーダーだった」と称されていた。
  3. ^ 登場時期に示されている略号
    • ベストウイッシュ(BW):第1期(BW1)、第2期(シーズン2)(BW2)、シーズン2 エピソードN(BW2N)、シーズン2 デコロラアドベンチャー(DA)
    • 劇場版(MV)
  4. ^ アイリスにはその事を「面倒臭い」と鬱陶しがられており、アイリスのキバゴからは「仮面とマントを愛用しそうな変人」(この姿はBW38話やBW55話の夢の中で登場)として認知されている。また、ヒカリからは「変わり者」と言われた。
  5. ^ 「テイスティングタイム」を筆頭に「フィッシングタイム」「ディテクティブタイム」「ムービータイム」「取り調べタイム」「エヴォリューションタイム」など。
  6. ^ BW54話ではテンションが上がっただけでアイリスから「写真ソムリエ」だと勘違いされており、BW75話ではポケモンの化石にも強い興味を示している。
  7. ^ BW30話の様に科学的な根拠が関係していれば、一般的には非科学的に見られるものにも興味を持つ。
  8. ^ 詳しい内容について問われても、「聞かないでくれ」の一点張りで明かそうとはしない。DA3話でサトシ達には話したが、結局最後まで視聴者には明かされないままに終わった。
  9. ^ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』では本編に先駆けてそれを思わせるシーンがある。
  10. ^ BW55話ではライモンシティに向かう途中でカミツレに憧れていたコハル(声 - 潘めぐみ)に地下鉄や彼らの魅力を語っていた。
  11. ^ 彼が現在ジムリーダーである事は知らなかった模様。
  12. ^ BW79話やジュニアカップでは他のポケモンにも「マイビンテージ」をつけている。
  13. ^ BW2の14話で女装をした事から。
  14. ^ 進化後は岩の家で防御することで防御している模様。
  15. ^ ロケット団ひみつ帝国のツイッターより。
  16. ^ このことはフウロからも指摘された。

関連項目[編集]