ATX計画

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ATX計画バンプレストのゲームスーパーロボット大戦シリーズに登場する兵器開発計画。

ここでは『無限のフロンティア』に登場するアルトアイゼン・ナハトヴァイスリッター・アーベントについても解説する。

目次

[編集] 概要

初出は『スーパーロボット大戦α オリジナルストーリー』。αシリーズの設定をベースにしたオリジナルキャラクターの物語に、『スーパーロボット大戦COMPACT2』の主人公であるキョウスケ・ナンブ、エクセレン・ブロウニングの2名を組み込むにあたり、新たに設定された兵器開発計画である。

地球圏防衛計画の一環として、グレッグ・パストラル少将指揮の下でスタートした強襲用人型機動兵器(PT)開発プロジェクト。責任者はマリオン・ラドム博士。

マリオン博士の意向からEOTは採用されていない。また、開発される機体はどれも極端なコンセプトを持っており、操縦・製造の困難さから正式採用に至った機体は存在しない。それどころか特定のパイロットに合わせてより極端な改造が施される場合もあり、PTよりも特機に近い設計思想となっている。関係者であるキョウスケ・ナンブはそのコンセプトを「先手必勝」「一撃必殺」と評している。

運用は近接・白兵戦用の機体と遠距離・砲撃戦用の機体の2機セットによるコンビネーション戦闘が基本となっている。そのためパイロットには高いチームワークが求められる。キョウスケとエクセレンのパイロットスーツは赤を基調としたもの。

[編集] ATXチーム

ATX計画で開発された機体を始めとする試作機を運用するために組織された部隊。DC戦争開戦以前(『OG1』)は地球連邦軍北米支部ラングレー基地所属で、メンバーはゼンガー・ゾンボルト(アサルト1 = 隊長)、エクセレン・ブロウニング(アサルト2)、ブルックリン・ラックフィールド(アサルト3)、キョウスケ・ナンブ(アサルト4)の4名。しかしDC戦争中にゼンガーが連邦軍から離反すると、それ以降はキョウスケがアサルト1としてATXチームを指揮している。

L5戦役後(『OG2』)はラングレー基地でDC残党の掃討任務についており、自らをイスルギ重工のテストパイロットと称するラミア・ラヴレスを、イスルギ側の要請で新たにアサルト4として加えている。インスペクター事件後(『OG2.5』)には、ATXチームを快く思わないケネス少将によってロシア極東のペトロパブロフスク・カムチャツキー基地に転属となり、教導隊に転属したラミアに代わりL5戦役後から共に行動していたクスハ・ミズハを正式(コールサインは明確にされていない)に加わえている。

部隊章には交差した銃と剣の上に「」という字が入れられている。これはキョウスケとエクセレンが主人公を務めた『IMPACT』の没タイトルと同じ文字である。

[編集] キョウスケ・ナンブ

[南部 響介]

声優:森川智之

ATXチームの隊長。コールサインはアサルト1。22歳。元伊豆基地所属のテストパイロット。階級は曹長少尉中尉。シリーズ初登場は『スーパーロボット大戦COMPACT2』。声が付いたのはドラマCD「スーパーロボット大戦α オリジナルストーリーD-3」。『COMPACT2』のみスペースコロニー出身という設定がある。

普段は無愛想で寡黙な男だが、表面に出ないだけで実際は静かに燃える熱血漢である。己の熱しやすい性格をよく理解し自戒してはいるが、自分を罠にはめたハンス・ヴィーパーやエクセレンを拉致したイングラムやアルフィミィ、といった一部の人物に対しては例外的に私情で戦ったことがある。

熱しやすい一方でプロ意識は高く、感情を押し殺して目の前の任務に徹するように努めている。しかしまだ年齢的にはかなり若いため、戦士としても指揮官としても青く未熟な面が散見される。

趣味はギャンブルであり、基本的に分の悪い方に賭ける大穴狙い。その思い切りの良さと判断力がよい結果を生むことが多く、ゼンガーらはその実績を高く評価している。また、攻撃や戦力をギャンブル用語(「カード」や「切り札」や「ジョーカー」など)に例える癖がある。しかし実際のギャンブルでは大穴狙いがたたってめっぽう弱く、愛機アルトアイゼンを担保に取られかけたこともある上、エクセレンに借金まであるほど[1]。そのためかエクセレンにはギャンブルを止められている。

射撃は苦手だがその一方、近接戦闘での操縦技術は量産型ゲシュペンストMk-IIでは追従出来ないとマリオンに評価されるほどで、元教導隊のゼンガーと真正面からまともに戦える数少ない人物(『OG』の時点では「リシュウとキョウスケだけ」とゼンガー自身が発言)とされている。なお実際にゼンガーと対峙した際はゼンガーの駆るグルンガスト零式を相手取り二分の一近いサイズ差のあるアルトアイゼンで互角に渡り合っていた。

またアルトアイゼン・リーゼの改造プランを自分で立案している。『OGS』ではマリオンにアルトの改造プランを見せた際、「まるで子供の発想」と酷評される。しかし実際に完成したリーゼは元のプランをさらに極端にしたものになっており、キョウスケ本人も「素晴らしい」と絶賛している。

現在のキョウスケの性格は『IMPACT』がベースになっており、『COMPACT2』では性格や言葉遣いが若干異なる(バリア発動時、語尾に「-するぜ」といったキャラにそぐわないセリフがあるのはその名残り)。現在キャラクター付けとして強調されている「ギャンブル好き」の一面も『IMPACT』以降に付け加えられたものである。

士官学校時代、搭乗していたスペースシャトルの墜落事故から生還した過去を持つ。これはキョウスケとエクセレンを除く全ての搭乗員が命を落とした大事故である。さらに『OG』においてはビルトラプター分解事故からも生還している。「特殊な事情」により生還したエクセレンと違い、キョウスケは純粋に本人の運で生き残ったという奇跡的な強運の持ち主であるということがのちに判明する。。しかし『OG2』においてアルフィミィがキョウスケを操ろうとした際に「あなたの身体は……私達の……」と言っている。『COMAPCT2』ではエクセレンと同じで衣服も無傷で助かっている。

並外れた強運をもつ以外はただの人間であり、念動力などの特殊な能力は持たないが、この事故で接触したためかアインストの声を解することができる。

相棒であるエクセレンのことは普段は素っ気無く扱うものの、内心では何よりも彼女を大切に思っており、彼女を利用、または傷つけた人間には相応の報復を行っている。自分からエクセレンに対し積極的にアプローチする描写は少ないが、『COMAPCT2』『IMPACT』での度重なる説得や独白、『OG』で救い出したエクセレンを無言で抱き締める、などからその性格通りの静かだが激しい愛情を感じさせる描写がある。『OG2』エンディングにおいて『もしエクセレンが再びアインストとして覚醒するようなことがあれば、自分が手に掛ける』と彼女に誓い、アインストである自分という存在の正否、ひいては生きることに悩む彼女を励まし、暖かく受け入れた。

エクセレンとの馴れ初めは作品ごとに微妙に異なり、『IMPACT』や『COMPACT2』では物語が始まる前から2人は恋人同士であるが、『OG』では士官学校時代には面識はない。前述のシャトル事故時にキョウスケがエクセレンを助けたのも、たまたま隣に座っていたと言うだけの関係である。二人が再会したとき、「どこかで会ったことがある」程度にしか思い出せていない。しかし『OG』中盤でイルムから「エクセレンが事故のもう一人の生存者」であることを聞き、彼女が「自分が事故のときに庇った女性」であることを思い出しており、『OG2』では、「あれがアインストと関係あるのか」と発言している。

『OG』ではいつエクセレンと恋人同士になったかは明確にされていない(エクセレンが「オフィス・ラブ」と言う場面がある程度)が、漫画『Record of ATX』では恋仲になったことを示唆する出来事が描かれている(後述のエクセレンの項を参照)。なお『COMPACT2』『IMPACT』では、共に隠しステージにてエクセレンと戦後結婚したことが判明するが、『OG』シリーズでは未定。

部隊での位置はそれぞれの作品・世界ごとに異なる。『COMPACT2』『IMPACT』ではシャトル事故で生き残ったのがキョウスケとエクセレンだけという事実が軍で疑問視され、結果2人は宇宙と地上の別部隊に配属されており、キョウスケはテストパイロットとして地上の極東支部に配属されている。両作品とも階級は最初から最後まで少尉である。

『OG』ではATXチームに最後のメンバーとしてに配属されアサルト4となったが、ゼンガーがチームから抜けたため隊長に昇格、コールサインもアサルト1となった。イングラム離反後は中尉への昇進と伴に部隊の戦闘指揮官も務めたが、『OG2』ではカイ不在時以外は戦闘指揮官を務めているような描写はない。また『OG』シリーズでは上官に恵まれない傾向にある[2]

『OG』におけるもう一つの世界(シャドウミラーがいた世界)でのキョウスケは特殊部隊「ベーオウルブズ」の隊長で、階級は大尉。「ベーオウルフ」という異名を持つ。GBA版の『OG2』作中では直接登場しなかったが、ラミアの発言から垣間見ることが出来る人物像はこちら側のキョウスケと変わりないものであった。しかし『OGS』における『OG2』では、破滅的で虚無的な言動が目立つこちら側とは似ても似つかぬ姿で登場した。外見もアインスト側に落ちたエクセレンと同様の雰囲気を漂わせている。この設定変更に伴いベーオウルブズもGBA版とは別物に変えられている。

『OGS』では各キャラが悪ノリ気味の台詞を言う「究極!ゲシュペンストキック」使用時にも技名を叫ばなかったが、『OG外伝』では声が裏返るほど叫ぶ。

主に女性キャラがフィギュア化されているスパロボオリジナルキャラの中で、2009年までにフィギュア化されたことのある唯一人の男性キャラ。

名前の由来はニューナンブM60および、「キョウスケ」という元スタッフの愛猫の名前から[3]。乗機はアルトアイゼン、アルトアイゼン・リーゼ、アルトアイゼン・ナハトなど。専用BGMは『鋼鉄の孤狼(ベーオウルフ)』。

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[編集] エクセレン・ブロウニング

声優:水谷優子

ATXチームのメンバー。コールサインはアサルト2。23歳。階級は少尉。シリーズ初登場は『スーパーロボット大戦COMPACT2』。声が付いたのはドラマCD「スーパーロボット大戦α オリジナルストーリーD-3」。

陽気で楽天的な性格。自己アピールが激しくノリも軽いため、なにも考えていないように見えるが、その本質は冷静で知的であり現実主義的。ゼンガーも戦闘台詞で「キョウスケ以上の読みだ」と評価するなど、頭の回転は非常に速い。明るいノリで、若いパイロットをからかったり苦境に立たされたときにさえ冗談を言ったりと部隊のムードメーカーの役割を担っている(キャラクター強化のためか『OG』以降特にこの面が強調されるようになった)。 主にギャグシーンでの活躍の目立つ彼女だが、本来の氷のような鋭さを覗かせる場面も存在する。また、どんな苦境も茶化してみせるその生き方のためか、自身が激しく傷付いていたり落ち込んでいても周囲(キョウスケ以外)はその態度に誤魔化され気が付けないことが多い(漫画『Record of ATX』では軽い口調でいつも通りに冗談めかして話しているものの、口元でだけで笑んでいるような非常に痛々しく脆い一面を見せる。その際キョウスケからは「他の人間の前では笑っていろ、自分の前だけではこうしていて構わない」と言われ、恋仲に発展すると思わせる描写が存在する)。

パートナーとは逆に接近戦を苦手としているが、高機動戦闘の名手であり愛機ヴァイスリッターとの相性は抜群で、戦闘においてはその冷静さと判断力を生かし狙撃・射撃戦で活躍。『OG』(L5戦役)ではトップエースとして活躍した。『Record of ATX』においても量産型ゲシュペンストMk-IIで二丁拳銃のようにマシンガンを操ったり、滞空能力の低いゲシュペンストで滞空戦闘をやってのけるなど操縦技術は非常に高く、ICBM狙撃にも成功している。

キョウスケの賭け好きという設定に対し、彼女は酒豪で酒好きである。しかしいくら呑んでもほとんど酔わないので周りの酔っ払いを見て楽しんでいる。ハガネのダイテツ艦長とは呑み友達。また性格的に似たところのあるガーネットとはウマが合うらしく、二人してダイテツ達の飲み会に参加したりガーネットの退役後も水着を送ってもらったりといった交友がある。また、なぜか日本の文化にかなり詳しく、ブリットに故意に歪曲した知識を吹き込んでは楽しんでいる。ロボットアニメについてもリュウセイの言動を解説できる程度の知識を持ち、攻撃時に過去のスパロボに登場したキャラ(特にエクセレン役の水谷優子がレイナ・ストール役で出演した「マシンロボ クロノスの大逆襲」のロム・ストールのネタが最近は多い)の決めゼリフをアレンジして叫んだりもする。乗せ変えや武装変更でのネタ台詞が全キャラ中最も多い。

士官学校時代、搭乗していたスペースシャトルの墜落から生還した過去を持つ。これはキョウスケとエクセレンを除く全ての搭乗員が命を落とした大事故だが、実際はエクセレンはこの事故で死亡しており、アインストにより身体を再生されていたことが後に明らかになる(『OG』キョウスケ編で、彼女の肉体の80%以上がバルマーの技術でさえ解析不能な未知の細胞で構成されていることが判明)。以上の経緯からアインストの声が聞こえるが、キョウスケと同じように念動力などの特殊な能力は持たない(『IMPACT』では敵対したときに予知能力を備えるが、正気を取り戻した後消滅することから洗脳の影響のようなものと思われる)。その身体の秘密ゆえに、後にアインストの意志に飲み込まれ駒として敵となるが、キョウスケの必死の呼びかけによって自身の意志を取り戻した。

作品によって「シャトル事故」の詳細が微妙に異なり、『COMPACT2』ではエクセレン・キョウスケ共に服すらも無傷で救出されているが、『IMPACT』『OG2』ではキョウスケは「重傷ではないものの病院送りになった」に変更されている。『COMPACT2』『IMPACT』ではシャトル事故で生き残ったのがキョウスケとエクセレンだけという事実が軍でも疑問視され、結果2人は別部隊で活動することになったが、『OG』シリーズでは事故はメギロートがシャトルに衝突したと推測されたためか、2人と事故との関係は軍では全く疑問視しなかったようである。

キョウスケとは恋人同士。シリーズ初の明確な恋人関係における「年上の彼女」である。キョウスケより年上であることを多少気にしているらしい(『IMPACT』で21とサバを読むシーンも存在する)。彼女としては燃えるような恋がしたいため、普段素っ気なく扱われることに不満を抱いているが、誰よりも彼を愛している。キョウスケのギャンブル癖には半ば呆れているのだが、そんな所にも惚れているようだ。キョウスケとの馴れ初めは作品ごとに微妙に異なる(キョウスケの項参照)。シャトル事故の際キョウスケはエクセレンを庇っており、このときの記憶が強く印象に残っていたのか『OG』でキョウスケと再会したときにエクセレンはキョウスケのことをはっきりと覚えているという描写がある。その軽いノリゆえ色恋沙汰には大胆に見え、また本人もお姉さんぶって行動するが、『OGクロニクル』および『OGS』の『OG2』シナリオで、ハグをキョウスケにギャグでねだった結果「帰ってからにしろ」と(キョウスケからすれば何気ない)予想外の返答をされ動揺し照れてしまい、意外と純であることを露呈した。『OG2』のエンディングでは、双子の女の子が生まれたらアルフィミィとレモンと名づけるとキョウスケに約束させている。『COMPACT2』『IMPACT』では、共に隠しステージにてキョウスケと戦後結婚したことが判明するが、『OG』シリーズでは未定。

部隊での位置はそれぞれの作品・世界ごとに異なる。『COMPACT2』『IMPACT』ではシャトル事故で生き残ったのがキョウスケとエクセレンだけという事実が軍で疑問視され、結果2人は宇宙と地上の別部隊に配属されており、エクセレンはテストパイロットとして宇宙の独立遊撃部隊ロンド・ベルに配属されている。また隠しステージの際「エクセレンは戦後前線を退いて後方で任務に当たっている」ということがキョウスケの会話で明らかにされている。『OG』ではATXチームに最初期に配属され(エクセレン曰く「ボスとの付き合いは一番長い」)アサルト2となった。『OG』におけるもう一つの世界(シャドウミラーがいた世界)でのエクセレンはシャトル事故で死亡しておりキョウスケのパートナーとはなっていない。

アインストのアルフィミィ、シャドウミラーのレモン・ブロウニングは共に彼女に非常に近い存在である(それぞれの項参照)

『DW』26話ではレフィーナをそそのかしてバニー姿に仕立て上げ、祝勝会に参加していた全員(滅多なことでは動じないキョウスケやダイテツに至るまで)を唖然とさせている。なお、半ば彼女の代名詞となりつつあるバニーガール姿だが、ゲーム中で披露したのは『OG1』のリュウセイ編のみである。

寺田プロデューサーは彼女を「基本はコメディ&ディープネタ&お色気担当だが、シリアスもこなせる(『OG』シリーズでは)貴重なキャラ」と表現している[4]

なお、「エクセレンが機動兵器のパイロットになったのは、父親が機動兵器関係に携わる人間でその影響を受けたため」という設定は『COMPACT2』から存在する。『OG2』でも家族は父親のみであると発言し、またレモンが「あちら側のエクセレンの両親は軍の技術者だった」と発言している(ただし、あちら側のエクセレンの両親は機動兵器に携わる人間ではない)ことから、おそらくこの設定は現在も生きていると思われる。

名前の由来はアメリカの銃器メーカーブローニング・アームズから[3]

乗機はヴァイスリッター、ライン・ヴァイスリッターなど。

専用BGMは『白銀の堕天使(ルシファー)』、アインストによる洗脳時は『揺れる心の錬金術師(アルケミスト)』

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[編集] その他のメンバー

ブルックリン・ラックフィールド
アサルト3。
クスハ・ミズハ
アサルト4(明確にはされていない)。以上2人は超機人を参照。
ゼンガー・ゾンボルト
初代隊長で元アサルト1。バンプレストオリジナルのキャラクター一覧を参照。
ラミア・ラヴレス
元メンバーで元アサルト4。シャドウミラーのラミア・ラヴレスを参照。

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[編集] 開発スタッフおよび関連人物

[編集] マリオン・ラドム

初出は『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』。30歳。天才的ロボットエンジニアであり、特に駆動系の専門家。かつてはマオ・インダストリーに在籍しており、カーク・ハミルと共にゲシュペンスト開発を手がけた。その後自分の実力が認められないことに不満を抱き退社。軍のATX計画に参加し、同計画の責任者となった。アルトアイゼンやヴァイスリッターのように、既存の機体を改造して長所と短所をそれぞれ極端に引き伸ばした機体を作り上げることを得意とする。『OGS』では「マ改造」と呼ばれている。頑固な性格だが、発想には柔軟さを持つ。アルトアイゼンとヴァイスリッターを「ゲシュペンストMk-III」「ゲシュペンストMk-II・カスタム」と呼んでいたが、『OG』エンディング以降はその名で呼ばなくなった。超常的な現象、技術への興味がなく、自身が関わった機体には一切使用していない。ヤルダバオトの解析に興味を示さなかったこともある。

キョウスケのことを高く買っており、彼の格闘戦における操縦技術を見込んでアルトアイゼンに乗せた他、『OGS』版『OG2』では「アルトに乗る人間が他の機体に負けて欲しくない」という理由でリーゼへの改造を引き受けている。

カーク・ハミルとは元夫婦で彼からは「マリー」と呼ばれていた。カークへの対抗心からか、PTにEOTを組み込むことに否定的である。しかし『OG』エンディングでカークとのわだかまりがそれなりに解けたようで、『OG2』ではビルトビルガーを共同開発している。

名前の由来はポーランドの銃器メーカー「ラドム」から[3]

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[編集] その他

カーク・ハミル
SRX計画のスタッフ。ビルトファルケンの開発を担当。SRX計画を参照。
アラド・バランガ
ビルトビルガーのパイロット。
ゼオラ・シュバイツァー
ビルトファルケンのパイロット。以上2人はスクールを参照。

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[編集] 開発機体

[編集] アルトアイゼン

諸元
アルトアイゼン
ALTEISEN
形式番号 PTX-003C
分類 人型
所属 地球連邦軍ATXチーム
開発 マリオン・ラドム
製造 マオ・インダストリー社
生産形態 試作機
全高 22.2 m
重量 85.4 t
OS TC-OS
武装 スプリットミサイル
ヒートホーン
3連マシンキャノン
リボルビング・ステーク
スクエア・クレイモア
必殺技 「切り札」
ランページ・ゴースト
乗員人数 1人
搭乗者 キョウスケ・ナンブ
機体概要
「正面突破」のコンセプトの元、ゲシュペンスト試作3号機にマリオン・ラドム博士が極端な改造をして作り上げた機体。博士の意向で、EOTは一切使われていない。
正面からの一点突破をコンセプトに製作されている。破壊力を重視したスクエア・クレイモアとリボルビング・ステークを主武装としている。また、ダッシュ力を重視した高出力のエンジンを搭載。加えて、過剰とも言える装甲にはビームコートまで施されており、突破力・防御力に優れている。一般的な大気圏内でのアフターバーナーとは意味が異なるが、通常推進器に加えて宇宙空間での別途加速のためのアフターバーナー過給器まで搭載されている。
突撃機としての特性上、機体出力を消費し不安定になりがちなビーム兵器は搭載されておらず(『OG』シリーズの武装変更除く)、武装は実体弾・実体剣(角と杭)のみで構成されている。
一方で、運動性を始めとして機体バランスが著しく損なわれた操縦し辛い機体でもある。直線以外の機動が困難で、接近戦用の機体に乗っているリュウセイでも「扱いが難しく、リーチも短い」と評しており、パイロットのキョウスケでさえ、初めて見たときは「ばかげた機体」と評していたほど。エクセレン曰く「キワモノ」。また、空の敵に対して有効な攻撃手段を持たない(固定武装の空適応が低いことが多い)。『Record of ATX』第4話では、リオン相手に急接近をかけクレイモア掃射による撃墜を成功させたこともあるが、実戦での運用には基本としてヴァイスリッターとの連携が不可欠となっている。
なお、操縦時にはパイロットにかなりの加速度がかかるらしく、『Record of ATX』ではブリットがシミュレーターでアルトアイゼンを操縦した際には実際の操縦ではないにも関わらず、シミュレーション後は体調を崩していた。しかしキョウスケにとっては、シミュレーターでは重力加速度が軽すぎて参考にならなかった。
ゲシュペンストMk-IIIとしての正式採用を目指していたが実現せず、試作段階でのコードネームであった「アルトアイゼン」(ドイツ語で「古い鉄」の意味)がそのまま正式名称となった(リュウセイからは「古鉄」と直訳した名称で呼ばれたこともある)。なお、『OG2』でシャドウミラーが元いた世界では、細かな仕様こそ異なるものの、ゲシュペンストMk-IIIとして採用され、ベーオウルブズ隊長機としてキョウスケが使用していた模様。
武装
ヒートホーン
頭部に装備されたヒートブレード。頭突きのようなモーションで敵を切り裂く。キョウスケ曰く、「伊達や酔狂でこんな頭をしているわけじゃない」とのこと。本来は腕部が破損した場合などに使う緊急用の武器らしい。寺田Pによると『IMPACT』での切り払いもこれで行っている[5]
3連マシンキャノン
左腕に装備された実弾機関砲。キョウスケが射撃を苦手とする点と、威力の面から主に牽制に使われる。
リボルビング・ステーク
右腕に装備された杭打ち機(いわゆるパイルバンカー)。根元にリボルバー拳銃のような回転式弾倉があり、装弾数は6発。突進の勢いでステーク(杭)を突き立てた後、炸薬でステークを撃ち出し標的を破壊する。機体本体の出力とは関係なく運用でき、ジェネレーターに負担をかけないため、キョウスケはこの武器を好んで使用する。
スクエア・クレイモア
両肩に装備されている特殊武器。両肩に2発ずつ計4発装填される「近距離指向性・近接戦闘用炸裂弾M180A3」の通称。クレイモア地雷を大型化したもので、チタン合金製・平均直径120mmの炸裂鋼球弾を大量に発射し、目標を粉砕する。外見的にも重量バランス[6]の点でも、跳弾の危険性[7]があるにも関わらず、射角が広いために近接して使わないと流れ弾の被害が出る[8]という点でも、さらには誘爆の危険性の意味でも、この機体の本質を体現した武器と言える。
必殺技
「切り札」
アルトアイゼンの必殺技。アルトの持つ武装を、連続して相手に叩き込む。モーションは作品によって異なるが、大まかにはマシンキャノンやクレイモアで牽制後ヒートホーンで突撃、相手が怯んだところにステークを打ち込むという流れとなっている。いずれの作品でも射程が1しかないうえに移動後に使うことができず、さらに1発で弾切れになるなど威力だけでなく癖も非常に強い。『IMPACT』から登場。
ランページ・ゴースト
ヴァイスリッターとの連係攻撃。『OG』『OG2』『OGS』『IMPACT』で使用可能。直訳すると「暴れ回る幽霊」。アルトアイゼンとヴァイスリッターの両機が突撃し、敵機を前後から挟み込み、互いの必殺武器を零距離から叩き込む。バンプレストオリジナルの機体が使用する合体技では歴史が一番古い技である(初出を超えた合体技ではアカシックブレイカーの方が古い)。
デザイン
赤を基調としたデザインで、要所要所に白と黒が使われている。頭部のヒートホーンが理由でテンザンなどからは「赤カブト」ととも呼ばれる。
ゲシュペンストの改造機ということで、足のラインや腕の突起などにゲシュペンストらしさを残しているが、肥大した両肩や額の角などシルエットは大幅に変わっている。また、突進力を高めるために背部に相当数のブースターが装備されており、『OGS』の「切り札」カットイン時にそれを見ることができる。
元々立体化を全く意識せずデザインされたため、肩や腕の可動領域が考慮されておらず、商品化の際にはこれらをどう処理するかが問題となっている。またスクエア・クレイモアのシャッター部分も、独自解釈で処理されることが多くなっている。
劇中での活躍
COMPACT2
ゲシュペンストMk-IIIの試作1号機(形式番号は「PTX-03-001」)。正式量産には至らず、極東基地送りになっていた。5つある武装のうち、半数以上が射撃武器(スクエア・クレイモアも射撃武器扱いだった)である。
機体性能はややリアル系寄りな能力で、第3部終盤で強化される。
A
アクセルもしくはラミアが正式に味方に迎えられた際の会話で、並行世界でシャドウミラーを撃退した部隊の隊長機がゲシュペンストMk-IIIであると語られている。
リアルロボットレジメント
未完成のままだったフリッケライ・ガイストを急遽出撃させるため、ゲシュペンストMk-IIIの四肢が流用された。武装などはほぼアルトアイゼンと共通である。
IMPACT
『α』の設定にあわせ、後の設定と同じゲシュペンスト試作3号機の改造機(形式番号は「PTX-003C」)となった。スクエア・クレイモアを格闘射撃武器に変更、武装に「切り札」が追加されるなど攻撃面で強化され、格闘の得意な機体という方向性が確立した。本作からスプリットミサイルの設定が多弾頭型に変更された。
OG / OG2 / OGS
DC戦争前にラングレー基地付近で謎の人型飛行兵器の襲撃にあったタウゼントフェスラー救出のため、本機の開発主任マリオン・ラドム博士が独断でキョウスケ・ナンブ少尉に搭乗を命じ出撃させた。本機のパイロットであるキョウスケは初搭乗時「バカげた機体だが自分向きだ」と高く評価していおり、初出撃にも関わらず高い戦果を出しマリオン・ラドム博士を満足させ、以後もキョウスケがメインパイロットを務めることになる。DC戦争時にグルンガスト零式、インスペクター事件時スレードゲルミル、ソウルゲインといった特機相手にも渡り合えており、PTでありながら特機並の馬力を誇った本機ではあったが、オペレーション・プランタジネットの最終フェイズ・ラングレー基地奪還作戦が失敗に終わり、撤退する隙を突かれアクセル・アルマーの駆るソウルゲインに大破させられてしまう。
『OG2』でスプリットミサイルが武装からなくなった。また『OG』ではバリアがビームコート→ABフィールドと中盤で変化したが、『OG2』ではビームコートに戻っていた。
『クロニクル』ではアフリカ戦線にアルトアイゼン風に偽装されたゲシュペンストが投入されているが、居合わせたアクセルのソウルゲインによって破壊されている。ゲームでのイベント再現はされていないが、『OGS』でアクセルがシャドウミラーに合流する際にちらりと語られている。
α外伝
設定のみ存在。量産型ゲシュペンストMk-IIのカスタムメイド機。

[編集] アルトアイゼン・ナハト

アルトアイゼンの夜間迷彩仕様。DC残党掃討作戦「ミッション・ナイトナイツ」参加時の塗装。青く塗られたこともあり、この状態はエクセレンによってアルトアイゼン・ナハト(ナハトはドイツ語で「夜」の意味)と命名されている。初出は『OGS』。『OG2』序盤の数話のみ使用可能ですぐに通常のアルトアイゼンに戻るが、両機体の性能を比べるとカラーを変えただけの本機の運動性のほうが若干低い。また、『無限のフロンティア』にも同名称の機体が登場するが、デザインは異なる。

第3次α
直接存在は明かされていないが、タカヤ・ノリコの私室にアルトアイゼン・ナハト(当時はまだ公式にナハトの設定は発表されていなかったが、ナハトカラーのフィギュアがプライズの景品で存在した)のフィギュアが飾ってあるのを確認出来る。

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[編集] アルトアイゼン・リーゼ

諸元
アルトアイゼン・リーゼ
ALTEISEN RIESE
形式番号 PTX-003-SP1
分類 人型
所属 地球連邦軍ATXチーム
開発 マリオン・ラドム
キョウスケ・ナンブ
製造 マオ・インダストリー社
生産形態 改良機
全高 23.8 m
重量 99.7 t
OS TC-OS
武装 5連チェーンガン
プラズマ・ホーン
リボルビング・バンカー
アヴァランチ・クレイモア
必殺技 エリアル・クレイモア
ランページ・ゴースト
乗員人数 1人
搭乗者 キョウスケ・ナンブ
機体概要
アルトアイゼンを強化改造した機体。
キョウスケの提出した改造案を基に[9]、ヴァイスリッターの各種パーツなどを利用して大幅な改造を施されている。
脚部はヴァイスリッターの予備パーツを基にしており、各所のバーニア・スラスターも大型となり推進力が向上している。しかし、クレイモアの装弾数を増やしたため両肩が肥大し、機体バランスはさらに悪化している。背部には大型フレキシブル・スラスターとヴァイスリッターより流用したスタビライザーを取り付け運動性能の向上を、左右の肩部にもヴァイスリッターが装備していたテスラ・ドライブの予備パーツを用いたテスラ・ドライブ・バランサーを装備することでバランスの適正化を図っているが、テスラ・ドライブは主にバランス調整用であり、長時間の飛行はできない。しかしバランサー装備によって、それまで反動と重量が問題視されお蔵入りになっていた試作型ステーク「リボルビング・バンカー」の装備が可能となり、PTとしては破格の火力を持つに至った。
急増品であるため調整にかける時間があまり得られず、シャドミラーの世界でのゲシュペンストMk-IIIに比較すると性能が落ちている面があるが、キョウスケはこの機体を見事に乗りこなしている。
ドイツ語で「巨人」を表すリーゼの名は、その巨大さから「リーゼタイプ」と呼ばれていたリボルビング・バンカーに由来する。「リーゼ」が加わったことで名前の意味が「(いにしえ)の鉄の巨人」となった。
武装
5連チェーンガン
左腕に装備された連装機関砲で、牽制用の実体弾兵器。3連マシンキャノンよりも口径は小さくなったものの、装弾数や有効射程距離、速射性能が上昇している。使い方によっては近距離の発射で高威力を発揮する様で、AMやゲシュタルト程度なら一撃で葬ることは可能。
プラズマ・ホーン
頭部ブレード。始動時に電撃がホーンに発生する。ヒートホーンよりも刃が延長されており、緊急用の武器としてだけでなく、障害物の除去にも使用できる。
リボルビング・バンカー
右腕に装備された大口径ステーク。アルトアイゼン用のリボルビング・ステークの試作品で、あまりに大きすぎる上に機体バランスを崩してしまうためお蔵入りになっていたもの。テスラ・ドライブ・バランサーの採用により装備が可能となった。OVA以降は、出撃時には予備のカートリッジを装備し、弾薬を撃ち切るとカートリッジを交換する描写が見られる。撃鉄がバンカー自体とは逆方向に設置されているように見えるが、これはカウンターウェイトである。作品によってモーションが異なる(一発だけ叩き込む場合と、一度に全弾を叩き込む場合)。『IMPACT』ではバリア貫通能力があった。
アヴァランチ・クレイモア
スクエア・クレイモアを強化した武器。火薬入りのチタン弾M180A3を使用する。装弾数も増やされている。アヴァランチは「雪崩」の意味。
必殺技
エリアル・クレイモア
「切り札」とほぼ同じだが、弾数や射程が増えている。
モーションは作品によって異なるが、武装を次々に用いて敵機を空中に打ち上げ、クレイモアで叩き落すというのが共通の流れである。『IMPACT』ではこの機体の象徴的な武装であるバンカーを用いないが、『OG2』『OGS』ではバンカーを全弾叩き込んだ後にクレイモアで締める演出となっている。
ランページ・ゴースト
ヴァイスリッター、またはライン・ヴァイスリッターとの合体技。モーションが作品によって異なる。「暴れ回る幽霊」という名称は、2機がゲシュペンスト(幽霊)の改造機であるため。なお、『OG2』における使用時の台詞から攻撃内容は事前にエクセレンと打ち合わせたようである。『OGS』ではバンカーを敵機に突き刺したリーゼが上空にいるライン・ヴァイスリッターの発射するXモードのビームに向かって敵機を盾に突進する。
デザイン
基本はアルトアイゼンと変わらないが各部がさらに大型化している。両肩側面にはテスラ・ドライブ・バランサー(『IMPACT』時点まではただのウイング)が追加され、背面には二基の大型フレキシブル・スラスターとスタビライザーが接続されている。改造の結果等身が上がりアルトアイゼンより細身の印象となった。
アクセルによれば、シャドウミラーのいた世界ではアルトアイゼンよりもリーゼの方がゲシュペンストMk-IIIに似ているらしい。あちらではカラーリングが青いようである。
劇中での活躍
COMPACT2
ライン・ヴァイスリッターに対抗すべくキョウスケが提案した改造プランを基に、ニナ・パープルトンが仕上げた機体。性能面は純粋にアルトアイゼンのパワーアップ版となっており、使い勝手などの変化はない。本作でのみ、継続してスプリットミサイルが装備されている。
IMPACT
アルトアイゼン同様、アヴァランチ・クレイモアが格闘射撃武器となっている。また、スプリットミサイルが削除され(ただし、エリアル・クレイモアの演出で残っている)五連チェーンガン、エリアル・クレイモア(「切り札」)の射程が延長されるなど、元々のアルトアイゼンとは使い勝手が異なる面が生まれた。本作では他作品にない、アヴァランチ・クレイモアのマップ兵器版が装備されている。
OG2
激化するシャドウミラーとの戦局に対応すべくキョウスケが提案した改造プランを基に、マリオン・ラドム博士が強化を施した機体。アクセル・アルマーとの戦いによって大破させられたのを機に改修された。スプリットミサイルはアルトアイゼン同様削除され、またリボルビング・バンカーはバリア貫通が不可能となっている。ラドム博士が「どうせやるなら徹底的に」としたため、完成した機体はキョウスケのプランとはやや異なっている(『OGS』では前述の通りキョウスケのプランは参考程度にしか使われていないため、キョウスケの想像と全く異なる機体となった)。プランの時点でそのあまりの極端さに、似たコンセプトのビルトビルガーを乗りこなしているアラドにすら「イチバチどころかイチジューの機体」と言われている。

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[編集] アルトアイゼン・ナハト(無限のフロンティア版)

諸元
アルトアイゼン・ナハト
ALTEISEN Nacht
分類 人型
所属 オルケストル・アーミー→ツァイト・クロコディール
開発 フォルミッドヘイム
製造 フォルミッドヘイム
生産形態 レプリカモデル
全高 3.3 m
重量 1.24 t
武装 ダレイズ・ホーン
5連チェーンガン
シールド・クレイモア
リボルビング・ブレイカー
レイヤード・クレイモア
必殺技 ランページ・スペクター
乗員人数 1人
搭乗者 自律AI
機体概要
OGシリーズ
#アルトアイゼン・ナハトの項を参照。
無限のフロンティア
当初はハーケン達の敵として登場。基本的な外見は『OG』シリーズのナハトと酷似しているが、3連マシンガンがリーゼが装備した5連チェーンガンになっており、ステークとクレイモアがそれぞれ「リボルビング・ブレイカー」「レイヤード・クレイモア」となっている。また左腕部には新たに小型のシールドを設け、その内部にさらにクレイモアを増設している。出力が上昇すると青い塗装の部分が赤熱化し、通常のアルトアイゼンと同カラーとなる。エンドレスフロンティアに墜落したネバーランドに記録されていたデータをもとにフォルミッドヘイムの技術で開発されており、それに伴いダウンサイジングされ全長は3 m程度となっている。ヴァイスとの合体攻撃パターンもあり、こちらは「ランページ・スペクター」と呼ばれる。
ハーケン達に破れた後、ハーケンが何気なく呟いた言葉に従ったゲシュペンストのハッキングによって、ハーケン達の戦力として使用出来るようになった。
終盤、アインストによって複製された機体が登場する。
ちなみに余談であるが、シュラーフェン・セレスト艦内、転移装置が置かれた区画には「本物の」アルトアイゼンの腕部と思しき残骸が、ほかの(『OG』に出演したロボットの残骸のように見える)残骸に混じって転がっている。

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[編集] ヴァイスリッター

【Weiß Ritter = 独語で「白騎士」】

諸元
ヴァイスリッター
WEIßRITTER
形式番号 PTX-007-03C
分類 人型
所属 地球連邦軍ATXチーム
開発 マリオン・ラドム
製造 マオ・インダストリー社
生産形態 試作機
全高 21.7 m
重量 60.3 t
OS TC-OS
動力源 プラズマ・ジェネレーター
武装 スプリットミサイル
プラズマカッター
3連ビームキャノン
オクスタン・ランチャー
必殺技 ランページ・ゴースト
乗員人数 1人
搭乗者 エクセレン・ブロウニング
機体概要
ラドム博士によって製作された、ゲシュペンストMk-II試作型3号機の改良機。高機動性重視の砲撃戦仕様機。しかしコストの高騰と機体の脆弱性[10]から量産にはいたらなかった。当初は博士の意向により、EOTを採用せず大型バーニアスラスターユニットとウイングによって飛行する予定だったが、南極事件を経てDC戦争が勃発し、アーマードモジュールに対抗するため、DC側から流出したリオンのデータを応用、そして急遽テスラ・ドライブを搭載した結果、PTとしては史上初の「人型のままで空を飛ぶPT」となった(変形をする機体であればビルトラプターが先に存在する)。動力にはプラズマ・ジェネレーターを用い、各所の小型バーニアスラスターとテスラ・ドライブによって抜群の運動性を誇るが、アルトアイゼン同様、操縦は困難。
『OGS』におけるシャドウミラーがいた平行世界ではゲシュペンストMk-IVと呼ばれていたが、プランとして存在しただけで実際には作られていなかった。
ゲシュペンストMk-II・カスタムとしての正式採用を目指していたが実現せず、試作段階でのコードネームであった「ヴァイスリッター」がそのまま正式名称となった。
武装
スプリットミサイル
多弾頭ミサイル
プラズマカッター
近接戦闘用武装。『OGS』では装備していない。
3連ビームキャノン
左腕部に装備された中射程のビーム砲。威力はさほど高くなく、牽制用。エクセレン曰く「女の武器」。
オクスタン・ランチャー
槍のように長いヴァイスリッター専用のライフル(「オクスタン」とは突撃用の槍の名前)。銃身が上下背中合わせに2つついており、上段からは貫通力のある特殊徹甲弾(Bモード)を、下段からはジェネレーター直結のエネルギービーム(Eモード)を発射でき、状況に応じて使い分けることが出来る。戦闘シーンでエクセレン自身が言うようにBモードでの射程はやや短めだが、Eモードの射程はかなり長く、『Record of ATX』ではICBMを超長距離射撃で狙撃、撃破している。また、両方を同時に撃ち込むWモードもある(Wモードのモーションは作品によって異なり、『OG2』ではアルトの「切り札」のように、ヴァイスすべての固定武装を相手に連続して叩き込む攻撃になっている)。取り回しが難しいらしく、乗り換え時のキョウスケは「(エクセレンは)よくこんなものを使えるな」と使用時に発言する。
同じコンセプトの武器にR-GUNのツイン・マグナライフル、ビルトファルケンのオクスタン・ライフル、ラピエサージュのオーバー・オクスタン・ランチャー、ヴァイスセイヴァーのオーバー・オクスタン・ライフルなどがある。
必殺技
ランページ・ゴースト
アルトアイゼン(リーゼ)との連携攻撃。
デザイン
白を基調としたデザインで、要所要所に青と黄色が使われている。
ゲシュペンストの改造機ということで、足のラインや腕の突起などにゲシュペンストらしさを残しているが、全身が細くなり、背中のスタビライザーによってシルエットは大幅に変わっている。
劇中での活躍
COMPACT2
量産型ゲシュペンストMk-IIの性能向上を目的とした改良試作機(型式番号はPTX-02-00C)。飛行能力はない。この時点ではオクスタン・ランチャーのWモードがなかった。
IMPACT
『α』の設定に合わせ、後の設定である「PTX-007-03C」に改められた。さらに飛行可能となった。量産型ゲシュペンストMk-IIを改造して作った「1機だけの量産機」である。ランチャーとの干渉を避けるために装甲を極限まで削り落とした結果、非常に「脆い」機体となってしまった。なお、相方のアルトアイゼンはCDドラマで使用した「切り札」が追加されたのに対し、同じくCDドラマで登場したランチャーWモードは、本作では追加されなかった。
OG / OG2
『OG』の中盤でランチャーのEモードとBモードを連続して使用するWモードが追加された。GBA版の『OG2』ではEDでライン・ヴァイスリッターから元のヴァイスリッターへ戻っている(『OGS』ではラインのまま)。
OVA
GBA版クリア後の設定と同様、ヴァイスリッターの状態で登場。バルトールの機動性の高さに苦戦する場面が多々見られた。
DW
南極事件前からエクセレンの愛機として運用されている。
α外伝
設定のみ存在。量産型ゲシュペンストMk-IIのカスタムメイド機。

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[編集] ライン・ヴァイスリッター

【Rein = 独語で「純粋」 →「純白の騎士」】

諸元
ライン・ヴァイスリッター
REIN WEIßRITTER
形式番号 PTX-007-UN
分類 人型
所属 地球連邦軍ATXチーム
アインスト
開発 アインスト
製造 アインスト
生産形態 エクセレン・ブロウニング専用機
全高 21.9 m
重量 65.5 t
武装 スプリットミサイル
3連ビームキャノン
ハウリング・ランチャー
必殺技 ランページ・ゴースト
乗員人数 1人
搭乗者 エクセレン・ブロウニング
機体概要
ヴァイスリッターがアインストの力によって変異させられた機体。
アインストグリートに似た、植物の蔓のようなものが随所に見られる。ツグミ曰く、元々のヴァイスのパーツが何らかの力で変異させられているらしい。『OGS』ではエクセレンから「超絶マ改造」と呼ばれている。
金属製であった機体フレームは高硬度、高柔軟性を併せ持ったのようなパーツに、動力伝達系統は筋繊維状の物体にそれぞれ変化。この変化に伴い、腕や脚部をある程度伸縮させることが可能になっている。これらの構造変化によって砲撃戦闘能力や運動性が向上しており、従来の機動兵器よりも柔軟な動きが可能。動力はプラズマ・ジェネレーターから一種の永久機関に変貌している。他のアインスト同様に自己修復機能も付加されている。
背中の4枚の翼はテスラ・ドライブが変化したもの。重力慣性質量分離機能は残されており高効率反動推進装置として機能している。これを用いることで悪魔のごとき高機動を発揮する(高速すぎて分身しているようにも見えるほど)。また。フレーム同様に飛膜、翼幅を柔軟に変化させることができ、いわゆる羽ばたき運動により自律飛行が可能。頭部は、カメラアイ、センサー類など元々搭載されていたものとアインストの感覚器官らしき物とのハイブリッドに変化。また、額部にアインスト思念受信機と思念波攻撃用の赤い半球状のパーツが追加されている。ただし、操縦系統やセンサー類、一部の武装など、さほど変化せず原形を留める部位もある。
なお、アインスト支配下時はカメラアイ部の色が赤く、額の受信機が破壊されてからはヴァイス同様に緑色になっている。
エクセレンの帰還後から機体の解析が試みられたが、各所がブラックボックス化しているため得られた成果は少なかった。その誕生経緯ゆえ、エクセレン以外のパイロットは搭乗することが出来ない。
武装
スプリットミサイル
多弾頭ミサイル。ヴァイスリッターと同様の装備。
3連ビームキャノン
こちらもヴァイスリッターと同様の牽制用ビーム砲。ハウリング・ランチャーの死角を補う。
ハウリング・ランチャー
オクスタン・ランチャーが変化したものと思われる実弾 / ビーム撃ち分け可能な武器。底部には尾のような形状のパーツが接続されている。実弾発射機構自体はオクスタン・ランチャーとさほど変わってはいない。ビーム発射機構は大きく変貌を遂げており、仕組みは不明だが、Xモードを起動すると銃身が変形し、高出力ビームを撃つことができるようになる。エクセレン曰く「おたけびランチャー」。また、彼女はこの武器を「嘘くさい」と評したり、「どういう仕組みなのかしら」と疑問視したりもしている。
必殺技
ランページ・ゴースト
アルトアイゼン・リーゼとの合体攻撃。『IMPACT』ではライン・ヴァイスリッターになると使用できなかったが、『OG2』以降は可能となった。『OGS』においてのモーションは、アルトアイゼン・リーゼが本機の支援射撃を受けながら突撃、リボルビング・バンカーで敵機を串刺しにし、その敵機を盾代わりにハウリング・ランチャーのビームの中に突っ込んでいくという荒業となっている。
デザイン
シルエットはヴァイスリッターのものを踏襲するが、テスラ・ドライブは蝙蝠の羽のような形状となり、各部がアインスト特有の爪、蔓、赤い球体などで構成されるなど全く印象の異なる機体となっている。
劇中での活躍
COMPACT2
早乙女研究所にゲシュペンストを引きつれ出現した異形のヴァイスリッター。分析の結果、アインストゲミュートに似た構造材が使われている以外、まったく不明。真ゲッターロボとの二者択一だが、自軍で使用できる。基本性能が底上げされたヴァイスリッターといった趣で、名称こそ変わったが、装備している武器の癖もほとんど変わらない。わずかに「HP回復」が追加された程度。型式番号はPTX-02-???。
IMPACT
基本は『COMPACT2』と同じで、真ゲッター(&ノーマルのヴァイスリッター)との択一なのも同じ。この機体を入手した場合、アルトアイゼン・リーゼとの合体攻撃は使用できない。また、主要武器の射程の癖も強くなっている。プラズマカッターはオミットされた。図鑑登録は敵の機体で済むが、一度は手に入れないと手に入れたときのみ使われるデモが登録されない。本作から、ハウリングランチャー・Xモードが追加された。
OG2
連れ去られたエクセレンがキョウスケ達の前に再び姿を現した際に搭乗している。『IMPACT』と違い、アルトアイゼン・リーゼとの合体攻撃も使用できる他、主要武器の射程の癖も改善されている。ただし、Wモードは使用できない。前述の通り終戦後は元に戻っており、後日談のOVAでも元のヴァイスのまま登場している姿を見ることができる。『OGS』においては元に戻らず、ライン・ヴァイスリッターのままである。

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[編集] ヴァイスリッター・アーベント

【Abend = 独語で「夕方」】

諸元
ヴァイスリッター・アーベント
WEIßRITTER ABEND
分類 人型
所属 オルケストル・アーミー→ツァイト・クロコディール
開発 フォルミッドヘイム
製造 フォルミッドヘイム
生産形態 レプリカモデル
全高 約3 m
武装 3連ビームキャノン
パルチザン・ランチャー
必殺技 ランページ・スペクター
乗員人数 1人
搭乗者 自律AI
機体概要
無限のフロンティア
当初はハーケン達の敵として登場。通常のヴァイスリッターとは違い、赤い塗装となっているが、出力上昇に伴い塗装が剥離し、青い塗装が露出してヴァイスリッターとよく似た姿となる。オクスタン・ランチャーにあたる武器として「パルチザン・ランチャー」を装備している。頭部やパルチザン・ランチャーなど各所にライン・ヴァイスリッターの意匠が確認できる。背部ウイングはビルトファルケンと同様の展開型のドライブ・バインダーになっているが、その姿はまさに「悪魔の羽」といったもので、見た目はライン・ヴァイスリッターに近い。エンドレスフロンティアに墜落したネバーランドに記録されていたゲシュペンストMk-IVのデータをもとにフォルミッドヘイムの技術で開発され、それに伴いダウンサイジングされ全長は3m 程度となっている。オリジナル同様、アルトとの合体攻撃パターンも有している。なおアーベントとはドイツ語で「夕方」のこと。前述のナハト同様、制御プログラムはゲシュペンスト・ファントムに搭載されたツァイト・クロコディール製のものがダウンロードされている。その関係か、基本的にハーケンの命令をやや優先する傾向がある(「ランページ・スペクター」はハーケンの指示で始動する)。
ナハト同様にゲシュペンスト・ファントムのハッキングを受けてハーケン達の戦力となった。
終盤、アインストによって複製された機体が敵として登場する。その際、機体再生能力の強化が図られている。なお、ナハトともども出力上昇時の塗装変化に伴い、目の色が変化する。

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[編集] ビルトビルガー

【Wild Würger = 独語で「野生の百舌」】

諸元
ビルトビルガー
WILDWÜRGER
形式番号 PTX-015L / R
分類 人型
所属 地球連邦軍
αナンバーズ
開発 マリオン・ラドム
製造 マオ・インダストリー社
生産形態 試作機
全高 20.6 m
重量 56.9 t
OS TC-OS
武装 3連ガトリング砲
M90アサルトマシンガン
コールドメタルソード
スタッグビートル・クラッシャー
必殺技 ビクティム・ビーク
ツイン・バード・ストライク
乗員人数 1人
搭乗者 アラド・バランガ
マイ・コバヤシ
レーツェル・ファインシュメッカー
機体概要
開発者はマリオン・ラドム博士。アルトアイゼンのコンセプトを受け継いだ機体。本来はビルトファルケンと同様に高速・高機動戦用の機体として開発されており、装甲は臑部のみに留められていた。これはアルトアイゼンが武装と装甲を追及したあまり機動性が低くなった先例を受けてのことだったが、ラドム博士はキョウスケの搭乗によるアルトアイゼンの戦果を踏まえ、当初のコンセプトを変更し重装甲化を図った。これをよしとしないカーク・ハミル博士との協議の結果、ジャケット・アーマー(外部装甲)を各所に装着し、近接戦闘用の兵装を取り付けるという形で重装甲、実弾武器中心の機体となった。タイプR(機体色はロイヤルブルー、アラド機)とタイプL(機体色はレッド、条件を満たした際にマイ・コバヤシが搭乗)の2機が存在。機体フレームにはゲシュペンスト系のGIIフレームが使用されている。
頭部もゲシュペンスト系のそれを改良したものであり、これは設計者の意向によるもの。意匠はアルトアイゼンを参考にしており、防御用バイザーの下にはツインアイが存在する。ただしヒートホーンは扱いの難しさもあって継承されず、角状の部位は環境用センサーとなっている。
ジャケット・アーマーをパージ(排除)することによって高機動モードへ移行し、ビルトファルケンと連携した高速戦闘が可能となる。また背部のテスラ・ドライブ周りのアーマーだけをパージ(ハーフパージ)することも可能。ジャケット・アーマーは本来作戦に応じて事前に装備 / 非装備を選択するものだが、アラドは戦闘中にアーマーを排除し、重装備型から高機動型へ移行することが多い。
『第2次α』ではアラドが、『OG2』ではタスクがこの機体を「出たとこ勝負の機体」と評している。さらに『OG外伝』ではアラドが「マ印(マリオン印)の強襲型」で「アルトアイゼンの弟分」と表現している。
ATX計画の関連機では、唯一カトキハジメによってデザインが行われた機体である。
武装
3連ガトリング砲
左腕に装備された実弾機関砲。ユニット化されており、弾薬装填や砲身の交換が容易。コールドメタルソードのホルダーも兼ねる[11]
M90アサルトマシンガン
携行兵装の一つで実弾兵器。SSS2600弾と呼ばれる特殊弾を採用しており、貫通力に優れながらも跳弾は抑えられている。ブルパップ方式。現実には「アサルトマシンガン」と言う銃の分類は存在せず、形状や機体との対比からすればアサルトライフルと呼ぶのが相応しい。なお、地球連邦軍第3特殊作戦PT部隊クライ・ウルブズに配属されたゲシュペンストMk-IIが携行しているタイプは独自カスタムが行われ「M90Cアサルトライフル」と改名されている。アンダーバレル部分に取り付けられている弾体はグレネードではなく、ファイア・アンド・フォーゲット能力を備えたAPTGM(対PT誘導ミサイル)。『OG』シリーズではこの武器と3連ガトリング砲はリュウセイの「ビーム兵器はアラドに向いていない」という意見を参考に装備された模様。『OGS』においてはアラドが乗る機体に初期状態では装備されておらず、隠し機体のタイプLは標準装備する。
コールドメタルソード
左腕(ガトリング砲の隙間)にマウントされる実体剣。R-1のコールドメタルナイフを大型化したような武装だが、ゾル・オリハルコニウム製であるかは不明。『OG』シリーズではカチーナの「振り回せる剣(GBA版では「長めの実体剣」)がアラドに向いている」という意見を参考に装備された模様。光沢がなく木刀に似た形状をしている。
スタッグビートル・クラッシャー
右腕に装備された大きな鋏状の近接格闘用兵器。主な使用法として敵機の関節を切断し戦闘能力を奪う、強固なことを利用して敵機を挟み潰すなどがある。『OG』シリーズではキョウスケの「破壊力重視の大型の武器(GBA版では「ステークよりもサイズの大きい武器」)を」という意見を参考に装備された模様。当初はリボルビング・ステークのような撃発式の武装を装備する予定だったが、問題も多く扱いづらい武装であることから設計が変更された。スタッグビートルは「クワガタムシ」を意味する。
必殺技
ビクティム・ビーク
ジャケットアーマーをパージし、格納していた高速飛行用ウィングを展開後、テスラ・ドライブの瞬発力を最大限に活用して敵機に体当たりを仕掛ける突撃戦法。羽の周囲にガーリオンなどと同じくブレイク・フィールドを発生させている。英語でビクティムは犠牲・生贄、ビークはクチバシを指し、百舌の早贄になぞらえた名称となっている。『OGS』ではウィングでの連続体当たり後、最後にコールドメタルソードを前方に構えて突撃する。
ツイン・バード・ストライク
ビルトファルケンとの高速連携攻撃の名称。通称「パターンTBS」。高速で敵をかく乱し、ブレイク・フィールドをまとった体当たりで目標を攻撃する。キョウスケ、エクセレンによるランページゴーストを参考に考案された連携攻撃である。ビルガーとファルケンは連携戦闘をコンセプトに設計されており、TBSによって真価を発揮する。パターンTBSはTC-OSに登録された一連のモーション・パターンによって制御されるが、効果的な攻撃を行うためには各モーションの入力タイミングを調整させなければならず、パイロット同士が互いの操縦の機微を熟知している必要がある。よって現状ではアラドとゼオラにしかこなすことができない戦法となっている。
デザイン
青と白を基調としたデザイン。ただし青い部分はジャケットアーマーなのでパージすると真っ白な機体になる。目はゴーグルタイプで、一見すると量産機にも見える。デザイン上のコンセプトは「青いクワガタムシ」で、これは基となったアルトアイゼンが「赤いカブトムシ」と呼ばれたため、それと対になるようにデザインされたかららしい。
劇中での活躍
第2次α
アラドを主人公にした際の後継機として登場。設定は『OG2』と基本的に同じだが、武器はアラド用に調整されてはいない。レーツェルが持ってきたものを戦闘中に受け取り、乗り換えた。本人曰く、「出たとこ勝負の機体」。封印戦争の最終局面で取り残されたイルイを助けるため、ガンエデンに突入。辛くもイルイを助け出すことに成功し地球に降り立つがその時点で中破した。
OG2
アラドのクセに合わせて武装を考案しており、後にビルトファルケンとの合体攻撃が可能となるため、事実上のアラド専用機。武装考案のアドバイザーはリュウセイ、カチーナ、キョウスケ。データ収集の訓練相手はラミアだった。条件付きでマイが搭乗するタイプLも基本的に同仕様だが、合体攻撃不可、アサルトマシンガンが固定装備、スタンショック装備などの違いがある。
第3次α
封印戦争終結後、パイロットのアラド共々行方不明になっていた。登場はリアル系男主人公選択時のみ。

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[編集] ビルトファルケン

【Wild Falken = 独語で「野生の」】

諸元
ビルトファルケン
WILDFALKEN
形式番号 PTX-016L / R
分類 人型
所属 地球連邦軍
ノイエDC
ヤザン隊
αナンバーズ
開発 カーク・ハミル
製造 マオ・インダストリー社
生産形態 試作機
全高 21.7 m
重量 50.0 t
OS TC-OS
武装 バルカン砲
スプリットミサイルH
ロシュセイバー
オクスタン・ライフル
必殺技 ツイン・バード・ストライク
乗員人数 1人
搭乗者 ゼオラ・シュバイツァー
アラド・バランガ
ラトゥーニ・スゥボータ
機体概要
カーク・ハミル開発の砲撃戦用PT。堅実な設計。ヴァイスリッターのコンセプトを受け継いでいるほか、同時期に製造されたビルトビルガーとの連携も考慮されている。機体フレームにヒュッケバイン系のHフレームを採用しており、機体剛性の向上や軽量化が図られている。エクセレンに言わせれば「ヴァイスの腹違いの妹」となる(ヴァイスはゲシュペンスト系フレームのため)。主兵装はビーム / 実弾の撃ち分けができるオクスタン・ライフル。
ビルガー同様、タイプRとタイプLの2機が存在する。カラーリングもビルガーに合わせ、タイプRは青、タイプLは赤。
武装
ツインバルカン
頭部に内蔵されているバルカン砲
スプリットミサイルH
両肩と両膝から発射される大型の多弾頭ミサイル。射程距離が長い。MAPWに分類される。
ロシュセイバー
ヒュッケバイン系の機体が装備する非実体剣。
オクスタン・ライフル
ヴァイスリッターのオクスタン・ランチャーの発展型。連射力と装弾数の向上に伴いより大型化し、取り回しにくくなった。『α』シリーズでは武器名が「オクスタン・ライフル」で統一され撃ち分けが不可であったが、『OG2』以降はライフルBとライフルEの2種が存在するようになった。なお、どちらにもオクスタン・ライフルWは存在する。オクスタン・ランチャーと比べると「連射する」という部分に重点を置いて戦闘アニメーションが作られているようである。特に『OGs』ではどのモードでもテスラ・ドライブによる加速-ライフル連射という流れになっている。
必殺技
ツイン・バード・ストライク
ビルトビルガーとの高速連携攻撃。ビルトファルケンはジャケットアーマーを装備していないのでパージはしないが、背部のテスラ・ドライブのウィングを展開しTBSモードと呼ばれる高速飛行形態へ移行する。ビルトビルガー同様、突撃時はブレイク・フィールドで覆われる。
デザイン
ヒュッケバインのフレームを使っているため、足のラインなどに影響が見られる。ヒールが高く全体的に丸みを帯びており、シルエットは女性らしさを感じさせる。また、相方のビルガーとデザイン者が違うため、資料集などで並べてみると細かいラインが描かれていない分、スマートな印象を受ける。
なお、『第2次α』の機体グラフィックは配色ミスで頭部のカラーリングがデザイン画と異なるものになっている。これは『OG2』や『第3次α』では修正されている。
劇中での活躍
第2次α
ビルトビルガーより先にロールアウトしていたが、奪取されてしまう。後にゼオラがヤザン隊から離反しαナンバーズに参加したことでαナンバーズの戦力として運用される。
OG2
タイプRとタイプLの2機が登場。タイプRはラトゥーニがテスト中、DC残党軍(後のノイエDC)に所属していたゼオラに奪取されるが、後にゼオラともども自軍(クロガネ隊)の戦力として参入する。タイプLは月のマオ社に置かれていたが、インスペクターの襲撃時にたまたまアラドが乗り込んで出撃した。その際アラドが「俺好み」のBMセレクトをしたため、射程が軒並み短縮し、Wモードなどは移動後使用可能の射程1という本来とはまったく異なる性能になった(戦闘アニメーションは変化なし)。ガルガウにより撃墜され大破、そのまま放棄された模様。
第3次α
封印戦争終結後もαナンバーズの機体としてゼオラが運用。リアル系男主人公のシナリオのみ登場。

[編集] 脚注

  1. ^ 『OGS』の中断メッセージより。
  2. ^ 『OG1』ではハンス、理由があるとはいえ離反したゼンガーやイングラム、『OG2』ではリーの裏切り。
  3. ^ a b c 「電撃スパロボ! Vol.4」140頁
  4. ^ 「ゲーマガ」'08年5月号「SECRET HANGER」コメントより
  5. ^ 「電撃スパロボ! Vol.3」120頁
  6. ^ 『Record of ATX』では、エクセレンが機体チェックの際に「重心が高い。よくキョウスケはひっくり返らなかった」と評している。
  7. ^ 乗り換え時に一部のキャラクターが跳弾を気にする発言をする。
  8. ^ 漫画『Record of ATX』におけるキョウスケの発言から。
  9. ^ 『COMPACT2』『IMPACT』ではキョウスケの改造案がほぼ取り入れられているが、『OG2』ではキョウスケの案にマリオンがさらに改良を加えており、『OGS』に至ってはキョウスケの案は「参考程度」にしかなっていない
  10. ^ エクセレンも『Record of ATX』ではその装甲の薄さから「未完成じゃないのか」とマリオンに確認したが、「装甲ではなく空力カウル」「当たらなければどうということはない」と言い返された。
  11. ^ なおこれは「ガトリング砲を3基まとめた武装」であり「3砲身のガトリング砲」ではない(戦闘アニメーションを見ると弾丸の発射点が砲口先端で円を描いているのが確認できる。3つの砲身が揃って回転するとすれば、その場合は「3砲身ガトリング砲の単装」にしかならないため)。

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