チョコボの不思議なダンジョン2

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チョコボの不思議なダンジョン2
ジャンル ダンジョンRPG
対応機種 プレイステーション
開発元 スクウェア
発売元 スクウェア
人数 1 - 2人用
メディア CD-ROM2枚
発売日 1998年12月23日
価格 6,800円(税抜)
売上本数 約52万本
  

チョコボの不思議なダンジョン2』(チョコボのふしぎなダンジョンツー)は、1998年12月23日スクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたプレイステーションゲームソフト。ジャンルはダンジョンRPG(ローグライクゲーム)。

目次

[編集] 概要

チョコボの不思議なダンジョン』の続編だが、前作と異なり、ストーリー性が重視された作品である。キャラクターデザインや主人公であるチョコボとモーグリの性格設定は前作を踏襲しているが、前作とストーリー上の接点はまったくない。また、前作からシステムが大幅に見直され、難易度は上がっている(後述)。

日本限定発売だった前作と異なり、北米でも1999年11月30日に発売された。北米版のタイトルは "Chocobo's Dungeon 2" と、前作が発売されていないものの「2」の文字が付いている。北米では "Chocobo Racing"(『チョコボレーシング 〜幻界へのロード〜』)よりも発売が後となっていた。なお、登場キャラクターのデザインは『チョコボレーシング』と似通ってはいるが、両作品にストーリー上のつながりはない。


注意以降の記述で物語・作品に関する核心部分が明かされています。


[編集] ストーリー

レアアイテム探しの旅の道中、チョコボとモーグリが不思議なダンジョンを発見し、そこで出会った白魔道士の少女の運命をかけた戦いが起こる。

[編集] 登場するキャラクター

[編集] 主要キャラクター

プレイヤーキャラクターは全員、初登場の際に名前が変更可能となっている。 () 内は北米版の名前。

チョコボ (Chocobo)
主人公。好奇心旺盛でとても食いしん坊。忘れっぽいのが玉に瑕。
モーグリ (Mog)
チョコボの相棒。レアアイテム入手を夢見て、チョコボと共に旅をしている。純粋なチョコボを利用する事もあるが憎めない性格でもある。
NPCとしてダンジョン探索に同行する時にはモンスターからアイテムを盗むという特殊能力を持っている。
シロマ (Shiroma)
白魔道士の少女。村に住む唯一の人間。非常に優しい性格で、ダンジョンから放り出され傷ついたチョコボを介抱する。彼女の素性が今回の騒動に大きく影響している。
NPCとしてダンジョン探索に同行した場合、チョコボのHPが減少すると白魔法で回復してくれることがある。
正体はグラスゴスとインプ達により滅んだ未来人の生き残り。物心つく前に時間移動の研究をしていた親がグラスゴス達から逃れるため平和な時代に送ろうとするが、間に合わず攻め込んできたグラスゴスやインプ達もろともチョコボの暮らす時代に送られ、モンスター村の住民に拾われる。時間移動の鍵となるペンダント所持していた事から、ペンダントを狙ってさらったグラスゴスと共に未来に帰ろうとするが、チョコボ達に助けられモンスター村に戻る。
シド (Cid)
村の北にある塔に住んでいる変わり者の技師。戦車シドタンクや潜水艦シドマリナー、飛空艇シドウインドなどを所有する。自らの塔をインプ達に乗っ取られる。
NPCとしてダンジョン探索に同行した時には、話しかける事で足元に地雷を設置できる。
クルクル (Kuz)
白魔道士の少女が持つ人形。正体はグラスゴス。チョコボに倒された直後、シロマに助けられ人形にその生命が宿る。クリア後の復活ダンジョンでは過去の自分であるグラスゴスと対峙するが、過去のグラスゴスは未来の自分に敗れてもクルクルとしての姿を認めなかった。

[編集] モンスター村の住民

ボムおばさん
ボム種。女手一つで3匹の子ボムを育てている肝っ玉母さん。シロマの育ての母でもあったが、現在は大の人間嫌いとなってしまっている。グラスゴスに捕まったシロマを助けるためチョコボとシドの後を追い、チョコボ達の行く手を阻んだ氷壁を爆破して2体に分裂する。その後は自分に何かがあった時のために子ボムたちを厳しく躾けるようになる。
デブチョコボ
道具屋の店主。シロマの幼馴染であり数少ない理解者。
ベンさん
ベヒーモス種の彫刻師。仕事一筋であったため奥さんが家を出てしまい息子と暮らしている。
ゴットンとゴーシュ
ゴーレム種。村にある枯れた大木の世話をしている。
黒魔道士たち
村にある研究所で研究を続けている5人の黒魔道士。チョコボの協力でかまどや薬などが利用できるようになる。
ガメドン
村の倉庫屋の主人。後に鍛冶屋も勤める。
ドル君
ショートカットに出てくる隠しキャラクター。あるアイテムを渡すと村に住み、倉庫が使えるようになる。

[編集] 主な敵キャラ

インプ
インプ種のモンスター。雑魚キャラであるが要所で騒動に関わってくる。
スカルハンマー
岬のダンジョンのボス
インプロボボス
シドタワー1回目のボス、インプが乗っている
オルトロス
海底遺構ダンジョンのボス。
インプロボボス99号
シドタワー2回目のボス、ガルキマセラが乗っている
グラスゴス
山岳ダンジョンのボスであり、今回の騒動の根源。さらに時空要塞ダンジョンでもグラスゴスX・Zとしてパワーアップした姿で登場する。正体は岬のダンジョンのクリスタルで強大化したグズグズ。クリスタルの力で長い年月をかけてグラスゴスとなり、手下となったインプ達と共に未来の人類を滅ぼし、シロマと共に元の時代に帰る。

[編集] その他

バハムート
時を見続ける者。チョコボ達にシロマやグラスゴスの素性や行動を説明する。グラスゴスと戦う際は、シドに協力を頼むよう促しグラスゴスの時空要塞に攻撃する。後にクルクルが復活ダンジョンで過去の姿であるグラスゴスと対峙する前にも現れている。

[編集] ゲームシステム

[編集] 仲間キャラクター

前作と異なり、本作は仲間と共に2人でのダンジョン探索をメインとしている。仲間は基本的にNPC(ノンプレイヤーキャラクター)としてチョコボの後に付き、AIで勝手に行動する。また、設定を切り替えれば仲間を2Pコントローラで操作できる。

また、本作では召喚獣は魔石での一度の攻撃だけでなく、ハネを使って仲間として呼び出す事もできる。召喚獣を呼んだ場合、通常の仲間が一時的に消えて召喚獣が代わりになる。ただし召喚獣は階を移動すると消え、呼び出すたびに元気が消費される。HPが0になると魔石による攻撃を行って去り、ハネもなくなってしまう。

[編集] ターンアクティブタイムバトル2

前作のTATB(ターンアクティブタイムバトル)は、ターン制とアクティブタイムバトルシステムをほぼそのまま組み合わせたものであったため、敵のATBバーをリセットすることが容易に行え、ほとんどダメージを受けずに戦闘を切り抜けることが可能という非常に難易度の低いものだった。

本作では、前述のような前作のTATBの欠点を見直し、新たに改良を行ったTATB2(ターンアクティブタイムバトル2)を採用している。なお、「ATB」とは付いているが、本作のTATB2はリアルタイムではなく、よりターン制に近いものとなっている。

本作ではチョコボ自身のATBバーは存在せず、敵にのみバーが表示される。敵と遭遇すると、敵のATBバーには左から少し伸びた緑のバーが表示される。この緑のバーはチョコボの行動ターンを示し、実際の時間経過では変化しない。チョコボが1回行動するごとに緑のバーの長さの分が赤色に変わり、その右に再び緑のバーが伸びる。チョコボが行動を重ねて敵のバーが全て赤色で埋まると敵のターンとなり、敵が攻撃を行う。緑のバーの長さはチョコボの素早さが上がるほど短くなるため、結果的に行動回数が増えることになる。前作同様、バーが長いほど強力な攻撃である可能性が高い。

[編集] アイテム

ここでは、今作から登場した新アイテムについて説明する。

ハネ
壊れてしまった装備から生まれる不思議なハネ。アイテムの命そのものであり、チョコボにはハネに見えるらしい。
持っているだけでさまざまな効果を発揮する。また、使用する事で召喚獣を呼び出せるハネもある。
しおり
前作には「不思議なしおり」1種類しかなかったが、大幅に種類が増加した。ダンジョンからの帰還や、所持アイテム数の増加などの効果を発揮する。他のアイテムと違いダンジョン内でも手に入れた時点で名前がわかる。
エキス
空のボトルをモンスターにぶつけることで入手できるエキス。薬のように飲むことができ、また合成に使うことで武器に特殊な効果をもたらす。

[編集] 主なオリジナル要素

  • 白魔道士の出生に関する秘密やダンジョンが現れたいきさつなど、ストーリー性が高くムービーシーンもふんだんに取り入れられている。
  • チョコボ以外の仲間の名前を初登場時のみ変更できる。
  • 村の発展に必要なアイテムは通常1個だけとなる(ただし、複数回使用しなければならないイベントもある)。
  • ダンジョン内の壁をアイテムで破壊できるようになる。壁の中にアイテムが隠されている。しかしモンスターが隠れている場合もある。
  • 前作はモンスターは部屋内でしか行動できずチョコボが部屋を出ると攻撃をしないが、本作ではモンスターが部屋をつなぐ通路も移動できるようになり、難易度が上がっている。
  • ダンジョン内でセーブするには「記憶のしおり」が必要となり、1回セーブするごとに一枚消費する。
  • ダンジョン内にランダムで死神による店が登場する。部屋として扱われるため店を出る際に代金の受け渡しを行い、モンスターも出入りしてくる。代金を払わずに出ると死神が大量に現れやられるが、HPが0になる前に階を移動すれば逃げ切った事になる。
  • ダンジョンによって下りではなく登りや特定箇所に出現する通路から階を移動する場合もある。
  • ショートカットが全ての階層ではなく一部の階層のみとなる。また、ダンジョン内に入るまでにはモンスターが出てくる特殊フロアを通らなければ行けない。
  • 村にある大木に栄養分を与えると、ダンジョンから戻るたびに木の実を手に入れることができる。
  • 一定ターン数で登場する死神の攻撃を受けると通常と同じくHPが減少する。
  • ゲームクリア後に、これまでにクリアしたダンジョンを特定の仲間1人で行く「復活ダンジョン」と、モンスターのほとんどが最高レベルの「ひみつのダンジョン」がプレイできる。前作に登場した『FFV』のオメガやリヴァイアサン(ゲーム中では「リヴァイアさん」)が敵として登場する。

[編集] 不具合

本作には以下のような不具合(バグ)が確認されている。

  • 手持ちのツメ&クラをリサイクルボックスなどに入れたり、敵に蹴って消滅させたり、チョコボが気絶後に失った装備品を回収しなかったりなど、特定条件下で手元から失ったツメ&クラの個数が一定数を超えてしまうと、ツメ&クラの能力値データを保存するデータ領域が足りなくなり、新たに入手したツメ&クラが異常な能力値(耐久度が0になるなど)になってしまう。これは、一度発生してしまった場合、通常のプレイでは正常な状態に戻すことができない。
  • チョコボのレベルが高すぎる状態で特定の召喚獣を呼び出した場合、召喚獣の攻撃力が256を超えてオーバーフローを起こし、与えるダメージが大きく低下してしまう。

[編集] 主なスタッフ

[編集] 不思議なデータディスク2

前作と同じく、新作ソフトの体験版やムービー、過去作品の特殊データ(キャラクターのデータが最強になるものや、特殊なイベントなどを見られるセーブデータ)を収録した「不思議なデータディスク2」が付属している。

[編集] 外部リンク

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