スーパーロボット大戦MX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
スーパーロボット大戦MX/
スーパーロボット大戦MX ポータブル
ジャンル シミュレーションRPG
対応機種 プレイステーション2(PS2)
プレイステーション・ポータブル(PSP)
開発元 バンプレソフト
発売元 バンプレスト
シリーズ スーパーロボット大戦シリーズ
人数 1人
メディア PS2:DVD-ROM
PSP:UMD
発売日 PS2:2004年5月27日[1]
PSP:2005年12月29日[1]
PSP(Best):2007年6月28日[2]
価格 PS2:8,379円(税込)[1]
PSP:5,040円(税込)[1]
PSP(Best):2,940円(税込)[2]
対象年齢 PS2,PSP:CERO:A(全年齢対象)[1][2]
売上本数 PS2:50万本(出荷本数)[3]
テンプレートを表示

スーパーロボット大戦MX』(スーパーロボットたいせんエムエックス)・『スーパーロボット大戦MX ポータブル』は、バンプレストから発売されたシミュレーションRPG

目次

[編集] 概要

SDで表現されたロボットたちが競演するクロスオーバー作品スーパーロボット大戦シリーズ」の一つ。ワンダースワンで展開されたシリーズ内シリーズであるCOMPACTシリーズの流れを汲んだ作品である。本作同様COMPACTシリーズの流れを汲んだ『スーパーロボット大戦IMPACT』(以下『IMPACT』)は、『スーパーロボット大戦COMPACT2』のリメイク作品であったが、本作は完全新規で製作された。

タイトル「MX」の意味は特に無く、作中で語られている意味はタイトルに合わせるために付けられたもの。また当初はタイトルを『スーパーロボット大戦ダイナマイト』とする案もあった。こちらのタイトルにも特に意味は無いとのこと[4]

携帯ゲーム機作品のアッパーバージョンという位置づけから、『第2次スーパーロボット大戦α』(以下『第2次α』)より分岐を少なくし[5]、『IMPACT』での反省から難易度は抑えて作られている[6]。シナリオ数は全55話。これは『IMPACT』(全101話)が長すぎる、『スーパーロボット大戦Scramble Commander』(全22話)が短すぎるとの意見が多く寄せられ、ユーザーが納得できるボリュームは全50話前後ではないかと考えてのこと[5]

グラフィックはエフェクトの『第2次α』に対してスピーディにカットインが流れるよう意識して作られた[6]。カットインをアニメーションさせることによって、見た目が派手でわかりやすい戦闘シーンを再現している[6]。それまで原則変化しなかったメッセージウィンドウが一部の戦闘において半透明化するようになり、画面全体を使った演出が可能になったことでアニメーションの迫力が強化された。

当初2004年3月発売予定と発表されていたが、「クオリティの向上のため」を理由に発売日が2004年5月27日へ延期された[7]

PlayStation Awards 2005」において、ゴールドプライズ(累計出荷本数50万本以上100万本未満のタイトルに対して贈られる)を受賞した[8]

[編集] プレイステーション・ポータブル版

2005年12月29日プレイステーション・ポータブルで『スーパーロボット大戦MX ポータブル』(以下PSP版)と題して移植された。2007年6月28日にはPSP the Best版(廉価版)も発売[2]。バンプレストのプレイステーション・ポータブル参入第1弾ソフトである。

PSP版では若干のシナリオ変更[9]や難易度の底上げ[10]が行われたが、基本的には同一である。また、携帯機向け作品としては初めて戦闘時フルボイスとなった。

[編集] あらすじ

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

[編集] 参戦作品

[編集] 一覧

★マークはシリーズ初参戦作品。☆マークは据え置き機初参戦作品。PマークはPSP版で携帯機初参戦作品。

[編集] 解説

初登場作品は『冥王計画ゼオライマー』と『ラーゼフォン』の2作品。『GEAR戦士電童』『劇場版 機動戦艦ナデシコ』『機甲戦記ドラグナー』は、据え置き型ゲーム機に初参戦。また、『新世紀エヴァンゲリオン』『ラーゼフォン』は、PSP移植時に携帯ゲーム機への初参戦を果たす。『第2次α』より若いユーザー向けということもあり、携帯ゲーム機作品でしか参入していない作品を優先して採用している[5]

αシリーズとはなるべく違う展開にしようという試みから、原作の後日談をみせることに力を注いで作られている[11]。本シリーズではガンダムシリーズがストーリーに大きく関与することが多いが、本作は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を除いて原作終了後の設定となっており、『機動武闘伝Gガンダム』以外はストーリーに直接関わらない[12]。それ以外でも『マジンガーZ』『ゲッターロボ』『勇者ライディーン』『闘将ダイモス』『機動戦艦ナデシコ』『マシンロボ クロノスの大逆襲』などは原作終了後の話である。ストーリーは『新世紀エヴァンゲリオン』と『ラーゼフォン』の影響が大きく、これに『勇者ライディーン』をプラスした3作品は本作の世界観に深く関わっている。上記の作品に加え、原作のストーリー開始前の設定になっている『GEAR戦士電童』『機甲戦記ドラグナー』『冥王計画ゼオライマー』は、メインストーリーに直接関与はしないものの大きく取り上げられている。

なお『ラーゼフォン』の主役ロボット、ラーゼフォンには武器名の設定が存在しないため、ゲーム『ラーゼフォン 蒼穹幻想曲』を参考にして付けられている[11]

[編集] パッケージ登場機体

構図が変わっているものの、PS2・PSP版のどちらもパッケージに描かれている機体は同じである。

[編集] オリジナルキャラクター

主人公はメインパイロットのヒューゴ・メディオ(男性)と、サブパイロットのアクア・ケントルム(女性)の2名で固定されている。主人公機はリアル系のサーベラスとスーパー系のガルムレイドから選択する。

[編集] システム

ここでは、本作特有のシステムや新規追加・変更されたシステムについて解説する。シリーズ共通のシステムについてはスーパーロボット大戦シリーズのシステムを参照。

本作のシステムはほぼ『IMPACT』のシステムを引き継ぐ。それに加え『第2次α』や『スーパーロボット大戦D』のエッセンスを取り込んだシステムが追加され[5]、PSP版ではさらにBGMの選択制も採用されている。

お気に入り
ゲーム開始時にお気に入り作品を1作品(PSP版では3作品)選べ、その作品は経験値や獲得資金、改造段階などが優遇される。ユニット数に関わらず経験値や獲得資金の補正率は一律のため、登場ユニット数が多い作品を選んだ方が有利[5]
後の『スーパーロボット大戦J』ではユニット数に応じて補正率が変わるように変更された。
支援攻撃
「支援攻撃」の特殊技能を持つパイロットが攻撃をする際、周囲の未行動のユニットに支援を行わせ、さらに自機の攻撃力を上げることができる。「支援攻撃」のレベルによって、支援に入るユニットの数は変わり、最大4機まで。
ダブルアタック
特定の射撃武器で隣接した敵を攻撃する際、2体まとめて攻撃できる(弾数やENは2回分必要)。戦闘時には画面が上下2分割され同時に攻撃が命中するアニメーションとなる。
ダブルアタックの場合、援護攻撃・援護防御は発生しない。
壁の概念・地形破壊
『IMPACT』で存在した壊せる地形の要素が引き続き搭載されている。地形を壊せる武器はミサイルなどの飛び道具がほとんど。
また、本作では「壁」の概念が強化されており、単純に進入できない地形としてのみならず、壁越しの攻撃が不可能になっている。
武器・攻撃
新たな武器の属性として「拡散」が登場。この属性を持った武器で攻撃を受けた場合、分身での回避が不可能となる。
本作では、武器は攻撃力だけではなく命中率とクリティカル率も改造できる。また、合体攻撃を援護攻撃で使用することができ、合体攻撃を合体攻撃で援護することも可能。
合体ユニットの撃墜
これまでの作品では合体したユニットが撃墜された場合、サブユニットのみが撃墜扱いになっていたが、今作ではメインユニットも撃墜扱いになる。
偵察
「EWAC」「ハイパースキャン」の特殊能力を持つユニット、または「ハッキング」技能を持つパイロットが乗っているユニットが実行可能なコマンド。従来の精神コマンド「偵察」で得られた効果とほぼ同じだが、対象となった敵の撤退するHP・所有するコンテナの中身の情報も得られる。一度戦闘してステータスの情報が判明している敵に対しても使用できるが、使用すると行動終了となる。
多階層マップ
本作では、一部ステージで複数階層の構造となっているMAPがある。
複数階層からなるMAPでは、特定ポイントが入り口となっており、ここから内部への侵入が可能である。ただし、戦艦ユニットは階層を移動することができない。あくまでも移動なので、階層を移動しても行動終了扱いにはならない。

[編集] スタッフ

プロデューサー
寺田貴信
じっぱひとからげ
菊池博
ディレクター
早浚真澄
オリジナルメカニカルデザイン
青木健太
斎藤和衛
オリジナルキャラクターデザイン
河野さち子
シリーズ構成・脚本
千住京太郎

[編集] 主題歌

オープニングテーマ「VICTORY

エンディングテーマ「約束の地

  • 作詞:奥井雅美
  • 作・編曲:河野陽吾
  • 歌:JAM Project

[編集] プロモーション

[編集] テレビCM

ゲーム映像を使用したCMは数種類あり、ナレーションに井上和彦やゲーム主題歌でもある「VICTORY」や「約束の地」が起用されている。

他に、架空のロシア人体操選手「スヴァロボ・ドヴァイスキー」が鞍馬・鉄棒・吊り輪でMXの字を象った技を披露するCMが、2004年4月28日からオンエアされた[13]。体操競技の実況中継風になっているこのCMは、実況にアナウンサーの杉本清、解説に本作プロデューサーの寺田貴信、観客に一般公募で集められたユーザーが出演している[14]。さらにPSP版のCMでもドヴァイスキーが登場し、2005年11月6日からオンエアされた[15]。演技中にPSPを持ちながらゲームをプレイする内容である。

[編集] ラッピングトラック

本作の絵柄をラッピングされたトラックが日本橋〜秋葉原近辺を走行した[16]

[編集] 購入特典

PS2版の予約特典は、DVD-Video「Super Robot Wars MX Ultimate Giga Disc」[17]

[編集] 関連商品

[編集] 攻略本

[編集] ムック

[編集] コミック

[編集] CD

  • スーパーロボット大戦MX オリジナルサウンドトラック

[編集] 周辺機器

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ a b c d e ラインナップ|スーパーロボット大戦 公式サイト[SRW]』。2012年1月8日閲覧。
  2. ^ a b c d スーパーロボット大戦MX ポ-タブル“PSP”the Best|ソフトウェアカタログ|プレイステーション® オフィシャルサイト』。2012年1月9日閲覧。
  3. ^ バンプレスト 「スーパーロボット大戦」シリーズ 累計出荷本数 1,000万本突破 ~PS2 新作「スーパーロボット大戦 MX」発売2日目で50万本出荷の好スタート~』(PDF)、2004年5月28日、3頁。2011年7月17日閲覧。
  4. ^ 『スーパーロボット大戦MX パーフェクトバイブル』 エンターブレイン、2004年7月26日、328-335頁。ISBN 9784757719613
  5. ^ a b c d e 『スーパーロボットMX パーフェクトガイド』 ソフトバンク パブリッシング、594-597頁。ISBN 9784797327663
  6. ^ a b c 『スーパーロボット大戦MX 完全解析ファイル』 双葉社、410-415頁。ISBN 9784575164237
  7. ^ バンプレスト、PS2「スーパーロボット大戦MX」発売日を5月27日に延期』、2004年2月17日。2011年10月11日閲覧。
  8. ^ "PlayStation Awards 2005"今年の受賞作は? 【PS Meeting 2005】 - ファミ通.com』、2005年7月21日。2011年10月2日閲覧。
  9. ^ 中盤の主人公機乗り換えエピソードを中心にシナリオの変更が行われ、アクアが『機甲戦記ドラグナー』のドラグーンに乗って単独出撃するエピソードが追加された。
  10. ^ 敵ユニットのHPが1.5倍に上昇、運動性が命中率を補正するなど全体的な難易度の底上げが試みられている。
  11. ^ a b 『スーパーロボット大戦MX ザ・コンプリートガイド』 メディアワークス、2004年8月5日、410-415頁。ISBN 9784840227636
  12. ^ クワトロはネオ・ジオンを再興せず連邦軍に復帰するため『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のストーリー再現はない。また、プル、プルツーが生きているなどのif要素がある。
  13. ^ 『ファミ通PS2 Vol.166』 エンターブレイン、2004年5月28日。インタビュー記事[要ページ番号]
  14. ^ ファミ通.com / 『スーパーロボット大戦MX』のCMに出演するチャンス!』、2004年4月6日。2011年7月17日閲覧。
  15. ^ 再会。|スーパーロボット大戦公式BLOG「熱血!必中!スパログ!」』、2005年10月20日。2012年2月29日閲覧。
  16. ^ 『スーパーロボット大戦MX』のプロモーションが街でテレビで開始!! - ファミ通.com』、2004年4月22日。2011年10月5日閲覧。
  17. ^ SBG:「スパロボMX」の特典は収録内容充実のDVD!』、2004年1月21日。2011年10月4日閲覧。
  18. ^ PlayStation2専用メモリーカード(8MB) プレミアムシリーズに新デザイン登場!』、2004年2月5日。2011年7月17日閲覧。
  19. ^ PlayStation2専用メモリーカード(8MB) プレミアムシリーズ スーパーロボット大戦MXも発売延期』、2004年2月18日。2011年7月17日閲覧。

[編集] 外部リンク

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語