ファイナルファンタジーVIIの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ファイナルファンタジーシリーズ > ファイナルファンタジーVII > ファイナルファンタジーVIIの登場人物

ファイナルファンタジーVIIの登場人物(ファイナルファンタジーセブンのとうじょうじんぶつ)では、『ファイナルファンタジーVII』とその派生作品群"COMPILATION of FINAL FANTASY VII"の登場人物について解説する。

年齢は『ファイナルファンタジーVII』におけるもの("COMPILATION of FINAL FANTASY VII"各作品における年齢はその作品の記事を参照のこと)。

」は特に表記がなければ『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』以降のもの。

作品名は以下のように略表記する。


重要人物[編集]

記載順はパーティーに加入する順とする。

本作の主人公はクラウド。ヒロインはエアリス・ティファの2人。

クラウド・ストライフ[編集]

(Cloud Strife)

『FFVII』、『FFVII AC』の主人公。

バレット・ウォーレス[編集]

(Barret Wallace)

反神羅組織「アバランチ」のリーダー。元来は出身地コレルで炭鉱夫として働いていた。マリンという娘がいるが彼女は親友ダインの娘であり、実子ではない。故郷と妻、右腕を奪った神羅カンパニーへの復讐を誓い、アバランチを結成する。そのため当初は神羅に所属していた過去を持つクラウドと対立する。神羅に対する強い復讐心がその行動の源であり、そのためなら無関係の人間を巻き込む事も厭わないが、物語が進むにつれて過剰な復讐心から解き放たれていき、戦う動機が復讐からマリンを守ることへと変化していく。前述通り当初はクラウドをあまり信用していなかったが、エアリス救出のために神羅ビルに侵入しようとする姿を見て考えを改める。

アバランチのリーダーという立場からパーティーメンバーとしてのリーダー意識が強く、FFVII序盤の場面では「リーダーは最後まで残るもんだ」「リーダーと言えば俺しかいねぇ」といった台詞があり、仕切りたがりな一面を覗かせる。

しかし物語が進むにつれて考え方が変わり、中盤にクラウド、ティファの両者が離脱した際には、自身ではなく飛空艇ハイウインドの艇長であるシドをリーダーに指名している。しかしそれでも仕切りたがりの性格は根強いらしく、リーダーに就いたばかりのシドにあれやこれやと指示を出し、ユフィにシドが使いっ走りだと思わせてしまっている。

マリンを溺愛しており、その親バカぶりは周囲から呆れられる程。ゴールドソーサーでのデートイベントでの相手として登場する際の会話では、クラウドがマリンに目をつけているという誤解までした。『FFVII』の後は、マリンをティファたちに預けて油田を探している。

武器は、右腕を失った結果装着しているギミックアームで、『FFVII』では、種類の違い(ガトリング銃、チェーンソーなど)によって近距離攻撃か遠距離攻撃のいずれかに性質が変化する。『FFVIIAC』では義手に変形できる他、エネルギー弾も撃てるよう改良されている。

なお、アバランチは『BC FFVII』で活躍する反神羅の一大組織「アバランチ」にちなむ。同名であるが組織の連続性はない。

開発中の名前はブロウだったが、アメリカの市場で問題がある名前だったため弾丸 (bullet) からとった「バレット」に落ち着いたというエピソードが本作攻略本「解体新書」で語られている。『CC FFVII』でもコレル魔晄炉の視察団がバレットの名前を弾丸のイメージで覚えたような描写がある。

『CC FFVII』では魔晄炉建設賛成者だった(『FFVII』本編でも回想場面で魔晄炉建設に賛成している)。

ティファ・ロックハート[編集]

(Tifa Lockhart)

  • 20歳 ニブルヘイム出身 血液型:B型 167cm
  • 声 - 浅田葉子(AC版エアガイツ)→皆口裕子(PS版エアガイツ)→伊藤歩(FFVII AC以降)

本作のヒロインの一人。クラウドと同郷の幼馴染で、ミッドガル7番街スラムのバー「セブンスヘブン」の看板娘。セブンスヘブンは「至福の時」という意味で、名付け親はザックス。快活そうな外見とは裏腹に奥手で控え目な性格で、自分の気持ちを表に出せないことが多い。そのためクラウドに好意を持ちながらもそれを伝える事ができず、またジェノバ細胞の影響で偽の記憶を持っていた彼の、自分の知る過去と食い違う曖昧な発言に、クラウドを失うことを恐れて口を出せずにいた。

ニブルヘイムにいた頃にザンガンからザンガン流格闘術を学び、それが自身の戦闘スタイルとなる。5年前のニブルヘイム事件の時に、村を訪れてきたセフィロスやザックスたちの案内役になる。暴走したセフィロスに父親を殺され、斬りかかるも返り討ちにあい重傷を負ったが、後から駆けつけて来たザンガンに救出されてミッドガルの医者のもとに運ばれた。その事件がきっかけで神羅カンパニーを憎むようになり、ミッドガルで活動していたアバランチに参加するようになる。

シナリオ中盤以降、クラウドの過去の曖昧さについてセフィロスに問い詰められ、反論出来なかった事がきっかけで彼の自我が崩壊。クラウドはセフィロスに黒マテリアを渡して行方不明になってしまい、それ以降は本来の控えめな性格をのぞかせるようになる。その後ミディールでクラウドが重度の魔晄中毒の状態で発見され、看病のためティファも戦線離脱する。シナリオ後半のウェポン襲来後、病院からの避難中にクラウドと共にライフストリームに落下。その際クラウドの精神世界に入り、全ての謎を解き明かして行った事でクラウドは本来の自我を取り戻し復活、ティファも戦線に復帰する。

『FFVII』の後は、エッジという街で「セブンスヘブン」を再開している。油田探しに出たバレットからマリンを預かり、その後クラウドが助けた星痕の少年デンゼルも家族に迎え、共に生活している。そのため、バレットに(デンゼルの)「母ちゃん」と形容されたシーンもある。腰まであった長い黒髪は背中のあたりまでに短くなった。露出度の高かった服装はやや控えめになり、豊満なバストも比較的目立たなくなっている。

『KHII』にも登場し、セフィロスを追うクラウドを捜している。ホロウバスティオンでクラウドを目撃してからホロウバスティオンに留まる。人捜しの際に街の住民との関わりは薄く、FFキャラクターとの共演はクラウド、セフィロスのみである。

彼女のリミット技は格闘技のコンボである。なお、リミット技の仕様は他キャラクターと異なり、レベルを上げると使用可能な技が増えていく。例えばレベル2に設定した場合、スロットはレベル2までの習得済みリミット技数に応じて2-4個となる。

初期設定では身長165cm、スリーサイズは92/60/88。

エアリス・ゲインズブール[編集]

(Aerith Gainsborough)

  • 22歳 アイシクルロッジ出身 血液型:O型 163cm
  • 声 - 坂本真綾(KH以降)

本作のヒロインの一人。星と語り、星の力を操ることができる古代種(セトラ)の末裔で、後に究極の白魔法「ホーリー」を唱え、星を救った。ミッドガル5番街の教会で花を育てていた。教会でクラウドと出会ったことにより、エアリスの運命が動き出す。彼女の実父はガスト・ファレミス、実母は最後の純血古代種であるイファルナ。古代種の末裔として、生後20日目に両親を探していた神羅カンパニーに居所を突き止められ、抵抗した実父を殺害され、実母とともに神羅カンパニーの研究所に連れ去られる。7歳の時に研究所から逃れた後に養母エルミナに引き取られ育てられながらも、たびたび神羅カンパニーにつけ狙われている。性格はティファとは対照的に、一見大人しそうにも見えるが活発天真爛漫で非常に明るく強気。そして勘が鋭く話の核心を突いてくる。デート1回の報酬でクラウドに ボディーガードを依頼したり、ゴールドソーサーでクラウドと2人きりで行動しようとしたりと、恋にも非常に積極的。また、落ち込んだ仲間に対し、厳しい幼少期を過ごした彼女だからこその愛ある励まし方をしている。神羅カンパニーに捕らえられた際、宝条に「長命で実験に耐えうる強さを持たせる為」「種を残し、種を再生する為」という理由で実験的に交配相手として古代種に近いレッドXIIIが選ばれた事もある。 ティファとは友人関係で、旅の道中で2人がバーで飲んでいる姿を見ることができる。

タークスのツォン、ソルジャーのザックスなど、彼女を慕う人物は少なくない。

外見に関しては「細っこい」「色が白い」「美人」との描写がある。イメージカラーはピンクである。『FFVII』開発者の坂口によると「外国人の女の子」のようなビジュアルをイメージしていたとある。

クラウドはセフィロスから彼女を守れなかった事を深く後悔しており、エアリスがゲスト出演する『FFVII AC』、『ファイナルファンタジータクティクス』、KHシリーズでもこのテーマが2人の間で描かれている。

武器はロッド。リミット技は戦闘の補助や回復が中心。魔法を使った戦法を得意とする[1]

『FFVII』の過去(5年前)のストーリーである『CC FFVII』にも登場し、その当時から教会で花を育てていた。空が怖いという特徴が付けられているが、『FFVII』本編では空を怖がる描写がない。ザックスと出会う前は「戦うことを好む」ソルジャーに対して恐怖心を抱いていたが、明朗で親しげに接するザックスに対しては恐怖心を覚えず、打ち解け合う。ザックスが親友であるアンジールを失った(それもザックス自身の手で倒さねばならなかった)ことで悲しみにくれているところに寄り添う描写がある。

本作攻略本「解体新書」にて「エアリス」という名は英語の"Earth"(地球)の読み方を変えてつけられ、前髪がセフィロスに似ているが、これは初期設定で両者が腹違いの兄妹という関係だったためということが語られている。

また同じく解体新書にて野村哲也は「エアリス殺してティファだそう」とコメントしたと紹介されているが、後日にそれは自分の意図したものと違う表現であり、また正しい表現に差し替えを希望したが手遅れだったと述べている[2]

スクウェアエニックスメンバーズの公式人気投票の女性部門では2位を獲得している(1位は『FFXIII』の主人公ライトニング)。

レッドXIII(ナナキ)[編集]

(Red XIII)

  • 48歳(人間に換算すると15-16歳) コスモキャニオン出身
  • 声 - 市村正親

赤い毛に覆われ、尾に炎をともし、非常に長い寿命を持ち、人の言語を話すことができる4足歩行の種族。姿形は狼や虎に近い。神羅ビル内の研究所に、宝条によって実験サンプルとして捕らえられていた。なお、レッドXIIIとは体毛が赤いことと、サンプルに対してつけていた連番に基づいて宝条がつけたコードネームであり、本名はナナキという。初登場の際には、絶滅の危機にある種を残すための実験としてエアリスの交配相手に選ばれていたが、彼自身にその意思はなく救出後には「……私にも選ぶ権利がある。二本足は好みじゃない」とはっきりと否定の意思を示している。(かんざし)や髪飾りをつけて戦意を高め、敵に向かって体当たりするという戦い方をする。

コスモキャニオンの長老ブーゲンハーゲンを「じっちゃん」と呼び慕っている。『BC FFVII』ではディネというメスの仲間が存在している。

幼い頃にコスモキャニオンを宿敵ギ族に襲撃された際に母は殺害され、父セトは行方不明となった。それ以降、父のことを皆を見捨てた裏切り者だと考え、「腑抜け」と呼び蔑むようになった。そうした経緯もあって早く大人になって皆を守れるようになりたいと考え、実際にはまだ幼いにもかかわらず、クラウド達と出会って帰郷するまでの間背伸びして冷静・理知的な大人を演じていた。

後に、ブーゲンハーゲンにより父が谷の裏手で独り戦っていたという真実を知らされてからは、自分に素直になって年相応の振る舞いを見せるようになる。しかし、早く大人になりたいという願望はその後も残り続けたようである。

なお作中には、宝条によって実験を施され、自分と同じようにナンバーを与えられた実験体たちが異常な行動を取るのをみて、自分もおかしくなってしまうのではないかと不安に駆られるシーンもあるが、結局その心配は杞憂に終わった。実際には、エアリスの古代種としての種の保存の為に宝条が選び出した、交配実験用の相方でしかなかったようである。

『FFVII AC』では一言しか喋っていない。話し方や雰囲気も『FFVII』の時と比べると少々大人びている。『FFVII ACC』ではセリフの追加こそされていないが、若々しい演技に修正されている。『DC FFVII』においては、エンディングムービーのワンシーンにしか登場しておらず、『FFVII』のパーティキャラクター(エアリスは除く)の中で唯一セリフが一言もない。

『FFVII』のエンドロール後および『FFVII AC』の冒頭において、2匹の子供を連れてミッドガル近辺の絶壁を訪れる500年後の姿が登場するが、それに至る経緯については一切言及されていない

ユフィ・キサラギ[編集]

(Yuffie Kisaragi)

  • 16歳 ウータイ出身 血液型:A型 160cm
  • 声 - かかずゆみ(PS版エアガイツ以降)

故郷ウータイ復興のためマテリアを集めて旅するおてんば娘。忍者の末裔。ウータイの領主である父のゴドーに反発していたが、後に和解。セフィロスを倒した後はWRO(世界再生機構)に所属。クラウド以上に乗り物酔いがひどく、ハイウインドの中では常に辛そうにしているが、『DC FFVII』ではある程度慣れている。「しゅしゅしゅ!」と言いながら拳で風を切るのがクセ。

最初は森の中で主人公らに戦いを挑むが、敗北して仲間になる。ただし、勝ったあとの会話で正しい選択肢を選び続けないとパーティのギルを盗んで逃げる。神羅嫌いという点では仲間に同調しているが、真の目的はクラウド一行の持つマテリアをネコババすることであり、星を守るために戦うという意思は希薄である。

ウータイに行く道中に仲間からマテリアを盗んで逃走する。仲間を翻弄して逃げ回っている途中、神羅に追われてウータイに逃げ込んでいたドン・コルネオに捕まってしまう。捕らわれの身となったユフィは、コルネオの趣味でダチャオ像に張りつけの刑にされ、さらには人質として逆さ吊りにされてしまうが、最終的には主人公らとタークスによって無事救出される。助けてもらった後は半ば強引に仲間に戻るが、マテリアを奪い取るという目的は変わらず、最終決戦前に戦いが終わった後、全てのマテリアを自分に譲る旨の誓約書へのサインをクラウドにねだったりしている。

ウータイでマテリアを盗んだり、コスタ・デル・ソルでバイトの売上げを盗んだりと狡賢い一面が目立つ。一方で、エアリスの死に際に泣き崩れたり、シスターレイでの宝条戦後に優しいセリフをかけたり、歳相応の女の子らしい優しさやかよわい一面も持っている。デートイベントでは頬にキスをするシーンもある。

ヴィンセントと同じ隠しキャラクターで、加入が任意。仲間にせずにストーリーを進めることも事実上可能。『DC FFVII』では彼と共に行動する描写が多く見られる。『CC FFVII』では、幼い頃にウータイ戦役に参加していたザックスと出会っている。その後ミッションモードでは執拗にザックスの宝を付け狙うがことごとく失敗しており、後にクラウド達に見せるしたたかさはこの頃はまだ見られない。また、セーブポイントを利用したアイテム奪取はこの時期に考案されたもの。

武器は大きな手裏剣。リミット技は一つを除いて全て四字熟語になっている。『エアガイツ』では格闘もこなしている。

KHシリーズにも登場し、『KHII』では共闘できる場面もある。

『エアガイツ』に登場した『FFVII』キャラクターの中では現在に至るまで唯一声優が変わっていない。

ケット・シー[編集]

(Cait Sith)

自称占いマシーンの黒猫のぬいぐるみ型ロボットで、普段はデブモーグリのぬいぐるみの上に乗っている。『FFVII AC』ではレッドXIIIに乗っている。武器はメガホンだが実際に殴るわけではなく指令を行ってデブモーグリに攻撃させるため、メガホンの性能が良いほど攻撃力が上がる。関西弁のような口調で話し、普段の態度から軽そうに見えるが、言葉の端々に誠実で良識的な性格が垣間見えている。

実は神羅カンパニーの都市開発部門総括であるリーブ・トゥエスティが「インスパイア」という無機質物質に命を吹き込んで操る特殊能力で遠隔操作を行っており、クラウド達と行動を共にしたのも、当初はスパイ目的であった。しかしクラウド達の思想に共鳴した事によって神羅の情報をクラウド達に流す逆スパイとして活躍するようになる。物語中盤の「古代種の神殿」のイベントで初号機が使用不能となったため、それ以降は2号機が行動している(性能等に違いは無い)。機体はこの2機の他にもたくさん存在しているようであるが詳細は不明。

神羅の幹部中、良心を持つ数少ない人物であり、神羅打倒の為には手段を選ばないバレットのやり方には当初から疑問を感じており、終盤での「マリンが無事なら他の事は関係ない」という旨の発言(とケット・シーは解釈した)に対して怒りを露にし、「壱番魔晄炉を爆破した時、どれだけの人間が犠牲になったと思っているのか」とバレットを非難した。

他のキャラクターと違いリミット技はレベル2までしかない。そのため、究極リミット技が無い。

『CC FFVII』ではデジタル・マインド・ウェーブ (DMW) のリミット技にも登場している。

ヴィンセント・ヴァレンタイン[編集]

(Vincent Valentine)

  • 27歳(外見年齢。実年齢は50代半ば?) 出身地不明 血液型:A型 184cm
  • 声 - 中多和宏(PS版エアガイツ)→鈴木省吾(FFVII AC以降)

ニブルヘイムの神羅屋敷の地下に眠っていた、元タークスのガンマン。

シド・ハイウインド[編集]

(Cid Highwind)

  • 32歳 ロケット村在住 血液型:B型 178cm
  • 声 - 山路和弘

伝説的な飛空艇のパイロットとして知られる男。神羅カンパニーの宇宙進出計画に当たっており、宇宙ロケット「神羅26号」の搭乗員を務める予定だった。ロケット発射が失敗に終わった後も宇宙への思いをはせ、日々神羅26号の整備を行っている。口は悪い(ユフィほどではない)が強い信念を持っている。べらんめえ口調の上、人情もろく短気で江戸っ子のような性格である。神羅26号計画当時からの女性助手シエラと同居しているが、あくまで助手であって妻ではない(FFVII本編当時、シド自身が激しく否定している)。飛空艇の名は彼の姓からとった。また、村民や飛空艇乗組員からは大いに慕われており、クラウドやティファが不在の折には、バレットに頼まれてパーティーでのリーダーの代役を務める。武器は槍。腹を突き出す走り方をする。

『FFVII AC』では新型飛空艇シエラ号と共に登場する。名前の由来は同居人の「シエラ」から。シエラとは『VII』本編では宇宙船打ち上げ失敗の件で険悪な仲であったが、打ち上げ失敗の真相に気づいた後に和解し『DC FFVII』の時点で結婚している。

KHシリーズにも登場し、こちらの年齢設定は42歳。ラクダのシャツにステテコ腹巻という格好になっている。

『CC FFVII』では名前のみ登場している。

ソルジャー[編集]

セフィロス (Sephiroth)
声 - 三木眞一郎(PS版エアガイツ)→森川智之(FFVII AC以降)
ソルジャークラス1st。かつて「英雄」「神羅カンパニーにこのソルジャーあり」と言われた男。
ザックス・フェア (Zack Fair)
声 - 佐々木望(PS版エアガイツ)→鈴村健一(FFVII AC以降)
ソルジャークラス1st。クラウドの親友であり、エアリスの初恋の相手だった人物。

神羅カンパニー関係者[編集]

プレジデント神羅 (President Shinra)
物語開始時点では神羅カンパニー社長。表向きには福祉などにも理解を示す穏健な指導者という面を見せている。しかし、実際は利益を上げるためには手段を選ばず、邪魔者は無関係の人間を巻き添えにしてでも排除するという冷酷非道な性格。物語中ではテロリストの排除を名目にスラム街に第七プレートを落下させて、街ごと全滅させるという暴挙に及ぶ。その後、本社ビル社長室にてセフィロスの姿を模したジェノバに殺害される。
ルーファウス神羅 (Rufus Shinra)
声 - 大川透
プレジデント神羅の息子。プレジデント神羅の死後、即時社長の座を引き継ぐ。父とは方針の相違があり、それは社長就任後の彼の行動に表れている。戦闘力も高く、クラウドと1対1で戦うこともある(実際にはダークネイションも戦闘に参加するが)。武器はショットガン系の銃(スタッフの話によると、『FFVII AC』の銃は神羅の技術の結晶らしい)。
父譲りの冷酷さと父親以上の実力主義者。『FFVII』では、社長室にて対ダイヤウェポン戦の作戦指示中にウェポンの射撃攻撃を受けて爆死したと見られていたが、『FFVII AC』で再登場し生存が判明した(『DC FFVII』のオープニングではルーファウスと思しき人物が担架で運ばれるシーンがある)。ただし、ウェポンの攻撃による後遺症か、『FFVII AC』では車椅子にのって登場し、また星痕症候群を患っている。この経験が人生観に変化をもたらしたようで、以後は「世界に借りを返す」という目的のもとに行動し(真意は定かではないが)、カダージュ達からジェノバを渡すよういわれてもごまかし続ける。
リーブ・トゥエスティ (Reeve Tuesti)
声 - 銀河万丈
都市開発部門総括。優れたエンジニアでもあり、ミッドガルの魔晄炉の設計なども手がけている。誠実実直な人柄ゆえ、奇人ぞろいの幹部の中では影が薄く、強硬的な幹部が多い中で、数少ない良識派であるが、それ故に幹部会の発言権は極めて低い。そのため、神羅カンパニーの暴挙に対しては常に反対しているが、その行動が実ったことは皆無である。しかし、能力は評価されている様で、魔晄料金値上げの差額はリーブとスカーレットに配分されている。構想段階から見守り続けてきたミッドガルへの愛着は誰よりも深く、反神羅を名目とした破壊活動で多くの市民を犠牲にしたクラウドたちに対して怒りを抱いていた。[3]
無機物に一時的な命を与える「インスパイア」という異能力を持ち、その能力とリーブ自身の母語である関西弁のような言葉を使ってケット・シーを操っている。また彼自身は優れた占い師であるらしく、『BC FFVII』では占いである程度の未来を予知する描写がある。当初は不本意ながらもマリンとエルミナを人質に取ってケット・シーを通してスパイとしてクラウドたちに接していたが、クラウドたちの思想に共鳴し逆スパイとして神羅の情報を流すようになる。しかし、ルーファウスたちを誤魔化すことはできなかったらしく、ケット・シーが「会議に参加させてもらえない」と愚痴っていた。
終盤、ハイデッカーたちの行動に反発して捕われの身になるが、最終決戦時にはミッドガルの市民を避難させていた。ケット・シーの正体であることは終盤でボロを出してしまう以前から仲間たちにバレていたようである。セフィロスを倒したあとは、WROの代表となる。フルネームは『DC FFVII』で明かされた。『DC FFVII』では本体でDGを撃退している。
ゲーム内のとある場所で彼の両親を見ることができる。また小説『On the Way to a Smile』のデンゼル編で母親が登場しデンゼルを助けてしばらくの間一緒に生活しているが、人物像や時系列、状況などは前述の両親とは異なる。
ハイデッカー (Heidegger)
治安維持部門総括。タークスやソルジャーたちを配下に持つ神羅カンパニーの軍事力を統括する。貫禄を感じさせる外見とは裏腹に、性格は卑屈。無能かつすぐ部下にあたるので上からも下からも人望は薄い。プレジデントの時代では片腕として権勢を誇ったが、彼自身の判断力が試されたケースは少なかったらしく、ルーファウスの下で失態を繰り返していまう。笑い声は「ガハハ!!」
クラウド達を抹殺する為にウェポン対抗兵器「プラウド・クラッド」に乗って戦うが、敗北し爆死した。
スカーレット (Scarlet)
兵器開発部門総括。神羅カンパニーの屋台骨である兵器開発部門の責任者だけあり、能力は高いが性格は残酷。コレル村を焼き払った過去がある。笑い声は「キャハハ!」。仕事の内容上、ハイデッカーとタッグを組む事が多く、ケット・シー(リーブ)に「ガハハハとキャハハの二人組」と呼ばれている。
ハイデッカーと同じくプラウド・クラッドに乗ってクラウド達の抹殺を図るが、敗北しハイデッカーともども爆死。
宝条 (Hojo)
声 - 野沢那智
科学部門総括で、セフィロスの実父。『FFVII』シリーズの殆どの事件に何らかの形で関わっている。
知識欲や研究欲の権化のような人物であり、それ以外のことにはほとんど興味を示さない。研究のためならば人の命すらなんとも思わずに研究材料として扱う、危険な思想を持ったマッドサイエンティスト。笑い声は「クックック……」だが、狂気があらわになると「クァックァックァ!」や「ヒィーッヒッヒ」といった哄笑に変化する。
かつて、ガスト博士に師事し、ルクレツィアと共に彼が提唱した古代種を蘇らせる「ジェノバ・プロジェクト」に参加していたが、自身の科学者としてのセンスの無さを自覚し、天才であるガスト博士に対して強い劣等感を抱いていた。ルクレツィアが身篭った自分の子供(セフィロス)に対しては(歪んではいるが)愛情を持っていたようだが、父親であることを明かすことも、父親として接することもなくセフィロスからは「コンプレックスの塊」と嫌われていた。『CC FFVII』では発足から20年以上で現在使っているシャンプーまで網羅する最古参のファンクラブ「セフィロスプレミアムファンクラブ」の会長『H』が会員に宛てたメッセージにて彼らしき言動をしている。
ジェノバが古代種ではないと判明したためガスト博士が神羅カンパニーを去った後、ガスト博士を継ぐ形でジェノバ・プロジェクトの責任者となり、ジェノバの利用方法の解明と本物の古代種の捜索も行っていた。ジェノバ細胞と魔晄を用いて強化した人間「ソルジャー」や、ジェノバ細胞のリユニオン仮説の証明のための実験体「セフィロスコピー」なども彼の研究開発の一環である。古代種という種の保存、再生の為ならば、たとえ異種であろうが交配させて種を残そうとする事もある。
『FFVII』終盤で、ミッドガルの被害も考えず魔晄キャノンを使ってセフィロスに魔晄エネルギーを送ろうとする。そしてそれを止めに来たクラウドたちと交戦するため、自身にジェノバ細胞を移植する。更に追い詰められ魔晄ジュースを服用し、ほとんどモンスターのような姿でクラウドたちに襲い掛かるが敗れ死亡する。『DC FFVII』にてネットワーク内で断片として精神のみ生き残り、ヴァイスの体を乗っ取ってヴィンセントと対峙するが、ヴァイスの精神力に敗れ消滅する。
パルマー (Palmer)
宇宙開発部門総括。神羅の幹部の中では最年長だが、貫禄が無く子供の様な奇妙なしぐさが多い。かつて神羅カンパニーは宇宙開発に力を入れていたが、後に見向きもしなくなる。斜陽産業の統括者という立場であるため発言権は低く、また彼自身も能力は低い。ラード入りの紅茶が好きで極度の肥満体。シドとは旧知の仲で「ふとっちょパルマー」と呼ばれている。
クラウドたちと戦い敗北した後、トラックに轢かれる。その後はミディールを飛び立った後の飛空艇ハイウィンドの中で、ケット・シーが逆スパイとしてシドたちに見せた映像の中に、ヒュージマテリアの回収についてルーファウスたちと話し合っているハイデッカーの左隣にその姿があり、後のロケット発射シーンでも台詞のみが登場する。ルーファウスとリーブ以外の神羅上層部のメンバーの中では唯一死亡した描写がない。笑い声は「うひょひょひょひょひょ!」武器は「魔晄銃」で、ファイラ、ブリザラ、サンダラのいずれかをランダムに発射する。この魔晄銃以外の攻撃手段は持っておらず、エネルギー (MP) が切れると笑い声を上げながら尻を叩いて挑発する以外の行動を取らなくなる。

特殊工作部隊タークス[編集]

英語表記は"Turks"。正式名称は「神羅電気動力株式会社総務部調査課 (Investigation Division of the General Affairs Department of the Shin-Ra Electric Power Company) 」。ソルジャー候補者集めをはじめ、情報収集や暗殺まで、幅広い任務をこなすエリート社員集団。外見上は普通の人間で、黒スーツという軽装備だが、各メンバーとも驚異的な戦闘力を持つ。ストーリー中は何度となくプレイヤーの前に現れて戦闘が発生する。ヴィンセントも過去はタークスに所属していた。

元々メンバーは14人程いたが、『FFVII』の約2ヵ月前にあたる『BC FFVII』のラスボス戦の直後にメンバーの大半が死んでしまい、『FFVII』開始時では僅かに残っていた3人、後に加わった新人のイリーナをあわせた4人で活動している(実際は『BC FFVII』の主人公達は全員生きていたが、その時は本社からの命令を無視し、神羅と対立していたタークスを存続させるかどうかのいざこざがあった為に表に出て来られず、元主任ヴェルドのもとで密かに活動していた)。

組織上はハイデッカーの指揮下にあるが、『BC FFVII』では、タークスメンバーのハイデッカーに対する信頼の薄さが描かれている。一方で、タークスの存続をプレジデント神羅に進言してくれたルーファウス神羅に対する忠誠心は篤い。

ツォン (Tseng)
声 - 諏訪部順一
『FFVII』でのタークス主任。メンバーを信頼し、組織内での信用度も高い。任務の関係上、エアリスとは彼女が幼い頃からの顔なじみであり、任務の対象として以上の複雑な感情を抱いている。またエアリスも幼少時から知るツォンに対しては、敵と認識しながらも割り切れない気持ちはあった。古代種の神殿でセフィロス(ジェノバ)に刺され、その後脱出した描写や出番がなく死亡したとも思われた(イリーナが彼が死んだとも受け取れる発言をしている)が、『FFVII AC』では生存が確認され、イリーナと一緒にルーファウスを助ける描写がある。『FFVII』では戦闘シーンは見られないが、『BC FFVII』では戦闘イベントがある。また同作の特別章で操作できるほか、トレーニングメニューで対戦することができる。武器は拳銃。『BC FFVII』および『CC FFVII』『LO VII』では髪を結わえているが、『FFVII』本編の時期では解いている。
レノ (Reno)
声 - 藤原啓治
タークスのメンバー。タークス1のスピードの持ち主。独特の雰囲気があり、スーツを着崩した不良のような出で立ちをしている。口癖は「~だぞ、と。」。自らの仕事に美学を持っており、任務中はどんな任務でも冷酷にこなす(ミッドガル7番街のプレートを落とした実行犯は彼である。しかし決して罪悪感を持っていない訳でもないらしく、レノ自身も「タークスの仕事は辛い事が多い」と発言している)一方で、休暇に仕事を持ち込まない几帳面さも持つ。休暇中であれば、敵を目の前にしてもそれに一切関わらずに自らの休暇を楽しむ。後輩のイリーナの談によると他人の恋愛事を詮索するのが好きなようだ。武器は電磁ロッド、必殺技は「タークス光線」(後に「ネオ・タークス光線」にパワーアップした)。
『FFVII AC』ではかなり出番が多く、ルードと共にロッズ、ヤズーと交戦した。『BC FFVII』時代は頭にお下げの部分は無かった。また同作の特別章で、この頃とほぼ同時期の設定の物語である『CC FFVII』でジェネシスが発生させた事件の調査をルードと共に行っており、その際にザックスとも対面している。
なお、KHシリーズにアクセルというレノに酷似したキャラクターが登場するが、これは製作者の意図的なものであるため、本編のレノとの直接的な関係は無いとされている。
ルード (Rude)
声 - 楠大典
タークスのメンバー。タークス1のパワーの持ち主。忠実に仕事をこなす。寡黙で口下手、スキンヘッドサングラスという強面な風貌から誤解されやすいが、仲間想いで真面目な性格。レノと行動を共にすることが多い。ティファのような女性が好みだという。格闘家で、必殺技は「地走り」。『BC FFVII』時代はまだヒゲを生やしていない。この頃、宿敵であった「アバランチ」の女性と交際したことがある。
『FFVII』では、仕事の合間を縫ってジュノンにあるスキンヘッドの同志会に参加していた。
『FFVII AC』ではレノに電磁ロッドで殴られたり、サングラスを踏まれたりするなど、少し幸薄なところがある(レノには全く悪気はなく、むしろ気づいてすらいない)。
イリーナ (Elena)
声 - 豊口めぐみ
タークスの紅一点で、『FFVII』ではレノの負傷によってタークスに任命されたばかりの新人。ツォンに好意を持つ。生真面目で、サボっているように見えるレノたちと対立することがあるが、その反面おっちょこちょいで、うっかり口を滑らせて重大な情報を漏らしてしまう癖がある。『BC FFVII』では、軍事学校時代のイリーナが登場する。優秀だった姉がタークスメンバーであり、姉に対するコンプレックスでタークスを毛嫌いしていたが、ある事件からタークスに憧れるようになる。タークスのメンバー内では『BC FFVII』から本編にかけての変化が一番大きく、『BC FFVII』時代はツインテールとセーラー服で登場する。

アバランチのメンバー[編集]

ビッグスとウェッジ (Biggs and Wedge)
両者ともアバランチに雇われていて、ウェッジは語尾に「っす」をつける癖がある。ビッグスは普段は冷静だが、酔うと態度が大きくなる。
ビッグス&ウェッジのコンビは、ファイナルファンタジーシリーズの他の作品にも端役として登場する(設定やキャラクターは毎回異なる)。
ジェシー (Jessie)
ビッグス、ウェッジと一緒にアバランチに雇われている女性で、主に技術面を担当するが、失敗も多い。クラウドの冷ややかな反応を好み、彼に対し好意を持っていた。ミッドガル7番街のプレート落下時に死亡する。口癖は「う・か・つ」。

その他の人々[編集]

マリン・ウォーレス (Marlene Wallace)
声 - 黒葛原未有(FFVII AC)→諸星すみれ(FFVII ACC)
ダインの娘。生まれて間もない頃に故郷コレルが神羅の襲撃により壊滅した後、彼女だけが奇跡的に生き残り、村に引き返したバレットに助け出されて、そのまま彼に引き取られた(マリン自身はその事実を知らないらしい)。以来、ミッドガルの「セブンスヘブン」で彼やティファ達とともに生活していた。かなり溺愛されて育てられているが、幼くも芯が強く、しっかり者で、バレット達の留守中の間は「セブンスヘブン」を守っていた。また、『On the way to a Smile』のティファ編ではクラウドやティファの抱えている不安を看破したほどに他人の心情の変化に鋭い一面ものぞかせた。
クラウドに対しては最初人見知りをしてあまり寄り付かなかったが、次第に懐いていき、エアリスの家で彼女との出来事を彼に真っ先に話した。エルミナの発言からしてエアリスとは七番街プレート落下直前に「セブンスヘブン」からエアリスの家まで避難するまでの間に話(主にクラウドの事)をした時しか接点がなかったものの、彼女の事を「お花のお姉ちゃん」と呼んでいたり(ただし、シナリオ序盤ではそのまま「エアリス」と呼んでいた)、『FFVII AC』のナレーションで「私の大好きな人」と発言している事からその短期間の間に親しくなったようだ。
『FFVII』と『FFVII AC』ではエアリスとホーリーの気配をいち早く察知している。
『FFVII』の後の彼女は、ティファの強さを受け継いだいわば「ティファ2世」といえる少女に成長し、クラウドとティファ、デンゼルと共にエッジで生活している。
バレットの養子ということでウォーレス姓となっているが、『FFVII』では「マリン」としか明記されておらず、『FFVII AC』で正式なフルネームが明かされた。
ドミノ (Domino)
表向きはミッドガルの市長を務めているが、神羅カンパニーからは冷遇されており、実質神羅ビルの資料番のような扱いをされている(余談だが、彼の所有するカードキーを機械に入力すると『Bランク』社員と表示される)。自身の立場に不満を持ち、日々資料室の資料を入れ替えることで憂さ晴らしをしている。クイズ好きで、キーアイテムと引き換えに主人公たちにクイズを出してくる。「ミッドガル=腐ったピザ」と形容していた。メテオ後は資料室からいなくなってしまうため、所在は不明。
ハット (Hut)
ドミノ市長の助役。市長の悪態に困っているものの、自身も神羅に対する不満があるようだ。前述のクイズに対してヒントを与えてくれるが、代わりに金を要求する。
ガスト・ファレミス (Gast Faremis)
宝条の前の神羅カンパニー科学部門統括で、ジェノバ・プロジェクトチームの元責任者。太古の地層からジェノバを古代種と勘違いして発掘し、ジェノバ・プロジェクトを開始する。実験体となったルクレツィアの変貌によって自説の間違いに気づき、神羅を抜けてアイシクルロッジへ身を隠した。その地で古代種の末裔であるイファルナと結婚し、娘のエアリスをもうけるが、彼を追っていた宝条と神羅兵に捕捉され、抵抗したため神羅兵に殺害される。
ルクレツィア・クレシェント (Lucrecia Crescent)
声 - 夏樹リオ(DC FFVII)
ガスト博士の助手をつとめていた女性科学者で、ヴィンセントの思い人。セフィロスの実母であり、ジェノバ・プロジェクトの人体実験の影響で歳を取らなくなっている。宝条がガスト博士へのコンプレックスに悩まされていたのを見て彼を守りたいと思い、ヴィンセントの想いを振り切ったが、瀕死のヴィンセントを見て自分の中にあったヴィンセントへの想いをようやく自覚し始めた。宝条によって死に掛けていたヴィンセントを救いたいと思う一心で、昏睡状態に陥っていた彼に「カオス」とそれを抑制する「エイシェントマテリア」を体に宿させて命を繋いだ。しかしその後、実験による体調の変化と、生まれたばかりの息子を宝条に取り上げられてしまったことで精神的に追い詰められ、限界を悟った彼女は記憶を断片化させてネット上に流し、ヴィンセントが目覚める前に失踪してしまった。
『FFVII』にて祠の中でヴィンセントと再会し、息子を哀れに想い、罪悪感を抱いている台詞を口にしていた。『DC FFVII』では祠の中央のマテリアの中で自身を封印して眠りについており、DGとの戦いに身を投じるヴィンセントの前に、記憶が断片と化した幻となって現れる。本物のルクレツィアの精神は既に壊れてしまっているが、記憶が断片化されたルクレツィアはヴィンセントに生きて欲しかったと、伝えられなかった想いをようやく告げることができた。
なお、本編の回想場面ではヴィンセントを振り切って宝条の方へ向かう姿しか描かれておらず、彼女がヴィンセントに対して恋愛感情を持っていたかは謎だったが、『DC FFVII』では内心で本人でも気づかないうちにヴィンセントに惹かれていた事が明かされた。ヴィンセント曰く「一方的」「思い込みが激しい」との事。『DC FFVII』ではヴィンセントと彼の父親との過去やフルネームが明かされた。
PS版エアガイツではヴィンセントの技の1つに彼女の名前が入っている(「ルクレツィアリグレット」)。
シエラ (Sierra)
シドと共にロケット事業に携わっていた女性メカニック。眼鏡を着用している。日常的な作業が遅いので日ごろからシドに怒鳴られているが、整備士としては有能。かつてのロケットの打ち上げの際に危険領域で最後まで残って整備を続けていたため、シドが緊急停止ボタンを押す羽目になってしまったことを負い目に感じていた。後のロケット再打ち上げの際に彼女が最後まで整備していた場所が破損し、シドも彼女の杞憂が間違いでなかったことを認めた。『FFVII』本編の時点ではシドの同居人だが、『DC FFVII』では結婚している(『FFVII』でクラウドはシドとシエラは夫婦だと勘違いしており、シドが仲間になる際、「奥さんは放っておいていいのか」との質問に「あんなのが女房な訳がねぇ」とはっきり否定していた)。
また『FFVII AC』などに登場する新型の飛空艇「シエラ号」の名前は彼女の名前に由来する。
エルミナ・ゲインズブール (Elmina Gainsborough)
エアリスの養母。母を失ったエアリスと七番街駅で出会い、エアリスを引き取る。夫はウータイ出征で戦死した。フルネームは『On the Way to a Smile』のティファ編で明らかになった。
ドン・コルネオ (Don Corneo)
ミッドガルのウォールマーケットを牛耳る男で異常な好色家。興奮剤を愛用している。ピンチになるとキレる。口ぐせは「ほひ〜」。居宅には「古留根尾」「終魔胃」「業座」「尾試留古」などと書かれた奇妙な掛け軸がある。クラウド達に脅された末に七番街支柱爆破計画を漏らしたことからタークスにマークされ、後にウータイでレノによりダチャオ像から落とされ死亡する。魔物の「アプス」と「ラプス」をペットとして飼っていた。
ザンガン (Zangan)
声 - 藤岡弘、 (LO FFVII)
ザンガン流格闘術を使う、ティファの師匠。各地に弟子が128人おり、放浪の旅をしている。ニブルヘイム焼き討ち事件の際、ティファを助けてミッドガルへ連れて行った。その後再建されたニブルヘイムを訪れ、ティファへの手紙をピアノに隠した。『FFVII』の時期には老いのために既にジャンプすら出来ないらしく、弟子のティファの前には姿すら見せなかった。『FFVII』シリーズのいずれにもティファ以外の弟子は登場しない。
ダイン (Dyne)
バレットの親友でマリンの実父。コレル村の魔晄炉建設をただ一人反対していた。コレル村が神羅に襲撃された時にスカーレットに左腕を撃ち抜かれて崖から転落するも、奇跡的に生還した。その後、家族を失ったことから心を闇に染め、左腕を銃に換え、コレルプリズンを裏で仕切るようになり、気に入らないコレルプリズンの囚人を有無を言わせず撃ち殺すという一種の恐怖政治を敷いた。後にバレットと再会し娘のマリンの生存を聞かされるが、マリンを亡き妻エレノアの元へ道連れにしようとし、バレットに戦いを挑む。一騎討ちに敗れた後、バレットにエレノアの形見のペンダントとマリンを託し、自ら命を絶った。
ディオ (Dio)
巨大アミューズメント施設・ゴールドソーサーの園長。筋肉ムキムキで常にパンツ一枚の格好で歩き回っている。バギーやキーストーンなど数々の貴重な品を所持する収集家でもある。数々の伝説があるらしい。クラウドのことは「少年」と呼び、大層気に入っている。見た目に反して園長としては真面目で、メテオによって世界中が絶望に陥る中、ゴールドソーサーの営業を続けるかどうか悩むが「こんな時だからこそ、ゴールドソーサーは必要なのではないか」と営業を再開する。
ブーゲンハーゲン (Bugenhagen)
齢「ことしで130」というコスモキャニオンの長老。レッドXIIIから「じっちゃん」と呼ばれている。星命学に精通しており、クラウドたちに星やライフストリームの秘密を語る。レッドXIIIの父セトの真実を知る人物でもある。一方で機械好きでもあり、普段は半球状の小型円盤に乗り移動、彼の住居には星命学に基づくシミュレーションのできるプラネタリウムを始めさまざまな機械があふれていた。ケット・シー(リーブ)によると昔からの神羅カンパニーの得意客だったらしい。
物語終盤に老衰で死亡したような描写がある(はっきりとは描かれていない)。「ホーホーホウ」が口癖。
セト (Seto)
レッドXIIIの父。レッドXIIIからはギ族から逃げた臆病者と思われていたが、実際は別の場所で勇敢に戦っていた。現在はギ族の毒矢で石にされてしまっているが、それでもなおコスモキャニオンを守り続けている。
イファルナ (Ifalna)
古代種の末裔でエアリスの母。古代種の純血としては最後の末裔。ガストと結婚しエアリスを産む。程なくしてミッドガルに連れ去られ、その7年後にエルミナへ娘を託して他界する。
ティファパパ
ティファの父親。家の大きさから金持ちであることが窺える。『FFVII』の12-13年前に妻を亡くす。そのときティファが「ママは山を越えていっちゃった」と思い込み、母親を探しに山へ行ってガケから落ち、意識不明に陥ったのをクラウドが連れ出したものと勘違いして激怒し、彼に不信感を抱く。この出来事はクラウドにかなり大きな影響を与え、後に重要な意味を持つ。ニブルヘイム事件の際、魔晄炉までセフィロスを追いかけ抵抗したようだが逆に殺された。
ゴドー・キサラギ (Godo Kisaragi)
ユフィの父で、ウータイを統治している。ユフィ曰く「グータラ親父」だが、実はウータイの五強聖のリーダーである"総"の強聖である。神羅との戦争に敗れ、力と力の衝突を避けるようになった(日頃家で寝ているのはこのため)。その後五強の塔で志と力を兼ね備えた者を待っている(そのくせ、五強の塔にウータイ出身の者しか入れない為、長い間、期待できる人材が来ていない)。五強の塔でユフィと対決した末に彼女と和解し、国を守るためには力と和平(志)の両方が必要である事を悟り、ユフィにウータイの未来を託して彼女の旅立ちを見送った(その際にユフィに仲間のマテリアを掠め取るよう言うなどとユフィの性格は実は彼譲りであるらしい事がわかる)。他の五強聖共々かなりの実力者であり、今でも腕は衰えておらず『DC FFVII』のユフィの話ではDGが攻めてきた際も善戦した程である。また、ユフィとの勝負では稀にユフィにケアルガをかける。
フルネームは『CC FFVII』のアルティマニアによって明かされた。
プリシラ (Priscilla)
アンダージュノンで暮らすイルカと心を通わせる少女。都市開発の際に海を汚染した神羅を憎んでおり、最初はクラウド達も神羅の手先ではないかと疑っていたが、海でモンスターに襲われて溺れた自分を救ってくれたクラウドの姿を見てクラウド達の事を信用するようになった。この時からクラウドの事を「未来のお婿さん」として熱烈に慕っている。
見習いパイロット
飛空艇「ハイウインド」を操作するパイロット。プレイヤーがストーリーを進めるに連れレベルアップして行き、飛空艇内で話し掛けたときのセリフが変化して行く。リミットブレイクする事があり、この時はセリフが七色に輝く。
神羅課長
神羅に長年勤務していた課長。後にリストラにあい、会話時の表示名が「もえつき神羅課長」に変わる。
チョコボ仙人
アイシクルロッジ近くの山小屋に住む老人(?)。山チョコボを飼っており、特殊なチョコボについての情報をくれるが、物忘れが激しい。
ジョニー (Johnny)
声 - 加瀬康之
7番街スラムに暮らしていた青年。「男を磨くため」に旅に出る(そのため、七番街のプレートが落ちた際は居合わせずに済んだ)。その後各地でクラウド達と再会するが、最終的にはコスタ・デル・ソルで恋人と同棲することに。また小説『On the Way to a Smile』ではエッジで「ジョニーズヘブン」という店を開く。
ジョー (Joe)
現役のトップチョコボレーサー。黒いチョコボ・トウホウフハイを駆る。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ ファイナルファンタジーⅦ取扱説明書
  2. ^ 『キングダム ハーツ アルティマニア 増補改訂版』(スクウェア・エニックス、2005年)525頁
  3. ^ プレジデント神羅による七番街プレート落下計画についても、リーブは反対しプレジデント神羅に意見をぶつけている場面がある。

関連項目[編集]