星のカービィ 夢の泉の物語
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| ジャンル | アクションゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | ファミリーコンピュータ Wii(バーチャルコンソール) |
| 開発元 | HAL研究所 |
| 発売元 | 任天堂 |
| 人数 | 1人 |
| メディア | 6Mbitロムカセット |
| 発売日 | [FC] [Wii] |
| 価格 | [FC] 6,500円(税別) [Wii] 500ポイント |
| 売上本数 | |
『星のカービィ 夢の泉の物語』(ほしのカービィ ゆめのいずみのものがたり)は1993年3月23日にファミリーコンピュータ用ソフトとして任天堂より発売されたコンピュータゲームソフト。開発元はHAL研究所。冒険アクションゲーム星のカービィシリーズの第2作目にあたる。2007年2月27日よりWiiのバーチャルコンソールでの配信を開始した。2008年1月31日発売の大乱闘スマッシュブラザーズXにはその体験版が収録されている。
ファミリーコンピュータ末期に発売された作品ながら、ゲーム性・音楽などで高い評価を得ている。2002年にリメイク版の『星のカービィ 夢の泉デラックス』がゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されている。リメイク版は一部のステージや敵キャラクター等に変更が加えられているが、それについての詳細は『星のカービィ 夢の泉デラックス』のページを参照。
目次 |
[編集] ストーリー
舞台はプププランドと呼ばれる国。プププランドの住民は毎晩楽しい夢を見ていた。しかし、ある日から全く夢が見られなくなってしまう。プププランドには「夢の泉」という場所があり、そこにある「スターロッド」によって良い夢を生み出していた。そのスターロッドをデデデ大王がばらばらにして、手下達に配ってしまったのだ。夢を見られなくなった住民達のために、自分自身の御昼寝タイムを取り戻す為、カービィが立ち上がる。こうして、プププランドの夢を取り戻すカービィの新たな冒険が始まったのだった。
[編集] 概要
ジャンルはアクションゲーム。基本的には横にスクロールするが、ステージによっては縦にもスクロールする。プレイヤーはカービィを操作し、待ち受ける敵キャラを倒したり避けながらステージクリアを目指す。敵キャラはBボタンを押すことで吸い込むことが出来る。この状態でもう一度Bボタンを押すと敵を吐き出す。吐き出した敵は一直線に飛んでいく。他の敵にぶつけて攻撃したり、ブロックを破壊したり出来る。
また、本作最大の特徴は、星のカービィシリーズ初となるコピー能力というシステムを導入したことである。敵を吸い込んだ状態で下ボタンを押し敵を飲み込むことで、敵の能力をコピーすることが出来、その能力を使って敵を攻撃することが出来る。また、コピー出来る敵を2匹同時に吸い込むと「ミックス」となり、能力がスロットを始める。しばらく放置するか適当なタイミングでボタンを押すと、ランダムで能力がコピーされる。ただし、コピー出来ない敵(スカ)もいる。以後のシリーズでもコピー能力システムは受け継がれ、今日のカービィの基本能力となっている。特にこのゲームのコピー能力は「星のカービィ スーパーデラックス」に色濃く受け継がれている。 今作のみ、画面上でのコピー能力は英語表記になっている。(ビーム→「BEAM」、ソード→「SWORD」など)
今作からダメージを受けたときのアクションが増加し、敵の攻撃によってそれぞれ感電・氷結・炎上するようになった。特に感電と炎上は、空中でダメージを受けた場合下に地面がないとそのままミスに繋がることもある。
[編集] ステージ
各レベルに存在するステージを順番にクリアしていくことでゲームが進んでいく。各レベルに一つのマップが存在し、マップ画面でドアからステージに入ることでレベルを攻略していく。ステージをクリアすることでマップ内で進める範囲は広がっていき、最後のボスステージをクリアすることにより、次のレベルへ進むことが出来る。なお、ゲーム中盤より登場するスイッチは押さなくても進むことは出来るが、100%クリアするためには全て押す必要があり、スイッチを押すことによりマップ上に隠された闘技場・ボーナスステージ・ワープスター発着場といった隠しステージを出現させることが出来る。
- LEVEL 1:VEGETABLE VALLEY(ベジタブルバレー)
- 4つのステージから成る。もっとも基本的な操作を覚えるためのステージ。
- LEVEL 2:ICECREAM ISLAND(アイスクリームアイランド)
- 5つのステージから成る。闘技場が登場する。コピー能力を使ったアクションが求められる。
- LEVEL 3:BUTTER BUILDING(バタービルディング)
- 6つのステージから成る。サブゲームに「はやうちカービィ」が登場する。また、このレベルからスイッチが初登場する。
- LEVEL 4:GRAPE GARDEN(グレープガーデン)
- 6つのステージから成る。ほとんどのステージにスイッチが置かれている。余談だが、後に『星のカービィ スーパーデラックス』の『メタナイトの逆襲』で、メタナイト軍団が小手調べとして侵攻しようとした場所として地名が出てくる。
- LEVEL 5:YOGURT YARD(ヨーグルトヤード)
- 6つのステージから成る。スイッチを押すのにコピー能力が必要になる。
- LEVEL 6:ORANGE OCEAN(オレンジオーシャン)
- 6つのステージから成る。全ステージにスイッチが隠されており、難易度が上がる。
- LEVEL 7:RAINBOW RESORT(レインボーリゾート)
- 6つのステージから成る。なつかしのステージなど個性的なステージが登場する。サブゲームを含め、全体的に難しくなる。
- LEVEL 8:THE FOUNTAIN OF DREAM(ザ ファウンテン オブ ドリーム) 夢の泉
- ステージは無いが、ラストボス「ナイトメア」が登場する。1回戦は「ナイトメアーズパワーオーブ」との空中戦、2回戦は「ナイトメアウィザード」との地上戦。なお、コピー能力は常時「スターロッド」で、それ以外の能力は使えない。
各レベルの名称の頭文字を最初から繋げるとvibgyor(英語で虹の色を覚えるための単語)となる。また、VEGETABLE VALLEY のように、LEVEL 8を除く全ステージの一単語目と二単語目の頭文字が同じである(この命名の仕方は、後の作品である「星のカービィ 鏡の大迷宮」・「タッチ!カービィ」・「星のカービィ 参上! ドロッチェ団」でも踏襲されている)。
[編集] マップ上のイベント
- サブゲーム
- マップが無いLEVEL 8 を除き、各レベルのマップ上にサブゲームがある。残り人数を増やせるが、1回利用するとしばらくの間使えない。なお3パターンの難易度がある。
- どのゲームでも主に使うボタンはAボタンで簡単に遊ぶことが出来る。このシステムは後のカービィのエアライドに生かされることとなる。
- クレーンカービィ
- クレーンを操作し、中にある大小のカービィのぬいぐるみを入手する。2回まで操作出来る。高難易度ほどクレーンの動作が速くなる。大カービィは2UP、小カービィは1UP。
- たまごきゃっちゃ
- デデデ大王がたまごか爆弾を投げてくるので、たまごだけを食べる。爆弾を食べてしまうと終了。クリアすると、カービィの口から何匹かひよこが生まれてくる。後半は投げてくるスピードが上がる。食べたたまごの数に応じて得点が加算され、最大3UPまでできる。
- はやうちカービィ
- 画面上に指示が出たらすぐにボタンを押すゲーム。お手つきは2回までで、5回成功すると3UPする。高難易度ほど相手が早く撃ってくる。反射神経が要求される。後に「刹那の○○」シリーズとしてミニゲームで登場する反射神経系のゲームの最初のもの。
- 博物館
- 能力を持つ敵が何体か置いてあり、自由にコピー能力を獲得できる。吸い込んだり触れると敵が消えるが、入り直せば復活する。
- 闘技場
- ステージ上に出る中ボスと対戦。この中ボスは通常とは色が違い、強力である。1度入ると倒すかやられるまで出ることが出来ないが、倒すと体力回復アイテムのマキシムトマトが出現する。さらに倒した敵はコピー出来る。
- ワープスター発着場
- 各レベルのワープスター発着場へ移動出来る。発着場を見つけていないレベルへは移動出来ない。
[編集] キャラクター
[編集] プレイヤーキャラクター
- カービィ
- 主人公キャラクター。詳細は該当項目を参照。
[編集] 敵キャラクター
コピー能力についてはカービィのコピー能力#星のカービィ 夢の泉の物語を参照。
()内はそのキャラクターからコピーできる能力の名称。(-)は吸い込めないことを表す。
[編集] 今作で初登場したキャラクター
- スリッピー(スカ)
- カエルのようなキャラ。水陸どちらにも登場する。カービィめがけて進んでくる。
- バウンダー(スカ)
- 人型のキャラ。壁に張り付き星を投げて攻撃する。リメイク版の「夢の泉デラックス」では別のキャラに差し替えられている。
- スパーキー(スパーク)
- 緩やかに移動し、カービィが近寄ると、一定時間放電して攻撃する。
- ホットヘッド(ファイア)
- 炎を吹くほか、炎の塊を発射して攻撃する。
- フレイマー(バーニング)
- 壁にそって移動し、カービィを認知すると、炎を身にまといながら突進してくる。
- ソードナイト(ソード)
- 剣を振り回し攻撃してくる。時たまこちらの攻撃を剣でかき消す。
- ブレイドナイト(ソード)
- 見た目以外はソードナイトとの違いは特にない。
- スパイニー(ニードル)
- カービィを認知すると、 転がって体当たりしてくる。リメイク版の「夢の泉デラックス」では別のキャラに差し替えられている。
- ウィリー(ホイール)
- タイヤ。路上を走り回っている。
- ツイスター(トルネード)
- 回転して突進してくる。回転中はこちらの攻撃が効かない事がある。
- ロッキー(ストーン)
- 岩。カービィの上に飛び急降下して攻撃する。画面外からの急降下攻撃もしてくる。
- ペンギー(アイス)
- 冷気を吐き出して凍らせてくる。滑るように移動する。
- チリー(フリーズ)
- 雪だるま。周囲に冷気を発生させ凍らせてくる。因みに、冷気発生中に倒すと、何故か冷気だけ上に飛んでいく。
- レーザーボール(レーザー)
- カービィに狙いを定めてレーザーを撃ってくる。その後は画面外にフェードアウト。
- スターマン(ハイジャンプ)
- 特に攻撃はしてこない。あらゆる方向に飛行する。
- バブルス(ボール)
- カービィの周辺を跳ね回る。時たま大ジャンプする。
- UFO(ユーフォー)
- 攻撃方法はレーザーボールに似る。ただし一度倒したら電源を切るまで出現しなくなる。
- クールスプーク(ライト)
- 浮遊してるだけで攻撃はしてこない。主に暗闇の部屋に出現。
- ノディ(スリープ)
- ただ歩いてるだけで攻撃はしてこない。時々眠る。
- ボンバー(クラッシュ)
- 高いところから飛び降り自爆する。爆風は広範囲に及ぶ。
[編集] 前作より引き続き登場のキャラ
前作『星のカービィ』より引き続き登場しているキャラクターは以下の通り。特に明記しない限り性質は前作と同様である。
- ワドルディ(スカ)
- ブロントバート(スカ)
- キャピィ(スカ)
- ツイジー(スカ)
- ポピーブロスJr.(スカ)
- 今作ではマキシムトマトに乗ったものも登場する。ただし一回倒すと出現しない。
- ブルームハッター(スカ)
- スカーフィ(-)
- カブー(スカ)
- コナー(スカ)
- グランク(スカ)
- ブリッパー(スカ)
- スクイッシー(スカ)
- 今作ではほとんど出現せず,4-2・5-4・7-6のみ登場。
- シャッツォ(-)
- 前作では無敵状態で体当たり、などの方法で倒せたが、今回は完全に無敵である。ただし、厳密に倒すこととは言い難いが、シャッツオがブロックの上に乗っている場合にブロックを壊すことで画面外へ追い出すといったことは出来る。
- ゴルドー(-)
- 前作では一度当たると3ダメージ減らされたが今作では1ダメージ。
- ワドルドゥ(ビーム)
- 今作よりビームをコピー出来るようになった。
- サーキブル(カッター)
- 今作よりカッターをコピー出来るようになった。
- パラソル(パラソル)
- ワドルディ、ワドルドゥ、シャッツオについた状態で登場。今作ではパラソルをコピー出来るようになった。ワドルドゥの場合は着陸してもパラソルが離れないためビームをコピーするのは不可。
[編集] 中ボス
中ボスは、色違いの強いタイプも存在する(ポピーブロスSr.を除く)。
- ポピーブロスSr.(クラッシュ)
- ポピーブロスJr.の親分で、今作では倒した後クラッシュをコピー出来るようになった。二体で出現することもある。
- Mr.フロスティ(アイス)
- 氷の塊を投げつけたり突進して攻撃してくるアザラシ。こちらも二体で出現することがある。
- グランドウィリー(ホイール)
- ウィリーの巨大版。突進攻撃を仕掛けてくる。小さいウィリーを出す事もあるがこれはコピー出来ない。
- Mr.チクタク(マイク)
- 時計の姿をしている。音符を飛ばしたり、周囲に音波を発生させ攻撃してくる。
- ボンカース(ハンマー)
- ハンマーを持ったゴリラ。ハンマーで殴りかかってくる他ヤシの実を投げて攻撃してくる。
- バグジー(バックドロップ)
- カービィをつかんで投げるクワガタムシ。小さい虫を出す事もある。中ボスの中では唯一空を飛べる。
- ファイアーライオン (バーニング)
- 全身が炎で出来ているライオン。カービィを引っかいたり、突進をしたりして攻撃をする。捕まるとかじられる。
- ローリングタートル (スロウ)
- カービィを投げ飛ばしたり小さな亀を転がして攻撃をするカメ。リメイク版では別の敵に差し替えられている。
[編集] ボス
- ウィスピーウッズ
- LEVEL1のボス。カービィシリーズではおなじみ。星6つ分のバイタリティ(星を6回当てれば倒せる)。
- ペイントローラー
- LEVEL2のボス。ローラースケートで華麗に移動しながら、ステージ上の4つのキャンバスの上に描いた絵を実体化させて攻撃する。中にはコピーできるものも出すほか、カービィそっくりの敵も出す。星6つ分のバイタリティ。
- ミスターシャイン&ミスターブライト
- LEVEL3のボス。一方は地上で攻撃し、もう一方は上空で待機しているが、時々交代しながら攻撃してくる。しばらくすると上空にいるほうも星を降らせたり光線を放ったりしてくる。それぞれ星3つ分のバイタリティ。
- クラッコ
- LEVEL4のボス。開始直後は雲が出ておらず、攻撃も効かない「クラッコJr. 」だが、足場を上に登って行き、対戦場に来るとクラッコになる。攻撃パターンは、体当たり・落雷・敵を放出してくる、の3通り。星6つ分のバイタリティ。ハイジャンプでの攻撃がセオリーだがすっぴんでも倒せる。
- ヘビーモール
- LEVEL5のボス。土を掘りながら逃げていく。時々2種類の、地形貫通能力を持つミサイルを放出し、一方はコピーするとハンマーが、もう一方はスリープが入手出来る。強制スクロールのため、スリープをコピーしてしまうと画面に挟まれてしまいミスは必至。星6つ分のバイタリティ。尚、周りの土は、ハンマーなどを用いてカービィ自身が掘ることも出来る。
- メタナイト
- LEVEL6のボス。対戦前に降ってくるソードを手に入れて対戦する。動きが不規則ですばやい上に、ソードの威力が低いせいかタフなので、ファンの間ではもっとも難易度が高いボス戦のうちのひとつと言われている。そのためか、リメイク版では弱体化している。10回の斬りつけで倒せる。
- デデデ大王
- LEVEL7のボス。スターロッドを隠した張本人で、見かけ上のラストボス。ゲームボーイ版より攻撃パターンが増えており、突撃、吸い込み、ハンマー、大ジャンプ、膨らんで空中からプレス、といった攻撃方法がある。星10個分のバイタリティ。
- ナイトメアーズパワーオーブ
- LEVEL8のボス。ナイトメアの卵。カービィはシューティングゲームのように8方向に移動しながらスターロッドから星を打ち出して攻撃する。丸い体から星や高速レーザーを放出したり、体当たりをしながら攻撃してくる。対戦が長引くと地面に激突してミスになる。
- ナイトメアウィザード
- LEVEL8のボスで、ナイトメアーズパワーオーブを倒した後に出現する最終ボス。瞬間移動を駆使しながら、星を放ったり体を回転させながら突撃してくる。カービィは専用のコピースターロッドで攻撃する。このボスを倒すとゲームクリアとなる。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 隠し要素
- エキストラモード
- 全てのステージをクリアしステージ上にあるスイッチを全て押してクリア率を100%にするとファイル内のメニューに「エキストラモード」が追加され難易度がとても高くなった本編が遊べるようになる。通常モードとの違いは、以下の3つ。
- 最大体力が3に減る。元気ドリンクの回復量は1に。
- サブゲームの難易度が全て最大になる。
- セーブがないため、ゲームの途中からコンティニューはできない(バーチャルコンソール版は中断機能で中断した所からやり直すことが可能)。ただし、ゲームオーバーによるコンティニューは何度でも可能。
- サウンドテスト
- 上記のエキストラモードをクリアするとファイル内のメニューに「サウンドテスト」が追加され、ゲーム上のBGMや効果音が自由に聞けるようになる。
- サブゲーム フリープレイ
- ゲームを1度クリアすると、ファイル内のメニューに「ボーナスゲーム」の3つのサブゲームが追加され、ゲーム中でプレイしたサブゲームが自由に遊べるようになる。また、3段階のレベルを自由に選ぶことが出来る。
- ボスと再び戦う
- ゲームを1度クリアすると、ファイル内のメニューに「ボーナスゲーム」のボス戦が追加され、ゲーム中で戦ったボスと再び対決出来るようになる。ボスと戦う順番はレベルの低い順から戦っていく。メタナイト戦まで体力が完全に回復しないため、温存しながらプレイしなければならない。このモードはコンティニューがないため、1度ミスすると即ゲームオーバーになってゲーム終了になる。
- HALの隠しマップ
- とあるステージにあるワープスターを無視して奥に進むと、破壊可能なブロックで「HAL」と書かれた場所がある。
[編集] 外部リンク
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